JP2014177952A - 電磁弁 - Google Patents

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Abstract

【課題】プランジャの傾きを抑制することができる電磁弁を提供する。
【解決手段】減圧弁7は、通電により電磁力を発生させるソレノイド17と、該ソレノイドの内周部に配置され、非磁性体からなる筒状部材18と、該筒状部材18の上端部18aに設けられた固定鉄心19と、前記筒状部材18内部に摺動自在に収容されたプランジャ20と、該プランジャ20の先端に設けられた弁体21と、前記プランジャ20を進出方向へ付勢するバルブスプリング42と、前記弁体が離着座する弁座部33を有するシート部材22と、から構成されている。前記シート部材22は、有底円筒状に形成され、第1開口部23aから底部23bに向かって段差縮径状に形成された第1部材23と、有蓋円筒状に形成され、蓋部24aから第2開口部24b側へ向かって段差拡径状に形成されている第2部材24と、から構成されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、例えば車両のブレーキ装置などに適用される電磁弁に関する。
従来の電磁弁としては、例えば以下の特許文献1に記載されたABSなどの機能を有する車両のブレーキ装置に用いられる常閉型の減圧弁が知られている。
概略を説明すると、この減圧弁は、円筒状に形成され通電により電磁力を発生させるソレノイドと、該ソレノイドの筒状内部に設けられた筒状部材と、該筒状部材内部の上端部に溶接などによって固定された磁性材の固定鉄心と、前記筒状部材の内周面にガイドされながら長手方向へ摺動自在に収容されたプランジャと、該プランジャの先端にかしめ固定されたボール弁体と、前記プランジャを閉弁方向へ付勢するバルブスプリングと、前記プランジャが前記ソレノイドの電磁力と前記バルブスプリングのばね力によって軸方向へ摺動した際に、前記ボール弁体が離着座する弁座部を有する前記シート部材と、を有している。また、前記プランジャの先端外周部と前記シート部材の内周部の空間には、前記ホイールシリンダ側からマスタシリンダ及びプランジャポンプ側へとブレーキ液が連通する液路が形成されている。
そして、この減圧弁は、ブレーキ装置のハウジング内にマスタシリンダからホイールシリンダへと通じるブレーキ液路の途中に形成された弁保持孔に収容され、ABS作動時にブレーキ液を前記ホイールシリンダ側からハウジング内のリザーバタンク側へと連通させ、ブレーキ装置内の液圧を減圧する機能を有している。
特表2004−505834号公報
しかしながら、前記特許文献1に記載された電磁弁(減圧弁)にあっては、前記シート部材が前記弁保持孔の深さ方向へ延出形成されて、該シート部材の先端側に前記ボール弁体が離着座する弁座部が形成されている。
このため、前記プランジャは、シート部材の弁座部の形成位置に合わせて軸長が長く設定されていると共に、前記固定鉄心側の外周面と、該外周面が摺動案内される前記筒状部材の内周面との間のガイド面の長さがプランジャの軸方向長さに比較して短くなっている。つまり、弁体の設けられた先端側は前記筒状部材の内周面にガイド支持されていない。
この結果、前記筒状部材の内周面と前記プランジャの外周面との間のクリアランスによって前記プランジャが傾いて振れ幅が大きくなり、弁座部に対するプランジャの弁体の着座点がずれてシール性が悪化するおそれがある。
本発明は、前記従来の電磁弁の実情に鑑みて案出されたもので、2つの部材構成にされたシート部材の弁座部の位置をプランジャ側に近接配置することによってプランジャの軸長を短尺化して、該プランジャの傾きを抑制し、前記弁座部に対するプランジャの弁体の着座点のずれを抑制して、シール性を向上し得る電磁弁を提供する。
請求項1に記載の発明は、通電されることによって電磁力を発生させるソレノイドと、該ソレノイドの内周に配置された非磁性材の筒状部材と、磁性体からなり、該筒状部材の内周面に摺動自在に案内され、前記ソレノイドの吸引力によって軸方向に移動すると共に、先端側に弁体が設けられた可動部材と、一端に開口された第1開口部を有する有底円筒状に形成され、前記第1開口部側が前記筒状部材に接続され、周壁に少なくとも一つ形成された貫通孔と、底壁に貫通形成された第1通路孔とを有する第1部材と、一端に開口された第2開口部を有する有蓋円筒状に形成され、前記第2開口部側が前記第1開口部側に軸方向から液密的に固定され、蓋壁に形成されて前記第1通路孔に軸方向から連通する第2通路孔と、該第2通路孔の外側孔縁に形成された弁座部と、を有し、前記弁体が、前記可動部材を介して前記弁座部に離着座することによって前記第2通路孔を開閉する第2部材と、を備え、
前記弁座部は前記貫通孔よりも前記ソレノイド側に配置されたことを特徴としている。
第1部材と第2部材の2部品構成されたシート部材の弁座部の位置を可動部材側に近接配置することによって該可動部材の軸方向長さを短縮化できる。これによって、前記筒状部材の内周面と前記可動部材の外周面との間のクリアランスによる前記可動部材の傾きを抑制し、可動部材の弁体とシート部材の弁座部の着座性が向上して、シール性が向上する。
本発明に係る電磁弁を車両のブレーキ油圧装置に適用した第1実施形態の縦断面図である。 本実施形態におけるブレーキ油圧装置の液圧回路図である。 本実施形態に供されるプランジャ(可動部材)の縦断面図である。 本実施形態に供される第1部材の縦断面図である。 本実施形態に供される第2部材の縦断面図である。 本発明に係る電磁弁の第2実施形態を示す縦断面図である。 本発明に係る電磁弁の第3実施形態を示す縦断面図である。 同第3実施形態に供される第1部材と第2部材の縦断面図である。 本発明に係る電磁弁の第4実施形態を示す縦断面図である。
以下、本発明に係るブレーキ装置に用いられる電磁弁の各実施形態を図面に基づいて詳述する。本実施形態では、車両の通常制動、ABS及び挙動を制御する車両のブレーキ油圧装置の減圧弁に適用したものである。
〔第1実施形態〕
このブレーキ油圧装置1は、図2の液圧回路に示すように、ブレーキペダル2の踏み込み量に応じた高さのブレーキ圧を発生させるマスタシリンダ3と、該マスタシリンダ3と前輪左右(FR、FL)側及び後輪左右(RR、RL)側の各ホイールシリンダ4とを連通させる第1油路であるメイン通路5と、該各メイン通路5に設けられて、マスタシリンダ3から各ホイールシリンダ4へのブレーキ液圧をそれぞれ制御する4つの常開ソレノイド型の増圧弁6及び常閉ソレノイド型の減圧弁7と、各メイン通路5から分岐された2つのサブ通路8に設けられて、各ホイールシリンダ4にブレーキ液圧を吐出する2つのプランジャポンプ9と、前記各ホイールシリンダ4内から排出されたブレーキ液を前記各減圧弁7を介して貯留する2つのリザーバタンク10と、前記各プランジャポンプ9を作動させるポンプモータ41と、を備えている。
前記各増圧弁6は、通常ブレーキ操作時においてマスタシリンダ3からのブレーキ液圧を各ホイールシリンダ4に供給可能に制御する一方、各減圧弁7は、ABSが作動する場合おいて開弁して、前記各ホイールシリンダ4内のブレーキ液を前記各リザーバタンク10に戻し一時的に貯留するようになっており、かかる各増減圧弁6、7を、図外のコントローラによって開閉作動させることによって、各ホイールシリンダ4内のブレーキ液圧を増圧、減圧、保持制御するようになっている。また、前記各増減圧弁6、7は、前記コントローラからの制御信号に基づいて作動する後述の電子部品から通電、非通電されることによって開閉作動させられるようになっている。
また、前記各リザーバタンク10に一時的に貯留されたブレーキ液は、前記ポンプモータ41によって各プランジャポンプ9が作動し、前記マスタシリンダ3と前記各増圧弁6との間に設けられた2つのゲートアウト弁12を通って前記マスタシリンダ3側にある外部リザーバタンク13にリターンされるようになっている。
前記各サブ通路8には、前記マスタシリンダ3と前記各プランジャポンプ9との間に設けられた2つのゲートイン弁11と、前記各ゲートアウト弁12と、前記ポンプモータ41によって作動される各プランジャポンプ9と、が設けられている。
前記各ゲートイン弁11は、常閉ソレノイド型の電磁開閉弁で、通常制動時やABS作動時は閉弁され、挙動制御時にのみ開弁作動されるようになっている。一方、前記各ゲートアウト弁12は、常開ソレノイド型の電磁開閉弁で通常制動時及びABS作動時に開弁され、挙動制御時における増圧時は閉弁されるようになっている。
この車両の挙動制御時における増圧時は、前記各プランジャポンプ9がポンプモータ41によって作動すると共に、前記各増圧弁6と前記各ゲートアウト弁12が閉弁される一方、前記ゲートイン弁11が開弁され、各プランジャポンプ9によってマスタシリンダ3のブレーキ液がサブ通路8を通り、液圧を掛けたい前記ホイールシリンダ4へ前記各増圧弁6を介してブレーキ液が圧送されるようになっている。
前記各減圧弁7は、図1に示すように、ブレーキ油圧装置1のハウジング14の弁保持孔15内に圧入固定されている。
前記弁保持孔15は、図1に示すように、段付き形状に形成され、開放側から順に大径部15a、中径部15b、小径部15cと、によって構成されている。また、前記中径部15bの側面には、前記メイン通路5の各増圧弁6側の一端開口5aが形成されていると共に、前記小径部15cの底面には、前記各リザーバタンク10側と接続する第2油路である減圧通路16の他端開口16aが形成されている。
前記各減圧弁7は、図1に示すように、通電により電磁力を発生させるソレノイド17と、該ソレノイド17の内周部に配置され、非磁性体からなる筒状部材18と、該筒状部材18の上端部18aに設けられた固定鉄心19と、前記筒状部材18内部に摺動自在に収容された可動部材であるプランジャ20と、該プランジャ20の先端に設けられたボール状の弁体21と、前記プランジャ20を進出方向へ付勢するバルブスプリング42と、前記プランジャ20が前記ソレノイド17の電磁力と前記バルブスプリング42のばね力によって軸方向へ摺動した際に、前記弁体21が離着座する弁座部33を有するシート部材22と、から構成されている。
前記筒状部材18は、上端部18aに前記固定鉄心19が溶接によって固設されていると共に、下端部18bが周方向外側へ向かって段差拡径状に形成されている。
また、前記筒状部材18の下端部18bの上部にある固定部18dの外周に環状の固定ブッシュ39が設けられている。この固定ブッシュ39は、前記固定鉄心19の軸方向上端から被せ嵌められ、前記固定部18dの外周面に圧入固定されている。また、ハウジング14の弁保持孔15の大径部15aの上端をかしめることによりかしめ部15dを形成し、該かしめ部15dによって、固定ブッシュ39はハウジング14に対して固定される。
前記プランジャ20は、図1及び図3に示すように、外周面20aが前記筒状部材18の内周面にガイドされながら長手方向へ摺動自在に収容されていると共に、下端部20bに前記弁体21を保持する膨出状の保持溝20cが一体に形成されている。前記プランジャ20は、前記筒状部材18の軸長内に収まる比較的短尺な軸方向長さに設定されている。
前記弁体21は、前記プランジャ20の保持溝20cに形成された保持溝内にかしめ固定されている。
前記バルブスプリング42は、前記プランジャ20上端部に形成された円柱状溝の座面と固定鉄心19の下面との間に弾装され、このバルブスプリング42の付勢力によって前記プランジャ20が閉弁方向である前記シート部材22側の軸方向へ付勢されている。
前記シート部材22は、第1部材23と第2部材24の図中上下2つの部材から構成され、前記第2部材24が、前記第1部材23に軸方向から圧入固定されている。
前記第1部材23は、図1及び図4に示すように、プレス成形によって有底円筒状に形成され、上端側が最大径の第1周壁25と、中径状の第2周壁26及び第3周壁27と、最小径の第4周壁28の順に前記プランジャ20側の一端が開口された第1開口部23a側から底壁である底部23bへ向かって縮径するように段差形状に形成されている。
前記第1周壁25は、外周面25aが前記筒状部材18の下端部18bの内周面に圧入固定されて前記筒状部材18を延長するような形に設けられている。前記第2周壁26は、側部に複数の貫通孔である大径通路孔29が径方向に沿って貫通形成されている。
また、前記第1周壁25と前記第2周壁26は、内周及び外周がプレス成形により段差形状に形成されている。この、プレス成形による圧力により前記第1、第2周壁25、26に加工硬化が生じ、この加工硬化によって前記第1周壁25と前記第2周壁26の剛性が向上して、前記大径通路孔29の形成時における前記第1周壁25の歪みを抑制することができる。
前記第3周壁27は、外径が前記第2周壁26の外径より僅かに小さく形成されている一方、内径が前記第1、第2周壁25、26の内径よりも小さく形成されている。また、内周面27bに前記第2部材24が圧入されていると共に、外周面27aと前記筒状部材18の下端部18bの外周面の間に跨って円筒状のフィルタリング38が圧入固定されている。
前記フィルタリング38は、周方向位置に複数の透孔38aが径方向に沿って貫通形成されていると共に、該透孔38aには、ブレーキ液を濾過するためのフィルタ38bが設けられている。また、前記フィルタリング38は、前記弁保持孔15の中径部15bの内周面及び前記各メイン通路5の一端開口5aと若干の隙間をもって臨んでいる。
また、前記第2周壁26及び前記第3周壁27の外周面と前記フィルタリング38の内周との空間には、前記各メイン通路5と連通する円筒状の第1液路35が形成されている。
前記第4周壁28は、外周面28aが前記弁保持孔15の小径部15c内に圧入されている。また、前記第3周壁27と第4周壁28との間には段差部23eが形成されている。
この段差部23eには、円筒状の圧入用の治具を軸方向下端側から当接させることができるため、前記第1部材23を前記筒状部材18に圧入する際に底部23bに形成された後述の第1通路孔30やその周辺に圧力が直接作用することで生じうる第1通路孔30の変形を抑制することができる。また、前記段差部23eの内周を前記第2部材24圧入時のストッパーにすることができるため作業性の向上を図ることができる。
前記底部23bは、中央にオリフィスである小径な第1通路孔30が軸方向に貫通形成されていると共に、該第1通路孔30の上部に凹部23dが形成されている。つまり、この前記第1通路孔30は、前記底部23bの内底面に前記第1通路孔30よりも内径の大きな凹部23dがあらかじめ形成され、その後、該凹部23dを貫通形成することによって形成されている。これによって、前記第1通路孔30の貫通形成作業が容易になる。
また、前記第1部材23の底部23bに前記第1通路孔30を形成することによって、前記各周壁25〜28にオリフィスを成形するよりも容易に成形することができ、生産性の向上を図ることができる。
前記第2部材24は、図1及び図5に示すように、プレス成形によって有蓋円筒状に形成され、図中上側から小径部32と、該小径部32より大径な大径部31の順に段差拡径状に形成されている。
前記大径部31は、外径が前記第1、第2周壁25、26の内径よりも小さく形成されていると共に、外周面31aが前記第1部材23の第3周壁27の内周面27bに圧入されて、下端側の第2開口部24bが前記第1通路孔30に対向するように配置されている。
前記小径部32は、外周面と前記第1周壁25及び前記第2周壁26の内周面との間と、前記プランジャ20の下端側の間に円筒状の第2液路36が形成されており、この第2液路36は、前記第1液路35と連通している。前記小径部32は、前記大径部31よりも内径と外径を小さく形成されていることにより、第2液路36の空間を広く確保することができる。
また、前記大径部31と小径部32との間に、段差部24cが形成されており、この段差部24cは、前記第2部材24を前記第1部材23の第3周壁27の内周面27bに圧入する際に、図外の圧入用の治具を当接させることができる。これにより、前記第2部材24の大径部31を前記第1部材23の第3周壁27の内周面27bに圧入する際に前記弁座部33やその周辺に圧力が直接作用することで生じうる弁座部33の変形を抑制することができる。
また、前記第2部材24の上端に有する蓋壁24aは、中央位置に第2通路孔34が上下方向に沿って貫通形成されていると共に、該第2通路孔34の上端孔縁には、球面状の弁座部33が形成されている。この弁座部33は、前記第2通路孔34の軸心方向に向かって縮径してテーパ状に形成されていると共に、前記第1部材23の大径通路孔29よりも前記筒状部材18側に形成されている。
前記弁座部33には、前記ソレノイド17の電磁力によって前記プランジャ20が上昇摺動して前記弁体21が離間して前記第2通路孔34を開放する一方、ソレノイド17の電磁力が消磁されるとバルブスプリング42のばね力によって前記プランジャ20が下降摺動して前記弁体21が着座して前記第2通路孔34を閉鎖する。
また、前記第2部材24の内周面及び前記第1部材23の第4周壁28の内周に第3液路37が形成され、前記第2通路孔34が開放されている場合、前記メイン通路5から前記各液路35〜37を介して2つの減圧通路16と連通している。
〔第1実施形態の作用効果〕
以下、本実施形態の作用効果を説明する。
したがって、この実施形態によれば、車両の走行中においてABSが作動する場合には、前記各増圧弁6が閉弁され、マスタシリンダ3からのブレーキ液がカットされる一方、前記各減圧弁7が開弁され各ホイールシリンダ4に掛かりすぎた液圧が各リザーバタンク10に一時的に貯留され、ブレーキ液が前記ポンプモータ41によって作動した各プランジャポンプ9によって、前記各ゲートアウト弁12を通って前記マスタシリンダ3にリターンされる。そして、各増減圧弁6、7を、図外のコントローラによって開閉作動させることによって、ブレーキ油圧装置1内の液圧が増減圧され、タイヤがロックしないように調整される。
また、車両の走行中において挙動制御が行われ、増圧する場合には、前記各ゲートアウト弁12が閉弁される一方、前記各ゲートイン弁11が開弁され、各プランジャポンプ9によってマスタシリンダ3から各サブ通路8を通りブレーキ液が吸入される。そして、液圧を掛けたい前記ホイールシリンダ4へ連通する前記各増圧弁6を介してブレーキ液を圧送している。
前記各減圧弁7は、前記ソレノイド17が前記コントローラによって非通電時、すなわち、ABS非作動時には、前記弁体21が前記第2部材24の弁座部33に当接して前記第2通路孔34を閉鎖するため、前記各メイン通路5側からのブレーキ液を前記各減圧通路16側へ連通するのを阻止している一方、ABS作動時には、前記コントローラから前記ソレノイド17に通電されることによって、前記プランジャ20が固定鉄心19側に吸引され、前記弁体21が前記弁座部33から離間し、ブレーキ液を前記各メイン通路5側から前記各液路35〜37を介して前記各減圧通路16へ連通している。これにより、前記各ホイールシリンダ4に掛かりすぎた液圧を前記各メイン通路5側から前記各液路35〜37を介して前記各減圧通路16側へ送り、前記各リザーバタンク10に一時的に貯留させることによって液圧を逃がして減圧している。
そして、この実施形態では、前記シート部材22を前記第1部材23と前記第2部材24の2つの部材から構成し、前記第2部材24の弁座部33の形成位置を従来技術に比較してソレノイド17側へ移動したことから、その分、プランジャ20の固定鉄心19側の端面から弁体21までの全長を短尺化できる。また、プランジャ20は、外周面20a全体が前記筒状部材18の内周面18cに常にガイドされている(支持されている)ことから、前記プランジャ20が筒状部材18内を摺動する際、該筒状部材18の内周面とプランジャ20の外周面との間のクリアランスにより傾いても、前記各減圧弁7の閉弁時に弁体21が前記弁座部33に当接する際の着座点がずれるのを抑制することができる。
また、従来技術では、弁座部が、シート部材のハウジングに圧入される部分、すなわち、シート部材の底部側に形成されていることから、前記シート部材がハウジング内に圧入固定される際に前記弁座部が圧入によって変形してしまい、前記弁体が前記弁座部に着座する際に着座点がずれて前記弁体のシール性が低下するおそれがあった。
これに対して、本実施形態では前記シート部材22を前記第1部材23と前記第2部材24の2つの部材構成にして、前記第2部材24の前記弁座部33とハウジングに圧入される前記第1部材23の第4周壁28を別個の部位にした。このため、前記弁保持孔15の小径部15c内に圧入される第4周壁28と前記弁体21が当接される弁座部33の位置が離間して、該弁座部33が前記プランジャ20側に近接配置されることから前記弁座部33が圧入による変形の影響を受けることがない。したがって、この点でも前記弁体21が前記弁座部33に着座する際に着座点がずれにくくなり、前記弁体21のシール性が低下するのを抑制することができる。
また、前述したように、前記第1部材23の第3周壁27は、前記第4周壁28との間が段差形状に形成されている。すなわち、仮に前記第3周壁27と前記第4周壁28が同一面に形成されている場合は、前記第2部材24の圧入により、外側に押し広げようとする力が作用し、ハウジング14への圧入荷重が過大になるが、前記第2部材24を圧入している前記第3周壁27と前記ハウジング14に圧入している前記第4周壁28とを段差形状に形成することで前記第1部材23が加工硬化し、第2部材24の圧入により、第1部材23の第4周壁28を外側に広げることがなくなるため、圧入荷重が過大になるのを抑制することができる。
また、前記弁座部33が設けられた第2部材24の大径部31の外周面31aが前記第1部材23の第3周壁27の内周面27b内に圧入固定されていることにより、前記弁座部33が軸方向へ不用意に動かないことから、前記各減圧弁7が閉弁時に、前記プランジャ20の弁体21が前記バルブスプリング42の付勢力によって前記弁座部33に当接した際に、シール性の向上を図ることができる。
また、前記第1部材23と前記第2部材24をプレス成形によって形成したことによりコストの低減を図ることができる。
また、前述したように前記大径部31は、外径が前記第1、第2周壁25、26の内径よりも小さく形成されていると共に、外周面31aが前記第1部材23の第3周壁27の内周面27bに圧入されて、下端側の第2開口部24bが前記第1通路孔30に対向するように配置されている。したがって、前記第2部材24の大径部31を前記第3周壁27の内周面27bに圧入する際に第1、第2周壁25、26が同じ内径でないことから被圧入部の軸方向範囲を短縮することにより圧入作業性を向上することができる。また、前記被圧入部を限定することで必要な部分のみの仕上げが可能である。具体的に、前記第1周壁25の外周面25aは前記筒状部材18の下端部18bの内周面に圧入されるので仕上げが必要である。しかし、被圧入部を限定したことで前記第1周壁25と前記第2周壁26の内周面の仕上げが不要となる。このことから、生産性の向上を図ることができる。
また、前記第1部材23は、前記ハウジング14に液密的に圧入固定されていることから、Oリングなしでシールすることができる。
〔第2実施形態〕
図6は第2実施形態を示し、前記第2部材24の小径部32の構造を変更すると共に、前記プランジャ20の構造を変更したものである。
すなわち、前記プランジャ20は、下端部20b下面に円柱状の凹部20dが形成されていると共に、該凹部20dの中央に前記保持溝20cが形成され、ここに前記弁体21がかしめ固定されている。
前記小径部32は、軸方向長さが前記プランジャ20側に延長されて細長い筒状に形成され、この蓋壁24a中央に第2通路孔34及び弁座部33が形成されている。
したがって、この実施形態によれば、前記小径部32の軸方向長さを前記プランジャ20側に延長したことによって前記弁座部33がより前記ソレノイド17側に近接配置されていると共に、前記プランジャ20の下端部20bに凹部20dを形成し、この凹部20dの中央に前記保持溝20cを形成したことによって、該前記保持溝20cにかしめ固定される前記弁体21を前記固定鉄心19側へさらに近づけることができる。これにより、前記プランジャ20の外周面20aが前記筒状部材18の内周面18cにガイドされ、安定した摺動性が得られることから第1実施形態よりもさらに前記プランジャ20の傾きを抑制することができると共に、前記弁体21が離着座する弁座部33の位置を前記ソレノイド17側に近接配置したことにより前記プランジャ20の先端の弁体21が前記弁座部33に着座する際の着座点がずれるのを第1実施形態よりもさらに抑制することができる。
また、他の構成は、第1実施形態と同様であるから、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
〔第3実施形態〕
図7及び図8は第3実施形態を示し、前記第1部材23の第2周壁26の構造を変更すると共に、前記第2部材24の小径部32の構造を変更したものである。
すなわち、前記第1部材23の第2周壁26の内径と外径が前記第1周壁25の内径と外径と同じに設定されストレート形状に形成されている。
前記第2部材24の小径部32の内径と外径が前記大径部31と同じに設定されている。
したがって、この実施形態によれば、前記第1部材23の第2周壁26の内径と外径が前記第1周壁25の内径と外径と同じに設定されストレート形状に形成されていると共に、前記第2部材24の小径部32の内径と外径が前記大径部31と同じに設定されていることから、前記第2部材24をプレス成形する際に成形を容易にすることができる。
また、他の構成は、第1実施形態と同様であるから、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
〔第4実施形態〕
図9は第4実施形態を示し、オリフィスを第1通路孔30とは別部材(樹脂部材)で形成したものである。
すなわち、前記第2部材24の大径部31の内部にオリフィス部材40を設けたものである。
前記オリフィス部材40は、樹脂材によって円筒状に形成され、前記大径部31の内周部31bに圧入固定されていると共に、中心軸方向に小径通路孔40aが貫通形成されている。
また、前記オリフィス部材40は、上端部40bと下端部40cにおいて、それぞれ前記小径通路孔40aの軸心方向へ向かって縮径状の第1テーパ面40dと第2テーパ面40eが形成されている。
したがって、この実施形態によれば、前記第1通路孔30と前記第2通路孔34との間である前記第3液路37内に前記オリフィス部材40を設けたことによって、前記第1通路孔30を大径化することができる。これにより前記第1通路孔30の精度が不要になることから作業性の向上を図ることができる。
また、他の構成は、第1実施形態と同様であるから、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
本発明は、前記各実施形態の構成に限定されるものではなく、発明の趣旨を逸脱しない範囲で構成を変更することも可能である。
前記実施形態から把握される前記請求項以外の発明の技術的思想について以下に説明する。
〔請求項a〕請求項1に記載の電磁弁において、
前記第2部材は、プレス成形によって形成されたことを特徴とする電磁弁。
この発明によれば、プレス成形によって前記第2部材を形成することによってコストの低減を図ることができる。
〔請求項b〕請求項1または請求項aに記載の電磁弁において、
前記第2部材は、前記第1部材に圧入され、前記第1部材との圧入部側の外径よりも前記第1部材の第2通路孔側の外径が小さいことを特徴とする電磁弁。
この発明によれば、前記第2部材の外周の液路の空間を広く確保することができる。
〔請求項c〕請求項1及び請求項a、bのいずれかに記載の電磁弁において
前記第1部材は、プレス成形によって形成されたことを特徴とする電磁弁。
この発明によれば、プレス成形によって前記第1部材を形成することによってコストの低減を図ることができる。
〔請求項d〕請求項1及び請求項a〜cのいずれかに記載の電磁弁において、
前記第1部材は、前記筒状部材の内周に圧入される第1周壁と、前記貫通孔が形成された第2周壁とで、外周と内周の両方に段差を有することを特徴とする電磁弁。
この発明によれば、前記第1周壁と前記第2周壁とで段差を設けたことにより加工硬化によって剛性が向上し前記貫通孔形成時における第1周壁の歪みを抑制することができる。
〔請求項e〕請求項1及び請求項a〜dのいずれかに記載の電磁弁において、
前記第2部材は、前記第1部材に圧入されていることを特徴とする電磁弁。
〔請求項f〕請求項eに記載の電磁弁において、
前記第1部材は、前記第2部材が圧入される第3周壁の内径が、前記第1周壁の内径より小さいことを特徴とする電磁弁。
この発明によれば、前記第2部材を圧入する第3周壁の内径を前記第1周壁の内径よりも小さく形成することで、前記第2部材圧入時における負荷を抑制することができる。また、精度が必要な部材を分散かつ特定配置することにより生産性の向上を図ることができる。
〔請求項g〕請求項eまたは請求項fに記載の電磁弁において、
前記第1部材は、前記第3周壁と油圧装置のハウジングに圧入される第4周壁とで、外周と内周の両方に段差を有することを特徴とする電磁弁。
この発明によれば、前記第3周壁と前記第4周壁が同一面に形成されていると、前記第2部材圧入により、外側に押し広げようとする力が作用し、前記ハウジングへの圧入荷重が過大になるが、前記第2部材を圧入している前記第3周壁と前記ハウジングに圧入している前記第4周壁とを段差形状に形成することで前記第1部材が加工硬化し、前記第2部材の圧入により、前記第1部材の第4周壁を外側に広げることがなくなるため、圧入荷重が課題になるのを抑制することができる。

〔請求項h〕請求項1及び請求項a〜gのいずれかに記載の電磁弁において、
前記第2通路孔と前記第1通路孔との間にオリフィスを設けたことを特徴とする電磁弁。
この発明によれば、前記第1部材または前記第2部材のオリフィスを廃止して製造コストの削減を図ることができる。
〔請求項i〕請求項1及び請求項a〜hのいずれかに記載の電磁弁において、
前記可動部材は、前記第2部材側の端面に軸心を中心とした凹部を形成し、前記凹部の底部に前記弁体を配置したことを特徴とする電磁弁。
この発明によれば、前記可動部材の摺動部長さを確保しつつ、軸長を短くしたことにより前記可動部材の振れをさらに抑制することができる。
〔請求項j〕請求項1及び請求項a〜iのいずれかに記載の電磁弁において、
前記第1通路孔は、オリフィスであることを特徴とする電磁弁。
この発明によれば、底部にオリフィスを形成することにより、前記各周壁にオリフィスを成形するよりも容易に成形することができ、生産性の向上を図ることができる。
〔請求項k〕請求項2に記載の電磁弁において、
前記第1部材は、前記ハウジングに対し、圧入によって装着されていることを特徴とする電磁弁。
この発明によれば、前記ハウジングに直接前記第1部材が圧入されていることからOリングなしでシールすることができる。
1…ブレーキ油圧装置
3…マスタシリンダ
4…ホイールシリンダ
5…メイン通路(油路)
6…増圧弁
7…減圧弁
14…ハウジング
16…減圧通路(油路)
17…ソレノイド
18…筒状部材
19…固定鉄心
20…プランジャ(可動部材)
21…弁体
22…シート部材
23…第1部材
23a…第1開口部(一端開口部)
23b…底部(底壁)
24…第2部材
25…第1周壁
26…第2周壁
27…第3周壁
28…第4周壁
29…大径通路孔(貫通孔)
30…第1通路孔
31…大径部
32…小径部
33…弁座部
34…第2通路孔
40…オリフィス部材

Claims (2)

  1. 通電されることによって電磁力を発生させるソレノイドと、
    該ソレノイドの内周に配置された非磁性材の筒状部材と、
    磁性体からなり、該筒状部材の内周面に摺動自在に案内され、前記ソレノイドの吸引力によって軸方向に移動すると共に、先端側に弁体が設けられた可動部材と、
    一端に開口された第1開口部を有する有底円筒状に形成され、前記第1開口部側が前記筒状部材に接続され、周壁に径方向に沿って少なくとも一つ形成された貫通孔と、底壁に軸方向に沿って貫通形成された第1通路孔とを有する第1部材と、
    一端に開口された第2開口部を有する有蓋円筒状に形成され、前記第2開口部側が前記第1開口部に軸方向から液密的に固定され、蓋壁に形成されて前記第1通路孔に軸方向から連通する第2通路孔と、該第2通路孔の外側孔縁に形成された弁座部と、を有し、前記弁体が、前記可動部材を介して前記弁座部に離着座することによって前記第2通路孔を開閉する第2部材と、を備え、
    前記弁座部は前記貫通孔よりも前記筒状部材側に配置されたことを特徴とする電磁弁。
  2. 内部にホイールシリンダに接続する第1油路と、リザーバタンクに接続する第2油路とが形成されたハウジングと、
    前記ハウジングに取り付けられ、ブレーキの作動状況に応じて前記油路を開閉する電磁弁と、
    を備えたブレーキ装置において、
    前記電磁弁は、通電されることにより電磁力を発生させるソレノイドと、
    該ソレノイドの内周に配置された非磁性材の筒状部材と、
    磁性体からなり、該筒状部材の内周面に摺動自在に案内され、前記ソレノイドの吸引により軸方向に移動すると共に、先端側に弁体が設けられた可動部材と、
    一端に開口された第1開口部を有する有底円筒形状され、前記第1開口部側が前記筒状部材に接続され、周壁に径方向に沿って少なくとも一つ形成されて前記第1油路と接続された貫通孔と、底壁に軸方向に沿って貫通形成されて前記第2油路に接続された第1通路孔とを有する第1部材と、
    一端に開口された第2開口部を有する有蓋円筒状に形成され、前記第2開口部側が第1開口部側に軸方向から液密的に固定され、蓋壁に形成されて前記第1通路孔に軸方向から連通する第2通路孔と、該第2通路孔の外側孔縁に形成された弁座部と、を有し、前記弁体が、前記可動部材を介して前記弁座部に離着座することによって前記第2通路孔を開閉する第2部材と、を備え、
    前記弁座部は前記貫通孔よりも前記筒状部材側に配置されたことを特徴とするブレーキ装置。
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