JP2014184460A - 棒状部品のローレット加工方法 - Google Patents

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Masakazu Tejima
政和 手島
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Nitto Seiko Co Ltd
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Abstract

【課題】ローレット付きの棒状部品を効率良く製造する方法を提供することである。
【解決手段】所定長さに切断された鋼線を第1金型の中空孔に挿入し、当該鋼線をパンチピンで前方へ押出して絞り加工することにより棒状部品の軸部及び頭部を予備成形し、予備成形された棒状部品を第2金型の中空孔に挿入し、この第2金型の中空孔にはその内周面に予め縦溝が施されており、予備成形された棒状部品をパンチピンで前方へ押出して当該棒状部品の頭部を絞り加工することにより当該棒状部品の頭部外周にローレット目が施されることを特徴とする棒状部品のローレット加工方法による。この方法によれば、棒状部品の頭部成形とローレット成形が同一工程で行うことができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、ねじ、ピン等の棒状部品の頭部にローレット加工を施す方法に関する。
従来から、ねじ、ピン、リベット等の棒状部品の頭部あるいは鍔部にローレット加工を施す方法としては、特許文献1(特開2006−923号公報)に示す軸部材の製造方法が知られている。この製造方法は、所定長さに切断された棒状部品にヘディング加工を施すことにより棒状部品に頭部あるいは鍔部を形成した後に、当該棒状部品の頭部あるいは鍔部に転造加工を施すことによりローレットを付加するものである。
特開2006−923号公報
しかしながら、上記軸部材の製造方法は、ヘッディング工程とは別にローレット加工のために転造工程が必要となり、製造効率に課題を有していた。
本発明の目的は、上記問題を解決することであり、ローレット付きの棒状部品を効率良く製造する方法を提供することである。
本発明は、上記目的を達成するために、所定長さに切断された鋼線を第1金型の中空孔に挿入し、当該鋼線をパンチピンで前方へ押出して絞り加工することにより棒状部品の軸部及び頭部を予備成形し、予備成形された棒状部品を第2金型の中空孔に挿入し、この第2金型の中空孔にはその内周面に予め縦溝が施されており、予備成形された棒状部品をパンチピンで前方へ押出して当該棒状部品の頭部を絞り加工することにより当該棒状部品の頭部外周にローレット目が施されることを特徴とする。
また、前記第2金型の中空孔は、開口部から内部にかけて徐々に内径が小さくなるように成形されていることが好ましい。
本発明によれば、棒状部品の頭部成形とローレット成形が同一工程で行われるので、製造効率が向上する。また、本発明で用いる第2金型は、開口部から内部にかけて徐々に内径が小さくなるように成形されているので、ローレットを形成するための絞り加工が円滑に行える利点もある。
本発明である棒状部品のローレット加工方法を示す図である。 図1で示した第2金型の拡大左側面図である。 本発明である棒状部品のローレット加工方法の他の実施形態を示す図である。
以下、棒状部品の一例として、冷間圧造によりピン2の頭部3及びその外周に平目ローレットを成形する場合のヘッダー加工方法を図面に基づいて説明する。図1において、これは、2ダイス2ブローヘッダの例であり、2個の金型10,30と2個のパンチ20,40を用いて、1回転で1個の製品を作る方法である。まず、素材である鋼線を所定長さに切断し、同図(a)に示すように、切断された鋼線1を、段付き中空孔11が穿設された第1金型10の中に入れ、密閉した状態で第1パンチピン20により前方に押出して軸部4を絞り加工する。これにより、頭部3と軸部4とを一次成形をして、ピン2の予備成形品を生成する。この予備成形品においては、ピン2の軸部4は本成形されているが、頭部3が予備成形の状態である。この予備成形品は、ノックアウトピン(図示せず)で後方から押し出され、同図(b)に示すように、第2金型30に配置され、二次成形に移行する。
図1(b)及び図2に示すように、二次成形で用いる第2金型30は、ローレット孔31及び軸孔32を備える。ローレット孔31は、内周面には長手方向に延びる縦溝が全周に渡って成形されており、その全長は予備成形品の頭部厚みと同一に設定されている。また、ローレット孔31の内径は、全長に渡って予備成形品の頭部外径よりも小さく設定されており、かつ開口部から内部(軸孔側)にかけて徐々に小さく設定されているので、絞り加工し易い構成になっている。軸孔32は、前記予備成形品の軸部4を挿通可能な内径に設定されている。このような第2金型30の構成により、二次成形では、予備成形品を軸部4から第2金型30のローレッツ孔31に挿入し、第2パンチピン40により前方に押出して頭部3を絞り加工することにより、予備成形品の頭部3の外形を本成形しながら、その外周には平目状のローレットが形成される。この成形品をノックアウトピン(図示せず)で押出して完成品を取り出す。なお、ローレット孔31の開口部には内面取り33が施されており、この内面取り33の最外径は、予備成形品の頭部3を挿通可能なサイズに設定されている。このため、この内面取り33がガイドとなり、予備成形品を第2金型30に挿入しやすくなっている。
ここで、他の実施形態として、ピン52の頭部53の外周下半分に平目ローレットを施す場合のヘッダー加工方法を図3に基づいて説明する。図3(a)は、一次成形を示すものであり、前記第1金型10の段付き中空孔11に対して約二倍の全長に設定された中空孔111が穿設された第3金型110を用いる。予備成形品の生成方法は、前記一次成形と同様であるが、鋼線1よりも長く切断された鋼線51を用いる。図3(b)は二次成形を示すものであり、この二次成形で用いる第4金型130は、前記第2金型30に追加金型131を連結して成る。この第2金型30のローレット孔の全長は、予備成形品の頭部53の厚みの下半分に該当する長さに設定されている。一方、追加金型131には中空孔132が形成されており、その内径は、第2金型30に形成された内面取り33の最外径と同一に設定されている。この中空孔132の全長は、予備成形品の頭部53の厚みの上半分に該当する長さに設定されている。このような第4金型130の構成により、予備成形品を軸部54から追加金型131の中に入れ、第2パンチピン40により前方に押出して絞り加工することにより、予備成形品の頭部53の外周下半分には平目状のローレットが形成される。この成形品をノックアウトピン(図示せず)で押出して完成品を取り出す。
なお、図1及び図3に示す方法で生成した完成品の頭部53には、必要に応じてヘッダー加工を追加して、ねじ用十字穴等の駆動穴を形成してもよい。また、完成品の脚部54には、必要に応じて、転造加工を追加して、ねじ山を形成してもよい。
上記棒状部品のローレット加工方法によれば、二次成形において、ピン1の頭部53成形及びローレット成形が同時に行われるので、製造工程が簡素化され、製造効率の向上に寄与するものとなる。
1,51 鋼線
2,52 ピン
3,53 頭部
4,54 軸部
10 第1金型
11 段付き中空孔
20 第1パンチピン
30 第2金型
31 ローレット孔
32 軸孔
33 内面取り
40 第2パンチピン
110 第3金型
111 中空孔
130 第4金型
131 追加金型
132 中空孔

Claims (2)

  1. 所定長さに切断された鋼線を第1金型の中空孔に挿入し、当該鋼線をパンチピンで前方へ押出して絞り加工することにより棒状部品の軸部及び頭部を予備成形し、予備成形された棒状部品を第2金型の中空孔に挿入し、この第2金型の中空孔にはその内周面に予め縦溝が施されており、予備成形された棒状部品をパンチピンで前方へ押出して当該棒状部品の頭部を絞り加工することにより当該棒状部品の頭部外周にローレット目が施されることを特徴とする棒状部品のローレット加工方法。
  2. 前記第2金型の中空孔は、開口部から内部にかけて徐々に内径が小さくなるように成形されていることを特徴とする請求項1に記載の棒状部品のローレット加工方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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