JP2014175889A - 撮像装置、撮像方法及びプログラム - Google Patents

撮像装置、撮像方法及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】撮影画像を外部装置に転送する際に、撮影者の意図にしたがってその撮影画像の公開を適切に制御できるようにする。
【解決手段】制御部11は、撮像部16での撮影後のレビュー表示中に所定の操作、例えば、十字キー15cを構成する方向キー(上下左右キー)の操作又はタッチ表示部17上でのフリック操作(上下左右方向への操作)が行われた場合に、その撮影画像の公開に関する設定を行い、その撮影で得られた撮影画像を外部装置に転送する場合に、その設定に応じて公開の制御を行う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、撮影画像を外部装置に対して転送する撮像装置、撮像方法及びプログラムに関する。
近年、デジタルコンパクトカメラなどの撮像装置に無線LAN(Local Area Network)を使用してインターネットに接続可能な無線通信機能を備え、撮影した画像を無線通信によって自動的にインターネット上のサーバ装置に転送するようにしたものが製品化されているが、撮影した画像をサーバ装置に転送することは、第三者に公開したくないような画像でも一律に転送してしまうことになる。このような場合、従来では、例えば、撮影画像を所定のサーバ装置に転送するにあたって、転送すべき画像を選択すると共に、その選択した画像に電子透かし処理を施したり、暗号化処理を施したりして転送するようにした技術が開示されている(特許文献1参照)。
特2003開−319306号公報
しかしながら、上述した特許文献の技術は、電子透かし処理や暗号化処理を施すことで第三者が撮影画像を不正に使用することを防ぐことが可能となるが、転送する画像を選択してから電子透かし処理や暗号化処理を施すため、操作が面倒であり、また撮影後自動的に画像を転送する場合には、電子透かし処理や暗号化処理を施す前に誤って転送されてしまう可能性もある。
本発明の課題は、撮影画像を転送する際に、撮影者の意図にしたがって撮影画像の公開を適切に制御できるようにすることである。
上述した課題を解決するために本発明の撮像装置は、
画像を撮影する撮像手段と、
前記撮像手段による画像の撮影後におけるレビュー表示中での所定の操作に応じて、その撮影で得られた撮影画像の公開に関する設定を行う設定手段と、
前記撮像手段が撮影した撮影画像を外部装置に転送する画像転送手段と、
前記画像転送手段が撮影画像を前記外部装置に転送する場合に、前記設定手段の設定に応じて公開の制御を行う制御手段と。
を備えたことを特徴とする撮像装置である。
上述した課題を解決するために本発明の撮像方法は、
画像の撮影後におけるレビュー表示中での所定の操作に応じて、その撮影で得られた撮影画像の公開に関する設定を行うステップと、
撮影画像を外部装置に転送する場合に、前記設定に応じて公開の制御を行うステップと、
を含むことを特徴とする撮像方法である。
上述した課題を解決するために本発明のプログラムは、
コンピュータに対して、
画像の撮影後におけるレビュー表示中での所定の操作に応じて、その撮影で得られた撮影画像の公開に関する設定を行う機能と、
撮影画像を外部装置に転送する場合に、前記設定に応じて公開の制御を行う機能と、
を実現させるためのプログラムである。
本発明によれば、撮影画像を転送する際に、撮影者の意図にしたがってその撮影画像の公開を適切に制御することができる。
通信ネットワークシステム(画像管理システム)を示したブロック図。 撮像装置(デジタルカメラ)の基本的な構成要素を示したブロック図。 公開制御テーブル13cを説明するための図。 撮像装置1の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャート。 図4の動作に続くフローチャート。 図4の動作に続くフローチャート。
以下、図1〜図6を参照して本発明の実施形態を説明する。
図1は、通信ネットワークシステム(画像管理システム)を示したブロック図である。
この画像管理システムは、画像を撮影して管理する撮像装置1、画像を記憶管理する画像管理サーバ装置2、画像を閲覧する他の端末装置3を備え、それらが公衆回線網(例えば、インターネット、無線通信網)4を介して接続されている広域通信システムである。この撮像装置1は、無線LAN(Local Area Network)を使用して公衆回線網4のインターネットに接続可能な無線通信機能(例えば、Wi−Fi SDカード機能)を備えたデジタルカメラである。
撮像装置1は、その無線通信機能によって公衆回線網4を介して画像管理サーバ装置2に接続可能となっており、撮像装置1で撮影された画像は、公衆回線網4を介して画像管理サーバ装置2に転送されて記憶管理される。この場合、他の端末装置3側では、各種の画像を記憶管理している画像管理サーバ装置2をアクセスすることによって所望する画像を閲覧可能となる。一方、撮像装置1の無線通信機能とはサーバ機能が備えられており、例えば、公衆回線網4を介して他の端末装置3に接続されたり、ピア・ツー・ピア方式で他の端末装置3に直接接続されたりすることが可能となっており、他の端末装置3からの画像閲覧の要求に応じて、その要求された撮影画像を他の端末装置3に転送するようにしている。
撮像装置1は、撮影後のレビュー表示中に所定の操作が行われた場合に、その撮影画像を外部装置である画像管理サーバ装置2に転送するようにしているが、その際、その撮影画像の公開を制御(後述する)するようにしている。なお、本実施形態において撮像装置1から画像管理サーバ装置2に撮影画像を転送する場合に、その撮影画像を転送元の撮像装置1側で記録保存してから外部装置に転送するようにしているが、撮像装置1側で撮影画像を保存せずに外部装置に転送するようにしてもよい。
画像管理システムは、画像管理サーバ装置2に公衆回線網4を介してアクセス可能な撮像装置1や他の端末装置3(クライアント)同士でコミュニティ(グループ)を作り、このグループ内の各メンバが画像管理サーバ装置2に記憶管理されている各種の画像を利用可能(閲覧可能)とした通信システムである。画像管理サーバ装置2は、撮像装置1から転送された撮影画像をその転送元に対応付けて記憶管理する画像管理サービスを行うサーバ装置で、この画像管理システムには、例えば、サービス内容別や事業者別に複数の画像管理サーバ装置2が接続されている。
なお、図示の例では、3台の画像管理サーバ装置2として、サーバA、サーバB、サーバCを示した場合であるが、その台数などは任意である。他の端末装置3は、例えば、無線LAN機能を備えたスマートフォン(多機能型携帯電話機)、タブレット端末、インターネット接続機能を備えたPC(パーソナルコンピュータ)などであり、公衆回線網4を介して撮像装置1をアクセスすることにより画像の閲覧を可能としたり、無線LAN機能を備えた他の端末装置3にあっては、ピア・ツー・ピア方式によって撮像装置1に直接接続して画像の閲覧を可能としたりしている。
図2は、撮像装置(デジタルカメラ)1の基本的な構成要素を示したブロック図である。
制御部11は、電源部(二次電池)12からの電力供給によって動作し、記憶部13内の各種のプログラムに応じてこの撮像装置1の全体動作を制御するもので、この制御部11には図示しないCPU(中央演算処理装置)やメモリなどが設けられている。記憶部13は、例えば、ROM、フラッシュメモリなどを有する構成で、後述する図4〜図6に示した動作手順に応じて本実施形態を実現するためのプログラムや各種のアプリケーションなどが格納されているプログラムメモリ13aと、このカメラが動作するために必要となる各種の情報(例えば、フラグなど)を一時的に記憶するワークメモリ13bと、後述する公開制御テーブル13cなどを有している。なお、記憶部13は、例えば、SDカード、ICカードなど、着脱自在な可搬型メモリ(記録メディア)を含む構成であってもよく、図示しないが、通信機能を介してネットワークに接続されている状態においては所定のサーバ装置側の記憶領域を含むものであってもよい。
無線LAN通信部14は、高速大容量の通信が可能な無線通信モジュールで、最寄りの無線LANルータ(図示省略)を介してインターネットに接続され、画像管理サーバ装置2との間で画像を転送したり、他の端末装置3との間で直接接続したりする通信インターフェイスである。操作部15は、電源ボタンなどの押しボタン式の各種のキーを備え、撮影可能な状態とする撮影モードと保存画像を再生する再生モードとを切り替えるモード変更キー15aと、撮影開始を指示するレリーズキー15bと、十字型の方向キー(上下左右キー)である十字キー15cなどを備え、制御部11は、この操作部15上での操作キーに対応して出力される入力操作信号に応じて、例えば、モード変更処理、撮影処理、撮影条件の設定処理などを行う。
撮像部16は、図示省略したが、光学レンズからの被写体像が撮像素子(CCDやCMOSなど)に結像されることにより被写体を高精細に撮影可能なカメラ部を構成するもので、撮影レンズ、撮像素子、ストロボ、各種のセンサ、アナログ処理部、デジタル処理部を有している。そして、撮像部16は、静止画像のほかに動画像の撮影も可能なもので、光電変換された画像信号(アナログ値の信号)は、色分離やRGBの色成分毎のゲイン調整などが行われた後、デジタル値のデータに変換される。このデジタル変換された画像データは、色補間処理(デモザイク処理)が施されてタッチ表示部17にフルカラー表示される。更に、本実施形態では、オートフォーカス処理(AF処理)、露出調整処理(AE処理)、オートホワイトバランス調整処理(AWB)、画像圧縮処理、画像復元処理なども実行可能となっている。この撮像部16によって撮影された画像は、その画像のサイズを縮小することによって圧縮(可逆圧縮)してファイル化する画像圧縮処理が施された後に、記憶部13に記録保存される。
タッチ表示部17は、表示パネル17aにタッチパネル17bを積層配設した構成で、表示パネル17aは、高精細液晶ディスプレイあるいは有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイで、撮影画像(ライブビュー画像、レビュー画像)を表示するモニタ画面となったり、撮影済み画像を再生する再生画面となったりする。タッチパネル17bは、例えば、静電容量方式あるいは抵抗皮膜方式を採用しているが、光センサ方式など、その他の方式であってもよい。なお、タッチ操作とは、接触操作(タッチ操作)に限らず、その接触操作に近似する操作として、例えば、指やペンの接近や接近移動による静電容量変化や明るさ変化などに応じて指やペンの位置を検出する非接触操作を含む。制御部11は、タッチパネル17b上でのタップ操作(任意の位置を接触してすぐに離すタッチ操作)やフリック操作(接触移動してからすぐに離すタッチ操作)などを検出するが、その際、フリック操作の方向(上下左右)も検出するようにしている。
図3は、公開制御テーブル13cを説明するための図である。
公開制御テーブル13cは、撮影画像を外部装置(画像管理サーバ装置2又は他の端末装置3)に転送する際に、その撮影画像の公開を制御するために設定される設定内容を記憶する公開制御用のテーブルで、「操作内容」、「公開制御の設定」の項目を有し、ユーザ操作により「操作内容」、「公開制御の設定」の内容を任意に変更可能としている。ここで、所定の操作とは、十字キー15cを構成する方向キー(上下左右キー)の操作又はタッチ表示部17上でのフリック操作(上下左右方向への操作)であり、図中、「操作内容」の“上”、“下”、“左”、“右”は、十字キー15cのいずれかの方向キーが操作された場合又は上下左右のいずれかの方向にフリック操作が行われた場合、つまり、上下左右方向への十字キー15cの操作又はフリック操作を示している。また、「操作内容」の“操作なし”は、撮影後のレビュー表示中に上述の所定の操作が行われなかった場合を示し、所定の操作を除く他の操作が行われたとしても“操作なし(無操作)”となる。
「公開制御の設定」は、十字キー15cの操作方向又はフリック操作の操作方向に対応して、撮影画像の公開をどのように制御するかの設定内容を示すもので、「撮影後の転送時」と「外部からの転送要求時」の設定内容を有している。「撮影後の転送時」とは、撮影画像のレビュー表示時間が経過した際にその撮影画像を画像管理サーバ装置2に転送するときの設定内容を示している。「外部からの転送要求時」とは、他の端末装置3から撮影画像の閲覧要求を受けた際にその要求された撮影画像を他の端末装置3に転送するときの設定内容を示している。制御部11は、この「公開制御の設定」の内容に応じて撮影画像の転送を制御するようにしている。すなわち、撮影後のレビュー表示中に所定の操作が行われたか否かに基づいてその撮影画像を転送するか否かを制御したり、画像の公開に関する情報を撮影画像に付加して画像管理サーバ装置2に転送することによって公開/非公開の制御を画像管理サーバ装置2側に委ねたりするようにしている。
例えば、所定の操作(上下左右方向への十字キー15cの操作又はフリック操作)のうち、「操作内容」が“上”(上方向操作)に対応する「撮影後の転送時」及び「外部からの転送要求時」には、撮影画像の閲覧に対してそのアクセス権限を持った利用者を対象として公開すべきことを示す“特定範囲に公開”が記憶されている。「撮影後の転送時」の“特定範囲に公開”は、公開範囲が設定可能なサーバAに転送することを示し、「外部からの転送要求時」の“特定範囲に公開”は、特定のアクセス権限を持った利用者の端末装置3に対して撮影画像を画像一覧(サムネイル画面)に表示する(転送する)ことを示している。「操作内容」が“下”(下方向操作)に対応する「撮影後の転送時」及び「外部からの転送要求時」には、全ての利用者に対して画像閲覧を禁止する“非公開”が記憶されている。「撮影後の転送時」の“非公開”は、非公開設定が可能なサーバAに転送することを示し、「外部からの転送要求時」の“非公開”は、撮影画像を画像一覧に表示する(転送しない)ことを示している。
「操作内容」が“左”(左方向操作)の場合及び“右”(右方向操作)の場合に対応する「撮影後の転送時」及び「外部からの転送要求時」には、制限のない撮影画像の閲覧を許可する“公開”が記憶されている。「撮影後の転送時」の“公開”は、「操作内容」が“左”の場合、サーバBに転送することを示し、「操作内容」が“右”の場合、サーバCに転送することを示している。また、「外部からの転送要求時」の“公開”は、「操作内容」が“左”、“右”のいずれの場合にも撮影画像を画像一覧に表示する(公開する)ことを示している。また、「操作内容」が“操作なし”の場合に対応する「撮影後の転送時」及び「外部からの転送要求時」には、全ての利用者に対して画像閲覧を禁止する“非公開”が記憶されている。
このように本実施形態において撮像装置(デジタルカメラ)1は、画像を撮影する撮像手段(撮像部16)と、この撮像手段による画像の撮影後におけるレビュー表示中での所定の操作(操作部15の十字キー15c又はタッチ表示部17上でのフリック操作)に応じて、その撮影で得られた撮影画像の公開に関する設定を行う設定手段(制御部11、公開制御テーブル13c)と、撮像手段が撮影した撮影画像を外部装置に転送する画像転送手段(制御部11、無線LAN通信部14)と、画像転送手段が撮影画像を外部装置に転送する場合に、設定手段の設定に応じて公開の制御を行う制御手段(制御部11、無線LAN通信部14)と、を備える構成となっている。
次に、本実施形態における撮像装置1の動作概念を図4〜図6に示すフローチャートを参照して説明する。ここで、これらのフローチャートに記述されている各機能は、読み取り可能なプログラムコードの形態で格納されており、このプログラムコードにしたがった動作が逐次実行される。また、ネットワークなどの伝送媒体を介して伝送されてきた上述のプログラムコードに従った動作を逐次実行することもできる。すなわち、記録媒体のほかに、伝送媒体を介して外部供給されたプログラム/データを利用して本実施形態特有の動作を実行することもできる。
図4〜図6は、撮像装置1の全体動作のうち、本実施形態の特徴部分の動作概要を示したフローチャートであり、電源投入に応じて実行開始される。
先ず、撮像装置1の制御部11は、現在の動作モードとして撮影モードに切り替えられているのかを調べ(図4のステップS1)、撮影モードではなく再生モードに切り替えられているときには(ステップS1でNO)、図6のフローに移って、再生モードに応じた処理を行うが、撮影モードに切り替えられているときには(ステップS1でYES)、撮影モードの初期設定処理を行うと共に撮像部16から撮影画像をライブビュー画像として取得して表示パネル17a(モニタ画面)に表示させる(ステップS2)。このライブビュー表示の状態においてレリーズキー15bが操作されたかを調べたり(ステップS3)、モード変更キー17aが操作されたかを調べたり(ステップS4)、その他の操作が行われたかを調べたりする(ステップS5)。
ここで、その他の操作が行われたときには(ステップS5でYES)、その操作に応じた処理として(ステップS6)、公開制御テーブル13cの内容をユーザ操作によって変更したり、露出調整、ズーム調整などを行ったりした後、上述のステップS2に戻る。また、モード変更キー17aが操作されて撮影モードが解除されたときには(ステップS4でYES)、図6のフローに移り、再生モードに応じた処理を行う。いま、撮影モードでライブビュー画像が表示されている状態において、レリーズキー17bが操作されたときには(ステップS3でYES)、オートフォーカス処理(AF処理)、露出調整処理(AE処理)、オートホワイトバランス調整処理(AWB)を行い(ステップS7)、更に撮像部16から取得した撮影画像を圧縮処理して記録保存する撮影処理を行う(ステップS8)。
そして、制御部11は、この撮影画像を一時格納フォルダ(図示省略)に格納すると共に(ステップS9)、この撮影画像を表示パネル17a(モニタ画面)に表示させることによってレビュー表示を開始(ステップS10)させた後、図5のフローに移る。ここでは、撮影後の所定の操作(上下左右方向への十字キー15cの操作又はフリック操作)が行われたかを調べたり(ステップS11)、レビュー表示時間が経過したかを調べたりする(ステップS12)。いま、撮影後のレビュー表示中に所定の操作が行われたときには(ステップS11でYES)、その操作の内容(操作の種類と操作方向)を検出し(ステップS13)、その操作内容に基づいて公開制御テーブル13cを参照し(ステップS14)、操作内容に対応する「公開制御の設定」として「撮影後の転送時」及び「外部からの転送要求時」を特定する(ステップS15)。
例えば、十字キー15cの左方向キーが操作された場合又は左方向へのフリック操作が行われた場合には、その操作内容に対応する「撮影後の転送時」として“公開(サーバBに転送する)”及び「外部からの転送要求時」として“公開(一覧に表示する)”を特定する。また、十字キー15cの右方向キーが操作された場合又は右方向へのフリック操作が行われた場合には、その操作内容に対応する「撮影後の転送時」として“公開(サーバCに転送する)”及び「外部からの転送要求時」として“公開(一覧に表示する)”を特定する。
その後、レビュー表示時間が経過したか否かを判別するステップS12に移り、以下、そのレビュー表示時間が経過するまで所定の操作を受け付けることが可能な状態となる。その結果、例えば、撮影後のレビュー表示中に所定の操作が複数回行われた場合、例えば、誤操作によって操作をやり直した場合には、最後に特定した「公開制御の設定」を有効とし、その前に特定した「公開制御の設定」を無効とするようにしている。ここで、レビュー表示時間が経過したことを検出すると(ステップS12でYES)、レビュー表示中に上述の所定の操作が行われた場合であるか(操作済みか)、つまり、上下左右方向への十字キー15cの操作又はフリック操作が行われていたかを調べ(ステップS16)、所定の操作済みでなければ(ステップS16でNO)、公開制御テーブル13cを参照し、「操作なし」に対応する「公開制御の設定」として「撮影後の転送時」及び「外部からの転送要求時」を特定する(ステップS17)。
そして、上述した一時格納フォルダ内の撮影画像に、上述のステップS15又はステップS17で特定した「公開制御の設定」(「撮影後の転送時」及び「外部からの転送要求時」)を付加して、所定の形式にファイル化する(ステップS18)。なお、この付加情報は、Exif情報である。これによって得られた画像ファイルを記憶部13のSDカードなどに記録保存する(ステップS19)。次に、この画像ファイル内の付加情報である「公開制御の設定」の「撮影後の転送時」を参照し、“転送する”の設定が有るかを調べ(ステップS20)、“転送しない”の設定であれば(ステップS20でNO)、図4のステップS2に戻るが、“転送する”の設定が有れば(ステップS20でYES)、画像ファイルをその付加情報(「公開制御の設定」の「撮影後の転送時」)に応じて無線LAN通信部14から画像管理サーバ装置2に対して転送する処理を行う(ステップS21)。
例えば、「公開制御の設定」の「撮影後の転送時」が“特定範囲に公開(公開範囲が設定可能なサーバAに転送する)”の場合には、その画像ファイルを“サーバA”で示される画像管理サーバ装置2に転送する処理を行い、“公開(サーバBに転送する)”の場合には、その画像ファイルを“サーバB”で示される画像管理サーバ装置2に転送する処理を行う。その結果、画像ファイルの転送に成功したかを調べるが(ステップS22)、例えば、電波状況、電源状況などによって転送に失敗したときには、複数回の再転送を行うが、その再転送でも転送が成功しなければ(ステップS22でNO)、その画像ファイルを予約リスト(図示省略)に追加する転送予約を行う(ステップS23)。この転送予約は、通信状況、電源状況などが良好になるまでの間、その画像ファイルの転送を一時的に保留するための処理で、この転送予約を行った後は、図4のステップS2に移り、以下、撮影モードが解除されるまで(ステップS4でYES)、上述の撮影モードに応じた処理を行う。
一方、再生モードにおいては、図6のフローに移り、再生モードの初期設定処理を行って撮影済み画像(保存画像)を一覧表示させる(ステップS24)。この再生モードにおいては予約リストを参照して転送予約が有るかを調べたり(ステップS25)、モード変更キー17aが操作されたかを調べたり(ステップS29)、外部装置(他の端末装置3)から画像閲覧要求を受けたかを調べたり(ステップS30)、その他の操作が行われたかを調べたりする(ステップS34)。ここで、その他の操作が行われたときには(ステップS34でYES)、操作に応じた処理を行う(ステップS35)。例えば、一覧画面から画像を選択する操作が行われたときには、その画像を拡大表示する処理を行い、画像を編集加工する操作が行われたときには、その画像を編集加工する処理を行い、その他、スライドショーを制御する表示処理などを行う。その後、ステップS25に戻る。
また、予約リスト内に転送予約が有れば(ステップS25でYES)、この転送待ちの画像ファイルをその付加情報に応じて転送する処理を行う(ステップS26)。この場合においても転送に失敗したときには、複数回の再転送を行い、それでも転送が成功しなければ(ステップS27でNO)、予約リスト内に転送予約を残したまま上述のステップS29に戻るが、転送に成功したときには(ステップS27でYES)、その画像を予約リストから削除して転送予約を解除する処理(ステップS28)を行った後、ステップS29に移る。
また、再生モードにおいて外部装置(他の端末装置3)から画像閲覧要求を受けたときには(ステップS30でYES)、この閲覧要求された画像ファイル内の付加情報を参照して、その「公開制御の設定」の「撮影後の転送時」に“一覧表示する”の設定が有るかを調べる(ステップS31)。ここで、“一覧表示する”の設定が無ければ(ステップS31でNO)、その要求を無効とするためにその旨のメッセージを転送(ステップS33)した後、上述のステップS25に戻るが、“一覧表示する”の設定が有れば(ステップS30でYES)、その閲覧要求された画像ファイルをその要求元の外部装置(他の端末装置3)に転送する処理(ステップS32)を行った後、上述のステップS25に戻る。以下、再生モードが解除されるまで(ステップS29でYES)、上述の再生モードに応じた処理を行うが、モード変更キー17aが操作されて再生モードが解除されたときには(ステップS29でYES)、図4のステップS2に戻り、撮影モードに応じた処理に移る。
以上のように、本実施形態においては撮像装置1の制御部11は、撮像部16での撮影後のレビュー表示中に所定の操作が行われた場合に、その撮影画像の公開に関する設定を行い、その撮影で得られた撮影画像を外部装置に転送する場合に、その設定に応じて公開の制御を行うようにしたので、撮影画像を外部装置に転送する際に、撮影者の意図にしたがって撮影画像の公開を適切に制御することができる。この場合、所定の操作は、十字キー15cを構成する方向キー(上下左右キー)の操作又はタッチ表示部17上でのフリック操作(上下左右方向への操作)であるので、簡単かつ素早い操作が可能となり、転送元にも負担をかけることなく、公開を制御することが可能となる。
撮像装置1において公開の制御は、画像管理サーバ装置2への撮影画像の転送の制御であるから、画像管理サーバ装置2への転送を制御するだけで撮影画像の公開を適切に制御することができる。
撮像装置1において撮影画像の公開に関する設定は、その撮影画像を公開するか否かの設定であるから、撮影画像の公開/非公開を容易に制御することができる。
撮像装置1は、撮影画像を公開するに設定された場合にはその撮影画像の転送を許可し、撮影画像を公開しないに設定された場合にはその撮影画像の転送を禁止するようにしたので、撮影画像を転送するか否かに基づいて撮影画像を公開するか否かを制御することができる。
撮像装置1は、撮影画像を公開する、公開しない、のいずれかに設定された場合でもその撮影画像を外部装置に転送するが、その際、公開しないに設定された場合にはその撮影画像に非公開を示す情報を付加して転送し、公開するに設定された場合にはその撮影画像に公開を示す情報を付加して転送するようにしたので、撮影画像の公開/非公開を転送先の外部装置側に委ねることができる。
撮像装置1は、画像撮影後のレビュー表示中に所定の操作が行われた場合にはその撮影画像を公開するに設定し、所定の操作が行われなかった場合にはその撮影画像を公開しないに設定するようにしたので、非公開の場合には操作を行う必要が無く、誤操作を防止することが可能となる。
撮像装置1において撮影画像の公開に関する設定は、転送先において公開を許可する公開範囲の設定であるから、アクセス権限を持った特定の範囲内に限って公開するという条件付きの公開であってもその公開を適切に制御することができる。
撮像装置1において撮影画像の公開に関する設定は、転送先である画像管理サーバ装置2を指定する設定であるから、画像管理サーバ装置2毎に公開の仕方などが異なるような場合にはそれに応じて画像管理サーバ装置2を選択的に指定することができ、画像管理サーバ装置2を指定するだけで公開を適切に制御することができる。
撮像装置1は、撮影画像を転送可能な状態ではない場合にその撮影画像の転送を予約しておき、後で転送可能な状態となった場合に予約の撮影画像を転送するようにしたので、撮影時の通信状況に拘わらずに、確実な転送が可能なる。
撮像装置1は、外部装置(他の端末装置3)からの画像転送要求に対して画像を転送するか否かを制御するようにしたので、他の端末装置3にあっては、画像管理サーバ装置2を経由せずに撮像装置1側の撮影画像を閲覧することができる。
撮像装置1において撮影画像の公開に関する設定は、その撮影画像を公開するか否かの設定であるから、撮像装置1は、他の端末装置3からの画像転送要求に応答する場合でも撮影画像の公開/非公開を容易に制御することができる。
撮像装置1は、画像撮影後のレビュー表示中に所定の操作が行われた場合にはその撮影画像を公開するに設定し、所定の操作が行われなかった場合にはその撮影画像を公開しないに設定するようにしたので、撮像装置1は、他の端末装置3からの画像転送要求に応答する場合でも非公開であれば操作を行う必要が無く、誤操作を防止することが可能となる。
撮像装置1において撮影画像の公開に関する設定は、転送先側で公開を許可する公開範囲の設定であるから、他の端末装置3からの画像転送要求に応答する場合に、アクセス権限を持った特定の範囲内に限って公開するという条件付きの公開であってもその公開を適切に制御することができる。
撮像装置1において所定の操作は、タッチ表示部17上でのフリック操作であるから、簡単かつ素早い操作が可能となり、転送元にも負担をかけることなく、公開を制御することが可能となる。
撮像装置1において撮影画像の公開に関する設定は、撮影画像の付加情報として記録し、公開制御は、撮影画像の付加情報に応じた制御であるから、撮影後に限らず、いつでも自由に撮影画像の付加情報に応じてその公開を制御することができる。
なお、上述した実施形態においては、撮像装置1から外部装置(画像管理サーバ装置2)に撮影画像を転送する場合に、その撮影画像を転送元の撮像装置1側で記録保存してから外部装置に転送するようにしているが、撮影画像を保存せずに外部装置に転送するようにしてもよく、また、撮影画像を外部装置に転送した後に撮像装置1側で記録保存するようにしてもよく、更には、撮像装置1側で撮影画像のサイズなどを変更したり加工したりしてその画像を転送するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、再生モード切り替えられている状態において外部装置(他の端末装置3)からの画像転送要求を受けるようにしているが、画像転送要求の受け付けは、再生モードに限らず、例えば、電源オン時に無線LAN通信部14を起動することによって待ち受け状態とするなど、画像転送要求を受け付けるための別途の待ち受けモードを設けるようにしてもよい。
上述した実施形態においては、無線LANでインターネットや他の端末と通信を行うようにしているが、有線LANやBLUETOOTH(登録商標)といった他の通信手段で通信を行うようにしてもよい。
上述した実施形態においては、所定の操作を、十字キー15cを構成する方向キー(上下左右キー)の操作又はタッチ表示部17上でのフリック操作(上下左右方向への操作)としたが、撮像装置1に備えた加速度センサにあっては、撮像装置1の振る方向を所定の操作としてもよい。例えば、撮像装置1自体が上下左右のいずれの方向に振られた場合に、所定の操作が行われたものと判別するようにしてもよい。
上述した実施形態においては、「公開制御の設定」として「撮影後の転送時」及び「外部からの転送要求時」をExif情報として付加する場合、転送しないことを示す非公開の情報は、Exif情報として付加しなくてもよい。また、「撮影後の転送時」、「外部からの転送要求時」「公開制御の設定」の一方を付加したりしてもよく、又は「公開制御の設定」を付加するのではなく、「操作内容」を付加しておき、この操作内容に基づいて公開制御テーブル13cを参照し、対応する「撮影後の転送時」、「外部からの転送要求時」に応じて制御を行うようにしてもよい。
また、上述した実施形態においては、撮像装置としてデジタルカメラに適用した場合を示したが、これに限らず、カメラ機能付きのスマートフォンやその他の携帯電話機・パーソナルコンピュータ・PDA(個人向け携帯型情報通信機器)・タブレット端末・音楽プレイヤー・電子ゲーム、音楽プレイヤーなどであってもよい。同様に他の端末装置3についても任意である。
また、上述した実施形態において示した“装置”や“部”とは、機能別に複数の筐体に分離されていてもよく、単一の筐体に限らない。また、上述したフローチャートに記述した各ステップは、時系列的な処理に限らず、複数のステップを並列的に処理したり、別個独立して処理したりするようにしてもよい。
以上、この発明の実施形態について説明したが、この発明は、これに限定されるものではなく、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲を含むものである。
以下、本願出願の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
(付記)
(請求項1)
請求項1に記載の発明は、
画像を撮影する撮像手段と、
前記撮像手段による画像の撮影後におけるレビュー表示中での所定の操作に応じて、その撮影で得られた撮影画像の公開に関する設定を行う設定手段と、
前記撮像手段が撮影した撮影画像を外部装置に転送する画像転送手段と、
前記画像転送手段が撮影画像を前記外部装置に転送する場合に、前記設定手段の設定に応じて公開の制御を行う制御手段と。
を備えたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項2)
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記画像転送手段は、前記撮影画像を所定の条件で自動的に外部装置に転送する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項3)
請求項3に記載の発明は、請求項1又は請求項2に記載の撮像装置において、
前記外部装置は、通信ネットワーク上の所定のサーバ装置であり、
前記制御手段による公開の制御は、前記サーバ装置への撮影画像の転送の制御である、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項4)
請求項4に記載の発明は、請求項3に記載の撮像装置において、
前記設定手段による撮影画像の公開に関する設定は、その撮影画像を公開するか否かの設定である、
ことを特徴とする撮像装置である。
(請求項5)
請求項5に記載の発明は、請求項4に記載の撮像装置において、
前記制御手段は、前記設定手段によって撮影画像を公開するに設定された場合にはその撮影画像の転送を許可し、撮影画像を公開しないに設定された場合にはその撮影画像の転送を禁止する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項6)
請求項6に記載の発明は、請求項4に記載の撮像装置において、
前記制御手段は、前記設定手段によって撮影画像を公開する、公開しない、のいずれかに設定された場合でもその撮影画像を前記外部装置に転送するが、その際、少なくとも、公開しないに設定された場合にはその撮影画像に非公開を示す情報を付加して転送し、公開するに設定された場合にはその撮影画像に公開を示す情報を付加して転送する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項7)
請求項7に記載の発明は、請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記設定手段は、画像撮影後のレビュー表示中に所定の操作が行われた場合にはその撮影画像を公開するに設定し、前記所定の操作が行われなかった場合にはその撮影画像を公開しないに設定する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項8)
請求項8に記載の発明は、請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記設定手段による撮影画像の公開に関する設定は、転送先において公開を許可する公開範囲の設定である、
ことを特徴とする撮像装置である。
(請求項9)
請求項9に記載の発明は、請求項3又は請求項4に記載の撮像装置において、
前記設定手段による撮影画像の公開に関する設定は、転送先である外部装置を指定する設定である、
ことを特徴とする撮像装置である。
(請求項10)
請求項10に記載の発明は、請求項3に記載の撮像装置において、
前記撮像手段による画像の撮影後に前記画像転送手段によってその撮影画像を外部装置に転送可能な状態であるかを判別する判別手段と、
前記判別手段によって撮影画像を転送可能な状態ではないことが判別された場合にその撮影画像の転送を予約する予約手段と、
を更に備え、
前記画像転送手段は、前記判別手段によって撮影画像を転送可能な状態となったことが判別された場合に前記予約の撮影画像を転送する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項11)
請求項11に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記制御手段は、外部装置から当該撮影装置への画像転送要求に対して画像を転送するか否かの制御である、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項12)
請求項12に記載の発明は、請求項11に記載の撮像装置において、
前記設定手段による撮影画像の公開に関する設定は、その撮影画像を公開するか否かの設定である、
ことを特徴とする撮像装置である。
(請求項13)
請求項13に記載の発明は、請求項12に記載の撮像装置において、
前記設定手段は、画像撮影後のレビュー表示中に所定の操作が行われた場合にはその撮影画像を公開するに設定し、前記所定の操作が行われなかった場合にはその撮影画像を公開しないに設定する、
ようにしたことを特徴とする撮像装置である。
(請求項14)
請求項14に記載の発明は、請求項12又は請求項13に記載の撮像装置において、
前記設定手段による撮影画像の公開に関する設定は、転送先側で公開を許可する公開範囲の設定である、
ことを特徴とする撮像装置である。
(請求項15)
請求項15に記載の発明は、請求項1に記載の撮像装置において、
前記所定の操作は、タッチ表示画面上でのフリック操作である、
ことを特徴とする撮像装置である。
(請求項16)
請求項16に記載の発明は、請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の撮像装置において、
前記設定手段による撮影画像の公開に関する設定は、撮影画像の付加情報として記録し、
前記制御手段による公開制御は、前記撮影画像の付加情報に応じた制御である、
ことを特徴とする撮像装置である。
(請求項17)
請求項17に記載の発明は、
画像の撮影後におけるレビュー表示中での所定の操作に応じて、その撮影画像の公開に関する設定を行うステップと、
撮影画像を外部装置に転送する場合に、前記設定に応じて公開の制御を行うステップと、
を含むことを特徴とする撮像方法である。
(請求項18)
請求項18に記載の発明は、
コンピュータに対して、
画像の撮影後におけるレビュー表示中での所定の操作に応じて、その撮影画像の公開に関する設定を行う機能と、
撮影画像を外部装置に転送する場合に、前記設定に応じて公開の制御を行う機能と、
を実現させるためのプログラムである。
11 制御部
13 記憶部
13a プログラムメモリ
13c 公開制御テーブル
14 無線LAN通信部
15 操作部
15c 十字キー
16 撮像部
17 タッチ表示部

Claims (18)

  1. 画像を撮影する撮像手段と、
    前記撮像手段による画像の撮影後におけるレビュー表示中での所定の操作に応じて、その撮影で得られた撮影画像の公開に関する設定を行う設定手段と、
    前記撮像手段が撮影した撮影画像を外部装置に転送する画像転送手段と、
    前記画像転送手段が撮影画像を前記外部装置に転送する場合に、前記設定手段の設定に応じて公開の制御を行う制御手段と。
    を備えたことを特徴とする撮像装置。
  2. 前記画像転送手段は、前記撮影画像を所定の条件で自動的に外部装置に転送する、
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  3. 前記外部装置は、通信ネットワーク上の所定のサーバ装置であり、
    前記制御手段による公開の制御は、前記サーバ装置への撮影画像の転送の制御である、
    ようにしたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の撮像装置。
  4. 前記設定手段による撮影画像の公開に関する設定は、その撮影画像を公開するか否かの設定である、
    ことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  5. 前記制御手段は、前記設定手段によって撮影画像を公開するに設定された場合にはその撮影画像の転送を許可し、撮影画像を公開しないに設定された場合にはその撮影画像の転送を禁止する、
    ようにしたことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  6. 前記制御手段は、前記設定手段によって撮影画像を公開する、公開しない、のいずれかに設定された場合でもその撮影画像を前記外部装置に転送するが、その際、少なくとも、公開しないに設定された場合にはその撮影画像に非公開を示す情報を付加して転送し、公開するに設定された場合にはその撮影画像に公開を示す情報を付加して転送する、
    ようにしたことを特徴とする請求項4に記載の撮像装置。
  7. 前記設定手段は、画像撮影後のレビュー表示中に所定の操作が行われた場合にはその撮影画像を公開するに設定し、前記所定の操作が行われなかった場合にはその撮影画像を公開しないに設定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  8. 前記設定手段による撮影画像の公開に関する設定は、転送先において公開を許可する公開範囲の設定である、
    ことを特徴とする請求項3〜請求項6のいずれか1項に記載の撮像装置。
  9. 前記設定手段による撮影画像の公開に関する設定は、転送先である外部装置を指定する設定である、
    ことを特徴とする請求項3又は請求項4に記載の撮像装置。
  10. 前記撮像手段による画像の撮影後に前記画像転送手段によってその撮影画像を外部装置に転送可能な状態であるかを判別する判別手段と、
    前記判別手段によって撮影画像を転送可能な状態ではないことが判別された場合にその撮影画像の転送を予約する予約手段と、
    を更に備え、
    前記画像転送手段は、前記判別手段によって撮影画像を転送可能な状態となったことが判別された場合に前記予約の撮影画像を転送する、
    ようにしたことを特徴とする請求項3に記載の撮像装置。
  11. 前記制御手段は、外部装置から当該撮影装置への画像転送要求に対して画像を転送するか否かの制御である、
    ようにしたことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  12. 前記設定手段による撮影画像の公開に関する設定は、その撮影画像を公開するか否かの設定である、
    ことを特徴とする請求項11に記載の撮像装置。
  13. 前記設定手段は、画像撮影後のレビュー表示中に所定の操作が行われた場合にはその撮影画像を公開するに設定し、前記所定の操作が行われなかった場合にはその撮影画像を公開しないに設定する、
    ようにしたことを特徴とする請求項12に記載の撮像装置。
  14. 前記設定手段による撮影画像の公開に関する設定は、転送先側で公開を許可する公開範囲の設定である、
    ことを特徴とする請求項12又は請求項13に記載の撮像装置。
  15. 前記所定の操作は、タッチ表示画面上でのフリック操作である、
    ことを特徴とする請求項1に記載の撮像装置。
  16. 前記設定手段による撮影画像の公開に関する設定は、撮影画像の付加情報として記録し、
    前記制御手段による公開制御は、前記撮影画像の付加情報に応じた制御である、
    ことを特徴とする請求項1〜請求項15のいずれか1項に記載の撮像装置。
  17. 画像の撮影後におけるレビュー表示中での所定の操作に応じて、その撮影で得られた撮影画像の公開に関する設定を行うステップと、
    撮影画像を外部装置に転送する場合に、前記設定に応じて公開の制御を行うステップと、
    を含むことを特徴とする撮像方法。
  18. コンピュータに対して、
    画像の撮影後におけるレビュー表示中での所定の操作に応じて、その撮影で得られた撮影画像の公開に関する設定を行う機能と、
    撮影画像を外部装置に転送する場合に、前記設定に応じて公開の制御を行う機能と、
    を実現させるためのプログラム。
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