JP2014181828A - 熱供給設備 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】運転制御部5は、温水供給運転において、補助加熱部10による加熱を行い、温水供給部4によって、補助加熱部10にて加熱された温水を熱源とする加熱温水を高温水利用端末15に供給する加熱供給モードと、補助加熱部10による加熱を行わず、温水供給部4によって、貯湯タンク2の温水をそのまま熱源とする非加熱温水を高温水利用端末15に供給する非加熱供給モードとを実行可能に構成されている。
【選択図】図1
Description
前記運転制御部は、前記温水供給運転において、前記補助加熱部による加熱を行い、前記温水供給部によって、前記補助加熱部にて加熱された温水を熱源とする加熱温水を前記高温水利用端末に供給する加熱供給モードと、前記補助加熱部による加熱を行わず、前記温水供給部によって、前記貯湯タンクの温水をそのまま熱源とする非加熱温水を前記高温水利用端末に供給する非加熱供給モードとを実行可能に構成されている点にある。
そこで、本特徴構成によれば、貯湯タンクの温水温度が前記要求温度より低い許容設定温度未満であれば、非加熱供給モードでの温水供給運転の実行を禁止し、貯湯タンクの温水温度が許容設定温度以上である場合にだけ、非加熱供給モードでの温水供給運転の実行を許容している。これにより、貯湯タンクに貯湯されている温水を有効に活用して高温水利用端末の運転を行うことができながら、所望の効果を得られるという条件下において非加熱供給モードでの温水供給運転を行うことができる。
この熱供給設備100は、図1に示すように、電力と熱を発生する熱電併給装置1と、貯湯タンク2と、熱電併給装置1にて発生する熱を回収して温水として貯湯タンク2に貯湯させる排熱回収部3と、貯湯タンク2に貯湯されている温水を熱源として生成される温水を低温水利用端末14や高温水利用端末15に供給する温水供給部4と、その温水供給部4にて供給される温水を用いて運転される低温水利用端末14及び高温水利用端末15とが備えられている。この熱供給設備100は、熱電併給装置1を備えた第1ユニットY1と貯湯タンク2を備えた第2ユニットY2と浴槽13と低温水利用端末14と高温水利用端末15とを流体を通流させる流路等により接続することで構成されている。
ユニット側制御部5は、貯湯タンク2への貯湯を行う貯湯運転、給湯栓16に湯水を供給する給湯運転、浴槽13の湯張りを行う湯張り運転、低温水利用端末14及び高温水利用端末15に温水を供給する温水供給運転等の各種の運転を行うように構成されている。
貯湯運転は、熱電併給装置1の運転中に行われるものであり、熱電併給装置1にて発生する熱を温水として貯湯タンク2に貯湯する運転である。ちなみに、貯湯運転をどのようなタイミングで運転開始するかについては適宜変更が可能であり、例えば、熱電併給装置1を運転開始させるに当たり、貯湯運転も運転開始させることができる。また、貯湯運転をどのようなタイミングで運転終了するかについても適宜変更が可能であり、例えば、ユニット側制御部5は、貯湯タンク2に備えられた温度センサ(図示省略)の検出情報に基づいて、貯湯タンク2の貯湯量が満杯であると判別すると、貯湯運転を終了することができる。
給湯運転は、給湯栓16の開操作に伴って運転開始され、給湯栓16の閉操作に伴って運転停止され、給湯栓16に給湯設定温度の湯水を給湯する運転である。ユニット側制御部5は、第1三方弁S1を開弁させて、貯湯タンク2の上部から温水を第3流路部位R3に取り出し、その温水を第3流路部位R3及び第7流路部位R7によって給湯栓16に供給している。そして、ユニット側制御部5は、給湯栓16に供給する温水温度が給湯設定温度となるように、第1三方弁S1の開度を制御して第8流路部位R8から混合させる水量を調整している。
湯張り運転は、浴槽13の湯張りを行う運転であり、基本的には、給湯運転と同様の動作であり、ユニット側制御部5は、給湯運転の動作に加えて、第5開閉弁K5を開弁させて、第7流路部位R7の温水を第9流路部位R9によって第4循環路J4に供給しており、第4循環路J4を通して温水を浴槽13に供給するようにしている。この場合には、ユニット側制御部5が、浴槽13に供給する温水温度が湯張り設定温度となるように、第1三方弁S1の開度を制御して第8流路部位R8から混合させる水量を調整している。
この追焚用の温水供給運転は、浴室リモコンからの追焚要求によって運転開始され、浴槽13内の湯水の追焚を終了することで運転停止される。ユニット側制御部5は、第1開閉弁K1、第2開閉弁K2及び第3開閉弁K3を開弁させて第2循環ポンプP2を作動させ、貯湯タンク2の上部から取り出した温水を第3循環路J3によって第1放熱部11に供給し、その第1放熱部11を通過した温水の一部を貯湯タンク2の下部に戻し、残りの一部の温水を第2循環路J2によって循環させている。そして、ユニット側制御部5は、第3循環ポンプP3を作動させて、第4循環路J4によって浴槽13と第1放熱部11との間で浴槽13内の湯水を循環させている。これにより、第1放熱部11において貯湯タンク2の上部から取り出した温水にて浴槽13内の湯水を加熱し、その加熱された湯水を浴槽13内に戻すことで、浴槽13内の湯水の追焚を行っている。第1放熱部11に供給する温水温度については、例えば、浴槽13内の湯水を所望温度に加熱できるような温度が設定されている。そして、ユニット側制御部5は、貯湯タンク2に貯湯されている温水温度がその設定温度未満である場合には、補助加熱部10による加熱を行い、その補助加熱部10にて加熱された温水と貯湯タンク2から取り出した温水とを混合させることで、設定温度以上の温水を第1放熱部11に供給するようにしている。
温水利用端末用の温水供給運転としては、貯湯タンク2に貯湯されている温水を第1放熱部11に供給するのではなく、貯湯タンク2に貯湯されている温水を第2放熱部12に供給するようにしている。この場合には、低温水利用端末14及び高温水利用端末15からの運転要求によって運転開始され、低温水利用端末14及び高温水利用端末15からの運転終了指令によって運転停止される。このように、ユニット側制御部5は、低温水利用端末14及び高温水利用端末15の温水利用端末を運転させる際に、温水供給運転を行うようにしている。
まず、低温水利用端末14を運転させる場合について説明する。ユニット側制御部5は、第1開閉弁K1、第2開閉弁K2及び第4開閉弁K4を開弁させて第2循環ポンプP2を作動させ、貯湯タンク2の上部から取り出した温水を第3循環路J3によって第2放熱部12に供給し、その第2放熱部12を通過した温水の一部を貯湯タンク2の下部に戻し、残りの一部の温水を第2循環路J2によって循環させている。ユニット側制御部5は、第6開閉弁K6を開弁させて第4循環ポンプP4を作動させ、第5循環路J5によって低温水利用端末14と第2放熱部12との間で湯水を循環させている。これにより、第2放熱部12において貯湯タンク2の上部から取り出した温水にて湯水を加熱し、その加熱された湯水を温水として低温水利用端末14に供給している。
次に、高温水利用端末15を運転させる場合について説明する。ユニット側制御部5は、第1開閉弁K1、第2開閉弁K2及び第4開閉弁K4を開弁させて第2循環ポンプP2を作動させ、貯湯タンク2の上部から取り出した温水を第3循環路J3によって第2放熱部12に供給し、その第2放熱部12を通過した温水の一部を貯湯タンク2の下部に戻し、残りの一部の温水を第2循環路J2によって循環させている。ユニット側制御部5は、第7開閉弁K7を開弁させて第4循環ポンプP4を作動させ、第6循環路J6によって高温水利用端末15と第2放熱部12との間で湯水を循環させている。これにより、第2放熱部12において貯湯タンク2の上部から取り出した温水にて湯水を加熱し、その加熱された湯水を温水として高温水利用端末15に供給している。
図1及び図3に基づいて加熱供給モードについて説明する。図3は、図1における要部を模式的に図示したものであり、流体を通流する部位、及び、作動させる機器を太線にて示している。ユニット側制御部5は、補助加熱部10による加熱を行い、その補助加熱部10にて加熱された温水と貯湯タンク2から取り出した温水とを混合させて、その混合温水を高温水用設定温度(例えば75℃や80℃)以上としており、その高温水用設定温度以上の温水を第2放熱部12に供給している。これにより、第2放熱部12では、その高温水にて湯水が加熱されて高温水(例えば75℃や80℃)を生成することができ、その高温水を第6循環路J6によって高温水利用端末15に供給している。このようにして、加熱供給モードでの温水供給運転では、補助加熱部10による加熱を行うことで、第2放熱部12に供給する温水温度を高温水用設定温度(例えば75℃や80℃)以上として、補助加熱部10にて加熱された温水を熱源として加熱温水(例えば75℃や80℃)を生成し、その加熱温水を高温水利用端末15に供給している。そして、温水供給部4は、第2循環路J2、第3循環路J3、第6循環路J6等から構成されており、ユニット側制御部5は、高温水利用端末15に接続された単一の温水供給管210(高温側往き流路部位20)にて加熱温水を供給する第1供給状態に温水供給部4を切り換えている。
図1及び図4に基づいて非加熱供給モードについて説明する。図4は、図1における要部を模式的に図示したものであり、流体を通流する部位、及び、作動させる機器を太線にて示している。ユニット側制御部5は、補助加熱部10による加熱を行わず、貯湯タンク2から取り出した温水をそのまま第2放熱部12に供給している。したがって、第2放熱部12に供給される温水温度は、貯湯タンク2から取り出された温水温度となる。これにより、第2放熱部12では、貯湯タンク2の温水にて湯水が加熱されて温水を生成することができ、その温水を第6循環路J6によって高温水利用端末15に供給している。このように、非加熱供給モードでの温水供給運転では、補助加熱部10による加熱を行わないことで、第2放熱部12において貯湯タンク2の温水を熱源とする非加熱温水(貯湯タンク2に貯湯されている温水温度の温水)を生成し、その非加熱温水を高温水利用端末15に供給している。ユニット側制御部5は、高温水利用端末15に接続された単一の温水供給管210(高温側往き流路部位20)にて非加熱温水を供給する第2供給状態に温水供給部4を切り換えている。
上述の如く、高温水利用端末15に温水を供給するに当たり、第2ユニットY2側は、ユニット側制御部5によって、加熱供給モードでの温水供給運転と非加熱供給モードでの温水供給運転とを実行可能に構成されている。そこで、加熱供給モードでの温水供給運転でも非加熱供給モードでの温水供給運転でも高温水利用端末15を運転させるために、端末側制御部213は、高温水利用端末15の運転を行うに当たり、温水受入部205にて受け入れる温水温度が要求温度以上である場合に運転動作部を作動させて運転し、受け入れる温水温度が要求温度未満である場合に運転動作部を停止させる温度制限モードと、温水受入部205にて受け入れる温水温度にかかわらず運転動作部を作動させて運転する温度非制限モードとを実行可能に構成されている。以下、高温水利用端末15を浴室乾燥装置200として説明する。
まず、図2及び図3に基づいて温度制限モードについて説明する。端末側制御部213は、温水供給管210にて受け入れる温水温度が要求温度(例えば75℃や80℃)以上の高温水であるとして、熱動弁211を開弁させてその高温水を熱交換部204に供給し、熱交換部204を通過した高温水を温水排出管212により排出するようにしている。これにより、熱交換部204では、供給される高温水(例えば75℃や80℃)にて循環路206を通流する空気を加熱可能となっている。端末側制御部213は、吸引ファン207を作動させて、循環路206によって、浴室202から吸引した空気の一部を熱交換部204にて加熱してその加熱された空気を浴室202に戻すようにしている。端末側制御部213は、吸引ファン207を作動させるだけでなく、排気ファン209も作動させることで、排気路208によって浴室202から吸引した空気の一部を外部に排気している。このようにして、端末側制御部213は、熱動弁211、吸引ファン207、及び、排気ファン209等の運転動作部を作動させて、浴室202から吸引した空気の一部を熱交換部204にて加熱して浴室202に戻しながら、残りの一部の空気を外部に排気する乾燥運転を行うにしている。
次に、図2及び図4に基づいて温度非制限モードについて説明する。端末側制御部213は、温水供給管210にて受け入れる温水温度にかかわらず、熱動弁211を開弁させてその温水を熱交換部204に供給し、熱交換部204を通過した温水を温水排出管212により排出するようにしている。これにより、熱交換部204では、供給される温水にて循環路206を通流する空気を加熱可能となっている。端末側制御部213は、吸引ファン207を作動させて、循環路206によって、浴室202から吸引した空気の一部を熱交換部204にて加熱してその加熱された空気を浴室202に戻すようにしている。端末側制御部213は、吸引ファン207を作動させるだけでなく、排気ファン209も作動させることで、排気路208によって浴室202から吸引した空気の一部を外部に排気している。このようにして、端末側制御部213は、熱動弁211、吸引ファン207、及び、排気ファン209等の運転動作部を作動させることで、浴室202から吸引した空気の一部を熱交換部204にて加熱して浴室202に戻しながら、残りの一部の空気を外部に排気する乾燥運転を行うようにしている。
上述の如く、ユニット側制御部5は、高温水利用端末15に温水を供給する温水供給運転として、加熱供給モードと非加熱供給モードとを実行可能であり、端末側制御部213は、高温水利用端末15の運転として、温度制限モードと温度非制限モードとを実行可能である。そこで、ユニット側制御部5は、高温水利用端末15に温水を供給する温水供給運転を行うに当たり、加熱供給モードを実行するか、又は、非加熱供給モードを実行するかを選択している。また、端末側制御部213も、高温水利用端末15を運転させるに当たり、温度制限モードを実行するか、又は、温度非制限モードを実行するかを選択している。以下、このモード選択について説明する。
まず、ユニット側制御部5は、端末側リモコン214との通信により、モード指令部217にて非加熱供給モードが指令されているか否かを判別する(ステップ#1)。非加熱供給モードが指令されている場合には、ユニット側制御部5が、貯湯タンク2に貯湯されている温水温度が許容設定温度以上であるか否かを判別する(ステップ#2)。ここで、貯湯タンク2に貯湯されている温水温度は、貯湯タンク2から取り出される温水温度であり、例えば、貯湯タンク2の最上部に配置される温度センサ等によりその温水温度を取得することができる。ユニット側制御部5は、貯湯タンク2に貯湯されている温水温度が許容設定温度以上であれば、非加熱供給モードを実行する(ステップ#3)。ユニット側制御部5は、モード指令部217にて非加熱供給モードが指令されていない場合(ステップ#1にてNoの場合)には、加熱供給モードを実行する(ステップ#4)。また、ユニット側制御部5は、貯湯タンク2に貯湯されている温水温度が許容設定温度未満の場合(ステップ#2のNoの場合)、非加熱供給モードの実行を禁止する(ステップ#5)。ここで、ユニット側制御部5は、非加熱供給モードの実行を禁止した場合に、加熱供給モードでの温水供給運転を行う、或いは、温水供給運転を停止してその運転停止したことを、ユニット側リモコンや端末側リモコン214に備えられた報知部等により使用者に報知している。
まず、端末側制御部213は、端末側リモコン214との通信により、モード指令部217にて温度非制限モードが指令されているか否かを判別する(ステップ#11)。温度非制限モードが指令されている場合には、端末側制御部213が、温水受入部205にて受け入れる温水温度が許容設定温度以上であるか否かを判別する(ステップ#12)。ここで、温水受入部205にて受け入れる温水温度については、図示は省略するが、温水供給管210の途中部位に配置された温度センサ等によりその温水温度を取得することができる。端末側制御部213は、温水受入部205にて受け入れる温水温度が許容設定温度以上であれば、温度非制限モードを実行する(ステップ#13)。端末側制御部213は、モード指令部217にて温度非制限モードが指令されていない場合(ステップ#11にてNoの場合)、温度制限モードを実行する(ステップ#14)。また、端末側制御部213は、温水受入部205にて受け入れる温水温度が許容設定温度未満の場合(ステップ#12のNoの場合)、温度非制限モードの実行を禁止する(ステップ#15)。ここで、端末側制御部213は、温度非制限モードの実行を禁止した場合に、温度制限モードでの運転を行う、或いは、高温水利用端末15の運転を停止してその運転停止したことを、ユニット側リモコンや端末側リモコン214に備えられた報知部等により使用者に報知している。
(1)上記実施形態では、第2ユニットY2の第2放熱部12から高温水利用端末15に温水を供給するに当たり、単一の温水供給管210(図2参照)を高温水利用端末15に接続している。この構成に代えて、例えば、高温水利用端末15に供給する温水供給管の構成を、図7に示すように変更することができる。図7は、図1における第2ユニットY2と高温水利用端末15との温水配管の接続構成を模式的に示したものである。
また、端末側制御部213が温度非制限モードを実行する条件としても、モード指令部217にて温度非制限モードが指令されていることのみとしてもよい、或いは、温水受入部205にて受け入れる温水温度が許容設定温度以上であることのみとしてもよい。
2 貯湯タンク
4 温水供給部
5 ユニット側制御部(運転制御部)
10 補助加熱部
15 高温水利用端末
210 温水供給管
217 モード指令部
219 第1供給管
220 第2供給管
Claims (5)
- 熱と電力を発生する熱電併給装置と、その熱電併給装置にて発生する熱を温水として貯湯する貯湯タンクと、高温水の供給を受けてその高温水を用いた運転を行う高温水利用端末と、前記貯湯タンクに貯湯されている温水を熱源とする温水を前記高温水利用端末に供給する温水供給部と、温水を加熱自在な補助加熱部と、前記温水供給部及び前記補助加熱部の作動を制御して前記高温水利用端末に温水を供給する温水供給運転を行う運転制御部とが備えられ、
前記運転制御部は、前記温水供給運転において、前記補助加熱部による加熱を行い、前記温水供給部によって、前記補助加熱部にて加熱された温水を熱源とする加熱温水を前記高温水利用端末に供給する加熱供給モードと、前記補助加熱部による加熱を行わず、前記温水供給部によって、前記貯湯タンクの温水をそのまま熱源とする非加熱温水を前記高温水利用端末に供給する非加熱供給モードとを実行可能に構成されている熱供給設備。 - 前記運転制御部は、前記貯湯タンクの温水温度が許容設定温度未満である場合に前記非加熱供給モードでの前記温水供給運転の実行を禁止し、前記貯湯タンクの温水温度が許容設定温度以上である場合に前記非加熱供給モードでの前記温水供給運転の実行を許容している請求項1に記載の熱供給設備。
- 前記温水供給部は、前記高温水利用端末に接続して温水を供給する温水供給管として、前記加熱温水を供給する第1供給管と前記非加熱温水を供給する第2供給管とを備え、前記第1供給管による温水供給を行う第1供給状態と前記第2供給管による温水供給を行う第2供給状態とに切換自在に構成され、前記運転制御部は、前記加熱供給モードでの前記温水供給運転を行う場合には前記温水供給部を前記第1供給状態に切り換え、前記非加熱供給モードでの前記温水供給運転を行う場合には前記温水供給部を前記第2供給状態に切り換える請求項1又は2に記載の熱供給設備。
- 前記温水供給部は、前記高温水利用端末に接続して加熱温水及び非加熱温水の両方を供給可能な単一の温水供給管を備え、その温水供給管にて前記加熱温水を供給する第1供給状態とその温水供給管にて前記非加熱温水を供給する第2供給状態とに切換自在に構成され、前記運転制御部は、前記加熱供給モードでの前記温水供給運転を行う場合には前記温水供給部を前記第1供給状態に切り換え、前記非加熱供給モードでの前記温水供給運転を行う場合には前記温水供給部を前記第2供給状態に切り換える請求項1又は2に記載の熱供給設備。
- 前記運転制御部に前記非加熱供給モードを指令する人為操作式のモード指令部が備えられている請求項1〜4の何れか1項に記載の熱供給設備。
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