JP2014182765A - 情報処理システム、及び情報処理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】最寄りの交通施設を好適に特定することを可能とする情報処理システム、及び情報処理方法を提供する。
【解決手段】対象座標領域から一定距離内にある複数の交通施設を特定する第1の特定手段と、
前記複数の交通施設のそれぞれに対して、前記交通施設と前記対象座標領域との間にある中間座標領域を特定する第2の特定手段と、
複数の携帯端末から取得される位置情報に基づいて、前記中間座標領域の混雑度を算出する手段と、
前記中間座標領域における混雑度の高い前記交通施設を、前記対象座標領域からの最寄りの前記交通施設とて特定する第3の特定手段と
を備える情報処理システム。
【選択図】図4

Description

本発明に係るいくつかの態様は、情報処理システム、及び情報処理方法に関する。
近年、ユーザが操作する携帯電話やパーソナルコンピュータ等の各種情報端末に対して、様々な施設に関する施設情報に基づく様々なサービスが提供されている。例えば、特許文献1には、目的施設から目的施設周辺の最寄駅までの経路を探索した上で、ナビゲーションを行う装置が開示されている。
特開2010−210488号公報
ここで、特許文献1では、最寄駅の特定方法については何ら開示されていない。最寄駅の特定方法としては、例えば距離が最も近い駅を最寄駅として特定する方法が考えられるが、例えば農村部や山間部では、距離の近い駅であっても、その駅に至る道がないために、最も近い駅を最寄駅とすることは好ましくないことも多い。
本発明のいくつかの態様は前述の課題に鑑みてなされたものであり、最寄りの交通施設を好適に特定することを可能とする情報処理システム、及び情報処理方法を提供することを目的の1つとする。
本発明に係る情報処理システムは、対象座標領域近傍の複数の交通施設を特定する第1の特定手段と、前記複数の交通施設のそれぞれに対して、前記交通施設と前記対象座標領域との間にある中間座標領域を特定する第2の特定手段と、複数の携帯端末から取得される位置情報に基づいて、前記中間座標領域の混雑度を算出する手段と、前記中間座標領域における混雑度の高い前記交通施設を、前記対象座標領域からの最寄りの前記交通施設とて特定する第3の特定手段とを備える。
本発明に係る情報処理方法は、対象座標領域近傍の複数の交通施設を特定するステップと、前記複数の交通施設のそれぞれに対して、前記交通施設と前記対象座標領域との間にある中間座標領域を特定するステップと、複数の携帯端末から取得される位置情報に基づいて、前記中間座標領域の混雑度を算出するステップと、前記中間座標領域における混雑度の高い前記交通施設を、前記対象座標領域からの最寄の前記交通施設として特定するステップとを情報処理システムが行う。
尚、本発明において、「部」や「手段」、「装置」、「システム」とは、単に物理的手段を意味するものではなく、その「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能をソフトウェアによって実現する場合も含む。また、1つの「部」や「手段」、「装置」、「システム」が有する機能が2つ以上の物理的手段や装置により実現されても、2つ以上の「部」や「手段」、「装置」、「システム」の機能が1つの物理的手段や装置により実現されても良い。
本発明によれば、最寄りの交通施設を好適に特定することを可能とする情報処理システム、及び情報処理方法を提供することができる。
本発明の実施形態の概要を説明するための図である。 本発明の実施形態の概要を説明するための図である。 本発明の実施形態における情報処理サーバを含むシステムの構成を示す図である。 図3に示した情報処理サーバの機能構成を説明するための機能ブロック図である。 位置履歴情報の具体例を説明するための図である。 図3に示した情報処理サーバの処理の流れを説明するためのフローチャートである。 図3に示した情報処理サーバのハードウェア構成の具体例を示す機能ブロック図である。
以下に本発明の実施形態を説明する。以下の説明及び参照する図面の記載において、同一又は類似の構成には、それぞれ同一又は類似の符号が付されている。
(実施形態)
図1乃至図7は、実施形態を説明するための図である。以下、これらの図を参照しながら、以下の流れに沿って実施形態を説明する。まず「1」で実施形態全体の概要を示す。その上で、「2」でシステム構成を、「3」で処理の流れを説明する。「4」では、本実施形態に係る情報処理サーバ100を実現可能なハードウェア構成を説明する。「5」では、本実施形態に係る効果を説明する。
(1 概要)
まず、図1及び図2を参照しながら、本実施形態の概要を説明する。図1は、施設X周辺の地図を示す図である。図中、実線は道路を示しており、「×」印は、施設Xの位置を示しているものとする。
ここで、図1に示すように、施設Xの周辺には交通施設である駅Aと駅Bとがあり、施設Xからの直線距離は、駅Aの方が駅Bよりも近い。しかしながら、施設Xと駅Aとの間を直線的に結ぶ道はなく、駅Aから施設Xへ向かおうとすると、一度駅Bの近くまで移動した上で、施設Xへ向かう必要がある。つまり、実際に移動可能な経路を考慮すると、駅Aから施設Xへ向かうよりも、駅Bから施設Xへ向かった方が早い。つまり、駅Aよりも直線距離では遠くにある駅Bを、施設Xの最寄駅とすることが好ましい。
ここで、駅Aから施設Xへ直線的に向かう道が無い理由は、その間に、例えば山間部や谷、農地等があるためであることが考えられる。ここで、山間部や谷、農地等の周辺にはあまり人がおらず、一方、道路がある地域は、一定程度以上の人間がいる場合が多い。
そこで本実施形態では、施設Xに対して最も便利な最寄りの交通施設を特定する際に、人間がいる度合いを示す混雑度を用いる。より具体的には、最寄りの交通施設を特定する対象となる座標領域(以下、メッシュ領域ともいう。)から、その周囲にある各交通施設までの経路を特定した上で、各経路が通るメッシュ領域における混雑度を算出し、当該混雑度が最も高い経路を持つ交通施設を最寄りとして特定する。これにより、実際に移動実績のある経路により到達できる交通施設を、最寄りとすることが可能となる。
なお、ここでは混雑度が最も高い経路により到達できる交通施設を最寄りとして特定しているがこれに限られるものではなく、少なくとも混雑度がゼロではない(少なくとも閾値以上ある)経路により到達できる交通施設の中で、最も距離の近い交通施設を最寄りの交通施設として特定することも考えられる。
ここで、交通施設の具体例としては、鉄道の駅や高速道路のインターチェンジなどが考えられ、鉄道や高速道路といった交通路を利用するための出入り口となる施設をいうものとする。以下、交通施設が駅である場合を中心に説明する。
図2を参照しながら、本実施形態に係る最寄駅の特定方法に係る具体例を説明する。なお、図2は図1の地図に対応するが、道路及び鉄道路線については、記載を省略している。
図2の例において、施設Xはメッシュ領域イに、駅Aはメッシュ領域リに、駅Bはメッシュ領域ルに、それぞれ含まれている。ここで、メッシュ領域とは、地図を、緯度及び経度に基づいてほぼ同一の大きさとなるように分割した領域をいうものとする。なお、図2の例では、各メッシュ領域は矩形となっているがこれに限られるものではなく、例えば、六角形や菱形等の多角形のほか、円形等の曲線で囲まれた領域とすることも考えられる。
この他、メッシュ領域の大きさを、位置に応じて変えることも考えられる。例えば、例えば、ユーザが頻繁に滞在するエリアを特定したい場合はメッシュ領域のサイズを大きく設定する一方、ユーザが頻繁に訪れる店などを特定したい場合はメッシュ領域のサイズを小さく設定したり、都市部のメッシュは、農村部よりも小さく設定したりすることも考えられる。
図2に示すように、施設Xのあるメッシュ領域イと駅Aのあるメッシュ領域リとを直線で結ぶ経路aは、メッシュ領域イ、ハ、ヘ及びリを通る。また、施設Xのあるメッシュ領域イと駅Bのあるメッシュ領域ルとを直線で結ぶ経路bは、メッシュ領域イ、ロ、ニ、ホ、ト、チ、ヌ、及びルを通る。
図2に示すように、各メッシュ領域には、「推定人数」(混雑度)が設定されている。この推定人数は、それぞれのメッシュ領域にいる人間の数に相当する。メッシュ領域にいる人間の数は、例えば、各人間が保有する携帯電話が定期的に送信する位置情報に基づいて算出することができる。例えば、ある一定時間内に送信されたメッシュ領域イ内を示す位置情報の数を、推定人数とすることができる。
図2の例では、メッシュ領域イ、ロ、ハ、ニ、ホ、ヘ、ト、チ、及びヌの推定人数は、それぞれ216人、246人、0人、312人、394人、0人、240人、324人、及び412人となっている。よって、経路a上の各メッシュ領域の推定人数の和は216人であり、経路b上の各メッシュ領域の推定人数の和は2144人である。よって、経路bの方が推定人数が多いため、移動実績が多いものと考えられる。また、経路aには混雑度0のメッシュが含まれることとなるため、当該経路aに係る移動実績が存在しないものと考えられる。よって、メッシュ領域イの最寄駅は、経路bで向かうことのできる駅Bとして特定することができる。
なお、この例では、各メッシュ領域の推定人数の和、及び経路上にあるメッシュ領域の推定人数の最小値がゼロであるか否かに基づいて最寄駅を特定したが、これに限られるものではなく、例えば、各経路上にあるメッシュ領域の推定人数の平均値や、各経路上のメッシュ領域の推定人数の最小値などを用いて各経路に係る混雑度とすることも考えられる。いずれの場合であっても、対象メッシュ領域へ向かう経路上に混雑度ゼロのメッシュが含まれる駅を最寄駅とはせずに、混雑度が高い(移動実績があると推測される)経路で向かうことのできる駅を、最寄駅として特定すればよい。
メッシュ領域イの最寄駅を特定することができれば、その駅を、メッシュ領域イに含まれる施設Xの最寄駅として設定することができる。
また、図2の例では、各メッシュ領域の大きさがほぼ同一であるため、推定人数を混雑度として用いたが、これに限られるものではない。もしメッシュ領域の大きさが一律でない場合には、後述の混雑度の算出において、メッシュ領域内で検出された推定人数を面積で除算することにより、混雑度を算出することが可能となる。以下では、各メッシュ領域の大きさがほぼ同一であり、推定人数を混雑度として用いる場合を例に説明する。
また、本実施形態では、最寄駅を特定する対象メッシュ領域とその近傍にある交通施設を含むメッシュ領域とを結ぶ経路を特定した上で、当該経路上にあるメッシュ領域に対する混雑度にもとづき、経路の混雑度を算出しているが、これに限られるものではない。例えば、最寄駅を特定する対象施設と、その近傍にある交通施設とを結ぶ経路を特定した上で、その経路に係る混雑度を算出すること、すなわちメッシュ領域を使用しないことも考えられる。
(2 システムの機能構成)
(2.1 システム全体の概略構成)
図3は、情報処理システムである情報処理サーバ100を含むシステム1の概略構成を示す図である。図3に示すように、システム1は、情報処理サーバ100,携帯端末200(携帯端末200A乃至200Eを総称して携帯端末200という。)、及び基地局300を含む。情報処理サーバ100及び基地局300は、それぞれ公衆網Nに接続されている。尚、公衆網Nは、情報処理サーバ100及び携帯端末200が相互に通信できればどのような方式のネットワークでもよい。より具体的には、公衆網Nは、例えばインターネットの他、携帯電話網等であることが考えられる。
携帯端末200は、ユーザが持ち運び自在な可搬性の情報処理装置である。携帯端末200の具体例としては、例えば、携帯電話(いわゆるスマートフォンであるか、フィーチャーフォンであるかは問わない。)、ノートPC(Personal Computer)、PDA(Personal Data Assistance)等が考えられる。但し、位置を表示する情報処理装置である携帯端末200D及び200Eは、据え置き型の情報処理装置、たとえばデスクトップPC等であっても良い。
ユーザが保有する携帯端末200(図1の例では、携帯端末200A乃至200C)は、前述の通り、例えば5分毎などの一定時間間隔で、自装置の位置(すなわちユーザの位置)に係る位置情報(緯度経度情報)を情報処理サーバ100へと送信する。ここで、携帯端末200は、衛星S1乃至S4(以下、衛星S1乃至S4を総称して「衛星S」ともいう。)から発信されている時刻や軌道に関する情報が重畳された電波を受信することにより、自装置の現在位置に対応する緯度経度に関する位置情報を生成することのできるGPS(Global Positioning System)に対応している。これにより、携帯端末200は自装置の位置に係る位置情報を取得すると共に、情報処理サーバ100へと当該位置情報を送信することが可能となる。
なお、図1の例では携帯端末200の位置をGPSに基づいて定めているがこれに限られるものではなく、例えば、基地局300から取得した情報や、周囲にある無線LANから得られる情報に基づいて位置を定めることも考えられる。
情報処理サーバ100は、各携帯端末200から受信した位置情報を、位置履歴情報121として、データベース(DB)120上に格納する。更に、情報処理サーバ100は、当該位置履歴情報121に基づいて前述のメッシュ領域及び経路の混雑度を算出した上で、当該経路の混雑度に基づいて各メッシュ領域に含まれる各施設に係る施設情報の最寄駅を特定する。特定された最寄駅は、例えば施設情報として、携帯端末200に送信される。
尚、図3の例では、説明のため、位置情報を送信する側の携帯端末200A乃至200Cと、施設情報を表示する携帯端末200D及び200Eとを分けて示しているが、位置情報を送信する携帯端末200が、施設情報を表示することも可能である。
(2.2 情報処理サーバの機能構成)
次に、図4を参照しながら、情報処理サーバ100の機能構成を説明する。図4は、情報処理サーバ100の機能構成を示すブロック図である。情報処理サーバ100は、大きく分けて制御部110及びDB120を含み、制御部110は、位置情報受信部111、混雑度算出部113、経路特定部115、最寄交通施設特定部117、及び施設情報提供部119を含む。尚、位置情報受信部111、混雑度算出部113、経路特定部115、最寄交通施設特定部117、及び施設情報提供部119は、それぞれソフトウェアとして実現することができる。
位置情報受信部111は、ユーザが保有する携帯端末200から送信される位置情報を受信すると共に、当該情報をDB120の位置履歴情報121として管理する。
なお、本実施形態では、最寄駅を特定する情報処理サーバ100自身が位置情報を受信するものとして説明しているがこれに限られるものではなく、他の情報処理装置により収集された位置情報若しくは位置履歴情報121のデータを、情報処理サーバ100が図4に図示しない入力インタフェースにより受け取ることも考えられる。
混雑度算出部113は、DB120のメッシュ情報127で定義される各メッシュ領域に対して、位置履歴情報121に基づいて混雑度を算出する。前述の通り、メッシュ領域に対する混雑度は、位置履歴情報121のうちから、一定時間内に係る各メッシュ領域内を示す位置情報の数等に基づいて算出することができる。ここで、混雑度算出部113は、時間帯毎の混雑度を算出することも考えられる。時間帯ごとの混雑度を算出すれば、例えば夜中に殆ど人がいない地域や、土砂崩れや雪等の理由により一定期間殆ど人が立ち入らない地域等をも特定することが可能となる。
経路特定部115は、最寄駅を特定する対象であるメッシュ領域と、その近傍にある駅(交通施設)と含むメッシュ領域を結ぶ経路を特定する。ここで、最寄駅を特定する対象メッシュ領域の近傍の駅の抽出方法としては、例えば、予め定められた一定距離内にある全ての駅を抽出する方法や、或いは、対象メッシュ領域から近い順に、例えば5つ等の所定個数の駅を抽出する方法等が考えられる。
また、経路特定部115が、対象メッシュ領域と、その近傍にある駅を含むメッシュ領域とを結ぶ経路の特定方法も複数考えられる。例えば、図2を参照しながら説明したように、両メッシュ領域を結ぶ直線を経路とすることも考えられるし、或いは、地図情報123を参照することにより経路探索を行うことにより、実際に人間が移動可能なルートを経路とすることもできる。前者であれば計算量を大幅に削減することができるし、後者であれば、より現実に近い経路を特定することが可能となる。
最寄交通施設特定部117は、混雑度算出部113が算出した各メッシュ領域の混雑度と、経路特定部115が特定した、対象メッシュ領域と、その近傍にある駅を含むメッシュ領域とを結ぶ経路とに基づいて、対象メッシュ領域の最寄駅を特定する。より具体的には、まず、最寄交通施設特定部117は、経路上にあるメッシュ領域を特定した上で、それらのメッシュ領域の混雑度に基づいて、経路の混雑度を算出する。更に、当該経路の混雑度の高い経路に係る駅を、最寄交通施設特定部117は対象メッシュ領域の最寄駅とする。このとき、例えば、経路上の混雑度に差が極めて小さい場合等には、駅までの距離や、駅への路線の乗り入れ数なども最寄駅の特定の際に考慮しても良い。この場合、駅までの距離が短いほど、乗り入れ路線の数が多い駅ほど、最寄駅とする優先度が上がる。
最寄交通施設特定部117は、対象メッシュ領域の最寄駅を、当該メッシュ領域に含まれる各施設の最寄駅として、施設情報125に設定する。
施設情報提供部119は、DB120からメッシュ情報127を読みだして、例えば携帯端末200や、その他のサービス等に提供する。例えば、施設情報提供部119が施設情報を提供するその他のサービスとしては、施設への経路を探索する経路探索サービス等が考えられる。
データベース120は、位置履歴情報121、地図情報123、施設情報125、及びメッシュ情報127を記憶する。
位置履歴情報121について、図5を参照しながら説明する。図5は、位置履歴情報121の具体例を示す図である。携帯端末200が送信する位置情報に基づいて、位置情報受信部111がDB120に格納する位置履歴情報は、図5に示す通り、端末ID、座標情報(緯度経度情報)、及び測位時刻の情報を含む。この位置履歴情報121のうち、一定範囲の時間帯の測位時刻に係る、対象メッシュ領域内を示す位置情報のみを抽出することにより、混雑度算出部113は、メッシュ領域毎の混雑度を算出することが可能となる。
地図情報123は、道路や鉄道、各種施設の位置、大きさ及び注記情報等を、レイヤごとに管理するベクトル地図のデータベースである。例えば、経路特定部115が、特定のメッシュ領域から、近傍の交通施設を含むメッシュ領域へと向かう経路を特定する際に、道路上の経路探索を行う場合には、経路特定部115は当該地図情報123を読み込むことで、道路の位置を取得することが可能となる。
施設情報125は、地図情報123に掲載されている各種施設に関する名称や説明、最寄駅、外観写真等の情報を含む。施設情報提供部119が当該施設情報125を携帯端末200へと送信すると、当該携帯端末200の所有者は、その施設がどのような施設であるのか、最寄駅はどこなのか等の情報を知ることが可能となる。なお、前述の通り、施設情報125に含まれる最寄駅の情報は、最寄交通施設特定部117が、各施設に係る施設情報125に対して設定する。
メッシュ情報127は、地図を、緯度及び経度を元に、ほぼ同一の大きさに分けたメッシュ領域を定義するための情報である。混雑度算出部113や経路特定部115等は、それぞれのメッシュ領域の情報を取得するために、メッシュ情報127を参照する。
(3 処理の流れ)
以下、図6を参照しながら、情報処理サーバ100による最寄駅特定に係る処理の流れを説明する。図6は、情報処理サーバ100による処理の流れを示すフローチャートである。なお、図6の処理の開始時点において、DB120上には、既に位置履歴情報121は取得済みであるものとする。
尚、後述の各処理ステップは、処理内容に矛盾を生じない範囲で、任意に順番を変更して若しくは並列に実行することができ、また、各処理ステップ間に他のステップを追加しても良い。更に、便宜上1つのステップとして記載されているステップは複数のステップに分けて実行することもでき、便宜上複数に分けて記載されているステップを1ステップとして実行することもできる。
まず、経路特定部115は、最寄の駅(交通施設)を特定すべき対象メッシュ領域を特定した上で(S601)、その周辺にある各駅を抽出する(S603)。抽出する駅としては、例えば前述の通り、対象メッシュ領域から一定の距離内にある駅を全て抽出する方法や、距離の近い順に一定数の駅を抽出する方法等が考えられる。
経路特定部115は、抽出した各駅に対して、対象メッシュ領域からの経路を特定する(S605)。対象メッシュ領域から各駅までの経路としては、例えば、対象メッシュ領域と、各駅を含むメッシュ領域とを直線で結ぶ経路や、対象メッシュ領域から各駅へ至る実際の道路を経路とする手法等が考えられる。
混雑度算出部113は、経路特定部115が特定した、対象メッシュ領域周辺の各駅へ至るそれぞれの経路上にある各メッシュ領域を、メッシュ情報127を参照することにより特定した上で(S607)、それぞれのメッシュ領域に対する混雑度を算出する(S609)。なお、各メッシュ領域に対する混雑度は、予め計算しておくことも考えられる。
最寄交通施設特定部117は、S609で混雑度算出部113が算出した、経路上の各メッシュ領域にかかる混雑度に基づいて、対象メッシュ領域から近傍の駅へ至る各経路に対する混雑度を算出する(S611)。経路に対する混雑度の算出方法としては、例えば、経路上の各メッシュ領域の混雑度の和とする方法や、経路上の各メッシュ領域の混雑度の最小値とする方法、経路上の各メッシュ領域の混雑度の平均値とする方法等が考えられる。最寄交通施設特定部117は、このようにして算出した各経路の混雑度に対して、最も混雑度の高い経路に関する駅を、対象メッシュ領域の最寄駅、すなわち対象メッシュ領域内に含まれる各施設の最寄駅とする(S613)。これにより、対象メッシュ領域の周辺にある(距離が近い)駅の中で、混雑度の高い(混雑度が少なくともゼロではない)経路、すなわち移動実績のある経路で到達可能な駅が最寄駅として特定されることになる。つまり、経路の距離と経路上の混雑度とに基づく最適な交通施設が、最寄交通施設として特定される。
最寄交通施設特定部117は、当該決定した最寄駅を用いて、施設情報125を更新する(S615)
(4 ハードウェア構成)
以下、図7を参照しながら、上述してきた情報処理サーバ100をコンピュータにより実現する場合のハードウェア構成の一例を説明する。なお、情報処理サーバ100の機能は、ネットワークを介して複数の装置に分けて実現することも可能である。
図7に示すように、情報処理サーバ100は、プロセッサ701、メモリ703、記憶装置705、入力インタフェース(I/F)707、データI/F709、通信I/F711、及び表示装置713を含む。
プロセッサ701は、メモリ703に記憶されているプログラムを実行することにより情報処理サーバ100における様々な処理を制御する。例えば、図4で説明した位置情報受信部111、混雑度算出部113,経路特定部115、最寄交通施設特定部117、及び施設情報提供部119は、メモリ703に一時記憶された上で、主にプロセッサ701上で動作するプログラムとして実現可能である。
メモリ703は、例えばRAM(Random Access Memory)等の記憶媒体である。メモリ703は、プロセッサ701によって実行されるプログラムのプログラムコードや、プログラムの実行時に必要となるデータを一時的に記憶する。例えば、メモリ703の記憶領域には、プログラム実行時に必要となるスタック領域が確保される。
記憶装置705は、例えばハードディスクやフラッシュメモリ等の不揮発性の記憶媒体である。記憶装置705は、オペレーティングシステムや、位置情報受信部111、混雑度算出部113,経路特定部115、最寄交通施設特定部117、及び施設情報提供部119を実現するための各種プログラムや、DB120等の各種データを記憶する。記憶装置705に記憶されているプログラムやデータは、必要に応じてメモリ703にロードされることにより、プロセッサ701から参照される。
入力I/F707は、ユーザからの入力を受け付けるためのデバイスである。入力I/F707の具体例としては、キーボードやマウス、タッチパネル、各種センサ等が挙げられる。入力I/F707は、例えばUSB(Universal Serial Bus)等のインタフェースを介して情報処理サーバ100に接続されても良い。
データI/F709は、情報処理サーバ100の外部からデータを入力するためのデバイスである。データI/F709の具体例としては、各種記憶媒体に記憶されているデータを読み取るためのドライブ装置等がある。データI/F709は、情報処理サーバ100の外部に設けられることも考えられる。その場合、データI/F709は、例えばUSB等のインタフェースを介して情報処理サーバ100へと接続される。
通信I/F711は、情報処理サーバ100の外部の装置、例えば携帯端末200と有線又は無線によりデータ通信するためのデバイスである。通信I/F711は情報処理サーバ100の外部に設けられることも考えられる。その場合、通信I/F711は、例えばUSB等のインタフェースを介して情報処理サーバ100に接続される。
表示装置713は、各種情報を表示するためのデバイスである。表示装置713の具体例としては、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro−Luminescence)ディスプレイ等があげられる。表示装置713は、情報処理サーバ100の外部に設けられても良い。その場合、表示装置713は、例えばディスプレイケーブル等を介して情報処理サーバ100に接続される。
(5 本実施形態の効果)
以上説明したように、本実施形態に係るシステム1は、地図上の各施設の最寄の交通施設、例えば最寄駅を特定する際に、施設(対象施設が含まれる対象メッシュ領域)から駅に至るまでの経路上の混雑度の高い(混雑度が少なくともゼロではない)経路、すなわち、移動実績のある経路で到達する駅を最寄駅とする。これにより、実際に一定以上の人が移動しているルートで到達できる駅を最寄り駅として特定することが可能となり、また、例えば山間部等で直線距離は短くとも、実際に移動可能な道のりが遠い駅が最寄駅として特定されることを防ぐことが可能となる。
また、本実施形態では、メッシュ領域毎に最寄駅を特定した上で、その最寄駅を、各メッシュ領域に含まれる各施設の最寄駅は、メッシュ領域の最寄駅の情報を援用している。これにより、各施設に対して、それぞれ最寄駅を特定する場合よりも、大幅に計算量を抑えることが可能となる。更に、各メッシュ領域間の経路を直線とする場合には、それぞれのメッシュ領域間の実際に人間が移動可能な経路を特定する場合よりも、大幅に演算量を抑えることが可能となっている。
(6 変形例)
上記実施形態では、対象メッシュ領域若しくは対象施設から駅までの経路上の混雑度や駅までの距離、駅への路線の乗り入れの数を用いて、最寄駅の特定方法を決めていたが、地域ごとに、この決定方法を変えることも考えられる。例えば、山間部や農村地帯など、駅や道の集積度が低い地域に関しては、上記実施形態のように混雑度を重視した手法(混雑度の寄与度の高い手法)で最寄駅を特定し、駅や道の集積度の高い都市部に関しては、混雑度よりも、駅までの距離や路線への乗り入れ数を重視した手法(駅までの距離や乗り入れ数の寄与度の高い手法)で、最寄駅を特定することが考えられる。
さらに、この最寄駅の特定方法を、ユーザ毎に変えることも考えられる。例えば、お年寄り向けには、乗り入れ数よりも距離及び混雑度を重視した手法で、最寄駅を特定することが考えられる。
(7 付記事項)
尚、前述の各実施形態の構成は、組み合わせたり或いは一部の構成部分を入れ替えたりしてもよい。また、本発明の構成は前述の実施形態のみに限定されるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲内において種々変更を加えてもよい。
1・・・システム、100・・・情報処理サーバ、110・・・制御部、111・・・位置情報受信部、113・・・混雑度算出部、115・・・経路特定部、117・・・最寄交通施設特定部、119・・・施設情報提供部、120・・・データベース、121・・・位置履歴情報、123・・・地図情報、125・・・施設情報、127・・・メッシュ情報、200・・・携帯端末、300・・・基地局、701・・・プロセッサ、703・・・メモリ、705・・・記憶装置、707・・・入力インタフェース、709・・・データインタフェース、711・・・通信インタフェース、713・・・表示装置、N・・・公衆網、S・・・衛星

Claims (7)

  1. 対象座標領域近傍の複数の交通施設を特定する第1の特定手段と、
    前記複数の交通施設のそれぞれに対して、前記交通施設と前記対象座標領域との間にある中間座標領域を特定する第2の特定手段と、
    複数の携帯端末から取得される位置情報に基づいて、前記中間座標領域の混雑度を算出する手段と、
    前記中間座標領域における混雑度の高い前記交通施設を、前記対象座標領域からの最寄りの前記交通施設とて特定する第3の特定手段と
    を備える情報処理システム。
  2. 前記対象座標領域内に属する施設情報に対して、前記第3の特定手段が特定した前記交通施設を、最寄りとして設定する手段
    を更に備える、
    請求項1記載の情報処理システム。
  3. 前記第3の特定手段は、前記混雑度に加えて、前記交通施設で利用可能な路線数、および前記対象座標領域からの距離の少なくとも一方を考慮して最寄りを特定する、
    請求項1又は請求項2記載の情報処理システム。
  4. 前記第3の特定手段は、前記混雑度と、前記対象座標領域からの距離とに基づいて最寄りの前記交通施設を特定し、当該特定時における前記混雑度と距離との寄与度は前記対象座標領域に応じて異なる、
    請求項1又は請求項2記載の情報処理システム。
  5. 前記第2の特定手段は、前記交通施設と前記対象座標領域とを結ぶ直線上にある前記中間座標領域を特定する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の情報処理システム。
  6. 前記第2の特定手段は、前記交通施設と前記対象座標領域とを結ぶ移動可能経路が通る前記中間座標領域を特定する、
    請求項1乃至請求項4のいずれか1項記載の情報処理システム。
  7. 対象座標領域近傍の複数の交通施設を特定するステップと、
    前記複数の交通施設のそれぞれに対して、前記交通施設と前記対象座標領域との間にある中間座標領域を特定するステップと、
    複数の携帯端末から取得される位置情報に基づいて、前記中間座標領域の混雑度を算出するステップと、
    前記中間座標領域における混雑度の高い前記交通施設を、前記対象座標領域からの最寄の前記交通施設として特定するステップと
    を情報処理システムが行う情報処理方法。
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