JP2014184043A - 硬質鞄用シェルの製造方法及び硬質鞄 - Google Patents

硬質鞄用シェルの製造方法及び硬質鞄 Download PDF

Info

Publication number
JP2014184043A
JP2014184043A JP2013061755A JP2013061755A JP2014184043A JP 2014184043 A JP2014184043 A JP 2014184043A JP 2013061755 A JP2013061755 A JP 2013061755A JP 2013061755 A JP2013061755 A JP 2013061755A JP 2014184043 A JP2014184043 A JP 2014184043A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
material sheet
shell
main body
manufacturing
protruding piece
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013061755A
Other languages
English (en)
Inventor
li yong Zhu
立泳 朱
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NIYUU CO Ltd
Original Assignee
NIYUU CO Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NIYUU CO Ltd filed Critical NIYUU CO Ltd
Priority to JP2013061755A priority Critical patent/JP2014184043A/ja
Publication of JP2014184043A publication Critical patent/JP2014184043A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Purses, Travelling Bags, Baskets, Or Suitcases (AREA)

Abstract

【課題】模様付素材シートを用いても模様の一部が伸びてしまうことを防止できる硬質鞄用シェルの製造方法の提供。
【解決手段】硬質鞄を構成している本体シェル又は蓋体シェルの製造方法であって、平面視野を四角形状とした素材シート21の四隅を切り欠いて素材シート21を素材シート本体22と素材シート本体22の4辺にそれぞれ外周側に突出した突片部23とで構成されるようにし、素材シート本体22と突片部23との境界部分24とその近傍を加熱して境界部分24によって突片部23を折り曲げ自在にし、その後突片部23を折り曲げ、素材シート21を箱状に成形して本体シェル又は蓋体シェルを製造することを特徴とし、模様付きの素材シートを用いても模様の一部が伸びてしまうことを防止することで、模様付きの素材シートを用いてシェルを製造することを可能にした。
【選択図】図1

Description

本発明は、キャリーケース、アタッシュケース、スーツケース等の硬質鞄用シェルの製造方法及び硬質鞄に係り、より詳しくは、模様付きの素材シートを用いて製造した場合でも模様が変形してしまうことを防止可能とした硬質鞄用シェルの製造方法及び硬質鞄に関する。
一般的に、旅行等に際して衣服等を入れて持ち運ぶキャリーケースやスーツケース、仕事の書類等を入れて持ち運ぶアタッシュケース等の硬質鞄は、箱状の本体シェルと、同じく箱状の蓋体シェルを備えており、この本体シェルと蓋体シェルを、蝶番等のヒンジにより開閉自在に連結して鞄本体を構成し、更に、この鞄本体に適宜、伸縮自在のハンドルやキャスター等を備えている。
ところで、一般的に硬質鞄の本体シェルや蓋体シェルは、ポリカーボネート、ABS樹脂等の硬質の合成樹脂製の素材シートを用いて、この素材シートを真空成型、プレス成型等によって箱状に成型して製造されるが、近年は、消費者のニーズの多様性に対応するために、硬質鞄の本体シェルや蓋体シェルには、様々な色が用いられているとともに、模様が予め印刷されている素材シートを用いることで、本体シェルや蓋体シェルに模様を付した硬質鞄が製造されてきている。
しかしながら、模様付きのシートを真空成型やプレス成型で箱状に成型することで本体シェルや蓋体シェルを製造した場合には、特にシェルの角部分にあたる箇所に印刷されている模様が伸びて歪んでしまい、見栄えが非常に悪くなってしまう問題点が指摘されている。
そのために、本発明者は過去において、このような問題点を解決するために、透光性の外ケースと、この外ケースの内面に配置される可撓性の模様シートと、前記外ケースとで模様シートを挟持する内ケースとで本体シェルや蓋体シェルを構成したキャリーケースを提案している。
即ち、このキャリーケースにおけるシェルは、外ケースと内ケース間に模様シートを配置して構成し、本体シェルや蓋体シェルを製造するに際して模様付きのシートを用いることを不要としているために、模様等を予め印刷してある素材シートを箱状に成型した場合と異なり、模様が伸びて歪んでしまうことを防止することが可能である。
しかしながら、前述の方法でシェルを製造した場合は、模様付きの素材シートを用いてシェルを成型した場合と異なり模様の一部が伸びてしまい歪んでしまう問題点は解消できるが、その一方、外ケース内に模様シートを配置する構成であるために、部品点数が多くなってしまうとともに、製造工程も増えてしまうという問題点が指摘できる。
また、前述の方法でシェルを製造する場合においても、外ケースや内ケースは従来の方法と同様に真空成型やプレス成型で製造するが、この真空成型やプレス成型でシェルを製造した場合には、成型後に製造したシェルを型から取り外す際にシェルにキズが付いてしまうことがある。
また、前述の方法により製造したキャリーケースでは、外ケースを透光性としているために、外ケースにキズがついてしまった場合には、このキズが見えやすいという問題点も指摘できる。
更に、特に真空成型でシェルを成形する場合には、素材シートを真空成型によって箱状にした後に、不要な部分を切断する必要があるが、不要な部分が多いために、素材シートの無駄が多くなってしまうという問題点も指摘できる。
更にまた、真空成型やプレス成型でシェルを製造する場合には、成型する前に、素材シート全体に熱を加えて素材シートを柔らかくする工程があるために、大掛かりな製造設備が必要となり、成型に際しての消費エネルギーも多くなり省エネルギーに逆行してしまうという問題点が指摘できる。
また、真空成型やプレス成型の場合には、成型の際に素材シートの一部が伸びてしまうので、薄い素材シートを用いた場合には伸びた部分が破れてしまうおそれがあるため、ある程度の厚みを有した素材シートを用いる必要があるという問題点が指摘できる。
実用新案登録第3160435号公報 特開2004−122387号公報 特開2004−24433号公報 特開2004−331212号公報
そこで、本発明は、模様付きの素材シートを用いたときでも模様の一部が伸びてしまうことを防止でき、更に、大掛かりな製造設備も不要な硬質鞄用シェルの製造方法及び硬質鞄を提供することを課題としている。
本発明の硬質鞄用シェルの製造方法は、
硬質鞄を構成している本体シェル又は蓋体シェルの製造方法であって、
硬質樹脂製で平面視野を四角形状とした素材シートの四隅を切り欠くことで、前記素材シートを、素材シート本体と、該素材シート本体の4辺にそれぞれ外周側に突出した突片部とで構成されるように形成して、
前記素材シート本体と前記突片部との境界部分とその近傍を加熱して、前記境界部分によって突片部を折曲げ自在にし、
その後前記突片部を折り曲げることで、前記素材シートを箱状に成形して前記本体シェル又は蓋体シェルを製造する、ことを特徴としている。
また、本発明の硬質鞄は、箱状の本体シェルと箱状の蓋体シェルをヒンジ部材によって開閉自在に連結するとともに、本体シェルと蓋体シェルのそれぞれの外周縁を互いに開閉自在に連結した硬質鞄であって、前記本体シェル又は蓋体シェルを、前述の方法によって製造したことを特徴としている。
本発明の硬質鞄用シェルの製造方法では、素材シートの四隅を切り欠くことで、素材シートを素材シート本体とこの素材シート本体の4辺にそれぞれ外周側に突出した突片部で構成されるようにし、その後に、素材シート本体と突片部との境界部分とその近傍を加熱して、境界部分によって突片部を折り曲げ自在にした後に、突片部を折り曲げることで素材シートを箱状に成形してシェルを製造することとしている。
そのために、本発明の製造方法では、真空成型やプレス成型の場合と異なり、素材シートに予め模様が付いている場合でも模様が伸びてしまうことが無く、従って模様付きの素材シートを用いてシェルを製造することができるとともに、透光性の外ケースとこの外ケース内に配置する模様シートを用いてシェルを製造する前述の方法と異なり部品点数を多くすることが無く、更に、模様付の素材シートを用いることができるので、シェルにキズが付いてしまった場合でもキズが目立ちにくい。
また、本発明では、真空成型やプレス成型と異なり型を用いて成型するのではなく、突片部を折り曲げることとしているため、成型後に型から取り外すことが無く、そのために、シェルにキズが付いてしまうことが無いとともに、真空成型でシェルを成形する場合と異なり、素材シートにおける不要な部分が少ない。
更に、本発明の硬質鞄用シェルの製造方法では、素材シート本体と突片部との境界部分の近傍のみを加熱しているために、素材シート全体に熱を加えて素材シートを柔らかくする真空成型やプレス成型の方法と異なり、大掛かりな製造設備が不要であり、従って製造に際しての消費エネルギーも低く押えることが可能である。
また、素材シートにおける突片部を折り曲げて箱状にすることでシェルを製造するために、真空成型やプレス成型の場合と異なり、素材シートの一部が伸びることが無いので、厚みを有した素材シートを用いる必要がなく、軽量化を図ることも可能である。
本発明の硬質鞄の実施例を示す図である。 本発明の硬質鞄用シェルの製造方法の実施例を説明する工程図であり、素材シートを説明するための図である。 本発明の硬質鞄用シェルの製造方法の実施例を説明する工程図であり、素材シート本体と突片部との境界部分の近傍を加熱する方法の一例を説明するための図である。 本発明の硬質鞄用シェルの製造方法の実施例を説明する工程図であり、素材シート本体と突片部との境界部分の近傍を加熱する方法の他の例を説明するための図である。 本発明の硬質鞄用シェルの製造方法の実施例を説明する工程図であり、突片部を折り曲げて素材シートを成型する方法の一例を説明するための図である。 本発明の硬質鞄用シェルの製造方法の実施例を説明する工程図であり、図5に示す方法で突片部を折り曲げた状態を示した図である。 本発明の硬質鞄用シェルの製造方法の実施例を説明する工程図であり、突片部を折り曲げて素材シートを成型する方法の他の例を説明するための図である。 本発明の硬質鞄用シェルの製造方法の実施例を説明する工程図であり、図7に示す方法で突片部を折り曲げた状態を示した図である。 本発明の硬質鞄用シェルの製造方法の実施例を説明する工程図であり、突片部を折り曲げて素材シートを成型する方法の他の例を説明するための図である。 本発明の硬質鞄用シェルの製造方法の実施例を説明する工程図であり、図9に示す方法で突片部を折り曲げた状態を示した図である。
本発明の硬質鞄用シェル製造方法では、まず、硬質樹脂製で平面視野を四角形状とした素材シートの四隅を切り欠くことで、素材シートを、素材シート本体とこの素材シート本体の4辺それぞれの外周側に突出した突片部とで構成されるように形成する。
そして次に、素材シート本体と突片部との境界部分とその近傍を加熱して、境界部分によって突片部を折り曲げ自在にし、その後に、突片部を折り曲げることで、素材シートを箱状に成形して本体シェル又は蓋体シェルを製造する。
そして、本発明の硬質鞄は、箱状の本体シェルと箱状の蓋体シェルを蝶番等のヒンジ部材によって開閉自在に連結するとともに、本体シェルと蓋体シェルのそれぞれの外周縁を互いに開閉自在に連結した硬質鞄であって、本体シェル又は蓋体シェルは前述の方法によって製造されている。
なお、突片部を折り曲げて素材シートを箱状に成形する方法は特に限定されないが、例えば、素材シート本体は通過可能で、素材シート本体を通過させた場合に突片部の通過を阻止可能な内径を有する枠状の曲げ型を用いて、素材シートを固定した状態で、曲げ型によって突片部を上方又は下方に押圧して突片部を折り曲げることで、素材シートを箱状に成形する方法が考えられる。
また、その他、基台と基台の4辺部分にそれぞれ回動自在に連結した可動板を用いて、基台の上面又は下面に素材シートを固定した状態で、可動板を上方又は下方に回動して突片部を折り曲げることで素材シートを箱状に成形する方法を採用しても良い。
更に、製造するシェルの外形と同等の内形の凹部を有する受け型を用いて、受け型の上方又は下方に前記凹部の開口を閉鎖可能な配置で素材シートを配置し、素材シートを凹部の内形に沿って変形させることで、突片部を折り曲げて素材シートを箱状に成形する方法を採用しても良い。
本発明の硬質鞄用シェルの製造方法の実施例について図面を参照して説明すると、図1は、本実施例の方法により製造した硬質鞄の斜視図であり、図において1が本実施例の硬質鞄である。即ち、本実施例における硬質鞄は、旅行等に際して衣類等を入れて携帯するキャリーケースとしている。
そして本実施例のキャリーケース1は、衣類等を収容するための箱状の本体シェルと、この本体シェルの開口を閉鎖する箱状の蓋体シェルを具備している。即ち図において2が本体シェルであり、この本体シェル2は、ポリカーボネート、ABS樹脂等の硬質の合成樹脂により形成された箱状としており、四角形状とした平面部201と、この平面部201の4辺に蓋体シェル側に連設された側壁部202とを具備して構成されている。
次に、図において3が蓋体シェルであり、本実施例において前記蓋体シェル3は、本体シェル2と同様に、ポリカーボネート、ABS樹脂等の硬質の合成樹脂により形成された箱状としており、本体シェル2の開口を開閉自在に閉鎖している。即ち、この本体シェル2と蓋体シェル3は、互いに相手方の開口部を閉鎖するように、開口部どうしを対向する配置で合わされているとともに、本実施例においては、底部において蝶番等のヒンジで連結され、これにより、蓋体シェル3は、本体シェル2に対して開閉自在としている。そして、本体シェルと同様に、蓋体シェル3は、四角形状とした平面部と、この平面部の4辺に本体シェル側に連設された側壁部とを具備して構成されている。
次に、前記本体シェル2と蓋体シェル3の開口部の外周縁は、開口枠によって互いに開閉自在に連結されている。即ち、図において4が開口枠であり、本実施例において前記開口枠4は、合成皮革製の枠本体5を有しており、この枠本体5は、前記ヒンジの部分を除いて、本体シェル2の外周縁及び蓋体シェルの外周縁のそれぞれに、縫製または接着により取り付けられている。
そして、それぞれの枠本体5のほぼ全域には、互いに連結可能なファスナー6が取り付けられており、このファスナー6によって、前記本体シェル2と蓋体シェル3は、互いに開閉自在に連結されている。即ち、ファスナー6を閉じることで前記本体シェル2と蓋体シェル3の開口部を閉鎖することでき、ファスナー6を開くことで、前記本体シェル2と蓋体シェル3の開口部を開放して本体シェル2内に衣類等を収容することが可能となる。
なお、前述のように、本実施例では本体シェル2及び蓋体シェル3を底部においてヒンジで連結したが、ヒンジの取り付け箇所は必ずしも底部である必要はなく、そのほか、側部にヒンジを取り付けても良い。
また、本発明における硬質鞄は必ずしも旅行等に際して衣類等を入れて携帯するキャリーケースである必要はなく、硬質鞄であればいずれでも良く、従って、アタッシュケース、スーツケース等が含まれる。
更に、キャリーケース等の硬質鞄において本体シェル2と蓋体シェル3の開口部の外周縁を開閉自在に連結する方法としては、ファスナー方式の他にフレーム方式が存在するが、本発明の硬質鞄においても、必ずしもファスナーによって本体シェル2と蓋体シェル3の開口部の外周縁を開閉自在に連結する必要は無く、本体シェル2と蓋体シェル3の開口部の外周縁のそれぞれにフレームを取り付けるとともに、このフレームを鍵等によって互いに着脱自在に連結するフレーム方式を採用しても良い。
次に、図において8は角カバーである。即ち、本実施例において前記本体シェル2及び蓋体シェル3はいずれも、四角形状とした平面部とこの平面部の4辺に本体シェル側に連設された側壁部とを具備して構成されており、この本体シェル2及び蓋体シェル3は、素材シート本体とこの素材シート本体の4辺にそれぞれ外周側に突出した突片部とで素材シートを構成して、突片部を上方又は下方に折り曲げることで、突片部によって側壁を構成して、前記素材シートを箱状に成形することで製造することとしており、そのため、本体シェル及び蓋体シェルの上下左右の側壁はいずれも独立した状態となっており、隣り合う側壁と連結されておらず、四隅の角部分は側壁間に隙間が生じる状態になっている。
そこで本実施例の硬質鞄1では、本体シェル2及び蓋体シェル3における4か所の角部分に角カバー8を取り付け、この角カバー8によって、本体シェル2及び蓋体シェル3における各側壁の非連結部分を覆い隠している。従って本実施例における前記角カバー8は、図からも明らかなように、側壁どうしが近接あるいは接触する角部分の全域を十分に覆うことが可能な面積及び形状としている。
なお、本実施例において前記角カバー8は、カシメ材9によって本体シェル2及び蓋体シェル3における4か所に取り付けているが、必ずしもカシメ材を用いる必要はなく、取り付けネジや接着剤等によって取り付けてもよい。
次に、図において10はタイヤユニットである。即ち、本実施例のキャリーケース1では、本体シェル2及び蓋体シェル3のそれぞれの下側角部にタイヤユニット10を取り付けており、これにより、持ち上げることなく、キャリーケース1を移動可能としている。
また、図において11はハンドルである。即ち、本実施例において前記本体シェル2にはハンドル11が備えられており、このハンドル11は、本体シェル2に形成されたハンドル収納部内に、出没自在に取り付けられており、引き出して使用することとしている。
なお、前述のタイヤユニット10及びハンドル11は、従来からキャリーケースに一般的に使用されているものであるので、詳細な説明は省略する。
次に、このように構成されるキャリーケース1を構成する本体シェル2又は蓋体シェル3(以下単に「シェル」と言う。)の製造するための本発明の硬質鞄用シェルの製造方法(以下単に「製造方法」という。)の実施例について説明すると、本実施例によりシェルを製造する場合には、ポリカーボネート、ABS樹脂等の硬質の合成樹脂製の、平面視野を四角形状とした素材シートを用いる。
そして、本実施例の製造方法では、まず、前記素材シートの四隅を四角形状に切り欠き、前記素材シートを、四角形状の素材シート本体と、この素材シート本体の4辺のそれぞれに、外周側に突出するように連設された四角形状の突辺部とで構成されるようにする。即ち、図2において(a)が素材シート21の原型であり、(b)が、四隅を切り欠いた後の素材シート21である。そして、図2(b)において22が素材シート本体、23が突片部であり、点線で示している24の部分は、素材シート本体22と突片部23の境界部分である。
なお、本実施例の製造方法によれば、素材シート本体22はシェルの正面部分になり、突辺部23がシェルの側壁になるため、素材シート21の大きさ、及び切り欠く寸法は、製造するシェルの大きさ、深さを考慮して決定する。
次に、本実施例の製造方法では、前記突片部23と素材シート本体22との境界部分24とその近傍を加熱して軟らかくし、境界部分24によって突片部23を折り曲げ自在にする。
ここで、前記突片部23と素材シート本体22との境界部分24とその近傍を加熱して軟らかくする方法(以下「加熱方法」という。)について図面を参照して説明すると、図3は加熱方法の一例を説明するための図、図4は他の例を説明するための図である。
そして、図3の加熱方法では、素材シート本体22の外径よりも小さい外径の基台25a上に素材シート21を載置し、加熱手段27を素材シート21の上面から境界部分24に近接させ、これにより、突片部23と素材シート本体22との境界部分24とその近傍を加熱して軟らかくすることとしている。
また、図4に示す加熱方法では、素材シート本体22の外径よりも大きい径の切り欠き26が形成された基台25b上に、切り欠き26を塞ぐようにして素材シート21を載置して、前述と同様に、加熱手段27を素材シート21の上面から境界部分24に近接させ、これにより、突片部23と素材シート本体22との境界部分24の近傍を加熱して軟らかくすることとしている。
但し、加熱方法は特に限定されず、突片部23と素材シート本体22との境界部分24とその近傍を加熱して軟らかくすることが可能な方法であればいずれの方法を採用しても良い。
また、図3及び図4のいずれの方法においても、加熱手段27は、加熱手段本体2701を支持部材2702に支持して構成され、加熱手段本体2701は、素材シート本体22と突片部23の境界部分24に対応した大きさの四角形状とした電熱線を用いており、支持部材2702は板状としているが、必ずしも電熱線を加熱手段本体として用いる必要は無く、素材シート本体22と突片部23の境界部分近傍を加熱して軟らかくして折り曲げ自在にできる方法であればいずれの方法でも良く、蛍光灯や白熱灯、LED等のライトを用いても良い。
更に、加熱手段本体2701は必ずしも四角形状である必要は無く、例えば1本あるいは2本の加熱手段本体を用いて、複数回に分けて、突片部23と素材シート本体22との境界部分24とその近傍を加熱しても良い。
そしてまた、加熱手段27は必ずしも素材シート21の上方に配置する必要は無く、素材シート21の下方に加熱手段27を配置して、素材シート21の下方から素材シート21を加熱しても良い。
また、加熱手段27を素材シート21の境界部分24に近接させる方法としては、加熱手段27を素材シート21側に移動させる方法、あるいは、素材シート21を固定した基台25を加熱手段27側に移動する方法が考えられるが、いずれの方法でも良い。
次に、本実施例の製造方法では、加熱手段27によって突片部23と素材シート本体22との境界部分24とその近傍を加熱して軟らかくすることで境界部分24によって突片部23を折り曲げ自在にした後に、境界部分24によって突片部23を折り曲げ、それにより、素材シート21を箱状に成型し、それによりシェルを完成することとしている。
ここで、突片部23の折り曲げ方法について説明すると、図5乃至図10は突片部23の折り曲げ方法の例を説明するための図であり、以下においては3種類の例を説明するが、これらの方法に限定されるものではなく、いずれの方法によって突片部を折り曲げても良い。
まず図5に示す方法を説明すると、図5に示す方法では、曲げ型を用いて、この曲げ型を上昇させることで突片部23を上方に折り曲げることとしている。即ち、図5において28が曲げ型であり、この曲げ型28は四角形状の枠体としており、内径は、前記素材シート本体22は通過可能であり、かつ、素材シート本体22を通過させた場合に前記突片部23の通過を阻止可能な内径としている。
そして、この曲げ型28を用いて突片部23を折り曲げる場合には、折り曲げ用の基台29a上に素材シート21を載置し、素材シート21の上に押え部材30を載せて素材シート21を固定した後に、前記曲げ型28を上昇させる。
そうすると、図6に示すように、突片部23が境界部分24によって上方に折り曲り、これによって、素材シート本体22がシェルの平面部になるとともに、突片部23がシェルの側壁になることで、素材シート21を箱状に成型してシェルを完成することが可能である。即ち、図5がスタンバイの状態を示しており、図6は曲げ型28を上昇させた状態を示している。
なお、図5に示す方法を採用する場合において、押え部材30は、製造するシェルの内形に沿った外形を有する物を用いるとよく、これにより、シェルの成型が容易となる。また、曲げ型28は、木製、金属製、樹脂製等、素材は限定されず、また必ずしも枠体状のものを用いる必要はなく、突片部23のそれぞれを上方に押圧可能な板状の曲げ型を4個備えても良い。
そして、曲げ型28は必ずしも下方から上昇させる必要はなく、素材シートの上方から下降させても良く、曲げ型28を上昇又は下降する方法も特に限定されず、エアーシリンダーを用いて上昇させる方法や、あるいはモーター等によって上昇させる方法が考えられる。
更にまた、曲げ型28により突片部23を折り曲げる場合に、曲げ型28と素材シート21との接触による摩擦等で素材シートにキズが付いてしまうおそれも考えられるが、このような恐れがある場合には、素材シート21に予め保護シートを備えておく方法、曲げ型28における素材シート21と接触するエッヂ部分等をR状に成型しておく方法、曲げ型28を樹脂等で形成して表面を滑らかにしておく方法等を採用するとよい。
次に、突片部23の折り曲げ方法の他の例を図7及び図8を参照して説明すると、図7に示す方法では、基台29bの4辺側にそれぞれ回動可能に取り付けた可動板を用いて突片部23を上方へ折り曲げることとしている。即ち、図7において31が可動板であり、図7において可動板31は上方又は下方に回動可能としており、この可動板31を用いて突片部23を折り曲げる場合には、可動板31が上方に回動するようにして基台29bを配置した後に、この折り曲げ用の基台29b上に素材シート21を載置し、素材シート21の上に押え部材30を載せて素材シート21を固定した後に、前記可動板31を上方に任意の角度だけ回動する。
そうすると、図8に示すように、突片部23が境界部分24によって上方に折り曲り、これによって、前述の場合と同様に、素材シート本体22がシェルの平面部になるとともに、突片部23がシェルの側壁になることで、素材シート21を箱状に成型してシェルを完成することが可能である。即ち、図7がスタンバイの状態を示しており、図8は可動板31を回動した状態を示している。
なお、図7に示す方法を採用する場合においても、押え部材30は、製造するシェルの内形に沿った外形を有する物を用いるとよく、また、可動板31は木製、金属製、樹脂製等、素材は限定されず、更に、可動板31を回動する方法は特に限定されず、モーター、手動等いずれによっても良い。
更にまた、前記可動板31を回動する角度は、特に限定されず、製造するシェルの内形により変化する。即ち、前記可動板31が回動する角度は、製造するシェルの平面部201と側壁部202で形成される角度が実現されるような角度とされる。
また、図7に示すような、基台29bの4辺側にそれぞれ回動可能に取り付けた可動板を用いて突片部23を折り曲げる場合においては、必ずしも、基台29b上に素材シート21を載置し、素材シート21の上に押え部材30を載せて素材シート21を固定した後に、可動板31を上方に回動する方法を採用する必要はなく、押え部材30を図7に示す配置と上下逆の状態にし、この押え部材30の上に素材シート21を載置し、この素材シート21の上に、可動板31が下方に回動するようにして基台29bを配置して基台29bの下面に素材シート21を固定して、この状態で、可動板31を下方に回動することで、突片部23を折り曲げても良い。
次に、突片部23の折り曲げ方法の他の例を図9及び図10を参照して説明すると、図9に示す方法では、製造するシェルの外形と同等の内形の凹部を有する受け型を用いて、突片部23を上方へ折り曲げることとしている。即ち、図9において32が受け型、33が凹部であり、この受け型32を用いて突片部23を折り曲げる場合には、まず、前記受け型32上に、凹部33を塞ぐようにして素材シート21を載置する。そしてその後に、素材シート21を、凹部33の内形に沿って変形させる。
そうすると、図10に示すように、突片部23が境界部分24によって上方に折り曲り、これによって、前述の場合と同様に、素材シート本体22がシェルの平面部になるとともに、突片部23がシェルの側壁になることで、素材シート21を箱状に成型してシェルを完成することが可能である。
即ち、図9がスタンバイの状態、図10は素材シート21を凹部33の内形に沿って変形させた状態を示しており、図9に示す方法では、製造するシェルの内形と同等の外形の押し型34を用いて、前記受け型32上に素材シート21を載置した後に、押し型34を、下降して前記凹部33内に挿入することで、素材シート21を凹部33の内形に沿って変形させる方法を採用している。
なお、図9に示す方法を採用する場合において、受け型32、押し型34は、木製、金属製、樹脂製等、素材は限定されず、押し型34を下降する方法も特に限定されない。
また、前記受け型32を用いた方法を採用する場合においては、必ずしも押し型34を用いる必要は無く、素材シート21を凹部33の内形に沿って変形させる方法であればいずれの方法を採用しても良い。従って、凹部33の内部にエアー抜きの手段を形成しておき、受け型32上に素材シート21を載置した後に、凹部33内にエアーを抜くことで、素材シート21を凹部33の内形に沿って変形させても良い。
更に、受け型32を用いて突片部23を折り曲げる場合においては、必ずしも、受け型32の上に素材シート21を載置し、その後に、素材シート21を凹部33の内形に沿って変形させる必要は無く、受け型32の下側に凹部33を塞ぐようにして素材シート21を載置し、その後に素材シート21を凹部33の内形に沿って変形させても良い。
例えば、図9、10に示す方法と逆の方法、即ち、図9に示す押し型34を図9と上下逆の状態にするとともに、この押し型34の上に、前記受け型32の凹部33の開口を閉鎖可能な配置で素材シート21を配置し、その後に、受け型32を、押し型34が凹部33内に挿入するようにして下降するか、あるいは、受け型32を押し型34の上方に配置した状態で、押し型34を、上昇させて凹部33内に挿入することで、突片部23を折り曲げても良い。
また、凹部33の内部にエアー抜きの手段を形成しておき、受け型32の下側に素材シート21を配置した後に、凹部33内にエアーを抜くことで、素材シート21を凹部33の内形に沿って変形させても良い。
そして、このようにしてシェルを製造した後に、前述と同様に、本体シェル2と蓋体シェル3をヒンジによって開閉自在に連結するとともに、開口枠4によって本体シェル2と蓋体シェル3の外周縁を互いに開閉自在に連結し、更に4隅の角部に角カバー8を取り付け、底部にはタイヤユニット9を取り付け、更に本体シェル2にはハンドルユニット10を取り付け、キャリーケース1が完成する。
このように本実施例の硬質鞄用シェルの製造方法では、素材シートの四隅を切り欠くことで素材シートを素材シート本体とこの素材シート本体の4辺にそれぞれ外周側に突出した突片部で構成されるようにし、その後に、素材シート本体と突片部との境界部分とその近傍を加熱して折り曲げ自在にした後に突片部を折り曲げて素材シートを箱状にしているため、真空成型やプレス成型の場合と異なり素材シートに予め模様が付いている場合でも模様が伸びてしまうことが無いので模様付きの素材シートを用いてシェルを製造することができるとともに、透光性の外ケースとこの外ケース内に配置する模様シートを用いてシェルを製造する前述の方法と異なり部品点数が多くなることも無く、更に、模様付の素材シートを用いることができるので、シェルにキズが付いてしまった場合でもキズが目立ちにくい。
また、本実施例の硬質鞄用シェルの製造方法では、真空成型やプレス成型と異なり型を用いて成型するのではなく突片部を折り曲げることとしているため、成型後に型から取り外すことが無く、そのため、成形品にキズが付いてしまうことも無いとともに、切断しなければならない不要部分を少なくすることができる。
更にまた、本実施例の硬質鞄用シェルの製造方法では、素材シート本体と突片部との境界部分とその近傍のみを加熱しているために、素材シート全体に熱を加えて素材シートを柔らかくする真空成型やプレス成型の方法と異なり、大掛かりな製造設備が不要であり、従って製造に際しての消費エネルギーを低く押えることが可能である。
また、素材シートにおける突片部を折り曲げて箱状にすることでシェルを製造するために、真空成型やプレス成型の場合と異なり素材シートの一部伸びてしまうことがなく、そのために、厚みを有した素材シートを用いる必要がなく、それによって軽量化を図ることも可能である。
従って、本実施例によれば、模様付の素材シートを用いたときでも模様の一部が伸びてしまうことを防止でき、更に、大掛かりな製造設備を用いることが不要である。
本発明によれば、模様付の素材シートを用いたときでも模様の一部が伸びてしまうことを防止できるために、硬質鞄用シェルの製造方法の全般に適用可能である。
1 硬質鞄
2 本体シェル
3 蓋体シェル
4 開口枠
5 枠本体
6 ファスナー
8 角カバー
9 カシメ材
10 タイヤユニット
11 ハンドル
21 素材シート
22 素材シート本体
23 突辺部
24 素材シート本体と突片部との境界部分
25a、25b 基台
26 切り欠き
27 加熱手段
2701 加熱手段本体
2702 支持部材
28 曲げ型
29a、29b 折り曲げ用の基台
30 押え部材
31 可動版
32 受け型
33 凹部
34 押し型

Claims (5)

  1. 硬質鞄を構成している本体シェル又は蓋体シェルの製造方法であって、
    硬質樹脂製で平面視野を四角形状とした素材シート(21)の四隅を切り欠くことで、前記素材シート(21)を、素材シート本体(22)と、該素材シート本体(22)の4辺にそれぞれ外周側に突出した突片部(23)とで構成されるように形成して、
    前記素材シート本体(22)と前記突片部(23)との境界部分(24)とその近傍を加熱して、前記境界部分(24)によって突片部(23)を折り曲げ自在にし、
    その後前記突片部(23)を折り曲げることで、前記素材シート(21)を箱状に成形して前記本体シェル又は蓋体シェルを製造する、ことを特徴とした硬質鞄用のシェルの製造方法。
  2. 前記素材シート本体(22)は通過可能でかつ素材シート本体(22)を通過させた場合に前記突片部(23)の通過を阻止可能な内径を有する枠状の曲げ型(28)を用いて、素材シート(21)を固定した状態で、前記曲げ型(28)によって前記突片部(23)を上方又は下方に押圧して前記突片部(23)を折り曲げる、ことを特徴とした請求項1に記載の硬質鞄用のシェルの製造方法。
  3. 基台(29b)と該基台(29b)の4辺部分にそれぞれ回動自在に連結した可動板(31)を用いて、前記基台(29b)の上面又は下面に素材シート(21)を固定した状態で、前記可動板(31)を上方又は下方に回動して前記突片部(23)を折り曲げる、ことを特徴とした請求項1に記載の硬質鞄用のシェルの製造方法。
  4. 製造するシェルの外形と同等の内形の凹部(33)を有する受け型(32)を用いて、前記受け型(32)の上方又は下方に前記凹部(33)の開口を閉鎖可能な配置で素材シート(21)を配置し、素材シート(21)を凹部(33)の内形に沿って変形させることで、前記突片部(23)を折り曲げる、ことを特徴とした請求項1に記載の硬質鞄用のシェルの製造方法。
  5. 箱状の本体シェル(2)と箱状の蓋体シェル(3)をヒンジ部材によって開閉自在に連結するとともに、前記本体シェル(2)と蓋体シェル(3)のそれぞれの外周縁を互いに開閉自在に連結した硬質鞄であって、
    前記本体シェル(2)又は蓋体シェル(3)を、請求項1乃至請求項4のいずれかの方法によって製造したことを特徴とする硬質鞄。
JP2013061755A 2013-03-25 2013-03-25 硬質鞄用シェルの製造方法及び硬質鞄 Pending JP2014184043A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013061755A JP2014184043A (ja) 2013-03-25 2013-03-25 硬質鞄用シェルの製造方法及び硬質鞄

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013061755A JP2014184043A (ja) 2013-03-25 2013-03-25 硬質鞄用シェルの製造方法及び硬質鞄

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014184043A true JP2014184043A (ja) 2014-10-02

Family

ID=51832214

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013061755A Pending JP2014184043A (ja) 2013-03-25 2013-03-25 硬質鞄用シェルの製造方法及び硬質鞄

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014184043A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP3231315A1 (en) * 2016-04-13 2017-10-18 Gabol, S.L. Suitcase
JP2018520774A (ja) * 2015-07-01 2018-08-02 トゥミ,インコーポレイティド オーバーレイを伴うスーツケース成形プロセス

Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0788556A (ja) * 1993-07-12 1995-04-04 Mitsubishi Chem Corp 折り曲げ加工治具
JPH07195509A (ja) * 1993-12-28 1995-08-01 Tsutsunaka Plast Ind Co Ltd 樹脂シートの熱成形装置および熱成形方法
JP2002199921A (ja) * 2000-12-27 2002-07-16 Kodama Chemical Industry Co Ltd
JP2003104351A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Tomei Kagaku Kogyo Kk 二重容器
JP2004122387A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Taiheiyo Tsusho Kk Abs樹脂等合成樹脂製シエル形状体の表面にデニム、帆布等布材をラミネートする方法および当該方法により得たスーツケース構成体等シエル形状体
JP2005305523A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Nisshin Steel Co Ltd 金属パネルの折曲げ加工方法及び折曲げ加工用装置
JP2013006027A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Tumi Inc 軽量で高強度の旅行鞄

Patent Citations (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH0788556A (ja) * 1993-07-12 1995-04-04 Mitsubishi Chem Corp 折り曲げ加工治具
JPH07195509A (ja) * 1993-12-28 1995-08-01 Tsutsunaka Plast Ind Co Ltd 樹脂シートの熱成形装置および熱成形方法
JP2002199921A (ja) * 2000-12-27 2002-07-16 Kodama Chemical Industry Co Ltd
JP2003104351A (ja) * 2001-09-27 2003-04-09 Tomei Kagaku Kogyo Kk 二重容器
JP2004122387A (ja) * 2002-09-30 2004-04-22 Taiheiyo Tsusho Kk Abs樹脂等合成樹脂製シエル形状体の表面にデニム、帆布等布材をラミネートする方法および当該方法により得たスーツケース構成体等シエル形状体
JP2005305523A (ja) * 2004-04-23 2005-11-04 Nisshin Steel Co Ltd 金属パネルの折曲げ加工方法及び折曲げ加工用装置
JP2013006027A (ja) * 2011-06-24 2013-01-10 Tumi Inc 軽量で高強度の旅行鞄

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018520774A (ja) * 2015-07-01 2018-08-02 トゥミ,インコーポレイティド オーバーレイを伴うスーツケース成形プロセス
EP3231315A1 (en) * 2016-04-13 2017-10-18 Gabol, S.L. Suitcase

Similar Documents

Publication Publication Date Title
USD648529S1 (en) Case for an electronic media device
CA117105S (en) Container with air tight lid
CA126529S (en) Closure
USD639551S1 (en) Handbag with interchangeable cover
USD699411S1 (en) Laundry basket
JP2014184043A (ja) 硬質鞄用シェルの製造方法及び硬質鞄
USD575812S1 (en) Projector
CA125248S (en) Coating film transfer tool
CN206075611U (zh) 一种具有临摹功能的儿童书画盒
CA130059S (en) Portable electronic computer
JP2012010681A (ja) 折り畳み式ペットキャリーボックス
CN205076217U (zh) 弹开盒
CN209796076U (zh) 盒体改良结构
TWI408034B (zh) Toolbox method and its toolbox
CN207916101U (zh) 用于汽车外饰件装配的工装
USD565078S1 (en) Projector
USD565077S1 (en) Projector
CN216762828U (zh) 一种大米环保包装盒
JP5695776B1 (ja) ランドセル
KR200473557Y1 (ko) 휴대용 공작판
CN211618505U (zh) 一种具有交互感应功能的礼品包装盒
CN204161730U (zh) 一种全折叠塑料箱体
USD963328S1 (en) Portable art case
JP3837101B2 (ja) 折り畳み立て
CN209358615U (zh) 一种便于拆装的塑胶壳体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160203

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20161116

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20161121

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20170523