JP2014181039A - 容器の殺菌装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】低コストでありながら高い殺菌性能を有する容器の殺菌装置を提供する。
【解決手段】加熱媒体34は、殺菌剤通路32bにおいて、液状の殺菌剤が吐出される向きの下流端を塞いで配置される。通気路32aは、殺菌剤供給管31の管本体32の側面であって、加熱媒体34よりも、液状の殺菌剤が吐出される向きの上流側に形成される。この殺菌剤供給部30は、加熱媒体34に到達することで蒸気化された殺菌剤が、管本体32の側面に形成された通気路32aを通って外部に漏洩し、容器100の内周面に付着して殺菌する。
【選択図】図4

Description

本発明は、飲料用の容器、典型的にはペットボトルの内部に殺菌剤を供給して殺菌する装置に関する。
お茶、果汁飲料、コーヒー飲料等を無菌充填する場合、飲料を充填する前に、充填される容器の内外を殺菌する必要がある。そのため、従来は、紙容器やペットボトル(以下PETボトルとする)等のプラスチック容器等の成形容器の殺菌方法には、殺菌剤として過酢酸(Peracetic Acid示性式 CHC(=O)OOH)の水溶液又は過酸化水素(Hydrogen Peroxide,H)の水溶液が主に用いられている。そして、殺菌対象の容器が深底形状や凹凸形状を有する場合には、殺菌剤を殺菌対象に向けて散布し、その後乾燥することで容器を殺菌する方法が知られている。また、殺菌剤を沸点以上に加熱して気化し、この気体状の殺菌剤を空気中に噴霧し、殺菌剤を凝縮させて微細なミストにして容器に付着させ、これを乾燥させることで容器を殺菌する方法も知られている。
ところが、これらの従来の殺菌方法では、高濃度の過酸化水素を使用するため、殺菌能力は十分であるものの、容器の表層へ過酸化水素が吸着、浸透し、その除去に手間がかかって殺菌工程を短縮できない。そこで、特許文献1は、高速かつ確実に殺菌できる方法として、予備加熱されたPETボトルの内部に、過酸化水素の滴を一旦気化した後に凝結して生成された過酸化水素のミストを導入し、さらに、PET製ボトル内に熱風を送り込む方法を提案している。
特許第4493592号公報
特許文献1による殺菌方法は、過酸化水素の滴を、過酸化水素の水溶液と圧縮空気とを二流体スプレーの内部で混合させることで生成する。したがって、特許文献1の殺菌方法は、高い殺菌性能を有するものの、過酸化水素のミストを生成するために二流体スプレー及び圧縮空気が必要であるから、殺菌のコストが高くなるとともに、空気で希釈され過酸化水素の濃度が低くなる。
本発明は、このような課題に基づいてなされたもので、低コストでありながら高い殺菌性能を有する容器の殺菌装置を提供することを目的とする。
本発明の殺菌装置は、殺菌対象となる容器の内部に挿入された状態で、吐出された液状の殺菌剤が通る殺菌剤通路を内部に有する殺菌剤供給管と、殺菌剤通路を通る殺菌剤を加熱して蒸気化する加熱媒体と、加熱媒体により加熱されることで蒸気化された殺菌剤を、殺菌剤供給管の外部に漏洩させる通気路と、を備えることを特徴とする。
本発明の殺菌装置は、容器の内部で殺菌剤を加熱して蒸気化させ、その蒸気をそのまま容器の内面に付着させることで、低コストでありながらも、高い殺菌性能を実現できる。
本発明の殺菌装置は少なくとも第1形態と第2形態を含む。
第1形態は、加熱媒体は、液状の殺菌剤が吐出される向きの殺菌剤通路の下流端を塞いで配置され、通気路は、殺菌剤供給管の側面であって、加熱媒体よりも、液状の殺菌剤が吐出される向きの上流側に形成される。第1形態の殺菌装置は、加熱媒体に到達することで蒸気化された殺菌剤が、殺菌剤供給管の側面に形成された通気路を通って外部、つまり容器の内部に漏洩する。容器の内部に漏洩した殺菌剤は、容器の内面に付着して殺菌を行なう。
第1形態において、殺菌剤供給管の側面に複数の通気路を設けることが、蒸気化された殺菌剤を容器の内面に確実に付着させる上で好ましい。
また、第1形態において、加熱媒体を加熱する熱源を設ける場合に、熱源を殺菌剤供給管の軸方向であって、加熱媒体を境にして殺菌剤供給管とは逆の側に配置するとともに、熱源の径方向の寸法を、殺菌剤供給管の径方向の寸法と同等以下にすることが好ましい。殺菌剤供給管を容器に抜き差しする際の障害になるのを避けるためである。
第2形態は、加熱媒体が、殺菌剤通路に沿って所定の長さを有して配置され、通気路は、殺菌剤供給管であって、液状の殺菌剤が吐出される向きの下流端に形成される。第2形態は、加熱媒体に沿って飛行する過程で蒸気化された殺菌剤が、殺菌剤供給管の下流端に形成された通気路を通って外部に漏洩する。
第2形態において、加熱媒体は、殺菌剤通路を取り囲むように構成することができる。
この場合、殺菌剤通路を通る殺菌剤は、周囲の全方位から加熱されるので、殺菌剤を効率よく蒸気化することができる。
本発明の殺菌装置は、容器の内部で殺菌剤を加熱して蒸気化させ、その蒸気をそのまま容器の内面に付着させることで、低コストでありながらも、高い殺菌性能を実現できる。
本発明の第1実施形態における無菌飲料充填機の概略構成を示す図である。 図1の無菌飲料充填機に適用される容器の殺菌装置を示す図である。 図2に示す殺菌装置の殺菌剤供給管が、容器に挿入される前の状態を示す図である。 図1及び図2に示す殺菌剤供給管の部分拡大縦断面図である。 第1実施形態における殺菌剤供給管の変形例を示す図である。 第1実施形態における通気路の配置についての変形例を示す図である。 本発明の第2実施形態における容器の殺菌装置を示す図である。 本発明の第2実施形態における殺菌剤供給管の拡大縦断面図である。
[第1実施形態]
以下、本発明の容器の殺菌装置を無菌飲料充填機に適用した実施形態に基づいて説明する。
図1に示すように、無菌飲料充填機1は、容器100を無菌飲料充填機1内に搬入する搬入コンベア10と、容器100を殺菌する殺菌装置11と、容器100をすすぐすすぎ装置13と、殺菌およびすすぎを終えた容器100に液体(飲料)を充填する充填装置14と、飲料が充填された容器100にキャップ20を装着するキャッパ15と、容器100を無菌飲料充填機1外に搬出する搬出コンベア16と、を各構成要素として備えている。これら、各構成要素の間には、搬送スターホイール17が設けられ、これによって、各構成要素の間で容器100の受け渡しが行われるようになっている。
殺菌装置11、すすぎ装置13、充填装置14、キャッパ15において容器100の搬送経路は、ベース架台21上に設けられ、ベース架台21上には、殺菌装置11、すすぎ装置13、充填装置14、キャッパ15における容器100の搬送経路を無菌環境に維持するため、ベース架台21上の空間の側方および上方を覆うチャンバーCが設けられている。
そして、チャンバーC内には、チャンバーCの内部に殺菌剤、すすぎ液等を散布するため、シャワー状、あるいはスプリンクラー状の散布ノズル(図示無し)が設けられている。
また、ベース架台21には、散布された殺菌剤やすすぎ液を回収するドレン口(図示無し)が形成され、回収された殺菌剤等はドレン口を通って外部の回収部に排出される。
殺菌装置11には、殺菌剤供給部11aが付随して設けられている。殺菌剤供給部11aは、殺菌剤をチャンバーC及び殺菌装置11に供給する。チャンバーCに供給される殺菌剤はチャンバーCの内部を殺菌するのに用いられ、殺菌装置11に供給される殺菌剤は容器100の内部及び外部を殺菌するのに用いられる。本実施形態は、以下説明するように、容器100の内部を殺菌するところに特徴がある。なお、殺菌剤には、例えば、過酢酸、過酸化水素などの薬剤を広く適用できる。
以下、無菌飲料充填機1における殺菌装置11の詳細について図2〜図4を参照して説明する。
殺菌装置11は、殺菌剤供給部30と容器保持部50を備えている。殺菌装置11は、搬送スターホイール17の容器保持部50で容器100を保持しながら搬送する過程で、容器100の内面を殺菌する。ただし、殺菌装置11は、容器100が停止した状態で殺菌することもできる。
以下、殺菌装置11の構成について、殺菌剤供給部30、容器保持部50の順番で説明する。
殺菌剤供給部30は、殺菌剤供給管31と、殺菌剤供給管31を保持しながら昇降運動させる昇降バー36と、昇降バー36を昇降運動が可能に支持するガイドレール39と、を備えている。
ガイドレール39は、ベース架台21上であって、容器100が搬送される経路に沿って設けられている。
昇降バー36は、図2に示す動作位置と図3に示す待機位置との間で昇降が可能とされており、殺菌処理を行うまでは待機位置にある。容器100が所定の殺菌位置まで搬送されると、図示を省略する駆動源により、殺菌剤供給管31を容器100の上端に形成される開口から容器100の内部に殺菌剤供給管31を挿入するように下降する。
殺菌剤供給部30は、殺菌剤供給管31を容器100の内部に挿入すると、殺菌剤供給管31に液状の殺菌剤を供給するとともに、殺菌剤供給管31の内部で殺菌剤を気化させる。殺菌剤供給部30は、気化された殺菌剤を殺菌剤供給管31の外部に漏洩させることで、容器100の内面に付着させて殺菌を行なう。これが殺菌剤供給部30の主要な機能であり、この機能を発揮するために、殺菌剤供給管31は以下の構成を備えている。
図4に示すように、殺菌剤供給管31は、中空円筒状の管本体32と、管本体32の内部に配置され、殺菌剤を加熱媒体に向けて吐出するニードル33と、管本体32の先端を封止する加熱媒体34と、加熱媒体34を加熱する熱源35と、ニードル33に殺菌剤を供給するノズル37(図2,3)と、を備えている。なお、殺菌剤供給管31が容器100に挿入される側を先端、そのノズル37が設けられる側を後端と定義する。
管本体32は、金属材料から構成され、耐食性の優れたステンレス鋼から構成されるのが好ましい。もっとも、金属材料以外の材料、例えばセラミックス材料を用いることもできる。
管本体32は、図4に示すように、先端側に肉厚方向を貫通し、気化された殺菌剤が通過して管本体32の外部に漏洩する通気路32aを備えている。本実施形態では、径の等しい複数の通気路32aが、軸方向に均等間隔で設けられるとともに、周方向にも均等間隔で設けられている。なお、通気路32aは、加熱媒体34よりも、殺菌剤が吐出される向きの上流側に形成されている。
ニードル33は、中空円筒状の部材であり、管本体32と同様に、耐食性の優れた金属材料から構成される。
ニードル33は、先端に開口された吐出口33aを有する一方、後端はノズル37が接続されている。ノズル37から液状の殺菌剤が供給されると、吐出口33aから滴状の殺菌剤が加熱媒体34に向けて吐出される。図2,図3に示すように、ノズル37にはチューブ38が接続され、このチューブ38は殺菌剤供給部11aと接続され、図示を省略する例えばシリンジポンプを介して殺菌剤をノズル37に向けて供給する。
ニードル33は、吐出口33aが加熱媒体34から所定の間隔を設けて配置されており、吐出口33aから吐出された滴状の殺菌剤は、管本体32の内部を落下して加熱媒体34の表面に到達する。この間隔は任意であるが、搬送スターホイール17に沿った径路上を容器100が移動しながら殺菌されることを考慮すると、殺菌剤が遠心力により加熱媒体34に到達しなくならない程度の距離とすべきである。
ニードル33は、軸方向に設けられる通気路32aの中で、最も後端側の通気路32aよりも下方に吐出口33aが位置している。
加熱媒体34は、落下してきた殺菌剤を加熱して気化させる。
加熱媒体34は、殺菌剤が吐出される向きの下流端に該当する、管本体32の先端を封止するように、管本体32の外径と等しい直径を有する円板状の部材であり、管本体32と同様に、耐食性の優れた金属材料から構成される。加熱媒体34は、溶接、接着剤などの適宜の手段で管本体32の先端に接合される。
熱源35は、加熱媒体34を加熱する。
熱源35は、スパイラルリング状に巻き回された電熱線からなるヒータ35aと、ヒータ35aがその外周に巻き回されるコア35bと、ヒータ35aを軸方向に支持するホルダ35cと、ヒータ35aを覆う管状の断熱シース35dとを備える。
ヒータ35aは、図示を省略する電源から電力が供給されると発熱し、加熱媒体34を直接的に加熱するとともに、コア35bを介して間接的に加熱する。ヒータ35aに用いられる電熱線には、公知のニッケル及びクロムを主成分とする合金、又は、鉄、クロム及びアルミニウムを主成分とする合金を用いることができる。
コア35bは、加熱媒体34と一体に形成してもよいし、別体として作製しておき加熱媒体34の先端側に接合してもよい。ただし、ヒータ35aで生じた熱を加熱媒体34へ伝導させるために、コア35bから加熱媒体34への熱伝導を阻害しない接合方法を採用することが望まれる。
ホルダ35cは、コア35bの先端に接合されることで、ヒータ35aを所定の位置に保持する。ホルダ35cは、この機能を発揮するために、ヒータ35aよりも直径が大きくされている。
断熱シース35dは、ヒータ35aの周囲を覆うことで、ヒータ35aに生じた熱が容器100の内面に直接的に及ぶのを避けるための断熱層として機能する。断熱シース35dは、断熱層としての機能をよりよく発揮するために、その内周面がヒータ35aと接触しないようにヒータ35aとの間に空隙を設けて配置されることが好ましい。
断熱シース35dは、管本体32と同様の金属材料、セラミックス材料から構成することができるが、断熱層としての機能を重視するのであれば、金属材料に比べて熱伝導性の小さいセラミックス材料を用いるのが有利である。
以上説明した熱源35は、管本体32の軸方向であって、加熱媒体34を境にして管本体32とは逆の側に配置される。また、熱源35は、径方向の寸法が管本体32と同等以下とされている。したがって、殺菌剤供給管31を容器100に抜き差しする際の障害になるのを避けることができる。
次に、容器保持部50は、容器100を保持する例えばグリッパと称される装置で構成される。グリッパとしては容器100のネック101を掴んで保持する公知の装置を用いることができる。グリッパは、搬送スターホイール17の外周に等間隔で設けられ、前工程から受け渡された容器100を掴んだままで、所定位置まで容器を搬送する。
以下、殺菌装置11を用いて容器100の内部を殺菌する手順を説明する。
容器100が殺菌位置まで搬送されると、図3に示す待機位置にあった昇降バー36が図2に示す動作位置まで下降して殺菌剤供給管31が容器100の内部に挿入され、殺菌処理が開始される。このとき、ヒータ35aに電源から電力が供給されており、加熱媒体34を殺菌剤の沸点よりも高い温度に加熱しておく。例えば、殺菌剤として過酢酸を用いる場合には、過酢酸の沸点が107℃近傍にあるので、加熱媒体34をそれ以上の温度、例えば120〜200℃に加熱しておく。
次に、殺菌剤供給部11aのシリンジポンプを作動させることで、ニードル33の吐出口33aから殺菌剤を加熱媒体34に向けて吐出して、図4(b)に示すように、滴状の殺菌剤Dを下向きAに滴下させる。吐出させる殺菌剤の量は任意であるが、本発明者の検討によると、濃度10%の過酢酸水溶液を0.2ml程度用いるだけで、500ml(ミリ・リットル)のペットボトルを十分に殺菌できることを確認している。
加熱媒体34に到達した殺菌剤は、図4(c)に示すように、加熱媒体34が殺菌剤の沸点よりも高い温度に加熱されているので、瞬時に蒸気となる。蒸気Sとなった殺菌剤は、加熱媒体34から殺菌剤供給管31の後端に向けて上昇する。ところが、殺菌剤供給管31には通気路32aが形成されているため、蒸気となった殺菌剤は、管本体32の内部である殺菌剤通路32b及び通気路32aを順に通って、殺菌剤供給管31の外部に漏洩する。通気路32aを通過した殺菌剤は、次に、容器100の内面に付着することで、当該内面を殺菌する。
以上の手順による殺菌を各々の容器100について行なう。
次に、殺菌装置11の殺菌剤供給部30による作用、効果について説明する。
殺菌剤供給部30は、殺菌剤を容器100の内部で蒸気化して殺菌を行なうので、殺菌剤供給管31をはじめとする必要な部材が、小型で足りるとともに、少なくても済む。したがって、殺菌装置11のコストを抑えることができる。しかも、殺菌剤供給部30は、一本ごとに高濃度の殺菌剤を容器100の内部で蒸気化して殺菌を行なうことができるので、高い殺菌能力を得ることができる。
また、殺菌剤供給部30は、ヒータ35aの周囲を断熱シース35dで覆っているので、殺菌剤を蒸気化するのに必要な加熱による影響を、容器100の耐熱温度、例えばペットボトルの場合70〜80℃未満に抑えることができる。
また、殺菌剤供給部30は、通気路32aが、管本体32の軸方向及び周方向の複数個所に設けられているので、加熱媒体34で蒸気化された殺菌剤は、容易に管本体32を通過して容器100の内面に付着させることができるので、殺菌装置11は高い殺菌能力を得ることができる。
また、殺菌剤供給部30は、ニードル33が、最も後端側の通気路32aよりも先端側に吐出口33aが位置している。したがって、後端側から2番目及び1番目の通気路32aに対してニードル33が抵抗となり、当該通気路32aとニードル33の間を上昇する殺菌剤は通気路32aを通過しやすいといえる。
さらに、殺菌剤供給部30は、複数滴の殺菌剤を一つの容器100に連続的に滴下する場合、後続の殺菌剤が蒸気化する速度を速くすることができる。つまり、先行して滴下された殺菌剤が蒸気化されて上昇している最中に、後続の殺菌剤が滴下されると、後続の殺菌剤は蒸気となった殺菌剤の中を通過する過程で加熱されてから、加熱媒体34に到達する。したがって、殺菌剤の蒸気化の速度が速くなり、殺菌処理の高効率化を図ることができる。
本発明は、第1実施形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
例えば、管本体32の内径を軸方向に均等にしているが、本発明はこれに限定されない。例えば、図5に示すように、後端に近くなるほど内径を小さくすることができる。そうすれば、管本体32の後端に近くなるほど蒸気化された殺菌剤の圧力損失が大きくなるので、通気路32aから殺菌剤が通過しやすくなる。加えて、図5の例では、軸方向に整列される通気路32aの径の大きさを、後端に近くなるほど小さくしているので、先端側の通気路32aから殺菌剤が通過しやすくなる。
また、第1実施形態は、通気路32aを軸方向に整列するとともに、周方向に整列させているが、本発明はこれに限定されない。例えば、管本体32を展開したとして、図6に示すように、通気路32aを千鳥格子状に配置してもよい。殺菌剤を管本体32の外部に漏洩させやすくなることが期待される。
[第2実施形態]
次に、本発明の第2実施形態を図7及び図8を参照して説明する。第2実施形態も、容器100の内部で殺菌剤を蒸気化する点では第1実施形態と共通するが、殺菌剤を蒸気化する手段が相違する。以下では、相違部分に絞って第2実施形態を説明する。
第2実施形態は、殺菌する際に、殺菌剤供給部40の殺菌剤供給管41を、倒立している容器100の内部に下方から挿入する。殺菌が終わると、殺菌剤供給管41は、容器100から抜き出るように下降される。
図7及び図8に示すように、殺菌剤供給管41は、中空円筒状の管本体42と、管本体42の内部に配置され、殺菌剤を加熱媒体44に向けて吐出するニードル43と、ニードル43に殺菌剤を供給するノズル37と、を備えている。なお、第2実施形態においても、殺菌剤供給管31が容器100に挿入される側を先端、その逆側を後端と定義する。
管本体42は、第1実施形態の管本体32と同様の材料からなるが、通気路32aを備えておらず、軸方向の両端が開口する単純な管状の部材からなる。
また、ニードル43は、配置が相違する以外は、第1実施形態のニードル33と同じ構成を備えている。つまり、ニードル43は、吐出口43aが加熱媒体44に取り囲まれるように配置されており、吐出口33aから吐出される滴状の殺菌剤Dは、管本体42の内部を上昇しながら加熱媒体44の内側を通過するする。
加熱媒体44は、上昇してきた殺菌剤を加熱して気化させる。
加熱媒体44は、管本体42の内部に装着されるスパイラルリング状に巻き回された電熱線からなり、管本体42の内部の殺菌剤通路42bを周方向の全域から取り囲む。加熱媒体44は、管本体42の内周面に固定されることで、管本体42に保持される。加熱媒体44と管本体42の間には断熱材となるセラミックス製の管を介在させることもできる。
加熱媒体44は、図示を省略する電源から電力が供給されると発熱する。加熱媒体44に用いられる電熱線は第1実施形態と同様である。
以下、殺菌剤供給部40を用いて容器100の内部を殺菌する手順を説明する。
容器100が殺菌位置まで搬送されると、図7、図8に示すように殺菌剤供給管41が容器100の内部に挿入され、殺菌処理が開始される。このとき、加熱媒体44に電源から電力が供給されており、加熱媒体44を殺菌剤の沸点よりも高い温度に加熱しておく。加熱温度は、第1実施形態と同じである。
次に、シリンジポンプを作動させることで、図8(b)に示すように、ニードル43の吐出口43aから滴状の殺菌剤Dを加熱媒体44に上向きAに吐出させる。吐出させる殺菌剤の量は、第1実施形態と同様でよいが、加熱媒体44の殺菌剤通路44aに到達できる程度の速度で殺菌剤を吐出させる。
加熱媒体44に取り囲まれる領域を通過する殺菌剤は、加熱媒体44が殺菌剤の沸点よりも高い温度に加熱されているので、図8(c)に示すように、殺菌剤通路42bを上昇する過程で蒸気Sとなる。蒸気Sとなった殺菌剤は、殺菌剤が吐出される向きの下流側に位置する殺菌剤供給管41の後端の開口(通気路)から漏洩して、容器100の内部に流入し、容器100の内面に付着することで、当該内面を殺菌する。
以上の手順による殺菌を各々の容器100について行なう。
殺菌剤供給部40による作用、効果について説明する。
殺菌剤供給部40も、殺菌剤供給部30と同様に、低コストでありながら、高い殺菌能力を得ることができる。
また、殺菌剤供給部40は、加熱媒体44の周囲を管本体42で覆っているので、殺菌剤を蒸気化するのに必要な加熱による影響を、容器100の耐熱温度未満に抑えることができる。
殺菌剤供給部40は、加熱媒体44は軸方向の長さを変更するか、または、電熱線を軸方向に区分することで、殺菌剤を加熱する能力を調整することができる。したがって、必要に応じて、殺菌剤を供給する量を変更しても、加熱する能力を調整することで、殺菌剤を漏れなく蒸気にすることができる。
また、上向きに殺菌剤を吐出させるので、仮に蒸気化されないまま殺菌剤がニードル43の吐出口43a吐出されたとても、その後に落下することで、容器100の内面に液滴で付着し、飲料に殺菌剤が残留するリスクを低減できる。
以上本発明を第1実施形態、第2実施形態に基づいて説明したが、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更することが可能である。
例えば、無菌飲料充填機1の構成はあくまで例示であり、本発明の殺菌装置を他の形態の無菌飲料充填機に適用することができる。
また、第1実施形態を倒立する容器の殺菌に適用することができるし、また、第2実施形態を正立する容器の殺菌に適用することができる。
1 無菌飲料充填機
10 搬入コンベア
11 殺菌装置
11a 殺菌剤供給部
13 すすぎ装置
14 充填装置
15 キャッパ
16 搬出コンベア
17 搬送スターホイール
20 キャップ
21 ベース架台
30,40 殺菌剤供給部
31,41 殺菌剤供給管
32,42 管本体
32a 通気路
32b,42b 殺菌剤通路
33,43 ニードル
33a,43a 吐出口
34,44 加熱媒体
35 熱源
35a ヒータ
35b コア
35c ホルダ
35d 断熱シース
36 昇降バー
37 ノズル
38 チューブ
39 ガイドレール
50 容器保持部
100 容器
C チャンバー

Claims (6)

  1. 殺菌対象となる容器の内部に挿入された状態で、吐出された液状の殺菌剤が通る殺菌剤通路を内部に有する殺菌剤供給管と、
    前記殺菌剤通路を通る前記殺菌剤を加熱して蒸気化する加熱媒体と、
    前記加熱媒体により加熱されることで蒸気化された前記殺菌剤を、前記殺菌剤供給管の外部に漏洩させる通気路と、を備えることを特徴とする殺菌装置。
  2. 前記加熱媒体は、
    前記殺菌剤通路において、液状の前記殺菌剤が吐出される向きの下流端を塞いで配置され、
    前記通気路は、
    前記殺菌剤供給管の側面であって、前記加熱媒体よりも、液状の前記殺菌剤が吐出される向きの上流側に形成され、
    前記加熱媒体に到達することで蒸気化された前記殺菌剤が、前記殺菌剤供給管の側面に形成された通気路を通って外部に漏洩する、
    請求項1に記載の殺菌装置。
  3. 複数の前記通気路が、前記殺菌剤供給管の側面に形成される、
    請求項2に記載の殺菌装置。
  4. 前記加熱媒体を加熱する熱源は、
    前記殺菌剤供給管の軸方向であって、前記加熱媒体を境にして前記に殺菌剤供給管とは逆の側に配置され、
    前記殺菌剤供給管の径方向の寸法と同等以下の径方向の寸法を有している、
    請求項2又は3に記載の殺菌装置。
  5. 前記加熱媒体は、
    前記殺菌剤通路に沿って所定の長さを有して配置され、
    前記通気路は、
    前記殺菌剤供給管であって、液状の前記殺菌剤が吐出される向きの下流端に形成され、
    前記加熱媒体に沿って飛行する過程で蒸気化された前記殺菌剤が、前記殺菌剤供給管の前記か下流端に形成された前記通気路を通って外部に漏洩する、
    請求項1に記載の殺菌装置。
  6. 前記加熱媒体は、
    前記殺菌剤通路を取り囲むように構成される、
    請求項5に記載の殺菌装置。
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