JP7368209B2 - 放送信号受信装置、放送信号受信方法、制御プログラムおよび記録媒体 - Google Patents
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以下、本発明の一実施形態について説明する。本実施形態においては、目的とする放送信号を受信する場合に、ノイズとなる干渉波と周波数帯域が重複しない別の放送信号が示す指標を参照して、干渉波による影響の有無を判定する放送信号受信装置の一例について説明する。
図1は、本実施形態に係る放送信号受信装置100の機能ブロック図である。図1に示すように、本実施形態に係る放送信号受信装置100は、メインシステム部10、スピーカ60、表示部70を備えている。放送信号受信装置100は、例えばテレビジョン受像機等として実現される装置である。また、本実施形態に係る放送信号受信装置100は、外部のアンテナ部80と接続されている。なお、記載の簡潔性を担保する観点から、本実施形態に直接関係のない部分は構成の説明及びブロック図から省略した。ただし、実施の実情に則して、放送信号受信装置100は省略した構成を含んでもよい。
本実施形態に係る放送信号受信装置100における処理の流れについて図4及び図5を参照して説明する。図4は、当該処理の流れを示すフローチャートである。また、図4及び後述する図6に示す処理は、放送信号受信装置100が、第1放送信号であるBS10CH、BS12CH、又はBS14CHの放送信号を、放送信号受信装置100を用いるユーザの選択に基づいて受信する場合に開始される。
であって、干渉波の干渉に関する判定結果を含む画面の一例を示している。本ステップS112への遷移が行われた場合、干渉波がBS12CHの放送信号に干渉することによって、BS12CHにおけるRSSI値およびCN値と、BS8CHにおけるRSSI値およびCN値とで乖離が生じているものと考えられる。即ち、図5に示す画面において促されているように、干渉波の発生元である無線機器を放送信号受信装置100から遠ざけることによって放送信号の受信品質および受信強度が改善することが期待できる。
実施形態1の変形例について説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、重複する説明を繰り返さない。また、以降の実施形態および変形例においても同様である。
本発明の第2の実施形態について、以下に説明する。なお、説明の便宜上、上記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、重複する説明を繰り返さない。
ステップS203において、制御部12は、BS8CHにおけるモニター情報として、BS8CHにおけるRSSI及びCNの所定時間内における最大値及び最小値をそれぞれ取得する。制御部12は、取得した各値を記憶部26に格納する。ここで、所定時間とは、例えば数秒である。以降のステップにおいてモニター情報が用いられる場合、制御部12は、記憶部26を参照する。また、後述するステップS205において制御部12が取得するモニター情報であって、BS12CHにおけるモニター情報についても同様である。
ステップS205において、制御部12は、BS12CHにおけるモニター情報として、BS12CHにおけるRSSI及びCNの所定時間内における最大値及び最小値のそれぞれとBER値とを取得する。制御部12は、取得した各値を記憶部26に格納する。ここで、所定時間とは例えば数秒である。
ステップS209において、制御部12は、BS12CHにおけるRSSIの変動値と、BS8CHにおけるRSSIの変動値とを比較し、各変動値の差分が所定の基準値以上であるか否かを判定する。ここで、RSSIの変動値とは、RSSIの最大値から最小値を減算することによって求められる値である。制御部12が、当該差分が所定の基準値以上であると判定した場合、続いてステップS210の処理を実行し、所定の基準値未満であると判定した場合、続いてステップS111の処理を実行する。
ステップS210において、制御部12は、BS12CHにおけるCNの変動値と、BS8CHにおけるCNの変動値とを比較し、各変動値の差分が所定の基準値以上であるか否かを判定する。ここで、CNの変動値とは、CNの最大値から最小値を減算することによって求められる値である。制御部12が、当該差分が所定の基準値以上であると判定した場合、続いてステップS112の処理を実行し、所定の基準値未満であると判定した場合、続いてステップS111の処理を実行する。
実施形態2の変形例について説明する。実施形態2においては、制御部12がステップS209においてRSSIの変動値を比較し、ステップS210においてCNの変動値を比較する例について説明したが、制御部12が比較する変動値は何れか一方であってもよい。換言すれば、ステップS209及びS210の処理のうち、何れか一方の処理が行われない構成であってもよい。
放送信号受信装置100の制御ブロック(特に制御部12)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、ソフトウェアによって実現してもよい。
本発明の態様1に係る放送信号受信装置(100)は、対象とする干渉波と周波数帯域の少なくとも一部が重複する第1周波数帯域における第1放送信号と、前記干渉波と周波数帯域が重複しない第2周波数帯域における第2放送信号とを受信するチューナ(14)と、前記第1放送信号に関する第1指標の値と、前記第2放送信号に関する第2指標の値とに基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する制御部(12)と、を備える構成である。上記の構成によれば、放送信号の受信品質あるいは受信強度が干渉波によって低下しているのか否かを判定可能な放送信号受信装置を実現できる。
4 低雑音増幅器
10 メインシステム部
12 制御部
14 チューナ部(チューナ)
16 復調部
24 表示処理部
26 記憶部
70 表示部
100 放送信号受信装置
Claims (9)
- 対象とする干渉波と周波数帯域の少なくとも一部が重複する第1周波数帯域における第1放送信号と、前記干渉波と周波数帯域が重複しない第2周波数帯域における第2放送信号とを受信するチューナと、
前記第1放送信号に関する第1指標の値と、前記第2放送信号に関する第2指標の値とに基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1指標および前記第2指標として、各放送信号の受信信号の強度を示す値に基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する処理、および、
前記第1指標および前記第2指標として、各放送信号を受信した場合における値であって、前記各放送信号の受信品質を示す値に基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する処理、
の一方または両方を行い、
前記制御部は、
所定時間内における前記第1指標の変動値と、前記所定時間内における前記第2指標の変動値とに基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する、
ことを特徴とする放送信号受信装置。 - 対象とする干渉波と周波数帯域の少なくとも一部が重複する第1周波数帯域における第1放送信号と、前記干渉波と周波数帯域が重複しない第2周波数帯域における第2放送信号とを受信するチューナと、
前記第1放送信号に関する第1指標の値と、前記第2放送信号に関する第2指標の値とに基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する制御部と、
を備え、
前記制御部は、
前記第1指標および前記第2指標として、各放送信号の受信信号の強度を示す値に基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する処理、および、
前記第1指標および前記第2指標として、各放送信号を受信した場合における値であって、前記各放送信号の受信品質を示す値に基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する処理、
の一方または両方を行い、
前記制御部は、
前記第1放送信号のビットエラーレートの値に基づいて、前記第1放送信号の受信品質に関する判定を行う、
ことを特徴とする放送信号受信装置。 - 前記制御部は、
前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果が所定条件を満たすと判定した場合に、前記所定条件が満たされていることを示す情報を、ユーザに対して提示する
ことを特徴とする請求項1または2に記載の放送信号受信装置。 - 対象とする干渉波と周波数帯域の少なくとも一部が重複する第1周波数帯域における第1放送信号と、前記干渉波と周波数帯域が重複しない第2周波数帯域における第2放送信号とを受信する受信ステップと、
前記第1放送信号に関する第1指標の値と、前記第2放送信号に関する第2指標の値とに基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する判定ステップと、
を含み、
前記判定ステップにおいて、
前記第1指標および前記第2指標として、各放送信号の受信信号の強度を示す値に基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する処理、および、
前記第1指標および前記第2指標として、各放送信号を受信した場合における値であって、前記各放送信号の受信品質を示す値に基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する処理、
の一方または両方を行い、
前記判定ステップにおいて、
所定時間内における前記第1指標の変動値と、前記所定時間内における前記第2指標の変動値とに基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する、
ことを特徴とする放送信号受信方法。 - 対象とする干渉波と周波数帯域の少なくとも一部が重複する第1周波数帯域における第1放送信号と、前記干渉波と周波数帯域が重複しない第2周波数帯域における第2放送信号とを受信する受信ステップと、
前記第1放送信号に関する第1指標の値と、前記第2放送信号に関する第2指標の値とに基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する判定ステップと、
を含み、
前記判定ステップにおいて、
前記第1指標および前記第2指標として、各放送信号の受信信号の強度を示す値に基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する処理、および、
前記第1指標および前記第2指標として、各放送信号を受信した場合における値であって、前記各放送信号の受信品質を示す値に基づいて、前記第1放送信号に対する前記干渉波の干渉に関する判定結果を出力する処理、
の一方または両方を行い、
前記判定ステップにおいて、
前記第1放送信号のビットエラーレートの値に基づいて、前記第1放送信号の受信品質に関する判定を行う、
ことを特徴とする放送信号受信方法。 - 請求項1に記載の放送信号受信装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
- 請求項2に記載の放送信号受信装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、前記制御部としてコンピュータを機能させるための制御プログラム。
- 請求項6に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
- 請求項7に記載の制御プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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