JP2014181516A - 防塵用液体散布装置および防塵ユニット - Google Patents

防塵用液体散布装置および防塵ユニット Download PDF

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【課題】砂塵等の拡散を簡便かつ効果的に防止することができる防塵用液体散布装置および防塵ユニットを提供する。
【解決手段】液体供給手段10にホース9で接続されるノズル2と、ノズル2が噴出口2aを上方に向けて配置される水平フレーム5と、水平フレーム5から下方に延びる把持フレーム6と、係合部5aとを備え、ノズル2が噴出口2aを先端に有するフレキシブルチューブと、フレキシブルチューブの後端部に一体的化して外側に張り出したガイドフィン4とを有する防塵用液体散布装置1であり、防塵ネット12の張設フレーム13に係合部5aを着脱自在に係合させ、液体Wを噴出口2aからフレキシブルチューブを揺動させながら散布して、防塵ネット12の上方から下方に向かって液体Wのカーテンを形成するとともに、液体Wを防塵ネット12に付着させる。
【選択図】図1

Description

本発明は、防塵用液体散布装置および防塵ユニットに関し、さらに詳しくは、土砂等の粉塵の拡散を簡便かつ効果的に防止することができる防塵用液体散布装置および防塵ユニットに関するものである。
建設現場で発生した土砂の仮置き場や石炭ヤードなどには、保管している土砂や石炭の粉塵等が強風によって周囲に飛散することを防止するために、防塵ネットが設置されている(例えば、特許文献1参照)。防塵ネットの網目が小さい程、防塵効果が向上するが、網目が過小であれば風を受けた際に過大な抵抗力が生じる。これにより、ネットを張設するためのフレーム等に要求される強度が高くなり設備が大掛かりになるとい問題がある。また、微細な粉塵は、網目を小さくしても通過してしまうので、防塵ネットだけで粉塵の拡散を高い水準で防止するのは限界がある。
特開2011−236724号公報
本発明の目的は、砂塵等の拡散を簡便かつ効果的に防止することができる防塵用液体散布装置および防塵ユニットを提供することにある。
上記目的を達成するため本発明の防塵用液体散布装置は、液体供給手段にホースを介して接続されるノズルと、このノズルが噴出口を上方に向けて配置される水平フレームと、この水平フレームから下方に延びる把持フレームと、係合部とを備え、前記ノズルが前記噴出口を先端に有するフレキシブルチューブと、このフレキシブルチューブの後端部に一体的に設けられた外側に張り出した薄板状のガイドフィンとを有し、防塵ネットを張設する張設フレームに前記係合部を着脱自在に係合させる構成にしたことを特徴とする。
本発明の別の防塵用液体散布装置は、液体供給手段にホースを介して接続されるノズルと、このノズルが噴出口を上方に向けて配置される水平フレームと、この水平フレームから下方に延びる把持フレームと、この把持フレームに設けられた脚部とを備え、前記ノズルが前記噴出口を先端に有するフレキシブルチューブと、このフレキシブルチューブの後端部に一体的に設けられた外側に張り出した薄板状のガイドフィンとを有し、前記脚部により前記把持フレームを立設させる構成にしたことを特徴とする。
本発明の防塵ユニットは、上述のいずれかの防塵用液体散布装置と、この防塵用液体散布装置に隣接して配置される防塵ネットとで構成されることを特徴とする。
本発明の前者の防塵用液体散布装置によれば、液体供給手段にホースを介して接続されるノズルと、このノズルが噴出口を上方に向けて配置される水平フレームと、この水平フレームから下方に延びる把持フレームと、係合部とを備えているので、把持フレームを持って、防塵ネットが張設された張設フレームの任意の位置に係合部を係合させるだけで、ノズルを任意の位置に配置することができる。このノズルは、噴出口を先端に有するフレキシブルチューブと、このフレキシブルチューブの後端部に一体的に設けられた外側に張り出した薄板状のガイドフィンとを有するので、液体供給手段により供給された水等の液体を噴出口から噴出させると、ガイドフィンによって意図した範囲にフレキシブルチューブが揺動しながら液体が散布される。散布された液体は、防塵ネットよりも高い位置から下方に向かって液体のカーテンを形成する。したがって、防塵ネットの上方に飛散しようとする土砂等の粉塵であっても、この液体のカーテンにより捕捉される。
また、この防塵用液体散布装置を上記のようにして防塵ネットに隣接して配置すれば、散布された液体は防塵ネットに付着するので、飛散しようとする土砂等粉塵は、単純に防塵ネットに捕捉されるだけでなく、防塵ネットに付着した液体によっても捕捉される。このようにして、土砂等の粉塵の拡散を簡便かつ効果的に防止することが可能になる。
本発明の後者の防塵用液体散布装置によれば、前者の防塵用液体散布装置の係合部に代えて、前記把持フレームに設けられた脚部を備えているので、把持フレームを持って移動させて、任意の位置で脚部により把持フレームを立設させるだけで、防塵ネットの張設フレームの有無に関わらず、任意の位置にノズルを配置することができる。そのため、ノズルの噴出口から散布された液体によって、任意の位置に液体のカーテンを形成することができる。
また、この防塵用液体散布装置を防塵ネットに隣接して配置すれば、散布された液体は防塵ネットに付着するので、飛散しようとする土砂等粉塵は、単純に防塵ネットに捕捉されるだけでなく、防塵ネットに付着した液体によっても捕捉される。このようにして、土砂等の粉塵の拡散を簡便かつ効果的に防止することが可能になる。
本発明の防塵用液体散布装置および防塵ユニットの実施形態の概要を例示する説明図である。 図1の一部拡大側面図である。 ノズル周辺を拡大して例示する説明図である。 図3のA矢視図である。 本発明により液体を散布している状態を平面視で例示する説明図である。 防塵用液体散布装置の別の実施形態を側面視で例示する説明図である。 防塵用液体散布装置の別の実施形態を正面視で例示する説明図である。 図7のノズル周辺を側面視で例示する説明図である。
以下、本発明の防塵用液体散布装置および防塵ユニットを実施形態に基づいて説明する。
図1、図2に例示する本発明の防塵用液体散布装置1の実施形態は、防塵ネット12を張設する張設フレーム13に着脱自在に取り付けられる。張設フレーム13は、例えば、縦方向に延びる縦フレーム13aと、横方向に延びる横フレーム13bと、縦フレーム13aおよび横フレーム13bを支えるサポートフレーム13cにより構成され、防塵ネット12が張設される。縦フレーム13aが地盤上に突出する高さ、即ち、張設フレーム13の高さは、例えば2m〜4m程度である。本発明の防塵ユニット14は、防塵用液体散布装置1と、この防塵用液体散布装置1に隣接して配置される防塵ネット12とで構成される。
防塵ネット12は、一般的に用いられている仕様であり、例えば、ポリエステル繊維やポリエチレン繊維等の合成樹脂繊維や天然繊維等を格子状に形成したものである。防塵ネット12を形成する繊維は、水分を付着する材質になっている。格子状の網目の辺長は、例えば1mm〜10mm程度である。
この防塵用液体散布装置1は、液体供給手段10にホース9を介して接続されるノズル2と、このノズル2が配置される水平フレーム5と、この水平フレーム5から下方に延びる把持フレーム6と、張設フレーム13に着脱自在に係合する係合部5aとを備えている。
水平フレーム5および把持フレーム6は軽量化のために、アルミニウム等の軽金属や硬質樹脂で形成することが好ましい。水平フレーム5から突設された係合部5aも、水平フレーム5や把持フレーム6と同じ材質にすることが好ましい。係合部5aは、水平フレーム5または把持フレーム6に設けることができる。この実施形態の係合部5aは、直角に屈曲したカギ状に形成されているが、張設フレーム13(横フレーム13b)に着脱自在に係合する様々な形状を採用することができる。
把持フレーム6は、係合部5aを最上段の横フレーム13bに係合させた時に、作業者が掴める位置まで延在する長さに設定される。例えば、把持フレーム6の長さは2m〜3m程度である。或いは、把持フレーム6の長さは、係合部5aを最上段の横フレーム13bに係合させた時に、把持フレーム6の下端が地上から0.8m〜1.2m程度の位置になる長さに設定される。把持フレーム6としては、例えば外径が30mm程度の丸棒や丸パイプを使用する。水平フレーム5の長さは、例えば3m〜5m程度である。
ノズル2は、噴出口2aを上方に向けて水平フレーム5に配置され、図3、図4に例示するように、この噴出口2aを先端に有するフレキシブルチューブ3と、フレキシブルチューブ3の後端部に一体的に設けられた薄板状のガイドフィン4とを有している。フレキシブルチューブ3およびガイドフィン4は、軟質樹脂やゴム等により形成されて柔軟性に富んでいて、その内径および噴出口2aの口径は、例えば0.2mm〜3mm程度である。耐久性等を考慮すると、フレキシブルチューブ3およびガイドフィン4は、シリコンゴムで形成するのが好ましい。ノズル2の配置数は特に限定されないが、例えば、1.5m〜2.0m程度の間隔をあけて水平フレーム5に配置される。
フレキシブルチューブ3の外径は、例えば0.5mm〜5mm程度である。ガイドフィン4はフレキシブルチューブ3から外側に張り出している。ガイドフィン4の張り出し方向は、水平フレーム5の延長方向と直交する方向に設定されている。
ガイドフィン4の厚さは、例えば2mm〜6mm程度である。この実施形態のガイドフィン4は、噴出口2aに向かって先細になる略三角形状であり、フレキシブルチューブ3を中心にして対称に2つ設けられている。ガイドフィン4の形状は長方形など他の形状を採用することもできる。
ガイドフィン4の先端は、フレキシブルチューブ3の長さの中央部(長さの40%〜60%程度の範囲)に位置している。
フレキシブルチューブ3の後端部には、剛体の細管7が挿入されて装着されている。そして、細管7の後端部は継手8を介してホース9の一端部に接続されている。細管7または継手8が水平フレーム5に固定され、ノズル2は間接的に水平フレーム5に固定される。
液体供給手段10としてはポンプを用いる。液体供給手段10は、発電機10aにより稼働される。液体供給手段10にはホース9の他端部が接続され、別の配管を通じて液体Wを収容するタンク10bに接続されている。この実施形態では、液体供給手段10とコンプレッサ10cが、移動可能な台車11に搭載されている。
コンプレッサ10cは、冬場等にホース9内の残液を抜き出して、残液がホース9内で凍結しないようにする。液体Wの散布作業終了後に、ホース9を液体供給手段10からコンプレッサ10cに付け替えて、発電機10aにより、コンプレッサ10cを稼働させてホース9内に送風して残液を抜き出す。コンプレッサ10cを設けるのは任意である。尚、台車11に、発電機10aやタンク10bを搭載するようにしてもよい。
次に、防塵用液体散布装置1および防塵ユニット14を用いて防塵する方法を以下に説明する。
まず、図1、図2に例示するように、係合部5aを最上段の横フレーム13bの所望に位置に係合させて、防塵用液体散布装置1を張設フレーム13の所望に位置に設置する。作業者は把持フレーム6を持って移動させることにより、容易にノズル2を適切な場所に配置することができる。この実施形態では、係合部5aを張設フレーム13の所望の位置に着脱することができ、係合部5aを張設フレーム13に係合させて取り付けることにより、ノズル2を適切な場所に配置することができる。
次いで、液体供給手段10を稼働してホース9を通じてタンク10bに収容されている液体Wをノズル2に供給する。液体Wには、水や水溶薬液等を用いる。水溶薬液としては、例えば、粉塵に付着して固まる性質のものを用いることができる。液体Wの供給流量は例えば0.05〜2L/min程度であり、その液圧は例えば0.2MPa〜0.5MPa程度である。
フレキシブルチューブ3およびガイドフィン4は柔軟性に富むため、図3、図5に例示するように、液体Wの噴出流によって揺動しながら液体Wを噴出口2aから散布する。ノズル2にはガイドフィン4が設けられていて、ノズル2の周方向剛性が方向性を有している。そのため、ガイドフィン4の張り出し方向よりも、張り出し方向に直交する方向に大きく振幅して揺動する。
即ち、この実施形態では、ノズル2は水平フレーム5の延長方向により大きく揺動する。噴出口2aから散布される液体Wの散布範囲R(散水距離)は、例えば、水平フレーム5の延長方向と直交方向に対して、水平フレーム5の延長方向に2倍以上となる。
そして、連続的に往復運動して搖動するノズル2から散布された液体Wは、防塵ネット12よりも高い位置から下方に向かって膜状を形成し、いわば、液体Wのカーテンを形成する。例えば、防塵ネット12の上端よりも1m程度高い位置まで液体Wのカーテンを形成する。したがって、防塵ネット12よりも上方に飛散しようとする土砂S等の粉塵は、この液体Wのカーテンによって捕捉される。
さらには、散布された液体Wは防塵ネット12に付着する。そのため、飛散しようとする土砂S等の粉塵は、単純に防塵ネット12に捕捉されるだけでなく、防塵ネット12に付着した液体Wによっても捕捉されることになる。
このようにして、本発明では土砂S等の粉塵の拡散を簡便かつ効果的に防止することができる。
液体Wとして、粉塵に付着して固まる性質の水溶薬液を用いた場合には、粉塵に付着した水溶薬液は、粉塵を絡め捕った状態で地盤上に落下する。地盤上に落下した水溶薬液は、粉塵を絡め捕った状態で固まる。水溶薬液により地盤上で固まった粉塵は、風にあおられた際にも地盤から舞い上がり難いので、粉塵の飛散を防止するには益々有利になる。
それぞれのノズル2は、隣り合うノズル2の散布範囲Rがオーバーラップする位置に配置される。これにより、防塵ネット12の面積を最大限に利用して粉塵を捕捉することができる。
この実施形態のように、ガイドフィン4の張り出し方向が、水平フレーム5の延長方向と直交する方向に設定されていると、散布した液体Wをより効率的に防塵ネット12に付着させることができる。
係合部5aが把持フレーム6を中心にして水平フレーム5の対称位置に設けられていると、ノズル2を張設フレーム13により安定して設置するには有利になる。
1つの位置において散水が終了すると、同様の手順で、係合部5aを最上段の横フレーム13bの所望の次の位置に係合させて、ノズル2を張設フレーム13の所望に位置に設置する。次いで、同様に散水を行なう。この工程を必要な範囲内で順次、位置を変えて行なう。
この実施形態では、液体供給手段10が台車11に搭載されているので、ノズル2の移動を円滑に行なうことができる利点がある。
図6に例示する防塵用液体散布装置1の別の実施形態では、把持フレーム6に三脚等の脚部6aが設けられている。この脚部6aにより把持フレーム6が立設できる構成になっている。即ち、先の実施形態の係合部5aを脚部6aに代替した形態であり、それ以外は先の実施形態と同じである。
この実施形態では、脚部6aによって把持フレーム6が自立できるので、張設フレーム13の位置に拘束されることなく、ノズル2を任意の位置に配置することができる。したがって、スペース等の制約により、防塵ネット12を張設できない現場では、ノズル2から散布する液体Wにより形成される液体Wカーテンのみで粉塵の飛散を防止することもできる。
もちろん、この防塵用液体散布装置1を、防塵ネット12に隣接して配置して使用することもできる。この場合、ノズル2から散布する液体Wを、防塵ネット12に付着させるようにする。また、脚部6aおよび係合部5aを備えた形態にすることもできる。
図7、図8に例示する防塵用液体散布装置1の別の実施形態では、一カ所に複数のノズル2が、水平フレーム5の延在方向に隣り合って近接して配置されている。一カ所に近接配置されるノズル2の数は、この実施形態のように3つでもよく、2つでも、4つ以上でもよい。このように複数のノズル2が近接配置されたノズル群が、この実施形態では三カ所に設置されている。ノズル群の設置カ所は、一カ所でも複数カ所でもよい。1つのノズル群のノズル2には、それぞれ別々のホース9を接続することもでき、同じホース9を途中で分岐させて接続することもできる。
さらに、一カ所に配置された3つのノズルのうち、水平フレーム5の延在方向両端のそれぞれのノズル2は、回転ジョイント2bを介して水平フレーム5に取り付けられている。これにより、これらノズル2は、水平フレーム5の延在方向を回転軸方向として、その噴出口2aを回動できる構成になっていて、任意の回動位置で固定が可能である。両端のそれぞれのノズル2に挟まれた中央部のノズル2は、水平フレーム5に回動不能に取り付けられていて、その噴出口2aは上方を向いている。1カ所に近接配置された複数のノズル2のうち、少なくとも1つのノズル2が上記のように回動可能であればよく、すべてのノズル2が上記のように回動可能でもよい。
この実施形態では、例えば、近接配置されたノズル2のうち、少なくとも1のノズル2を回動させて噴出口2aを風上に向ける。そして、残りのノズル2は噴出口2aを真上に向ける。これにより、風上に向けた噴出口2aから散布された液体Wは、風に押し戻されて、水平フレーム5の真上付近に液体Wのカーテンを形成する。一方、真上に向けた噴出口2aから散布された液体Wは、風上に向けた噴出口2aから散布された液体Wのカーテンにより保護されて、風に流され難くなり、水平フレーム5の概ね真上付近に液体Wのカーテンを形成する。
この実施形態では上述したように、風の影響があっても、所望の範囲に液体Wのカーテンを形成し易くなる。より好ましくは、一カ所に近接して配置されるノズル2を3つ以上にして、これらノズルのうち、少なくとも両端に位置するそれぞれのノズル2が上述したように、その噴出口2aを回動できる構成にする。これにより、中央部に位置するノズル2の噴出口2aから散布された液体Wのカーテンは、両端のノズル2の噴出口2aから散布された液体Wのカーテンに挟まれた状態で保護されて、一段と風に流され難くなる。
1 防塵用液体散布装置
2 ノズル
2a 噴出口
2b 回転ジョイント
3 フレキシブルチューブ
4 フィン
5 水平フレーム
5a 係合部
6 把持フレーム
6a 脚部
7 細管
8 継手
9 ホース
10 液体供給手段(ポンプ)
10a 発電機
10b タンク
10c コンプレッサ
11 台車
12 防塵ネット
13 張設フレーム
13a 縦フレーム
13b 横フレーム
13c サポートフレーム
14 防塵ユニット
S 土砂
W 液体

Claims (8)

  1. 液体供給手段にホースを介して接続されるノズルと、このノズルが噴出口を上方に向けて配置される水平フレームと、この水平フレームから下方に延びる把持フレームと、係合部とを備え、前記ノズルが前記噴出口を先端に有するフレキシブルチューブと、このフレキシブルチューブの後端部に一体的に設けられた外側に張り出した薄板状のガイドフィンとを有し、防塵ネットを張設する張設フレームに前記係合部を着脱自在に係合させる構成にしたことを特徴とする防塵用液体散布装置。
  2. 前記係合部が前記把持フレームを中心にして前記水平フレームの対称位置に設けられている請求項1に記載の防塵用液体散布装置。
  3. 液体供給手段にホースを介して接続されるノズルと、このノズルが噴出口を上方に向けて配置される水平フレームと、この水平フレームから下方に延びる把持フレームと、この把持フレームに設けられた脚部とを備え、前記ノズルが前記噴出口を先端に有するフレキシブルチューブと、このフレキシブルチューブの後端部に一体的に設けられた外側に張り出した薄板状のガイドフィンとを有し、前記脚部により前記把持フレームを立設させる構成にしたことを特徴とする防塵用液体散布装置。
  4. 前記ガイドフィンの張り出し方向が、前記水平フレームの延長方向と直交する方向に設定されている請求項1〜3のいずれかに記載の防塵用液体散布装置。
  5. 前記ノズルが、前記水平フレームの延在方向に隣り合って複数近接して配置され、これらノズルのうち、少なくとも1つのノズルが前記水平フレームの延在方向を回転軸方向として、その噴出口を回動可能に構成された請求項1〜4のいずれかに記載の防塵用液体散布装置。
  6. 前記近接して配置されるノズルが3つ以上であり、これらノズルのうち、少なくとも両端に位置するそれぞれのノズルが前記水平フレームの延在方向を回転軸方向として、その噴出口を回動可能に構成されている請求項5に記載の防塵用液体散布装置。
  7. 前記液体供給手段が、移動自在の台車に搭載されている請求項1〜6のいずれかに記載の防塵用液体散布装置。
  8. 請求項1〜7のいずれかに記載の防塵用液体散布装置と、この防塵用液体散布装置に隣接して配置される防塵ネットとで構成される防塵ユニット。
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