JP2014180775A - 製袋機および製袋方法 - Google Patents

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陽平 西崎
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委志 磯崎
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【課題】重ね合わせられた状態にある二層の帯状のフィルムを連続的に搬送することによりフィルムを間欠的に搬送する場合と比較して生産性を向上させることができ、また、二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行う機構を安価かつ容易に製造することができる製袋機および製袋方法を提供する。
【解決手段】製袋機は、二層の帯状のフィルムWを重ね合わせられた状態で連続的に搬送する搬送部と、搬送部によるフィルムWの搬送方向に対して傾斜した方向に延びる案内レール42aと、案内レール42aに沿って移動し、搬送部により連続的に搬送される二層の帯状のフィルムWに対して幅方向のシールを行うシール部42bと、を備えている。
【選択図】図3

Description

本発明は、二層の帯状のフィルムから袋体を製造するための製袋機および製袋方法に関する。
従来から、二層の帯状のフィルムから袋体を製造するための製袋機として様々なタイプのものが知られている。一般的な製袋機では、重ね合わせられた状態にある二層の帯状のフィルムを連続的または間欠的に搬送し、搬送される二層の帯状のフィルムに対して両側縁部でヒートシールを行うとともに幅方向にもヒートシールを行い、その後ヒートシールが行われた二層の帯状のフィルムを断裁することにより袋体を製造するようになっている。
製袋機において二層の帯状のフィルムを間欠的に搬送する場合には、フィルムを一定の移動量だけ連続的に搬送した後、一定期間だけ搬送を停止させる動作を繰り返し行う。そして、フィルムが停止している間に、重ね合わせられた状態にある二層の帯状のフィルムのうち一方のフィルムの表面の両側縁部に細長いヒートシール熱板を接触させることにより、これらの二層の帯状のフィルムの両側縁部でヒートシールを行う。また、別の細長いヒートシール熱板を用いて、フィルムが停止している間に、二層の帯状のフィルムに対して幅方向にもヒートシールを行う。
また、製袋機において二層の帯状のフィルムを連続的に搬送する場合には、重ね合わせられた状態にある二層の帯状のフィルムに対して幅方向にヒートシールを行う装置として、例えば特許文献1に開示されるようなロータリーヒートシーラが用いられる。特許文献1に開示されるロータリーヒートシーラは、ヒートシールロールとその受けロールとを有しており、ヒートシールロールの外周面には、受けロールと圧接するゆるいリード角θのスパイラル状のヒートシール突条が形成されている。また、製袋機にロータリーヒートシーラを設置する際に、二層の帯状のフィルムを連続的に搬送する搬送ロールに対し、ヒートシール突条のリード角θを相殺する角度、例えば2°傾斜させて設置する。このような装置では、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムがヒートシールロールおよび受けロールの間に送られる際に、ヒートシール突条が受けロールに圧接し、ヒートシールロールの回転に伴いその圧接点がフィルムを横断するように移動し、このようにしてフィルムの幅方向に沿ってヒートシール突条と受けロールとの間でヒートシールが行われるようになる。
実開平5−19108号公報
製袋機において二層の帯状のフィルムを連続的に搬送する場合において、特許文献1に開示されるようなロータリーヒートシーラを用いたときには以下に示すような問題がある。すなわち、スパイラル状のヒートシール突条が外周面に形成されたヒートシールロールは高額であり、装置全体のコストも高くなってしまう。また、フィルムの幅方向において均一な熱分布を要するヒートシールロールの製造は技術的にも難しい。また、ヒートシール突条による局所的な加圧によって受けロールへのダメージが大きく、このためロータリーヒートシーラのメンテナンスを行う頻度が多くなり、メンテナンス費用も高くなってしまう。また、フィルムの幅方向において均一な圧力分布を必要とするため、ヒートシールロールの取り付け精度を高くする必要がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、重ね合わせられた状態にある二層の帯状のフィルムを連続的に搬送することによりフィルムを間欠的に搬送する場合と比較して生産性を向上させることができ、また、二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行う機構を安価かつ容易に製造することができる製袋機および製袋方法を提供することを目的とする。
本発明の製袋機は、二層の帯状のフィルムを重ね合わせられた状態で連続的に搬送する搬送部と、前記搬送部によるフィルムの搬送方向に対して傾斜した方向に延びる案内レールと、前記案内レールに沿って移動し、前記搬送部により連続的に搬送される二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行うシール部と、を備えたことを特徴とする。
このような製袋機によれば、搬送部によって、重ね合わせられた状態にある二層の帯状のフィルムを連続的に搬送するようになっているため、フィルムを間欠的に搬送する場合と比較して生産性を向上させることができる。また、フィルムの搬送方向に対して傾斜した方向にシール部を移動させ、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムに対して当該シール部により幅方向のシールを行うようになっているため、スパイラル状のヒートシール突条が外周面に形成されたヒートシールロールを用いるような従来の手法と比較して、二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行う機構を安価かつ容易に製造することができる。
本発明の製袋機においては、前記シール部は熱板を含み、前記搬送部により搬送される二層の帯状のフィルムのうち一方のフィルムの表面に前記熱板を接触させることにより二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行うようになっていてもよい。
あるいは、前記シール部は超音波発振体を含み、前記搬送部により搬送される二層の帯状のフィルムのうち一方のフィルムの表面に前記超音波発振体を接触させることにより二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行うようになっていてもよい。
本発明の製袋機においては、前記案内レールは、前記搬送部により搬送される二層の帯状のフィルムを上下から挟むよう一対設けられており、前記シール部は前記各案内レールにそれぞれ設けられていてもよい。
本発明の製袋機においては、前記案内レールはループ状のものからなり、前記シール部は前記案内レールに沿って循環移動するようになっていてもよい。
本発明の製袋方法は、二層の帯状のフィルムを重ね合わせられた状態で連続的に搬送する工程と、フィルムの搬送方向に対して傾斜した方向にシール部を移動させ、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムに対して当該シール部により幅方向のシールを行う工程と、を備えたことを特徴とする。
このような製袋方法によれば、重ね合わせられた状態にある二層の帯状のフィルムを連続的に搬送するようになっているため、フィルムを間欠的に搬送する場合と比較して生産性を向上させることができる。また、フィルムの搬送方向に対して傾斜した方向にシール部を移動させ、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムに対して当該シール部により幅方向のシールを行うようになっているため、スパイラル状のヒートシール突条が外周面に形成されたヒートシールロールを用いるような従来の手法と比較して、二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行う機構を安価かつ容易に製造することができる。
本発明の製袋機および製袋方法によれば、フィルムを間欠的に搬送する場合と比較して生産性を向上させることができ、また、二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行う機構を安価かつ容易に製造することができる。
本発明の実施の形態による製袋機の全体構成の概略を示す構成図である。 図1に示す製袋機に設けられた横シール機構の構成の概略を示す斜視図である。 (a)〜(c)は、図2に示す横シール機構により、二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行う動作を順に示す図である。 図1に示す製袋機に設けられた横シール機構の他の構成の概略を示す斜視図である。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態について説明する。図1乃至図4は、本実施の形態に係る製袋機および製袋方法を示す図である。このうち、図1は、本実施の形態による製袋機の全体構成の概略を示す構成図であり、図2は、図1に示す製袋機に設けられた横シール機構の構成の概略を示す斜視図である。また、図3(a)〜(c)は、図2に示す横シール機構により、二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行う動作を順に示す図である。また、図4は、図1に示す製袋機に設けられた横シール機構の他の構成の概略を示す斜視図である。
まず、図1を用いて本実施の形態による製袋機の全体構成について説明する。図1に示すように、本実施の形態による製袋機では、給紙ロール10から帯状のフィルムWが繰り出され、この繰り出されたフィルムWはターンバー12により90°の角度で搬送方向が変えられる(具体的には、フィルムWの搬送方向におけるターンバー12よりも上流側ではフィルムWは図1の紙面に直交する方向に延びているが、ターンバー12によりフィルムWの向きが変えられて図1の紙面に沿って延びるようになる(図1の斜線領域は、ターンバー12により向きが変えられたフィルムWを示している))。その後、フィルムWはセンター刃14により幅方向における中央位置で2つに切断され、切断された2つのフィルムWはそれぞれM字板16によって90°の角度で再び向きが変えられ、内面同士が向かい合う状態に重ね合わせられる(具体的には、フィルムWの搬送方向におけるM字板16よりも上流側では2つのフィルムWは図1の紙面に沿った方向に延びているが、M字板16により各フィルムWの搬送方向が変えられてそれぞれ図1の紙面に直交する方向に延びるようになる)。
その後、重ね合わせられた二層の帯状のフィルムWは前段フィードロール20、中間フィードロール22およびカッター部フィードロール24により連続的に搬送される。これらの前段フィードロール20、中間フィードロール22およびカッター部フィードロール24により、二層の帯状のフィルムWを重ね合わせられた状態で連続的に搬送する搬送部が構成されている。また、フィルムWの搬送方向における前段フィードロール20よりも上流側に設けられたダンサーロール26により、二層の帯状のフィルムW間でのフィルムWの搬送方向における位置合わせが行われる。
図1に示すように、フィルムWの搬送方向における前段フィードロール20と中間フィードロール22との間には縦シール部30が設けられている。縦シール部30は、重ね合わせられた状態にある二層の帯状のフィルムWに対して両側縁部でシールを行うようになっている。具体的には、縦シール部30は、重ね合わせられた状態にある二層の帯状のフィルムWに対して両側縁部でヒートシールを行う細長いヒートシール熱板(ヒートシールバー)32と、フィルムWの搬送方向におけるヒートシール熱板32の下流側に設けられ、ヒートシールが行われたフィルムWの両側縁部の冷却を行う冷却機構34とを有している。
また、図1に示すように、フィルムWの搬送方向における中間フィードロール22とカッター部フィードロール24との間には横シール部40が設けられている。横シール部40は、重ね合わせられた状態にある二層の帯状のフィルムWに対して幅方向に沿ってシールを行うようになっている。具体的には、横シール部40は、重ね合わせられた状態にある二層の帯状のフィルムWに対して幅方向に沿ってシールを行う横シール機構42と、フィルムWの搬送方向における横シール機構42の下流側に設けられ、横シール機構42により幅方向のシールが行われたフィルムWの冷却を行う冷却機構44とを有している。ここで、横シール機構42の具体的な構成については後述する。
なお、本実施の形態の製袋機では、二層の帯状のフィルムWは連続的に搬送されるため、冷却機構34、44として、チルロールや冷却風供給部(具体的には、冷却風の送風機)等の、フィルムWを連続的に冷却可能な装置が用いられる。
また、フィルムWの搬送方向におけるカッター部フィードロール24よりも下流側にはカッターユニット50が設けられており、縦シール部30および横シール部40によりそれぞれシールされた二層の帯状のフィルムWは、カッターユニット50により幅方向における中央位置で2つに切断されるとともに幅方向に沿って断裁される。このようにして、製品としての袋体W´が製造される。
次に、本実施の形態による製袋機に設けられた横シール機構42の具体的な構成について図2および図3を用いて説明する。ここで、図2は、横シール機構42の構成の概略を示す斜視図であり、また、図3(a)〜(c)は、図2に示す横シール機構42により、二層の帯状のフィルムWに対して幅方向のシールを行う動作を順に示す図である。また、図2および図3において、二層の帯状のフィルムW間でシールされた部分を斜線で示している。
図2および図3に示すように、横シール機構42は、図2および図3において矢印で示すようなフィルムWの搬送方向に対して傾斜した方向に延びる案内レール42aと、案内レール42aに沿って移動し、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムWに対して幅方向のシールを行うシール部42bとを有している。また、横シール機構42には、シール部42bを受ける受け板42cが案内レール42aと平行に延びるよう設けられており、連続的に搬送されるフィルムWは案内レール42aと受け板42cとの間で上下から挟まれるようになっている。
ここで、シール部42bは、例えば熱板から構成されており、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムWのうち一方のフィルムWの表面に熱板を接触させることにより二層の帯状のフィルムWに対して幅方向のシールを行うようになっている。なお、シール部42bは、熱板から構成されるものに限定されることはなく、熱板以外の構成のものを用いてもよい。例えば、シール部42bは熱ロールから構成されていてもよい。この場合には、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムWのうち一方のフィルムWの表面上で熱ロールを転がすことにより二層の帯状のフィルムWに対して幅方向のシールを行うことができるようになる。他の例としては、シール部42bが超音波発振体から構成されており、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムWのうち一方のフィルムWの表面に超音波発振体を接触させることにより二層の帯状のフィルムWに対して幅方向のシールを行うようになっていてもよい。シール部42bが超音波発振体から構成されている場合には、受け板42cの代わりに、超音波発振体と同期して移動する受けロールが用いられるようになる。なぜならば、シール部42bが超音波発振体から構成されているときには、受け側はロールでなければフィルムWが傷ついてしまうおそれがあるからである。また、シール部42bとして、熱板や熱ロール、超音波発振体以外の構成のもの、具体的には例えば熱線、熱風供給部、磁力線等が用いられてもよい。
なお、シール部42bとして熱板から構成されるものを用いた場合には、フィルムWにおけるシールされるべき部分の温度を上げるのに時間がかかるため、製袋機において複数の横シール機構42をフィルムWの搬送方向に沿って直列に配置し、各横シール機構42によりヒートシールを重ねることによってフィルムWに対して幅方向のシールを行う。一方、シール部42bとして超音波発振体から構成されるものを用いた場合には、フィルムWにおけるシールされるべき部分の温度を急激に上げることができるため、製袋機において1つの横シール機構42を設置するだけでフィルムWに対して幅方向のシールを行うことができる。
図3(a)に示すように、案内レール42aは、ウェブWの幅方向(図3(a)における左右方向)に対して角度αをつけて配置されている。そして、シール部42bは、フィルムWのシールを行う際に、図3における左下位置から右上方向に移動するようになっている。ここで、シール部42bが図3における左下位置から右上方向に移動する際に、二層の帯状のフィルムWを受け板42cに押圧することにより、二層の帯状のフィルムWに対して幅方向にシールを行うようになる。
より詳細に説明すると、図3(a)に示すように、フィルムWの搬送速度をA(m/s)としたときに、シール部42bの速度B(m/s)は、B=A/sinαという式により算出される値となる。シール部42bの速度B(m/s)をこのような大きさとすることにより、フィルムWの搬送方向におけるシール部42bの速度と、フィルムWの搬送速度とが同じ大きさとなり、フィルムWの搬送方向においてシール部42bとフィルムWは並走するようになる。この場合には、シール部42bはフィルムWの幅方向において速度C(m/s)=B×cosαで移動しながらフィルムWのシールを行う。シール部42bによりフィルムWのシールが行われた部分を図2および図3における参照符号Sで示す。シール部42bによるフィルムWの幅方向のシールが完了すると、シール部42bは図3における右上位置から左下方向に移動するが、この際にシール部42bによるフィルムWのシールは行われない。そして、シール部42bが図3(a)に示すような左下位置に戻ると、このシール部42bによりフィルムWに対する次のシールが行われるようになる。
なお、横シール機構42に設けられる案内レールは、図2および図3に示すような線状に延びる案内レール42aに限定されることはない。横シール機構42に設けられる案内レールとして、図4に示すようなループ状の案内レール42dが用いられ、この案内レール42dに複数のシール部42bが設けられるようになっていてもよい。この場合には、各シール部42bは、ループ状の案内レール42dに沿って循環移動しながら二層の帯状のフィルムWに対して幅方向にシールを行う。図2および図3に示すような線状に延びる案内レール42aを用いた場合には、シール部42bが図3における右上位置から左下位置に戻るまでの時間が無駄となるが、図4に示すような横シール機構42では、複数のシール部42bが設けられており各シール部42bはループ状の案内レール42dに沿って循環移動するため、このようなシール部42bの戻りに要する無駄な時間の発生を抑制し、フィルムWに対してより効率の良いシールを行うことができるようになる。
また、横シール機構42に設けられる案内レールとして、図4に示すようなループ状の案内レール42dが用いられる場合において、各シール部42bが超音波発振体から構成されているときには、前述したように、受け板42cの代わりに、各超音波発振体と同期して移動する受けロールが用いられるが、このような各受けロールは、図示しないループ状の案内レールに沿って循環移動するようになる。
以上のように本実施の形態の製袋機および製袋方法によれば、フィルムWの搬送方向に対して傾斜した方向に延びる案内レール42a、42dと、案内レール42a、42dに沿って移動し、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムWに対して幅方向のシールを行うシール部42bとがそれぞれ設けられている。ここで、前段フィードロール20、中間フィードロール22およびカッター部フィードロール24からなる搬送部により、重ね合わせられた状態にある二層の帯状のフィルムWを連続的に搬送するようになっているため、フィルムWを間欠的に搬送する場合と比較して生産性を向上させることができる。また、フィルムWの搬送方向に対して傾斜した方向にシール部42bを移動させ、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムWに対して当該シール部42bにより幅方向のシールを行うようになっているため、スパイラル状のヒートシール突条が外周面に形成されたヒートシールロールを用いるような従来の手法と比較して横シール機構42を安価かつ容易に製造することができる。
なお、本実施の形態による製袋機および製袋方法は、上述したような態様に限定されることはなく、様々な変更を加えることができる。
例えば、横シール機構42において、案内レール42a(あるいは案内レール42d)に対向するよう受け板42cを設ける代わりに、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムWを上下一対の案内レール42a(あるいは案内レール42d)により挟むようにしてもよい。この場合には、シール部42bは上下一対の各案内レール42a(あるいは案内レール42d)にそれぞれ設けられるようになる。そして、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムWは、横シール機構42において、上下一対のシール部42bにより上下から挟まれることによって幅方向のシールが行われるようになる。
また、横シール機構42に設けられる案内レールは、図2および図3に示すような線状のもの、あるいは図4に示すようなループ状のものに限定されることはない。案内レールとして、フィルムWの搬送方向に対して傾斜した方向に延びるものであれば、他の形状のものを用いてもよい。
10 給紙ロール
12 ターンバー
14 センター刃
16 M字板
20 前段フィードロール
22 中間フィードロール
24 カッター部フィードロール
26 ダンサーロール
30 縦シール部
32 ヒートシール熱板
34 冷却機構
40 横シール部
42 横シール機構
42a 案内レール
42b シール部
42c 受け板
42d 案内レール
44 冷却機構
50 カッターユニット

Claims (6)

  1. 二層の帯状のフィルムを重ね合わせられた状態で連続的に搬送する搬送部と、
    前記搬送部によるフィルムの搬送方向に対して傾斜した方向に延びる案内レールと、
    前記案内レールに沿って移動し、前記搬送部により連続的に搬送される二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行うシール部と、
    を備えた製袋機。
  2. 前記シール部は熱板を含み、前記搬送部により搬送される二層の帯状のフィルムのうち一方のフィルムの表面に前記熱板を接触させることにより二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行う、請求項1記載の製袋機。
  3. 前記シール部は超音波発振体を含み、前記搬送部により搬送される二層の帯状のフィルムのうち一方のフィルムの表面に前記超音波発振体を接触させることにより二層の帯状のフィルムに対して幅方向のシールを行う、請求項1記載の製袋機。
  4. 前記案内レールは、前記搬送部により搬送される二層の帯状のフィルムを上下から挟むよう一対設けられており、
    前記シール部は前記各案内レールにそれぞれ設けられている、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の製袋機。
  5. 前記案内レールはループ状のものからなり、前記シール部は前記案内レールに沿って循環移動するようになっている、請求項1乃至4のいずれか一項に記載の製袋機。
  6. 二層の帯状のフィルムを重ね合わせられた状態で連続的に搬送する工程と、
    フィルムの搬送方向に対して傾斜した方向にシール部を移動させ、連続的に搬送される二層の帯状のフィルムに対して当該シール部により幅方向のシールを行う工程と、
    を備えた製袋方法。
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