JP2014179846A - 受信装置および電子機器 - Google Patents
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Abstract
【課題】複数の受信回路を備えた場合に、各受信回路での妨害波の発生を防ぐ。
【解決手段】所定の配置状態で配置した複数の受信回路と、複数の受信回路のそれぞれに局部発振周波数信号を供給する複数の局部発振回路と、各受信回路および各局部発振回路を制御する制御部とを備える。制御部は、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、選局要求がある受信信号の探索を行う。
【選択図】図3
【解決手段】所定の配置状態で配置した複数の受信回路と、複数の受信回路のそれぞれに局部発振周波数信号を供給する複数の局部発振回路と、各受信回路および各局部発振回路を制御する制御部とを備える。制御部は、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、選局要求がある受信信号の探索を行う。
【選択図】図3
Description
本開示は、テレビジョン放送信号などの伝送信号を受信する受信装置、およびその受信装置を備えた電子機器に関する。
近年、テレビジョン放送を受信する受信回路を有するテレビジョン受像機や録画装置として、複数の受信回路を備えたものが開発されている。例えば、複数の受信回路を備えたテレビジョン受像機は、表示画面上に複数のチャンネルの受信映像を同時に表示することができる。また、複数の受信回路を備えた録画装置は、複数のチャンネルの放送信号を同時に録画することができる。
図11は、従来の複数の受信回路を備えた装置の例を示す図である。
アンテナ1で受信した信号が、第1チューナ部2と第2チューナ部3に供給される。第1,第2チューナ部2,3は、それぞれ個別に受信回路2a,3aを備え、それぞれの受信回路2a,3aが、特定のチャンネル(周波数)の放送信号を受信する。それぞれの受信回路2a,3aが受信するチャンネルは、例えば装置内の図示しない制御部からの指示で決まる。
アンテナ1で受信した信号が、第1チューナ部2と第2チューナ部3に供給される。第1,第2チューナ部2,3は、それぞれ個別に受信回路2a,3aを備え、それぞれの受信回路2a,3aが、特定のチャンネル(周波数)の放送信号を受信する。それぞれの受信回路2a,3aが受信するチャンネルは、例えば装置内の図示しない制御部からの指示で決まる。
各受信回路2a,3aは、放送信号を変換したベースバンド信号または中間周波信号を得る。このようなベースバンド信号または中間周波信号を得るために、受信回路2a,3a内のミキサ(不図示)で受信信号に混合するための周波数信号(局発周波数信号)が必要になる。このミキサで受信信号に混合される局発周波数信号は、それぞれのチューナ部2,3に内蔵された局部発振回路2c,3cで得られる。
そして、それぞれの受信回路2a,3aは、ベースバンド信号または中間周波信号の復調処理を行う。この復調処理で得られた映像信号および音声信号が、受信回路2a,3aの出力端子2b,3bに得られる。
特許文献1には、複数の受信回路を備えたシステムにおいて、使用しない受信回路の動作を停止させて、妨害波の発生を防ぐ技術についての記載がある。
特許文献1には、複数の受信回路を備えたシステムにおいて、使用しない受信回路の動作を停止させて、妨害波の発生を防ぐ技術についての記載がある。
ところで、図11に示すように複数のチューナ部2,3を備えた場合、一方のチューナ部2または3で受信に使用する局発周波数信号が、他方のチューナ部3または2での受信に妨害を与える可能性がある。図11は、2つのチューナ部2,3を備えた場合の例であるが、3つ以上のチューナ部を備えた場合には、より妨害を与える可能性が高くなる。
特に、近年はチューナ部を搭載した電子機器の小型化が進んでおり、またチューナ部2,3そのものも集積回路化などで小型化が進んでいる。したがって、電子機器は、図11に示すような複数のチューナ部2,3が物理的に非常に近接して配置されることが多く、他のチューナ部の不要輻射が受信性能を悪化させる懸念が高くなっている。
特に、近年はチューナ部を搭載した電子機器の小型化が進んでおり、またチューナ部2,3そのものも集積回路化などで小型化が進んでいる。したがって、電子機器は、図11に示すような複数のチューナ部2,3が物理的に非常に近接して配置されることが多く、他のチューナ部の不要輻射が受信性能を悪化させる懸念が高くなっている。
本開示の目的は、複数の受信回路を備えた場合に、各受信回路での妨害波の発生を防ぐことができる受信装置および電子機器を提供することにある。
本開示の受信装置は、所定の配置状態で配置した複数の受信回路と、複数の受信回路のそれぞれに局部発振周波数信号を供給する複数の局部発振回路と、各受信回路および各局部発振回路を制御する制御部とを備える。
制御部は、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、選局要求がある受信信号の探索を行う。
制御部は、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、選局要求がある受信信号の探索を行う。
本開示の電子機器は、所定の配置状態で配置した複数の受信回路と、複数の受信回路のそれぞれに局部発振信号を供給する複数の局部発振回路と、各受信回路および各局部発振回路を制御する制御部と、受信信号の処理部とを備える。
制御部は、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、選局要求がある受信信号の探索を行う。
制御部は、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、選局要求がある受信信号の探索を行う。
本開示によると、特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、選局要求がある受信信号の探索を行うため、特定の受信回路での受信処理時に、受信信号の探索が妨害を与える可能性を最小限に抑えることができる。
本開示によると、複数の受信回路で同時に受信処理を行う場合に、受信信号の探索が妨害を与える可能性を最小限に抑えることができるようになる。
本開示の実施の形態に係る受信装置および電子機器の例を、図面を参照しながら、以下の順で説明する。
1.受信装置の構成例(図1〜図2)
2.チューナ部の選択処理例(例1:図3)
3.チューナ部の選択処理例(例2:図4)
4.探索アルゴリズムの各例(図5〜図10)
5.変形例
1.受信装置の構成例(図1〜図2)
2.チューナ部の選択処理例(例1:図3)
3.チューナ部の選択処理例(例2:図4)
4.探索アルゴリズムの各例(図5〜図10)
5.変形例
[1.受信装置の構成例]
図1は、本開示の一実施の形態の例に係る受信装置の構成例を示す図である。
本開示の受信装置は、テレビジョン放送信号を受信する装置であり、複数(この例では8個)のチューナ部10,20,30,40,50,60,70,80を備える。アンテナ94で受信した信号が、これらのチューナ部10〜80に供給される。
各チューナ部10〜80は、所定の配列で基板上などに配置する。図1の例では、8個のチューナ部10〜80が、横方向に4個ずつ並べると共に縦方向に2列配置した例を示すが、この配置は一例であり、その他の配列でもよい。例えば、8個のチューナ部10〜80を一列に配置してもよい。
図1は、本開示の一実施の形態の例に係る受信装置の構成例を示す図である。
本開示の受信装置は、テレビジョン放送信号を受信する装置であり、複数(この例では8個)のチューナ部10,20,30,40,50,60,70,80を備える。アンテナ94で受信した信号が、これらのチューナ部10〜80に供給される。
各チューナ部10〜80は、所定の配列で基板上などに配置する。図1の例では、8個のチューナ部10〜80が、横方向に4個ずつ並べると共に縦方向に2列配置した例を示すが、この配置は一例であり、その他の配列でもよい。例えば、8個のチューナ部10〜80を一列に配置してもよい。
それぞれのチューナ部10〜80は、それぞれ個別に受信回路11,21,31,41,51,61,71,81を備え、それぞれの受信回路11〜81が、特定のチャンネル(周波数)の伝送信号(放送信号)を受信する。各受信回路11〜81が受信する周波数は、各チューナ部10〜80が備える局部発振回路12,22,32,42,52,62,72,82から供給される局部発振信号により設定される。各受信回路11〜81が受信する周波数は、制御部91からの指示で決まる。各局部発振回路12〜82での局部発振信号の生成状態についても、制御部91からの指示で決まる。制御部91は、バスライン99を介して各チューナ部10〜80と通信が可能である。
制御部91は、例えば操作部93から特定のチャンネルの選局指示が届いたとき、チューナ部10〜80の中の特定の1つのチューナ部(例えば第1チューナ部10)に、該当するチャンネルの受信指示を行う。このとき、制御部91が、メモリ92に記憶された複数の探索アルゴリズムの中から選択した1つの探索アルゴリズムで、受信チャンネルが伝送される周波数を探索する。なお、複数の探索アルゴリズムの詳細については後述する。
各受信回路11〜81は、受信処理により、放送信号を周波数変換したベースバンド信号または中間周波信号を取得する。そして、それぞれの受信回路11〜81に接続された復調回路13,23,33,43,53.63,73,83が、ベースバンド信号または中間周波信号の復調処理を行う。この復調回路13〜83での復調処理で得られた映像信号および音声信号が、各チューナ部10〜80からテレビジョン信号処理部95に供給される。
テレビジョン信号処理部95で処理された映像信号や音声信号は、録画部96に供給され録画される。また、テレビジョン信号処理部95で処理された映像信号は、表示部97に供給され表示される。例えば録画部96が8つの異なるチャンネルを同時に録画する場合には、制御部91からの指示で、8つのチューナ部10〜80がそれぞれ指示されたチャンネルの受信動作を行う。同時に受信するチャンネル数に応じて、制御部91は、受信動作を行う必要のないチューナ部(チューナ部10〜80のいずれか)の受信動作を停止させる。
8つのチューナ部10〜80は、それぞれ個別に集積回路化され、所定の配列で回路基板上に配置される。あるいは、8つのチューナ部10〜80が、1つの集積回路になるようにしてもよい。本実施の形態の例では、8つのチューナ部10〜80が受信する周波数帯は全て同じである。
なお、図1の例では、各チューナ部10〜80が受信信号の復調処理を行うようにしたが、各チューナ部10〜80は、復調処理を行わない構成でもよい。すなわち、各チューナ部10〜80がベースバンド信号または中間周波信号を出力して、チューナ部10〜80の後段に接続される処理部が、復調処理を行うようにしてもよい。
8つのチューナ部10〜80は、それぞれ個別に集積回路化され、所定の配列で回路基板上に配置される。あるいは、8つのチューナ部10〜80が、1つの集積回路になるようにしてもよい。本実施の形態の例では、8つのチューナ部10〜80が受信する周波数帯は全て同じである。
なお、図1の例では、各チューナ部10〜80が受信信号の復調処理を行うようにしたが、各チューナ部10〜80は、復調処理を行わない構成でもよい。すなわち、各チューナ部10〜80がベースバンド信号または中間周波信号を出力して、チューナ部10〜80の後段に接続される処理部が、復調処理を行うようにしてもよい。
図2は、第1チューナ部10の構成の例を示す図である。第2チューナ部20〜第8チューナ部80についても、第1チューナ部10と同じ構成である。
受信回路11は、入力端子10aに得られる伝送信号である高周波信号を増幅する増幅回路11aと、増幅回路11aが増幅した高周波信号の帯域制限を行うフィルタ11bと、フィルタ11bの出力が供給されるミキサ11cを備える。ミキサ11cは、フィルタ11bから供給される高周波信号に、局部発振回路12から供給される局部発振信号を混合して、ベースバンド信号または中間周波信号に変換する。ミキサ11cが変換したベースバンド信号または中間周波信号は、増幅回路11dを介して復調回路13に供給される。
受信回路11は、入力端子10aに得られる伝送信号である高周波信号を増幅する増幅回路11aと、増幅回路11aが増幅した高周波信号の帯域制限を行うフィルタ11bと、フィルタ11bの出力が供給されるミキサ11cを備える。ミキサ11cは、フィルタ11bから供給される高周波信号に、局部発振回路12から供給される局部発振信号を混合して、ベースバンド信号または中間周波信号に変換する。ミキサ11cが変換したベースバンド信号または中間周波信号は、増幅回路11dを介して復調回路13に供給される。
局部発振回路12は、電圧制御発振器12aと、この電圧制御発振器12aが出力する発振信号を増幅する増幅回路12bと、増幅回路12bが出力する発振信号を分周する分周器12cとを備える。電圧制御発振器12aが出力する発振信号の周波数と、分周器12cが分周する分周比は、制御部91(図1)の制御下で設定される。なお、電圧制御発振器12aや分周器12cは、PLL(Phase Locked Loop)を形成する回路の一部であり、発振周波数が安定化するフィードバック制御を行っている。なお、PLLの構成は周知のものであるため、図2ではPLLの構成は省略している。
復調回路13は、供給されるベースバンド信号または中間周波信号の復調処理を行う。復調回路13が復調した映像信号や音声信号が、出力端子10bから後段の処理部(図1のテレビジョン信号処理部95)に供給される。上述したように第1チューナ部10が復調回路13を備えるのは1つの例であり、チューナ部が復調回路を備えない構成でもよい。
[2.チューナ部の選択処理例:例1]
次に、制御部91が各チューナ部10〜80に受信指示を行う場合の、受信を行うチューナ部の選択処理例を説明する。本開示の実施の形態では、例1と例2の2つの選択処理例を説明する。なお、以下に説明する例1,例2のいずれの場合でも、それぞれの処理を行うのは、放送信号を受信していない未使用のチューナ部が、2つ以上存在する場合である。未使用のチューナ部が1つだけである場合には、制御部91は、図3や図4のフローチャートの処理を行うことなく、未使用の1つのチューナ部を、受信を行うチューナ部に決定する。
次に、制御部91が各チューナ部10〜80に受信指示を行う場合の、受信を行うチューナ部の選択処理例を説明する。本開示の実施の形態では、例1と例2の2つの選択処理例を説明する。なお、以下に説明する例1,例2のいずれの場合でも、それぞれの処理を行うのは、放送信号を受信していない未使用のチューナ部が、2つ以上存在する場合である。未使用のチューナ部が1つだけである場合には、制御部91は、図3や図4のフローチャートの処理を行うことなく、未使用の1つのチューナ部を、受信を行うチューナ部に決定する。
まず、図3のフローチャートを参照して、受信を行うチューナ部の選択処理例[例1]を説明する。
最初に制御部91は、用意された8つのチューナ部10〜80の内の、信号を受信中のチューナ部10〜80の局部発振回路12〜82が生成する局部発振信号の周波数情報X(i)を全て取得する(ステップS101)。このとき制御部91が判断する局部発振信号の周波数情報X(i)には、各局部発振回路12〜82が備える電圧制御発振器の発振周波数の情報および分周器の分周比の情報が含まれる。
最初に制御部91は、用意された8つのチューナ部10〜80の内の、信号を受信中のチューナ部10〜80の局部発振回路12〜82が生成する局部発振信号の周波数情報X(i)を全て取得する(ステップS101)。このとき制御部91が判断する局部発振信号の周波数情報X(i)には、各局部発振回路12〜82が備える電圧制御発振器の発振周波数の情報および分周器の分周比の情報が含まれる。
そして制御部91は、現在選局要求があるチャンネルの放送信号を探索する際の、探索周波数範囲(下限周波数と上限周波数)を決め、その周波数範囲を探索する際の電圧制御発振器の発振周波数の可変範囲と、分周器の分周比を決める。その上で、制御部91は、選局要求があるチャンネルを受信するための発振周波数の可変範囲の設定と、現在受信中の各チューナ部の電圧制御発振器の発振周波数とを比較し、一致または近い周波数になるものがあるか否かを判断する(ステップS102)。
ステップS102の判断で、選局要求があるチャンネルを受信するための発振周波数の可変範囲が、現在受信中の各チューナ部の電圧制御発振器の発振周波数に一致または近い周波数になると判断したとき、制御部91はステップS103の処理に移る。
ステップS103の処理では、制御部91は、未使用のチューナ部の中で、発振周波数が一致または近い周波数になると判断した受信中のチューナ部から最も遠い位置に配置されたチューナ部を、選局要求があるチャンネルを受信するチューナ部に選択する。例えば、選局要求があるチャンネルを探索する際に、第1チューナ部10での発振周波数と一致する可能性があると判断し、第2チューナ部20と第8チューナ部80とが未使用であるとする。このとき、第2チューナ部20は、第1チューナ部10に隣接しており、第8チューナ部80は、第1チューナ部10から離れており、制御部91は、第8チューナ部80を受信チューナに選択する。
ステップS103の処理では、制御部91は、未使用のチューナ部の中で、発振周波数が一致または近い周波数になると判断した受信中のチューナ部から最も遠い位置に配置されたチューナ部を、選局要求があるチャンネルを受信するチューナ部に選択する。例えば、選局要求があるチャンネルを探索する際に、第1チューナ部10での発振周波数と一致する可能性があると判断し、第2チューナ部20と第8チューナ部80とが未使用であるとする。このとき、第2チューナ部20は、第1チューナ部10に隣接しており、第8チューナ部80は、第1チューナ部10から離れており、制御部91は、第8チューナ部80を受信チューナに選択する。
また、ステップS102の判断で、選局要求があるチャンネルを受信するための発振周波数の可変範囲が、現在受信中の各チューナ部の電圧制御発振器の発振周波数と一致または近い周波数でないと判断したとき、制御部91はステップS104の処理に移る。
ステップS104の処理では、制御部91は、未使用のチューナ部の中で、任意に選択したチューナ部を、選局要求があるチャンネルを受信するチューナ部に選択する。
ステップS104の処理では、制御部91は、未使用のチューナ部の中で、任意に選択したチューナ部を、選局要求があるチャンネルを受信するチューナ部に選択する。
そして、制御部91は、設定された探索周波数範囲のチューナ部での探索を開始し、その探索で目的とするチャンネルの放送信号が受信できたとき、そのときの受信周波数での受信を行い、制御部91での制御による選局が完了する。
[3.チューナ部の選択処理例:例2]
次に、図4のフローチャートを参照して、受信を行うチューナ部の選択処理例[例2]を説明する。この例2の選択処理例は、現在選局要求があるチャンネルの放送信号を探索する際の、探索アルゴリズムが複数存在する場合の例である。複数の探索アルゴリズムの具体例については後述するが、例えば探索範囲内を下限から探索する探索アルゴリズムや、上限から探索アルゴリズムなどがあり、同一の周波数を受信する場合でも探索アルゴズムごとに探索範囲が異なる。
次に、図4のフローチャートを参照して、受信を行うチューナ部の選択処理例[例2]を説明する。この例2の選択処理例は、現在選局要求があるチャンネルの放送信号を探索する際の、探索アルゴリズムが複数存在する場合の例である。複数の探索アルゴリズムの具体例については後述するが、例えば探索範囲内を下限から探索する探索アルゴリズムや、上限から探索アルゴリズムなどがあり、同一の周波数を受信する場合でも探索アルゴズムごとに探索範囲が異なる。
最初に制御部91は、用意された8つのチューナ部10〜80の内の、信号を受信中のチューナ部10〜80の局部発振回路12〜82が生成する局部発振信号の周波数情報X(i)を全て取得する(ステップS111)。
そして制御部91は、現在選局要求があるチャンネルの放送信号を探索する際の、現在の探索アルゴリズムでの探索周波数範囲を決め、その周波数範囲を探索する際の電圧制御発振器の発振周波数の可変範囲と、分周器の分周比を決める。その上で、制御部91は、選局要求があるチャンネルを受信するための発振周波数の可変範囲の設定と、現在受信中の各チューナ部の電圧制御発振器の発振周波数とを比較し、一致または近い周波数になるものがあるか否かを判断する(ステップS112)。
ステップS112の判断で、選局要求があるチャンネルを受信するための発振周波数の可変範囲が、現在受信中の各チューナ部の電圧制御発振器の発振周波数に一致または近い周波数になると判断したとき、制御部91はステップS113の判断処理に移る。
ステップS113では、制御部91は、探索アルゴリズムが別の探索アルゴリズムに変更可能か否かを判断する。この判断で、別の探索アルゴリズムに変更が可能であると判断したときには、制御部91は、選局要求があるチャンネルを探索するアルゴリズムを、別の探索アルゴリズムに変更する(ステップS114)。そして、ステップS114の変更を行った後、制御部91は、ステップS112の判断処理に戻る。
ステップS113では、制御部91は、探索アルゴリズムが別の探索アルゴリズムに変更可能か否かを判断する。この判断で、別の探索アルゴリズムに変更が可能であると判断したときには、制御部91は、選局要求があるチャンネルを探索するアルゴリズムを、別の探索アルゴリズムに変更する(ステップS114)。そして、ステップS114の変更を行った後、制御部91は、ステップS112の判断処理に戻る。
そして、ステップS113の判断で、別の探索アルゴリズムにこれ以上変更できないと判断した場合、制御部91は、ステップS115の処理に移る。
このステップS115の処理では、未使用のチューナ部の中で、発振周波数が一致または近い周波数になると判断した受信中のチューナ部から最も遠い位置に配置されたチューナ部を、選局要求があるチャンネルを受信するチューナ部に選択する。
このステップS115の処理では、未使用のチューナ部の中で、発振周波数が一致または近い周波数になると判断した受信中のチューナ部から最も遠い位置に配置されたチューナ部を、選局要求があるチャンネルを受信するチューナ部に選択する。
また、ステップS112の判断で、選局要求があるチャンネルを受信するための発振周波数の可変範囲が、現在受信中の各チューナ部の電圧制御発振器の発振周波数と一致または近い周波数でないと判断したとき、制御部91はステップS116の処理に移る。
ステップS116の処理では、制御部91は、未使用のチューナ部の中で、任意に選択したチューナ部を、選局要求があるチャンネルを受信するチューナ部に選択する。
ステップS116の処理では、制御部91は、未使用のチューナ部の中で、任意に選択したチューナ部を、選局要求があるチャンネルを受信するチューナ部に選択する。
そして、制御部91は、ステップS115またはS116で選択されたチューナ部での探索を開始し、その探索で目的とするチャンネルの放送信号が受信できたとき、そのときの受信周波数での受信を行い、制御部91での制御による選局が完了する。
なお、ステップS114では探索アルゴリズムを変更するようにしたが、制御部91は、探索アルゴリズムの変更を行う代わりに、分周器の分周比を変更して、電圧制御発振器の発振周波数の可変範囲を変更するようにしてもよい。
[4.探索アルゴリズムの各例]
次に、上述した例2のチューナ部の選択処理例で説明した、複数の探索アルゴリズムの具体例を、図5〜図10を参照して説明する。
ここでは、探索アルゴリズム1〜探索アルゴリズム3の3つの探索アルゴリズムについて説明する。この3つの探索アルゴリズムを実行するプログラムは、例えばメモリ92に記憶される。そして制御部91が、3つの探索アルゴリズムの中のいずれか1つの探索アルゴリズムを最初に設定し、図4のフローチャートのステップS114で、別の探索アルゴリズムに変更する処理が行われる。
以下の探索アルゴリズム1〜3の説明では、第1チューナ部10で受信する場合とする。
次に、上述した例2のチューナ部の選択処理例で説明した、複数の探索アルゴリズムの具体例を、図5〜図10を参照して説明する。
ここでは、探索アルゴリズム1〜探索アルゴリズム3の3つの探索アルゴリズムについて説明する。この3つの探索アルゴリズムを実行するプログラムは、例えばメモリ92に記憶される。そして制御部91が、3つの探索アルゴリズムの中のいずれか1つの探索アルゴリズムを最初に設定し、図4のフローチャートのステップS114で、別の探索アルゴリズムに変更する処理が行われる。
以下の探索アルゴリズム1〜3の説明では、第1チューナ部10で受信する場合とする。
<探索アルゴリズム1>
図5は、探索アルゴリズム1を示すフローチャートである。図6は、探索アルゴリズム1を実行したときの受信周波数の変化例を示す図である。
探索アルゴリズム1は、探索範囲の下限から線形探索を行うものである。すなわち、図5に示すように、探索アルゴリズム1を実行する際には、制御部91は、まず、目的とするチャンネルの伝送周波数を探索する際の探索範囲を決め、その探索範囲の下限周波数f11を、最初に探索する周波数fxに設定する(ステップS11)。そして、その下限周波数f11を受信するように、制御部91がチューナ部10に受信周波数をセットする(ステップS12)。このとき、局部発振回路12が生成する局部発振信号が、下限周波数f11に対応した周波数になるように、制御部91が局部発振回路12に指示を送る。
図5は、探索アルゴリズム1を示すフローチャートである。図6は、探索アルゴリズム1を実行したときの受信周波数の変化例を示す図である。
探索アルゴリズム1は、探索範囲の下限から線形探索を行うものである。すなわち、図5に示すように、探索アルゴリズム1を実行する際には、制御部91は、まず、目的とするチャンネルの伝送周波数を探索する際の探索範囲を決め、その探索範囲の下限周波数f11を、最初に探索する周波数fxに設定する(ステップS11)。そして、その下限周波数f11を受信するように、制御部91がチューナ部10に受信周波数をセットする(ステップS12)。このとき、局部発振回路12が生成する局部発振信号が、下限周波数f11に対応した周波数になるように、制御部91が局部発振回路12に指示を送る。
そして、制御部91は、その受信処理で目的とするチャンネルの放送信号が受信できたか否かを判断する(ステップS13)。この判断で、目的とするチャンネルの放送信号が受信できた場合には、その周波数での受信を継続して行い、探索処理を終了する。
ステップS13の判断で、目的とするチャンネルの放送信号が受信できない場合には、制御部91が、チューナ部10で探索する周波数fxを、現在の探索周波数f11から1ステップ上の周波数f12にシフトさせる(ステップS14)。そして、その探索周波数f12を受信するように、制御部91がチューナ部10に受信周波数をセットする(ステップS12)。
以下、チューナ部10で目的とするチャンネルの放送信号が受信できるまで、制御部91は、ステップS12,S13,S14の処理を繰り返し実行する。なお、図5のステップS14は、周波数f11から周波数f12への探索周波数の変化を示すが、このステップS14は処理が繰り返されるごとに、設定される周波数がf12,f13,・・・と1ステップずつ上に変化していく。
以下、チューナ部10で目的とするチャンネルの放送信号が受信できるまで、制御部91は、ステップS12,S13,S14の処理を繰り返し実行する。なお、図5のステップS14は、周波数f11から周波数f12への探索周波数の変化を示すが、このステップS14は処理が繰り返されるごとに、設定される周波数がf12,f13,・・・と1ステップずつ上に変化していく。
図6は、この探索アルゴリズム1を制御部91が実行したときの、チューナ部10での受信周波数の変化例である。図6に示すように、チューナ部10の受信周波数が、最初に探索範囲の下限周波数f11になり、その後、1ステップ上の周波数f12になり、以下、同じ周波数間隔で徐々に高くなる。そして、制御部91は、受信周波数faで目的とするチャンネルの放送信号がチューナ部10で受信できたとき、チューナ部10の受信周波数を周波数faに固定して、探索処理を終了する。
<探索アルゴリズム2>
図7は、探索アルゴリズム2を示すフローチャートである。図8は、探索アルゴリズム2を実行したときの受信周波数の変化例を示す図である。
探索アルゴリズム2は、探索範囲の上限から線形探索を行うものである。すなわち、図7に示すように、探索アルゴリズム2を実行する際には、制御部91は、まず、目的とするチャンネルの伝送周波数を探索する際の探索範囲を決め、その探索範囲の上限周波数f21を、最初に探索する周波数fxに設定する(ステップS21)。そして、その上限周波数f21を受信するように、制御部91がチューナ部10に受信周波数をセットする(ステップS22)。このときには、局部発振回路12が生成する局部発振信号が、上限周波数f21に対応した周波数になるように、制御部91が局部発振回路12に指示を送る。
図7は、探索アルゴリズム2を示すフローチャートである。図8は、探索アルゴリズム2を実行したときの受信周波数の変化例を示す図である。
探索アルゴリズム2は、探索範囲の上限から線形探索を行うものである。すなわち、図7に示すように、探索アルゴリズム2を実行する際には、制御部91は、まず、目的とするチャンネルの伝送周波数を探索する際の探索範囲を決め、その探索範囲の上限周波数f21を、最初に探索する周波数fxに設定する(ステップS21)。そして、その上限周波数f21を受信するように、制御部91がチューナ部10に受信周波数をセットする(ステップS22)。このときには、局部発振回路12が生成する局部発振信号が、上限周波数f21に対応した周波数になるように、制御部91が局部発振回路12に指示を送る。
そして、制御部91は、その受信処理で目的とするチャンネルの放送信号が受信できたか否かを判断する(ステップS23)。この判断で、目的とするチャンネルの放送信号が受信できた場合には、その周波数での受信を継続して行い、探索処理を終了する。
ステップS23の判断で、目的とするチャンネルの放送信号が受信できない場合には、制御部91が、チューナ部10で探索する周波数fxを、現在の探索周波数f21から1ステップ下の周波数f22にシフトさせる(ステップS24)。そして、その探索周波数f22を受信するように、制御部91がチューナ部10に受信周波数をセットする(ステップS22)。
以下、チューナ部10で目的とするチャンネルの放送信号が受信できるまで、制御部91は、ステップS22,S23,S24の処理を繰り返し実行する。なお、図7のステップS24は、周波数f21から周波数f22への探索周波数の変化を示すが、このステップS24は処理が繰り返されるごとに、設定される周波数がf22,f23,・・・と1ステップずつ下に変化していく。
以下、チューナ部10で目的とするチャンネルの放送信号が受信できるまで、制御部91は、ステップS22,S23,S24の処理を繰り返し実行する。なお、図7のステップS24は、周波数f21から周波数f22への探索周波数の変化を示すが、このステップS24は処理が繰り返されるごとに、設定される周波数がf22,f23,・・・と1ステップずつ下に変化していく。
図8は、この探索アルゴリズム2を制御部91が実行したときの、チューナ部10での受信周波数の変化例である。図8に示すように、チューナ部10の受信周波数が、最初に探索範囲の上限周波数f21になり、その後、1ステップ下の周波数f22になり、以下、同じ周波数間隔で徐々に低くなる。そして、制御部91は、受信周波数faで目的とするチャンネルの放送信号がチューナ部10で受信できたとき、チューナ部10の受信周波数を周波数faに固定して、探索処理を終了する。
<探索アルゴリズム3>
図9は、探索アルゴリズム3を示すフローチャートである。図10は、探索アルゴリズム2を実行したときの受信周波数の変化例を示す図である。
探索アルゴリズム3は、探索範囲のほぼ中央から二分探索(バイナリサーチ)を行うものである。すなわち、図9に示すように、探索アルゴリズム3を実行する際には、制御部91は、まず、目的とするチャンネルの伝送周波数を探索する際の探索範囲を決める。そして、その探索範囲の上限周波数と下限周波数との中央の周波数f31を、最初に探索する周波数fxに設定する(ステップS31)。探索範囲の中央の周波数f31は、(上限周波数Ax−下限周波数Bx)÷2で算出される。
図9は、探索アルゴリズム3を示すフローチャートである。図10は、探索アルゴリズム2を実行したときの受信周波数の変化例を示す図である。
探索アルゴリズム3は、探索範囲のほぼ中央から二分探索(バイナリサーチ)を行うものである。すなわち、図9に示すように、探索アルゴリズム3を実行する際には、制御部91は、まず、目的とするチャンネルの伝送周波数を探索する際の探索範囲を決める。そして、その探索範囲の上限周波数と下限周波数との中央の周波数f31を、最初に探索する周波数fxに設定する(ステップS31)。探索範囲の中央の周波数f31は、(上限周波数Ax−下限周波数Bx)÷2で算出される。
そして、その上限周波数f31を受信するように、制御部91がチューナ部10に受信周波数をセットする(ステップS32)。このときには、局部発振回路12が生成する局部発振信号が、上限周波数f31に対応した周波数になるように、制御部91が局部発振回路12に指示を送る。
そして、制御部91は、その受信処理で目的とするチャンネルの放送信号が受信できたか否かを判断する(ステップS33)。この判断で、目的とするチャンネルの放送信号が受信できた場合には、その周波数での受信を継続して行い、探索処理を終了する。
ステップS33の判断で、目的とするチャンネルの放送信号が受信できない場合、制御部91は、探索する周波数faが、現在の探索周波数f31の上側と下側のいずれである可能性が高いかの判断を行う(ステップS34)。この判断で、上側と判断したとき、制御部91は、次に探索する周波数f32を、現在の探索周波数f31と上限周波数Axとの中央に設定する(ステップS35)。このときの探索周波数f32は、(上限周波数Ax−探索周波数f31)÷2で算出される。
また、ステップS34の判断で、下側と判断したとき、制御部91は、次に探索する周波数f32を、現在の探索周波数f31と下限周波数Bxとの中央に設定する(ステップS36)。このときの探索周波数f32は、(探索周波数f31−下限周波数Bx)÷2で算出される。
そして、ステップS32に戻り、ステップS35またはステップS36で設定した受信周波数f32を受信するように、制御部91がチューナ部10に受信周波数をセットする。
以下、チューナ部10で目的とするチャンネルの放送信号が受信できるまで、制御部91は、ステップS32〜S36の処理を繰り返し実行し、徐々に目的とする受信周波数に近づける制御を行う。なお、図7のステップS35,S36は、周波数f31から周波数f32への探索周波数の変化を示すが、このステップS35,S36は処理が繰り返されるごとに、設定される周波数がf32,f33,・・・と順に目的とする周波数に近づくように変化していく。
以下、チューナ部10で目的とするチャンネルの放送信号が受信できるまで、制御部91は、ステップS32〜S36の処理を繰り返し実行し、徐々に目的とする受信周波数に近づける制御を行う。なお、図7のステップS35,S36は、周波数f31から周波数f32への探索周波数の変化を示すが、このステップS35,S36は処理が繰り返されるごとに、設定される周波数がf32,f33,・・・と順に目的とする周波数に近づくように変化していく。
図10は、この探索アルゴリズム3を制御部91が実行したときの、チューナ部10での受信周波数の変化例である。この図10の例は、チューナ部10の受信周波数が、最初に探索範囲の中央の周波数f31になった後、ステップS34で、探索周波数faが中央より上側であると判断された例である。この例では、受信周波数がf31,f32,f33と変化して、チャンネルの放送信号が伝送される周波数faに近づいていき、最終的に周波数faとなり、探索処理を終了する。
なお、ここまで説明した3つの探索アルゴリズム以外の探索アルゴリズムを用意して、選局時に制御部91が探索を試みるようにしてもよい。
以上説明したように、本開示の例によると、探索時に受信中のチューナ部とほぼ同じ発振周波数になるのを避けることができない場合に、該当する受信中のチューナ部から最も遠い位置に配置したチューナ部が受信を行うようになる。したがって、探索時に複数のチューナ部がほぼ同じ発振周波数を使用する場合でも、その複数のチューナ部の間にある程度の距離が生じ、2つのチューナ部の発振周波数が同じであることによる不具合の発生を極力防止することができる。すなわち、局発周波数信号が2つのチューナ部で同一または近い周波数であるとき、2つのチューナ部が相互に妨害を与える可能性があるが、2つのチューナ部の距離があるために、妨害を与えるレベルが小さくなり、妨害を与えることが極力阻止される。
また、図4のフローチャートで説明した例2の場合には、探索アルゴリズムの変更で、2つのチューナ部の発振周波数が同一または近い周波数になるのを回避できる場合には、その回避処理を優先して行うようにした。したがって、例2の場合には、妨害を与える状況の発生がより少なくなる効果を有する。
また、図4のフローチャートで説明した例2の場合には、探索アルゴリズムの変更で、2つのチューナ部の発振周波数が同一または近い周波数になるのを回避できる場合には、その回避処理を優先して行うようにした。したがって、例2の場合には、妨害を与える状況の発生がより少なくなる効果を有する。
[5.変形例]
図1に示すチューナ部の配置数は一例を示すものであり、その他の数のチューナ部を配置してもよい。また、図3〜図10で説明した探索アルゴリズムの例についても好適な例を示したものであり、その他の探索アルゴリズムを用意して、探索アルゴリズムを選択する際の候補としてもよい。
図1に示すチューナ部の配置数は一例を示すものであり、その他の数のチューナ部を配置してもよい。また、図3〜図10で説明した探索アルゴリズムの例についても好適な例を示したものであり、その他の探索アルゴリズムを用意して、探索アルゴリズムを選択する際の候補としてもよい。
また、図1に示す例では、それぞれのチューナ部10〜80は、1個のアンテナ94で受信した信号が供給されるチューナ部とした。これに対して、例えばそれぞれのチューナ部が、地上波放送信号を受信するチューナと、衛星放送信号を受信するチューナの双方を兼ねるようにして、複数のアンテナが接続されるようにしてもよい。あるいは、複数のチューナ部の内の第1の群のチューナ部が地上波放送信号を受信するチューナ部になり、第2の群のチューナ部が衛星放送信号を受信するチューナ部になるようにしてもよい。
また、図3や図4のフローチャートに示すチューナ部の選択処理例では、制御部91は、探索時の電圧制御発振器の発振周波数が、他のチューナ部が備える局部発振回路内の電圧制御発振器の発振周波数と同一または近い周波数か否かを判断するようにした。これに対して、制御部は、探索時にチューナ部に供給される局部発振信号そのものの周波数が、他のチューナ部の受信回路に供給される局部発振信号の周波数と同一または近い周波数か否かを判断して、その判断に基づいて探索アルゴリズムを選択するようにしてもよい。
また、図1に示す例では、テレビジョン放送信号を受信するチューナ部の制御に適用した。これに対して、その他の無線伝送信号や有線伝送信号を受信する複数のチューナ部を備えた各種受信装置に、本開示の処理を適用するようにしてもよい。
なお、本開示は以下のような構成も取ることができる。
(1)
所定の配置状態で配置した複数の受信回路と、
前記複数の受信回路のそれぞれに局部発振信号を供給する複数の局部発振回路と、
それぞれの配置位置の受信回路での選局を制御し、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、前記選局要求がある受信信号の探索を実行させる制御部とを備えた
受信装置。
(2)
前記制御部は、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号があるとき、選局要求がある受信信号を探索する探索アルゴリズムの変更を試み、その探索アルゴリズムの変更を行っても、一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、前記選局要求がある受信信号の探索を行う
前記(1)記載の受信装置。
(3)
前記探索アルゴリズムは、探索周波数範囲の下側から探索する探索アルゴリズムと、探索周波数範囲の上側から探索する探索アルゴリズムとの、少なくとも2つの探索アルゴリズムを用意する
前記(2)記載の受信装置。
(4)
前記探索アルゴリズムとして、探索周波数範囲のほぼ中央から探索する探索アルゴリズムを用意する
前記(2)または(3)記載の受信装置。
(5)
前記制御部は、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号があるとき、選局要求がある受信信号を探索するのに使用する局部発振信号を供給する局部発振回路が備える分周器の設定を変えることを試みた後に、一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、前記選局要求がある受信信号の探索を実行させる
前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の受信装置。
(6)
所定の配置状態で配置した複数の受信回路と、
前記複数の受信回路のそれぞれに局部発振信号を供給する複数の局部発振回路と、
それぞれの配置位置の受信回路での選局を制御し、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、前記選局要求がある受信信号の探索を実行させる制御部と、
前記複数の受信回路で受信した信号を処理する処理部とを備えた
電子機器。
(1)
所定の配置状態で配置した複数の受信回路と、
前記複数の受信回路のそれぞれに局部発振信号を供給する複数の局部発振回路と、
それぞれの配置位置の受信回路での選局を制御し、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、前記選局要求がある受信信号の探索を実行させる制御部とを備えた
受信装置。
(2)
前記制御部は、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号があるとき、選局要求がある受信信号を探索する探索アルゴリズムの変更を試み、その探索アルゴリズムの変更を行っても、一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、前記選局要求がある受信信号の探索を行う
前記(1)記載の受信装置。
(3)
前記探索アルゴリズムは、探索周波数範囲の下側から探索する探索アルゴリズムと、探索周波数範囲の上側から探索する探索アルゴリズムとの、少なくとも2つの探索アルゴリズムを用意する
前記(2)記載の受信装置。
(4)
前記探索アルゴリズムとして、探索周波数範囲のほぼ中央から探索する探索アルゴリズムを用意する
前記(2)または(3)記載の受信装置。
(5)
前記制御部は、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号があるとき、選局要求がある受信信号を探索するのに使用する局部発振信号を供給する局部発振回路が備える分周器の設定を変えることを試みた後に、一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、前記選局要求がある受信信号の探索を実行させる
前記(1)〜(4)のいずれか1項に記載の受信装置。
(6)
所定の配置状態で配置した複数の受信回路と、
前記複数の受信回路のそれぞれに局部発振信号を供給する複数の局部発振回路と、
それぞれの配置位置の受信回路での選局を制御し、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、前記選局要求がある受信信号の探索を実行させる制御部と、
前記複数の受信回路で受信した信号を処理する処理部とを備えた
電子機器。
さらに、本発明の請求項に記載した構成や処理は、上述した実施の形態の例に限定されるものではない。本発明の要旨を逸脱しない限り、種々の改変、組み合わせ、他の実施の形態例が生じうることは、当業者にとって当然のことと理解される。
10〜80…チューナ部、11〜81…受信回路、12〜82…局部発振回路、11c…ミキサ、12a…電圧制御発振器、12c…分周器、13〜83…復調回路、91…制御部、92…メモリ、93…操作部、94…アンテナ、95…テレビジョン信号処理部、96…録画部、97…表示部、99…バスライン
Claims (6)
- 所定の配置状態で配置した複数の受信回路と、
前記複数の受信回路のそれぞれに局部発振信号を供給する複数の局部発振回路と、
それぞれの配置位置の受信回路での選局を制御し、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、前記選局要求がある受信信号の探索を行う制御部とを備えた
受信装置。 - 前記制御部は、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号があるとき、選局要求がある受信信号を探索する探索アルゴリズムの変更を試み、その探索アルゴリズムの変更を行っても、一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、前記選局要求がある受信信号の探索を行う
請求項1記載の受信装置。 - 前記探索アルゴリズムは、探索周波数範囲の下側から探索する探索アルゴリズムと、探索周波数範囲の上側から探索する探索アルゴリズムとの、少なくとも2つの探索アルゴリズムを用意する
請求項2記載の受信装置。 - 前記探索アルゴリズムとして、探索周波数範囲のほぼ中央から探索する探索アルゴリズムを用意する
請求項2記載の受信装置。 - 前記制御部は、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号があるとき、選局要求がある受信信号を探索するのに使用する局部発振信号を供給する局部発振回路が備える分周器の設定を変えることを試みた後に、一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、前記選局要求がある受信信号の探索を行う
請求項1記載の受信装置。 - 所定の配置状態で配置した複数の受信回路と、
前記複数の受信回路のそれぞれに局部発振信号を供給する複数の局部発振回路と、
それぞれの配置位置の受信回路での選局を制御し、選局要求がある受信信号の探索時に通過する周波数と一致または近い周波数になる局部発振信号が供給される特定の受信回路がある場合に、その特定の受信回路から離れた配置位置の受信回路で、前記選局要求がある受信信号の探索を行う制御部と、
前記複数の受信回路で受信した信号を処理する処理部とを備えた
電子機器。
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