JP2014179713A - 撮像素子のアオリ調整装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】ビデオカメラ、デジタルカメラ等の光学機器に搭載された撮像素子の撮像面に関し、ピント状態を保持したままアオリ調整が行えるアオリ調整装置を提供する。
【解決手段】アオリ調整装置1は、光軸方向に移動可能に配される軸方向移動部材5、及び、撮像素子8を搭載したボード部材9に対して支持され、撮像素子8が露出するように配されるアオリ支持板10を具備する。アオリ支持板10は、X方向及びX方向と垂直なY方向において、それぞれ2点で軸方向移動部材5及びボード部材9に対して変位可能に支持されており、X方向における2点の支持部10g及びY方向における2点の支持部10dを、同一の面内となるように位置させるとともに、その面内に撮像素子8を位置させたことを特徴とする。
【選択図】図1
【解決手段】アオリ調整装置1は、光軸方向に移動可能に配される軸方向移動部材5、及び、撮像素子8を搭載したボード部材9に対して支持され、撮像素子8が露出するように配されるアオリ支持板10を具備する。アオリ支持板10は、X方向及びX方向と垂直なY方向において、それぞれ2点で軸方向移動部材5及びボード部材9に対して変位可能に支持されており、X方向における2点の支持部10g及びY方向における2点の支持部10dを、同一の面内となるように位置させるとともに、その面内に撮像素子8を位置させたことを特徴とする。
【選択図】図1
Description
本発明は、ビデオカメラ、デジタルカメラ等の光学機器に搭載される撮像素子(CCD)の撮像面を調整するアオリ調整装置に関する。
従来、上記したような光学機器には、撮像素子の撮像面を調整するアオリ調整装置が組み込まれている。通常、アオリ調整装置は、例えば、光学機器の筐体内の所定の位置に撮像素子を実装した基板を組み込んだ際、寸法公差や製造誤差によって撮像面が対物レンズに対して正確に直交していないときに、撮像素子を変位(パン方向/チルト方向に変位)させて適正な状態にするために用いられる(例えば、特許文献1,2参照)。また、デジタルカメラの分野では、遠近による被写体のゆがみを補正したり、斜めの被写体に対して広範囲に焦点を合わせたい場合等、撮影者の操作によってアオリ調整が行えるようにアオリ調整装置を配設することがある。
しかしながら、従来のアオリ調整装置は、撮像面の位置を調整するために、撮像素子をパン方向/チルト方向に回動させるための支持点が、撮像面から光軸方向にずれているため、撮像素子の調整操作に伴って焦点がずれるという問題が生じる。また、支持点が撮像面から光軸方向にずれていると、焦点が合った状態であってもアオリ調整することにより撮像面の位置が光軸方向にシフトすることから、撮影者がアオリ調整するときにピンボケが発生するという問題も生じる。
本発明は、上記した問題に着目してなされたものであり、ビデオカメラ、デジタルカメラ等の光学機器に搭載された撮像素子の撮像面に関し、ピント状態を保持したままアオリ調整が行えるアオリ調整装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するために、本発明は、光軸方向に移動可能に配される軸方向移動部材、及び、撮像素子を搭載したボード部材に対して支持され、前記撮像素子が露出するように配されるアオリ支持板を具備する撮像素子のアオリ調整装置であって、前記アオリ支持板は、X方向及びX方向と垂直なY方向において、それぞれ2点で前記軸方向移動部材及びボード部材に対して変位可能に支持されており、前記X方向における2点の支持部及び前記Y方向における2点の支持部を、同一の面内となるように位置させるとともに、前記面内に前記撮像素子を位置させたことを特徴とする。
上記した構成では、アオリ支持板が、X方向及びY方向において、それぞれ2点支持されており、X方向における2点の支持部及びY方向における2点の支持部を同一の面内となるように位置させ、かつ、その面内に撮像素子を位置させたため、撮像素子のX方向周りの回動の支持部、及びY方向周りの回動の支持部を、光軸方向において撮像素子と一致(光軸方向にずれていない)させることができ、これにより、アオリ操作した際に焦点ずれが生じることを防止することが可能となる。
なお、上記した構成において、同一の面内とは、X方向における2点の支持部及びY方向における2点の支持部が1つの面内にあるように配置さることを意味するが、X方向における2点の支持部を含む面、及びY方向における2点の支持部を含む面が光軸方向に多少ずれた状態になっていても良い。すなわち、アオリ支持板の支持部(パン操作の支持部、及びチルト操作の支持部)の位置が、撮像素子の光軸方向長さの範囲内に存在していれば、アオリ操作するに際して、撮像素子の焦点がずれることが抑制される。
本発明に係るアオリ調整装置によれば、ビデオカメラ、デジタルカメラ等の光学機器に搭載された撮像素子の撮像面に関し、ピント状態を保持したままアオリ調整を行なうことが可能となる。
以下、本発明に係るアオリ調整装置の一実施形態を図1から図8を参照して説明する。
これらの図において、図1は分解斜視図、図2は正面側の斜視図、図3は背面側の斜視図、図4は正面図、図5は図4のA−A線に沿った断面図、図6は図4のB−B線に沿った断面図、図7は背面図、そして、図8(a)は軸方向移動部材の部分の正面図、図8(b)はアオリ支持板の支持部を側面から見た部分断面図である。
これらの図において、図1は分解斜視図、図2は正面側の斜視図、図3は背面側の斜視図、図4は正面図、図5は図4のA−A線に沿った断面図、図6は図4のB−B線に沿った断面図、図7は背面図、そして、図8(a)は軸方向移動部材の部分の正面図、図8(b)はアオリ支持板の支持部を側面から見た部分断面図である。
なお、図においてZ方向は、後述する撮像素子の撮像面に対して垂直となる光軸に沿う方向、Z方向と垂直なX方向は撮像素子のパン方向、X方向と垂直なY方向は撮像素子のチルト方向と定義する。このため、撮像素子がX方向の周りに回動(X軸を軸芯とした回動)することで撮像素子はチルト駆動され、撮像素子がY方向の周りに回動(Y軸を軸芯とした回動)することで撮像素子はパン駆動される。
アオリ調整装置1は、各種の光学機器の筐体に組み込まれる板状のベース2Aとベース2Aに取り付けられるフレーム2Bを備えている。前記ベース2Aには、モータ保持部2aが起立して形成されており、この部分に駆動モータ(図示せず)が装着されている。また、フレーム2Bは、4本の板状の脚部2bを具備した平行リンク構造となっており、その頂部には、ベース2Aと平行となる天板2cを備えている。すなわち、リンク構造となるフレーム2Bは、モータ保持部2aに装着される駆動モータ(図示せず)が駆動されることで、以下のブラケットを介してZ方向に撓むように変位可能となっている。
フレーム2Bには、ブラケット3が一体的に固定されている。このブラケット3は、前記天板2cと面接して固定される天板3aと、前記各脚部2bと平行となるように天板3aの後端側で垂下するモータ保持部3bと、モータ保持部3bの下端中央部で前方側に屈曲した屈曲部3cとを備えている。そして、この屈曲部3cは、前記モータ保持部2aを超えて前方に延びており、先端が下方に屈曲して当接部3dを形成し、この部分にモータ保持部2aに保持された前記駆動モータ(図示せず)の駆動軸が当接して、当接部3dを押圧するようになっている。これにより、フレーム2Bは、上記したように、モータ保持部2aに装着される駆動モータ(図示せず)が駆動されることで、ブラケット3を介してZ方向に撓むように変位する。
前記ブラケット3には、光軸方向に移動可能に支持されるCCD平行移動ジョイント(軸方向移動部材)5が固定される。このCCD平行移動ジョイント5は、矩形形状に形成され、開口5bを有する枠部5aと、枠部5aの4つの角で後方側に向けて突出形成された取り付け脚部5cとを備えており、各取り付け脚部5cにビス6を装着することでブラケット3に固定される。
前記CCD平行移動ジョイント5には、必要に応じて補強板7が取着される。この補強板7は、必ずしも設ける必要はないが、このような補強板7を枠部5aの裏面に取着することでCCD平行移動ジョイント5の強度を向上することが可能となる。
前記ブラケット3とCCD平行移動ジョイント5との間には、撮像素子(CCD)8を搭載したボード部材9が介在するように配設される。このボード部材9は、前記撮像素子8に加えCPUやメモリ等の素子が実装された基板(PC板)9aと、基板9aに面接するように取着される放熱部9bとを備えている。また、本実施形態の放熱部9bには、基板9aに対して所定の隙間を介在し、基板9aと平行に配される放熱板9cが一対の伝熱部9dを介して熱的に接続されている。すなわち、伝熱部9dは、基板9aに併設される板状の放熱板9cに突出形成されており、伝熱部9dが放熱部9bに当て付けられることで、撮像素子8及び基板9aで発生した熱は、放熱部9b及び放熱板9cを介して冷却されるようになっている。
前記CCD平行移動ジョイント5、及び、ボード部材9には、アオリ支持板10が支持されている。このアオリ支持板10は、撮像素子8をチルト駆動(X軸を軸芯とした回動駆動)、及びパン駆動(Y軸を軸芯とした回動駆動)する機能、換言すればアオリ駆動させる機能を備えており、本実施形態のアオリ支持板10は、撮像素子8を露出させる矩形の開口10aを有する枠体として形成されている。
アオリ支持板の枠部10bの外側周囲は、フランジ10cとなってボード部材9側に垂下しており、枠部の上下の辺のそれぞれの中央には、フランジ10cと一体的に支持部10dが形成されている。支持部10dは、図1及び図8(a)に示すように、Y軸上に2箇所形成されており、図8(b)に示すように、フランジ10cと一体となってボード部材側に垂下し、その下端は直角に屈曲され、その屈曲部10eにボード部材側からビス12が装着できるように開口10fが形成されている。すなわち、アオリ支持板10は、Y軸上の上下の2点の支持部10dがビス12によってCCD平行移動ジョイント5及び補強板7に対して固定されることで、Y軸を中心にしてパン方向に回動できるようになっている。
また、アオリ支持板の枠部10bの左右の辺のそれぞれの中央には、フランジ10cと一体的に支持部10gが形成されている。支持部10gは、図1及び図8(a)に示すように、Y軸と垂直に交差するX軸上に2箇所形成されており、図8(b)に示すように、フランジ10cと一体となってボード部材側に垂下し、その下端は直角に屈曲され、その屈曲部10hにCCD平行移動ジョイント5側からビス14が装着できるように開口10iが形成されている。すなわち、X軸上の2箇所の支持部10gをビス14によってボード部材9に固定することで、ボード部材9は、X軸を中心にしてチルト方向に回動できるようになっている。なお、本実施形態では、ビス14は、前記ボード部材9を構成する基板9aに面接するように取着された放熱部9bに対して固定される。
前記基板9aに実装された撮像素子8は、図4に示すように、アオリ支持板の枠部10bから露出するように配設されており、撮像素子8は、その中心が、前記X軸とY軸の交点に一致するように位置合わせされていることが好ましい。すなわち、撮像素子8の撮像面8aの中心位置を、パン方向の回動駆動軸(Y軸)とチルト方向の回動駆動軸(X軸)の交点に一致させておくことが好ましい。
また、前記アオリ支持板の枠部10bのY方向における支持部10d、及びX方向における支持部10gは、図8(b)に示すように、同一の面内(この面を符号Pで示す)となるように位置されており、その面P内に撮像素子8が位置するように設定されている。この場合、光軸方向に多少の肉厚を有する撮像素子8を面P内に位置させれば良いが、厳密には、撮像素子8の撮像面8aが面P内となるように位置合わせしておくことが好ましい。
なお、アオリ支持板10のCCD平行移動ジョイント5(補強板7)に対する固定、及びボード部材9(放熱部9b)に対する固定に際しては、図8(b)に示すように、各支持部に、光軸方向に所定の長さを有するスペーサ(カラー)12A,14Aを配設しておくことが好ましい。このようなスペーサ12A,14Aは、前記アオリ支持板10をビス12,14によってCCD平行移動ジョイント5(補強板7)、及びボード部材9(放熱部9b)に対して固定するに際し、支持部10d,10gとの間に介在される。このようなスペーサ12A,14Aを介在させることで、アオリ支持板10のアオリ動作を安定化し、かつ、その回動の変位量を調整することが可能となる。
上記したように配設されるアオリ支持板10によれば、ボード部材9に対して光軸方向に駆動力を与えることで、撮像素子8のアオリ調整を行なうことが可能となる。この場合、アオリ支持板10は、Y方向の2点、及びX方向の2点で支持された状態(支持部10d,10g)となっているため、ボード部材9の各支持部に対応する位置のいずれか一方を光軸方向に沿って押圧することで、撮像素子8を、チルト方向のみ、或いは、パン方向のみに回動させることが可能となる。
例えば、Y方向の2点の支持部10dの内、上側の支持部に対応する位置で、ボード部材9を光軸方向に沿って押圧することで、X方向2点で支持された支持部10gを中心としてボード部材9(撮像素子8)をX軸周りに回動(チルト方向の回動)させることができる。すなわち、駆動する押圧ポイントを支持部10d上にすることによって、アオリ支持板10を変位させずに、ボード部材9(撮像素子8)をチルト方向のみに回動させることが可能となる。
また、例えば、X方向の2点の支持部10gの内、図1で示す右側の支持部に対応する位置で、ボード部材9を光軸方向に沿って押圧することで、Y方向2点で支持された支持部10dを中心としてボード部材9(撮像素子8)をY軸周りに回動(パン方向の回動)させることができる。すなわち、駆動する押圧ポイントを支持部10g上にすることによって、ボード部材9(撮像素子8)をアオリ支持板10とともにパン方向のみに回動させることが可能となる。
本実施形態では、上述したように、ボード部材9の撮像素子8の裏面側にブラケット3を配設しており、このブラケット3にアオリ調整用の2つの駆動モータ(チルト駆動モータ20/パン駆動モータ21)を配設している。この場合、各駆動モータは、それぞれの駆動軸20a,21aが、モータの正転/逆転駆動に伴って光軸方向に沿って進退するように構成されており、各駆動軸20a,21aの先端は球面状に形成されてボード部材9を構成する放熱板9cを押圧するようになっている。これにより、チルト駆動モータ20を駆動することで、ボード部材9に実装された撮像素子8をチルト方向のみに回動することができ、パン駆動モータ21を駆動することで、ボード部材9に実装された撮像素子8をアオリ支持板とともにパン方向のみに回動することができる。なお、ボード部材9を押圧する位置は、支持部10d,10gに対応する位置以外でも良いが、支持部10d,10gに対応する位置にすることにより、撮像素子8をチルト方向のみ、或いは、パン方向のみに駆動することができ、アオリ調整を容易に行なうことができる。
また、前記ブラケット3とボード部材9(放熱板9c)との間には、各駆動モータ20,21が駆動した際、ボード部材9(放熱板9c)が安定して変位できるように引張バネ30が配設されている。引張バネ30は、一端がブラケット3に係止されるとともに、他端がボード部材9(放熱板9c)に係止されており、両部材を接近する方向に付勢力を与えている。すなわち、駆動モータ20,21が正転駆動されると、ボード部材9は引張バネ30の付勢力に抗して押圧作用を受け(調整操作が行われる)、駆動モータ20,21が逆転駆動されると、引張バネ30の引張力により、ボード部材9は、常に駆動モータ20,21の駆動軸に安定して当接した状態を維持する。この場合、引張バネ30は、図7に示すように、駆動モータ20と駆動モータ21を結ぶ線L上(特に、その線上の中間点)に配設することで、アオリ調整時のボード部材9のがたつきを確実に防止して、安定した調整操作を行なうことが可能となる。
上記したようなアオリ調整装置1によれば、撮像素子8の撮像面8aのチルト方向及びパン方向の回動中心を、撮像素子8の撮像面8aに一致させることができ、これにより撮像素子8の調整操作時(回動操作)に、撮像素子8が光軸方向にぶれが発生することはなく、焦点ずれが生じることはない。
また、ビデオカメラやデジタルカメラのように、撮影者がアオリ調整を行なう場合においても、アオリ調整時に焦点位置がずれることがないため、ピンボケが発生するようなことは無い。すなわち、焦点が合った状態でアオリ調整した際、撮像面の位置が光軸方向にシフトすることがないことからピンボケが発生することもない。
なお、光軸方向への焦点位置の微調整は、上述したように、ベース2Aに形成されたモータ保持部2aに装着される駆動モータ(図示せず)を駆動しブラケット3の当接部3dを押圧することで行なうことが可能である。
また、上記した構成では、アオリ調整を2つの駆動モータ20,21を介して行なうようにしたが、アオリ調整装置としては、このような駆動モータを配設しない構成であっても良い。例えば、上記した駆動モータ20,21が配設される位置に、ボード部材9を押圧する微調整ネジ(第1の微調整ネジ、第2の微調整ネジ)を配設し、その先端を球面仕上げしてボード部材9に当接させておいても良い。このような構成では、実際のレンズを組み込んだ状態で画像をモニターしながら撮像素子8の微調整作業を行ない、撮像素子8の撮像面の位置が適切な状態となったときに接着剤で固定し、工場出荷することが可能となる。すなわち、調整作業時に焦点ずれを生じさせることなく、容易に撮像素子8の位置を最適な状態に設定することが可能となる。
或いは、上記した駆動モータ20,21の駆動軸20a,21aに、治具(例えば、マイナスドライバ)によって回転操作可能な調整操作部(溝部等)を形成しておき、駆動モータの駆動以外にも、手動操作によってアオリ調整を行なえるようにしても良い。このように構成することで、アオリ調整操作の作業効率の向上が図れるようになる。
1 アオリ調整装置
3 ブラケット
5 CCD平行移動ジョイント(軸方向移動部材)
8 撮像素子
8a 撮像面
9 ボード部材
9a 基板
9b 放熱部
9c 放熱板
10 アオリ支持板
10d,10g 支持部
20,21 駆動モータ
30 引張バネ
3 ブラケット
5 CCD平行移動ジョイント(軸方向移動部材)
8 撮像素子
8a 撮像面
9 ボード部材
9a 基板
9b 放熱部
9c 放熱板
10 アオリ支持板
10d,10g 支持部
20,21 駆動モータ
30 引張バネ
Claims (5)
- 光軸方向に移動可能に配される軸方向移動部材、及び、撮像素子を搭載したボード部材に対して支持され、前記撮像素子が露出するように配されるアオリ支持板を具備する撮像素子のアオリ調整装置であって、
前記アオリ支持板は、X方向及びX方向と垂直なY方向において、それぞれ2点で前記軸方向移動部材及びボード部材に対して変位可能に支持されており、
前記X方向における2点の支持部及び前記Y方向における2点の支持部を、同一の面内となるように位置させるとともに、前記面内に前記撮像素子を位置させたことを特徴とする撮像素子のアオリ調整装置。 - 前記軸方向移動部材は、前記ボード部材の撮像素子の裏面側に位置するブラケットを有しており、
前記ブラケットは、前記X方向における2点の支持部の内、いずれか一方の支持部上の位置で前記ボード部材を光軸方向に押圧駆動する第1の駆動モータと、前記Y方向における2点の支持部の内、いずれか一方の支持部上の位置で前記ボード部材を光軸方向に押圧駆動する第2の駆動モータと、を保持しており、
前記第1の駆動モータと第2の駆動モータを結ぶ線上に、前記ブラケットとボード部材に係止される引張バネを配設したことを特徴とする、請求項1に記載の撮像素子のアオリ調整装置。 - 前記第1の駆動モータ及び第2の駆動モータの駆動軸は、手動操作によって軸方向に移動可能であり、前記ボード部材を軸方向に押圧駆動可能であることを特徴とする、請求項2に記載の撮像素子のアオリ調整装置。
- 前記軸方向移動部材は、前記ボード部材の撮像素子の裏面側に位置するブラケットを有しており、
前記ブラケットは、前記X方向における2点の支持部の内、いずれか一方の支持部上の位置で前記ボード部材を光軸方向に押圧駆動可能な第1の微調整ネジと、前記Y方向における2点の支持部の内、いずれか一方の支持部上の位置で前記ボード部材を光軸方向に押圧駆動可能な第2の微調整ネジとを保持しており、
前記第1の微調整ネジと第2の微調整ネジを結ぶ線上に、前記ブラケットとボード部材に係止される引張バネを配設したことを特徴とする、請求項1に記載の撮像素子のアオリ調整装置。 - 前記アオリ支持板は、前記X方向における2点の支持部及び前記Y方向における2点の支持部において、それぞれスペーサを介在させて前記軸方向移動部材及びボード部材に対して変位可能に支持されていることを特徴とする、請求項1から4のいずれか1項に記載の撮像素子のアオリ調整装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013051140A JP2014179713A (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 撮像素子のアオリ調整装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013051140A JP2014179713A (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 撮像素子のアオリ調整装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014179713A true JP2014179713A (ja) | 2014-09-25 |
Family
ID=51699259
Family Applications (1)
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JP2013051140A Pending JP2014179713A (ja) | 2013-03-14 | 2013-03-14 | 撮像素子のアオリ調整装置 |
Country Status (1)
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JP (1) | JP2014179713A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2022026134A (ja) * | 2020-07-30 | 2022-02-10 | 富士フイルム株式会社 | 撮像装置 |
-
2013
- 2013-03-14 JP JP2013051140A patent/JP2014179713A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2022026134A (ja) * | 2020-07-30 | 2022-02-10 | 富士フイルム株式会社 | 撮像装置 |
JP7266561B2 (ja) | 2020-07-30 | 2023-04-28 | 富士フイルム株式会社 | 撮像装置 |
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