JP2014178841A - 電子メール管理装置、電子メール管理方法およびコンピュータプログラム - Google Patents

電子メール管理装置、電子メール管理方法およびコンピュータプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】 大量の電子メールの中から目的の情報を容易に得ることができる技術を提供する。
【解決手段】 電子メール管理装置1は、マイニング処理部2と、指示部3とを有している。マイニング処理部2は、電子メール7を保存可能な保存領域としてのフォルダ8に電子メール7が保存されたことを検知した場合に、その電子メール7に対してマイニング処理を実行する。マイニング処理とは、電子メール7に含まれているテキストデータを解析することによって電子メール7から予め定められた種別の情報を抽出情報として抽出する処理である。また、マイニング処理部2は、前記抽出情報を利用して、フォルダ8に保存されている電子メール7の内容に関わるフォルダ情報を作成する。指示部3は、フォルダ8のフォルダ情報が要求された場合に、フォルダ情報を画面表示することを要求元のコンピュータに指示する機能を備えている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、電子メールを管理する技術に関する。
大量の電子メールを管理するために、例えば電子メールのユーザが、コンピュータ装置における記憶装置に、電子メールを保存する記憶領域として複数のフォルダを作成し、それらフォルダに電子メールを振り分けて保存することが多く行われている。
特許文献1には、装置が緊急度あるいは重要度に応じて電子メールを自動的に分類する技術が示されている。特許文献2には、装置が、ユーザに参照された情報を、予め設定された分類用キーワードを用いてテキスト検索し、この検索結果に基づいて前記情報を分類する技術が示されている。
特開2005−115914号公報 特開2010−61213号公報
ところで、大量の電子メールの中から所望の情報を探し出さなければならない場合がある。この場合に、その情報を探している者は、例えば、自分の記憶を基に、その探している目的の情報が含まれていると思われる電子メールを電子メールの一覧表の中から探し、その電子メールの内容をチェックすることにより、目的の情報を探す。あるいは、情報を探している者は、目的の情報が含まれていると思われる電子メールを日付や文字列を検索条件としてフォルダ毎に検索し、抽出された電子メールの内容をチェックすることにより、目的の情報を探す。このような手法により、大量の電子メールの中から目的の情報を探し出すことが多く行われている。
しかしながら、そのような手法では、情報を探している者は、自分の記憶を基に情報を探すので、目的の情報をなかなか得ることができず、同様の作業を繰り返すことがある。つまり、大量の電子メールの中から目的の情報を探すことは、面倒であり、また、多くの時間を要してしまう虞があった。
本発明は上記課題を解決するために考え出されている。すなわち、本発明の主な目的は、大量の電子メールの中から目的の情報を容易に得ることができる技術を提供することにある。
上記目的を達成するために、本発明の電子メール管理装置は、
電子メールを保存可能な保存領域であるフォルダに、電子メールが保存されたことを検知した場合に、保存された前記電子メールに含まれているテキストデータを解析することによって前記電子メールから予め定められた種別の情報を抽出情報として抽出するマイニング処理を実行し、前記抽出情報を利用して、前記フォルダに保存されている前記電子メールの内容に関わるフォルダ情報を作成するマイニング処理部と、
前記フォルダ情報が要求された場合に、その要求に応じた前記フォルダ情報を画面表示することを要求元のコンピュータに指示する指示部と
を備えている。
本発明の電子メール管理方法は、
電子メールを保存可能な保存領域であるフォルダに、電子メールが保存されたことを検知した場合に、保存された前記電子メールに含まれているテキストデータを解析することによって前記電子メールから予め定められた種別の情報を抽出情報として抽出するマイニング処理をコンピュータが実行し、
前記抽出情報を利用して、前記フォルダに保存されている前記電子メールの内容に関わるフォルダ情報をコンピュータが作成し、
前記フォルダ情報が要求された場合に、その要求に応じた前記フォルダ情報を画面表示することを要求元のコンピュータに指示する。
本発明のコンピュータプログラムは、
電子メールを保存可能な保存領域であるフォルダに、電子メールが保存されたことを検知した場合に、保存された前記電子メールに含まれているテキストデータを解析することによって前記電子メールから予め定められた種別の情報を抽出情報として抽出するマイニング処理を実行する処理と、
前記抽出情報を利用して、前記フォルダに保存されている前記電子メールの内容に関わるフォルダ情報を作成する処理と、
前記フォルダ情報が要求された場合に、その要求に応じた前記フォルダ情報を画面表示することを要求元のコンピュータに指示する処理と
をコンピュータに実行させる制御手順を示す。
なお、本発明の前記主な目的は、本発明の電子メール管理装置に対応する本発明の電子メール管理方法によっても達成される。また、本発明の前記主な目的は、本発明の電子メール管理装置および本発明の電子メール管理方法を、コンピュータによって実現するコンピュータプログラムおよびそれを格納している記憶媒体(プログラム記憶媒体)によっても達成される。
本発明によれば、大量の電子メールの中から目的の情報を容易に得ることができる。
本発明に係る第1実施形態の電子メール管理装置の構成を簡略化して表すブロック図である。 本発明に係る第2実施形態の電子メール管理装置の構成を簡略化して表すブロック図である。 第2実施形態における電子メールを格納する記憶領域に設定されるフォルダの一構成例を模式的に表すモデル図である。 第2実施形態における処理データ記憶部に記憶されるデータのイメージを表すモデル図である。 第2実施形態における関係データ記憶部に記憶されるデータのイメージを表すモデル図である。 第2実施形態において電子メール管理装置によるフォルダ情報の画面表示例を表すモデル図である。 第2実施形態において制御装置におけるマイニング処理に関わる動作例を表すフローチャートである。 フォルダ情報のその他の画面表示例を表すモデル図である。
以下に、本発明に係る実施形態を図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明に係る第1実施形態の電子メール管理装置の構成を簡略化して表すブロック図である。この第1実施形態の電子メール管理装置1は、図1の実線に示されるように、マイニング処理部2と、指示部3とを有している。この電子メール管理装置1は、記憶装置6に接続している。この記憶装置6には、電子メール7を保存可能な保存領域としてのフォルダ8が設定されている。
マイニング処理部2は、記憶装置6のフォルダ8に電子メール7が保存されたことを検知した場合に、その電子メール7に対してマイニング処理を実行する機能を備えている。ここでのマイニング処理とは、電子メール7に含まれているテキストデータを解析することによって電子メール7から予め定められた種別の情報を抽出情報として抽出する処理である。
また、マイニング処理部2は、前記抽出情報を利用して、フォルダ8に保存されている電子メール7の内容に関わるフォルダ情報を作成する機能を備えている。マイニング処理部2は、例えば、その作成したフォルダ情報を記憶装置6に格納する。
指示部3は、フォルダ8のフォルダ情報(電子メール7の内容に関わる情報)が要求された場合に、例えば記憶装置6からフォルダ情報を読み出す機能を備えている。さらに、指示部3は、その読み出したフォルダ情報を画面表示することを要求元のコンピュータに指示する機能を備えている。
例えば、電子メール管理装置1がパーソナルコンピュータ(パソコン)に組み込まれている場合には、指示部3からの指示は、当該パソコンに備えられているディスプレイを制御する機能部に伝達される。そして、その機能部の機能によって、フォルダ8のフォルダ情報は、ディスプレイに表示される。
また、電子メール管理装置1がメールサーバ等のサーバ装置に組み込まれている場合には、例えば、当該サーバ装置に接続されているユーザのパソコンからフォルダ情報が要求されると、指示部3が機能する。つまり、指示部3は、フォルダ情報を要求したパソコンに向けて、フォルダ情報と共に当該フォルダ情報を画面表示する指示を発信する。これにより、その指示を受けたパソコンが、備えられているディスプレイにフォルダ情報を表示する。
なお、マイニング処理部2と指示部3は、例えば、CPU(Central Processing Unit)を含む制御装置9により実現される。つまり、電子メール管理装置1に備えられている記憶部10には、電子メール管理装置1の動作を制御する制御手順を表すコンピュータプログラム(略してプログラムとも記す)11が格納されている。制御装置9は、そのプログラム11を読み出し当該プログラム11を実行することによって、機能部としてのマイニング処理部2と指示部3を実現する。
この第1実施形態の電子メール管理装置1は、電子メール7をマイニング処理し、この処理によって得られた抽出情報に基づいたフォルダ8のフォルダ情報を画面表示することを指示する機能を備えている。このため、その指示を受けたパソコン等の機能によって、ディスプレイにフォルダ情報が表示される。つまり、電子メール管理装置1は、フォルダ8に保存されている電子メール7に含まれている情報を表すフォルダ情報をユーザに提供できる。これにより、ユーザは、フォルダを開かなくとも、また、当該フォルダに保存されている電子メールの内容を読まなくとも、所望の情報を得ることが可能となる。また、例えば、大量の電子メールが複数のフォルダに振り分けられて保存されている場合に、電子メール管理装置1によって、ユーザは、各フォルダのフォルダ情報を得ることができる。このフォルダ情報により、ユーザは、フォルダを開いて当該フォルダの電子メールの内容をチェックするという面倒な作業を繰り返すことなく、目的の情報を容易に得ることが可能となる。
(第2実施形態)
以下に、本発明に係る第2実施形態を説明する。
図2は、第2実施形態の電子メール管理装置の構成を記憶装置等と共に簡略化して表すブロック図である。この第2実施形態の電子メール管理装置20は、電子メールを中継するメールサーバ装置18に組み込まれている。換言すれば、メールサーバ装置18が電子メール管理装置20としても機能する。
この電子メール管理装置20は、記憶装置(データベース)30に接続されている。この記憶装置30には、電子メールを保存可能な保存領域としてのメール記憶部(データベース)31が構成されている。このメール記憶部31には、例えば、メールサーバ装置18を利用するユーザ毎に、当該ユーザ宛ての電子メールを受信メールとして保存可能な保存領域である受信ボックスが設定されている。図3は、その受信ボックスの構成をイメージで表すモデル図である。図3の例では、受信ボックスRは、2つのフォルダA,Bを有する。また、フォルダAは一つ下の階層として2つのフォルダA−1,A−2を有し、さらに、フォルダA−1はさらに一つ下の階層としてフォルダA−1−1を有する。このように、受信ボックスRには、フォルダの階層構造が構築されている。なお、メール記憶部31には、ユーザが送信した電子メールを送信メールとして保存可能な保存領域である送信ボックスがユーザ毎に設定されていてもよい。
図2に示されるように、記憶装置30には、さらに、電子メール管理装置20が利用する情報を読み書き可能な記憶領域として、条件記憶部(データベース)32と処理データ記憶部(データベース)33と関係データ記憶部(データベース)34とが設定されている。なお、記憶装置30は、1台の記憶装置により構成されていてもよいし、複数の記憶装置により構成される記憶装置群であってもよい。
電子メール管理装置20は、図2の実線に示されるように、制御装置21と、記憶部22とを有している。記憶部22は、データやコンピュータプログラム(プログラム)を記憶可能な記憶媒体を備えている。当該記憶部22には、電子メール管理装置20の動作を制御する制御手順を表すプログラム23が記憶されている。
制御装置21は、例えばCPU(Central Processing Unit)を備えている。当該制御装置21は、記憶部22のプログラム23を読み出し、当該プログラム23を実行することによって、次のような機能を実現する。すなわち、この第2実施形態では、制御装置21は、機能部として、振り分け部25と、指示部26と、マイニング処理部27と、参照部28とを有する。
参照部28は、メールサーバ装置18のユーザの情報端末(コンピュータ)36から電子メールを参照する要求を受けた場合に、その要求に応じた電子メールをメール記憶部31から読み出し、当該電子メールを要求元の情報端末36に返信する機能を備えている。
振り分け部25は、メールサーバ装置18が処理対象の電子メールを受信したことを検知した場合に、その電子メールをメール記憶部31における何れかのフォルダに格納する(振り分ける)機能を備えている。つまり、振り分け部25は、メールサーバ装置18が処理対象の電子メールを受信したことを検知すると、条件記憶部32に格納されている振り分け条件を読み出す。そして、振り分け部25は、振り分け条件に基づき、メール記憶部31において、その処理対象の電子メールを格納するフォルダを特定し、当該特定したフォルダに電子メールを格納する。なお、振り分け条件には様々な条件があり、ここでは、何れの振り分け条件を採用してもよく、その説明は省略する。また、メール記憶部31においてユーザの送信ボックスが設定され、かつ、当該送信ボックスにも、受信ボックス同様のフォルダが設定されている場合がある。この場合には、振り分け部25による振り分け処理は、ユーザ宛ての電子メール(受信メール)だけでなく、ユーザが発信した電子メール(送信メール)に対しても実行してよい。
マイニング処理部27は、振り分け部25の動作情報に基づいて、電子メールが新規にメール記憶部31に記憶されたことを検知した以降に、その新規の電子メールを読み出し、当該電子メールにマイニング処理を施す機能を備えている。この第2実施形態におけるマイニング処理(テキストマイニング処理)は、電子メールに含まれているテキストデータを解析し、予め定められた種別の情報を電子メールから抽出情報として抽出する処理である。その解析手法としては、例えば、形態素解析、関連度分析、意味解析、共起語分析、N−gram分析などがあり、そのような解析手法の一つあるいは複数が採用される。
また、マイニング処理部27は、マイニング処理により電子メールから抽出した抽出情報を記憶装置30の処理データ記憶部33に格納する機能を備えている。例えば、マイニング処理部27は、メール記憶部31に新規のフォルダが設定されると、その新規のフォルダに対応する空のテーブルデータを解析結果格納部として作成し、当該作成したテーブルデータを処理データ記憶部33に格納する。図4は、そのテーブルデータ(解析結果格納部40)をイメージで表すモデル図である。この図4の例では、テーブルデータ(解析結果格納部40)は、抽出情報と、当該抽出情報の種別(種類)と、対応するフォルダに格納されている全ての電子メールにおいて抽出情報が出現する個数(出現数)とを関連付けて保持する。
マイニング処理部27は、また、処理データ記憶部33に解析結果格納部40を新規に作成した場合には、その解析結果格納部40を識別する識別情報(ここでは、データID(IDentification)と記す)を、新規の解析結果格納部40に付与する。さらに、マイニング処理部27は、新規の解析結果格納部40と、対応するフォルダとの関係を表す関係データを作成し、当該作成した関係データを記憶装置30の関係データ記憶部34に格納する。図5は、その関係データが関係データ記憶部34に格納されている格納状態をイメージで表す図である。この図5の例では、その関係データは、ユーザを識別する情報でありユーザID(IDentification)と、フォルダを識別する情報でありフォルダID(IDentification)と、データIDとが関連付けられているデータである。
さらに、マイニング処理部27は、そのような関係データ記憶部34の関係データを利用して、マイニング処理による抽出情報を格納する解析結果格納部40を特定する。そして、マイニング処理部27は、その特定した解析結果格納部40に抽出情報を格納する。換言すれば、マイニング処理部27は、マイニング処理により電子メールから抽出した抽出情報を、その電子メールが保存されたフォルダに対応する解析結果格納部40に格納する。例えば、電子メールが図3に示されるフォルダA−1−1に格納された場合には、当該電子メールは、フォルダA−1−1だけでなく、その階層が一つ上のフォルダA−1と、階層がさらに一つ上のフォルダAとにも含まれることになる。このことから、この場合には、その電子メールから抽出した抽出情報は、処理データ記憶部33において、フォルダA−1−1に対応する解析結果格納部40だけでなく、フォルダA−1およびフォルダAに対応する各解析結果格納部40にも格納される。
なお、マイニング処理部27は、抽出情報として、単語だけでなく、共起する単語(文字列)関係を表す情報や、頻出する単語同士を関連付けて表す情報など、適宜に定められた種別の情報を抽出してもよい。
さらにまた、マイニング処理部27は、抽出情報を解析結果格納部40に格納する度に、その解析結果格納部40に格納されている抽出情報に基づいた統計処理を実行する機能を備えている。例えば、マイニング処理部27は、電子メールから抽出された抽出情報(例えば単語)が、その電子メールが保存されたフォルダに含まれている全ての電子メール中に出現する出現数をカウントする。具体的には、例えば、既に解析結果格納部40に格納されている抽出情報(例えば図4に示される「会議室BC」)がマイニング処理部27により抽出され、当該抽出情報をマイニング処理部27がその解析結果格納部40に格納(上書き)するとする。この場合に、マイニング処理部27は、解析結果格納部40において、抽出情報(例えば「会議室BC」)に関連付けられている出現数「90」に「1」を加算し、当該加算後の値「91」を解析結果格納部40に格納(更新)する。
マイニング処理部27は、さらに、解析結果格納部40の情報に基づいて、当該解析結果格納部40に対応するフォルダのメタ情報(つまり、フォルダに含まれている電子メールの内容を簡潔に表すフォルダ情報)を作成する。例えば、マイニング処理部27は、解析結果格納部40から出現数が多い名前のトップ5を抽出し、それらをまとめたデータをフォルダ情報とし、当該フォルダ情報を解析結果格納部40に関連付けて処理データ記憶部33に格納する。また、マイニング処理部27は、出現数が多い名前のトップ5だけでなく、出現数が多いメールアドレスのトップ5や、出現数が多いURL(Uniform Resource Locator)のトップ5などもフォルダ情報として解析結果格納部40から抽出してもよい。なお、マイニング処理部27がフォルダ情報として解析結果格納部40から何れの情報を抽出するかを示す情報(解析抽出情報)は、例えば処理データ記憶部33に格納されている。
上記のようなマイニング処理部27によるフォルダ情報を作成する処理は、前記の如く同じ抽出情報が格納された全ての解析結果格納部40に対して実行される。換言すれば、電子メールが保存された保存フォルダ(例えば、フォルダA−1−1)だけでなく、当該保存フォルダよりも階層が上のフォルダ(例えば、フォルダA,A−1)に関するフォルダ情報(メタ情報)も、マイニング処理部27は、作成する。
この第2実施形態では、マイニング処理部27の上記のような機能(動作)は、参照部28の動作情報に基づいて、メールサーバ装置18におけるユーザの要求に応じた動作と非同期で実行される。具体的には、マイニング処理部27は、マイニング処理を開始する前に、参照部28が処理中である否かを判断し、参照部28が処理中であると判断した場合には、参照部28を優先し、参照部28の処理が終了した以降に、マイニング処理を開始する。これにより、メールサーバ装置18は、マイニング処理を実行しているために、ユーザの要求に応じた応答が遅くなるという問題を防止できる。
指示部26は、情報端末36から、ユーザに関わる電子メールを保存しているフォルダに関し、フォルダ情報が要求されたことを検知した場合に、次のような処理を実行する機能を備えている。
その処理とは、要求されたフォルダ情報を処理データ記憶部33から読み出し、当該読み出した情報を要求元の情報端末36に返信すると共に、情報端末36にその返信したフォルダ情報を画面表示することを指示する処理である。
例えば、指示部26は、図3に示されるフォルダA−2に関するフォルダ情報が要求された場合には、フォルダA−2のフォルダ情報を処理データ記憶部33から読み出す。そして、指示部26は、その読み出したフォルダ情報を要求元の情報端末36に返信すると共に、そのフォルダ情報を情報端末36に備えられているディスプレイに画面表示することを指示する。これにより、図6に示されるように、情報端末36に備えられているディスプレイ37には、フォルダA−2のフォルダ情報(メタ情報)が表示される。他のフォルダに関しても、上記同様な指示部26の機能によって、情報端末36のディスプレイ37は、フォルダ情報(メタ情報)を表示することが可能である。
図7は、この第2実施形態の電子メール管理装置20における制御装置21のマイニング処理に関する動作例を表すフローチャートである。なお、図7のフローチャートは、制御装置21が実行するプログラム23の制御手順を表している。
例えば、制御装置21の振り分け部25は、メールサーバ装置18が電子メールを受信したことを検知すると(ステップS101)、条件記憶部32に格納されている振り分け条件に基づいて、受信した電子メールを格納するフォルダを特定する。そして、振り分け部25は、その特定したフォルダに電子メールを格納する(ステップS102)。
その後、マイニング処理部27は、フォルダに電子メールが格納されたことを検知した場合に、参照部28が処理中ではないことを確認した後に、マイニング処理を実行する。つまり、マイニング処理部27は、処理対象の電子メールに含まれているテキストデータを解析し予め定められた種別の情報(例えば、名前、URL、アドレス、文書名など)を抽出情報として抽出する(ステップS103)。そして、マイニング処理部27は、その抽出情報を、処理データ記憶部33の、対応する解析結果格納部40に格納する。また、マイニング処理部27は、解析結果格納部40の情報に基づいて、マイニング処理対象となった電子メールを保存しているフォルダのフォルダ情報を作成し、当該フォルダ情報を処理データ記憶部33に格納(更新)する(ステップS104)。
そして、マイニング処理部27は、フォルダ情報を作成(更新)したフォルダが他のフォルダに含まれているか否か(フォルダ情報を作成(更新)したフォルダを含む上の階層のフォルダがあるか否か)を判断する(ステップS105)。この判断の結果、マイニング処理部27は、階層が上のフォルダがあると判断した場合には、その階層が上のフォルダに関するフォルダ情報を作成する。つまり、マイニング処理部27は、ステップS104以降の動作を繰り返す。そして、マイニング処理部27は、ステップS105の判断動作によって、階層が上のフォルダが無いと判断した場合に、フォルダ情報作成に関わる動作を終了する。
このようにして、マイニング処理部27は、電子メールの内容に関わるフォルダ情報を作成・更新する。フォルダ情報が作成されている状態で、例えば情報端末36からフォルダ情報の要求がフォルダの識別情報(フォルダID)と共に送信されてくると、指示部26は、関係データ記憶部34に格納されている関係データを参照する。そして、指示部26は、その関係データに基づいて、要求対象のフォルダ情報に対応するデータIDを読み出し、当該データIDを利用して、処理データ記憶部33から要求対象のフォルダ情報を読み出す。指示部26は、読み出したフォルダ情報を、画面表示する指令と共に要求元の情報端末36に返信する。これにより、要求元の情報端末36のディスプレイ37には、情報端末36の機能によって、フォルダ情報が画面表示される。
この第2実施形態の電子メール管理装置20およびそれを備えたメールサーバ装置18は、情報端末36のディスプレイ37に、電子メールを保存しているフォルダのフォルダ情報(電子メールの内容に関わる情報(メタ情報))を表示できる。これにより、電子メール管理装置20(メールサーバ装置18)は、第1実施形態と同様に、ユーザが、フォルダを開かなくとも、また、当該フォルダに保存されている電子メールの内容を読まなくとも、目的の情報を得ることを可能にする。また、電子メール管理装置20(メールサーバ装置18)は、ユーザがフォルダを開いて当該フォルダの電子メールの内容をチェックするという面倒な作業を繰り返すことを回避可能である。
また、この第2実施形態では、マイニング処理部27による処理は、メールサーバ装置18におけるユーザの要求に応じた動作と非同期で実行される。このため、マイニング処理を実行することに因って、ユーザの要求に応じた応答が遅くなるという問題を防止できる。
(その他の実施形態)
なお、この発明は第1や第2の実施形態に限定されず、様々な実施の形態を採り得る。例えば、第2実施形態では、電子メール管理装置20は、メールサーバ装置18に組み込まれている例を示している。これに対して、電子メール管理装置20は、メールサーバ装置18に接続している情報端末36に組み込まれていてもよい。換言すれば、情報端末36が電子メール管理装置20として機能する。
また、第2実施形態における図7のフローチャートでは、マイニング処理部27は、マイニング処理対象の電子メールが保存されているフォルダから階層が上のフォルダに向かう順番にフォルダ情報を作成(更新)している。これに代えて、マイニング処理部27は、処理対象の電子メールが含まれる最上層の階層のフォルダから下の階層に向かう順番にフォルダ情報を作成していくこととしてもよい。
さらに、図6の例では、フォルダ情報として表示される情報は、よく出現する名前の情報や、アドレスの情報や、URLの情報等の単語(文字列)の情報である。これに対し、例えば、マイニング処理部27は、マイニング処理による電子メールの意味解析や共起解析を実行することによって、「名前―メールアドレス―電話番号―住所」というような互いに関連がある情報を関係付けた状態で抽出することが可能である。そのような複数の情報が関連付いている抽出情報をマイニング処理により抽出する場合には、マイニング処理部27は、そのような抽出情報を利用して、例えば図8に示されるようなフォルダ情報を作成してもよい。このような場合には、指示部26は、フォルダ情報が要求された場合に、まず、フォルダ情報の一部(例えば図6参照)を画面表示する指示を出力し、その後、フォルダ情報の詳細表示が要求された場合に、図8に示されるような詳細情報を表示する指示を出力してもよい。
さらに、第2実施形態では、電子メールを受信すると、制御装置21が、振り分け条件に基づいて、その電子メールをフォルダに格納している。これに対し、本発明は、電子メールをフォルダに格納する振り分け機能を持たない装置にも適用できる。例えば、マイニング処理部27は、受信した電子メール(送信メールや受信メール)がユーザによってフォルダに格納されたことを検知した以降に、そのフォルダに格納された電子メールに関して、マイニング処理を実行してもよい。
また、マイニング処理部27は、電子メールを受信したタイミングでマイニング処理を実行している。これに加えて、マイニング処理部27は、例えばユーザによって電子メールがフォルダ間を移動した場合にも、上記同様なマイニング処理と、フォルダ情報を作成する処理とを実行してもよい。この場合には、電子メールが移動した先のフォルダのフォルダ情報を作成・更新するだけでなく、電子メールが移動する前に保存されていた移動元のフォルダのフォルダ情報をも作成・更新する。
さらに、電子メール管理装置20は、処理データ記憶部33に格納されている解析抽出情報(マイニング処理部27が解析結果格納部40からフォルダ情報として何れの情報を抽出するかを示す情報)をユーザが変更できる構成を備えていてもよい。
さらにまた、第2実施形態では、記憶装置30は、電子メール管理装置20とは別の装置であるが、記憶装置30は、電子メール管理装置20を構成する構成要素であってもよい。
1,20 電子メール管理装置
2,27 マイニング処理部
3,26 指示部
11,23 プログラム
25 振り分け部

Claims (7)

  1. 電子メールを保存可能な保存領域であるフォルダに、電子メールが保存されたことを検知した場合に、保存された前記電子メールに含まれているテキストデータを解析することによって前記電子メールから予め定められた種別の情報を抽出情報として抽出するマイニング処理を実行し、前記抽出情報を利用して、前記フォルダに保存されている前記電子メールの内容に関わるフォルダ情報を作成するマイニング処理部と、
    前記フォルダ情報が要求された場合に、その要求に応じた前記フォルダ情報を画面表示することを要求元のコンピュータに指示する指示部と
    を備えている電子メール管理装置。
  2. 階層構造を構築する複数の前記フォルダのうちの何れかに前記電子メールが保存される場合に、前記電子メールが保存されたフォルダである保存フォルダよりも階層が上のフォルダがある場合には、前記マイニング処理部は、前記抽出情報に基づいて、前記保存フォルダよりも階層が上の全ての前記フォルダに関する前記フォルダ情報を作成する請求項1記載の電子メール管理装置。
  3. 複数の前記フォルダのうちの何れかに前記電子メールを保存する場合に、予め定められた振り分け条件に基づいて、前記電子メールを保存する前記フォルダを特定する振り分け部をさらに備えている請求項1又は請求項2記載の電子メール管理装置。
  4. 前記電子メールを参照する要求を受けた場合に、その要求に応じた前記電子メールを前記フォルダから読み出し、要求元に返信する参照部をさらに備え、
    前記マイニング処理部は、前記参照部の動作とは非同期で動作する請求項1又は請求項2又は請求項3記載の電子メール管理装置。
  5. 前記マイニング処理部は、前記電子メールから複数の関連する情報を抽出し、これら情報を関連付けた情報を抽出情報として抽出する請求項1乃至請求項4の何れか一つに記載の電子メール管理装置。
  6. 電子メールを保存可能な保存領域であるフォルダに、電子メールが保存されたことを検知した場合に、保存された前記電子メールに含まれているテキストデータを解析することによって前記電子メールから予め定められた種別の情報を抽出情報として抽出するマイニング処理をコンピュータが実行し、
    前記抽出情報を利用して、前記フォルダに保存されている前記電子メールの内容に関わるフォルダ情報をコンピュータが作成し、
    前記フォルダ情報が要求された場合に、その要求に応じた前記フォルダ情報を画面表示することを要求元のコンピュータに指示する電子メール管理方法。
  7. 電子メールを保存可能な保存領域であるフォルダに、電子メールが保存されたことを検知した場合に、保存された前記電子メールに含まれているテキストデータを解析することによって前記電子メールから予め定められた種別の情報を抽出情報として抽出するマイニング処理を実行する処理と、
    前記抽出情報を利用して、前記フォルダに保存されている前記電子メールの内容に関わるフォルダ情報を作成する処理と、
    前記フォルダ情報が要求された場合に、その要求に応じた前記フォルダ情報を画面表示することを指示する処理と
    をコンピュータに実行させる制御手順を示すコンピュータプログラム。
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