JP2014184659A - 三次元造形方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】粉体層に対してレーザ光を照射する三次元造形方法において、外観が良好な三次元造形物を効率よく得る。
【解決手段】粉体層28の積層物からなる半製品60は、三次元造形物の表層部となる表層部形成部位62と、前記表層部に囲繞される内部となる内部形成部位64とを有する。表層部形成部位62にレーザ光Lを照射する際には、該表層部形成部位62にレーザ光Lの焦点を合わせたフォーカス状態とする。一方、内部形成部位64にレーザ光Lを照射する際には、該内部形成部位64からレーザ光Lの焦点を偏倚させたデフォーカス状態とする。
【選択図】図3

Description

本発明は、粉体からなる粉体層に対してレーザ光を照射することで、前記粉体層から三次元造形物を得る三次元造形方法に関する。
例えば、特許文献1に記載されるように、粉体を積層して粉体層を形成した後、該粉体層に対してレーザ光を照射することによって該粉体層を焼結させて(又は、粉体を互いに溶着させて)三次元造形物とすることが広汎に行われている。
この種の三次元造形方法において、三次元造形物を短時間で得るべく、造形速度を大きくすることが要請されている。そこで、大エネルギ密度のレーザ光を照射することが考えられる。しかしながら、この場合、三次元造形物の外表面の面粗度が大きくなる。すなわち、外観が良好な三次元造形物を得ることが困難であるという不具合が顕在化している。
特許文献2には、レーザ光の焦点を意図的に偏倚させてデフォーカス状態とする三次元造形方法が提案されている。該特許文献2の記載によれば、デフォーカス状態を維持することによりレーザ光の照射範囲が広くなるので、造形速度を向上させることができる、とのことである。
特開2001−277368号公報 特開平7−299874号公報
デフォーカス状態では、加工部位に焦点が合っていない。このため、得られた三次元造形物では、上記と同様に外表面の面粗度が大きい。
以上のように、従来公知の三次元造形方法では、外観が良好な三次元造形物を短時間で得ることが困難である。
本発明は上記した問題を解決するためになされたもので、外表面の面粗度が小さい、換言すれば、外観が良好な三次元造形物を効率よく得ることが可能な三次元造形方法を提供することを目的とする。
前記の目的を達成するために、本発明は、粉体からなる粉体層に対してレーザ光を照射することで、前記粉体層から三次元造形物を得る三次元造形方法において、
前記粉体層の、前記三次元造形物の表層部となる表層部形成部位にレーザ光を照射する際には、前記表層部形成部位にレーザ光の焦点を合わせたフォーカス状態とし、
前記粉体層の、前記表層部に囲繞される内部となる内部形成部位にレーザ光を照射する際には、前記内部形成部位からレーザ光の焦点を偏倚させたデフォーカス状態とすることを特徴とする。
表層部形成部位は、外観が良好であることが求められる表層部となる部位である。そこで、この部位にレーザ光を照射する際にはフォーカス状態とし、レーザ光の入射範囲を小さくする。この状態でレーザ光照射部を走査することにより、面粗度が小さく美観に優れる外表面を形成することができる。
一方、内部形成部位から得られる内部は、外方から視認されることはない。従って、内部の面粗度を大きくしても特に差し支えはない。そこで、この部位にレーザ光を照射する際にはデフォーカス状態とし、レーザ光の入射範囲を大きくする。この状態でレーザ光照射部を走査することにより、内部形成部位を広範囲にわたって短時間で焼結又は溶着させることが可能となる。この分だけ、造形速度を大きくすることができる。
このように、本発明によれば、面粗度が小さく美観に優れる外表面を有する三次元造形物を効率よく得ることができる。
内部形成部位にレーザ光を照射するときには、表層部形成部位にレーザ光を照射するときよりもレーザ光の出力又は径を大きくすることが好ましい。これにより、造形速度を一層大きくすることができる。
さらに、内部形成部位にレーザ光を照射するときに、表層部形成部位にレーザ光を照射するときよりもレーザ光照射部の走査速度を大きくするようにしてもよい。これにより、造形速度をより一層大きくすることができる。
なお、デフォーカス状態を得るには、例えば、レーザ光照射部を鉛直方向に沿って下降又は上昇させればよい。この場合、簡便な操作によってデフォーカス状態を容易に得ることができる。
以上において、デフォーカス状態にあるとき、レーザ光の入射位置が、本来入射すべき位置(すなわち、フォーカス状態におけるレーザ光の入射位置)から偏倚することがある。このようなときには、フォーカス状態の際にレーザ光が入射する位置にレーザ光が入射するように、レーザ光照射位置を補正することが好ましい。このようにすることにより、レーザ光が照射されず、焼結ないし溶着が進行しない部位が発生する懸念が払拭される。
本発明においては、三次元造形物の表層部となる表層部形成部位にレーザ光を照射する際にはフォーカス状態となるようにしているので、面粗度が小さく美観に優れる外表面を形成することができる。一方、内部となる内部形成部位にレーザ光を照射する際にはデフォーカス状態となるようにしている。これにより内部を短時間で得ることができる分、造形速度を大きくすることができる。
以上のように、本発明によれば、面粗度が小さく美観に優れる外表面を有する三次元造形物を効率よく得ることができる。
三次元造形物を得るための造形装置の要部概略斜視図である。 三次元造形物を作製する過程で形成される半製品に対し、フォーカス状態又はデフォーカス状態でレーザ光を照射している状態を示す要部縦断面図である。 三次元造形物の水平断面の一例を示す水平断面図である。 レーザ光の出力及び径と、面粗度及び造形速度との関係を示すグラフである。
以下、本発明に係る三次元造形方法につき好適な実施の形態を挙げ、添付の図面を参照して詳細に説明する。
先ず、本実施の形態に係る三次元造形方法を実施するための造形装置につき概略説明する。
図1は、三次元造形物を得るための造形装置10の要部概略斜視図である。この造形装置10は、三次元造形物の出発材料である粉体12を貯留した貯留ホッパ14と、ガントリー16によって図1中の矢印X方向、矢印Y方向及び矢印Z方向の3軸に移動可能なレーザ光照射部18とを有する。レーザ光照射部18は、保護カバー19で覆われており、該保護カバー19と一体的に移動する。
造形装置10は、図示しない基台をさらに有し、該基台上には、三次元造形物を載置するためのテーブル20が設けられる。また、レーザ光照射部18の先端には、下端が開口したシュラウド22が設けられており、レーザ光照射部18から照射されたレーザ光Lは、シュラウド22内を進行する。なお、レーザ光照射部18は、光ファイバケーブル24を介してレーザ光発振機26に電気的に接続されている。
シュラウド22には、ヒューム吸引機取付部30、及びN2ガス供給機取付部32が設けられる。これらヒューム吸引機取付部30、及びN2ガス供給機取付部32には、吸気管34、送気管36を介してヒューム吸引機38、N2ガス供給機40がそれぞれ接続される。
以上の構成において、レーザ光発振機26、ヒューム吸引機38、及びN2ガス供給機40は、信号線42a〜42cの各々を介して制御部44に電気的に接続される。すなわち、レーザ光Lの発振(照射)、シュラウド22内へのN2ガスの供給、シュラウド22内のヒュームの吸引は、制御部44の制御作用下に行われる。
また、シュラウド22には、前記貯留ホッパ14が支持される。該貯留ホッパ14の下端面には、制御信号によって開閉可能なシャッタ(図示せず)が設けられる。シャッタが開放されると、貯留ホッパ14内の粉体12が前記テーブル20上に供給される。その一方で、シャッタが閉止されると、粉体12の供給が停止される。
貯留ホッパ14の下端部には、シュラウド22と貯留ホッパ14との間に介在するようにしてブレード46が支持される。このブレード46は、テーブル20上に供給された粉体12を均す役割を果たす。
なお、粉体12は、レーザ光Lによって焼結(ないし溶着)可能なものであればよく、特に限定されるものではない。例えば、金属粉体であってもよいし、樹脂粉体であってもよい。
レーザ光照射部18は、例えば、ギア機構によって傾動可能であり、また、傾動した姿勢で停止することも可能である。レーザ光照射部18がこのように傾動することにより、レーザ光Lの照射角度を任意に変更することができる。
レーザ光照射部18と、シュラウド22及び貯留ホッパ14とを一体的に移動させるためのガントリー16は、1対の固定ガイドレール48a、48bと、該固定ガイドレール48a、48bの長手方向に沿って変位可能な可動ガイドレール50と、該可動ガイドレール50に沿って変位可能で、且つ支柱52を支承したスキャナ54とを有する。
この中、固定ガイドレール48a、48bは、ともに図1中の矢印Y方向に沿って延在する。一方、可動ガイドレール50は固定ガイドレール48aから固定ガイドレール48bに橋架されている。このため、可動ガイドレール50は、固定ガイドレール48a、48bの延在方向である矢印Y方向に対して直交する矢印X方向に延在する。
可動ガイドレール50は、図示しない第1駆動源の作用下に、固定ガイドレール48a、48b、換言すれば、矢印Y方向に沿って変位することが可能である。また、スキャナ54は、図示しない第2駆動源の作用下に、可動ガイドレール50(矢印X方向)に沿って変位することが可能であり、支柱52は、図示しない第3駆動源の作用下に、鉛直方向(矢印Z方向)に沿って変位することが可能である。可動ガイドレール50、スキャナ54及び支柱52が以上のようにして変位することにより、レーザ光照射部18、シュラウド22及び貯留ホッパ14を任意の座標に位置させることが可能である。
次に、本実施の形態に係る三次元造形方法につき説明する。
三次元造形物を作製するには、先ず、第1駆動源及び第2駆動源を付勢することで可動ガイドレール50及びスキャナ54を変位させる。すなわち、レーザ光照射部18及び貯留ホッパ14を、ガントリー16の作用下に所定の(x,y)座標に位置させる。
その後、貯留ホッパ14の下端部に設けられた前記シャッタが開放される。これに伴い、貯留ホッパ14に貯留された粉体12がテーブル20上に降下する。
この状態で、レーザ光照射部18及び貯留ホッパ14を、上記と同様にして矢印X方向又は矢印Y方向の少なくともいずれか一方に沿って変位させる。その結果、粉体12が線状に連なるようにしてテーブル20上に供給されるとともに、ブレード46によって均される。これにより、所定の厚みの粉体層28が形成される。レーザ光照射部18及び貯留ホッパ14が予め設定された所定の軌跡に沿って変位した後、前記シャッタが閉止されて粉体12の供給が停止される。
この変位の前後において、制御部44の制御作用下に、N2ガス供給機40及びヒューム吸引機38が付勢される。すなわち、送気管36を介してシュラウド22内にN2ガスが供給されるとともに、シュラウド22内のガスが吸気管34を介して排出される。これにより、シュラウド22内の雰囲気が循環される。
次に、第3駆動源を付勢することにより支柱52を矢印Z方向に沿って下降させ、レーザ光照射部18を所定のz座標に位置させる。
次に、制御部44の制御作用下にレーザ光発振機26が付勢され、レーザ光照射部18からレーザ光Lが出射される。レーザ光Lは、粉体層28に入射する。この入射に伴って発生するヒュームは、ヒューム吸引機38の作用下に、吸気管34を介してシュラウド22外へ排出される。
レーザ光Lが入射した部位では、粉体12の温度が上昇する。このため、粉体12の一部が溶融し、焼結ないし溶着が進行する。すなわち、粉体12同士の結合が起こり、これにより粉体層28が固化する。レーザ光照射部18が粉体層28に沿って変位(走査)されることにより、粉体層28が全体にわたって固化物となる。
次に、このようにして固化した粉体層28上に新たな粉体12を供給して粉体層28を積層する。この積層に先んじ、前記第3駆動源が再付勢されて支柱52等が若干上昇し、シュラウド22やレーザ光照射部18が若干上昇する。
その後、新たな粉体層28にレーザ光Lを照射することにより、該新たな粉体層28を固化させる。勿論、以上の作業は、上記に準拠して行われる。
この作業、すなわち、粉体層28の積層・固化を繰り返すことにより、図2に示すように、立体的な三次元造形物が形成される。なお、図2においては、三次元造形物を作製する過程で形成される半製品60を縦断面にして示している。
ここで、半製品60(粉体層28の固化物)には、三次元造形物の表層部となる表層部形成部位62と、内部となる内部形成部位64とが存在する。なお、表層部とは、三次元造形物の水平断面の一例である図3に示すように、外方から視認可能な外表面とその近傍であり、「スキン層」とも指称される。一方、内部とは、「コア層」とも指称され、表層部に囲繞された奥部であり、外方からは視認し得ない部位である。従って、表層部形成部位62(図2参照)は、半製品60において、外方から視認可能な外表面とその近傍であり、内部形成部位64は、表層部形成部位62よりも奥であり且つ外方からは視認し得ない部位である。
理解を容易にするべく、図2においては、表層部形成部位62と内部形成部位64との間に境界線を付して示しているが、実際の半製品60にそのような境界線が存在しないことは勿論である。同様に、図3に示した表層部と内部との間の境界線も、実際の三次元造形物には存在しない。
そして、本実施の形態においては、表層部形成部位62に対してレーザ光Lを照射する際にはフォーカス状態とし、一方、内部形成部位64に対してレーザ光Lを照射する際にはデフォーカス状態とする。
具体的には、表層部形成部位62に対してレーザ光Lを照射するときには、図2に示すように、表層部形成部位62のレーザ光入射表面に焦点を一致させる。これにより、フォーカス状態が得られる。必要であれば、前記第3駆動源を付勢して支柱52を変位させ、レーザ光照射部18のz座標を調整するようにしてもよい。
表層部形成部位62は、最終製品である三次元造形物の表層部となる部位である。すなわち、外部から視認される部位となるため、美観が良好であることが求められる。そこで、この場合、レーザ光Lの出力や直径、レーザ光照射部18の走査速度等を、表層部の面粗度が許容値以下となるように設定する。
従って、表層部形成部位62に対してレーザ光Lを照射することで得られた表層部は、面粗度が小さい。結局、面粗度が小さく美観に優れた外表面を有する三次元造形物が得られる。
レーザ光照射部18が表層部形成部位62から内部形成部位64に走査される(変位する)と、前記第3駆動源が付勢され、例えば、支柱52が上方に変位する。これに伴い、レーザ光Lの焦点位置が内部形成部位64のレーザ光入射表面よりも上方となる。すなわち、レーザ光Lの焦点位置と、内部形成部位64のレーザ光入射表面とが不一致となったデフォーカス状態となる。このため、図2からも諒解されるように、内部形成部位64の広範囲にわたってレーザ光Lが入射する。換言すれば、レーザ光Lの入射範囲が大きくなる。
デフォーカス状態とすると、内部形成部位64に対するレーザ光Lの入射位置が、本来入射すべき位置(すなわち、フォーカス状態におけるレーザ光Lの入射位置)から偏倚することがある。この場合、レーザ光Lが照射されず、焼結ないし溶着が進行しない部位が発生する懸念がある。この懸念を払拭するべく、偏倚量を予め測定しておき、その偏倚量分を補正するようにしてもよい。このためには、例えば、レーザ光Lの入射位置(照射位置)と、本来入射すべき位置とが合致するように、レーザ光照射部18を傾動させてレーザ光Lの照射角度を調整すればよい。
本実施の形態では、上記のようにしてデフォーカス状態を得るのに加え、レーザ光Lの出力や直径、レーザ光照射部18の走査速度等を、表層部形成部位62に対してレーザ光Lを照射するときよりも大きく(例えば、3倍程度)する。
デフォーカス状態によってレーザ光Lの入射範囲が大きくなっていることと、レーザ光Lの照射条件を上記のように変更することとが相俟って、内部形成部位64から内部を得る際の造形速度が大きくなる。この分だけ、粉体層28から三次元造形物を得るまでの造形速度を大きくすることができる。
レーザ光Lの出力及び径と、面粗度及び造形速度との関係をグラフにして図4に示す。この図4から、レーザ光Lの出力及び径を大きくした内部では、表層部に比して造形速度を大きくし得るものの、面粗度が大きくなってしまうことが分かる。しかしながら、内部は、外方から視認し得ない部位である。従って、内部の面粗度が大きくなっても、そのことによって外観不良が発生することはない。
その一方で、三次元造形物の外表面は面粗度が小さく、従って、外観が良好である。上記の通り、面粗度を小さくするべくレーザ光Lの出力及び径を小さくし、且つスキャナ54の走査速度を小さくしてレーザ光Lの照射を行ったからである。
すなわち、本実施の形態によれば、造形速度を大きくしながら、三次元造形物の外観が不良となることを回避することができる。換言すれば、外観が良好な三次元造形物を効率よく得ることが可能である。
本発明は、上記した実施の形態に特に限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲で種々の変更が可能である。
例えば、デフォーカス状態を得るには、レーザ光照射部18と粉体層28との間に分散レンズを配置するようにしてもよい。
また、内部形成部位64にレーザ光Lを照射するときに、表層部形成部位62にレーザ光Lを照射するときよりもレーザ光Lの出力や径を大きくすることは必須ではなく、同一であってもよい。
さらに、図2では、デフォーカス状態とするとき、内部形成部位64におけるレーザ光入射表面の上方側に焦点を偏倚させるようにしているが、レーザ光照射部18を矢印Z方向に沿って鉛直下方に変位させ、内部形成部位64におけるレーザ光入射表面の下方側に焦点を偏倚させるようにしてもよい。
10…造形装置 12…粉体
14…貯留ホッパ 16…ガントリー
18…レーザ光照射部 22…シュラウド
26…レーザ光発振機 28…粉体層
44…制御部 46…ブレード
48a、48b…固定ガイドレール 50…可動ガイドレール
52…支柱 54…スキャナ
60…半製品 62…表層部形成部位
64…内部形成部位 L…レーザ光

Claims (5)

  1. 粉体からなる粉体層に対してレーザ光を照射することで、前記粉体層から三次元造形物を得る三次元造形方法において、
    前記粉体層の、前記三次元造形物の表層部となる表層部形成部位にレーザ光を照射する際には、前記表層部形成部位にレーザ光の焦点を合わせたフォーカス状態とし、
    前記粉体層の、前記表層部に囲繞される内部となる内部形成部位にレーザ光を照射する際には、前記内部形成部位からレーザ光の焦点を偏倚させたデフォーカス状態とすることを特徴とする三次元造形方法。
  2. 請求項1記載の造形方法において、前記内部形成部位にレーザ光を照射するときに、前記表層部形成部位にレーザ光を照射するときよりもレーザ光の出力又は径を大きくすることを特徴とする三次元造形方法。
  3. 請求項1又は2記載の造形方法において、前記内部形成部位にレーザ光を照射するときに、前記表層部形成部位にレーザ光を照射するときよりもレーザ光照射部の走査速度を大きくすることを特徴とする三次元造形方法。
  4. 請求項1〜3のいずれか1項に記載の造形方法において、レーザ光照射部を鉛直方向に沿って下降又は上昇させることでデフォーカス状態を得ることを特徴とする三次元造形方法。
  5. 請求項1〜4のいずれか1項に記載の造形方法において、デフォーカス状態にあるとき、フォーカス状態の際にレーザ光が入射する位置にレーザ光が入射するように、レーザ光照射位置を補正することを特徴とする三次元造形方法。
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