JP2014180347A - 使い捨てパンツ型おむつ - Google Patents

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Abstract

【課題】股部の両側に設けられた弾性部材の収縮力が好適に発揮され、着用者から排泄された尿等を好適に受けることができる使い捨てパンツ型おむつを提供する。
【解決手段】パンツ形状に形成された外装部材2と、外装部材2の股部Rに設けられた吸収性本体7と、吸収性本体7の幅方向の一方側に配され、吸収性本体7のバックシートに設けられた第1股部弾性部材11と、吸収性本体7の幅方向の他方側に配され、吸収性本体7のバックシートに設けられた第2股部弾性部材12と、外装部材2に設けられ、股部Rを横断し脚開口部4の前側の縁に沿って延び、第1および第2股部弾性部材11,12を跨って断続的に設けられた第1脚部弾性部材17と、外装部材2に設けられ、股部Rを横断し脚開口部4の後側の縁に沿って延び、第1および第2股部弾性部材11,12を跨って断続的に設けられた第2脚部弾性部材18とを有する使い捨てパンツ型おむつ。
【選択図】図1

Description

本発明は、幼児用または大人用の使い捨てパンツ型おむつに関するものである。
従来、使い捨てパンツ型おむつが広く知られている。使い捨てパンツ型おむつは、例えば、パンツ形状に形成された外装部材の股部に、トップシートとバックシートの間に吸収性コアが配された吸収性本体が取り付けられて構成されている。使い捨てパンツ型おむつには様々な弾性部材が設けられており、例えば特許文献1,2には、外装部材の脚開口部の縁に沿って脚部弾性部材が設けられるとともに、吸収性本体の幅方向の両側に股部弾性部材が設けられた使い捨てパンツ型おむつが開示されている。また、使い捨ておむつに設けられた弾性部材の一部を切断して、弾性部材の伸縮力を制御する方法も知られており、例えば特許文献3には、股部を横断し脚開口部に沿って脚部弾性部材を設け、脚部弾性部材の股部を横断する部分を断続的に設けた使い捨てパンツ型おむつが開示されている。
特開2004−49763号公報 特開2004−105704号公報 特開2002−272784号公報
特許文献1,2に開示されるように、外装部材の脚開口部の縁に沿って脚部弾性部材が設けられるとともに、吸収性本体の幅方向の両側に股部弾性部材が設けられた使い捨てパンツ型おむつでは、一方の弾性部材の伸縮が他方の弾性部材の伸縮に影響を及ぼし、それぞれの弾性部材が所望する機能を十分発揮できなくなるおそれがある。この場合、尿等の漏れが起こることが懸念される。
本発明は前記事情に鑑みてなされたものであり、その目的は、外装部材の脚開口部の縁に沿って脚部弾性部材が設けられるとともに、外装部材の股部に取り付けられた吸収性本体の幅方向の両側に股部弾性部材が設けられた使い捨てパンツ型であって、股部弾性部材の収縮力が好適に発揮され、着用者から排泄された尿等を好適に受けることができる使い捨てパンツ型おむつを提供することにある。
前記課題を解決することができた本発明の使い捨てパンツ型おむつとは、前腹部と後背部とこれらの間に位置する股部とから構成され、ウェスト開口部と一対の脚開口部を有するパンツ形状に形成された外装部材と;外装部材の股部に取り付けられ、トップシートとバックシートとこれらの間に配された吸収性コアを有する吸収性本体と;吸収性本体の幅方向の一方側に配され、バックシートに設けられた第1股部弾性部材と;吸収性本体の幅方向の他方側に配され、バックシートに設けられた第2股部弾性部材と;外装部材に設けられ、股部を横断し脚開口部の前側の縁に沿って延び、第1股部弾性部材と第2股部弾性部材を跨って断続的に設けられた第1脚部弾性部材と;外装部材に設けられ、股部を横断し脚開口部の後側の縁に沿って延び、第1股部弾性部材と第2股部弾性部材を跨って断続的に設けられた第2脚部弾性部材とを有するところに特徴を有する。
本発明の使い捨てパンツ型おむつは、第1股部弾性部材と第2股部弾性部材が設けられることにより、吸収性コアが着用者の肌に向かって持ち上げられ、着用者から排泄された尿等を好適に受けることができる。また、第1脚部弾性部材と第2脚部弾性部材とにより、脚開口部の縁のほぼ全周にわたり弾性部材が設けられ、着用者の脚周りに沿ったレッグギャザーが形成され、股部からの尿等の排泄物の漏れが防止される。この際、第1脚部弾性部材が、第1股部弾性部材と第2股部弾性部材を跨って断続的に設けられ、第2脚部弾性部材が、第1股部弾性部材と第2股部弾性部材を跨って断続的に設けられているため、それぞれの弾性部材が所望する機能を好適に発揮できるようになる。特に、第1股部弾性部材と第2股部弾性部材の収縮力が好適に発揮され、吸収性コアが着用者の肌に向かって持ち上げられ、着用者から排泄された尿等を好適に受けることができる。
第1股部弾性部材と第2股部弾性部材は、吸収性コアの幅方向の端縁から内方に30mm以内および外方に10mm以内の領域に設けられていることが好ましい。また、第1股部弾性部材と第2股部弾性部材は、吸収性コアとバックシートの間に設けられていることが好ましい。このように第1股部弾性部材と第2股部弾性部材が設けられれば、第1股部弾性部材と第2股部弾性部材の収縮力によって吸収性コアの幅方向の両端部が持ち上げられ、着用者から排泄された尿等を好適に受けることができる。
吸収性本体は、第1股部弾性部材と第2股部弾性部材の間で外装部材に固定され、第1股部弾性部材が第1および第2脚部弾性部材に重なる部分とそれより幅方向の外方部分で外装部材に固定されず、第2股部弾性部材が第1および第2脚部弾性部材に重なる部分とそれより幅方向の外方部分で外装部材に固定されないように形成されてもよい。このように吸収性本体が外装部材に固定されていれば(あるいは固定されていなければ)、第1および第2股部弾性部材の収縮力によって吸収性本体の幅方向の両端部が外装部材から離れて持ち上がり、吸収性本体が幅方向断面において中央が窪んで形成されやすくなり、着用者から排泄された尿等を好適に受けることができる。
また吸収性本体は、幅方向の両端部に吸収性コアの存在しない辺縁部が形成され、辺縁部が、第1および第2脚部弾性部材と重なる部分で外装部材に固定されていなくてもよい。このように吸収性本体の幅方向の両端部に辺縁部が形成されることで、第1および第2股部弾性部材の収縮力によって辺縁部にギャザーが形成され、脚開口部の縁のレッグギャザーを補完できるようになる。そのため、使い捨てパンツ型おむつは見栄えが良くなるとともに、着用者の脚周りの着用感も向上する。
吸収性本体は、外装部材の外縁よりも幅方向の外方に延在しないように形成されていることが好ましい。このように吸収性本体が形成されていれば、第1および第2脚部弾性部材の収縮力によって外装部材が縮んでも、辺縁部によって形成されるギャザーが外装部材から大きくはみ出しにくくなり、おむつの見栄えが良くなるとともに、着用感が向上する。
辺縁部は10mm以上50mm以下の幅で設けられていることが好ましい。このように辺縁部が形成されれば、辺縁部が好適にレッグギャザーを補完できる。
本発明の使い捨てパンツ型おむつによれば、吸収性本体の幅方向の両側に設けられた第1股部弾性部材と第2股部弾性部材を跨いで第1および第2脚部弾性部材が断続的に設けられているため、第1股部弾性部材と第2股部弾性部材の収縮力が好適に発揮され、吸収性コアが着用者の肌に向かって持ち上げられ、着用者から排泄された尿等を好適に受けることができる。
本発明の使い捨てパンツ型おむつの一例を表し、使い捨てパンツ型おむつの斜視図を表す。 図1に示した使い捨てパンツ型おむつの前腹部と後背部との接合を解いて展開した状態を肌側面から見た平面図を表す。 図1に示した使い捨てパンツ型おむつの前腹部と後背部との接合を解いて展開した状態を外側面から見た平面図を表す。 図2および図3に示した使い捨てパンツ型おむつのA−A断面図を表す。 本発明の使い捨てパンツ型おむつの他の例を表し、使い捨てパンツ型おむつの斜視図を表す。 図5に示した使い捨てパンツ型おむつの前腹部と後背部との接合を解いて展開した状態を肌側面から見た平面図を表す。 図5に示した使い捨てパンツ型おむつの前腹部と後背部との接合を解いて展開した状態を外側面から見た平面図を表す。 図6および図7に示した使い捨てパンツ型おむつのB−B断面図を表す。
本発明の使い捨てパンツ型おむつについて、図面を参照して説明する。なお本発明は、図面に示された実施態様に限定されるものではない。図1〜図4には、本発明の使い捨てパンツ型おむつの一例を示す。図1は使い捨てパンツ型おむつの斜視図を表し、図2は、図1に示した使い捨てパンツ型おむつの前腹部と後背部との接合を解いて平面に展開した状態を肌側面から見た図を表し、図3は、図1に示した使い捨てパンツ型おむつの前腹部と後背部との接合を解いて平面に展開した状態を外側面から見た図を表し、図4は、図2および図3に示した使い捨てパンツ型おむつのA−A断面図を表す。なお図面では、矢印xが幅方向、矢印yが前後方向を表し、矢印x,yにより形成される面に対して垂直方向が厚み方向zを表す。
図1〜図4に示した使い捨てパンツ型おむつ1(1A)は、ウェスト開口部3と一対の脚開口部4を有するパンツ形状に形成された外装部材2を有する。ウェスト開口部3は着用者の胴を通すための開口であり、脚開口部4は着用者の脚を通すための開口である。
外装部材2は、前腹部Pと後背部Qとこれらの間に位置する股部Rとから構成される。外装部材2は、例えば、前腹部Pと後背部Qとを幅方向xの両端の接合部16で接合することによりパンツ形状に形成される。前腹部Pは、おむつを着用の際に着用者の腹側に当てる部分に相当し、後背部Qは、おむつを着用の際に着用者の背側に当てる部分に相当する。股部Rは、前腹部Pと後背部Qとの間に位置し、着用者の股間に当てる部分に相当する。股部Rの幅方向の両側には、脚開口部4が形成される。股部Rは、例えば、外装部材2の前腹部Pと後背部Qとの接合を解いて平面に展開した状態で、外装部材2を前後方向に3分割した中間に位置する部分であり、パンツ形状に形成された場合に幅方向xの両側で互いに接合されない。
使い捨てパンツ型おむつにおいて、前後方向とは、前腹部Pから後背部Qにかけての方向を意味し、おむつを着用した際の着用者の股間の前後方向に相当する。幅方向とは、おむつを着用した際の着用者の左右方向に相当する。使い捨てパンツ型おむつの肌側面とは、おむつを着用した際、着用者の肌に向く側の面を意味する。使い捨てパンツ型おむつの外側面とは、おむつを着用した際、着用者とは反対側を向く面を意味する。
外装部材2は、1層のみから構成されていてもよく、複数層から構成されていてもよい。好ましくは、外装部材2は、外側シート5と、外側シート5の肌側面に積層された内側シート6から構成される。
外装部材2の股部Rには、吸収性本体7が取り付けられている。吸収性本体7は、トップシート8とバックシート9とこれらの間に配された吸収性コア10を有する(図4参照)。トップシート8は吸収性コア10よりも着用者側に配され、バックシート9は吸収性コア10よりも外側(着用者の反対側)に配される。吸収性本体7は、バックシート9が外装部材2の肌側面に取り付けられる。吸収性本体7は、外装部材2の少なくとも股部Rに存在すればよく、さらに前腹部Pおよび/または後背部Qに延在してもよい。
図4では、バックシート9がトップシート8よりも幅広に形成され、バックシート9が吸収性本体7の幅方向xの端縁で折り返されてトップシート8に接合されている。なお、トップシート8とバックシート9との関係は図4に示された態様に限定されず、例えば、トップシート8とバックシート9が同幅で形成されてもよい。
吸収性コア10の形状(平面形状)は特に限定されない。吸収性コア10の形状としては、例えば、略長方形、砂時計型、ひょうたん型、羽子板型等が挙げられる。図2および図3では、吸収性コア10は略長方形状に形成されている。
吸収性本体7には、幅方向xの一方側に第1股部弾性部材11が設けられ、他方側に第2股部弾性部材12が設けられている(図3および図4参照)。第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12はバックシート9に設けられる。第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12が設けられることにより、吸収性コア10が着用者の肌に向かって持ち上げられ、着用者から排泄された尿等を好適に受けることができるようになる。
第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12は前後方向yに延びるように設けられることが好ましい。第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12はバックシート9の肌側面に設けられてもよく、外側面に設けられてもよい。第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12がバックシート9の肌側面に設けられる場合は、第1および第2股部弾性部材11,12は、例えば、トップシート8とバックシート9の間や、吸収性コア10とバックシート9の間に設けられればよい。バックシート9が積層されて構成される場合は、積層されたバックシート間に設けられてもよい。
第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12は吸収性コア10の幅方向xの端縁近傍に設けられることが好ましい。図3および図4では、第1および第2股部弾性部材11,12が吸収性コア10と重なるように設けられているが、吸収性コア10が吸収性本体7よりも幅狭に形成される場合は、第1および第2股部弾性部材11,12は吸収性コア10の幅方向xの端縁よりも外方に設けられてもよい。
第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12は、吸収性コア10の幅方向xの端縁から内方に30mm以内および外方に10mm以内の領域に設けられることが好ましい。より好ましくは、第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12が設けられる領域は、吸収性コア10の幅方向xの端縁から、内方に対して25mm以内であり、外方に対しては8mm以内がより好ましく、5mm以内がさらに好ましく、吸収性コア10と重なるように設けられることが特に好ましい。第1および第2股部弾性部材11,12が吸収性コア10と重なるように設けられる場合、第1および第2股部弾性部材11,12は吸収性コア10とバックシート9の間に設けられることが好ましい。このように第1および第2股部弾性部材11,12が設けられれば、第1および第2股部弾性部材11,12の収縮力によって吸収性コア10の幅方向xの両端部が持ち上げられ、着用者から排泄された尿等を好適に受けることができるようになる。
第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12はまた、外装部材2の外縁からはみ出さないように設けられることが好ましい。このように第1および第2股部弾性部材11,12が設けられれば、後述する第1および第2脚部弾性部材17,18が脚開口部4の縁に沿って配される部分が十分確保され、脚開口部4の縁に沿って十分にレッグギャザーが形成されやすくなる。
第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12を構成する弾性部材の本数は特に限定されない。図3および図4では、第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12がそれぞれ2本ずつ配されているが、それぞれ1本ずつ配されてもよく、3本以上配されてもよい。
外装部材2には、脚開口部4の縁に沿って、第1脚部弾性部材17と第2脚部弾性部材18が設けられている。第1脚部弾性部材17は、股部Rを横断し、脚開口部4の前側の縁に沿って設けられている。第2脚部弾性部材18は、股部Rを横断し、脚開口部4の後側の縁に沿って設けられている。第1脚部弾性部材17と第2脚部弾性部材18とにより、脚開口部4の縁のほぼ全周にわたり弾性部材が設けられ、着用者の脚周りに沿ったレッグギャザーが形成され、股部からの尿等の排泄物の漏れが防止される。また、このように第1および第2脚部弾性部材17,18を設けることにより、外装部材2を連続製造する際に、外装部材2に第1脚部弾性部材17と第2脚部弾性部材18を容易に配設できる。第1脚部弾性部材17と第2脚部弾性部材18はいずれも第1および第2股部弾性部材11,12と交差するように設けられている。なお、図面では、第1脚部弾性部材17と第2脚部弾性部材18が互いに離間して設けられているが、第1脚部弾性部材17と第2脚部弾性部材18は互いに接していたり交差していてもよい。
第1脚部弾性部材17と第2脚部弾性部材18を構成する弾性部材の本数は特に限定されない。図面では、第1脚部弾性部材17と第2脚部弾性部材18がそれぞれ2本ずつ配されているが、それぞれ1本ずつ配されてもよく、3本以上配されてもよい。
ところで、第1および第2股部弾性部材11,12が第1および第2脚部弾性部材17,18と交差するように設けられる場合、一方の弾性部材の伸縮が他方の弾性部材の伸縮に影響を及ぼし、それぞれの弾性部材が所望する機能を十分発揮できずに、尿等の漏れを引き起こすことが懸念される。例えば、第1および第2脚部弾性部材17,18の収縮力によって、第1および第2股部弾性部材11,12による吸収性コア10を持ち上げる効果が好適に発揮されなかったり、逆に第1および第2股部弾性部材11,12の収縮力によって、第1および第2脚部弾性部材17,18によるレッグギャザーの形成に偏りが出て、おむつの脚周りに隙間が生じたりすることが懸念される。
そこで本発明の使い捨てパンツ型おむつでは、第1脚部弾性部材17を、第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12を跨って断続的に設け、第2脚部弾性部材18を、第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12を跨って断続的に設けている。つまり第1および第2脚部弾性部材17,18は、第1および第2股部弾性部材11,12の幅方向の外方で断続的に設けられるとともに、第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12との間でも断続的に設けられている。このように第1および第2脚部弾性部材17,18を設けることにより、第1および第2股部弾性部材11,12が第1および第2脚部弾性部材17,18と交差する部分で、第1および第2脚部弾性部材17,18の収縮力がほとんど発現しないようになり、それぞれの弾性部材が所望する機能を好適に発揮できるようになる。特に、第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12の収縮力が好適に発揮され、吸収性コア10が着用者の肌に向かって持ち上げられ、着用者から排泄された尿等を好適に受けることができる。なお本発明において、吸収性本体7と外装部材2との位置関係(第1および第2股部弾性部材11,12と第1および第2脚部弾性部材17,18との位置関係も含む)は、使い捨てパンツ型おむつに配される弾性部材を完全に伸張させた状態(すなわち、弾性部材を除去した状態あるいは弾性部材を細かく切断して弾性部材の収縮力が発現しない状態)で規定する。本発明に関する様々な長さの好適範囲に関しても、同様の条件で測定される。
第1および第2脚部弾性部材17,18を断続的に設ける方法としては、例えば、第1および第2脚部弾性部材17,18を外装部材2に固定した後、第1および第2脚部弾性部材17,18が固定された外装部材2を、表面に切断刃が複数設けられたロールカッターとフラットロールとで挟んで送り出す方法が挙げられる。このような方法によれば、第1および第2脚部弾性部材17,18を股部Rで断続的に設けることを簡単に行うことができる。
吸収性本体7は、第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12の間で外装部材2に固定され、第1股部弾性部材11が第1および第2脚部弾性部材17,18に重なる部分とそれより幅方向xの外方部分で外装部材2に固定されず、第2股部弾性部材12が第1および第2脚部弾性部材17,18に重なる部分とそれより幅方向xの外方部分で外装部材2に固定されないように形成されていてもよい。このように吸収性本体7が外装部材2に固定されていれば(あるいは固定されていなければ)、第1および第2股部弾性部材11,12の収縮力によって吸収性本体7の幅方向xの両端部が外装部材2から離れて持ち上がり、吸収性本体7が幅方向断面において中央が窪んで形成されやすくなり、着用者から排泄された尿等を好適に受けることができるようになる。好ましくは、吸収性本体7は、第1および第2股部弾性部材11,12が第1および第2脚部弾性部材17,18と重なる部分の前側端から後側端に至る領域で、外装部材2に固定されていない。図3では吸収性本体7が外装部材2に固定されている箇所をクロスハッチングで表し、図4では×印で表している。
一方、吸収性本体7の前後方向yの両端部では、吸収性本体7の幅方向xの両端部が捲れ上がるのを防止するために、幅方向xの全体にわたって外装部材2に固定されることが好ましい。吸収性本体7は、例えば図3に示すように、略I字状に形成された接合領域で外装部材2に固定されることが好ましい。吸収性本体7は、例えば、接着剤等の固定手段により、外装部材2に固定されればよい。
吸収性コア10は、外装部材2の股部Rの最も幅狭な部分の幅よりも狭く形成されることが好ましい。このように吸収性コア10が形成されれば、吸収性コア10によって第1および第2脚部弾性部材17,18の伸縮が阻害される部分が減り、脚開口部4の縁に沿って十分にレッグギャザーが形成されやすくなる。
吸収性コア10としては、後述するシート状吸収体を用いてもよい。吸収性コア10としてシート状吸収体を用いれば、吸収性コア10を薄く形成することができ、第1および第2股部弾性部材11,12により吸収性コア10が好適に持ち上げられやすくなる。また、第1股部弾性部材11と第2股部弾性部材12を跨いで第1および第2脚部弾性部材17,18が断続的に設けられることにより、吸収性コア10が薄く形成されていても、歪んだり、幅方向xに折れ曲がったりしにくくなる。
吸収性本体7には、吸収性コア10の幅方向xの両側に立ち上がりフラップ13が設けられることが好ましい(図2および図4参照)。立ち上がりフラップ13を設けることにより、尿等の排泄物の横漏れを防ぐことができる。立ち上がりフラップ13は、液不透過性であることが好ましい。
立ち上がりフラップ13が立ち上がった状態の上端部(着用者側の端部)には、起立用弾性部材14が設けられることが好ましい。起立用弾性部材14の収縮力により、立ち上がりフラップ13が起立しやすくなる。
外装部材2の前後方向yの端部には、ウェスト開口部3の縁に沿って、複数の腰部弾性部材19が設けられることが好ましい。腰部弾性部材19により着用者の腰周りに沿ったウェストギャザーが形成され、背中側や腹部側からの尿等の排泄物の漏れが防止される。
外装部材2の前腹部Pと後背部Qには、幅方向xに延びる複数の胴部弾性部材20が設けられることが好ましい。胴部弾性部材20は、腰部弾性部材19と脚開口部4の間に、腰部弾性部材19よりも広い間隔で配されることが好ましく、胴部弾性部材20により、着用者の胴回りのフィット性が高められる。
外装部材2に設けられる第1および第2脚部弾性部材17,18、腰部弾性部材19、胴部弾性部材20については、図面に示すように外装部材2が外側シート5と内側シート6とから構成されている場合は、外側シート5と内側シート6の間に配されることが好ましい。
使い捨てパンツ型おむつに設けられる各弾性部材としては、ポリウレタン糸、ポリウレタンフィルム、天然ゴム等の通常の使い捨ておむつに用いられる弾性伸縮材料を用いることができる。各弾性部材は、伸張状態でおむつに固定されることが好ましく、また、ホットメルト接着剤等の接着剤で固定されることが好ましい。例えば、繊度100〜2,500dtexのポリウレタン糸を、倍率1.1〜5.0倍に伸張して配設し、固定する。接着剤としては、ゴム系のホットメルト接着剤を用いることが好ましい。
次に、本発明の使い捨ておむつの他の一例について、図5〜図8を参照して説明する。図5は使い捨てパンツ型おむつの斜視図を表し、図6は、図5に示した使い捨てパンツ型おむつの前腹部と後背部との接合を解いて平面に展開した状態を肌側面から見た図を表し、図7は、図5に示した使い捨てパンツ型おむつの前腹部と後背部との接合を解いて平面に展開した状態を外側面から見た図を表し、図8は、図6および図7に示した使い捨てパンツ型おむつのB−B断面図を表す。なお下記の説明において、上記の実施態様と重複する部分の説明は省略する。
図5〜図8に示した使い捨てパンツ型おむつ1(1B)は、吸収性本体7の構成を除いて、上記実施態様と同じである。使い捨てパンツ型おむつ1Bでは、吸収性本体7の幅方向xの両端部に吸収性コア10の存在しない辺縁部15が形成され、辺縁部15が第1および第2脚部弾性部材17,18と重なる部分で外装部材2に固定しないようにしている。図7では吸収性本体7が外装部材2に固定されている箇所をクロスハッチングで表し、図8では×印で表している。
本発明の使い捨てパンツ型おむつ1では、第1および第2脚部弾性部材17,18が股部Rを横断する部分で比較的広い範囲で断続的に設けられるため、脚開口部4の縁の一部において、第1および第2脚部弾性部材17,18による収縮力が作用せずにレッグギャザーが好適に形成されないおそれがある。しかし、吸収性本体7の幅方向xの両端部に吸収性コア10の存在しない辺縁部15を形成し、辺縁部15が第1および第2脚部弾性部材17,18と重なる部分で外装部材2に固定しないようにすることで、辺縁部15に、第1および第2股部弾性部材11,12の収縮力によってギャザーが形成され、脚開口部4の縁のレッグギャザーを補完できるようになる。つまり、脚開口部4の縁において、第1および第2脚部弾性部材17,18によってレッグギャザーが好適に形成されにくい部分に、辺縁部15によるギャザーが形成されて、脚開口部4の縁の全体にわたって好適にギャザーが形成されやすくなる。そのため、使い捨てパンツ型おむつ1Bは見栄えが良くなるとともに、着用者の脚周りの着用感も向上する。
辺縁部15は、吸収性本体7の幅方向xの両端部において、吸収性コア10が存在しない部分に相当する。すなわち、吸収性本体7は、吸収性コア10の幅方向xの端縁より外方に辺縁部15が形成される。辺縁部15は、吸収性本体7の幅方向xの端縁を含む部分として規定される。図8では、バックシート9がトップシート8よりも幅広に形成され、バックシート9が吸収性本体7の幅方向xの端縁で折り返されることにより、吸収性コア10の存在しない辺縁部15が形成されている。このとき、折り返されたバックシート9どうしは、接着剤等の接合手段で互いに接合していることが好ましい。なお図面には示されていないが、辺縁部15はトップシート8とバックシート9が積層されて構成されてもよく、トップシート8により構成されてもよい。
辺縁部15の幅は特に限定されないが、辺縁部15の幅は10mm以上が好ましく、15mm以上がより好ましく、20mm以上がさらに好ましく、また50mm以下が好ましく、40mm以下がより好ましい。このように辺縁部15が形成されれば、辺縁部15が好適にレッグギャザーを補完できる。なお辺縁部15の幅とは、辺縁部15の幅方向xに対する最大長さを意味する。
辺縁部15は、吸収性本体7の前後方向yの全体にわたって設けられてもよく、一部のみに設けられてもよい。例えば、吸収性コア10が砂時計型の形状である場合などは、辺縁部15は吸収性本体7の前後方向yの中央部に形成され、吸収性本体7の前後方向yの両端部には形成されない場合もある。
辺縁部15は、少なくとも第1および第2脚部弾性部材17,18と重なる部分で外装部材2に固定されていなければよいが、好ましくは、辺縁部15は前後方向yにある程度広い範囲で外装部材2に固定されない。従って、図7に示すように、辺縁部15は、第1および第2脚部弾性部材17,18と重なる部分の前側端から後側端に至る領域で外装部材2に固定されていないことが好ましい。なお、吸収性本体7の前後方向yの両端部では辺縁部15は外装部材2に固定されていることが好ましく、その結果、おむつを着用した状態でも辺縁部15が常に幅方向xの外方に向かって延びて、辺縁部15によって好適にレッグギャザーが補完されやすくなる。
吸収性本体7に辺縁部15が形成される場合、吸収性本体7が外装部材2の外縁よりも幅方向xの外方に延在しないように形成されていることが好ましい。詳細には、おむつに配される弾性部材を完全に伸張させた状態で、吸収性本体7が外装部材2の外縁よりも幅方向xの外方に延在しないように形成されていることが好ましい。このように吸収性本体7が形成されていれば、第1および第2脚部弾性部材17,18の収縮力によって外装部材2が縮んでも、辺縁部15によって形成されるギャザーが外装部材2から大きくはみ出しにくくなり、おむつの見栄えが良くなるとともに、着用感が向上する。
一方、吸収性本体7の幅(幅方向xに対する最大長さ)は、外装部材2の股部Rの最も幅狭な部分の幅と同じかそれよりも広く形成されることが好ましい。より好ましくは、図6および図7に示すように、吸収性本体7の幅は、外装部材2の股部Rの最も幅狭な部分の幅よりも広く形成される。吸収性本体7がこのように形成されれば、辺縁部15によって形成されるギャザーが、前後方向yの広い範囲でレッグギャザーを補完できるようになる。
吸収性本体7に辺縁部15が形成される場合、立ち上がりフラップ13は、立ち上がる基点となる起立基部が、吸収性本体7の幅方向xの端縁よりも内方に位置することが好ましく、吸収性コア10の幅方向xの端縁近傍に位置することが好ましい。このように立ち上がりフラップ13が設けられることにより、辺縁部15が立ち上がりフラップ13につられて立ち上がりにくくなり、辺縁部15によって形成されるギャザーが好適にレッグギャザーを補完できるようになる。例えば、立ち上がりフラップ13の起立基部は、吸収性本体7の幅方向xの端縁から10mm以上内方にあることが好ましく、15mm以上内方にあることがより好ましく、20mm以上内方にあることがさらに好ましい。
本発明の使い捨てパンツ型おむつを構成する各部材の材料について説明する。トップシートは、おむつ着用の際に着用者側に位置するシートであり、液透過性であることが好ましい。トップシートとしては、例えば、セルロース、レーヨン、コットン等の親水性繊維から形成された不織布や、ポリオレフィン(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン)、ポリエステル(例えば、PET)、ポリアミド(例えば、ナイロン)等の疎水性繊維から形成された不織布であって、疎水性繊維の表面が界面活性剤により親水化されたもの等を用いることができる。また、トップシートとして、織布、編布、孔が形成されたプラスチックフィルム等を用いてもよい。
バックシートは、おむつ着用の際に着用者とは反対側、すなわち外側に位置するシートであり、液不透過性であることが好ましい。バックシートとしては、ポリオレフィン(例えば、ポリプロピレン、ポリエチレン)、ポリエステル(例えば、PET)、ポリアミド(例えば、ナイロン)等の疎水性繊維から形成された不織布や、プラスチックフィルム等を用いることができる。また、不織布とプラスチックフィルムとの積層体を用いてもよい。本発明において、液不透過性には撥水性の意味も含まれる。
外装部材は、液透過性であっても液不透過性であってもよく、トップシートやバックシートに使用可能なシート材料を用いることができる。外装部材は、内側シートに外側シートが積層されて形成されることが好ましく、親水性の内側シートに液不透過性の外側シートが積層されて形成されることがより好ましい。この場合、内側シートとしてはトップシートに使用可能なシート材料を用いることができ、外側シートとしてはバックシートに使用可能なシート材料を用いることができる。
上記説明した各シート材料として不織布を用いる場合、不織布としては、スパンボンド不織布、エアスルー不織布、ポイントボンド不織布、メルトブロー不織布、エアレイド不織布、SMS不織布等を用いることが好ましい。
吸収性コアは、尿等の排泄物を吸収できる吸収性材料を含むものであれば特に限定されない。吸収性コアとしては、例えば、吸収性材料を所定形状に成形した成形体を用いることができる。吸収性コアは、紙シート(例えば、ティッシュペーパーや薄葉紙)や液透過性不織布等のシート部材で覆われてもよい。吸収性コアに含まれる吸収性材料としては、例えば、セルロース繊維(例えば、粉砕したパルプ繊維)等の親水性繊維や、ポリアクリル酸系、ポリアスパラギン酸系、セルロース系、デンプン・アクリロニトリル系等の吸水性樹脂等が挙げられる。また、吸収性材料には、ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレフィン繊維や、PET等のポリエステル繊維、ナイロン等のポリアミド繊維等の熱融着性繊維が含まれてもよい。これらの熱融着性繊維は、尿等の体液との親和性を高めるために、界面活性剤等により親水化処理がされていてもよい。
吸収性材料は、尿等の吸収速度を高める点から、親水性繊維を含むことが好ましい。また、吸収容量を高める点からは、吸収性材料は吸水性樹脂を含むことが好ましい。従って、吸収性コアは親水性繊維(特にパルプ繊維)と吸水性樹脂を含むことが好ましい。この場合、例えば、親水性繊維の集合体に吸水性樹脂を混合または散布したものを用いることが好ましい。
吸収性コアは、シート状吸収体であってもよい。シート状吸収体としては、不織布間に吸水性樹脂を有しパルプ繊維を有しないように形成されたものが挙げられる。このように形成されたシート状吸収体は不織布間に吸水性樹脂を有するため、高い吸収容量を実現できる。また、シート状吸収体は不織布間にパルプ繊維を有しないため、嵩張らず薄型に形成することができる。
シート状吸収体としては、吸収性材料として吸水性繊維を用いてもよい。この場合もまた、シート状吸収体が嵩張らず薄型に形成される。吸水性繊維としては、プロトン化または塩形成したカルボキシル基を含有する繊維が挙げられる。例えば、特公昭52−42916号公報に開示されるように、アクリル繊維を加水分解して、アクリル繊維に含まれるニトリル基をカルボキシル基に変換することにより、吸水性繊維を得ることができる。このとき、吸水性繊維に含まれるカルボキシル基は、アルカリ金属塩またはアンモニア塩を形成していることが好ましい。また吸水性繊維は、親水性繊維をアクリル酸に浸漬し、繊維表面でアクリル酸を析出させることにより製造することができる。
1: 使い捨てパンツ型おむつ
2: 外装部材
3: ウェスト開口部
4: 脚開口部
7: 吸収性本体
8: トップシート
9: バックシート
10: 吸収性コア
11: 第1股部弾性部材
12: 第2股部弾性部材
15: 辺縁部
17: 第1脚部弾性部材
18: 第2脚部弾性部材
P: 前腹部
Q: 後背部
R: 股部

Claims (7)

  1. 前腹部と後背部とこれらの間に位置する股部とから構成され、ウェスト開口部と一対の脚開口部を有するパンツ形状に形成された外装部材と、
    前記外装部材の股部に取り付けられ、トップシートとバックシートとこれらの間に配された吸収性コアを有する吸収性本体と、
    前記吸収性本体の幅方向の一方側に配され、前記バックシートに設けられた第1股部弾性部材と、
    前記吸収性本体の幅方向の他方側に配され、前記バックシートに設けられた第2股部弾性部材と、
    前記外装部材に設けられ、前記股部を横断し前記脚開口部の前側の縁に沿って延び、前記第1股部弾性部材と前記第2股部弾性部材を跨って断続的に設けられた第1脚部弾性部材と、
    前記外装部材に設けられ、前記股部を横断し前記脚開口部の後側の縁に沿って延び、前記第1股部弾性部材と前記第2股部弾性部材を跨って断続的に設けられた第2脚部弾性部材とを有することを特徴とする使い捨てパンツ型おむつ。
  2. 前記第1股部弾性部材と前記第2股部弾性部材は、前記吸収性コアの幅方向の端縁から内方に30mm以内および外方に10mm以内の領域に設けられている請求項1に記載の使い捨てパンツ型おむつ。
  3. 前記第1股部弾性部材と前記第2股部弾性部材は、前記吸収性コアと前記バックシートの間に設けられている請求項1または2に記載の使い捨てパンツ型おむつ。
  4. 前記吸収性本体は、前記第1股部弾性部材と前記第2股部弾性部材の間で前記外装部材に固定され、前記第1股部弾性部材が第1および第2脚部弾性部材に重なる部分とそれより幅方向の外方部分で前記外装部材に固定されず、前記第2股部弾性部材が第1および第2脚部弾性部材に重なる部分とそれより幅方向の外方部分で前記外装部材に固定されていない請求項1〜3のいずれか一項に記載の使い捨てパンツ型おむつ。
  5. 前記吸収性本体は、幅方向の両端部に前記吸収性コアの存在しない辺縁部が形成され
    前記辺縁部は、前記第1および第2脚部弾性部材と重なる部分で前記外装部材に固定されていない請求項1〜4のいずれか一項に記載の使い捨てパンツ型おむつ。
  6. 前記吸収性本体は、前記外装部材の外縁よりも幅方向の外方に延在しないように形成されている請求項5に記載の使い捨てパンツ型おむつ。
  7. 前記辺縁部は10mm以上50mm以下の幅で設けられている請求項5または6に記載の使い捨てパンツ型おむつ。
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