JP2014182899A - 蓄電素子及び蓄電素子の製造方法 - Google Patents

蓄電素子及び蓄電素子の製造方法 Download PDF

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Abstract

【課題】複数の電極体を有する構成において、簡易に、電極体に集電体を接続することができる蓄電素子を提供する。
【解決手段】第一方向に並列に配置される複数の電極体である第一電極体140及び第二電極体150と、正極集電体120とを備える蓄電素子10であって、当該複数の電極体のそれぞれは、正極の活物質層の非形成部が積層された積層部であって、第一方向とは交差する第二方向に延びる積層部を第一方向に並列に複数有し、正極集電体120は、当該複数の電極体が有する複数の積層部であって第一方向に並列に配置された複数の積層部のうち、隣り合う2つの積層部であって異なる電極体に含まれる2つの積層部である第二正極積層部142及び第三正極積層部151に接合される、第二方向に延びる接合部122を有し、接合部122は、第二正極積層部142及び第三正極積層部151と束ねられて接合されている。
【選択図】図7

Description

本発明は、複数の電極体と、電極端子と、複数の電極体及び電極端子に電気的に接続される集電体とを備える蓄電素子及びその製造方法に関する。
世界的な環境問題への取り組みとして、ガソリン自動車から電気自動車への転換が重要になってきている。このため、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子を動力源に用いた電気自動車の開発が進められている。そして、このような蓄電素子においては、一般的に、正極と負極とを有する電極体と、電極端子と、電極体及び電極端子を電気的に接続する集電体とを備えている。
ここで、従来、例えば高レートサイクルの充放電を行うハイブリッド電気自動車(Hybrid Electric Vehicle、HEV)に用いられるような蓄電素子においては、複数の電極体を備え、集電体を当該複数の電極体に接続する構成が提案されている(例えば、特許文献1の図6等参照)。
特開2012−156134号公報
しかしながら、上記従来の蓄電素子では、複数の電極体を有する構成において、電極体に集電体を接続する作業が複雑であるという問題がある。
つまり、特許文献1(図6等)に開示された従来の蓄電素子においては、2つの電極体(電極組立体)と2本の集電リードを有する集電体(可撓性電流集電体)とを備えており、一方の電極体に一方の集電リードを接続し、他方の電極体に他方の集電リードを接続する。このため、2つの電極体に2つの集電リードを接続する必要がある。つまり、2つの電極体に集電体を接続するために2回の接合作業を行う必要があるため、電極体に集電体を接続する作業が複雑になる。
本発明は、上記問題を解決するためになされたものであり、複数の電極体を有する構成において、簡易に、電極体に集電体を接続することができる蓄電素子及びその製造方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電素子は、正極及び負極を有し第一方向に並列に配置される複数の電極体と、電極端子と、前記複数の電極体及び前記電極端子に電気的に接続される集電体とを備える蓄電素子であって、前記複数の電極体のそれぞれは、前記正極または前記負極の活物質層の非形成部が積層された積層部であって、前記第一方向とは交差する第二方向に延びる積層部を前記第一方向に並列に複数有し、前記集電体は、前記複数の電極体が有する複数の前記積層部であって前記第一方向に並列に配置された複数の前記積層部のうち、隣り合う2つの積層部であって異なる電極体に含まれる2つの積層部である内側積層部対に接合される、前記第二方向に延びる接合部を有し、前記接合部は、前記内側積層部対と束ねられて接合されている。
これによれば、蓄電素子は、複数の積層部を有する電極体を複数備えており、集電体は、複数の電極体が有する複数の積層部のうち、異なる電極体に含まれる隣り合う2つの積層部である内側積層部対と束ねられて接合されている接合部を有している。つまり、接合部は、2つの電極体に含まれる2つの積層部に接合されている。このため、2つの積層部に接合部を接合する1回の接合作業で、2つの電極体に集電体を接合することができる。したがって、複数の電極体を有する蓄電素子において、簡易に、電極体に集電体を接続することができる。
また、前記接合部は、前記内側積層部対に含まれる2つの積層部の間に配置されて、当該2つの積層部と束ねられて接合されていることにしてもよい。
これによれば、接合部は、2つの積層部に挟まれるように配置されて接合されている。このため、2つの電極体で接合部を挟んで接合作業を行えばよいので、簡易に、電極体に集電体を接合させることができる。
また、前記集電体は、さらに、前記電極端子側に配置される端子接続部を有し、前記接合部は、前記端子接続部の側方から前記第二方向に垂れ下がるように、前記端子接続部から捻られることなく折り曲げられて形成されていることにしてもよい。
これによれば、集電体の接合部は、端子接続部の側方から垂れ下がるように、捻られることなく折り曲げられて形成されている。つまり、集電体は、平板状の部材を折り曲げたような簡単な形状であるため、簡易に集電体を製造することができる。また、接合部は、端子接続部から捻られることなく折り曲げられて形成されているため、捻り部分と電極体との干渉を回避するような必要がない。つまり、捻りによって集電体を製造した場合には、捻り部分が電極体と干渉するのを避けるために、電極体の積層部をフォーミング加工する必要があるが、当該蓄電素子においては、集電体は捻られることなく製造されているため、当該積層部をフォーミング加工する必要がない。このため、当該蓄電素子において、簡易に、電極体に集電体を接続することができる。
また、前記集電体は、前記接合部が前記内側積層部対と接合されることで、前記内側積層部対に含まれる2つの積層部を有する2つの電極体を保持するように形成されていることにしてもよい。
これによれば、集電体は、接合された電極体を保持するように形成されている。ここで、特許文献1に開示された集電体においては、可撓性の集電リードが電極体に接続されているため、電極体を保持する機能を有していない。このため、当該蓄電素子においては、電極体を保持する機能も有する集電体を備えることができている。
また、前記複数の電極体は、複数の前記内側積層部対を有しており、前記集電体は、前記複数の内側積層部対のうちの2つの前記内側積層部対とそれぞれ接合される2つの前記接合部を有することにしてもよい。
これによれば、集電体は、2つの内側積層部対とそれぞれ接合される2つの接合部を有している。つまり、蓄電素子が3以上の電極体を備えることにより2以上の内側積層部対を有する場合には、集電体は、2つの接合部を有する。これにより、集電体を、より多くの電極体に接続することができる。また、接合部の数を2つにすることにより、接合部を捻ることなく折り曲げて形成することができるため、簡易に集電体を製造することができるとともに、簡易に集電体を電極体に接続することができる。
また、前記複数の内側積層部対のうちの前記2つの内側積層部対と異なる内側積層部対に含まれる2つの積層部は、束ねられて接合されていることにしてもよい。
これによれば、接合部と接合されない内側積層部対に含まれる2つの積層部は、束ねられて接合されている。つまり、隣り合う電極体に含まれる積層部同士が束ねられて接合されているため、当該隣り合う電極体間の隙間を塞ぐことができている。ここで、隣り合う電極体間に隙間が生じている場合には、例えば超音波溶接で積層部に接合部を接合する際に、金属箔の粉塵等の異物が当該隙間に入り込むおそれがある。特に負極側から正極側に粉塵が移動(銅片がアルミ側へ移動)した場合には、蓄電素子の容量低下が生じるおそれがある。このため、当該蓄電素子においては、隣り合う電極体間の隙間を塞いでいるため、金属箔の粉塵等の異物が移動するのを抑制し、容量低下の防止を図ることができる。また、隣り合う電極体の積層部同士を束ねることで、当該隣り合う電極体同士の電気的均衡を保つこともできる。
また、前記異なる内側積層部対に含まれる2つの積層部は、溶接またはかしめによって接合されていることにしてもよい。
これによれば、接合部と接合されない内側積層部対に含まれる2つの積層部は、溶接またはかしめによって接合されている。つまり、2つの積層部を、超音波溶接、抵抗溶接などの溶接やかしめを利用することで、簡易に接合することができる。
また、前記集電体は、前記複数の電極体が有する複数の前記積層部のうち、前記第一方向において両端に配置される2つの積層部とは接合されることなく、前記接合部で前記内側積層部対と接合されていることにしてもよい。
これによれば、集電体は、両端に配置される2つの積層部とは接合されていない。つまり、接合部を内側の積層部に接合させることで、外側の積層部に接合させる必要がなくなるため、接合作業の回数を減らすことができる。
また、前記複数の電極体のそれぞれが有する前記複数の積層部は、前記正極または前記負極の活物質層の非形成部が巻回されて積層されることで形成された前記第一方向に並ぶ2つの積層部であり、前記接合部は、前記2つの積層部で構成される前記複数の積層部のうちの前記内側積層部対と束ねられて接合されていることにしてもよい。
これによれば、複数の電極体は巻回型の電極体であるため、それぞれの電極体は、電極を巻回することにより、簡易に、2つの積層部を形成することができる。
また、上記目的を達成するために、本発明の一態様に係る蓄電素子の製造方法は、正極及び負極を有し第一方向に並列に配置される複数の電極体と、電極端子と、前記複数の電極体及び前記電極端子に電気的に接続される集電体とを備える蓄電素子の製造方法であって、前記複数の電極体のそれぞれは、前記正極または前記負極の活物質層の非形成部が積層された積層部であって、前記第一方向とは交差する第二方向に延びる積層部を前記第一方向に並列に複数有しており、前記蓄電素子の製造方法は、前記複数の電極体が有する複数の前記積層部であって前記第一方向に並列に配置された複数の前記積層部のうち、隣り合う2つの積層部であって異なる電極体に含まれる2つの積層部である内側積層部対に、前記集電体が有する前記第二方向に延びる接合部を隣接して配置する接合部配置工程と、前記接合部を、前記内側積層部対と束ねて接合する接合部接合工程とを含む。
これによれば、蓄電素子の製造方法において、複数の電極体が有する複数の積層部のうち異なる電極体に含まれる隣り合う2つの積層部に、集電体の接合部を隣接して配置し、接合部を当該2つの積層部と束ねて接合する。このため、2つの積層部に接合部を接合する1回の接合作業で、2つの電極体に集電体を接合させることができる。したがって、当該蓄電素子の製造方法において、簡易に、電極体に集電体を接続することができる。
また、さらに、前記集電体の前記電極端子側に配置される端子接続部の側方から、前記接合部を捻ることなく折り曲げて前記集電体を形成する集電体形成工程を含むことにしてもよい。
これによれば、蓄電素子の製造方法において、端子接続部の側方から、接合部を捻ることなく折り曲げて集電体を形成する。つまり、集電体は、平板状の部材を折り曲げたような簡単な形状であるため、容易に集電体を製造することができる。また、集電体を捻ることなく形成するため、捻り部分と電極体との干渉を回避するために積層部をフォーミング加工するというような必要がない。このため、当該蓄電素子の製造方法において、簡易に、電極体に集電体を接続することができる。
本発明における蓄電素子によれば、複数の電極体を有する構成において、簡易に、電極体に集電体を接続することができる。
本発明の実施の形態に係る蓄電素子の外観を模式的に示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電素子の容器の本体を分離して蓄電素子が備える各構成要素を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電素子を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。 本発明の実施の形態に係る正極集電体の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る正極集電体の製造過程を説明するための図である。 本発明の実施の形態に係る正極集電体及び負極集電体が第一電極体及び第二電極体に接合される構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態に係る正極集電体及び負極集電体が第一電極体及び第二電極体に接合される構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態に係る正極集電体及び負極集電体が第一電極体及び第二電極体に接合される構成を示す側面図である。 本発明の実施の形態に係る蓄電素子の製造方法を示すフローチャートである。 本発明の実施の形態の変形例1に係る正極集電体及び負極集電体が第一電極体及び第二電極体に接合される構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態の変形例2に係る蓄電素子が3つの電極体を備える場合において正極集電体及び負極集電体が電極体に接合される構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例2に係る正極集電体の構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例2に係る蓄電素子が3つの電極体を備える場合において正極集電体及び負極集電体が電極体に接合される構成を示す断面図である。 本発明の実施の形態の変形例3に係る蓄電素子が4つの電極体を備える場合において正極集電体及び負極集電体が電極体に接合される構成を示す斜視図である。 本発明の実施の形態の変形例3に係る蓄電素子が4つの電極体を備える場合において正極集電体及び負極集電体が電極体に接合される構成を示す断面図である。
以下、図面を参照しながら、本発明の実施の形態に係る蓄電素子について説明する。なお、以下で説明する実施の形態は、いずれも本発明の好ましい一具体例を示すものである。以下の実施の形態で示される数値、形状、材料、構成要素、構成要素の配置位置及び接続形態、工程、工程の順序などは、一例であり、本発明を限定する主旨ではない。また、以下の実施の形態における構成要素のうち、最上位概念を示す独立請求項に記載されていない構成要素については、任意の構成要素として説明される。
(実施の形態)
まず、蓄電素子10の構成について、説明する。
図1は、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10の外観を模式的に示す斜視図である。図2は、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10の容器100の本体111を分離して蓄電素子10が備える各構成要素を示す斜視図である。図3は、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10を分解した場合の各構成要素を示す分解斜視図である。なお、図3は、容器100の本体111を省略して図示している。
蓄電素子10は、電気を充電し、また、電気を放電することのできる二次電池であり、より具体的には、リチウムイオン二次電池などの非水電解質二次電池である。特に、蓄電素子10は、高レートサイクルの充放電を行うようなハイブリッド電気自動車(HEV)に適用される。なお、蓄電素子10は、非水電解質二次電池には限定されず、非水電解質二次電池以外の二次電池であってもよいし、キャパシタであってもよい。
これらの図に示すように、蓄電素子10は、容器100と、正極端子200と、負極端子300とを備えている。また、容器100内方には、正極集電体120と、負極集電体130と、2つの電極体である第一電極体140及び第二電極体150とが収容されている。
また、蓄電素子10の容器100の内部には電解液(非水電解液)などの液体が封入されているが、当該液体の図示は省略する。なお、容器100に封入される電解液としては、蓄電素子10の性能を損なうものでなければその種類に特に制限はなく様々なものを選択することができる。
容器100は、矩形筒状で底を備える本体111と、本体111の開口を閉塞する板状部材である蓋体110とで構成されている。また、容器100は、第一電極体140及び第二電極体150等を内部に収容後、蓋体110と本体111とが溶接等されることにより、内部を密封することができるものとなっている。なお、蓋体110及び本体111の材質は、特に限定されないが、例えばステンレス鋼など溶接可能な金属であるのが好ましい。
第一電極体140及び第二電極体150は、並列に配置される2つの発電要素であり、ともに、正極集電体120及び負極集電体130と電気的に接続される。ここで、第一電極体140及び第二電極体150が並列に配置される方向(Y軸方向)を、以下では第一方向とする。なお、第一電極体140と第二電極体150とは、同様の構成を有するため、以下では第一電極体140についての説明を中心に行い、第二電極体150についての説明は省略または簡略化する。
第一電極体140は、正極と負極とセパレータとを備え、電気を蓄えることができる部材である。正極は、アルミニウムやアルミニウム合金などからなる長尺帯状の金属箔である正極基材箔上に正極活物質層が形成されたものである。また、負極は、銅や銅合金などからなる長尺帯状の金属箔である負極基材箔上に負極活物質層が形成されたものである。また、セパレータは、樹脂からなる微多孔性のシートである。
ここで、正極活物質層に用いられる正極活物質、または負極活物質層に用いられる負極活物質としては、リチウムイオンを吸蔵放出可能な正極活物質または負極活物質であれば、適宜公知の材料を使用できる。
そして、第一電極体140は、負極と正極との間にセパレータが挟み込まれるように層状に配置されたものが巻き回されて形成されている。なお、同図では、第一電極体140の形状としては長円形状を示したが、円形状または楕円形状でもよい。また、第一電極体140の形状は巻回型に限らず、平板状極板を積層した形状でもよい。なお、第一電極体140及び第二電極体150の構成の詳細な説明については、後述する。
以上のように、蓄電素子10は、複数の電極体(本実施の形態では2つの電極体)を有しているため、同一体積(容積)の容器100に単数の電極体を用いる場合に比べ、以下の点で好ましい。つまり、複数の電極体を用いることで、単数の電極体を用いる場合に比べ、容器100のコーナー部のデッドスペースが減り、電極体の占める割合が向上するため、蓄電素子10の容量アップにつながる。また、特に、高入出力(ハイレート)用の電極体では、高容量タイプの電極体に比べて、金属箔上の活物質の量を減らす必要があり、電極体中での金属箔やセパレータの割合が高まる。このため、単数の電極体を用いた場合は電極の巻き数が多くなるため硬くて柔軟性が低く容器100に挿入しづらくなるが、複数の電極体を用いることで1つの電極体における巻き数を少なくし、柔軟性が高い電極体を実現することができる。
正極端子200は、第一電極体140の正極及び第二電極体150の正極に電気的に接続された電極端子であり、負極端子300は、第一電極体140の負極及び第二電極体150の負極に電気的に接続された電極端子である。つまり、正極端子200及び負極端子300は、第一電極体140及び第二電極体150に蓄えられている電気を蓄電素子10の外部空間に導出し、また、第一電極体140及び第二電極体150に電気を蓄えるために蓄電素子10の内部空間に電気を導入するための金属製の電極端子である。
また、正極端子200及び負極端子300は、第一電極体140及び第二電極体150の上方に配置された蓋体110に取り付けられている。具体的には、図3に示すように、正極端子200は、突出部210が蓋体110の貫通孔110aと正極集電体120の貫通孔121aとに挿入されて、かしめられることにより、正極集電体120とともに蓋体110に固定される。また同様に、負極端子300は、突出部310が蓋体110の貫通孔110bと負極集電体130の貫通孔131aとに挿入されて、かしめられることにより、負極集電体130とともに蓋体110に固定される。なお、パッキン等も配置されているが、同図では省略して図示している。
正極集電体120は、第一電極体140の正極と第二電極体150の正極との間に配置され、正極端子200と第一電極体140及び第二電極体150の正極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。なお、正極集電体120は、第一電極体140及び第二電極体150の正極基材箔と同様、アルミニウムまたはアルミニウム合金で形成されている。
負極集電体130は、第一電極体140の負極と第二電極体150の負極との間に配置され、負極端子300と第一電極体140及び第二電極体150の負極とに電気的に接続される導電性と剛性とを備えた部材である。なお、負極集電体130は、第一電極体140及び第二電極体150の負極基材箔と同様、銅または銅合金で形成されている。
次に、正極集電体120及び負極集電体130の構成について、詳細に説明する。なお、正極集電体120と負極集電体130とは、同様の構成を有するため、以下では正極集電体120についての説明を中心に行い、負極集電体130についての説明は省略または簡略化する。
図4は、本発明の実施の形態に係る正極集電体120の構成を示す斜視図である。また、図5は、本発明の実施の形態に係る正極集電体120の製造過程を説明するための図である。
図4に示すように、正極集電体120は、端子接続部121と、接合部122とを備えている。
端子接続部121は、正極端子200側(Z軸プラス側)に配置される平板状の部位である。端子接続部121には、正極端子200の突出部210が挿入される貫通孔121aが形成されている。つまり、端子接続部121は、突出部210が貫通孔110aに挿入されて蓋体110とともにかしめられることにより、蓋体110に固定される。
接合部122は、端子接続部121の端部に接続された棒状の部材である。具体的には、接合部122は、端子接続部121の側方から第二方向に垂れ下がるように配置された第二方向に延びる平板状の部材であり、後述の内側積層部対に接合される。ここで、第二方向とは、第一方向(Y軸方向)とは交差する方向であり、本実施の形態では、Z軸方向である。
つまり、接合部122は、端子接続部121の端部の中央部分からZ軸方向に延びる部材であり、XZ平面に平行な面を有している。なお、第二方向は、Z軸方向には限定されず、Y軸方向と交差する方向であればよい。
また、図5に示すように、接合部122は、端子接続部121から捻られることなく折り曲げられて形成されている。つまり、折り曲げられる前の接合部124は、端子接続部121と同一平面(XY平面)内に配置されており、この接合部124がZ軸マイナス方向に折り曲げられることで、端子接続部121と垂直な方向(Z軸方向)に延びる接合部122が形成される。
次に、正極集電体120及び負極集電体130が第一電極体140及び第二電極体150に接合される構成について、詳細に説明する。なお、以下においても、正極集電体120が第一電極体140及び第二電極体150に接合される構成と、負極集電体130が第一電極体140及び第二電極体150に接合される構成とは、同様の構成を有するため、以下では正極集電体120についての説明を中心に行い、負極集電体130についての説明は省略または簡略化する。
図6は、本発明の実施の形態に係る正極集電体120及び負極集電体130が第一電極体140及び第二電極体150に接合される構成を示す斜視図である。
図7は、本発明の実施の形態に係る正極集電体120及び負極集電体130が第一電極体140及び第二電極体150に接合される構成を示す断面図である。具体的には、同図は、図6に示した正極集電体120及び負極集電体130が第一電極体140及び第二電極体150に接合された状態をXY平面に平行な平面で切断した場合の断面を示す断面図である。
図8は、本発明の実施の形態に係る正極集電体120及び負極集電体130が第一電極体140及び第二電極体150に接合される構成を示す側面図である。具体的には、同図の(a)は、図6に示した正極集電体120及び負極集電体130が第一電極体140及び第二電極体150に接合された状態をY軸マイナス方向から見た場合の側面図である。また、同図の(b)は、図6に示した正極集電体120及び負極集電体130が第一電極体140及び第二電極体150に接合された状態をY軸プラス方向から見た場合の側面図である。
これらの図に示すように、第一電極体140及び第二電極体150のそれぞれは、正極または負極の活物質層の非形成部が積層された積層部であって、第一方向(Y軸方向)とは交差する第二方向(本実施の形態ではZ軸方向)に延びる積層部を第一方向に並列に複数有している。
つまり、第一電極体140及び第二電極体150において、正極と負極とは、セパレータを介して、巻回軸(本実施の形態ではX軸方向に平行な仮想軸)の方向に互いにずらして巻回されている。そして、正極及び負極は、それぞれのずらされた方向の端縁部に、活物質層が形成されていない部分(活物質層非形成部)を有している。
具体的には、正極は、巻回軸方向の一端(X軸プラス方向の端部)に、正極活物質層の非形成部が積層された積層部を有している。また、負極は、巻回軸方向の他端(X軸マイナス方向の端部)に、負極活物質層の非形成部が積層された積層部を有している。つまり、正極の露出した金属箔の層によって正極側の積層部が形成され、負極の露出した金属箔の層によって負極側の積層部が形成されている。
なお、正極の金属箔及び負極の金属箔の厚みは、それぞれ、例えば5μm〜20μmのうちのいずれかの値である。また、これら金属箔は、例えば30枚など40枚以下の枚数が重ねられることで、積層部を形成している。
以上のように、第一電極体140は、正極側に、複数の積層部として、第一方向に並ぶ2つの積層部である第一正極積層部141と第二正極積層部142とを有している。また、第二電極体150は、正極側に、複数の積層部として、第一方向に並ぶ2つの積層部である第三正極積層部151と第四正極積層部152とを有している。
つまり、第一正極積層部141及び第二正極積層部142は、第一電極体140の正極のうち正極活物質層が形成されていない正極基材箔が積層された金属箔群である。また、第三正極積層部151及び第四正極積層部152は、第二電極体150の正極のうち正極活物質層が形成されていない正極基材箔が積層された金属箔群である。
そして、正極集電体120の接合部122は、第一電極体140及び第二電極体150が有する複数の積層部であって第一方向に並列に配置された複数の積層部のうち、隣り合う2つの積層部であって異なる電極体に含まれる2つの積層部である内側積層部対に接合されている。つまり、第一正極積層部141、第二正極積層部142、第三正極積層部151及び第四正極積層部152のうち、隣り合う2つの積層部であって異なる電極体に含まれる2つの積層部である第二正極積層部142及び第三正極積層部151が内側積層部対であり、接合部122は、第二正極積層部142及び第三正極積層部151と接合されている。
具体的には、接合部122は、内側積層部対と束ねられて接合されている。さらに具体的には、接合部122は、内側積層部対に含まれる2つの積層部である第二正極積層部142及び第三正極積層部151の間に配置されて、当該2つの積層部と束ねられて接合されている。つまり、接合部122は、第二正極積層部142及び第三正極積層部151に沿って第二方向に延びるように第二正極積層部142と第三正極積層部151との間に配置されており、第二正極積層部142及び第三正極積層部151と束ねられて接合されている。
なお、束ねられて接合とは、集電体の接合部と電極体の基材箔の金属箔群とを束ねて、超音波溶接、抵抗溶接などの溶接やかしめなどによって、当該接合部と当該金属箔群とを接合することをいう。
つまり、第二正極積層部142と接合部122と第三正極積層部151とを束ねて、領域R1内で溶接やかしめなどによる固定を行うことで、第二正極積層部142と接合部122と第三正極積層部151とを接合する。
また、負極側についても同様に、第一電極体140は、第一方向に並ぶ第一負極積層部143と第二負極積層部144とを有している。また、第二電極体150は、第一方向に並ぶ第三負極積層部153と第四負極積層部154とを有している。つまり、第一負極積層部143及び第二負極積層部144は、第一電極体140の負極のうち負極活物質層が形成されていない負極基材箔が積層された金属箔群である。また、第三負極積層部153及び第四負極積層部154は、第二電極体150の負極のうち負極活物質層が形成されていない負極基材箔が積層された金属箔群である。
そして、第一負極積層部143、第二負極積層部144、第三負極積層部153及び第四負極積層部154のうち、隣り合う2つの積層部であって異なる電極体に含まれる2つの積層部である第二負極積層部144及び第三負極積層部153が内側積層部対であり、接合部132は、第二負極積層部144及び第三負極積層部153と接合されている。
具体的には、接合部132は、第二負極積層部144及び第三負極積層部153に沿って第二方向に延びるように第二負極積層部144と第三負極積層部153との間に配置されており、第二負極積層部144及び第三負極積層部153と束ねられて接合されている。
つまり、第二負極積層部144と接合部132と第三負極積層部153とを束ねて、領域Q1内で溶接やかしめなどによる固定を行うことで、第二負極積層部144と接合部132と第三負極積層部153とを接合する。
このように、第一電極体140及び第二電極体150は巻回型の電極体であるため、第一電極体140及び第二電極体150のそれぞれが有する複数の積層部は、正極または負極の活物質層非形成部が巻回されて積層されることで形成された第一方向に並ぶ2つの積層部である。そして、正極または負極の接合部は、当該2つの積層部で構成される複数の積層部のうちの内側積層部対と束ねられて接合されている。
また、正極集電体120は、第一電極体140及び第二電極体150が有する複数の積層部のうち、第一方向において両端に配置される2つの積層部とは接合されることなく、接合部122で内側積層部対と接合されている。
つまり、接合部122は、第一正極積層部141、第二正極積層部142、第三正極積層部151及び第四正極積層部152のうち両端に配置される2つの積層部である第一正極積層部141及び第四正極積層部152とは接合されていない。
また、負極側についても同様に、接合部132は、第一負極積層部143、第二負極積層部144、第三負極積層部153及び第四負極積層部154のうち両端に配置される2つの積層部である第一負極積層部143及び第四負極積層部154とは接合されていない。
また、正極集電体120及び負極集電体130は、接合部が内側積層部対と接合されることで、内側積層部対に含まれる2つの積層部を有する2つの電極体を保持するように形成されている。つまり、正極集電体120及び負極集電体130は、接合部122が第二正極積層部142及び第三正極積層部151と接合され、接合部132が第二負極積層部144及び第三負極積層部153と接合されることで、第一電極体140及び第二電極体150を吊り下げるようにして保持している。
次に、蓄電素子10の製造方法について、説明する。
図9は、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10の製造方法を示すフローチャートである。具体的には、同図は、第一電極体140及び第二電極体150に正極集電体120及び負極集電体130を接合する工程を説明するフローチャートである。なお、以下においても、正極集電体120を第一電極体140及び第二電極体150に接合する工程と、負極集電体130を第一電極体140及び第二電極体150に接合する工程とは同様であるため、以下では正極集電体120についての説明を中心に行い、負極集電体130についての説明は省略または簡略化する。
同図に示すように、まず、集電体形成工程として、正極集電体120の正極端子200側に配置される端子接続部121の側方から、接合部122を捻ることなく折り曲げて正極集電体120を形成する(S102)。
つまり、上述の通り、図5に示したように平板状の部材を折り曲げることで、図4に示した正極集電体120を形成する。また、同様にして、負極集電体130についても形成する。
次に、接合部配置工程として、第一電極体140及び第二電極体150が有する複数の積層部であって第一方向に並列に配置された複数の積層部のうち、隣り合う2つの積層部であって異なる電極体に含まれる2つの積層部である内側積層部対に、正極集電体120が有する第二方向に延びる接合部122を隣接して配置する(S104)。
つまり、図6〜図8に示したように、接合部122を、内側積層部対に含まれる2つの積層部である第二正極積層部142及び第三正極積層部151の間に配置する。また、同様にして、負極集電体130の接合部132についても、第二負極積層部144及び第三負極積層部153の間に配置する。
次に、接合部接合工程として、接合部122を、内側積層部対と束ねて接合する(S106)。
つまり、上述の通り、図6〜図8に示したように、接合部122を、第二正極積層部142及び第三正極積層部151と束ねて接合する。また、同様にして、負極集電体130の接合部132についても、第二負極積層部144及び第三負極積層部153と束ねて接合する。
以上のように、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10によれば、複数の積層部を有する複数の電極体である第一電極体140及び第二電極体150を備えており、正極集電体120及び負極集電体130は、複数の電極体である第一電極体140及び第二電極体150が有する複数の積層部のうち、異なる電極体に含まれる隣り合う2つの積層部である内側積層部対と束ねられて接合されている接合部122及び132を有している。つまり、接合部122、132のそれぞれは、2つの電極体である第一電極体140及び第二電極体150に含まれる2つの積層部に接合されている。このため、2つの積層部に接合部を接合する1回の接合作業で、2つの電極体に正極集電体120または負極集電体130を接合することができる。したがって、複数の電極体を有する蓄電素子10において、簡易に、複数の電極体に集電体を接続することができる。
また、接合部122、132のそれぞれは、2つの積層部に挟まれるように配置されて接合されている。このため、2つの電極体で当該接合部を挟んで接合作業を行えばよいので、簡易に、電極体に集電体を接合させることができる。
また、接合部を2つの積層部の間に配置することで、接合部と接合される1つの積層部の金属箔の枚数を減らすことができ、接合に必要な電極体の活物質層非形成部の幅(例えば図8に示された第二正極積層部142及び第二負極積層部144のX軸方向の長さ)を狭くすることができる。このため、電極体の活物質層の塗工部(例えば図8に示された第一電極体140の第二正極積層部142及び第二負極積層部144を除くX軸方向の長さ)を広くすることができる。これにより、電極体の電極面積を大きくすることができるため、蓄電素子10の内部抵抗を低減し、容量を増加させることができる。
また、接合部122、132は、端子接続部121、131の側方から垂れ下がるように、捻られることなく折り曲げられて形成されている。つまり、正極集電体120及び負極集電体130は、平板状の部材を折り曲げたような簡単な形状であるため、簡易に正極集電体120及び負極集電体130を製造することができる。また、接合部122、132は、端子接続部121、131から捻られることなく折り曲げられて形成されているため、捻り部分と電極体との干渉を回避するような必要がない。つまり、捻りによって集電体を製造した場合には、捻り部分が電極体と干渉するのを避けるために、電極体の積層部をフォーミング加工する必要があるが、蓄電素子10においては、集電体は捻られることなく製造されているため、当該積層部をフォーミング加工する必要がない。このため、蓄電素子10において、簡易に、電極体に集電体を接続することができる。
また、正極集電体120及び負極集電体130は、第一電極体140及び第二電極体150を保持するように形成されている。ここで、特許文献1に開示された集電体においては、可撓性の集電リードが電極体に接続されているため、電極体を保持する機能を有していない。このため、蓄電素子10においては、電極体を保持する機能も有する集電体を備えることができている。
また、正極集電体120及び負極集電体130のそれぞれは、両端に配置される2つの積層部とは接合されていない。つまり、接合部122、132を内側の積層部に接合させることで、外側の積層部に接合させる必要がなくなるため、接合作業の回数を減らすことができる。
また、複数の電極体である第一電極体140及び第二電極体150は巻回型の電極体であるため、それぞれの第一電極体140及び第二電極体150は、電極を巻回することにより、簡易に、2つの積層部を形成することができる。
また、本発明の実施の形態に係る蓄電素子10の製造方法によれば、複数の電極体である第一電極体140及び第二電極体150が有する複数の積層部のうち異なる電極体に含まれる隣り合う2つの積層部に、正極集電体120または負極集電体130の接合部を隣接して配置し、当該接合部を当該2つの積層部と束ねて接合する。このため、2つの積層部に接合部を接合する1回の接合作業で、2つの電極体に正極集電体120または負極集電体130を接合させることができる。したがって、蓄電素子10の製造方法において、簡易に、電極体に集電体を接続することができる。
また、蓄電素子10の製造方法において、端子接続部121、131の側方から、接合部122、132を捻ることなく折り曲げて正極集電体120及び負極集電体130を形成する。つまり、正極集電体120及び負極集電体130は、平板状の部材を折り曲げたような簡単な形状であるため、容易に集電体を製造することができる。また、集電体を捻ることなく形成するため、捻り部分と電極体との干渉を回避するために積層部をフォーミング加工するというような必要がない。このため、蓄電素子10の製造方法において、簡易に、電極体に集電体を接続することができる。
(変形例1)
次に、上記実施の形態の変形例1について、説明する。
図10は、本発明の実施の形態の変形例1に係る正極集電体120a及び負極集電体130aが第一電極体140及び第二電極体150に接合される構成を示す断面図である。具体的には、同図は、正極集電体120a及び負極集電体130aが第一電極体140及び第二電極体150に接合された状態をXY平面に平行な平面で切断した場合の断面を示す断面図である。
同図に示すように、接合部122aは、第二正極積層部142に沿って第二方向に延びるように第二正極積層部142の外側(Y軸方向マイナス側)に配置されており、第二正極積層部142及び第三正極積層部151と束ねられて接合されている。つまり、接合部122aは、第二正極積層部142及び第三正極積層部151の外側で第二正極積層部142及び第三正極積層部151と束ねられて、領域R2内で溶接やかしめなどによる固定が行われることで、接合されている。
また、同様に、接合部132aは、第三負極積層部153に沿って第二方向に延びるように第三負極積層部153の外側(Y軸方向プラス側)に配置されており、第二負極積層部144及び第三負極積層部153と束ねられて接合されている。つまり、接合部132aは、第二負極積層部144及び第三負極積層部153の外側で第二負極積層部144及び第三負極積層部153と束ねられて、領域Q2内で溶接やかしめなどによる固定が行われることで、接合されている。
なお、接合部122aは、第三正極積層部151に沿って第二方向に延びるように第三正極積層部151の外側(Y軸方向プラス側)に配置されており、第二正極積層部142及び第三正極積層部151と束ねられて接合されていることにしてもよい。
同様に、接合部132aは、第二負極積層部144に沿って第二方向に延びるように第二負極積層部144の外側(Y軸方向マイナス側)に配置されており、第二負極積層部144及び第三負極積層部153と束ねられて接合されていることにしてもよい。
以上のように、本発明の実施の形態の変形例1に係る正極集電体120a及び負極集電体130aが第一電極体140及び第二電極体150に接合される構成によっても、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。
(変形例2)
次に、上記実施の形態の変形例2について、説明する。
図11は、本発明の実施の形態の変形例2に係る蓄電素子が3つの電極体を備える場合において正極集電体120b及び負極集電体130bが電極体に接合される構成を示す斜視図である。また、図12は、本発明の実施の形態の変形例2に係る正極集電体120bの構成を示す斜視図である。
また、図13は、本発明の実施の形態の変形例2に係る蓄電素子が3つの電極体を備える場合において正極集電体120b及び負極集電体130bが電極体に接合される構成を示す断面図である。具体的には、同図は、図11に示した正極集電体120b及び負極集電体130bが3つの電極体に接合された状態をXY平面に平行な平面で切断した場合の断面を示す断面図である。
これらの図に示すように、本変形例に係る蓄電素子は、3つの電極体である第一電極体140、第二電極体150及び第三電極体160を備えている。また、図12に示すように、正極集電体120bは、端子接続部121bと、当該3つの電極体に接続される2つの接合部122b、123bとを備えている。なお、負極集電体130bについても同様であるため、詳細な説明は省略する。
端子接続部121bは、正極端子200側(Z軸プラス側)に配置される平板状の部位である。端子接続部121bは、上記実施の形態における正極集電体120の端子接続部121と同様であるため、詳細な説明は省略する。
2つの接合部122b、123bは、端子接続部121bの両側面部に接続された棒状の部材である。具体的には、2つの接合部122b、123bは、端子接続部121bの対向する両側面部から第二方向に垂れ下がるように配置された第二方向に延びる平板状の部材である。つまり、2つの接合部122b、123bは、Z軸方向に延びる部材であり、XZ平面に平行な面を対向して有している。なお、第二方向は、Z軸方向には限定されず、Y軸方向と交差する方向であればよい。
また、2つの接合部122b、123bは、端子接続部121bの対向する両側面部から捻られることなく折り曲げられて形成されている。つまり、接合部122b、123bは、折り曲げられる前は端子接続部121bと同一平面(XY平面)内に配置されており、Z軸マイナス方向に折り曲げられることで、端子接続部121bと垂直な方向(Z軸方向)に延びる接合部122b、123bが形成される。
そして、正極集電体120b及び負極集電体130bは、第一電極体140、第二電極体150及び第三電極体160が有する複数の積層部であって第一方向(Y軸方向)に並列に配置された複数の積層部のうち、隣り合う2つの積層部であって異なる電極体に含まれる2つの積層部である内側積層部対に接合されている。
つまり、正極集電体120bの接合部122bは、内側積層部対である第二正極積層部142及び第三正極積層部151の間に配置されており、第二正極積層部142及び第三正極積層部151と束ねられて、領域R3内で溶接やかしめなどによる固定が行われることで、接合されている。また、接合部122bは、内側積層部対である第四正極積層部152及び第五正極積層部161の間に配置されており、第四正極積層部152及び第五正極積層部161と束ねられて、領域R4内で溶接やかしめなどによる固定が行われることで、接合されている。
このように、蓄電素子が3以上の複数の電極体を有している場合、当該複数の電極体は、複数の内側積層部対を有しており、正極集電体120bは、複数の内側積層部対のうちの2つの内側積層部対とそれぞれ接合される2つの接合部122b、123bを有している。負極集電体130bについても同様である。
以上のように、本発明の実施の形態の変形例2に係る正極集電体120b及び負極集電体130bが3つの電極体に接合される構成によっても、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に、正極集電体120b及び負極集電体130bのそれぞれは、2つの内側積層部対とそれぞれ接合される2つの接合部を有している。つまり、蓄電素子が3以上の電極体を備えることにより2以上の内側積層部対を有する場合には、集電体は、2つの接合部を有する。これにより、集電体を、より多くの電極体に接続することができる。また、接合部の数を2つにすることにより、接合部を捻ることなく折り曲げて形成することができるため、簡易に集電体を製造することができるとともに、簡易に集電体を電極体に接続することができる。
(変形例3)
次に、上記実施の形態の変形例3について、説明する。
図14は、本発明の実施の形態の変形例3に係る蓄電素子が4つの電極体を備える場合において正極集電体120c及び負極集電体130cが電極体に接合される構成を示す斜視図である。また、図15は、本発明の実施の形態の変形例3に係る蓄電素子が4つの電極体を備える場合において正極集電体120c及び負極集電体130cが電極体に接合される構成を示す断面図である。具体的には、同図は、図14に示した正極集電体120c及び負極集電体130cが4つの電極体に接合された状態をXY平面に平行な平面で切断した場合の断面を示す断面図である。
これらの図に示すように、本変形例に係る蓄電素子は、4つの電極体である第一電極体140、第二電極体150、第三電極体160及び第四電極体170を備えている。また、正極集電体120cは、当該電極体に接続される2つの接合部122c、123cを備えており、負極集電体130cは、当該電極体に接続される2つの接合部132c、133cを備えている。なお、正極集電体120c及び負極集電体130cは、上記変形例2と同様の構成を有するため、詳細な説明は省略する。
ここで、正極集電体120c及び負極集電体130cは、第一電極体140、第二電極体150、第三電極体160及び第四電極体170が有する複数の積層部であって第一方向(Y軸方向)に並列に配置された複数の積層部のうち、隣り合う2つの積層部であって異なる電極体に含まれる2つの積層部である内側積層部対に接合されている。
つまり、正極集電体120cの接合部122cは、内側積層部対である第二正極積層部142及び第三正極積層部151の間に配置されており、第二正極積層部142及び第三正極積層部151と束ねられて、領域R5内で溶接やかしめなどによる固定が行われることで、接合されている。また、接合部122cは、内側積層部対である第六正極積層部162及び第七正極積層部171の間に配置されており、第六正極積層部162及び第七正極積層部171と束ねられて、領域R6内で溶接やかしめなどによる固定が行われることで、接合されている。
このように、蓄電素子が4以上の複数の電極体を有している場合、当該複数の電極体は、3以上の内側積層部対を有しており、正極集電体120cの2つの接合部122c、123cは、当該3以上の内側積層部対のうちの2つの内側積層部対とそれぞれ接合されている。そして、3以上の複数の内側積層部対のうちの接合部122c、123cと接合されている2つの内側積層部対と異なる内側積層部対に含まれる2つの積層部は、束ねられて接合されている。
具体的には、接合部122c、123cと接合されていない内側積層部対に含まれる2つの積層部である第四正極積層部152と第五正極積層部161とは、束ねられて接合されている。
ここで、束ねられて接合とは、上述の通り、電極体の基材箔の金属箔群同士を束ねて、超音波溶接、抵抗溶接などの溶接やかしめなどによって、当該金属箔群同士を接合することをいう。つまり、第四正極積層部152と第五正極積層部161とを束ねて、領域R7内で溶接またはかしめによる固定を行うことで、第四正極積層部152と第五正極積層部161とを接合する。
また、負極側についても、負極集電体130cが電極体と接合され、負極集電体130cと接合されていない2つの積層部同士も接合されているが、この負極側の接合は、上記の正極側の接合と同様の構成であるため、詳細な説明は省略する。
なお、本変形例では、蓄電素子は4つの電極体を備えていることとしたが、蓄電素子は5以上の電極体を備えていることにしてもよい。この場合でも、集電体の2つの接合部は両端の2つの内側積層部対とそれぞれ接合され、当該2つの接合部と接合されていない内側積層部対に含まれる2つの積層部は接合される。
以上のように、本発明の実施の形態の変形例3に係る正極集電体120c及び負極集電体130cが4つの電極体に接合される構成によっても、上記実施の形態と同様の効果を奏することができる。特に、正極集電体120c及び負極集電体130cの接合部と接合されない内側積層部対に含まれる2つの積層部は、束ねられて接合されている。つまり、隣り合う電極体である第二電極体150及び第三電極体160に含まれる積層部同士が束ねられて接合されているため、当該隣り合う電極体間の隙間を塞ぐことができている。ここで、隣り合う電極体間に隙間が生じている場合には、例えば超音波溶接で積層部に接合部を接合する際に、金属箔の粉塵等の異物が当該隙間に入り込むおそれがある。特に負極側から正極側に粉塵が移動(銅片がアルミ側へ移動)した場合には、蓄電素子の容量低下が生じるおそれがある。このため、本変形例に係る蓄電素子においては、隣り合う電極体間の隙間を塞いでいるため、金属箔の粉塵等の異物が移動するのを抑制し、容量低下の防止を図ることができる。また、隣り合う電極体の積層部同士を束ねることで、当該隣り合う電極体同士の電気的均衡を保つこともできる。
また、正極集電体120c及び負極集電体130cの接合部と接合されない内側積層部対に含まれる2つの積層部は、溶接またはかしめによって接合されている。つまり、2つの積層部を、超音波溶接、抵抗溶接などの溶接やかしめを利用することで、簡易に接合することができる。
以上、本発明の実施の形態及びその変形例に係る蓄電素子について説明したが、本発明は、上記実施の形態及びその変形例に限定されるものではない。
つまり、今回開示された実施の形態及びその変形例は全ての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は上記した説明ではなくて特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内での全ての変更が含まれることが意図される。
また、上記実施の形態及び上記変形例を任意に組み合わせて構築される形態も、本発明の範囲内に含まれる。例えば、上記変形例2または3に、変形例1に係る変形を施したりしてもよい。
また、上記実施の形態及びその変形例では、集電体の接合部と積層部、または積層部同士は溶接またはかしめによって接合されていることとしたが、接合方法は溶接またはかしめには限定されず、どのような方法によって接合されていてもよい。
また、上記変形例3では、集電体の接合部と接合されていない内側積層部対に含まれる2つの積層部は接合されていることとしたが、当該2つの積層部は、接合されていなくともかまわない。
また、上記実施の形態及びその変形例では、積層部は巻回型の電極体における積層部であることとしたが、平板状極板を積層した積層型の電極体における積層部であってもよい。つまり、積層型の電極体における電極の活物質層非形成部が積層された部分を複数に分割して、複数の積層部を形成してもよい。
本発明は、リチウムイオン二次電池などの蓄電素子等に適用できる。
10 蓄電素子
100 容器
110 蓋体
110a、110b 貫通孔
111 本体
120、120a、120b、120c 正極集電体
121、121b 端子接続部
121a、131a 貫通孔
122、122a、122b、123b、122c、123c、124 接合部
130、130a、130b、130c 負極集電体
132、132a、132b、133b、132c、133c 接合部
140 第一電極体
141 第一正極積層部
142 第二正極積層部
143 第一負極積層部
144 第二負極積層部
150 第二電極体
151 第三正極積層部
152 第四正極積層部
153 第三負極積層部
154 第四負極積層部
160 第三電極体
161 第五正極積層部
162 第六正極積層部
163 第五負極積層部
164 第六負極積層部
170 第四電極体
171 第七正極積層部
172 第八正極積層部
173 第七負極積層部
174 第八負極積層部
200 正極端子
210 突出部
300 負極端子
310 突出部

Claims (11)

  1. 正極及び負極を有し第一方向に並列に配置される複数の電極体と、電極端子と、前記複数の電極体及び前記電極端子に電気的に接続される集電体とを備える蓄電素子であって、
    前記複数の電極体のそれぞれは、前記正極または前記負極の活物質層の非形成部が積層された積層部であって、前記第一方向とは交差する第二方向に延びる積層部を前記第一方向に並列に複数有し、
    前記集電体は、前記複数の電極体が有する複数の前記積層部であって前記第一方向に並列に配置された複数の前記積層部のうち、隣り合う2つの積層部であって異なる電極体に含まれる2つの積層部である内側積層部対に接合される、前記第二方向に延びる接合部を有し、
    前記接合部は、前記内側積層部対と束ねられて接合されている
    蓄電素子。
  2. 前記接合部は、前記内側積層部対に含まれる2つの積層部の間に配置されて、当該2つの積層部と束ねられて接合されている
    請求項1に記載の蓄電素子。
  3. 前記集電体は、さらに、前記電極端子側に配置される端子接続部を有し、
    前記接合部は、前記端子接続部の側方から前記第二方向に垂れ下がるように、前記端子接続部から捻られることなく折り曲げられて形成されている
    請求項1または2に記載の蓄電素子。
  4. 前記集電体は、前記接合部が前記内側積層部対と接合されることで、前記内側積層部対に含まれる2つの積層部を有する2つの電極体を保持するように形成されている
    請求項1〜3のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  5. 前記複数の電極体は、複数の前記内側積層部対を有しており、
    前記集電体は、前記複数の内側積層部対のうちの2つの前記内側積層部対とそれぞれ接合される2つの前記接合部を有する
    請求項1〜4のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  6. 前記複数の内側積層部対のうちの前記2つの内側積層部対と異なる内側積層部対に含まれる2つの積層部は、束ねられて接合されている
    請求項5に記載の蓄電素子。
  7. 前記異なる内側積層部対に含まれる2つの積層部は、溶接またはかしめによって接合されている
    請求項6に記載の蓄電素子。
  8. 前記集電体は、前記複数の電極体が有する複数の前記積層部のうち、前記第一方向において両端に配置される2つの積層部とは接合されることなく、前記接合部で前記内側積層部対と接合されている
    請求項1〜7のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  9. 前記複数の電極体のそれぞれが有する前記複数の積層部は、前記正極または前記負極の活物質層の非形成部が巻回されて積層されることで形成された前記第一方向に並ぶ2つの積層部であり、
    前記接合部は、前記2つの積層部で構成される前記複数の積層部のうちの前記内側積層部対と束ねられて接合されている
    請求項1〜8のいずれか1項に記載の蓄電素子。
  10. 正極及び負極を有し第一方向に並列に配置される複数の電極体と、電極端子と、前記複数の電極体及び前記電極端子に電気的に接続される集電体とを備える蓄電素子の製造方法であって、
    前記複数の電極体のそれぞれは、前記正極または前記負極の活物質層の非形成部が積層された積層部であって、前記第一方向とは交差する第二方向に延びる積層部を前記第一方向に並列に複数有しており、
    前記蓄電素子の製造方法は、
    前記複数の電極体が有する複数の前記積層部であって前記第一方向に並列に配置された複数の前記積層部のうち、隣り合う2つの積層部であって異なる電極体に含まれる2つの積層部である内側積層部対に、前記集電体が有する前記第二方向に延びる接合部を隣接して配置する接合部配置工程と、
    前記接合部を、前記内側積層部対と束ねて接合する接合部接合工程と
    を含む蓄電素子の製造方法。
  11. さらに、
    前記集電体の前記電極端子側に配置される端子接続部の側方から、前記接合部を捻ることなく折り曲げて前記集電体を形成する集電体形成工程を含む
    請求項10に記載の蓄電素子の製造方法。
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