JP2014176636A - パチンコ遊技機 - Google Patents
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Abstract
【課題】メモリのデータ量を大きく増やすことなく大当りを多数の態様で表示する事ができる遊技機を提供する。
【解決手段】大当りが判定された場合には第1のカウンタの値の検出結果に応じて主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンが設定され、第2のカウンタの値の検出結果に応じて補助LED33A〜補助LED33Bの点滅停止パターンが設定され、主LED32A〜主LED32Hおよび補助LED33A〜補助LED33Bのそれぞれが点滅停止パターンの設定結果で点滅停止することで大当りの判定結果が表示される。
【選択図】図32
【解決手段】大当りが判定された場合には第1のカウンタの値の検出結果に応じて主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンが設定され、第2のカウンタの値の検出結果に応じて補助LED33A〜補助LED33Bの点滅停止パターンが設定され、主LED32A〜主LED32Hおよび補助LED33A〜補助LED33Bのそれぞれが点滅停止パターンの設定結果で点滅停止することで大当りの判定結果が表示される。
【選択図】図32
Description
本発明は遊技球が始動口に入球した場合に大当りであるか否かを判定し、大当りであると判定した場合に特別入球口を開放状態にする大当り遊技を行う構成のパチンコ遊技機に関する。
上記パチンコ遊技機には大当りであると判定した場合に当該判定結果を相互に異なる複数の大当り態様のいずれかで判定結果表示器に表示し、判定結果表示器に複数の大当り態様のいずれが表示されたかに応じて大当り遊技が終了した後の遊技状態を設定する構成のものがある。このパチンコ遊技機の場合には遊技球が始動口に入球した場合に演出映像表示器に演出映像を表示し、遊技者に演出映像表示器の演出映像を見せることで遊技の視覚的な趣興性を高めている。
上記パチンコ遊技機の場合には大当り遊技が終了した後の遊技状態を遊技者が判定結果表示器の表示内容から識別できないことが好ましい。
本発明のパチンコ遊技機は次の1)始動口〜10)遊技状態設定手段を備えたものである。
1)始動口は遊技球が入球可能なものであり、図2の符号23は始動口に相当する。
2)特別入球口は遊技球が入球可能な開放状態および入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられるものであり、図2の特別入賞口25は特別入球口に相当する。
3)大当り判定手段は遊技球が始動口に入球した場合に大当りであるか否かを判定するものであり、図24のステップS58は大当り判定手段に相当する。
4)判定結果表示器は複数の発光部を有するものである。図4の特別図柄表示器31は判定結果表示器に相当し、主LED32Aと主LED32Bと主LED32Cと主LED32Dと主LED32Eと主LED32Fと主LED32Gと主LED32Hのそれぞれは発光部に相当する。
5)カウンタ更新手段はカウンタの値を下限値および上限値の範囲内で更新するものである。図22のステップS34とステップS35とステップS36はカウンタ更新手段に相当し、カウンタMR2はカウンタに相当する。
6)カウンタ検出手段は遊技球が始動口に入球した場合にカウンタ更新手段のカウンタの値の更新結果を検出するものであり、図24のステップS53はカウンタ検出手段に相当する。
7)大当り判定手段が大当りであると判定した場合にカウンタ検出手段のカウンタの値の検出結果を当該カウンタの値の更新範囲内の別の値に変換し、判定結果表示器の発光部毎に発光部を点灯状態および消灯状態のいずれにするかをカウンタの値の変換結果のうち当該発光部に対応するビットの値に応じて設定する手段。図28のステップS105は当該手段に相当する。
8)表示制御手段は大当り判定手段が大当りであると判定した場合に判定結果表示器の複数の発光部のそれぞれを点灯状態および消灯状態のいずれにするかの設定結果に応じた状態とするものである。図28のステップS107は表示制御手段に相当する。
9)大当り遊技手段は大当り判定手段が大当りであると判定した場合に特別入球口を開放状態にする大当り遊技を行うものである。図23のステップS43は大当り遊技手段に相当する。
10)遊技状態設定手段は大当り判定手段が大当りであると判定した場合にカウンタ検出手段のカウンタの値の検出結果が「1)カウンタの値の更新範囲の一部であって、相互に異なる2つの値の一方を下限値とすると共に他方を上限値とする第1の範囲」および「2)カウンタの値の更新範囲のうち第1の範囲を除く残りの一部または全部であって、相互に異なる2つの値の一方を下限値とすると共に他方を上限値とする第2の範囲」のそれぞれに属しているか否かを判定し、カウンタの値の検出結果が1)第1の範囲に属していると判定した場合には大当り遊技が終了した後の遊技状態を第1の状態に設定すると共に第2の範囲に属していると判定した場合には遊技状態を第1の状態と異なる第2の状態に設定する。図28のステップS119および図36のステップS164は遊技状態設定手段に相当する。図10の範囲(0〜39)は第1の範囲に相当し、図10の範囲(40〜79)は第2の範囲に相当し、確率変動モードのオン状態は第1の状態に相当し、確率変動モードのオフ状態は第2の状態に相当する。
1)始動口は遊技球が入球可能なものであり、図2の符号23は始動口に相当する。
2)特別入球口は遊技球が入球可能な開放状態および入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられるものであり、図2の特別入賞口25は特別入球口に相当する。
3)大当り判定手段は遊技球が始動口に入球した場合に大当りであるか否かを判定するものであり、図24のステップS58は大当り判定手段に相当する。
4)判定結果表示器は複数の発光部を有するものである。図4の特別図柄表示器31は判定結果表示器に相当し、主LED32Aと主LED32Bと主LED32Cと主LED32Dと主LED32Eと主LED32Fと主LED32Gと主LED32Hのそれぞれは発光部に相当する。
5)カウンタ更新手段はカウンタの値を下限値および上限値の範囲内で更新するものである。図22のステップS34とステップS35とステップS36はカウンタ更新手段に相当し、カウンタMR2はカウンタに相当する。
6)カウンタ検出手段は遊技球が始動口に入球した場合にカウンタ更新手段のカウンタの値の更新結果を検出するものであり、図24のステップS53はカウンタ検出手段に相当する。
7)大当り判定手段が大当りであると判定した場合にカウンタ検出手段のカウンタの値の検出結果を当該カウンタの値の更新範囲内の別の値に変換し、判定結果表示器の発光部毎に発光部を点灯状態および消灯状態のいずれにするかをカウンタの値の変換結果のうち当該発光部に対応するビットの値に応じて設定する手段。図28のステップS105は当該手段に相当する。
8)表示制御手段は大当り判定手段が大当りであると判定した場合に判定結果表示器の複数の発光部のそれぞれを点灯状態および消灯状態のいずれにするかの設定結果に応じた状態とするものである。図28のステップS107は表示制御手段に相当する。
9)大当り遊技手段は大当り判定手段が大当りであると判定した場合に特別入球口を開放状態にする大当り遊技を行うものである。図23のステップS43は大当り遊技手段に相当する。
10)遊技状態設定手段は大当り判定手段が大当りであると判定した場合にカウンタ検出手段のカウンタの値の検出結果が「1)カウンタの値の更新範囲の一部であって、相互に異なる2つの値の一方を下限値とすると共に他方を上限値とする第1の範囲」および「2)カウンタの値の更新範囲のうち第1の範囲を除く残りの一部または全部であって、相互に異なる2つの値の一方を下限値とすると共に他方を上限値とする第2の範囲」のそれぞれに属しているか否かを判定し、カウンタの値の検出結果が1)第1の範囲に属していると判定した場合には大当り遊技が終了した後の遊技状態を第1の状態に設定すると共に第2の範囲に属していると判定した場合には遊技状態を第1の状態と異なる第2の状態に設定する。図28のステップS119および図36のステップS164は遊技状態設定手段に相当する。図10の範囲(0〜39)は第1の範囲に相当し、図10の範囲(40〜79)は第2の範囲に相当し、確率変動モードのオン状態は第1の状態に相当し、確率変動モードのオフ状態は第2の状態に相当する。
カウンタの値の検出結果が第1の範囲内である場合には遊技状態が第1の状態に設定され、カウンタの値の検出結果が第2の範囲内である場合には遊技状態が第2の状態に設定される。このため、遊技状態を第1の状態および第2の状態のいずれに設定するかの設計的な割振りを行い易くなる。しかも、カウンタの値の検出結果がカウンタの値の更新範囲内の別の値に変換され、判定結果表示器の発光部毎に発光部を点灯状態および消灯状態のいずれにするかがカウンタの値の変換結果のうち当該発光部に対応するビットの値に応じて設定される。このため、遊技状態が第1の状態に設定される場合および第2の状態に設定される場合のそれぞれで判定結果表示器の複数の発光部の状態に規則性が少なくなるので、遊技状態が第1の状態および第2の状態のいずれが設定されるかを遊技者が判定結果表示器の複数の発光部の状態から識別し難くなる。
パチンコホールの台島には、図1に示すように、外枠1が設置されている。この外枠1は前面および後面のそれぞれが開口する四角筒状をなすものであり、外枠1には外枠1の前方に位置して内枠2が装着されている。この内枠2には横長な長方形状の上皿板3が装着されており、上皿板3には上皿4が固定されている。この上皿4は賞品として払出される遊技球を受けるものであり、上面が開口する容器状をなしている。内枠2には上皿板3の下方に位置して横長な長方形状の下皿板5が装着されており、下皿板5には下皿6が固定されている。この下皿6は上皿4内から溢れた遊技球を受けるものであり、上面が開口する容器状をなしている。
下皿板5の右端部には、図1に示すように、ハンドル台7が固定されており、ハンドル台7には発射ハンドル8が装着されている。この発射ハンドル8は遊技者が前方から手指で操作するものであり、前後方向へ指向する軸を中心に回動可能にされている。内枠2には上皿4の後方に位置して発射ソレノイドが固定されており、発射ソレノイドの出力軸には打球槌9が連結されている。この発射ソレノイドは打球槌9の駆動源に相当するものであり、発射ハンドル8が予め決められた発射停止位置から時計回り方向へ回動操作された状態では発射ソレノイドに駆動電源が与えられ、打球槌9が駆動することで上皿4内の遊技球を上皿4内から弾き出す。この発射ソレノイドは発射ハンドル8の操作状態でパルス状の駆動電源が一定の時間的な周期で与えられるものであり、打球槌9は一定の時間的な周期で駆動することで単位時間当りに一定個数(99個/分)の遊技球を上皿4内から弾き出す。
内枠2には、図1に示すように、上皿板3の上方に位置して前枠10が装着されている。この前枠10は内枠2の前方に配置されたものであり、前枠10には円形状の透明なガラス窓11が固定されている。この前枠10の左上隅部および右上隅部のそれぞれにはスピーカカバー12が固定されている。これら両スピーカカバー12のそれぞれは網状をなすものであり、両スピーカカバー12のそれぞれの後方にはスピーカ13が配置されている。これら両スピーカ13のそれぞれは前枠10に固定されたものであり、両スピーカ13のそれぞれが再生する効果音は前方のスピーカカバー12を通して放出される。前枠10には両スピーカカバー12のそれぞれの下方に位置して2個のランプカバー14が固定されている。これら合計4個のランプカバー14のそれぞれは有色透明なものであり、4個のランプカバー14のそれぞれの後方には複数の電飾LED15(図3参照)が配置されている。これら複数の電飾LED15のそれぞれは前枠10に固定されたものであり、4個のランプカバー14のそれぞれは後方の電飾LED15が点灯することで後方から照明される。
内枠2には、図2に示すように、垂直な板状の遊技盤16が装着されている。この遊技盤16は前枠10の後方に配置されたものであり、前枠10のガラス窓11は遊技盤16を前方から視覚的に認識可能に覆っている。この遊技盤16には外レール17と内レール18と球止めゴム19が固定されている。これら外レール17〜球止めゴム19のそれぞれは遊技盤16の前方に配置されたものであり、外レール17および内レール18のそれぞれは円弧状の金属板から構成され、球止めゴム19は外レール17および内レール18相互間の隙間を塞ぐゴムから構成されている。
遊技盤16には、図2に示すように、発射通路20および遊技領域21が形成されている。発射通路20は外レール17および内レール18相互間に位置する円弧状の隙間を称するものであり、遊技領域21は外レール17と内レール18と球止めゴム19で囲まれた領域のうち発射通路20を除く残りの円形状の領域を称するものであり、打球槌9が弾いた遊技球は発射通路20を通して遊技領域21内に放出される。この遊技領域21内には複数の障害釘22が固定されており、発射通路20から遊技領域21内に放出された遊技球は障害釘22に当りながら遊技領域21内を落下する。
遊技盤16には、図2に示すように、遊技領域21内に位置して始動口23が固定されている。この始動口23は遊技領域21内を転動する遊技球が入賞可能なものであり、上面が開口するポケット状をなしている。この始動口23内には始動口センサ24(図3参照)が固定されている。この始動口センサ24は検出領域内に金属物が進入することで発振状態が変化する近接スイッチからなるものであり、遊技球が始動口23内に入賞した場合には始動口センサ24の発振状態が変化することで始動口センサ24から始動信号が出力され、始動口センサ24から始動信号が出力された場合には大当りの判定結果および外れの判定結果のいずれかが選択され、大当りの判定結果が選択された場合には5R通常大当りと5R確変大当りと2R通常大当りと2R確変大当りのいずれであるかが判定される。
遊技盤16には、図2に示すように、遊技領域21内に位置して特別入賞口25が固定されている。この特別入賞口25は前面が開口する横長な箱状をなすものであり、特別入賞口25には扉26が水平な軸27を中心に回動可能に装着されている。この扉26は特別入賞口ソレノイド28(図3参照)の出力軸に連結されており、特別入賞口ソレノイド28の電気的なオフ状態で垂直な閉鎖状態になることで特別入賞口25の前面を遊技球が入賞不能に閉鎖する。この扉26は特別入賞口ソレノイド28の電気的なオン状態で前方へ水平に倒れた開放状態に軸27を中心に回動するものであり、扉26の開放状態では遊技領域21内を転動する遊技球が扉26に乗って特別入賞口25内に入賞可能になる。この特別入賞口25内には特別入賞口センサ29(図3参照)が固定されている。この特別入賞口センサ29は近接スイッチからなるものであり、遊技球が特別入賞口25内に入賞した場合に特別入賞信号を出力する。
遊技盤16には、図2に示すように、遊技領域21内に位置して表示台枠30が固定されており、表示台枠30には特別図柄表示器31が前方から視覚的に認識可能に固定されている。この特別図柄表示器31は、図4に示すように、主表示部32および補助表示部33を有するものであり、主表示部32は主LED32Aと主LED32Bと主LED32Cと主LED32Dと主LED32Eと主LED32Fと主LED32Gと主LED32Hの8個を上段および下段のそれぞれが左右方向に3列で中段が左右方向に2列に配列することから構成され、補助表示部33は補助LED33Aおよび補助LED33Bの2個を上下方向に配列することから構成されている。この図4で黒塗りは消灯状態であり、白抜きは点灯状態である。
特別図柄表示器31は遊技球が始動口23内に入賞することで始動口センサ24から始動信号が出力された場合に特別図柄遊技の映像が表示されるものである。この特別図柄遊技の映像は主LED32A〜補助LED33Bの10個のそれぞれを相互に同時にオンオフすることで光が点滅する映像を表示した後に主LED32A〜補助LED33Bの10個のそれぞれをオン状態またはオフ状態にすることで光の点滅を停止するものであり、補助LED33A〜33Bの2個の点滅停止状態での点滅停止パターンには相互に異なる4種類が設定され、主LED32A〜主LED32Hの8個の点滅停止状態での点滅停止パターンには相互に異なる101種類が設定されている。
主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンは40種類の点滅停止パターン1と40種類の点滅停止パターン2と10種類の点滅停止パターン3と10種類の点滅停止パターン4と1種類の点滅停止パターン5からなるものであり、5R通常大当りが判定された場合には主LED32A〜主LED32Hが40種類の点滅停止パターン1のいずれか1つで点滅停止し、5R確変大当りが判定された場合には40種類の点滅停止パターン2のいずれか1つで点滅停止し、2R通常大当りが判定された場合には10種類の点滅停止パターン3のいずれか1つで点滅停止し、2R確変大当りが判定された場合には10種類の点滅停止パターン4のいずれか1つで点滅停止し、外れの判定結果が選択された場合には点滅停止パターン5が点滅停止する。
遊技球が始動口23内に入賞することで5R通常大当りであると判定された場合および5R確変大当りであると判定された場合のそれぞれには5回の大当りラウンドからなる大当り遊技が行われる。これら5回の大当りラウンドのそれぞれは特別入賞口25を開放状態にすることで遊技球が特別入賞口25内に入賞することを許容するものであり、遊技球の特別入賞口25に対する入賞個数が限度個数(10個)に到達または特別入賞口25の開放時間が限度時間(30.0sec)に到達した場合に終了する。この限度時間は特別入賞口25の開放時間が限度時間に到達する前に限度個数の遊技球が特別入賞口25内に入賞するように設定されたものであり、5回の大当りラウンドのそれぞれは遊技球の特別入賞口25に対する入賞個数が限度個数に到達することで終了する。
遊技球が始動口23内に入賞することで2R通常大当りであると判定された場合および2R確変大当りであると判定された場合のそれぞれには2回の大当りラウンドからなる大当り遊技が行われる。これら2回の大当りラウンドのそれぞれは特別入賞口25を開放状態にすることで遊技球が特別入賞口25内に入賞することを許容するものであり、遊技球の特別入賞口25に対する入賞個数が限度個数(10個)に到達または特別入賞口25の開放時間が限度時間(0.8sec)に到達した場合に終了する。この限度時間は限度個数の遊技球が特別入賞口25内に入賞する前に特別入賞口25の開放時間が限度時間に到達するように設定されたものであり、2回の大当りラウンドのそれぞれは特別入賞口25の開放時間が限度時間に到達することで終了する。
遊技盤16の後方には、図2に示すように、賞球払出し装置34が固定されている。この賞球払出し装置34はパルスモータからなる払出モータ35(図3参照)を駆動源とするものであり、遊技球が始動口23内に入賞した場合には払出モータ35の回転軸が一定量だけ回転操作されることで上皿4内に一定個数(3個)の遊技球が賞品として払出され、遊技球が特別入賞口25内に入賞した場合には払出モータ35の回転軸が一定量だけ回転操作されることで上皿4内に一定個数(10個)の遊技球が賞品として払出される。即ち、5R通常大当りであると判定された場合および5R確変大当りであると判定された場合のそれぞれには2R通常大当りであると判定された場合および2R確変大当りであると判定された場合の双方に比べて大当り遊技が遊技者に有利な形態で行われる。
遊技球が始動口23内に入賞することで5R確変大当りが選択された場合および2R確変大当りが選択された場合のそれぞれには確率変動モードがオン状態に設定される。この確率変動モードは遊技球が始動口23内に入賞した場合に一定の高確率(10/101)で大当りの判定結果を選択する遊技モードであり、確率変動モードのオフ状態では遊技球が始動口23内に入賞した場合に確率変動モードのオン状態に比べて低い一定の通常確率(1/101)で大当りの判定結果が選択される。
表示台枠30には、図2に示すように、装飾図柄表示器36が固定されている。この装飾図柄表示器36は特別図柄表示器31の主表示領域32および補助表示領域33の合計の面積に比べて大きな面積の表示領域を有するカラー液晶表示器からなるものであり、装飾図柄表示器36の表示領域は前方から視覚的に認識可能にされている。この装飾図柄表示器36の表示領域には装飾図柄遊技の映像が表示される。この装飾図柄遊技の映像の表示中には両スピーカ13のそれぞれから装飾図柄遊技の映像に応じた内容の音声が出力され、複数の電飾LED15のそれぞれが装飾図柄遊技の映像に応じた内容で発光し、装飾図柄遊技の映像が音および光の双方によって演出される。この装飾図柄遊技の映像では、図5に示すように、装飾図柄表示器36の表示領域内に左変動領域Lと中変動領域Cと右変動領域Rが横一列に設定され、左変動領域L内と中変動領域C内と右変動領域R内のそれぞれに図柄要素が変動状態および変動停止状態で順に表示される。
図6の(a)は装飾図柄遊技の映像で左変動領域L内に表示される左列の図柄要素であり、図6の(b)は装飾図柄遊技の映像で中変動領域C内に表示される中列の図柄要素であり、図6の(c)は装飾図柄遊技の映像で右変動領域R内に表示される右列の図柄要素である。これら各列の図柄要素には(1)〜(8)の8種類が共通に設定されており、各列の図柄要素の変動表示は図柄要素を予め決められた順序(1)→(2)→(3)→(4)→(5)→(6)→(7)→(8)→(1)・・・で循環的に変化させることで行われる。これら左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれは特別図柄表示器31に特別図柄遊技の映像が表示される場合に特別図柄が変動開始することに時間的に同期して変動開始するものであり、左列の図柄要素は1番目に(1)〜(8)のいずれかで変動停止し、右列の図柄要素は2番目に(1)〜(8)のいずれかで変動停止し、中列の図柄要素は3番目に(1)〜(8)のいずれかで変動停止する。
左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素は装飾図柄を構成するものであり、背景映像の前方に重ねて変動状態および変動停止状態で表示される。この装飾図柄の組合せには大当りの組合せおよび外れの組合せが設定されている。大当りの組合せは、図5の(a)に示すように、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が相互に同一な組合せであり、遊技球が始動口23内に入賞することで5R通常大当りであると判定された場合および5R確変大当りであると判定された場合のそれぞれには装飾図柄遊技の映像で装飾図柄が大当りの組合せになる。外れの組合せは、図5の(b)および(c)に示すように、左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素が相互に同一でない組合せであり、遊技球が始動口23内に入賞することで外れの判定結果が選択された場合には装飾図柄遊技の映像で装飾図柄が外れの組合せになり、遊技球が始動口23内に入賞することで2R通常大当りであると判定された場合および2R確変大当りであると判定された場合のそれぞれにも装飾図柄遊技の映像で装飾図柄が外れの組合せになる。
図3のメイン制御回路40は特別図柄遊技の映像の表示内容および大当り遊技の遊技内容のそれぞれを制御するものである。このメイン制御回路40は8ビットのマイクロコンピュータからなるものであり、CPU41とROM42とRAM43を有している。このメイン制御回路40のROM42には制御プログラムおよび制御データのそれぞれが予め記録されており、CPU41はRAM43をワークエリアとしてROM42の制御プログラムおよびROM42の制御データのそれぞれに基づいて処理動作を実行する。センサ回路44は始動口センサ24から出力される始動信号および特別入賞口センサ29から出力される特別入賞信号のそれぞれをメイン制御回路40に送信するものであり、メイン制御回路40のCPU41はセンサ回路44を介して始動信号を検出した場合に制御コマンドおよび賞球コマンド1のそれぞれを設定し、センサ回路44を介して特別入賞信号を検出した場合に賞球コマンド2を設定する。
図3のソレノイド回路45は特別入賞口ソレノイド28を電気的にオンオフするものであり、メイン制御回路40のCPU41はソレノイド回路45を電気的に制御することで特別入賞口25を開閉操作する。LED回路46は特別図柄表示器31の主LED32A〜補助LED33Bの10個のそれぞれを電気的にオンオフするものであり、メイン制御回路40のCPU41はLED回路46を電気的に制御することで特別図柄表示器31に特別図柄遊技の映像を表示する。
図3の払出制御回路50は遊技球を上皿4内に賞品として払出す払出動作を制御するものであり、CPUとROMとRAMを有している。この払出制御回路50のROMには制御プログラムおよび制御データのそれぞれが予め記録されており、CPUはRAMをワークエリアとしてROMの制御プログラムおよびROMの制御データのそれぞれに基づいて処理動作を実行する。この払出制御回路50はメイン制御回路40から賞球コマンド1または賞球コマンド2が送信されるものであり、賞球コマンド1を受信した場合に駆動信号1を設定し、賞球コマンド2を受信した場合に駆動信号2を設定する。モータ回路51は払出制御回路50から駆動信号1または駆動信号2が与えられるものであり、駆動信号1が与えられた場合に払出モータ33を駆動信号1に応じて駆動することで上皿4内に一定個数(3)の遊技球を賞品として払出し、駆動信号2が与えられた場合に払出モータ33を駆動信号2に応じて駆動することで上皿4内に一定個数(10)の遊技球を賞品として払出す。
図3の演出制御回路60はメイン制御回路40から制御コマンドの設定結果が送信されるものであり、CPU61とROM62とRAM63を有している。この演出制御回路60のROM62には制御プログラムおよび制御データのそれぞれが予め記録されており、CPU61は制御コマンドの設定結果を受信した場合にはRAM63をワークエリアとしてROM62の制御プログラムおよびROM62の制御データのそれぞれに基づいて演出制御コマンドを設定する。
図3の表示制御回路70は演出制御回路60から演出制御コマンドの設定結果が送信されるものである。この表示制御回路70は演出制御コマンドの設定結果を受信した場合に装飾図柄表示器36に演出制御コマンドの受信結果に応じた装飾図柄遊技の映像を表示するものであり、VDPとVROMとVRAMを有している。VROMは図柄要素を表示するための画像データおよび背景映像を表示するためのビデオデータが予め記録されたものであり、VDPはVROMから検出した画像データおよびビデオデータのそれぞれをVRAMに展開し、装飾図柄表示器36にR・G・Bの各信号を出力することで映像をカラーで表示する。
図3の音制御回路80は演出制御回路60から演出制御コマンドの設定結果が送信されるものであり、CPUとROMとRAMを有している。この音制御回路80のROMには複数の音データが予め記録されており、音制御回路80のCPUは演出制御コマンドの設定結果を受信した場合にROMから演出制御コマンドの設定結果に応じた音データを選択し、両スピーカ13のそれぞれを音データの選択結果で駆動することで両スピーカ13のそれぞれから演出制御コマンドの受信結果に応じた効果音を出力する。
図3の電飾制御回路90は演出制御回路60から演出制御コマンドの設定結果が送信されるものであり、CPUとROMとRAMを有している。この電飾制御回路90のROMには複数の電飾データが予め記録されており、電飾制御回路90のCPUは演出制御コマンドの設定結果を受信した場合にROMから演出制御コマンドの設定結果に応じた電飾データを選択し、複数の電飾LED15のそれぞれを電飾データの選択結果で駆動することで4個のランプカバー14のそれぞれを演出制御コマンドの受信結果に応じた内容で照明する。
図7はメイン制御回路40から演出制御回路60に送信される制御コマンドの一覧である。変動開始コマンドは特別図柄遊技の映像を表示開始することを演出制御回路60に通知するものであり、変動停止コマンドは特別図柄遊技の映像を表示停止することを演出制御回路60に通知するものである。大当り情報コマンドは5R通常大当りと5R確変大当りと2R通常大当りと2R確変大当りのいずれが判定されたかを演出制御回路60に通知するものであり、大当り遊技開始コマンドは大当り遊技を開始することを演出制御回路60に通知するものであり、大当り遊技停止コマンドは大当り遊技を停止することを演出制御回路60に通知するものである。
図8はメイン制御回路40のRAM42の変数の一覧である。カウンタMR1は大当りの判定結果および外れの判定結果のうちから1つを選択するためのものであり、カウンタMR1の下限値は(0)に設定され、カウンタMR1の上限値は(100)に設定されている。カウンタMR2は大当りの判定結果された場合に5R通常大当りと5R確変大当りと2R通常大当りと2R確変大当りのうちから大当りを選択するためのものである。このカウンタMR2は大当りの判定結果が選択された場合に主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンを設定するためのものでもあり、カウンタMR2の下限値は(0)に設定され、カウンタMR2の上限値は(99)に設定されている。カウンタMR3は大当りの判定結果が選択された場合および外れの判定結果が選択された場合のそれぞれに補助LED33A〜補助LED33Bの点滅停止パターンを設定するためのものであり、カウンタMR3の下限値は(0)に設定され、カウンタMR3の上限値は(3)に設定されている。カウンタMN1は大当りラウンドの継続回数を計測するためのものであり、カウンタMN2は大当りラウンドでの特別入賞口25に対する遊技球の入賞個数を計測するためのものである。カウンタMN3は主LED32A〜主LED32Hおよび補助LED33A〜補助LED33Bのそれぞれの点滅停止パターンを設定するためのデータを収集するためのものであり、タイマMT1は特別図柄遊技および大当り遊技のそれぞれで時間を計測するためのものである。
図9の(a)はメイン制御回路40のROM42に予め記録された判定結果選択テーブル1である。この判定結果選択テーブル1はカウンタMR1の更新範囲内の10個の値のそれぞれに大当りの判定結果を割付け、カウンタMR1の更新範囲内の残りの91個の値のそれぞれに外れの判定結果を割付けたものであり、確率変動モードのオン状態で遊技球が始動口23内に入賞した場合には判定結果選択テーブル1からカウンタMR1の値の更新結果に応じた1つの判定結果が選択される。図9の(b)はメイン制御回路40のROM42に予め記録された判定結果選択テーブル2である。この判定結果選択テーブル2はカウンタMR1の更新範囲内の1個の値に大当りの判定結果を割付け、カウンタMR1の更新範囲内の残りの100個の値のそれぞれに外れの判定結果を割付けたものであり、確率変動モードのオフ状態で遊技球が始動口23内に入賞した場合には判定結果選択テーブル2からカウンタMR1の値の更新結果に応じた1つの判定結果が選択される。
図10はメイン制御回路40のROM42に予め記録された大当り判定テーブルである。この大当り判定テーブルはカウンタMR2の更新範囲内の40個の値のそれぞれに5R通常大当りを割付け、カウンタMR2の更新範囲内の別の40個の値のそれぞれに5R確変大当りを割付け、カウンタMR2の更新範囲内の別の10個の値のそれぞれに2R通常大当りを割付け、カウンタMR2の更新範囲内の残りの10個の値のそれぞれに2R確変大当りを割付けたものであり、遊技球が始動口23内に入賞することで大当りの判定結果が選択された場合には大当り判定テーブルからカウンタMR2の値の更新結果に応じた1つの大当りが選択される。
図11はメイン制御回路40のROM42に予め記録された大当り情報コマンドテーブルである。この大当り情報コマンドテーブルは5R通常大当りと5R確変大当りと2R通常大当りと2R確変大当りのそれぞれに1つの大当り情報コマンドを割付けたものであり、大当り判定テーブルから5R通常大当りが選択された場合には大当り情報コマンドテーブルから大当り情報コマンド01が選択され、5R確変大当りが選択された場合には大当り情報コマンドテーブルから大当り情報コマンド02が選択され、2R通常大当りが選択された場合には大当り情報コマンドテーブルから大当り情報コマンド03が選択され、2R確変大当りが選択された場合には大当り情報コマンドテーブルから大当り情報コマンド04が選択される。
図12はメイン制御回路40のROM42に予め記録された大当りラウンドテーブルである。この大当りラウンドテーブルは5R通常大当りと5R確変大当りと2R通常大当りと2R確変大当りのそれぞれに1つの継続回数と1つの限度個数と1つの限度時間を割付けたものであり、大当り判定テーブルから5R通常大当りが選択された場合および5R確変大当りが選択された場合のそれぞれには大当りラウンドテーブルから継続回数(5)と限度個数(10)と限度時間(30.0×1000)が選択され、2R通常大当りが選択された場合および2R確変大当りが選択された場合のそれぞれには大当りラウンドテーブルから継続回数(5)と限度個数(10)と限度時間(0.8×1000)が選択される。
図13はメイン制御回路40のRAM43に予め設定された制御データ格納領域100である。この制御データ格納領域100は特別図柄遊技および大当り遊技のそれぞれを行うために必要なデータを格納するための領域であり、点滅停止パターン格納部101と点滅停止パターン格納部102とフラグ格納部103とタイマ格納部104とカウンタ格納部105と大当り情報格納部106を有している。タイマ格納部104はタイマMT1の値が記録される領域であり、タイマ格納部104にはタイマMT1の値が2進数で記録される。カウンタ格納部105はカウンタMR1の値とカウンタMR2の値とカウンタMR3の値とカウンタMN1の値とカウンタMN2の値とカウンタMN3の値のそれぞれが記録される領域であり、カウンタ格納部105にはカウンタMR1の値〜カウンタMN3の値のそれぞれが2進数で記録される。大当り情報格納部106は大当りの判定結果が選択された場合に5R通常大当りと5R確変大当りと2R通常大当りと2R確変大当りのいずれが選択されたかが記録される領域である。
フラグ格納部103は大当りフラグと確変フラグとプロセスフラグが記録される領域である。プロセスフラグは図23のプロセス処理でステップS41の大当り判定処理〜ステップS43の大当り遊技処理のいずれを実行するかを示すものであり、プロセスフラグの値には(0)〜(2)のいずれかが設定される。大当りフラグは今回の特別図柄遊技で大当りの判定結果が選択されたか否かを示すものであり、確変フラグは確率変動モードがオン状態に設定されているか否かを示すものであり、大当りフラグおよび確変フラグのそれぞれはROM42に予め記録された値(1)が設定されることでオン状態になり、ROM42に予め記録された値(0)が設定されることでオフ状態になる。
図14は点滅停止パターン格納部101であり、点滅停止パターン格納部101は今回の特別図柄遊技の映像での主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンの設定結果が記録される領域である。この点滅停止パターン格納部101にはビット0とビット1とビット2とビット3とビット4とビット5とビット6とビット7の8つが設定されており、ビット0の点滅停止パターン格納部101にはカウンタMN3の値(0)が割付けられ、ビット1の点滅停止パターン格納部101にはカウンタMN3の値(1)が割付けられ、ビット2の点滅停止パターン格納部101にはカウンタMN3の値(2)が割付けられ、ビット3の点滅停止パターン格納部101にはカウンタMN3の値(3)が割付けられ、ビット4の点滅停止パターン格納部101にはカウンタMN3の値(4)が割付けられ、ビット5の点滅停止パターン格納部101にはカウンタMN3の値(5)が割付けられ、ビット6の点滅停止パターン格納部101にはカウンタMN3の値(6)が割付けられ、ビット7の点滅停止パターン格納部101にはカウンタMN3の値(7)が割付けられている。
ビット0〜ビット7の8つの点滅停止パターン格納部101のそれぞれは(0)または(1)のデータが記録されるものであり、主LED32Aを駆動するための表示信号MAはビット0の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Bを駆動するための表示信号MBはビット1の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Cを駆動するための表示信号MCはビット2の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Dを駆動するための表示信号MDはビット3の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Eを駆動するための表示信号MEはビット4の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Fを駆動するための表示信号MFはビット5の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Gを駆動するための表示信号MGはビット6の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Hを駆動するための表示信号MHはビット7の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定される。
図15は点滅停止パターン格納部102であり、点滅停止パターン格納部102は今回の特別図柄遊技の映像での補助LED33A〜補助LED33Bの点滅停止パターンの設定結果が記録される領域である。この点滅停止パターン格納部102にはビット0およびビット1の2つが設定されており、ビット0の点滅停止パターン格納部102にはカウンタMN3の値(0)が割付けられ、ビット1の点滅停止パターン格納部102にはカウンタMN3の値(1)が割付けられている。これらビット0およびビット1の2つの点滅停止パターン格納部102のそれぞれは(0)または(1)のデータが記録されるものであり、補助LED33Aを駆動するための表示信号SAはビット0の点滅停止パターン格納部102のデータに応じて設定され、補助LED33Bを駆動するための表示信号SBはビット1の点滅停止パターン格納部102のデータに応じて設定される。
図16は演出制御回路60のRAM62の変数の一覧であり、タイマST1は装飾図柄遊技で時間を計測するためのものである。カウンタSR1〜SR3のそれぞれは図柄要素を(1)〜(8)の8種類のうちから選択するためのものであり、カウンタSR1〜SR3のそれぞれの下限値は(0)に設定され、カウンタSR1の上限値は(249)に設定され、カウンタSR2の上限値は(162)に設定され、カウンタSR3の上限値は(72)に設定されている。
図17の(a)は演出制御回路60のROM62に予め記録された図柄テーブル1であり、図17の(b)は演出制御回路60のROM62に予め記録された図柄テーブル2であり、図17の(c)は演出制御回路60のROM62に予め記録された図柄テーブル3である。図柄テーブル1は(1)〜(8)の8種類の図柄要素のそれぞれにカウンタSR1の更新範囲内の複数の値を割付けたものであり、図柄テーブル2は(1)〜(8)の8種類の図柄要素のそれぞれにカウンタSR2の更新範囲内の複数の値を割付けたものであり、図柄テーブル3は(1)〜(8)の8種類の図柄要素のそれぞれにカウンタSR3の更新範囲内の複数の値を割付けたものであり、図柄テーブル1〜図柄テーブル3のそれぞれは装飾図柄の組合せを設定する場合に使用される。
図18は演出制御回路60のRAM63に予め設定された演出制御データ格納領域110であり、演出制御データ格納領域110にはコマンド格納部111とフラグ格納部112とタイマ格納部113とカウンタ格納部114と確定図柄格納部115が設定されている。コマンド格納部111はメイン制御回路40から送信された変動開始コマンドと変動停止コマンドと大当り情報コマンドと大当り遊技開始コマンドと大当り遊技停止コマンドのそれぞれが記録される領域であり、フラグ格納部112は遊技中フラグが記録される領域である。この遊技中フラグは装飾図柄表示器36に装飾図柄遊技の映像が表示されているか否かを示すものであり、ROM62に予め記録された値(1)が設定されることでオン状態になり、ROM62に予め記録された値(0)が設定されることでオフ状態になる。タイマ格納部113はタイマST1の値が記録される領域であり、カウンタ格納部114はカウンタSR1〜SR3のそれぞれの値が記録される領域であり、確定図柄格納部115は今回の装飾図柄遊技で停止表示する装飾図柄の組合せが記録される領域である。
[1]メイン処理
図19はメイン制御回路40のCPU41が電源投入に基づいて実行するメイン処理であり、CPU41は電源が投入された場合にはステップS1でレジスタおよびPIO(パラレル入出力ポート)のそれぞれを初期設定し、ステップS2でRAM43の点滅停止パターン格納部101と点滅停止パターン格納部102とフラグ格納部103とタイマ格納部104とカウンタ格納部105と大当り情報格納部106のそれぞれを初期設定する。そして、ステップS3で4msec毎にタイマ割込みが発生するようにCTC(カウンタ/タイマ)を初期設定し、ステップS4のカウンタ更新処理1を繰返す。
[1]メイン処理
図19はメイン制御回路40のCPU41が電源投入に基づいて実行するメイン処理であり、CPU41は電源が投入された場合にはステップS1でレジスタおよびPIO(パラレル入出力ポート)のそれぞれを初期設定し、ステップS2でRAM43の点滅停止パターン格納部101と点滅停止パターン格納部102とフラグ格納部103とタイマ格納部104とカウンタ格納部105と大当り情報格納部106のそれぞれを初期設定する。そして、ステップS3で4msec毎にタイマ割込みが発生するようにCTC(カウンタ/タイマ)を初期設定し、ステップS4のカウンタ更新処理1を繰返す。
図20はステップS4のカウンタ更新処理1であり、CPU41はステップS11でカウンタ格納部105のカウンタMR3の値をROM42に予め記録された上限値(3)と比較する。このカウンタMR3の値はステップS2でROM42に予め記録された下限値(0)に初期設定されるものであり、CPU41はステップS11でカウンタMR3の値が上限値に到達していると判断した場合にはステップS12でカウンタMR3の値に下限値を設定し、ステップS11でカウンタMR3の値が上限値に到達していないと判断した場合にはステップS13でカウンタMR3の値にROM42に予め記録された一定値(1)を加算する。即ち、カウンタMR3の値はタイマ割込み処理の残余期間内に下限値(0)から上限値(3)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。
[2]タイマ割込み処理
図21はCPU41がタイマ割込みの発生する4msec毎に実行するタイマ割込み処理であり、CPU41はタイマ割込みが発生する毎にステップS21のカウンタ更新処理2およびステップS22のプロセス処理を順に実行する。
[3]カウンタ更新処理2
図22はステップS21のカウンタ更新処理2であり、CPU41はステップS31でカウンタ格納部105のカウンタMR1の値をROM42に予め記録された上限値(100)と比較する。このカウンタMR1の値はステップS2で下限値(0)に初期設定されるものであり、CPU41はステップS31でカウンタMR1の値が上限値に到達していると判断した場合にはステップS32でカウンタMR1の値に下限値を設定し、ステップS31でカウンタMR1の値が上限値に到達していないと判断した場合にはステップS33でカウンタMR1の値に一定値(1)を加算する。即ち、カウンタMR1の値は一定時間(4msec)が経過する毎に一定値(1)だけ更新されるものであり、下限値(0)から上限値(100)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。
[2]タイマ割込み処理
図21はCPU41がタイマ割込みの発生する4msec毎に実行するタイマ割込み処理であり、CPU41はタイマ割込みが発生する毎にステップS21のカウンタ更新処理2およびステップS22のプロセス処理を順に実行する。
[3]カウンタ更新処理2
図22はステップS21のカウンタ更新処理2であり、CPU41はステップS31でカウンタ格納部105のカウンタMR1の値をROM42に予め記録された上限値(100)と比較する。このカウンタMR1の値はステップS2で下限値(0)に初期設定されるものであり、CPU41はステップS31でカウンタMR1の値が上限値に到達していると判断した場合にはステップS32でカウンタMR1の値に下限値を設定し、ステップS31でカウンタMR1の値が上限値に到達していないと判断した場合にはステップS33でカウンタMR1の値に一定値(1)を加算する。即ち、カウンタMR1の値は一定時間(4msec)が経過する毎に一定値(1)だけ更新されるものであり、下限値(0)から上限値(100)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。
CPU41はステップS34へ移行すると、カウンタ格納部105のカウンタMR2の値をROM42に予め記録された上限値(99)と比較する。このカウンタMR2の値はステップS2で下限値(0)に初期設定されるものであり、CPU41はステップS34でカウンタMR2の値が上限値に到達していると判断した場合にはステップS35でカウンタMR2の値に下限値を設定し、ステップS34でカウンタMR2の値が上限値に到達していないと判断した場合にはステップS36でカウンタMR2の値に一定値(1)を加算する。即ち、カウンタMR2の値は一定時間(4msec)が経過する毎に一定値(1)だけ更新されるものであり、下限値(0)から上限値(99)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。カウンタMR3の値は下限値(0)および上限値(3)の範囲内で更新されるものであり、カウンタMR3の値の更新処理はカウンタMR2の更新範囲(0〜99)内の全ての値のそれぞれに対して1つの値が固定されないように行われる。
[4]プロセス処理
図23はステップS22のプロセス処理である。このプロセス処理はステップS41の大当り判定処理とステップS42の変動表示処理とステップS43の大当り遊技処理からなるものであり、ステップS41の大当り判定処理〜ステップS43の大当り遊技処理はフラグ格納部103のプロセスフラグの値の設定結果に応じて択一的に行われる。
[5]大当り判定処理
図24はステップS41の大当り判定処理である。この大当り判定処理はフラグ格納部104のプロセスフラグの値が初期値(0)に設定されている場合に実行されるものであり、フラグ格納部104のプロセスフラグの値はステップS2でROM42に予め記録された(0)に初期設定される。
[4]プロセス処理
図23はステップS22のプロセス処理である。このプロセス処理はステップS41の大当り判定処理とステップS42の変動表示処理とステップS43の大当り遊技処理からなるものであり、ステップS41の大当り判定処理〜ステップS43の大当り遊技処理はフラグ格納部103のプロセスフラグの値の設定結果に応じて択一的に行われる。
[5]大当り判定処理
図24はステップS41の大当り判定処理である。この大当り判定処理はフラグ格納部104のプロセスフラグの値が初期値(0)に設定されている場合に実行されるものであり、フラグ格納部104のプロセスフラグの値はステップS2でROM42に予め記録された(0)に初期設定される。
CPU41はステップS51でセンサ回路44から始動信号が出力されているか否かを判断する。ここでセンサ回路44から始動信号が出力されていると判断した場合にはステップS52でカウンタ格納部105からカウンタMR1の値の更新結果を検出し、ステップS53でカウンタ格納部105からカウンタMR2の値の更新結果を検出し、ステップS54でフラグ格納部103の確変フラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。この確変フラグはステップS2でオフ状態に初期設定されるものであり、CPU41はステップS54で確変フラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS55でROM42から図9の(a)の判定結果選択テーブル1を検出し、ステップS54で確変フラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS56でROM42から図9の(b)の判定結果選択テーブル2を検出し、いずれの場合にもステップS57で判定結果選択テーブルの検出結果からカウンタMR1の値の検出結果に応じた1つの判定結果を選択し、ステップS58で判定結果の選択結果が大当りであるか否かを判断する。
CPU41はステップS58で判定結果の選択結果が大当りであると判断すると、ステップS59でフラグ格納部103の大当りフラグをオン状態に設定する。この大当りフラグはステップS2でオフ状態に初期設定されるものであり、CPU41はステップS59で大当りフラグをオン状態に設定した場合にはステップ60でROM42から図10の大当り判定テーブルを検出し、ステップS61で大当り判定テーブルからカウンタMR2の値の検出結果に応じた1つの大当りを選択する。
CPU41はステップS61で大当りを選択すると、ステップS62で大当り情報格納部106に大当りの選択結果を記録する。そして、ステップS63でROM42から図11の大当り情報コマンドテーブルを検出し、ステップS64で大当り情報コマンドテーブルから大当りの選択結果に応じた1つの大当り情報コマンドを選択し、ステップS67で大当り情報コマンドの選択結果を演出制御回路60に送信することで5R通常大当りと5R確変大当りと2R通常大当りと2R確変大当りのいずれが判定されたかを通知する。
CPU41はステップS58で判定結果の選択結果が外れであると判断すると、ステップS65でフラグ格納部103の大当りフラグをオフ状態に設定し、ステップS66でROM42から大当り情報コマンド00を検出する。この大当り情報コマンド00はROM42に予め記録されたものであり、CPU41はステップS66で大当り情報コマンド00を検出した場合にはステップS67で大当り情報コマンド00を演出制御回路60に送信することで外れが判定されたと通知する。
CPU41はステップS67で演出制御回路60に大当り情報コマンドを送信すると、ステップS68の点滅停止パターン設定処理1で特別図柄表示器31の主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンを設定し、ステップS69の点滅停止パターン設定処理2で特別図柄表示器31の補助LED33A〜補助LED33Bの点滅停止パターンを設定する。そして、ステップS70でタイマ格納部104のタイマMT1の値にROM42に予め記録された変動表示時間(6.0×1000msec)を設定し、ステップS71で演出制御回路60に変動開始コマンドを送信することで特別図柄遊技の映像が表示開始されることを通知し、ステップS72でフラグ格納部103のプロセスフラグの値にROM42に予め記録された値(1)を設定する。
[5−1]点滅停止パターン設定処理1
図25はステップS68の点滅停止パターン設定処理1であり、CPU41はステップS81でフラグ格納部103の大当りフラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここでフラグ格納部103の大当りフラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS82へ移行し、ROM42に予め記録された次の演算式(1)をROM42から検出する。この演算式(1)はC言語等のプログラミング言語で疑似乱数生成用のアルゴリズムとして採用されているものであり、最大でMの周期の乱数列を生成する。ここでAとBとMのそれぞれは定数であり、Aは(21)に設定され、Bは(1)に設定され、Mは(100)に設定されている。
Y=(A×X+B)modM ・・・・・(1)
CPU41はステップS82で演算式(1)を検出すると、ステップS83でカウンタMR2の値の検出結果を演算式(1)の変数Xの値に設定し、ステップS84で演算式(1)の乱数Yの値を演算し、ステップS86へ移行する。図26は乱数Yの値の演算結果である。この乱数Yの値の演算結果はカウンタMR2と同一の下限値(0)〜同一の上限値(99)の範囲内で得られるものであり、変数Xの値に対して異なる値になり、変数Xの値の範囲内(0〜99)で相互に異なる値になる。
[5−1]点滅停止パターン設定処理1
図25はステップS68の点滅停止パターン設定処理1であり、CPU41はステップS81でフラグ格納部103の大当りフラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここでフラグ格納部103の大当りフラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS82へ移行し、ROM42に予め記録された次の演算式(1)をROM42から検出する。この演算式(1)はC言語等のプログラミング言語で疑似乱数生成用のアルゴリズムとして採用されているものであり、最大でMの周期の乱数列を生成する。ここでAとBとMのそれぞれは定数であり、Aは(21)に設定され、Bは(1)に設定され、Mは(100)に設定されている。
Y=(A×X+B)modM ・・・・・(1)
CPU41はステップS82で演算式(1)を検出すると、ステップS83でカウンタMR2の値の検出結果を演算式(1)の変数Xの値に設定し、ステップS84で演算式(1)の乱数Yの値を演算し、ステップS86へ移行する。図26は乱数Yの値の演算結果である。この乱数Yの値の演算結果はカウンタMR2と同一の下限値(0)〜同一の上限値(99)の範囲内で得られるものであり、変数Xの値に対して異なる値になり、変数Xの値の範囲内(0〜99)で相互に異なる値になる。
CPU41はステップS81でフラグ格納部103の大当りフラグがオフ状態に設定されていると判断すると、ステップS85でROM42に予め記録された乱数Y(100)をROM42から検出する。この乱数Yの値はステップS84での演算結果(0〜99)のいずれとも相違するものであり、CPU41はステップS85で乱数Yの値を検出した場合にはステップS86へ移行する。
CPU41はステップS86へ移行すると、カウンタ格納部105のカウンタMN3の値にROM42に予め記録された値(7)を設定し、ステップS87で乱数Yの値の演算結果または検出結果からカウンタMN3の値に応じたデータを検出する。この乱数Yの値はビット0〜ビット7の8桁の2進数のデータからなるものであり、ステップS87では乱数Yの値の演算結果または検出結果のうちカウンタMN3の値に応じた桁のビットから(0)または(1)のデータが検出される。
CPU41はステップS87でデータを検出すると、ステップS88でデータの検出結果をビット0〜ビット7の点滅停止パターン格納部101のうちカウンタ格納部105のカウンタMN3の値に応じた1つに記録する。そして、ステップS89でカウンタ格納部105のカウンタMN3の値から一定値(1)を減算し、ステップS90でカウンタMN3の値の減算結果をROM42に予め記録された限度値(0)と比較する。ここでカウンタMN3の値の減算結果が限度値以上であると判断した場合にはステップS87に復帰し、カウンタMN3の値の減算結果が限度値より小さいと判断した場合には点滅停止パターン設定処理1を終える。
即ち、乱数Yの値が演算された場合および乱数Yの値が検出された場合のそれぞれには乱数Yの値の下位から1桁目のビット0のデータがビット0の点滅停止パターン格納部101に記録され、下位から2桁目のビット1のデータがビット1の点滅停止パターン格納部101に記録され、下位から3桁目のビット2のデータがビット2の点滅停止パターン格納部101に記録され、下位から4桁目のビット3のデータがビット3の点滅停止パターン格納部101に記録され、下位から5桁目のビット4のデータがビット4の点滅停止パターン格納部101に記録され、下位から6桁目のビット5のデータがビット5の点滅停止パターン格納部101に記録され、下位から7桁目のビット6のデータがビット6の点滅停止パターン格納部101に記録され、下位から8桁目のビット7のデータがビット7の点滅停止パターン格納部101に記録される。例えば乱数Yの値が(00001010B)である場合には、図14の(a)に示すように、下位から1桁目のデータ(0)がビット0の点滅停止パターン格納部101に記録され、下位から2桁目のデータ(1)がビット1の点滅停止パターン格納部101に記録され、下位から3桁目のデータ(0)がビット2の点滅停止パターン格納部101に記録され、下位から4桁目のデータ(1)がビット3の点滅停止パターン格納部101に記録され、ビット4の点滅停止パターン格納部101〜ビット7の点滅停止パターン格納部101のそれぞれにはデータ(0)が記録される。
[5−2]点滅停止パターン設定処理2
図27はステップS69の点滅停止パターン設定処理2であり、CPU41はステップS91でカウンタ格納部105からカウンタMR3の値の更新結果を検出する。このカウンタMR3の値は今回のタイマ割込み処理が終了した後から次回のタイマ割込み処理が始まる前までの残り時間で(0)(1)(2)(3)(0)・・・と循環的に更新されるものであり、CPU41はステップS91でカウンタMR3の値の更新結果を検出した場合にはステップS92でカウンタ格納部105のカウンタMN3の値にROM42に予め記録された初期値(1)を設定し、ステップS93でカウンタMR3の値の検出結果からカウンタMN3の値に応じたデータを検出する。このカウンタMR3の値はビット0〜ビット7の8桁の2進数のデータからなるものであり、ステップS93ではカウンタMR3の値の検出結果のうちカウンタMN3の値に応じた桁のビットから(0)または(1)のデータが検出される。
[5−2]点滅停止パターン設定処理2
図27はステップS69の点滅停止パターン設定処理2であり、CPU41はステップS91でカウンタ格納部105からカウンタMR3の値の更新結果を検出する。このカウンタMR3の値は今回のタイマ割込み処理が終了した後から次回のタイマ割込み処理が始まる前までの残り時間で(0)(1)(2)(3)(0)・・・と循環的に更新されるものであり、CPU41はステップS91でカウンタMR3の値の更新結果を検出した場合にはステップS92でカウンタ格納部105のカウンタMN3の値にROM42に予め記録された初期値(1)を設定し、ステップS93でカウンタMR3の値の検出結果からカウンタMN3の値に応じたデータを検出する。このカウンタMR3の値はビット0〜ビット7の8桁の2進数のデータからなるものであり、ステップS93ではカウンタMR3の値の検出結果のうちカウンタMN3の値に応じた桁のビットから(0)または(1)のデータが検出される。
CPU41はステップS93でデータを検出すると、ステップS94でデータの検出結果をビット0およびビット1の点滅停止パターン格納部102のうちカウンタ格納部105のカウンタMN3の値に応じた1つに記録する。そして、ステップS95でカウンタ格納部105のカウンタMN3の値から一定値(1)を減算し、ステップS96でカウンタMN3の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでカウンタMN3の値の減算結果が限度値以上であると判断した場合にはステップS93に復帰し、カウンタMN3の値の減算結果が限度値に比べて小さいと判断した場合には点滅停止パターン設定処理2を終える。
即ち、カウンタMR3の値が検出された場合にはカウンタMR3の値の下位から1桁目のビット0のデータがビット0の点滅停止パターン格納部102に記録され、下位から2桁目のビット1のデータがビット1の点滅停止パターン格納部102に記録される。例えばカウンタMR3の値が(00000010B)である場合には、図15の(a)に示すように、下位から1桁目のデータ(0)がビット0の点滅停止パターン格納部102に記録され、下位から2桁目のデータ(1)がビット1の点滅停止パターン格納部102に記録される。
[6]変動表示処理
図28はステップS42の変動表示処理である。この変動表示処理はフラグ格納部103のプロセスフラグの値が(1)に設定されている場合に実行されるものであり、CPU41はステップS101のLED点滅処理で特別図柄表示器31の主LED32A〜補助LED33Bの10個を相互に同時にオン状態またはオフ状態にする。これら主LED32A〜補助LED33Bの10個は一定の時間的な間隔(0.4×1000msec)でオン状態およびオフ状態に交互に切換えられるものであり、CPU41はステップS101のLED点滅処理を終えた場合にはステップS102へ移行する。
[6]変動表示処理
図28はステップS42の変動表示処理である。この変動表示処理はフラグ格納部103のプロセスフラグの値が(1)に設定されている場合に実行されるものであり、CPU41はステップS101のLED点滅処理で特別図柄表示器31の主LED32A〜補助LED33Bの10個を相互に同時にオン状態またはオフ状態にする。これら主LED32A〜補助LED33Bの10個は一定の時間的な間隔(0.4×1000msec)でオン状態およびオフ状態に交互に切換えられるものであり、CPU41はステップS101のLED点滅処理を終えた場合にはステップS102へ移行する。
CPU41はステップS102へ移行すると、タイマ格納部104のタイマMT1の値からROM42に予め記録された一定値(4msec)を減算することで特別図柄遊技の残り時間を更新し、ステップS103でタイマMT1の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでタイマMT1の値の減算結果が限度値に到達したと判断した場合にはステップS104で演出制御回路60に変動停止コマンドを送信することで特別図柄遊技が終了することを通知し、ステップS105の表示信号設定処理1で表示信号MA〜MHの8つのそれぞれを設定し、ステップS106の表示信号設定処理2で表示信号SA〜SBの2つのそれぞれを設定し、ステップS107でLED回路46に表示信号MA〜MHの8つの設定結果のそれぞれを送信することで主LED32A〜主LED32Hの8個のそれぞれを点滅停止させ、LED回路46に表示信号SA〜SBの2つの設定結果のそれぞれを送信することで補助LED33A〜補助LED33Bの2個のそれぞれを点滅停止させる。即ち、主LED32A〜主LED32Hの8個および補助LED33A〜補助LED33Bの2個のそれぞれは点滅開始してから変動表示時間が経過することで点滅停止するものであり、主LED32A〜主LED32Hの8個はステップS101のLED点滅処理が再開されるまでステップS107の表示信号MA〜MHの設定結果に応じた点滅停止パターンで点滅停止し、補助LED33A〜補助LED33Bの2個はステップS101のLED点滅処理が再開されるまでステップS107の表示信号SA〜SBの設定結果に応じた点滅停止パターンで点滅停止する。
CPU41はステップS107で主LED32A〜主LED32Hおよび補助LED33A〜補助LED33Bの10個のそれぞれを点滅停止させると、ステップS108でフラグ格納部103の大当りフラグがオフ状態に設定されているか否かを判断する。ここで大当りフラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS109へ移行し、フラグ格納部103のプロセスフラグの値に(0)を設定する。このプロセスフラグの値に(0)を設定した場合には次回のプロセス処理で図24のステップS51へ移行し、センサ回路44から始動信号が出力されているか否かを判断する。
CPU41はステップS108でフラグ格納部103の大当りフラグがオン状態に設定されていると判断すると、ステップS110で大当りフラグをオフ状態に設定し、ステップS111でROM42から図12の大当りラウンドテーブルを検出し、ステップS112で大当り情報格納部106から大当りの判定結果を検出する。そして、ステップS113で大当りラウンドテーブルから大当りの検出結果に応じた1つの継続回数を選択し、ステップS114でカウンタ格納部105のカウンタMN1の値に継続回数の選択結果を設定する。
CPU41はステップS114でカウンタMN1の値に継続回数の選択結果を設定すると、ステップS115で大当りラウンドテーブルから大当りの検出結果に応じた1つの限度個数を選択し、ステップS116でカウンタ格納部105のカウンタMN2の値に限度個数の選択結果を設定する。そして、ステップS117で大当りラウンドテーブルから大当りの検出結果に応じた1つの限度時間を選択し、ステップS118でタイマ格納部104のタイマMT1の値に限度時間の選択結果を設定する。
CPU41はステップS118でタイマMT1の値に限度時間の選択結果を設定すると、ステップS119でフラグ格納部103の確変フラグをオフ状態に設定し、ステップS120で特別入賞口ソレノイド28を電気的なオフ状態からオン状態に切換えることで特別入賞口25を閉鎖状態から開放状態に切換える。そして、ステップS121で演出制御回路60に大当り遊技開始コマンドを送信することで大当り遊技が始まったことを通知し、ステップS122でフラグ格納部103のプロセスフラグの値にROM42に予め記録された値(2)を設定する。
[6−1]表示信号設定処理1
図29はステップS105の表示信号設定処理1であり、CPU41はステップS131でカウンタ格納部105のカウンタMN3の値に初期値(7)を設定する。そして、ステップS132でビット0〜ビット7の点滅停止パターン格納部101のうちからカウンタMN3の値に応じた1つのデータを検出し、ステップS133で主LED32A〜主LED32Hのうちデータの検出結果に応じた1つの表示信号を設定する。この表示信号はLEDを点灯状態または消灯状態にするものであり、データの検出結果が(0)である場合には消灯用の表示信号が設定され、データの検出結果が(1)である場合には点灯用の表示信号が設定される。
[6−1]表示信号設定処理1
図29はステップS105の表示信号設定処理1であり、CPU41はステップS131でカウンタ格納部105のカウンタMN3の値に初期値(7)を設定する。そして、ステップS132でビット0〜ビット7の点滅停止パターン格納部101のうちからカウンタMN3の値に応じた1つのデータを検出し、ステップS133で主LED32A〜主LED32Hのうちデータの検出結果に応じた1つの表示信号を設定する。この表示信号はLEDを点灯状態または消灯状態にするものであり、データの検出結果が(0)である場合には消灯用の表示信号が設定され、データの検出結果が(1)である場合には点灯用の表示信号が設定される。
CPU41はステップS133で表示信号を設定すると、ステップS134でカウンタ格納部105のカウンタMN3の値から一定値(1)を減算し、ステップS135でカウンタMN3の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでカウンタMN3の値の減算結果が限度値以上であると判断した場合にはステップS132に復帰し、カウンタMN3の値の減算結果が限度値未満であると判断した場合にはステップS136でビット0〜ビット7の7個の点滅停止データ格納部101のそれぞれからデータを消去する。
即ち、カウンタMN3の値が(7)(6)(5)(4)(3)(2)(1)(0)の順に減算されることで主LED32Hを点灯状態または消灯状態にするための表示信号MHがビット7の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Gを点灯状態または消灯状態にするための表示信号MGがビット6の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Fを点灯状態または消灯状態にするための表示信号MFがビット5の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Eを点灯状態または消灯状態にするための表示信号MEがビット4の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Dを点灯状態または消灯状態にするための表示信号MDがビット3の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Cを点灯状態または消灯状態にするための表示信号MCがビット2の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Bを点灯状態または消灯状態にするための表示信号MBがビット1の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定され、主LED32Aを点灯状態または消灯状態にするための表示信号MAがビット0の点滅停止パターン格納部101のデータに応じて設定される。
[6−2]表示信号設定処理2
図30はステップS106の表示信号設定処理2であり、CPU41はステップS141でカウンタ格納部105のカウンタMN3の値に初期値(1)を設定する。そして、ステップS142でビット0〜ビット1の点滅停止パターン格納部102のうちからカウンタMN3の値に応じた1つのデータを検出し、ステップS143で補助LED33Aおよび補助LED33Bのうちデータの検出結果に応じた1つの表示信号を設定する。この表示信号はLEDを点灯状態または消灯状態にするものであり、データの検出結果が(0)である場合には消灯用の表示信号が設定され、データの検出結果が(1)である場合には点灯用の表示信号が設定される。
[6−2]表示信号設定処理2
図30はステップS106の表示信号設定処理2であり、CPU41はステップS141でカウンタ格納部105のカウンタMN3の値に初期値(1)を設定する。そして、ステップS142でビット0〜ビット1の点滅停止パターン格納部102のうちからカウンタMN3の値に応じた1つのデータを検出し、ステップS143で補助LED33Aおよび補助LED33Bのうちデータの検出結果に応じた1つの表示信号を設定する。この表示信号はLEDを点灯状態または消灯状態にするものであり、データの検出結果が(0)である場合には消灯用の表示信号が設定され、データの検出結果が(1)である場合には点灯用の表示信号が設定される。
CPU41はステップS143で表示信号を設定すると、ステップS144でカウンタ格納部105のカウンタMN3の値から一定値(1)を減算し、ステップS145でカウンタMN3の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでカウンタMN3の値の減算結果が限度値以上であると判断した場合にはステップS142に復帰し、カウンタMN3の値の減算結果が限度値未満であると判断した場合にはステップS146でビット0およびビット1の2個の点滅停止データ格納部102のそれぞれからデータを消去する。即ち、カウンタMN3の値が(1)(0)の順に減算されることで補助LED33Bを点灯状態または消灯状態にするための表示信号SBがビット1の点滅停止パターン格納部102のデータに応じて設定され、補助LED33Aを点灯状態または消灯状態にするための表示信号SAがビット0の点滅停止パターン格納部102のデータに応じて設定される。
[6−3]点滅停止パターンの具体例の説明
遊技球が始動口23に入賞することで外れの判定結果が選択された場合には図25のステップS85で乱数Yの値が(100)に設定され、図25のステップS88で点滅停止パターン格納部101に(01100100B)が記録され、図29のステップS133で消灯用の表示信号MAと消灯用の表示信号MBと点灯用の表示信号MCと消灯用の表示信号MDと消灯用の表示信号MEと点灯用の表示信号MFと点灯用の表示信号MGと消灯用の表示信号MHが設定され、図28のステップS107で表示信号MA〜MHの8つの設定結果のそれぞれが送信される。図31は外れの判定結果が選択された場合の特別図柄表示器31の表示内容であり、外れの判定結果が選択された場合には主LED32Cと主LED32Fと主LED32Gの3個のそれぞれが点灯状態(白)で点滅停止し、主LED32Aと主LED32Bと主LED32Dと主LED32Eと主LED32Hの5個のそれぞれが消灯状態(黒)で点滅停止する。
[6−3]点滅停止パターンの具体例の説明
遊技球が始動口23に入賞することで外れの判定結果が選択された場合には図25のステップS85で乱数Yの値が(100)に設定され、図25のステップS88で点滅停止パターン格納部101に(01100100B)が記録され、図29のステップS133で消灯用の表示信号MAと消灯用の表示信号MBと点灯用の表示信号MCと消灯用の表示信号MDと消灯用の表示信号MEと点灯用の表示信号MFと点灯用の表示信号MGと消灯用の表示信号MHが設定され、図28のステップS107で表示信号MA〜MHの8つの設定結果のそれぞれが送信される。図31は外れの判定結果が選択された場合の特別図柄表示器31の表示内容であり、外れの判定結果が選択された場合には主LED32Cと主LED32Fと主LED32Gの3個のそれぞれが点灯状態(白)で点滅停止し、主LED32Aと主LED32Bと主LED32Dと主LED32Eと主LED32Hの5個のそれぞれが消灯状態(黒)で点滅停止する。
遊技球が始動口23に入賞することで外れの判定結果が選択された場合には図27のステップS91でカウンタMR3の値の更新結果が検出され、図27のステップS94で点滅停止パターン格納部102にカウンタMR3の値の検出結果に応じたデータが記録され、図30のステップS143で表示信号SAおよび表示信号SBのそれぞれが点滅停止パターン格納部102のデータに応じて点灯用または消灯用に設定され、図28のステップS107で表示信号SA〜SBの2つの設定結果のそれぞれが送信される。図31は補助LED33Aおよび補助LED33Bの点滅停止パターンのバリエーションである。この点滅停止パターンには(補助LED33Aのオンおよび補助LED33Bのオン)(補助LED33Aのオンおよび補助LED33Bのオフ)(補助LED33Aのオフおよび補助LED33Bのオン)(補助LED33Aのオフおよび補助LED33Bのオフ)の4種類が存在するので、外れの判定結果が選択されたことが相互に異なる4種類の点滅停止パターンのいずれかで表示されることになる。
遊技球が始動口23に入賞することで大当りの判定結果が選択された場合にカウンタMR2の値の選択結果が(39)である場合には5R通常大当りであると判定される。この場合には図25のステップS84でカウンタMR2の値の選択結果が乱数Yの値(20)に変換され、図25のステップS88で点滅停止パターン格納部101に(00010100B)が記録され、図29のステップS133で消灯用の表示信号MAと消灯用の表示信号MBと点灯用の表示信号MCと消灯用の表示信号MDと点灯用の表示信号MEと消灯用の表示信号MFと消灯用の表示信号MGと消灯用の表示信号MHが設定され、図28のステップS107で表示信号MA〜MHの8つの設定結果のそれぞれが送信される。図32はカウンタMR2の値として(39)が選択されることで5R通常大当りであると判定された場合の特別図柄表示器31の表示内容であり、カウンタMR2の値として(39)が選択された場合には主LED32Cおよび主LED32Eの2個のそれぞれが点灯状態(白)で点滅停止し、主LED32Aと主LED32Bと主LED32Dと主LED32Fと主LEDGと主LED32Hの6個のそれぞれが消灯状態(黒)で点滅停止する。この場合にも補助LED33Aおよび補助LED33Bの点滅停止パターンとして4種類が存在するので、5R通常大当りであると判定されたことが相互に異なる4種類の点滅停止パターンのいずれかで表示される。
遊技球が始動口23に入賞することで大当りの判定結果が選択された場合にカウンタMR2の値の選択結果が(47)である場合には5R確変大当りであると判定される。この場合には図25のステップS84でカウンタMR2の値の選択結果が乱数Yの値(88)に変換され、図25のステップS88で点滅停止パターン格納部101に(01011000B)が記録され、図29のステップS133で消灯用の表示信号MAと消灯用の表示信号MBと消灯用の表示信号MCと点灯用の表示信号MDと点灯用の表示信号MEと消灯用の表示信号MFと点灯用の表示信号MGと消灯用の表示信号MHが設定され、図28のステップS107で表示信号MA〜MHの8つの設定結果のそれぞれが送信される。図33はカウンタMR2の値として(47)が選択されることで5R確変大当りであると判定された場合の特別図柄表示器31の表示内容であり、カウンタMR2の値として(47)が選択された場合には主LED32Dと主LED32Eと主LED32Gの3個のそれぞれが点灯状態(白)で点滅停止し、主LED32Aと主LED32Bと主LED32Cと主LED32Fと主LED32Hの5個のそれぞれが消灯状態(黒)で点滅停止する。この場合にも補助LED33Aおよび補助LED33Bの点滅停止パターンとして4種類が存在するので、5R確変大当りであると判定されたことが相互に異なる4種類の点滅停止パターンのいずれかで表示される。
遊技球が始動口23に入賞することで大当りの判定結果が選択された場合にカウンタMR2の値の選択結果が(89)である場合には2R通常大当りであると判定される。この場合には図25のステップS84でカウンタMR2の値の選択結果が乱数Yの値(70)に変換され、図25のステップS88で点滅停止パターン格納部101に(01000110B)が記録され、図29のステップS133で消灯用の表示信号MAと点灯用の表示信号MBと点灯用の表示信号MCと消灯用の表示信号MDと消灯用の表示信号MEと消灯用の表示信号MFと点灯用の表示信号MGと消灯用の表示信号MHが設定され、図28のステップS107で表示信号MA〜MHの8つの設定結果のそれぞれが送信される。図34はカウンタMR2の値として(89)が選択されることで2R通常大当りであると判定された場合の特別図柄表示器31の表示内容であり、カウンタMR2の値として(89)が選択された場合には主LED32Bと主LED32Cと主LED32Gの3個のそれぞれが点灯状態(白)で点滅停止し、主LED32Aと主LED32Dと主LED32Eと主LED32Fと主LED32Hの5個のそれぞれが消灯状態(黒)で点滅停止する。この場合にも補助LED33Aおよび補助LED33Bの点滅停止パターンとして4種類が存在するので、2R通常大当りであると判定されたことが相互に異なる4種類の点滅停止パターンのいずれかで表示される。
遊技球が始動口23に入賞することで大当りの判定結果が選択された場合にカウンタMR2の値の選択結果が(91)である場合には2R確変大当りであると判定される。この場合には図25のステップS84でカウンタMR2の値の選択結果が乱数Yの値(12)に変換され、図25のステップS88で点滅停止パターン格納部101に(00001011B)が記録され、図29のステップS133で点灯用の表示信号MAと点灯用の表示信号MBと消灯用の表示信号MCと点灯用の表示信号MDと消灯用の表示信号MEと消灯用の表示信号MFと消灯用の表示信号MGと消灯用の表示信号MHが設定され、図28のステップS107で表示信号MA〜MHの8つの設定結果のそれぞれが送信される。図35はカウンタMR2の値として(91)が選択されることで2R確変大当りであると判定された場合の特別図柄表示器31の表示内容であり、カウンタMR2の値として(91)が選択された場合には主LED32Aと主LED32Bと主LED32Dの3個のそれぞれが点灯状態(白)で点滅停止し、主LED32Cと主LED32Eと主LED32Fと主LED32Gと主LED32Hの5個のそれぞれが消灯状態(黒)で点滅停止する。この場合にも補助LED33Aおよび補助LED33Bの点滅停止パターンとして4種類が存在するので、2R確変大当りであると判定されたことが相互に異なる4種類の点滅停止パターンのいずれかで表示される。
主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンをカウンタMR2の値に応じて直接的に設定する場合には大当りの種類が相互に異なるにも拘らず主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンが相互に類似するので、遊技者は主LED32A〜主LED32Hのうち特定の少数個に着目することで大当りの種類を看破できる。例えばカウンタMR2の値の選択結果が(39)である場合にはカウンタMR2の値(00100111B)に応じて主LED32Aと主LED32Bと主LED32Cと主LED32Fの4個のそれぞれが点灯状態で点滅停止し、主LED32Dと主LED32Eと主LED32Gと主LED32Hの4個のそれぞれが消灯状態で点滅停止する。カウンタMR2の値の選択結果が(47)である場合にはカウンタMR2の値(00101111B)に応じて主LED32Aと主LED32Bと主LED32Cと主LED32Dと主LED32Fの5個のそれぞれが点灯状態で点滅停止し、主LED32Eと主LED32Gと主LED32Hの3個のそれぞれが消灯状態で点滅停止する。従って、5R通常大当りが判定された場合および5R確変大当りが判定された場合相互間で主LED32Dの状態のみが相違するので、遊技者は主LED32Dに着目することで両者を相互に識別できる。カウンタMR2の値の選択結果が(89)である場合にはカウンタMR2の値(01011001B)に応じて主LED32Aと主LED32Dと主LED32Eと主LED32Hの4個のそれぞれが点灯状態で点滅停止し、主LED32Bと主LED32Cと主LED32Fと主LED32Hの4個のそれぞれが消灯状態で点滅停止する。カウンタMR2の値の選択結果が(91)である場合にはカウンタMR2の値(01011011B)に応じて主LED32Aと主LED32Bと主LED32Dと主LED32Eと主LED32Hの5個のそれぞれが点灯状態で点滅停止し、主LED32Cと主LED32Fと主LED32Hの3個のそれぞれが消灯状態で点滅停止する。従って、2R通常大当りが判定された場合および2R確変大当りが判定された場合相互間で主LED32Bの状態のみが相違するので、遊技者は主LED32Bに着目することで両者を相互に識別できる。
カウンタMR2の値の選択結果を乱数Yの値に変換し、乱数Yの値の変換結果に応じて主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンを設定する場合には大当りの種類に応じて主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンが相互に大きく相違するので、遊技者が主LED32A〜主LED32Hのうち特定の少数個に着目することで大当りの種類を看破することが困難になる。例えばカウンタMR2の値の選択結果が(39)である場合には乱数Yの値の変換結果(00010100B)に応じて主LED32Cおよび主LED32Eの2個のそれぞれが点灯状態で点滅停止し、主LED32Aと主LED32Bと主LED32Dと主LED32Fと主LEDGと主LED32Hの6個のそれぞれが消灯状態で点滅停止する(図32参照)。カウンタMR2の値の選択結果が(47)である場合には乱数Yの値の変換結果(01011000B)に応じて主LED32Dと主LED32Eと主LED32Gの3個のそれぞれが点灯状態で点滅停止し、主LED32Aと主LED32Bと主LED32Cと主LED32Fと主LED32Hの5個のそれぞれが消灯状態で点滅停止する(図33参照)。従って、5R通常大当りが判定された場合および5R確変大当りが判定された場合相互間で主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンが視覚的に大きく相違するので、遊技者が主LED32A〜主LED32Hのうち特定の少数個に着目することで両者を相互に識別することが困難になる。カウンタMR2の値の選択結果が(89)である場合には乱数Yの値の変換結果(01000110B)に応じて主LED32Bと主LED32Cと主LED32Gの3個のそれぞれが点灯状態で点滅停止し、主LED32Aと主LED32Dと主LED32Eと主LED32Fと主LED32Hの5個のそれぞれが消灯状態で点滅停止する(図34参照)。カウンタMR2の値の選択結果が(91)である場合には乱数Yの値の変換結果(00001011B)に応じて主LED32Aと主LED32Bと主LED32Dの3個のそれぞれが点灯状態で点滅停止し、主LED32Cと主LED32Eと主LED32Fと主LED32Gと主LED32Hの5個のそれぞれが消灯状態で点滅停止する(図35参照)。従って、2R通常大当りが判定された場合および2R確変大当りが判定された場合相互間で主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンが視覚的に大きく相違するので、遊技者が主LED32A〜主LED32Hのうち特定の少数個に着目することで両者を相互に識別することが困難になる。
[7]大当り遊技処理
図36はステップS43の大当り遊技処理である。この大当り遊技処理はフラグ格納部103のプロセスフラグの値が(2)に設定されている場合に実行されるものであり、CPU41はステップS151でタイマ格納部104のタイマMT1の値から一定値(4msec)を減算することで特別入賞口25の残り開放時間を更新し、ステップS152でセンサ回路44から特別入賞信号が出力されているか否かを判断する。ここでセンサ回路44から特別入賞信号が出力されていないと判断した場合にはステップS154へ移行し、センサ回路44から特別入賞信号が出力されていると判断した場合にはステップS153へ移行する。ここでカウンタ格納部105のカウンタMN2の値から一定値(1)を減算することで残り限度個数を更新し、ステップS154へ移行する。
[7]大当り遊技処理
図36はステップS43の大当り遊技処理である。この大当り遊技処理はフラグ格納部103のプロセスフラグの値が(2)に設定されている場合に実行されるものであり、CPU41はステップS151でタイマ格納部104のタイマMT1の値から一定値(4msec)を減算することで特別入賞口25の残り開放時間を更新し、ステップS152でセンサ回路44から特別入賞信号が出力されているか否かを判断する。ここでセンサ回路44から特別入賞信号が出力されていないと判断した場合にはステップS154へ移行し、センサ回路44から特別入賞信号が出力されていると判断した場合にはステップS153へ移行する。ここでカウンタ格納部105のカウンタMN2の値から一定値(1)を減算することで残り限度個数を更新し、ステップS154へ移行する。
CPU41はステップS154へ移行すると、タイマ格納部104のタイマMT1の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでタイマMT1の値の減算結果が限度値に到達したと判断した場合にはステップS156で特別入賞口25を開放状態から閉鎖状態に切換え、タイマMT1の値の減算結果が限度値に到達していないと判断した場合にはステップS155でカウンタ格納部105のカウンタMN2の値を限度値(0)と比較する。ここでカウンタMN2の値が限度値に到達したと判断した場合にはステップS156へ移行し、特別入賞口25を開放状態から閉鎖状態に切換える。即ち、特別入賞口25は特別入賞口25内に限度個数の遊技球が入賞または特別入賞口25の開放時間が限度時間に到達することで閉鎖状態にされるものであり、5R通常大当りが判定された場合および5R確変大当りが判定された場合のそれぞれには特別入賞口25の開放時間が限度時間に到達する前に特別入賞口25内に限度個数の遊技球が入賞することで閉鎖状態にされ、2R通常大当りが判定された場合および2R確変大当りが判定された場合のそれぞれには特別入賞口25内に限度個数の遊技球が入賞する前に特別入賞口25の開放時間が限度時間に到達することで閉鎖状態にされる。
CPU41はステップS156で特別入賞口25を閉鎖状態にすると、ステップS157でカウンタ格納部105のカウンタMN1の値から一定値(1)を減算することで大当りラウンドの残り継続回数を更新し、ステップS158でカウンタMN1の値の減算結果を限度値(0)と比較する。ここでカウンタMN1の値の減算結果が限度値に到達していないと判断した場合にはステップS159でタイマ格納部104のタイマMT1の値にステップS117の限度時間の選択結果を再設定し、ステップS160でカウンタ格納部105のカウンタMN2の値にステップS115の限度個数の選択結果を再設定し、ステップS161で特別入賞口25を再び閉鎖状態から開放状態に切換える。
CPU41はステップS158でカウンタ格納部105のカウンタMN1の値の減算結果が限度値に到達したと判断すると、ステップS162で大当り情報格納部106から大当りの判定結果を検出し、ステップS163で大当りの検出結果を5R確変大当りおよび2R確変大当りのそれぞれと比較する。ここで大当りの検出結果が5R確変大当りおよび2R確変大当りのいずれかであると判断した場合にはステップS164でフラグ格納部103の確変フラグをオン状態に設定してステップS165へ移行し、大当りの検出結果が5R通常大当りおよび2R通常大当りのいずれかであると判断した場合にはフラグ格納部103の確変フラグをオフ状態に設定したままステップS165へ移行する。即ち、5R確変大当りが判定された場合および2R確変大当りが判定された場合のそれぞれには最終回の大当りラウンドが終了するときに確率変動モードがオン状態に設定され、5R通常大当りが判定された場合および2R通常大当りが判定された場合のそれぞれには初回の大当りラウンドが始まるときに確率変動モードがオフ状態に設定される。
CPU41はステップS165へ移行すると、大当り情報格納部106から大当りの判定結果を消去する。そして、ステップS166で演出制御回路60に大当り遊技停止コマンドを送信することで大当り遊技が終わることを通知し、ステップS167でフラグ格納部103のプロセスフラグの値に(0)を設定する。このプロセスフラグの値に(0)を設定した場合には次回のプロセス処理で図24のステップS51へ移行し、センサ回路44から始動信号が出力されているか否かを判断する。
[8]メイン処理
図37は演出制御回路60のCPU61が電源投入に基づいて実行するメイン処理であり、CPU61は電源が投入された場合にはステップS201でレジスタおよびPIO(パラレル入出力ポート)のそれぞれを初期設定する。そして、ステップS202でRAM63のコマンド格納部111とフラグ格納部112とタイマ格納部113とカウンタ格納部114と確定図柄格納部115のそれぞれを初期設定し、ステップS203で10msec毎にタイマ割込みが発生するようにCTC(カウンタ/タイマ)を設定する。
[8]メイン処理
図37は演出制御回路60のCPU61が電源投入に基づいて実行するメイン処理であり、CPU61は電源が投入された場合にはステップS201でレジスタおよびPIO(パラレル入出力ポート)のそれぞれを初期設定する。そして、ステップS202でRAM63のコマンド格納部111とフラグ格納部112とタイマ格納部113とカウンタ格納部114と確定図柄格納部115のそれぞれを初期設定し、ステップS203で10msec毎にタイマ割込みが発生するようにCTC(カウンタ/タイマ)を設定する。
CPU61はステップS203でCTCを初期設定すると、ステップS204のカウンタ更新処理でカウンタ格納部114のカウンタSR1の値〜SR3の値のそれぞれにROM62に予め記録された一定値(1)を加算する。これらカウンタSR1の値〜SR3の値のそれぞれはステップS202で下限値(0)に初期設定されるものであり、ステップS204のカウンタ更新処理ではカウンタSR1の値が下限値(0)から上限値(249)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算され、カウンタSR2の値が下限値(0)から上限値(162)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算され、カウンタSR3の値が下限値(0)から上限値(72)に加算された後に下限値(0)に戻して循環的に加算される。これら下限値(0)と上限値(249)と上限値(162)と上限値(72)のそれぞれはROM62に予め記録されたものである。
[9]外部割込み処理
メイン制御回路40から変動開始コマンドと変動停止コマンドと大当り情報コマンドと大当り遊技開始コマンドと大当り遊技停止コマンドのそれぞれが送信された場合にはCPU61が外部割込み処理を起動する。このCPU61は外部割込み処理を起動することで割込み禁止状態になり、変動開始コマンドと変動停止コマンドと大当り情報コマンドと大当り遊技開始コマンドと大当り遊技停止コマンドのそれぞれを外部割込み処理で受信コマンドバッファに格納し、割込み禁止状態を解除する。
[10]タイマ割込み処理
図38はCPU61がタイマ割込みの発生する10msec毎に実行するタイマ割込み処理であり、CPU61はタイマ割込みが発生する毎にステップS211のコマンド処理とステップS212の装飾図柄遊技処理とステップS213の大当り遊技演出処理を順に実行する。コマンド処理は受信コマンドバッファに変動開始コマンド〜大当り遊技停止コマンドのそれぞれが記録されているか否かを判断するものであり、受信コマンドバッファに変動開始コマンドが記録されていると判断した場合には変動開始コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部111にシフトし、受信コマンドバッファに変動停止コマンドが記録されていると判断した場合には変動停止コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部111にシフトし、受信コマンドバッファに大当り情報コマンドが記録されていると判断した場合には大当り情報コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部111にシフトし、受信コマンドバッファに大当り遊技開始コマンドが記録されていると判断した場合には大当り遊技開始コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部111にシフトし、受信コマンドバッファに大当り遊技停止コマンドが記録されていると判断した場合には大当り遊技停止コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部111にシフトする。
[11]装飾図柄遊技処理
図39はステップS212の装飾図柄遊技処理であり、CPU61はステップS221でコマンド格納部111に変動開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでコマンド格納部111に変動開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS222へ移行し、フラグ格納部112の遊技中フラグをオン状態に設定する。この遊技中フラグはステップS202でオフ状態に初期設定されるものであり、CPU61はステップS222で遊技中フラグをオン状態に設定した場合にはステップS223の遊技開始処理を経てステップS224へ移行し、コマンド格納部111から変動開始コマンドを消去する。
[9]外部割込み処理
メイン制御回路40から変動開始コマンドと変動停止コマンドと大当り情報コマンドと大当り遊技開始コマンドと大当り遊技停止コマンドのそれぞれが送信された場合にはCPU61が外部割込み処理を起動する。このCPU61は外部割込み処理を起動することで割込み禁止状態になり、変動開始コマンドと変動停止コマンドと大当り情報コマンドと大当り遊技開始コマンドと大当り遊技停止コマンドのそれぞれを外部割込み処理で受信コマンドバッファに格納し、割込み禁止状態を解除する。
[10]タイマ割込み処理
図38はCPU61がタイマ割込みの発生する10msec毎に実行するタイマ割込み処理であり、CPU61はタイマ割込みが発生する毎にステップS211のコマンド処理とステップS212の装飾図柄遊技処理とステップS213の大当り遊技演出処理を順に実行する。コマンド処理は受信コマンドバッファに変動開始コマンド〜大当り遊技停止コマンドのそれぞれが記録されているか否かを判断するものであり、受信コマンドバッファに変動開始コマンドが記録されていると判断した場合には変動開始コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部111にシフトし、受信コマンドバッファに変動停止コマンドが記録されていると判断した場合には変動停止コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部111にシフトし、受信コマンドバッファに大当り情報コマンドが記録されていると判断した場合には大当り情報コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部111にシフトし、受信コマンドバッファに大当り遊技開始コマンドが記録されていると判断した場合には大当り遊技開始コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部111にシフトし、受信コマンドバッファに大当り遊技停止コマンドが記録されていると判断した場合には大当り遊技停止コマンドを受信コマンドバッファからコマンド格納部111にシフトする。
[11]装飾図柄遊技処理
図39はステップS212の装飾図柄遊技処理であり、CPU61はステップS221でコマンド格納部111に変動開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでコマンド格納部111に変動開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS222へ移行し、フラグ格納部112の遊技中フラグをオン状態に設定する。この遊技中フラグはステップS202でオフ状態に初期設定されるものであり、CPU61はステップS222で遊技中フラグをオン状態に設定した場合にはステップS223の遊技開始処理を経てステップS224へ移行し、コマンド格納部111から変動開始コマンドを消去する。
CPU61はステップS225へ移行すると、フラグ格納部112の遊技中フラグがオン状態に設定されているか否かを判断する。ここで遊技中フラグがオン状態に設定されていると判断した場合にはステップS226へ移行し、タイマ格納部113のタイマST1の値にROM62に予め記録された一定値(10msec)を加算する。このタイマST1の値はステップS223の遊技開始処理でROM62に予め記録された値(0)に初期設定されるものであり、CPU61はステップS226でタイマST1の値を加算することで装飾図柄遊技の経過時間を計測する。
CPU61はステップS226でタイマST1の値を加算すると、ステップS227の変動表示処理を経てステップS228へ移行し、コマンド格納部111に変動停止コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでコマンド格納部111に変動停止コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS229でフラグ格納部112の遊技中フラグをオフ状態に設定し、ステップS230でコマンド格納部111から変動停止コマンドを消去し、ステップS231の遊技停止処理へ移行する。
[12]遊技開始処理
図40はステップS223の遊技開始処理であり、CPU61はステップS241でコマンド格納部111から大当り情報コマンドを検出し、ステップS242で大当り情報コマンドの検出結果を5R通常大当り用の大当り情報コマンド01および5R確変大当り用の大当り情報コマンド02のそれぞれと比較する。ここで大当り情報コマンドの検出結果が大当り情報コマンド01または大当り情報コマンド02であると判断した場合にはステップS243の大当り図柄設定処理で装飾図柄を大当りの組合せに設定し、大当り情報コマンドの検出結果が大当り情報コマンド01および大当り情報コマンド02のいずれでもないと判断した場合にはステップS244の外れ図柄設定処理で装飾図柄を外れの組合せに設定する。
[12]遊技開始処理
図40はステップS223の遊技開始処理であり、CPU61はステップS241でコマンド格納部111から大当り情報コマンドを検出し、ステップS242で大当り情報コマンドの検出結果を5R通常大当り用の大当り情報コマンド01および5R確変大当り用の大当り情報コマンド02のそれぞれと比較する。ここで大当り情報コマンドの検出結果が大当り情報コマンド01または大当り情報コマンド02であると判断した場合にはステップS243の大当り図柄設定処理で装飾図柄を大当りの組合せに設定し、大当り情報コマンドの検出結果が大当り情報コマンド01および大当り情報コマンド02のいずれでもないと判断した場合にはステップS244の外れ図柄設定処理で装飾図柄を外れの組合せに設定する。
CPU61は装飾図柄を大当りの組合せまたは外れの組合せに設定すると、ステップS245で確定図柄格納部115に装飾図柄の組合せの設定結果を記録し、ステップS246で表示制御回路70に再生開始コマンド1を送信する。この表示制御回路70は再生開始コマンド1を受信した場合にはVROMに予め記録された装飾図柄遊技用のビデオデータをVROMから検出し、ビデオデータの検出結果を再生開始することで装飾図柄表示器36に装飾図柄遊技の背景映像を表示開始する。
[13−1]大当り図柄設定処理
図41はステップS243の大当り図柄設定処理であり、CPU61はステップS251でカウンタ格納部114からカウンタSR1の値の更新結果を検出し、ステップS252でROM62から図17の(a)の図柄テーブル1を検出する。そして、ステップS253で図柄テーブル1からカウンタSR1の値の検出結果に応じた1つの図柄要素を選択し、ステップS254で左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを共通の図柄要素の選択結果に設定し、ステップS245で確定図柄格納部115に左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれの設定結果を記録する。
[13−2]外れ図柄設定処理
図42はステップS244の外れ図柄設定処理であり、CPU61はステップS261でROM62から図17の(a)の図柄テーブル1を検出し、ステップS262でROM62から図17の(b)の図柄テーブル2を検出し、ステップS263でROM62から図17の(c)の図柄テーブル3を検出する。そして、ステップS264でカウンタ格納部114からカウンタSR1の値の更新結果を検出し、ステップS265で図柄テーブル1から左列の図柄要素としてカウンタSR1の値の検出結果に応じた1つの図柄要素を選択する。
[13−1]大当り図柄設定処理
図41はステップS243の大当り図柄設定処理であり、CPU61はステップS251でカウンタ格納部114からカウンタSR1の値の更新結果を検出し、ステップS252でROM62から図17の(a)の図柄テーブル1を検出する。そして、ステップS253で図柄テーブル1からカウンタSR1の値の検出結果に応じた1つの図柄要素を選択し、ステップS254で左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれを共通の図柄要素の選択結果に設定し、ステップS245で確定図柄格納部115に左列の図柄要素と中列の図柄要素と右列の図柄要素のそれぞれの設定結果を記録する。
[13−2]外れ図柄設定処理
図42はステップS244の外れ図柄設定処理であり、CPU61はステップS261でROM62から図17の(a)の図柄テーブル1を検出し、ステップS262でROM62から図17の(b)の図柄テーブル2を検出し、ステップS263でROM62から図17の(c)の図柄テーブル3を検出する。そして、ステップS264でカウンタ格納部114からカウンタSR1の値の更新結果を検出し、ステップS265で図柄テーブル1から左列の図柄要素としてカウンタSR1の値の検出結果に応じた1つの図柄要素を選択する。
CPU61はステップS265で左列の図柄要素を選択すると、ステップS266でカウンタ格納部114からカウンタSR2の値の更新結果を検出し、ステップS267で図柄テーブル2から中列の図柄要素としてカウンタSR2の値の検出結果に応じた1つの図柄要素を選択する。そして、ステップS268でカウンタ格納部114からカウンタSR3の値の更新結果を検出し、ステップS269で図柄テーブル3から右列の図柄要素としてカウンタSR3の値の検出結果に応じた1つの図柄要素を選択し、ステップS270で左列の図柄要素の選択結果と中列の図柄要素の選択結果と右列の図柄要素の選択結果が相互に同一であるか否かを判断する。ここで左列の図柄要素の選択結果〜右列の図柄要素の選択結果が相互に同一でないと判断した場合にはステップS272で左列の図柄要素〜右列の図柄要素のそれぞれを選択結果に設定し、ステップS245で確定図柄格納部115に左列の図柄要素〜右列の図柄要素のそれぞれの設定結果を記録する。例えば左列の図柄要素の選択結果が(5)で中列の図柄要素の選択結果が(6)で右列の図柄要素の選択結果が(4)である場合には装飾図柄が外れの組合せ(564)に設定される。
CPU61はステップS270で左列の図柄要素の選択結果〜右列の図柄要素の選択結果が相互に同一であると判断すると、ステップS271で中列の図柄要素の選択結果を次の図柄要素に変更する。そして、ステップ272で左列の図柄要素〜右列の図柄要素のそれぞれを選択結果に設定し、ステップS245で確定図柄格納部115に左列の図柄要素〜右列の図柄要素のそれぞれの設定結果を記録する。例えば左列の図柄要素の選択結果〜右列の図柄要素の選択結果のそれぞれが(8)である場合には中列の図柄要素の選択結果が(8)の次の(1)に変更され、装飾図柄が外れの組合せ(818)に設定される。
[14]変動表示処理
図43はステップS227の変動表示処理であり、CPU61はステップS281でタイマ格納部113のタイマST1の値の加算結果をROM62に予め記録された全図変動開始時間(10msec)と比較する。ここでタイマST1の値の加算結果が全図変動開始時間であると判断した場合にはステップS282へ移行し、表示制御回路70に全図変動開始コマンドを送信する。この表示制御回路70は全図変動開始コマンドを受信した場合にはVROMから全図柄変動開始コマンドに応じた画像データを検出し、図44の(a)に示すように、装飾図柄表示器36の左変動領域L内と中変動領域C内と右変動領域R内のそれぞれに画像データの検出結果に応じて図柄要素を変動状態で表示開始する。これら左列の図柄要素〜右列の図柄要素のそれぞれは装飾図柄遊技の背景映像の前方に重ねて表示される。
[14]変動表示処理
図43はステップS227の変動表示処理であり、CPU61はステップS281でタイマ格納部113のタイマST1の値の加算結果をROM62に予め記録された全図変動開始時間(10msec)と比較する。ここでタイマST1の値の加算結果が全図変動開始時間であると判断した場合にはステップS282へ移行し、表示制御回路70に全図変動開始コマンドを送信する。この表示制御回路70は全図変動開始コマンドを受信した場合にはVROMから全図柄変動開始コマンドに応じた画像データを検出し、図44の(a)に示すように、装飾図柄表示器36の左変動領域L内と中変動領域C内と右変動領域R内のそれぞれに画像データの検出結果に応じて図柄要素を変動状態で表示開始する。これら左列の図柄要素〜右列の図柄要素のそれぞれは装飾図柄遊技の背景映像の前方に重ねて表示される。
CPU61はステップS283でタイマ格納部113のタイマST1の値の加算結果をROM62に予め記録された左列の変動停止時間(>全図変動開始時間)と比較する。ここでタイマST1の値の加算結果が左列の変動停止時間であると判断した場合にはステップS284で確定図柄格納部115から左列の図柄要素の設定結果を検出し、ステップS285で表示制御回路70に左列の図柄要素の検出結果を送信し、ステップS286で表示制御回路70に左列の変動停止コマンドを送信する。この表示制御回路70は左列の図柄要素の検出結果および左列の変動停止コマンドを受信した場合には左列の図柄要素の変動表示を受信結果で停止し、図44の(b)に示すように、左変動領域L内に左列の図柄要素の受信結果を変動停止状態で表示する。
CPU61はステップS287でタイマ格納部113のタイマST1の値の加算結果をROM62に予め記録された右列の変動停止時間(>左列の変動停止時間)と比較する。ここでタイマST1の値の加算結果が右列の変動停止時間であると判断した場合にはステップS288で確定図柄格納部115から右列の図柄要素の設定結果を検出し、ステップS289で表示制御回路70に右列の図柄要素の検出結果を送信し、ステップS290で表示制御回路70に右列の変動停止コマンドを送信する。この表示制御回路70は右列の図柄要素の検出結果および右列の変動停止コマンドを受信した場合には右列の図柄要素の変動表示を受信結果で停止し、図44の(c)に示すように、右変動領域R内に右列の図柄要素の受信結果を変動停止状態で表示する。
CPU61はステップS291でタイマ格納部113のタイマST1の値の加算結果をROM62に予め記録された中列の変動停止時間(>右列の変動停止時間)と比較する。ここでタイマST1の値の加算結果が中列の変動停止時間であると判断した場合にはステップS292で確定図柄格納部115から中列の図柄要素の設定結果を検出し、ステップS293で表示制御回路70に中列の図柄要素の検出結果を送信し、ステップS294で表示制御回路70に中列の変動停止コマンドを送信する。この表示制御回路70は中列の図柄要素の検出結果および中列の変動停止コマンドを受信した場合には中列の図柄要素の変動表示を受信結果で停止し、図44の(d)に示すように、中変動領域C内に中列の図柄要素の受信結果を変動停止状態で表示する。
[15]遊技停止処理
図45はステップS231の遊技停止処理であり、CPU61はステップS301で確定図柄格納部115から左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれを消去する。そして、ステップS302でコマンド格納部111から大当り情報コマンドを消去し、ステップS303で表示制御回路70に再生停止コマンド1を送信する。この表示制御回路70は再生停止コマンド1を受信した場合には装飾図柄遊技用のビデオデータの再生処理を停止する。
[16]大当り遊技演出処理
図46はステップS213の大当り遊技演出処理であり、CPU61はステップS311でコマンド格納部111に大当り遊技開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでコマンド格納部111に大当り遊技開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS312でコマンド格納部111から大当り遊技開始コマンドを消去し、ステップS313で表示制御回路70に再生開始コマンド2を送信する。
[15]遊技停止処理
図45はステップS231の遊技停止処理であり、CPU61はステップS301で確定図柄格納部115から左列の図柄要素の設定結果と中列の図柄要素の設定結果と右列の図柄要素の設定結果のそれぞれを消去する。そして、ステップS302でコマンド格納部111から大当り情報コマンドを消去し、ステップS303で表示制御回路70に再生停止コマンド1を送信する。この表示制御回路70は再生停止コマンド1を受信した場合には装飾図柄遊技用のビデオデータの再生処理を停止する。
[16]大当り遊技演出処理
図46はステップS213の大当り遊技演出処理であり、CPU61はステップS311でコマンド格納部111に大当り遊技開始コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでコマンド格納部111に大当り遊技開始コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS312でコマンド格納部111から大当り遊技開始コマンドを消去し、ステップS313で表示制御回路70に再生開始コマンド2を送信する。
CPU61はステップS311でコマンド格納部111に大当り遊技開始コマンドが記録されていないと判断すると、ステップS314でコマンド格納部111に大当り遊技停止コマンドが記録されているか否かを判断する。ここでコマンド格納部111に大当り遊技停止コマンドが記録されていると判断した場合にはステップS315でコマンド格納部111から大当り遊技停止コマンドを消去し、ステップS316で表示制御回路70に再生停止コマンド2を送信する。
表示制御回路70は再生開始コマンド2を受信した場合にはVROMから再生開始コマンド2に応じた大当り遊技演出用のビデオデータを検出する。この大当り遊技演出用のビデオデータは表示制御回路70のVROMに予め記録されたものであり、表示制御回路70は大当り遊技演出用のビデオデータを検出した場合には大当り遊技演出用のビデオデータを再生開始することで装飾図柄表示器36に大当り遊技演出の映像を表示開始する。この大当り遊技演出の映像は大当り遊技を視覚的に演出するものであり、表示制御回路70は再生停止コマンド2を受信した場合には大当り遊技演出用のビデオデータの再生処理を終えることで大当り遊技演出の映像を停止する。
上記実施例1によれば次の効果を奏する。
遊技球が始動口23に入賞することで大当りであると判定された場合にはカウンタMR2の値の検出結果に応じて主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンが設定され、カウンタMR3の値の検出結果に応じて補助LED33A〜補助LED33Bの点滅停止パターンが設定される。これら両点滅停止パターンのそれぞれが設定された場合には主LED32A〜主LED32Hおよび補助LED33A〜補助LED33Bのそれぞれが点滅停止パターンの設定結果で点滅停止し、大当りであると判定されたことが両点滅停止パターン相互間の組合せパターンで特別図柄表示器31に表示される。このため、5R通常大当りおよび5R確変大当りのそれぞれの表示態様が160種類(40×4)になり、2R通常大当りおよび2R確変大当りのそれぞれの表示態様が40種類(10×4)になるので、メイン制御回路40のROM42のデータ量を大きく増やすことなく5R通常大当り〜2R確変大当りのそれぞれを相互に異なる多数の表示態様で表示できる。
遊技球が始動口23に入賞することで大当りであると判定された場合にはカウンタMR2の値の検出結果に応じて主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンが設定され、カウンタMR3の値の検出結果に応じて補助LED33A〜補助LED33Bの点滅停止パターンが設定される。これら両点滅停止パターンのそれぞれが設定された場合には主LED32A〜主LED32Hおよび補助LED33A〜補助LED33Bのそれぞれが点滅停止パターンの設定結果で点滅停止し、大当りであると判定されたことが両点滅停止パターン相互間の組合せパターンで特別図柄表示器31に表示される。このため、5R通常大当りおよび5R確変大当りのそれぞれの表示態様が160種類(40×4)になり、2R通常大当りおよび2R確変大当りのそれぞれの表示態様が40種類(10×4)になるので、メイン制御回路40のROM42のデータ量を大きく増やすことなく5R通常大当り〜2R確変大当りのそれぞれを相互に異なる多数の表示態様で表示できる。
カウンタMR2の値の検出結果が(0〜39)である場合には確率変動モードがオン状態に設定され、カウンタMR2の値の検出結果が(40〜79)の範囲内である場合には確率変動モードがオフ状態に設定されるので、確率変動モードをオン状態に設定する確変確率の設計的な調整を行い易くなる。しかも、カウンタMR2の値の検出結果がカウンタMR2の値の更新範囲内の別の値に変換され、カウンタMR2の値の変換結果に応じて主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンが設定される。このため、確率変動モードがオン状態に設定される場合の主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンおよびオフ状態に設定される場合の主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンのそれぞれに柄的な規則性が少なくなるので、確率変動モードがオン状態およびオフ状態のいずれに設定されるかを遊技者が主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンから識別し難くなる。
上記実施例1においては、補助LED33Aおよび補助LED33Bのそれぞれを廃止しても良い。即ち、外れと5R通常大当りと5R確変大当りと2R通常大当りと2R確変大当りのいずれが判定されたかを主LED32A〜主LED32Hの点滅停止パターンのみで表示する構成としても良い。
上記実施例1においては、カウンタMR2の値の検出結果を乱数Yの値に変換することなくカウンタMR2の値の検出結果に応じて点滅停止パターンを設定しても良い。
上記実施例1においては、メイン制御回路40が外れであると判定した場合に特別図柄表示器31の補助LED33Aおよび補助LED33Bのそれぞれを予め決められた一定の点滅停止パターン(補助LED33Aの消灯/補助LED33Bの消灯)で点滅停止する構成としても良い。
上記実施例1においては、メイン制御回路40が外れであると判定した場合に特別図柄表示器31の補助LED33Aおよび補助LED33Bのそれぞれを予め決められた一定の点滅停止パターン(補助LED33Aの消灯/補助LED33Bの消灯)で点滅停止する構成としても良い。
上記実施例1においては、メイン制御回路40のROM42にカウンタMR2の値および乱数Yの値相互間の関係(図26参照)を予め記録しておき、メイン制御回路40のCPU41が図25の点滅停止パターン設定処理1でROM42からカウンタMR2の値の検出結果に応じた1つの乱数Yの値を選択する構成としても良い。
上記実施例1においては、ビット0〜ビット7のそれぞれの点滅停止パターン格納部101にデータ(0)が記録されている場合にLEDをオンするための表示信号を設定し、ビット0〜ビット7のそれぞれの点滅停止パターン格納部101にデータ(1)が記録されている場合にLEDをオフするための表示信号を設定しても良い。
上記実施例1においては、遊技球が始動口23内に入賞した場合に主LED32A〜主LED32Hおよび補助LED33A〜補助LED33Bのそれぞれを点滅させることなく点滅パターンの設定結果に応じた表示パターンで点灯状態にしても良い。
上記実施例1には特許請求の範囲に記載された発明に加えて次の[発明1]が記載されている。
[発明1]
遊技球が入球可能な始動口と、
遊技球が入球可能な開放状態および入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられる特別入球口と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に前記特別入球口を開放状態にする大当りであるか否かを判定する大当り判定手段と、
カウンタの値を下限値および上限値の範囲内で更新するカウンタ更新手段と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に前記カウンタ更新手段のカウンタの値の更新結果を検出するカウンタ検出手段と、
前記カウンタ検出手段のカウンタの値の検出結果を前記カウンタ更新手段のカウンタの値の更新範囲内の別の2進数の値に変換するカウンタ変換手段と、
2以上のセグメントに区分された複数のLEDを有するLED表示器と、
前記LED表示器の2以上のセグメント毎に次の1)〜2)の処理を行うことで表示信号を設定する表示信号設定手段と、
1)前記カウンタ変換手段がカウンタの値を別の2進数の値に変換した場合に当該2進数の値の複数の桁のうちセグメントに応じた1つからデータを検出する処理
2)データの検出結果が(0)および(1)のうちの一方である場合に当該データに応じたセグメントのLEDを点灯状態または消灯状態とするための表示信号を設定する処理
前記LED表示器の2以上のセグメントのそれぞれを前記表示信号設定手段の表示信号の設定結果で点灯状態または消灯状態にすることで前記大当り判定手段の大当りであるか否かの判定結果を表示する表示制御手段と、
前記大当り判定手段が大当りであると判定した場合に前記特別入球口を開放状態にする大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
前記大当り判定手段が大当りであると判定した場合に大当り遊技が終了した後の遊技状態を前記カウンタ検出手段のカウンタの値の検出結果に応じて設定する遊技状態設定手段を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
[発明1]
遊技球が入球可能な始動口と、
遊技球が入球可能な開放状態および入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられる特別入球口と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に前記特別入球口を開放状態にする大当りであるか否かを判定する大当り判定手段と、
カウンタの値を下限値および上限値の範囲内で更新するカウンタ更新手段と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に前記カウンタ更新手段のカウンタの値の更新結果を検出するカウンタ検出手段と、
前記カウンタ検出手段のカウンタの値の検出結果を前記カウンタ更新手段のカウンタの値の更新範囲内の別の2進数の値に変換するカウンタ変換手段と、
2以上のセグメントに区分された複数のLEDを有するLED表示器と、
前記LED表示器の2以上のセグメント毎に次の1)〜2)の処理を行うことで表示信号を設定する表示信号設定手段と、
1)前記カウンタ変換手段がカウンタの値を別の2進数の値に変換した場合に当該2進数の値の複数の桁のうちセグメントに応じた1つからデータを検出する処理
2)データの検出結果が(0)および(1)のうちの一方である場合に当該データに応じたセグメントのLEDを点灯状態または消灯状態とするための表示信号を設定する処理
前記LED表示器の2以上のセグメントのそれぞれを前記表示信号設定手段の表示信号の設定結果で点灯状態または消灯状態にすることで前記大当り判定手段の大当りであるか否かの判定結果を表示する表示制御手段と、
前記大当り判定手段が大当りであると判定した場合に前記特別入球口を開放状態にする大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
前記大当り判定手段が大当りであると判定した場合に大当り遊技が終了した後の遊技状態を前記カウンタ検出手段のカウンタの値の検出結果に応じて設定する遊技状態設定手段を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
表示台枠30には、図47に示すように、特別図柄表示器31に換えて特別図柄表示器121が固定されている。この特別図柄表示器121は液晶表示器からなるものであり、主表示領域122および補助表示領域123を有している。主表示領域122は遊技球が始動口23内に入賞した場合に(0)〜(9)の10種類の主図柄が一定の順序(0)(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(0)(1)・・・で循環的に変動表示されるものであり、主表示領域122内の主図柄の変動表示は外れが判定された場合に(0)または(1)で停止し、5R通常大当りが判定された場合に(2)または(3)で停止し、5R確変大当りが判定された場合に(4)または(5)で停止し、2R通常大当りが判定された場合に(6)または(7)で停止し、2R確変大当りが判定された場合に(8)または(9)で停止する。補助表示領域123は遊技球が始動口23内に入賞した場合に(A)〜(D)の4種類の補助図柄が一定順序(A)(B)(C)(D)(A)・・・で循環的に変動表示されるものであり、補助表示領域123内の補助図柄の変動表示は外れ〜2R確変大当りのいずれが判定されたかに拘らず(A)〜(D)の4種類のいずれか1つで停止する。
特別図柄表示器121はLED回路を介してメイン制御回路40に接続されている。このメイン制御回路40のROM42には(0)〜(9)の10種類の主図柄を表示するための画像データおよび(A)〜(D)の4種類の補助図柄を表示するための画像データのそれぞれが予め記録されており、メイン制御回路40のCPU41はROM42の画像データに応じて表示信号を設定し、LED回路に表示信号の設定結果を送信することで特別図柄表示器121に映像を表示する。
図48の(a)はメイン制御回路40のROM42に予め記録された主図柄選択テーブル1である。この主図柄選択テーブル1は主図柄(0)および(1)のそれぞれにカウンタMR2の更新範囲内の複数の値を割付けたものであり、外れが判定された場合には主図柄選択テーブル1からカウンタMR2の値に応じて主図柄(0)または(1)が選択される。図48の(b)はメイン制御回路40のROM42に予め記録された主図柄選択テーブル2である。この主図柄選択テーブル2は主図柄(2)〜(9)のそれぞれにカウンタMR2の更新範囲内の複数の値を割付けたものであり、図10の大当り判定テーブルからカウンタMR2の値に応じて5R通常大当りが判定された場合には主図柄選択テーブル2からカウンタMR2の値に応じて主図柄(2)または(3)が選択され、図10の大当り判定テーブルからカウンタMR2の値に応じて5R確変大当りが判定された場合には主図柄選択テーブル2からカウンタMR2の値に応じて主図柄(4)または(5)が選択され、図10の大当り判定テーブルからカウンタMR2の値に応じて2R通常大当りが判定された場合には主図柄選択テーブル2からカウンタMR2の値に応じて主図柄(6)または(7)が選択され、図10の大当り判定テーブルからカウンタMR2の値に応じて2R確変大当りが判定された場合には主図柄選択テーブル2からカウンタMR2の値に応じて主図柄(8)または(9)が選択される。
図49はメイン制御回路40のROM42に予め記録された補助図柄選択テーブルである。この補助図柄選択テーブルは補助図柄(A)〜(D)のそれぞれにカウンタMR3の更新範囲内の1つの値を割付けたものであり、外れが判定された場合と5R通常大当りが判定された場合と5R確変大当りが判定された場合と2R通常大当りが判定された場合と2R確変大当りが判定された場合のそれぞれには補助図柄選択テーブルからカウンタMR3の値に応じて1つの補助図柄が選択される。
図50はメイン制御回路40のRAM43に予め設定された制御データ格納領域100である。この制御データ格納領域100には点滅停止パターン格納部101に換えて主図柄格納部107が設定され、点滅停止パターン格納部102に換えて補助図柄格納部108が設定されており、主図柄格納部107には主図柄の選択結果が記録され、補助図柄格納部108には補助図柄の選択結果が記録される。
図51の大当り判定処理はメイン制御回路40のCPU41が図24の大当り判定処理に換えて行うものであり、CPU41はステップS67で演出制御回路60に大当り情報コマンドの選択結果を送信した場合にはステップS301の主図柄選択処理で1つの主図柄を選択し、ステップS302の補助図柄選択処理で1つの補助図柄を選択する。
図52はステップS301の主図柄選択処理であり、CPU41はステップS311でフラグ格納部103の大当りフラグがオフ状態に設定されているか否かを判断する。ここでフラグ格納部103の大当りフラグがオフ状態に設定されていると判断した場合にはステップS312でROM42から図48の(a)の主図柄選択テーブル1を検出し、ステップS314で主図柄選択テーブル1からステップS53のカウンタMR2の値の検出結果に応じた1つの主図柄を選択し、ステップS315で主図柄格納部107に主図柄の選択結果を記録する。
CPU41はステップS311でフラグ格納部103の大当りフラグがオン状態に設定されていると判断すると、ステップS313でROM42から図48の(b)の主図柄選択テーブル2を検出する。そして、ステップS314で主図柄選択テーブル2からステップS53のカウンタMR2の値の検出結果に応じた1つの主図柄を選択し、ステップS315で主図柄格納部107に主図柄の選択結果を記録する。
図53はステップS302の補助図柄選択処理であり、CPU41はステップS321でカウンタ格納部105からカウンタMR3の値の更新結果を検出し、ステップS322でROM42から図49の補助図柄選択テーブルを検出する。そして、ステップS323で補助図柄選択テーブルからカウンタMR3の値の検出結果に応じた1つの補助図柄を選択し、ステップS324で補助図柄格納部108に補助図柄の選択結果を記録する。
図54の変動表示処理はメイン制御回路40のCPU41が図28の変動表示処理に換えて行うものであり、CPU41はステップS331でLED回路に表示信号を送信することで特別図柄表示器121の主表示領域122内に主図柄を一定順序(0)(1)(2)(3)(4)(5)(6)(7)(8)(9)(0)(1)・・・で循環的に変動表示し、特別図柄表示器121の補助表示領域123内に補助図柄を一定順序(A)(B)(C)(D)(A)・・・で循環的に変動表示する。
CPU41はステップS103でタイマ格納部104のタイマMT1の値の減算結果が限度値(0)に到達したと判断すると、ステップS104で演出制御回路60に変動停止コマンドを送信し、ステップS332の変動停止処理へ移行する。
図55はステップS332の変動停止処理であり、CPU41はステップS341で主図柄格納部107から主図柄の記録結果を検出する。そして、ステップS342でROM42から主図柄の検出結果に応じた画像データを検出し、ステップS343で画像データの検出結果に応じて表示信号1を設定する。この表示信号1は特別図柄表示器121の主表示領域122内に画像データの検出結果に応じた映像を表示するためのものであり、CPU41はステップS343で表示信号1を設定した場合にはステップS344で主図柄格納部107から主図柄の記録結果を消去する。
CPU41はステップS344で主図柄格納部107をクリアすると、ステップS345で補助図柄格納部108から補助図柄の記録結果を検出する。そして、ステップS346でROM42から補助図柄の検出結果に応じた画像データを検出し、ステップS347で画像データの検出結果に応じて表示信号2を設定する。この表示信号2は特別図柄表示器121の補助表示領域123内に画像データの検出結果に応じた映像を表示するためのものであり、CPU41はステップS347で表示信号2を設定した場合にはステップS348で補助図柄格納部108から補助図柄の記録結果を消去することで変動停止処理を終える。
CPU41はステップS332の変動停止処理を終えると、ステップS107でLED回路に表示信号1の設定結果および表示信号2の設定結果のそれぞれを送信する。このLED回路は表示信号1の設定結果を受信した場合には特別図柄表示器121の主表示領域122内に表示信号1の受信結果に応じた映像を表示することで主図柄の選択結果を変動停止状態で表示し、表示信号2の設定結果を受信した場合には特別図柄表示器121の補助表示領域123内に表示信号2の受信結果に応じた映像を表示することで補助図柄の選択結果を変動停止状態で表示する。図56はステップS107で表示信号1および表示信号2のそれぞれの設定結果が送信された場合の特別図柄表示器121の表示内容であり、外れの判定結果と5R通常大当りの判定結果と5R確変大当りの判定結果と2R通常大当りの判定結果と2R確変大当りの判定結果のそれぞれは(2種類の主図柄×4種類の補助図柄)の8種類のバリエーションで表示される。
上記実施例2によれば次の効果を奏する。
遊技球が始動口23に入賞することで大当りであると判定された場合にはカウンタMR2の値の検出結果に応じて主図柄が設定され、カウンタMR3の値の検出結果に応じて補助図柄が設定される。これら主図柄および補助図柄のそれぞれが設定された場合には特別図柄表示器121の主表示領域122内に主図柄が設定結果で停止表示され、特別図柄表示器121の補助表示領域123内に補助図柄が設定結果で停止表示され、大当りの判定が主図柄および補助図柄相互間の組合せで表示される。このため、5R通常大当りと5R確変大当りと2R通常大当りと2R確変大当りのそれぞれの表示態様が8種類(2×4)になるので、メイン制御回路40のROM42のデータ量を大きく増やすことなく5R通常大当り〜2R確変大当りのそれぞれを相互に異なる多数種の表示態様で表示できる。
遊技球が始動口23に入賞することで大当りであると判定された場合にはカウンタMR2の値の検出結果に応じて主図柄が設定され、カウンタMR3の値の検出結果に応じて補助図柄が設定される。これら主図柄および補助図柄のそれぞれが設定された場合には特別図柄表示器121の主表示領域122内に主図柄が設定結果で停止表示され、特別図柄表示器121の補助表示領域123内に補助図柄が設定結果で停止表示され、大当りの判定が主図柄および補助図柄相互間の組合せで表示される。このため、5R通常大当りと5R確変大当りと2R通常大当りと2R確変大当りのそれぞれの表示態様が8種類(2×4)になるので、メイン制御回路40のROM42のデータ量を大きく増やすことなく5R通常大当り〜2R確変大当りのそれぞれを相互に異なる多数種の表示態様で表示できる。
上記実施例1〜2のそれぞれにおいては、メイン制御回路40がタイマ割込み処理でカウンタMR3の値を更新する構成としても良い。このカウンタMR3の値の更新処理はカウンタMR2の更新範囲内の全ての値(0〜99)のそれぞれに対してカウンタMR3の1つの値が固定されないように行うことが好ましい。
図57のメイン処理はメイン制御回路40のCPU41が図19のメイン処理に換えて行うものであり、CPU41はステップS401でカウンタ格納部105のカウンタMR4の値をROM42に予め記録された上限値(99)と比較する。このカウンタMR4の値はステップS2で下限値(0)に初期設定されるものであり、CPU41はステップS401でカウンタMR4の値が上限値(99)に到達していると判断した場合にはステップS402でカウンタMR4の値に下限値(0)を設定し、ステップS401でカウンタMR4の値が上限値(99)に到達していないと判断した場合にはステップS402でカウンタMR4の値に一定値(1)を加算する。即ち、カウンタMR4の値はカウンタMR2の値と同一の下限値(0)および同一の上限値(99)の範囲内で同一の一定値(1)毎に更新されるものである。
図58のカウンタ更新処理2はメイン制御回路40のCPU41が図22のカウンタ更新処理2に換えて行うものであり、CPU41はステップS32またはステップS33でカウンタ格納部105のカウンタMR1の値を更新した場合にはステップS411でカウンタ格納部105のカウンタMR2の値をカウンタMN4の値と比較する。このカウンタMN4の値はステップS2で上限値(99)に初期設定されるものであり、CPU41はステップS411でカウンタMR4の値がカウンタMN4の値に到達していると判断した場合にはステップS412の初期値変更処理を経てステップS413へ移行し、ステップS411でカウンタMR4の値がカウンタMN4の値に到達していないと判断した場合にはステップS35またはステップS36でカウンタMR2の値を更新してステップS413へ移行する。
CPU41はステップS413へ移行すると、カウンタ格納部105のカウンタMR3の値を上限値(3)と比較する。ここでカウンタMR3の値が上限値(3)に到達していると判断した場合にはステップS414でカウンタMR3の値に下限値(0)を設定し、ステップS413でカウンタMR3の値が上限値(3)に到達していないと判断した場合にはステップS415でカウンタMR3の値に一定値(1)を加算する。即ち、カウンタMR3の値は一定時間(4msec)が経過する毎に一定値(1)だけ更新されるものである。
図59はステップS412の初期値変更処理であり、CPU41はステップS421でカウンタ格納部105からカウンタMR4の値の更新結果を検出する。そして、ステップS422でカウンタ格納部105のカウンタMR2の値にカウンタMR4の値の検出結果を設定し、ステップS423でカウンタMR4の値の検出結果が下限値(0)であるか否かを判断する。ここでカウンタMR4の値の検出結果が下限値(0)であると判断した場合にはステップS424でカウンタ格納部105のカウンタMN4の値に上限値(99)を設定し、ステップS423でカウンタMR4の値の検出結果が下限値(0)でないと判断した場合にはステップS425でカウンタMR4の値の検出結果から一定値(1)を減算した値をカウンタ格納部105のカウンタMN4の値に設定する。即ち、カウンタMR2の値はカウンタMR4の値の検出結果を基準にカウンタMR4の値の検出結果の1つ前の値まで更新されるものであり、カウンタMR2の値がカウンタMR4の値の検出結果の1つ前の値まで更新された場合にはカウンタMR4の値の更新結果が新たに検出され、カウンタMR4の値の新たな検出結果を基準にカウンタMR4の値の新たな検出結果の1つ前の値まで更新される。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、メイン制御回路40のCPU41がカウンタMR2の値の検出結果を「カウンタMR2の値の更新範囲の一部である第1の範囲(0〜49)」および「カウンタMR2の値の更新範囲のうち第1の範囲を除く残りの全部である第2の範囲(50〜99)」のそれぞれと比較することで確率変動モードをオン状態およびオフ状態のいずれに設定するかを判定しても良い。
上記実施例1〜3のそれぞれにおいては、始動口23に換えて遊技球が入賞困難な状態および入賞容易な状態相互間で切換えられる電動始動口を用い、遊技盤16に遊技球が通過可能な普通始動口を追加し、メイン制御回路40のCPU41が大当りであると判定した場合にカウンタMR2の値の検出結果に応じて電チューサポートモードをオン状態およびオフ状態のいずれに設定するかを判定する構成としても良い。この電チューサポートモードのオン状態は遊技球が普通始動口を通過した場合に当りであると高確率で判定する遊技状態であり、電チューサポートモードのオフ状態は遊技球が普通始動口を通過した場合に当りであると通常確率(<高確率)で判定する遊技状態であり、当りであると判定された場合には電チューサポートモードのオン状態およびオフ状態のそれぞれで電動始動口が遊技球が入賞容易な状態にされる。
23は始動口、25は特別入賞口(特別入球口)、31は特別図柄表示器(判定結果表示器)、32は主表示部(大当り領域)、33は補助表示部(柄領域)、40はメイン制御回路(大当り判定手段,第1のカウンタ更新手段,第2のカウンタ更新手段,第1のカウンタ検出手段,第2のカウンタ検出手段,大当り態様設定手段,柄態様設定手段,表示制御手段,大当り遊技手段,遊技状態設定手段)、121は特別図柄表示器(判定結果表示器)、122は主表示領域(大当り領域)、123は補助表示領域(柄領域)、36は装飾図柄表示器(演出映像表示器)を示す。
Claims (1)
- 遊技球が入球可能な始動口と、
遊技球が入球可能な開放状態および入球不能な閉鎖状態相互間で切換えられる特別入球口と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に大当りであるか否かを判定する大当り判定手段と、
複数の発光部を有する判定結果表示器と、
カウンタの値を下限値および上限値の範囲内で更新するカウンタ更新手段と、
遊技球が前記始動口に入球した場合に前記カウンタ更新手段のカウンタの値の更新結果を検出するカウンタ検出手段と、
前記大当り判定手段が大当りであると判定した場合に前記カウンタ検出手段のカウンタの値の検出結果を当該カウンタの値の更新範囲内の別の値に変換し、前記判定結果表示器の発光部毎に発光部を点灯状態および消灯状態のいずれにするかをカウンタの値の変換結果のうち当該発光部に対応するビットの値に応じて設定する手段と、
前記大当り判定手段が大当りであると判定した場合に前記判定結果表示器の複数の発光部のそれぞれを点灯状態および消灯状態のいずれにするかの設定結果に応じた状態とする表示制御手段と、
前記大当り判定手段が大当りであると判定した場合に前記特別入球口を開放状態にする大当り遊技を行う大当り遊技手段と、
前記大当り判定手段が大当りであると判定した場合に前記カウンタ検出手段のカウンタの値の検出結果が次の1)第1の範囲および2)第2の範囲のそれぞれに属しているか否かを判定し、
1)カウンタの値の更新範囲の一部であって、相互に異なる2つの値の一方を下限値とすると共に他方を上限値とする第1の範囲
2)カウンタの値の更新範囲のうち第1の範囲を除く残りの一部または全部であって、相互に異なる2つの値の一方を下限値とすると共に他方を上限値とする第2の範囲
当該カウンタの値の検出結果が1)第1の範囲に属していると判定した場合には大当り遊技が終了した後の遊技状態を第1の状態に設定すると共に第2の範囲に属していると判定した場合には当該遊技状態を第1の状態と異なる第2の状態に設定する遊技状態設定手段を備えたことを特徴とするパチンコ遊技機。
Priority Applications (1)
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JP2014024306A JP2014176636A (ja) | 2014-02-12 | 2014-02-12 | パチンコ遊技機 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP2020092802A (ja) * | 2018-12-12 | 2020-06-18 | 株式会社三共 | 遊技機 |
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2014
- 2014-02-12 JP JP2014024306A patent/JP2014176636A/ja not_active Withdrawn
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