JP2014182929A - キセノンフラッシュランプ - Google Patents

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Abstract

【課題】新規なキセノンフラッシュランプを提供することを目的とする。
【解決手段】このキセノンフラッシュランプは、一対の電極が内封された発光管と、前記発光管の外周面に沿って配置された始動用補助電極とを備えた、紫外線照射用のキセノンフラッシュランプであって、前記発光管の封入ガス圧は、40〜80kPaの範囲内にあり、前記始動用補助電極は、相互に電気的に接続され、各々が前記発光管の外周面に密着しながら該発光管を取り囲む複数個のリング部ワイヤを有し、隣接する該リング部ワイヤ間の間隔は100mm以下である。
【選択図】図1

Description

本発明は、紫外線放射のために使用されるキセノンフラッシュランプに関する。
このキセノンフラッシュランプは、主として、光硬化性樹脂を硬化させる工程で使用されている。例えば、DVD製造のディスク貼り合わせ工程において、2枚のディスクピースの間に接着剤である光硬化性樹脂を挟み込み、光照射により樹脂硬化させて一体化している。
このキセノンフラッシュランプの点灯回路には、充電電圧を制御してランプ照度を一定にする調光機能が備えられている。ランプ照度を一定に維持することにより光硬化性樹脂の硬化度を一定に保ち、照射不足や照射過剰による品質への悪影響を防止している。この調光可能な範囲、即ち充電電圧の制御範囲(例えば、2.8〜3.6kV)は、ランプの始動特性に影響する封入ガス圧により決定されている。
特開2001-185088「閃光放電ランプ、およびその発光装置」(公開日:2001.07.06)特許第4399935号 特開2012-69472「フラッシュランプ」(公開日:2012.04.05)
キセノンフラッシュランプでは、発光管内部にタングステン製の一対の電極が形成され、陰極側電極の先端には、高融点金属を主成分とする電子放射性物質からなる焼結体が固着されている。ランプ寿命が近づくと、イオン衝撃により陰極側電極の物質が飛散して、発光管の内周面に付着する現象が生じることがあった。発光管内周面が黒化すると、ランプの照度は著しく低下する。このため、照度不足にならないように、当初照度の70%以上は確保することが必要である。
この陰極物質の飛散を防ぐためには、封入ガス圧を上げる方法がある。しかし、封入ガス圧を上げるとランプの始動特性が悪化して、充電電圧の下限値の上昇を招く(例えば、下限値を3.4kVまで上げる必要がある)。
上記問題点に鑑みて、本発明は、キセノンフラッシュランプにおいて、封入ガス圧を上げて照度維持率を高くすると共に、始動特性を向上したランプを提供することを目的とする。
本発明に係るキセノンフラッシュランプは、一対の電極が内封された発光管と、前記発光管の外周面に沿って配置された始動用補助電極とを備えた、紫外線照射用のキセノンフラッシュランプにおいて、前記発光管の封入ガス圧は、40〜80kPaの範囲内にあり、前記始動用補助電極は、相互に電気的に接続され、各々が前記発光管の外周面に密着しながら該発光管を取り囲む複数個のリング部ワイヤを有し、隣接する該リング部ワイヤの間隔は100mm以下である。
更に、上記キセノンフラッシュランプでは、隣接する前記リング部ワイヤの間隔は、5〜100mmの範囲内にあってよい。
更に、上記キセノンフラッシュランプでは、前記始動用補助電極は、複数個のリング部ワイヤと、これらのリング部ワイヤを相互に電気的に接続する連結部ワイヤと、該連結部ワイヤの両端部に夫々接続された環状金属帯とを有し、前記環状金属帯は、前記発光管に一定の幅をもって巻き付けられ固定されていてもよい。
更に、上記キセノンフラッシュランプでは、前記ランプは、光硬化性樹脂を硬化させる樹脂硬化用ランプであってよい。
本発明によれば、キセノンフラッシュランプにおいて、封入ガス圧を上げて照度維持率を高くすると共に、始動特性を向上したランプを提供することが出来た。
図1は、本実施形態に係るキセノンフラッシュランプを説明する図である。 図2は、従来のキセノンフラッシュランプを説明する図である。 図3は、図1に示すキセノンフラッシュランプの点灯回路を説明する図である。 図4は、図1に示すキセノンフラッシュランプにおいて、ガス圧をパラメータとしたピーク照度維持特性を示すグラフである。
以下、本発明に係るキセノンフラッシュランプの実施形態に関して、添付の図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中、同じ要素に対しては同じ参照符号を付して、重複した説明を省略する。
[キセノンフラッシュランプ]
図1は、本実施形態に係るキセノンフラッシュランプ10を示す図である。なお、一方の破線円は陽極側電極4aの説明図であり、他方の破線円は陰極側電極4bの説明図であり、破線楕円は外部取り付け始動用補助電極8の説明図である。これに対して、図2は、従来のキセノンフラッシュランプ100を説明する図である。
本実施形態に係るランプ10と従来のランプ100の相違は、主として、発光管2,20に対する外部取り付け始動用補助電極8,80の形状、作用、効果等にある。これらのランプ10,100の外形形状は、典型的には、全長Loは870mm、電極間距離(アーク長)Leは550mm、発光管の外周Dtはφ10mmである。
図1に示すキセノンフラッシュランプ10は、希ガスのキセノンを封入した発光管2の両端に、一対の電極4a,4bが対向して配置された構造となっている。発光管10は、円筒形に成形された紫外線透過率の高い石英ガラスから成る。
一対の電極4a,4bの内、陽極側電極4aは、電極リード棒4a−1の先端部をバルク状に成形加工したタングステンロッド4a−2によって形成されている。また、陰極側電極4bは、電極リード棒4b−1の先端部に電子放出性物質の焼結体4b−3が固着されたタングステンロッド4b−2によって形成されている。ランプ寿命が近づくと、イオン衝撃により焼結体4b−3の高融点金属や電子放射性物質が飛散して、発光管の内周面に付着する現象が生じることがあった。
発光管の外周面に沿って、始動用補助電極8が配置されている。始動用補助電極8は、各々が発光管の外周面に密着しながら該発光管を取り囲む複数個のリング部ワイヤ8−1と、発光管の軸線に沿って延在して隣接リング部ワイヤ間を連結する連結部ワイヤ8−2と、連結部ワイヤ8−2の両端部に夫々接続された環状金属帯8a,8bとから成る。
これに対して、図2に示す従来のキセノンフラッシュランプ100の外部取り付け始動用補助電極80は、両電極付近の発光管外側円周面を夫々囲むリング部ワイヤ80−1,80−1と、発光管外周面を螺旋状に一周しながら両端のリング部ワイヤ間を連結する螺旋状走行部ワイヤ80−2とから成る。なお、従来のキセノンフラッシュランプ100には、この部分が螺旋状でなく、直線状のものも有る。
図3は、図1に示すキセノンフラッシュランプの点灯回路の一例を説明する図である。ここで、符号10は図1に示すランプであり、符号8はランプ10の始動用補助電極であることに注意されたい。このキセノンフラッシュランプの点灯回路には、充電電圧を制御してランプ照度を一定にする調光機能が備えられている。点灯回路30は、交流電源32と、直流電源となるコンデンサ34と、この出力を交流変換して昇圧する上昇インバータ回路36と、ダイオードブリッジによる整流回路38と、この出力を蓄電する充電用コンデンサ40と、波形調整用コイル42と、所定の照度を検出する照度検出手段(図示せず。)からの信号により上昇インバータ回路36を制御する制御回路44と、制御回路44からの点灯信号を受けて始動用補助電極8にトリガパルスPsの出力を指示する始動回路46とで構成されている。
交流電源3から充電用コンデンサ40に充電エネルギーが蓄積される。この蓄積された電荷がランプ10に印加された状態で、始動回路46から始動用補助電極8にトリガパルスPsが入力すると発光管内部のキセノンガスの一部が電離して、充電用コンデンサ40に蓄えられた電荷が一気に流れる。発光管内で生ずる放電プラズマによってキセノンガスが励起され、瞬間的に高強度の紫外線を発生する。
この始動回路30の出力仕様では、充電電圧Vcは2.0〜3.6kVであり、トリガ電圧Vtは16kVである。図1に示すランプ10は、図には示していないが、反射鏡を備えた照射器に取り付けて、光硬化性樹脂を硬化させる工程で使用されている。
(ピーク照度維持率)
イオン衝撃により陰極側電極の高融点金属や電子放射性物質が飛散して、発光管の内周面に付着すると、発光管内周面が黒化してランプ照度が低下する。この黒化現象を抑制する方法として、封入ガス圧を高圧にする方法がある。
しかし、ランプの封入ガス圧を高くした場合、ランプの始動特性が悪化する。ランプを確実に始動するためには充電電圧Vcを高くしなければならない。
表1に示すように、従来のランプ(図2参照)において、封入ガス圧が20kPaの場合、試料No.1〜5に対して充電電圧が2.8≦Vc(kV)であれば点灯ミスは発生せず、始動した。これに対し、封入ガス圧を53kPaに高くすると、充電電圧が2.8≦Vc≦3.3(kV)の範囲では点灯ミスが発生し、充電電圧を3.4≦Vc(kV)に高くする必要があった。
Figure 2014182929
点灯ミス有無の判定は、1,000回点灯して、点灯ミス無しの場合を記号「○」で表示し、1回以上点灯ミスが有った場合を記号「×」で表示している。
しかし、封入ガス圧を高くするとイオン衝撃により陰極側電極の物質の飛散現象は抑制されるが、封入ガス圧を高くすることに伴い充電電圧を高くするとこの電極スパッタが加速され、封入ガス圧を高くして得られた効果が相殺されるおそれもある。
図4は、封入ガス圧をパラメータとしたピーク照度維持特性を示すグラフである。グラフ横軸は、点灯回数ゼロ〜1,000万回を示す。グラフ縦軸は、各ランプの初期ピーク照度を100%として点灯回数毎のピーク照度を相対ピーク照度(%)で表示している。
本実施例では、封入ガス圧は、40,53,80 kPaの3種類である。比較例では、従来の7,20kPaの2種類を示している。各々、5本のランプを試作して実験を行った。
照度不足にならないように、初期照度の70%以上は確保することが必要である。図4に示すように、例えば封入ガス圧が20kPaの従来のランプでは、点灯回数が500万回で相対ピーク照度が70%に低下する。ランプ照度を一定にする調光機能により、充電電圧Vcは最大となる。これ以上照度が低下すると、ランプは寿命となる。
これに対して、本実施例の40,53,80kPaの3種類のランプは、点灯回数1,000万回後であっても初期ピーク照度に対する70%以上の維持率を有していた。
この結果より、イオン衝撃により陰極側電極の物質が飛散の影響を抑制するためには、封入ガス圧を高くして、40〜80kPaの範囲内とすることが必要であることが判明した。
そこで、本発明者等は、ランプの封入ガス圧は高くするが、充電電圧を高く変更すること無く、確実に点灯可能なランプの完成を目指して開発を行った。その結果、本発明者等は、図2の従来のランプ100に使用されている始動用補助電極80の機能を高めることにより、ランプの始動特性を向上させて、充電電圧の変更無しで確実に点灯するランプを完成した。このランプの詳細は次の通りである。
(始動用補助電極と始動特性)
図1の破線楕円で囲まれた外部取り付け始動用補助電極8を参照願いたい。本実施形態に係るランプ10で採用する始動用補助電極8は、リング部ワイヤ8−1と、隣接リング部ワイヤ間を連結する連結部ワイヤ8−2と、両端部に夫々接続された環状金属帯8a,8bとから成る。
従来のランプ100で採用する始動用補助電極80に比較して、本実施形態で採用する始動用補助電極8は、リング部ワイヤ8−1を複数用意して連結部ワイヤ8−2で連結して、ランプ始動時に発光管内部のキセノンガスに対する電離誘発機能を高めている。
表2は、本実施形態に係るランプ10の始動用補助電極と始動特性の実験結果である。更に具体的には、隣接リング部ワイヤ間の間隔と充電電圧の関係を求めた実験結果である。比較例は、図2の従来のランプ100である。
表2で、本実施例では、隣接リング部ワイヤ間の間隔として、Ls=25,50,100,150mmのランプを各5本作成して実験を行った。
実験の条件として、ランプの封入ガス圧は、図4に示す3種類のランプの真ん中の53kPaに固定した。ランプ10を照射器内に取り付けた使用状態で、充電電圧Vcを2.8〜3.6kVの範囲で0.1Vずつ変え、トリガ電圧はVt=16kVとした。各充電電圧を印加したランプに対して、0.25秒毎に1回点灯の割合で、1,000回の点灯を行った。
Figure 2014182929
点灯ミス有無の判定は、1,000回点灯して、点灯ミス無しの場合を記号「○」で表示し、1回以上点灯ミスが有った場合を記号「×」で表示している。
表2より、比較例(螺旋状)のランプ100では、確実に点灯させるためには、充電電圧2.8≦Vc(kV)が必要であった。同様に、本実施例の隣接リング部ワイヤの間隔(「ピッチ」ともいう。)がLs=150mmのランプでは、確実に点灯させるためには、充電電圧3.1≦Vc(kV)が必要であった。これに対して、本実施例の隣接リング部ワイヤ間の間隔がLs=100,50,25mmの各ランプでは、充電電圧2.8≦Vc(kV)でも確実に点灯することが出来た。
即ち、ランプの封入ガス圧を53kPaと高くしても、充電電圧を2.8≦Vc(kV)と比較的低い充電電圧Vcでも確実に点灯するランプを完成することが出来た。特に、充電電圧が2.8≦Vc≦3.3(kV)の範囲内は、従来のランプでは確実な点灯が保証できなかった範囲である。始動用補助電極の機能を高めることで、ランプの始動特性を向上することができる。この結果、充電電圧を高くすること無く、確実に点灯するランプが得られた。
なお、隣接リング部ワイヤ間の間隔Lsの下限値に関しては、電気的には制限は無い。しかし、リング部ワイヤ8−1が多すぎると、ランプの配光特性に悪影響が出てくるおそれがある。従って、隣接リング部ワイヤ間の間隔は、5≦Ls(mm)であることが望ましい。
更に、図1に示す始動用補助電極8のリング部ワイヤ8−1は、発光管2の軸線に垂直な面内で円形に形成され図示されている。しかし、これに限定されない。各リング部ワイヤ8−1が、発光管の外周面に密着しながら、閉じた円又は楕円として形成されている限り、これらは本実施形態の範囲内であることを承知されたい。
(環状金属帯の採用)
表1に示した比較例の実験において、ランプ100の始動用補助電極80が発光管20の所定の位置から外れる問題が発生した。即ち、図2に示すランプ100の始動用補助電極80では、トリガパルスを繰り返し印加した際、両電極を取り囲むように位置する各リング部80−1,80−1が、徐々に緩み、位置ズレする現象が生じた。
そこで、図1に示す本実施形態に係るランプ10では、このような緩み、位置ズレの発生を防止する目的で、始動用補助電極8の両端部に環状金属帯8a,8bを夫々形成している。この環状金属帯8a,8bは、一定の幅を持っているので、発光管に強く巻き付けて固定することが可能であり、緩み、位置ズレの発生を防止できる。更に、環状金属帯8a,8bは、発光管外部から発光管内の電極4a,4bを一定の幅で取り囲むように位置決めされており、内部キセノンガスの電離誘発機能を高めて始動特性向上にも寄与している。
[代替手段・変形例]
以上、本実施形態に係るキセノンフラッシュランプについて説明したが、これらは例示であって、本発明の範囲を何等制限するものではない。当業者が、本実施形態に対して容易に成し得る追加・削除・変更・改良等は、本発明の範囲内である。本発明の技術的範囲は、添付の特許請求の範囲の記載によって定められる。
2:発光管、 4a:陽極側電極、 4b:陰極側電極、 8:始動用補助電極、 8−1:リング部ワイヤ、 8−2:連結部ワイヤ、 8a,8b:環状金属帯、 30:点灯回数、 10:キセノンフラッシュランプ,ランプ、 20:発光管、 30:点灯回路、 32:交流電源、 34:直流電源、 36:上昇インバータ、 38:整流回路、 40:充電コンデンサ、 42:波形調整用コイル、 44:制御回路、 46:始動回路、 80:始動用補助電極、 80−1:リング部ワイヤ、 80−2:連結部ワイヤ、 100:キセノンフラッシュランプ,ランプ
Dt:発光管外径、 Lo:ランプ全長、 Ls:リング部ワイヤの間隔,ピッチ、 Vc:可変充電電圧、 Vt:トリガ電圧、 Ps:トリガパルス

Claims (4)

  1. 一対の電極が内封された発光管と、
    前記発光管の外周面に沿って配置された始動用補助電極とを備えた、紫外線照射用のキセノンフラッシュランプにおいて、
    前記発光管の封入ガス圧は、40〜80kPaの範囲内にあり、
    前記始動用補助電極は、相互に電気的に接続され、各々が前記発光管の外周面に密着しながら該発光管を取り囲む複数個のリング部ワイヤを有し、隣接する該リング部ワイヤの間隔は100mm以下である、キセノンフラッシュランプ。
  2. 請求項1に記載のキセノンフラッシュランプにおいて、
    隣接する前記リング部ワイヤの間隔は、5〜100mmの範囲内にある、キセノンフラッシュランプ。
  3. 請求項1又は2に記載のキセノンフラッシュランプにおいて、
    前記始動用補助電極は、複数個のリング部ワイヤと、これらのリング部ワイヤを相互に電気的に接続する連結部ワイヤと、該連結部ワイヤの両端部に夫々接続された環状金属帯とを有し、
    前記環状金属帯は、前記発光管に一定の幅をもって巻き付けられ固定されている、キセノンフラッシュランプ。
  4. 請求項1〜3のいずれか一項に記載のキセノンフラッシュランプにおいて、
    前記ランプは、光硬化性樹脂を硬化させる樹脂硬化用ランプである、キセノンフラッシュランプ。
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