JP2014178004A - フレアレス管継手およびそれを用いた空気調和機 - Google Patents
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Abstract
【課題】金属管をフレアレス管継手で連結するにあたって、手締め時に金属管を仮固定することにより、本締めするまでの間で金属管がずれてその端部がユニオンの突き当て部から容易に離れないようにする。
【解決手段】締付ナット3と縮径リング4との間に仮止めリング5を介在させて、締付ナット3をユニオン2に締め付けた際に、仮止めリング5で第2冷媒管P2を仮固定し、本締めまでの間に第2冷媒管P2の先端がユニオン2の突き当て部からズレないようにする。
【選択図】図1
【解決手段】締付ナット3と縮径リング4との間に仮止めリング5を介在させて、締付ナット3をユニオン2に締め付けた際に、仮止めリング5で第2冷媒管P2を仮固定し、本締めまでの間に第2冷媒管P2の先端がユニオン2の突き当て部からズレないようにする。
【選択図】図1
Description
本発明は、金属管の端部をフレア加工することなく、金属管同士を連結するフレアレス管継手に関し、さらに詳しく言えば、締付ナットを本締めする前の手締めの段階で金属管を仮止めすることができるフレアレス管継手に関する。
金属管同士を連結する管継手には、通常、一方の金属管の端部をフレア状に加工し、他方の金属管の先端に取り付けられたユニオンの突き当て部にフレア部を押し当てた状態でフレアナットとユニオンとを一体的にネジ止めすることによって金属管同士を接続するフレア管継手(例えば、特許文献1参照)が用いられている。
ところで、空気調和機用として開発された「R32」や「R1234yf」と呼ばれる次世代冷媒は、地球温暖化への影響が低く、さらにエネルギー効率が優れていることから温室効果ガスを抑制できる冷媒として着目されている。
しかしながら、この次世代冷媒は、現行の製品安全規格では、可燃性(もしくは微可燃性)に分類されているため、室内の管継手には、作業者による加工にバラつきが生じるフレア管継手の使用は禁止されている。その理由は、フレア継手では、フレアの形状不良や過締め付けによって冷媒が漏れるおそれがあるためである。
そこで、上記の次世代冷媒を用いる空気調和機においては、その冷媒配管の継手として、フレアレス管継手(例えば、特許文献2参照)を用いることが提案されている。フレアレス管継手によれば、金属管の先端をフレア加工する必要がなく、管の先端を直管のまま短時間で接続することができるという利点があるが、他方において、フレアレス管継手には、接続作業上次のような問題がある。
すなわち、フレアレス管継手はガスや液漏れを防ぐため、一方の金属管の先端をユニオン側に設けられた突き当て部に突き当てた状態を保って、ナットを固定する必要がある。
その手順として、金属管をユニオンの突き当て部の奥まで挿入して、締付ナットをスパナ等の工具を使用せずに手締めによって仮締め(仮止め)してから、スパナ等の工具を使用して本締めすることによって固定するが、仮締めでは固定用の縮径リングが金属管に食い込まないため、金属管がずれることでその端部がユニオンの突き当て部から離れやすく(本願明細書では、このような金属管のずれを「金属管の抜け」ということがある)、仮に金属管の端部がユニオンの突き当て部から離れた状態で本締めすると、固定用の縮径リングが金属管に食い込む位置が金属管の端部に近接するため、ガス漏れや液漏れするおそれがある。
このような漏れを防止する方法の1つとして、特許文献3には、ユニオンと縮径リングとの間にOリングを介装しておき、締付ナットを締め付けた際に、Oリングが潰れて金属管に密着することによってガス漏れや液漏れを防止することが提案されている。
しかしながら、特許文献3に記載の方法は、Oリングは単にガス漏れや液漏れをシールするために用いられるものであって、金属管の抜けそのものを防止することはできない。
そこで、本発明の課題は、金属管をフレアレス管継手で連結するにあたって、手締め時に金属管を仮固定することにより、本締めするまでの間で金属管がずれてその端部がユニオンの突き当て部から容易に離れないようにすることにある。
上述した目的を達成するため、本発明は以下に示すいくつかの特徴を備えている。すなわち、一端側に第1の金属管が取り付けられ、他端側に第2の金属管の端部が挿入される円筒状の挿入部を有するユニオンと、有底円筒状であって底壁に上記第2の金属管の端部が挿通される挿通孔を有し上記ユニオンに螺合される締付ナットと、上記ユニオンと上記締付ナットとの間に介装され、上記締付ナットの締め付けに伴って上記挿入部と上記第2の金属管との間に向けて押し込まれて縮径するくさび形スリーブを備えた縮径リングとを含み、上記締付ナットを上記ユニオンに螺合して締め付けることにより、上記くさび形スリーブの一部が上記挿入部と上記第2の金属管との間に押し込まれて縮径して上記挿入部内に第2金属管が固定されるフレアレス管継手において、上記締付ナットの底壁と上記縮径リングとの間には、仮止めする際、縮径リングと上記底壁とが近づくに従い内径が狭まる方向に変形して上記第2の金属管に圧接し、上記第2の金属管を上記挿入部の突き当て位置から移動しないように保持する仮止めリングが設けられていることを特徴としている。
上記仮止めリングは、軸線方向に沿った断面がU字状であって、U字状の底部から両端に向かうにつれて外径が漸次大きくなるように形成されていることを特徴としている。
上記仮止めリングの内周面には、リング中心に向かって凸となる凸部が設けられていることを特徴とする。
本発明において、このフレアレス管継手を備えた空気調和機も含まれる。すなわち、室外機と室内機を結ぶ冷媒管がフレアレス管継手によって連結されることを特徴としている。
これによれば、一端側に第1の金属管が取り付けられ、他端側に第2の金属管の端部が挿入される円筒状の挿入部を有するユニオンと、有底円筒状であって底壁に上記第2の金属管の端部が挿通される挿通孔を有し上記ユニオンに螺合される締付ナットと、上記ユニオンと上記締付ナットとの間に介装され、上記締付ナットの締め付けに伴って上記挿入部と上記第2の金属管との間に向けて押し込まれて縮径するくさび形スリーブを備えた縮径リングとを含み、上記締付ナットを上記ユニオンに螺合して締め付けることにより、上記くさび形スリーブの一部が上記挿入部と上記第2の金属管との間に押し込まれて縮径して上記挿入部内に第2金属管が固定されるフレアレス管継手において、上記締付ナットの底壁部と上記縮径リングとの間には、上記縮径リングと上記底壁とが近づくに従い内径が狭まる方向に変形して上記第2の金属管に圧接し、上記第2の金属管を上記挿入部の突き当て位置から移動しないように保持する仮止めリングが設けられていることにより、締付ナットを手締めにより締め付けていくと、仮止めリングが第2の金属管に密着して突き当て面からの抜け落ちを確実に防止することができる。
また、上記仮止めリングは、軸線方向に沿った断面がU字状であって、U字の底部から両端に向かうにつれて外径が漸次大きくなるように形成されていることにより、縮径リングと締付ナットとの間に挟まれた仮止めリングが両側から中央に押し込まれる力を第2の金属管を押す押圧力へと効率的に伝達することができる。
仮止めリングの内周面には、リング中心に向かって凸となる凸部が設けられており、これにより、金属管の表面に対する密着力を高めて、より小さな力で抜け落ちを防止することができる。
室外機と室内機とがフレアレス管継手を介して連結されることにより、前記の次世代冷媒を用いた空気調和機の室外機と室内機の冷媒管の連結を安全に行うことができる。
次に、本発明の実施形態について、図面を参照しながら説明する。この実施形態において、フレアレス管継手は、空気調和機の冷媒管を連結する場合を例にとっている。
図6に示すように、本実施形態の空気調和機100は、室内機110と室外機120とを結ぶ冷媒管P1、P2がフレアレス管継手1によって連結されている。より詳細には、室内機110および室内機120には、第1冷媒管P1がそれぞれ接続されており、室内機側の第1冷媒管P1と室外機側の第1冷媒管P1には相互を結ぶ第2冷媒管がフレアレス管継手1によって接続されている。
図1,図2に示すように、このフレアレス管継手1は、一方の冷媒管P1(以下、第1冷媒管P1とする)の先端に一体的に取り付けられたユニオン2と、他方の冷媒管P2(以下、第2冷媒管P2とする)側からユニオン2に対して螺合される締付ナット3とを備えている。なお、本実施例では、第1冷媒管P1および第2冷媒管P2を銅製、ユニオン2および締付ナット3を真鍮製としている。
ユニオン2は、内部に冷媒通路211を有する円筒状のユニオン本体21を有し、ユニオン本体21の軸線方向の一端側(図2では右端側)には、第1冷媒管P1が差し込まれる第1挿通孔22が冷媒通路211に対して同軸に設けられている。
第1挿通孔22は、第1冷媒管P1の外径と同径もしくは若干大径な丸孔であって、その突き当たりには、第1冷媒管P1の先端が突き当てられる第1突き当て部221が設けられている。第1突き当て部221は、冷媒通路211と第1挿通孔22との間で形成された段差面である。
この例において、第1冷媒管P1は、ユニオン2の第1挿入孔22に先端が第1突き当て部221に当接する位置まで挿入されたのち、ロウ付けによりユニオン2に一体的に固定されている。なお、ロウ付け以外の固定方法が用いられてもよい。
ユニオン2の他端側(図2では左側)には、第2冷媒管P2が差し込まれる第2挿通孔23が設けられている。第2挿通孔23は、冷媒通路211に対して同軸に形成された丸孔であり、第2冷媒管P2よりも若干大径に形成されている。
第2挿通孔23の開口側には、テーパー部231が設けられている。テーパー部231は、開口端側が第2冷媒管P2の外径よりも大径であり、そこから第2冷媒管の差し込み方向に向かうにつれて徐々に内径が小さくなりながら第2冷媒管P2の外径とほぼ同径となり、第2冷媒管P2の差し込み方向に沿って順テーパーとなるように形成されている。
テーパー部231の開口径は、後述する縮径リング4のスリーブ部42の先端の外径よりも若干大径となるように形成されている。これによれば、テーパー部231に沿って第2冷媒管P2を挿入しやすいばかりでなく、縮径リング4のスリーブ部42の先端がテーパー部231内に入り込むように案内される。
第2挿通孔23の反開口端の奥側には、第2冷媒管P2の先端が突き当てられる第2突き当て部232が設けられている。第2突き当て部232は冷媒通路211と第2挿通孔23との間で形成された段差面である。
ユニオン2の外周面には、締付ナット3が螺合される雄ねじ24が形成されている。この実施形態において、雄ねじ24は、先端から第2挿通孔23の第2突き当て部232に至る位置に形成されているが、雄ねじ24の具体的な構成は、仕様に応じて任意に変更されてよい。
次に、締付ナット3は、有底円筒状であって、その底部311(底壁311)には第2冷媒管Pが挿通される管挿通孔32が締付ナット3に対して同軸に設けられている。締付ナット3の内周面には、ユニオン2の雄ねじ24が螺合される雌ねじ31が設けられている。
この実施形態において、雌ねじ31は、締付ナット3の開放端から軸線方向のほぼ中央まで形成されており、雌ねじ31の終端から底壁311までの間にはねじ山が形成されていない円筒空間となっている。
管挿通孔32の底壁311側端部には、後述する仮止めリング5の軸線方向の一端が支持される第1支持溝33が設けられている。第1支持溝33は、管挿通孔32の内径よりも大径な内径を有し、その間に段差面331が形成されている。
次に、縮径リング4は、中央に第2冷媒管P2が挿通可能な挿通孔411を有する円筒状のリング本体41と、同リング本体41の一端側(図2では右側)から軸線方向に沿って同軸的に延設されたスリーブ部42とを備えている。なお、本実施例では、縮径リング4を真鍮製としている。
リング本体41の他端側(図2では左側)には、仮止めリング5の軸線方向の他端を支持する第2支持溝43が設けられている。第2支持溝43は、挿通孔411の内径よりも若干大径に形成されており、挿通孔411との境界には、段差面431が設けられている。この段差面431に仮止めリング5の他端が突き当てられる。なお、第2支持溝43は前述の第1支持溝33と同径かつ同じ深さに形成される。
スリーブ部42は、リング本体の一端側から軸線方向に沿って突設するように形成された円筒状を呈し、さらにその外径が先端に向かって徐々に小さくなる、いわゆるくさび状に形成されている。
仮止めリング5は、締付ナット3と縮径リング4との間に配置される。図3を合わせて参照して、仮止めリング5は、内径が第2冷媒管P2の外径とほぼ同径であり、その円周方向の一部が切り欠かれたいわゆるCリングである。なお、仮止めリング5は切欠きの無いOリングであってもよい。
仮止めリング5は、手締め行程(手の力のみの締付力で締め付ける行程)においては弾性変形し、本締め行程(スパナなどの工具を使用して締め付ける行程)した際に、容易に塑性変形する材質であることが好ましく、より好ましくは真鍮やステンレスが用いられている。
仮止めリング5は、図3(b)に示すように、軸線方向に沿った断面がU字状であって、U字の底部53から両端5a、5bに向かうにつれて外径が徐々に大きくなるように形成されている。この例において、仮止めリング5の内周面51は、円滑面であるが、仮止めした際に第2冷媒管P2に対する密着力を高めるため、図4に示すように、内周面51に凸部52が設けられていることが好ましい。
凸部52の具体的な形態としては、図4(a)に示すように、内周面51に沿って筋状の凸部52aを挙げることができる。この例において、筋状の凸部52aは、軸線方向に沿って複数設けられている。筋状の凸部52aの形成方法としては、仮止めリング5の外周面から内周面に向けてビード加工を施すことで形成することができる。
また、筋状の凸部52aに変えて、図4(b)に示すように、ドット状の凸部52bを内周面51に設けてもよい。この凸部52bを形成する方法の一例としては、仮止めリング5の外周面から内周面に向けてダボ加工を施すことにより、ドット状の凸部52bが形成される。なお、凸部52の形成方法は、仕様に応じて任意に選択可能である。
次に、図5を参照して、本発明のフレアレス管継手1の使用手順の一例を説明する。図5(a)に示すように、まず初めに、締付ナット3の管挿通孔32に第2冷媒管P2の先端を差し込み、締付ナット3の他端から引き出して、その先端側に仮止めリング5を取り付ける。
続けて、第2冷媒管P2に縮径リング4を挿通孔411の一端側(第2支持溝43側)からに差し込み、スリーブ部42側から引き出すことで、第2冷媒管P2に縮径リング4を取り付ける。
この状態で、第2冷媒管P2の先端をユニオン2の第2挿通孔23の突き当て部232に当接する位置まで差し込んだのち、片手で第2冷媒管P2を突き当て部232に押し当てつつ、他方の手で締付ナット3をユニオン2の雄ねじ24に締め付ける(手締め行程)。
この手締めにより、仮止めリング5の一端5a(図5では左端)が締付ナット3の第1支持溝33の段差面331に当接する。そのままさらに締付ナット3を締め付けていくと、仮止めリング5は第2冷媒管P2の表面に沿って移動し、他端5b(図5では右端)が縮径リング4の第2支持溝43に入り込んだのち、段差面431に当接する。
その位置からさらに締付ナット3を締め付けてゆくと、仮止めリング5と縮径リング4とが締付ナット3の段差面331からユニオン2側に向かう軸線方向の力を受けることによってユニオン2側にスライドし、縮径リング4のスリーブ部42がユニオン2のテーパー部231に入り込んで突き当たり、停止する。
その停止位置からさらに締め付けると、仮止めリング5は締付ナット3の段差面331および縮径リング4の段差面431に挟持された状態で第2冷媒管の軸線方向の力を両側から受けることになる。すると、仮止めリング5の軸線方向に沿って断面U字状の両端は弾性変形によって第2冷媒管P2の表面から離れる方向に立ち上がろうとする。すなわち、仮止めリング5は第2冷媒管の軸線方向から受けた力を軸に対し径方向に向かう力へと変換する。これによって、仮止めリング5のU字状の両端はそれぞれ締付ナット3の支持面332および縮径リング4の支持面432に支持されているので、第2冷媒管P2は仮止めリング5の底部53から押圧力を受けることになる。したがって、仮止めリング5は第2冷媒管P2に密着するので、第2冷媒管P2は端部が突き当て部232に当接した状態で仮固定される。このとき、スリーブ部42はテーパー部231に押し込まれるが、手のみによる締付力であるため、スリーブ部42が強制的に塑性変形するようなことはない。これにより、第2冷媒管P2は仮止め固定される。
次に、スパナなどの専用工具により本締めを行う。専用工具を用いて締付ナット3を締め付けると、図5(b)に示すように、大きな締付力によって仮止めリング5は圧縮され、各支持溝33,43の内で押し潰される。
さらに締付ナット3を締め付けていくと、締付ナット3の軸方向の内壁面と縮径リング4の端面とが当接し、スリーブ42をテーパー部231内に向けて押し出す。テーパー部231に向けて押し出されたスリーブ42は、テーパー部231のテーパー面に沿って中心側に押し込まれることで、第2冷媒管の軸線方向(スリーブ42の押し出し方向)の力を第2冷媒管P2を押圧する力(図5(b)の矢印方向の力)へと変換する。その結果、スリーブ42は第2冷媒管に食い込む。これによって、第2冷媒管P2がユニオン2に固定され、第2冷媒管は外周気密状態となる。
上記したように、本発明におけるフレアレス管継手1は、本締め行程において第2冷媒管が縮径リング4のスリーブ42によって固定される前に、手締め行程において第2冷媒管が仮止めリング5によって仮固定されるため、本締めするまでの間に第2冷媒管がずれてその端部が突き当て部232から離れることを防止することができる。
この例において、フレアレス管継手1は、空気調和機の室外機と室内機との間の冷媒配管の一部に用いられる例について説明したが、本発明のフレアレス管継手1は、フレアレス式の管継手として使用することができるのであれば、その用途は特に限定されない。
1 フレアレス管継手
2 ユニオン
3 締付ナット
4 縮径リング
5 仮止めリング
P1 第1冷媒管
P2 第2冷媒管
2 ユニオン
3 締付ナット
4 縮径リング
5 仮止めリング
P1 第1冷媒管
P2 第2冷媒管
Claims (4)
- 一端側に第1の金属管が取り付けられ、他端側に第2の金属管の端部が挿入される円筒状の挿入部を有するユニオンと、有底円筒状であって底壁に上記第2の金属管の端部が挿通される挿通孔を有し上記ユニオンに螺合される締付ナットと、上記ユニオンと上記締付ナットとの間に介装され、上記締付ナットの締め付けに伴って上記挿入部と上記第2の金属管との間に向けて押し込まれて縮径するくさび形スリーブを備えた縮径リングとを含み、上記締付ナットを上記ユニオンに螺合して締め付けることにより、上記くさび形スリーブの一部が上記挿入部と上記第2の金属管との間に押し込まれて縮径して上記挿入部内に第2金属管が固定されるフレアレス管継手において、
上記締付ナットの底壁と上記縮径リングとの間には、上記縮径リングと上記底壁とが近づくに従い内径が狭まる方向に変形して上記第2の金属管に圧接し、上記第2の金属管を上記挿入部の突き当て位置から移動しないように保持する仮止めリングが設けられていることを特徴とするフレアレス管継手。 - 上記仮止めリングは、軸線方向に沿った断面がU字状で、U字の底部から両端に向かうにつれて外径が漸次大きくなるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフレアレス管継手。
- 上記仮止めリングの内周面には、リング中心に向かって凸となる凸部が設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載のフレアレス管継手。
- 請求項1ないし3のいずれかに記載されたフレアレス管継手によって室外機と室内機を結ぶ冷媒管が連結されることを特徴とする空気調和機。
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