JP2014183074A - 電子機器及び冷却方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】結露が発生しない範囲内で冷媒の温度をできるかぎり低くできる電子機器及び冷却方法を提供することを課題とする。
【解決手段】電子部品と、前記電子部品の冷却用の冷媒が流れる配管と、前記配管に接続された熱伝導部と、前記配管よりも先に前記熱伝導部に結露が発生するように促進する促進部と、前記熱伝導部に発生した結露を検出する検出部と、前記促進部による結露の発生の促進中での前記検出部の検出結果に応じて前記冷媒の温度を制御する制御部と、を備えた電子機器。
【選択図】図2

Description

本発明は、電子機器、冷却方法に関する。
電子部品の冷却に利用される冷媒の温度はできる限り低いことが望ましいが、冷媒の温度が低すぎると、冷媒が流れる配管周辺に結露が発生する。このような結露が電子部品に付着すると故障の原因となるおそれがある。特許文献1〜4には、結露を防止する技術が開示されている。
特開2012−18998号公報 特開2006−32515号公報 特開2003−176942号公報 特開2004−239789号公報
配管周辺の空気の温度及び湿度を検出して露点温度を算出し、算出された露点温度を超えるように冷媒の温度を制御することにより、配管に結露が生じることを防止することが考えられる。空気の温度、湿度を検出する温度センサ、湿度センサは、検出結果に誤差があり、この誤差を含む2つの検出温度と検出湿度に基づいて露点温度は算出される。このため算出された露点温度にはバラつきがあるおそれがある。このようなバラつきを考慮して、冷媒の温度は算出された露点温度よりも余裕を持って高めに設定されている。このため、結露が発生しない範囲で冷媒の温度をできる限り低くすることはできず、冷媒の冷却能力を十分に活用しきれてないおそれがある。
本発明は、結露が発生しない範囲内で冷媒の温度をできるかぎり低くできる電子機器及び冷却方法を提供することを目的とする。
本明細書に開示の電子機器は、電子部品と、前記電子部品の冷却用の冷媒が流れる配管と、前記配管に接続された熱伝導部と、前記配管よりも先に前記熱伝導部に結露が発生するように促進する促進部と、前記熱伝導部に発生した結露を検出する検出部と、前記促進部による結露の発生の促進中での前記検出部の検出結果に応じて前記冷媒の温度を制御する制御部と、を備えている。
本明細書に開示の冷却方法は、電子部品の冷却用の冷媒が流れる配管に接続された熱伝導部に前記配管より先に結露が発生するように促進し、結露の発生の促進中に前記熱伝導部に結露が発生したか否かに応じて前記冷媒の温度を制御する。
結露が発生しない範囲内で冷媒の温度をできるかぎり低くできる電子機器及び冷却方法を提供できる。
図1は、電子機器の説明図である。 図2は、配管周辺の説明図である。 図3は、制御部が実行する制御の一例を示したフローチャートである。 図4は、変形例の説明図である。 図5は、変形例である電子機器の説明図である。 図6は、配管周辺の説明図である。 図7は、制御部が実行する制御の一例を示したフローチャートである。
図1は、電子機器1の説明図である。電子機器1は、例えば、スーパーコンピュータ、サーバ、ネットワーク装置、デスクトップ型コンピュータ、ノート型コンピュータ等の情報処理装置である。電子機器1は、詳しくは後述する電子部品6、電子部品6等を収納する筐体9、を含む。
電子機器1は、受熱プレート2、ポンプP、熱交換器H、電子部品6、プリント基板PR、制御部Cを含む。ポンプP、熱交換器H、受熱プレート2間は、配管が接続されており冷媒が循環する。熱交換器Hと受熱プレート2との間は配管Raにより接続されている。受熱プレート2とポンプPとの間は配管Rbにより接続されている。冷媒は、ポンプPにより、熱交換器H、配管Ra、受熱プレート2、配管Rb、の順に循環する。
受熱プレート2は、電子部品6に接触するように設けられ、受熱プレート2内に冷媒が流れることにより電子部品6から熱を受け取り冷媒に伝える。受熱プレート2は受熱器の一例である。熱交換器Hは冷媒の熱を外部に放熱することにより、冷媒が冷却される。従って、配管Raには、熱交換器Hで冷却された冷媒が受熱プレート2側に流れる。熱交換器Hは、空冷式、水冷式の何れでもよい。熱交換器Hが空冷式の場合には、熱交換器Hを冷却するためのファンが設けられていてもよい。冷媒は、例えば、プロピレングリコール系の不凍液が使用されるがこれに限定されない。
電子部品6は、例えばLSI(Large-Scale Integration)やCPU(Central Processing Unit)等の電子部品である。電子部品6は、単一のパッケージ内に複数の電子部品が内蔵されているものであってもよいし、単体の半導体チップ等であってもよい。電子部品6は、電力が供給されることにより発熱する部品であればよい。電子部品6はプリント基板PRに実装されている。配管Raには板部材Bが接続されている。板部材Bには板部材Bに接触するように結露センサS、ペルチェ素子Eが設けられている。結露センサS、ペルチェ素子Eは、制御部Cに電気的に接続されている。
制御部Cは、CPU、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)等を含み、冷媒の水温を制御する。例えば、熱交換器Hが水冷式の場合、制御部Cは、電子部品6から熱を受けた冷媒と熱交換される相手側の冷媒の流量又は流速を制御することにより、電子部品6から熱を受けた冷媒の温度を制御することができる。この場合、熱交換される相手側の冷媒の流量又は流速が大きいほど電子部品6から熱を受けた冷媒の温度を低下させることができる。この場合、制御部Cは、熱交換される相手側の冷媒の流量を制御するポンプを制御する。また、熱交換器Hが水冷式の場合、電子部品6から熱を受けた冷媒が熱交換器Hを通過する際の流量を低下させることによっても、電子部品6から熱を受けた冷媒の温度を制御することができる。この場合、制御部CはポンプPを制御する。熱交換器Hが空冷式の場合には、例えば、熱交換器Hに送風するファンの回転速度を増大することにより電子部品6から熱を受けた冷媒の温度を低下させることができる。
図2は、配管Ra周辺の説明図である。上述したように配管Raには、熱交換器Hで冷却された冷媒Mが流れる。板部材Bは薄板状である。板部材Bは、配管Raに接続されている。接続方法は、溶接のように接合されていてもよいし、接着剤により接着されていてもよいし、配管Raに形成された穴に板部材Bが嵌合していてもよい。板部材Bは、熱伝導性がよい材料により形成されており、例えば銅やアルミ等の金属製である。また、配管Raも同様に金属製である。冷媒Mの熱は、配管Raを介して板部材Bに伝たわる。一般的に熱交換器Hで冷却された後の冷媒Mの温度はこれら筐体9内の空気の温度よりも低い。このため、配管Ra、板部材Bは、筐体9内の空気の温度よりも低くなる。板部材Bは熱伝導部の一例である。
板部材Bの上面には結露センサSが設けられている。結露センサSは、板部材Bの上面に結露が発生したか否かを検出する。結露センサSは検出部の一例である。制御部Cは結露センサSからの出力の変化により板部材Bに結露が発生したか否かを判定する。板部材Bの下面にはペルチェ素子Eが固定されている。ペルチェ素子Eに電力が供給されることにより板部材Bは冷却される。ペルチェ素子Eは、配管Raの外面よりも温度が低くなるように板部材Bを冷却する。これにより、ペルチェ素子Eにより板部材Bが冷却されている間は、配管Raの外面よりも板部材Bの温度が低くなり、配管Raよりも先に板部材Bに結露が発生しやすくなる。即ち、ペルチェ素子Eは、板部材B上での結露の発生を促進する促進部の一例である。
配管Raを通過する冷媒は配管Rbを通過する冷媒よりも温度が低いため、配管Rbよりも配管Raの方が先に結露が発生しやすい。このため、板部材Bは配管Raに接続されている。尚、板部材Bは、電子部品6やプリント基板PRから離れた位置に設けられていることが望ましい。詳しくは後述するが板部材Bに発生した結露の電子部品6等への付着を防止するためである。
図3は、制御部Cが実行する制御の一例を示したフローチャートである。制御部Cは、ペルチェ素子Eに電力を供給して板部材Bの冷却を開始する(ステップS1)。即ち、制御部Cは、板部材Bに結露の発生を促進する処理を実行する。次に、制御部Cは、上述した方法により冷媒Mの温度を低下させる(ステップS2)。ここで、制御部Cは、冷媒Mの温度を徐々に低下させる。例えば熱交換器Hが水冷式の場合には、制御部Cは熱交換される相手側の冷媒の流量を徐々に増加させ、または、熱交換器Hを通過する冷媒Mの流量を徐々に低下させる。熱交換器Hが空冷式の場合には、制御部Cは熱交換器Hを冷却するファンの回転数を徐々に増大させる。
次に、制御部Cは、結露センサSからの出力により板部材Bに結露が発生したか否かを判定する(ステップS3)。否定判定の場合には、制御部CはステップS2の処理を継続し更に冷媒Mの温度を低下させる。これにより板部材Bに結露が発生するまで冷媒Mの温度が低下される。
肯定判定の場合には、制御部Cはペルチェ素子Eへの電力供給を停止して板部材Bの冷却を停止し(ステップS4)冷媒Mの温度を、板部材Bに結露が発生した時の冷媒Mの温度よりも僅かに上昇させた温度で維持する(ステップS5)。例えば熱交換器Hが水冷式の場合には、熱交換される相手側の冷媒の流量を結露発生時よりも僅かに低い状態で維持し、又は熱交換器Hを通過する冷媒Mの流量を結露発生時よりも僅か高い状態で維持する。また、熱交換器Hが空冷式の場合には、熱交換器Hを冷却するファンの回転数を結露発生時よりも僅かに低い状態で維持する。このように板部材Bに結露が発生した場合に冷媒Mの温度の低下を停止することにより、配管Raに結露が発生しない範囲で冷媒Mをできるかぎり低温に維持でき、冷媒Mの冷却能力を十分に活用することができる。
次に、制御部Cは、板部材Bに発生した結露の揮発を促進する(ステップS6)。具体的には、制御部Cに対して、板部材Bを冷却した時の通電方向とは逆方向に通電することにより板部材Bを加熱させて、板部材Bに発生した結露の揮発を促進する。次に制御部Cは、結露センサSからの出力により板部材B上の結露が消失したか否かを判定する(ステップS7)。結露が消失していない場合には、制御部Cは、ステップS6の処理を継続して結露を消失させる。結露が消失した場合には、制御部Cは再度ステップS1の処理を実行する。このように、板部材Bに生じた結露を揮発させて再度ステップS1以降の処理を繰り返す。これにより、経時的に変化する電子部品6から冷媒Mが受ける熱量の変化や配管Ra周辺の空気の温度、湿度の変化に対応して、配管Raに結露が発生しない範囲で出来るかぎり冷媒Mの温度を低下させることができる。
尚、上記ステップS5で、結露発生後に冷媒温度が僅かに高い状態で維持するが、板部材Bでの結露発生時に板部材Bが配管Raより十分に低温であるような場合には、上記ステップS5は実行せずに結露発生時での冷媒Mの温度を維持してもよい。この場合、配管Raに結露が発生しないからである。
上記ステップS6では、ペルチェ素子以外の加熱部により板部材Bを加熱してもよい。例えば、ヒータにより板部材Bを加熱してもよいし、ヒータとファンにより温風を板部材Bに送風してもよい。
尚、ステップS1〜7の実行後に再びステップS2を実行しなくてもよい。例えば、ステップS1〜7を実行後にステップS1を実行し、冷媒Mが受ける熱量の変化や配管Ra周辺の空気の変化等により板部材Bに結露が発生した場合に制御部Cは冷媒Mの温度を上昇させてもよい。これにより、配管Raに結露が発生することが防止される。
尚、板部材Bよりも電子部品6に近い配管Raに結露センサSとは異なる別の結露センサを設けてもよい。例えばこの結露センサにより結露が検出された場合には制御部CはポンプPを停止して冷媒Mの温度を上昇させて、それ以上の結露の発生を防止してもよい。
上記実施例おいて、制御部Cは、ポンプPを制御すると共に結露センサSやペルチェ素子Eと電気的に接続されているがこれに限定されない。例えば、ポンプを制御する制御部と結露センサSやペルチェ素子Eと電気的に接続される制御部とを個別に設け、両制御部が互いに通信してもよい。
図4は、変形例の説明図である。配管Ra´は、熱伝導率が低い材料から形成され、例えばプラスチック製又はゴム製のチューブ又はホースである。板部材Bは、配管Ra´の外壁を貫通して冷媒Mに直接晒される。これにより、配管Ra´の熱伝導率が低い場合であっても、冷媒Mの熱は配管Ra´よりも先に板部材Bに伝たわり、配管Ra´よりも先に板部材Bに結露を発生させやすくすることができる。
図5は、変形例である電子機器1´の説明図である。尚、電子機器1´について、電子機器1と同一又は類似の符号を付することにより重複する説明を省略する。制御部C´に電気的に接続されたファンFNが設けられている。
図6は、配管Ra周辺の説明図である。筒部材B´は、配管Raの外面に固定されている。筒部材B´は、熱伝導性がよい材料により形成されており、例えば銅やアルミ等の金属製である。筒部材B´は熱伝導部の一例である。筒部材B´の一端の開口部には加湿フィルタF1が設けられ、筒部材B´の他端の開口部には除湿フィルタF2が設けられている。筒部材B´内に結露センサSが配置されている。尚、筒部材B´には結露センサSと制御部Cとの電気的接続を確保するケーブルを逃す孔が設けられている。
ファンFNは、加湿フィルタF1を介して筒部材B´内を空気が通過し除湿フィルタF2から空気が排出されるように送風する。ここで加湿フィルタF1は、空気及び空気中の水分の通過を許容するが、除湿フィルタF2は、空気は通過させるが空気中の水分の通過を抑制する。これにより、配管Ra周辺よりも筒部材B´内の湿度が上昇する。配管Ra周辺の雰囲気の温度及び筒部材B´内の雰囲気の温度は略同じであると考えられるため、配管Ra周辺よりも筒部材B´内のほうが結露が発生しやすくなる。これにより、配管Raよりも先に筒部材B´内に結露を発生させることができる。加湿フィルタF1、除湿フィルタF2、筒部材B´内を加湿する促進部の一例である。
筒部材B´内には、筒部材B´を加熱する加熱素子HNが設けられている。加熱素子HNは制御部C´により制御される。加熱素子HNは筒部材B´の外面に固定されていてもよい。加熱素子HNは加熱部の一例である。尚、筒部材B´は筒状であるがこれに限定されない。例えば、板状の熱伝導部に別体の部材を固定して全体的に結露センサSを包囲する筒状の部材を形成してもよい。また、外部から筐体9内に自然風が流れる場合にファンFNはなくてもよい。
図7は、制御部C´が実行する制御の一例を示したフローチャートである。制御部C´は、ファンFNを駆動して筒部材B´内の加湿を開始する(ステップS1´)。筒部材B´内に結露が発生した場合には(ステップS3でYes)、制御部C´はファンFNを停止して加湿を停止し(ステップS4´)、加熱素子HNにより筒部材B´を加熱して結露の揮発を促進する(ステップS6´)。これにより、配管Raに結露が発生しない範囲で冷媒Mの温度を出来るかぎり低く維持でき、冷媒Mの冷却能力を十分に活用することができる。尚、この場合もステップS7の実行後に再びステップS2を実行しなくてもよい。また、ステップS6´において、加熱素子HNにより筒部材B´を加熱すると共にファンFNを逆回転させて筒部材B´内の空気を加湿フィルタF1を介して外部に排出させてもよい。加熱素子HNの代わりにペルチェ素子で筒部材Bを加熱してもよい。
以上本発明の好ましい一実施形態について詳述したが、本発明は係る特定の実施形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内において、種々の変形・変更が可能である。
1、1´ 電子機器
2 受熱プレート(受熱器)
6 電子部品
9 筐体
H 熱交換器
P ポンプ
Ra 配管
B 板部材(熱伝導部)
B´ 筒部材(熱伝導部)
E ペルチェ素子(促進部)
F1 加湿フィルタ(促進部)
F2 除湿フィルタ(促進部)
S 結露センサ(検出部)
FN ファン
HN 加熱素子

Claims (12)

  1. 電子部品と、
    前記電子部品の冷却用の冷媒が流れる配管と、
    前記配管に接続された熱伝導部と、
    前記配管よりも先に前記熱伝導部に結露が発生するように促進する促進部と、
    前記熱伝導部に発生した結露を検出する検出部と、
    前記検出部の検出結果に応じて前記冷媒の温度を制御する制御部と、を備えた電子機器。
  2. 前記促進部は、前記配管の外面の温度より低い温度にまで前記熱伝導部を冷却して結露の発生を促進する、請求項1の電子機器。
  3. 前記促進部は、前記熱伝導部を加湿することにより結露の発生を促進する、請求項1の電子機器。
  4. 前記促進部は、ペルチェ素子である、請求項2の電子機器。
  5. 前記熱伝導部は、前記検出部を包囲する筒状であり、
    前記促進部は、筒状の前記熱伝導部内に配置された加湿フィルタ及び除湿フィルタを含む、請求項3の電子機器。
  6. 前記促進部による結露の促進は、前記検出部が結露を検出した場合には停止される、請求項1乃至5の何れかの電子機器。
  7. 前記検出部が結露を検出した場合に前記熱伝導部を加熱する加熱部を備えている、請求項1乃至6の何れかの電子機器。
  8. 前記検出部が結露を検出した場合、前記ペルチェ素子が前記熱伝導部を冷却する状態から加熱する状態に前記ペルチェ素子への電力供給が切り替えられる、請求項4の電子機器。
  9. 前記配管は、前記冷媒の熱を放熱する熱交換器と前記発熱部品からの熱を前記冷媒に伝える受熱器との間にある、請求項1乃至8の何れの電子機器。
  10. 前記制御部は、結露の発生の促進中に前記熱伝導部に結露が発生したことが検出されるまで前記冷媒の温度を低下させ、結露の発生の促進中に前記熱伝導部に結露が発生したことが検出された場合には前記冷媒の温度の低下を停止する、請求項1乃至9の何れかの電子機器。
  11. 前記制御部は、結露の発生の促進中に前記熱伝導部に結露が発生したことが検出された場合には前記冷媒の温度を上昇させる、請求項1乃至9の何れかの電子機器。
  12. 電子部品の冷却用の冷媒が流れる配管に接続された熱伝導部に前記配管より先に結露が発生するように促進し、
    結露の発生の促進中に前記熱伝導部に結露が発生したか否かに応じて前記冷媒の温度を制御する、冷却方法。
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