JP2014183006A - フォグランプ - Google Patents

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Kanichi Okumura
貫一 奥村
Hirosuke Igarashi
啓輔 五十嵐
Kenji Komano
健二 駒野
Shota Hironaka
将太 弘中
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Abstract

【課題】外観上の見映えやデザイン性を損なうことなく、黄色以外の光の出射を確実に防止し、フォグランプとしての商品価値を向上させる。
【解決手段】フォグランプ1は、リフレクタ3とアウターレンズ5とによって画設される灯室6内に、アウターレンズ5から光源2側に離間して黄色のインナーレンズ7が配設されている。そして、光源2から出射される白色光L1,L11は、インナーレンズ7によって、その波長領域のうち、黄色成分の波長領域のみが黄色光L3,L31として透過され、更にアウターレンズ5の内面の光学多層膜4を透過させられるため、当該黄色光L3,L31に万が一、黄色成分以外の波長領域が混在していたとしても完全に除去される。これにより、黄色以外の光の出射を確実に防止できる。
【選択図】図1

Description

本発明は、自動車等の車両前部に搭載されるフォグランプに関する。
従来、この種のフォグランプとして、例えば、外部から給電されることにより発光するハロゲンランプ等の光源と、この光源の周囲に配置され、当該光源から出射される白色光を光軸方向前方に向かって反射させる反射部材としてのリフレクタと、当該リフレクタの光軸方向前方を覆うように配置され、内面側に光学多層膜を設けたアウターレンズ(またはアウターカバー)と、を備えたものが知られている。つまり、このフォグランプは、光源がアウターレンズとリフレクタとによって画設された灯室内に配設され、光源から出射された白色光を、直接またはリフレクタによって反射させ、光学多層膜を透過させた上でアウターレンズを介して灯具の前方に照射するようになっている(例えば、特許文献1参照)。
ここで、光学多層膜は、例えば、以下のように構成されている。すなわち、アウターレンズの内面側に、TiO、Ta、ZrO、ZnO等の金属酸化膜による高屈折率膜と、SiO、MgF、AlF等の金属酸化膜による低屈折率膜と、がそれぞれ目的とする反射波長(以下、設計波長と称する)の1/4を光学膜厚として交互に複数層積層されて構成されている。こうして積層された光学多層膜によって、光源から発せられた白色光のうち、黄色以外の光を、光の干渉によって反射させ、黄色成分の波長領域からなる黄色光を透過させるものである。
なお、光学膜厚とは、その層の物理的膜厚×屈折率の値である。また膜構成は、黄色以外の成分を含む波長領域をカットする場合、8層〜11層程度積層されており、その成膜に当たってはディップ法、真空蒸着法、スパッタ法、イオンプレーティングなどの成膜法を適宜選択して形成されるものである。
このような光学多層膜を設けたアウターレンズを備えることにより、上述のフォグランプでは、光源から出射された白色光がアウターレンズを介して照射される際に、その内面側に形成された光学多層膜を透過することとなる。このとき、当該白色光の波長領域のうち、透過光色以外の波長領域が光学多層膜で除外(カット)され、黄色成分の波長領域からなる黄色光が透過光として透過される。これにより、光源から出射された白色光がアウターレンズを透過することで、黄色光となって灯具の前方に向けて照射されることとなる。
特開2008−012759号公報
具体的に、このような光学多層膜では、光源から出射された白色光のうち、黄色以外の波長領域の透過率が10%程度、550〜600nm程度の波長領域(黄色光)の透過率が95%程度となっている。これにより、透過光色以外の波長領域からなる光がアウターレンズを透過することなく、内面の光学多層膜で反射することによってアウターレンズで除外(カット)されるため、アウターレンズを透過する透過光は黄色光となる。
しかも、非点灯時には、外部から進入する進入光が、光学多層膜による反射色として視認されるように設計することができるため、金属的光沢感の高い色(所謂、金属色)として視認されるような外観設計が可能となり、灯具としての外観上の見映えやデザイン性を向上させることができるメリットも兼ね備えている。
しかしながら、このような光学多層膜では、光源から出射される白色光の波長領域のうち、透過光色以外の波長領域の透過率が10%程度であるため、全ての透過光色以外の光を確実にカットすることが困難であった。
そのため、この10%程度透過されてしまう黄色以外の光のうち、黄色光と共にアウターレンズを透過したものは当該黄色光の光量が強いことから打ち消されるものの、光学多層膜で反射した黄色以外の光はリフレクタによって反射された後、再度アウターレンズへ向かって照射される。このとき、光学多層膜で反射されることなくアウターレンズを透過して外部へ出射されてしまう虞がある。
そこで、かかる特許文献1の灯具では、アウターレンズとしての透光性基体(すなわち、アウターレンズ自体)を着色するか、またはアウターレンズ上に形成された光学多層膜上に透過光を着色する着色膜を備えることで、黄色以外の光が外部へ出射されてしまうことを防止するようにしている。
ところで、このようにアウターレンズ自体を着色したり、灯体としての最外部であるアウターレンズ上に形成された光学多層膜上に着色膜を備えたりした場合、テールランプのような元来、外観的に着色されている灯具として広く一般的なものであれば、見映えやデザイン性が損なわれる可能性は低いと考えられる。
しかしながら、近年のフォグランプのように、光源としての機能が向上し、照射光の明るさや、色味のバリエーションが豊富な灯具においては、とりわけ、車両前方に配置されることから、非点灯時における外観上の見映えやデザイン性が重視される傾向にある。そのため、上述のように、アウターレンズ自体を着色した場合は、フォグランプの非点灯時における外観が、当該着色した色で視認されることになり、また、光学多層膜上に着色膜を設けた場合も同様に、フォグランプの非点灯時における外観において、外部から進入する進入光によって、灯体の外観が着色膜の色で視認されることになる。この結果、外観上の見映えやデザイン性が損なわれることになり、フォグランプとして好ましいものではなかった。
従って、このような問題を全て解決する技術、すなわち、外観上の見映えやデザイン性が損なわれることになく、黄色以外の光が、外部へ出射されることを確実に防止でき、フォグランプとしての商品価値を向上させることが可能な技術の開発が望まれている。
本発明は、上述した事情を鑑みてなされたもので、フォグランプにおいて、外観上の見映えやデザイン性を損なうことなく、黄色以外の光の出射を確実に防止でき、フォグランプとしての商品価値を向上させることを目的とするものである。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
白色光を出射する光源と、この光源の周囲に配置され、当該光源から出射される白色光を光軸方向前方に向かって反射させる反射部材と、当該反射部材の光軸方向前方に配置されるアウターレンズと、を備えるフォグランプであって、
前記反射部材は、
光軸方向前方に向かって開口し、光軸方向後方側に配置される前記光源の周囲を包囲するように配設されており、
前記アウターレンズは、
内面または外面の少なくとも一方に配置され、高屈折率材料と低屈折率材料とを交互に複数積層してなり、前記光源から出射される白色光の波長領域のうち、黄色成分以外の波長領域を除外する光学多層膜を有し、前記反射部材の開口を覆うように配設されており、
前記反射部材と前記アウターレンズとによって画設される灯室内には、
前記光源よりも前記アウターレンズ側に位置し、且つ、当該アウターレンズから離間した部位に配設され、前記光源から出射される白色光の波長領域のうち、前記黄色成分の波長領域のみを透過させる黄色に着色されたインナーレンズが配設されていることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載のフォグランプにおいて、
前記インナーレンズは、外周縁部を前記灯室に対する取付部とし、当該取付部を前記反射部材の内周面に当接させることにより、前記灯室内に配設されるように構成されていることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1に記載のフォグランプにおいて、
前記インナーレンズは、外周縁部を前記灯室に対する取付部とし、当該取付部を前記アウターレンズの内周面に当接させることにより、前記灯室内に配設されるように構成されていることを特徴とする。
本発明によれば、反射部材とアウターレンズとによって画設される灯室内に配設される黄色に着色されたインナーレンズによって、光源から出射される白色光の波長領域のうち、黄色成分の波長領域のみを透過させるため、当該光源から出射される白色光の波長領域のうち、黄色成分以外の波長領域を除外することができる。また、仮に、インナーレンズを透過する透過光に、若干の黄色成分以外の波長領域が含まれたとしても、アウターレンズが有する光学多層膜によって、再度、これらインナーレンズから漏れた黄色成分以外の波長領域を除外することができるので、黄色以外の光の出射を確実に防止できる。
しかも、インナーレンズは、従来のように、灯体としての最外部に配設されるのではなく、光源よりもアウターレンズ側に位置し、且つ、当該アウターレンズから離間した部位に配設されているので、点灯時・非点灯時の双方において、アウターレンズの有する光学多層膜によってカバーされるため、外部から直接視認されることはない。また、非点灯時に、外部から進入光が進入した場合においても光学多層膜によって反射されるため、フォグランプの外観がインナーレンズの着色された黄色で視認されることはなく、むしろ当該光学多層膜による反射光によって金属的光沢感の高い金属色として視認され、外観上の見映えを向上させることができる。従って、外観上の見映えやデザイン性が損なわれることを未然に防止することができるばかりか、フォグランプとしての商品価値を向上させることができる。
かくして、本発明によれば、フォグランプにおいて、外観上の見映えやデザイン性を損なうことなく、黄色以外の光の出射を確実に防止でき、フォグランプとしての商品価値を向上させることができる。
本発明に係るフォグランプの一実施形態を示す断面図である。
以下、本発明の実施形態について、図面を参照して説明する。
図1は、本発明を適用したフォグランプ1の一実施形態を示すもので、とりわけフォグランプ1を、その略中心において車幅方向に切断した断面図である。
なお、以下の説明では、「前」「後」「左」「右」「上」「下」との記載は、特に断りのない限り、フォグランプ1から見た方向を意味するものとする。
図1に示すように、本実施形態のフォグランプ1は、図示しない車両の前部に搭載されて、車両前方に黄色光からなる所定の配光パターンを形成するリフレクタ型のフォグランプ(霧灯)である。かかるフォグランプ1は、外部から給電されることにより、白色光L1を発光するハロゲンランプ等の光源2を備えている。また、このフォグランプ1は、光源2の周囲に配置され、当該光源2から出射される白色光L1を光軸方向前方に向かって反射させる反射部材としてのリフレクタ3と、当該リフレクタ3の光軸方向前方を覆うように配置され、内面側に光学多層膜4を設けたアウターレンズ5と、を備えている。
リフレクタ3は、例えば樹脂基材からなり、光軸方向前方に向かって開口する凹状に形成され、光軸方向後方に配置される光源2の周囲を包囲するように配設されている。このリフレクタ3の内面には、アルミニウム蒸着法等の手法を用いて形成される反射膜3aが設けられており、前方に向かって凹状の放物面系の反射面として構成されている。換言すれば、リフレクタ3は、当該フォグランプ1の光照射方向に向けて反射面3aが形成され、光源2から出射される白色光L1の一部L11および、後述するアウターレンズ5を介して外部から進入する一部の進入光L22を反射するようになっている。
ここで、放物面系の反射面3aは、回転放物面だけでなく、放物面を基本とした自由曲面を含むものである。
アウターレンズ5は、例えば、ガラス,樹脂材料等の無色透明または半透明の透光性部材からなり、レンズまたはカバーとして構成され、リフレクタ3の開口した前面全体を覆うように配設されている。また、これらリフレクタ3およびアウターレンズ5は、この場合、いずれも正面視円形状に形成されており、それぞれの周縁部で互いに固定されている。
なお、ここでは、リフレクタ3およびアウターレンズ5が、いずれも正面視円形状に形成されている場合について述べるが、一例であってこれに限られず、その形状は、この他種々(例えば、矩形状や楕円状)の形状を広く適用することができる。
また、アウターレンズ5は、その内面または外面の少なくとも一方(この場合、内面)に光学多層膜4が設けられている。この光学多層膜4は、上述した従来の光学多層膜と同様に、TiO、Ta、ZrO、ZnO等の金属酸化膜による高屈折率膜と、SiO、MgF、AlF等の金属酸化膜による低屈折率膜と、がそれぞれ目的とする設計波長の1/4を光学膜厚として交互に複数層積層されて形成されており、後述するインナーレンズ7を透過して入射される黄色光L3,L31を透過させる。このとき、当該黄色光L3,L31に光源2から出射される白色光L1,L11のうちの黄色以外の光が若干でも混在していた(すなわち、インナーレンズ7において黄色以外の光が完全に除去されずに漏れ出た)場合、この黄色光L3,L31から混在する黄色以外の光を光の干渉によって反射させることで、完全に除去するようになっている。また、外部から進入する自然光等の進入光L2を、例えば青みがかった金属色の反射光L21として反射させるようになっている。
ここで、光学多層膜4は、黄色以外の光を反射させるようになっている。
さらに、フォグランプ1は、リフレクタ3とアウターレンズ5とによって灯室6が画設されている。この灯室6内には、光源2と、インナーレンズ7とが配設されている。インナーレンズ7は、例えば、ガラス,樹脂材料等の透光性部材からなり、黄色に着色されて構成されている。
このインナーレンズ7は、灯室6内において、光源2よりもアウターレンズ5側に位置し、且つ、当該アウターレンズ5から離間した部位にインナーレンズ7が配設されている。具体的に、インナーレンズ7は、灯室6内において、例えばアウターレンズ5から5mm以上の間隔を空けて配置されることが好ましい。これにより、非点灯時に、外部から進入光L2が進入した場合においても、この進入光L2が光学多層膜4によって反射されるため、フォグランプ1の外観がインナーレンズ7の着色された黄色で視認されることはなく、むしろ当該光学多層膜4による反射光L21によって金属的光沢感の高い金属色として視認され、外観上の見映えを向上させることができるようになっている。なお、この外部から進入する進入光L2の一部が、光学多層膜4を透過して進入することも考えられる。しかし、この場合、上述のような光学多層膜4における光の反射作用に基づいて、黄色成分以外の波長領域からなる反射光L21として反射されているため、インナーレンズ7で反射され、またはインナーレンズ7を透過してリフレクタ3で反射されたとしても、光量の弱い黄色光L23となるため、外観上の見映えを損なうことはない。
また、インナーレンズ7は、その外周縁部を灯室6に対する取付部7aとしており、例えば当該取付部7aをリフレクタ3の内周面に当接させることにより、上述のようにアウターレンズ5から離間した部位であるリフレクタ3の開口した前面内周側を塞ぐようにして灯室6内に配置されている。そして、インナーレンズ7は、光源2から出射される白色光L1,L11の波長領域のうち、黄色成分の波長領域(すなわち、黄色光L3,L31)のみを透過させるようになっている。
なお、灯室6に対するインナーレンズ7の取付構造はこれに限られず、例えば取付部7aをアウターレンズ5の内周面に当接させることにより、灯室6内に配設するようにしても良い。但し、この場合も同様に、インナーレンズ7とアウターレンズ5の内面との間に、少なくとも5mm以上の隙間が介在されるように取り付けなければならない。
このように、本実施形態のフォグランプ1では、アウターレンズ5とリフレクタ3とによって画設された灯室6内に、光源2と黄色に着色されたインナーレンズ7とが配設され、光源2から出射された白色光L1,L11を、直接またはリフレクタ3によって反射させ、インナーレンズ7に入射させる。インナーレンズ7は、入射される白色光L1,L11の波長領域のうち、黄色成分以外の波長領域を除外し、黄色成分の波長領域からなる黄色光L3,L31のみを透過させる。
そして、インナーレンズ7を透過した黄色光L3,L31が、アウターレンズ5の内面側に配置された光学多層膜4に対して入射される。このとき、当該光学多層膜4に入射する黄色光L3,L31に、光源2から出射される白色光L1,L11のうちの黄色以外の光が若干でも混在していた場合、この黄色光L3,L31から混在する黄色以外の光を光の干渉によって反射させることで、完全に除去するようになっている。この後、光学多層膜4を透過した透過光が、黄色以外の光の成分を完全に除去した黄色の照射光L4,L41として、アウターレンズ5を介して前方に照射されるようになっている。
以上、説明したように、本実施形態のフォグランプ1によれば、リフレクタ3とアウターレンズ5とによって画設される灯室6内に配設される黄色に着色されたインナーレンズ7によって、光源2から出射される白色光L1,L11の波長領域のうち、黄色成分の波長領域のみを透過させるため、当該光源2から出射される白色光L1,L11の波長領域のうち、黄色成分以外の波長領域を除外することができる。また、仮に、インナーレンズ7を透過する透過光(黄色光L3,L31)に、若干の黄色成分以外の波長領域が含まれたとしても、アウターレンズ5が有する光学多層膜4によって、再度、これらインナーレンズ7から漏れた黄色成分以外の波長領域を除外することができるので、黄色以外の光の出射を確実に防止できる。
しかも、インナーレンズ7は、従来のように、灯体としての最外部に配設されるのではなく、光源2よりもアウターレンズ5側に位置し、且つ、当該アウターレンズ5から離間した部位に配設されているので、点灯時・非点灯時の双方において、アウターレンズ5の有する光学多層膜4によってカバーされるため、外部から直接視認されることはない。
また、非点灯時に、外部から進入光L2が進入した場合においても光学多層膜4によって反射されるため、フォグランプ1の外観がインナーレンズ7の着色された黄色で視認されることはなく、むしろ当該光学多層膜4による反射光L21によって金属的光沢感の高い金属色として視認され、外観上の見映えを向上させることができる。従って、外観上の見映えやデザイン性が損なわれることを未然に防止することができるばかりか、フォグランプ1としての商品価値を向上させることができる。
かくして、本実施形態によれば、フォグランプ1において、外観上の見映えやデザイン性を損なうことなく、黄色以外の光の出射を確実に防止でき、フォグランプ1としての商品価値を向上させることができる。
なお、本発明は、上述した実施形態に限定されることなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、上述した実施形態では、本発明に係るフォグランプ1の光源2として、ハロゲンランプを適用する場合について説明したが、本発明はこれに限られることなく、フォグランプ1の光源2としては、この他、例えば白熱電球,HIDランプ(High Intensity Discharge lamp),LED(Light Emitting Diode:発光ダイオード)等の外部から給電されることにより発光する種々の光源を広く適用することができる。
1…フォグランプ
2…光源
3…リフレクタ(反射部材)
3a…反射面
4…アウターレンズ
5…光学多層膜
6…灯室
7…インナーレンズ
7a…取付部
L1,L11…白色光
L2…進入光
L21…反射光
L3,L31…黄色光
L4,L41…照射光

Claims (3)

  1. 白色光を出射する光源と、この光源の周囲に配置され、当該光源から出射される白色光を光軸方向前方に向かって反射させる反射部材と、当該反射部材の光軸方向前方に配置されるアウターレンズと、を備えるフォグランプであって、
    前記反射部材は、
    光軸方向前方に向かって開口し、光軸方向後方側に配置される前記光源の周囲を包囲するように配設されており、
    前記アウターレンズは、
    内面または外面の少なくとも一方に配置され、高屈折率材料と低屈折率材料とを交互に複数積層してなり、前記光源から出射される白色光の波長領域のうち、黄色成分以外の波長領域を除外する光学多層膜を有し、前記反射部材の開口を覆うように配設されており、
    前記反射部材と前記アウターレンズとによって画設される灯室内には、
    前記光源よりも前記アウターレンズ側に位置し、且つ、当該アウターレンズから離間した部位に配設され、前記光源から出射される白色光の波長領域のうち、前記黄色成分の波長領域のみを透過させる黄色に着色されたインナーレンズが配設されていることを特徴とするフォグランプ。
  2. 前記インナーレンズは、外周縁部を前記灯室に対する取付部とし、当該取付部を前記反射部材の内周面に当接させることにより、前記灯室内に配設されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のフォグランプ。
  3. 前記インナーレンズは、外周縁部を前記灯室に対する取付部とし、当該取付部を前記アウターレンズの内周面に当接させることにより、前記灯室内に配設されるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載のフォグランプ。
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