JP2014175623A - 固体撮像装置及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】高安定性で高感度の固体撮像装置及びその製造方法を提供する。
【解決手段】実施形態によれば、シリコン基板部と、カラーフィルタ層と、第1〜第3光学層と、を含む固体撮像装置が提供される。シリコン基板部は、複数の撮像部を含む。カラーフィルタ層は、シリコン基板部と離間し、シリコン基板部の屈折率よりも低い屈折率を有する。第1光学層は、シリコン基板部とカラーフィルタ層との間に設けられカラーフィルタ層よりも低くシリコン基板部よりも低い第1屈折率を有し、光透過性である。第2光学層は、第1光学層とカラーフィルタ層との間に設けられ第1屈折率よりも高くシリコン基板部よりも低い第2屈折率を有し、光透過性で多結晶である。第3光学層は、第2光学層とカラーフィルタ層との間に設けられカラーフィルタ層よりも低く第2屈折率よりも低い第3屈折率を有し、光透過性である。
【選択図】図1

Description

本発明の実施形態は、固体撮像装置及びその製造方法に関する。
例えば、CMOSイメージセンサやCCDイメージセンサなどの固体撮像装置において、感度を向上するために、撮像部とカラーフィルタ層との間に屈折率を調整して反射を抑制する層を設ける構成がある。感度を向上することと共に、安定した特性を得ることが求められる。
特開平4−206571号公報
本発明の実施形態は、高安定性で高感度の固体撮像装置及びその製造方法を提供する。
本発明の実施形態によれば、シリコン基板部と、カラーフィルタ層と、第1光学層と、第2光学層と、第3光学層と、を含む固体撮像装置が提供される。前記シリコン基板部、主面に対して平行な平面内に設けられた複数の撮像部を含む。前記カラーフィルタ層は、前記主面に対して垂直な方向において前記シリコン基板部と離間し、前記シリコン基板部の屈折率よりも低い屈折率を有する。前記第1光学層は、前記シリコン基板部と前記カラーフィルタ層との間に設けられ前記カラーフィルタ層の前記屈折率よりも低く前記シリコン基板部の前記屈折率よりも低い第1屈折率を有し、光透過性である。前記第2光学層は、前記第1光学層と前記カラーフィルタ層との間に設けられ前記第1屈折率よりも高く前記シリコン基板部の前記屈折率よりも低い第2屈折率を有し、光透過性で多結晶である。前記第3光学層は、前記第2光学層と前記カラーフィルタ層との間に設けられ前記カラーフィルタ層の前記屈折率よりも低く前記第2屈折率よりも低い第3屈折率を有し、光透過性である。
第1の実施形態に係る固体撮像装置を例示する模式的断面図である。 第1の実施形態に係る固体撮像装置を例示する模式的平面図である。 固体撮像装置の特性を例示するグラフ図である。 固体撮像装置の特性を例示するグラフ図である。 固体撮像装置の特性を例示するグラフ図である。 第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を例示するフローチャート図である。 第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を例示するフローチャート図である。 第2の実施形態に係る固体撮像装置の別の製造方法を例示するフローチャート図である。 第2の実施形態に係る固体撮像装置の別の製造方法を例示するフローチャート図である。
以下に、本発明の各実施の形態について図面を参照しつつ説明する。
なお、図面は模式的または概念的なものであり、各部分の厚みと幅との関係、部分間の大きさの比率などは、必ずしも現実のものと同一とは限らない。また、同じ部分を表す場合であっても、図面により互いの寸法や比率が異なって表される場合もある。
なお、本願明細書と各図において、既出の図に関して前述したものと同様の要素には同一の符号を付して詳細な説明は適宜省略する。
(第1の実施形態)
図1は、第1の実施形態に係る固体撮像装置を例示する模式的断面図である。
図1に表したように、本実施形態に係る固体撮像装置110は、シリコン基板部10と、カラーフィルタ層50と、第1光学層31と、第2光学層32と、第3光学層33と、を含む。この例では、固体撮像装置110は、裏面照射型の撮像装置である。裏面照射型の撮像装置においては、シリコン基板部10の裏面側から光が入射する。固体撮像装置110は、例えば、CMOSイメージセンサの例である。
シリコン基板部10は、主面10aを有する。例えば、シリコン基板部10の1つの面(例えば上面)を主面10aとすることができる。
主面10aに対して垂直な方向をZ軸方向とする。Z軸方向に対して垂直な1つの方向をX軸方向とする。Z軸方向とX軸方向とに対して垂直な方向をY軸方向とする。
シリコン基板部10は、複数の撮像部12を含む。複数の撮像部12は、X−Y平面(主面10aに対して平行な平面)内に設けられる。この例では、シリコン基板部10は、シリコン層13と、シリコン層13の一部に設けられた複数の撮像部12と、を含む。シリコン層13は、例えば、p形半導体層である。撮像部12は、例えば、pn接合を含むフォトダイオードである。シリコン基板部10は、CMOS回路部11をさらに含む。例えば、シリコン基板部10において、撮像部12は、CMOS回路部11に接して設けられる。
この例では、支持基板5の上に、シリコン基板部10が設けられる。支持基板5と撮像部12との間、及び、支持基板5とシリコン層13との間に、CMOS回路部11が設けられる。
本願明細書において、上に設けられる状態は、直接接して設けられる状態と、間に別の要素が挿入される状態と、を含む。
カラーフィルタ層50は、Z軸方向(主面10aに対して垂直な方向)において、シリコン基板部10と離間する。カラーフィルタ層50は、シリコン基板部10の屈折率よりも低い屈折率を有する。
例えば、530ナノメートル(nm)の波長に対するシリコン基板部10の屈折率は、4.2以上4.3以下である。例えば、530ナノメートルの波長に対するカラーフィルタ層50の屈折率は、1.55以上1.65以下である。例えば、カラーフィルタ層50には、アクリル樹脂が用いられる。
第1光学層31は、シリコン基板部10とカラーフィルタ層50との間に設けられる。第1光学層31は、カラーフィルタ層50の屈折率よりも低くシリコン基板部10の屈折率よりも低い第1屈折率を有する。第1光学層31は、光透過性である。
第1光学層32は、第1光学層31とカラーフィルタ層50との間に設けられる。第2光学層32は、第1屈折率よりも高くシリコン基板部10の屈折率よりも低い第2屈折率を有する。第2光学層32は、光透過性であり、多結晶である。
第3光学層33は、第2光学層32とカラーフィルタ層50との間に設けられる。第3光学層33は、カラーフィルタ層50の屈折率よりも低く第2屈折率よりも低い第3屈折率を有する。第3光学層33は、光透過性である。
すなわち、この例では、シリコン基板部10の上に、第1光学層31、第2光学層32及び第3光学層33が、この順で設けられる。第1光学層31、第2光学層32及び第3光学層33を含む積層体30sは、例えば、反射抑制層として機能する。
この例では、第3光学層33とカラーフィルタ層50の間に平坦化層40が設けられる。平坦化層40は、必要に応じて設けられ、省略しても良い。
カラーフィルタ層50は、例えば、第1カラー層51a、第2カラー層51b及び第3カラー層51cを含む。第1カラー層51aは、例えば、赤色である。第2カラー層51bは、例えば、緑色である。第3カラー層51cは、例えば、青色である。これらのカラー層は、X−Y平面に配置される。X−Y平面に投影したときに、これらのカラー層のそれぞれは、複数の撮像部12のそれぞれに重なる。
この例では、複数の集光レンズ(第1レンズ53a、第2レンズ53b及び第3レンズ53c)が設けられる。第1レンズ53aと、1つの撮像部12と、の間に、第1カラー層51aが配置される。第2レンズ53bと、1つの撮像部12と、の間に、第2カラー層51bが配置される。第3レンズ53cと、1つの撮像部12と、の間に、第3カラー層51cが配置される。
この例では、集光レンズとカラーフィルタ層50との間に、平坦化膜52が設けられる。平坦化膜52は、光透過性である。平坦化膜52は、必要に応じて設けられ、省略しても良い。
1つの撮像部12が、1つのサブ画素(第1サブ画素81a、第2サブ画素81b及び第3サブ画素81c)に対応する。
固体撮像装置110において、例えば、1つの画素80は、第1サブ画素81a、第2サブ画素81b及び第3サブ画素81cを含む。このような画素80が、X−Y平面内に、複数設けられる。図1は、固体撮像装置110に設けられる複数の画素80のうちの1つを例示している。
図2は、第1の実施形態に係る固体撮像装置を例示する模式的平面図である。
図2に表したように、シリコン基板部10において、複数の画素80が配置される。さらに、複数の垂直走査線85、垂直走査回路85a、複数の水平走査線86、水平走査回路86a、信号処理回路87及び出力アンプ88が設けられる。
複数の垂直走査線85のそれぞれは、例えばX軸方向に延びる。複数の水平走査線86のそれぞれは、例えばY軸方向に延びる。これらの走査線の交差部のそれぞれに、複数の撮像部12のそれぞれが配置される。
複数の垂直走査線85は、垂直走査回路85aに接続される。複数の水平走査線86は、信号処理回路87を介して、水平走査回路86aに接続される。画素80(撮像部12)に光が入射し、画素の特性が変化する。光の強度に応じた画素80の特性の変化を反映した電気信号が、信号処理回路87及び水平走査回路86aを介して、出力アンプ88に入力される。出力アンプ88から、撮像データに対応する電気信号が出力される。
本実施形態に係る固体撮像装置110においては、屈折率が互いに大きく異なるシリコン基板部10とカラーフィルタ層50との間に、第1光学層31、第2光学層32及び第3光学層33が設けられる。
これらの光学層の厚さは、例えば、可視光の波長よりも薄く設定される。例えば、第1光学層31の厚さ、第2光学層32の厚さ、及び、第3光学層33の厚さのそれぞれは、380nmよりも薄い。
例えば、第1光学層31の厚さは、10nm以上25nm未満であり、例えば、約15nmである。第2光学層32の厚さは、25nm以上50nm未満であり、例えば、35nmである。第3光学層33の厚さは、10nm以上200nm以下であり、例えば、15nmである。
第2光学層32の第2屈折率は、第1光学層31の第1屈折率と、第3光学層33の第3屈折率と、の間の値に設定される。
例えば、530nmの波長における第1屈折率は、1.45以上1.55未満である。530nmの波長における第2屈折率は、2.55以上2.66以下である。530nmの波長における第3屈折率は、1.45以上1.55未満である。
第2光学層32には、例えば、多結晶の、酸化チタン(例えばTiO)が用いられ、2.55以上2.66以下の屈折率が得られる。
第2光学層32は、屈折率が高いシリコン基板部10と、屈折率が低いカラーフィルタ層50と、の間に設けられることで、反射損失を抑制する。第2光学層32の第2屈折率は、シリコン基板部10の屈折率(約4.25)と、カラーフィルタ層50の屈折率(約1.6)と、の積の平方根(約2.6)に近い値に設定する。これにより反射損失を低くできる。例えば、上記のように、530nmの波長における第2屈折率は、2.55以上2.66以下とする。これにより、可視光領域での反射が効果的に抑制できる。これにより、高感度の撮像が可能になる。
第1光学層31は、第2光学層32のための下地層として機能する。例えば、第2光学層32は、第1光学層31を保護する。第3光学層33は、第2光学層32のためのキャップ層として機能し、第3光学層33は、第2光学層32を保護する。
例えば、第1光学層31及び第3光学層33には、例えば、酸化シリコンが用いられる。530nmの波長に対する、第1光学層31の第1屈折率、及び、第3光学層33の第3屈折率は、それぞれ、約1.46である。
本実施形態に係る固体撮像装置110においては、第2光学層32には、多結晶の層を用いる。これにより、特性の安定性が高まる。例えば、第2光学層32として、非晶質の層を用いると、特性が安定し難いことが分かった。
例えば、非晶質の層においては、層の緻密性が低い。このため、ガスや薬液や不純物などが層中に侵入し易い。さらに、例えば、非晶質の酸化チタン層においては、状態が変化しやすい。例えば、第2光学層32の形成の後の工程により、第2光学層32に熱が加わる場合がある。もし、第2光学層32として非晶質の酸化チタンを用いると、この熱により、酸化チタン層の状態が変化し、光学特性が変化する。
これに対して、多結晶の層においては、層の緻密性が高い。このため、ガスや薬液や不純物などの層中への侵入が抑制できる。これにより、安定した特性が得られる。さらに、結晶化した酸化チタンは、非晶質状態には移行しない。例えば、多結晶の酸化チタンに熱が加わったとしても、非晶質状態には移行しない。このため、多結晶の層を第2光学層32に用いることで、固体撮像装置の製造中及び製造直後における特性のばらつきが抑制でき、さらに、使用中の信頼性も向上できる。
実施形態によれば、高安定性で高感度の固体撮像装置が提供できる。
後述するように、第2光学層32として酸化チタンを用いる場合において、多結晶の酸化チタンは、非晶質の酸化チタンよりも、高い屈折率が得られる。
第2光学層32を反射抑制層として用いる場合、光学膜厚が所定の値になるように、第2光学層32の厚さ及び屈折率が設定される。このとき、屈折率が高い、多結晶の酸化チタンを用いることで、屈折率が低い非晶質の酸化チタンを用いる場合よりも、第2光学層32の厚さを薄くできる。厚さを薄くできることで、画素間のクロストークが抑制でき、さらに高画質の撮像が可能になる。
多結晶の酸化チタンを用いることで、所望の値である、2.55以上2.66以下の屈折率が得られる。
以下、第2光学層32として、酸化チタンを用いる場合に関して、酸化チタン層の特性の例について説明する。
図3は、固体撮像装置の特性を例示するグラフ図である。
図3は、シリコン基板上に設けた酸化シリコン膜の上に、種々の条件で形成した酸化チタン膜の特性を示すXRD特性である。
第1試料SP01は、酸化チタンのターゲットを用いて、酸化チタン層をスパッタで形成し、熱処理を行わない試料である。第2試料SP350は、スパッタで形成した酸化チタン層を350℃で熱処理した試料である。第3試料SP400は、スパッタで形成した酸化チタン層を400℃で熱処理した試料である。第4試料SP450は、スパッタで形成した酸化チタン層を450℃で熱処理した試料である。第5試料SP550は、スパッタで形成した酸化チタン層を550℃で熱処理した試料である。図3の横軸は、回転角2θ(度)であり、縦軸は、検出強度(任意単位)である。
図3から分かるように、熱処理を行わない第1試料SP01においては、明確なピークが観察されない。第1試料SP01においては、酸化チタン層は、非晶質である。
これに対して、熱処理を行った第1〜第4試料においては、回転角2θが約25.3度において、ピークが観察される。このことから、これらの試料においては、アナターゼ構造の結晶が存在していることが分かる。この結晶においては、(101)面に配向している。
すなわち、酸化チタン層をスパッタで形成し、熱処理(例えば350℃以上)の熱処理を行うことで、アナターゼ構造の結晶性を有する酸化チタン層が得られる。
図4は、固体撮像装置の特性を例示するグラフ図である。
図4は、シリコン基板上に設けた酸化シリコン膜の上に、種々の条件で形成した酸化チタン膜の特性を示すXRD特性である。
第6試料SQ01は、チタン(金属)のターゲットを用いて、チタン層をスパッタで形成し、熱酸化処理を行わない試料である。第7試料SQ380は、スパッタで形成したチタン層を380℃において1時間の熱酸化処理を行った試料である。第8試料SQ421は、スパッタで形成したチタン層を420℃において1時間の熱酸化処理を行った試料である。第9試料SQ422は、スパッタで形成したチタン層を420℃において3時間の熱酸化処理を行った試料である。図4の横軸は、回転角2θ(度)であり、縦軸は、検出強度(任意単位)である。
図4から分かるように、熱酸化処理を行わない第6試料SQ01においては、明確なピークが観察されない。
これに対して、熱酸化処理を行った第7〜第9試料においては、回転角2θが約27.5度及び約36.5度において、ピークが観察される。回転角2θが約27.5度のピークは、(110)面配向のルチル構造の酸化チタン層に対応する。回転角2θが約36.5度のピークは、(101)面配向のルチル構造の酸化チタン層に対応する。
このように、チタン層をスパッタで形成し、熱酸化処理を行うことで、ルチル構造の結晶性を有する酸化チタン層が得られる。
図3及び図4から分かるように、アナターゼ構造の結晶においては、ルチル構造の結晶が実質的に混ざっていない。一方、ルチル構造の結晶においては、アナターゼ構造の結晶が実質的に混ざっていない。このように、これらの試料においては、単一の結晶構造が得られる。
例えば、非晶質の酸化チタン層においては、層中に多くの構造欠陥が存在する。アナターゼ構造の酸化チタン層においては、構造欠陥の数は少ない。ルチル構造の酸化チタンにおいては、構造欠陥はさらに少ない。
非晶質の酸化チタン層においては、緻密性が著しく低い。アナターゼ構造の酸化チタン層においては、高い緻密性が得られる。ルチル構造の酸化チタンにおいては、緻密性がさらに向上する。
例えば、530nmの波長で、非晶質の酸化チタン層においては、屈折率は、約2.45以上2.52以下である。アナターゼ構造の酸化チタン層においては、約2.55以上約2.6以下の屈折率が得られる。ルチル構造の酸化チタンにおいては、約2.61以上約2.67以下の屈折率が得られ、さらに屈折率が高くなる。
構造欠陥が少なく、緻密性が高く、屈折率が高い点では、ルチル構造の酸化チタンを用いることが好ましい。一方、アナターゼ構造の酸化チタン層においては、製造が容易であり、均一で再現性の高い安定した特性が得易い。
図5は、固体撮像装置の特性を例示するグラフ図である。
図5は、第3光学層33の厚さt3を0nmから30nmに変えたときの400nmから700nmの波長における反射率のシミュレーション結果を例示している。シミュレーションにおいて、シリコン基板部10の屈折率の波長分散が考慮されている。シリコン基板部10の530nmの波長での屈折率は、4.3である。カラーフィルタ層50の530nmの波長での屈折率は、1.6である。第1光学層31はシリコン基板部10に接する。第1光学層31の530nmの波長での屈折率は、1.46である。第1光学層31の厚さは、15nmである。第2光学層32の530nmの波長での屈折率は、2.6である。第2光学層32の厚さは、35nmである。第3光学層33は、カラーフィルタ層50に接しており、第3光学層33の530nmの波長での屈折率は、1.46である。図5の横軸は、波長λ(nm)である。縦軸は、反射率Rf(%)である。図5において、厚さt3が0nmの場合は、第3光学層33を設けない場合に対応する。
図5から分かるように、第3光学層33の厚さt3を変えても、光学膜厚への影響が小さいため、所望の530nm付近での反射率は、ほとんど変化しない。本実施形態においては、第3光学層33の厚さを例えば約15nmに設定する。これにより、400nmから700nmの波長領域での反射率は、平均で約4.5%となり、比較的広い波長領域において、反射率Rfを低くすることができる。
(第2の実施形態)
第2の実施形態は、固体撮像装置の製造方法に係る。
図6は、第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を例示するフローチャート図である。
図6に表したように、本製造方法においては、主面10aに対して平行な平面(X−Y平面)内に設けられた複数の撮像部12を含むシリコン基板部10の上に、積層体30sを形成する(ステップS110)。積層体30sは、第1光学層31と、第2光学層32と、第3光学層33と、を含む。第1光学層31は、シリコン基板部10の屈折率よりも低い第1屈折率を有し、光透過性である。第2光学層32は、第1光学層31の上に設けられ、第1屈折率よりも高くシリコン基板部10の屈折率よりも低い第2屈折率を有し、光透過性で多結晶である。第3光学層33は、第2光学層32の上に設けられ、第2屈折率よりも低い第3屈折率を有し、光透過性である。
本製造方法においては、積層体30sの上に、カラーフィルタ層50を形成する(ステップS120)。例えば、カラーフィルタ層50の屈折率は、第1屈折率よりも高く第3屈折率よりも高い。
本実施形態によれば、高安定性で高感度の固体撮像装置の製造方法が提供できる。
本実施形態において、第2光学層32には、酸化チタンが用いられる。この酸化チタンは、多結晶であり、アナターゼ構造、または、ルチル構造を有する。
以下、本製造方法の例について、さらに説明する。
図7は、第2の実施形態に係る固体撮像装置の製造方法を例示するフローチャート図である。
図7に表したように、この例では、積層体30sの形成(ステップS110)においては、第1光学層31を形成する(ステップS111)。第1光学層31の上に、非晶質の酸化チタン膜を形成する(ステップS112)。酸化チタン膜は、例えばスパッタにより形成される。
さらに、この非晶質の酸化チタン膜を熱処理して、多結晶化して、第2光学層32を形成する(ステップS113)。熱処理は、例えば、350℃以上の温度で行われる。熱処理は、例えば、550℃以下の温度で行われる。
さらに、第2光学層32の上に第3光学層33を形成する(ステップS114)。
これにより、アナターゼ構造を有する酸化チタンの第2光学層32が得られる。
図8は、第2の実施形態に係る固体撮像装置の別の製造方法を例示するフローチャート図である。
図8に表したように、この例では、積層体30sの形成(ステップS110)においては、第1光学層31を形成する(ステップS111)。第1光学層31の上に、非晶質の酸化チタン膜を形成する(ステップS112)。この場合も、酸化チタン膜は、例えばスパッタにより形成される。
非晶質の酸化チタン膜の上に、加熱しつつ第3光学層33を形成して、非晶質の酸化チタン膜を多結晶化して第2光学層32を形成する(ステップS114a)。加熱しての第3光学層33の形成において、加熱の温度は、例えば350度以上である。加熱して第3光学層33を形成することで、非晶質の酸化チタン膜が多結晶化し、多結晶の酸化チタン層が得られる。
これにより、アナターゼ構造を有する酸化チタンの第2光学層32が得られる。
図7及び図8に例示した方法において、非晶質の酸化チタン膜の形成(ステップS112)の際に、基板加熱を行うと、アナターゼ構造と、ルチル構造と、が混ざった層が形成され易いいことが分かった。このような結晶構造が混ざった層においては、表面平坦性が悪く、表面の凹凸が大きくなる。このため、非晶質の酸化チタン膜の形成においては、基板の積極的な加熱は行わないことが好ましい。非晶質の酸化チタン膜をスパッタにより形成する際に、スパッタにより基板の温度が上昇する場合がある。この積極的な加熱を行わない条件において、非晶質の酸化チタン膜が得られる。非晶質の酸化チタン膜の形成のときの基板の温度は、例えば、60℃以下である。これにより、非晶質の酸化チタン膜が得られ、その後の多結晶化により、結晶構造が単一の多結晶が得られる。
図9は、第2の実施形態に係る固体撮像装置の別の製造方法を例示するフローチャート図である。
図9に表したように、この例では、積層体30sの形成(ステップS110)においては、第1光学層31を形成する(ステップS111)。この例では、第1光学層31及び第3光学層33として、酸化シリコン層が用いられる。
第1光学層31の上に、チタン層(金属のチタン層)を形成する(ステップS112a)。チタン層は、例えば、スパッタ法により形成される。
チタン層を熱酸化して、多結晶の酸化チタンを形成し、第2光学層32を形成する(ステップS113a)。
第2光学層32の上に、第3光学層33を形成する(ステップS114)。
これにより、ルチル構造を有する酸化チタンの第2光学層32が得られる。
このように、チタン層を形成し、そのチタン層を熱酸化して多結晶の酸化チタンを得る場合には、チタン層の膜質が、酸化チタン層の膜質に大きく影響することが分かった。
チタン層が柱状粒界を有している場合は、酸化後の酸化チタン層において結晶が不均一になり易い。チタン層が粒状粒界を有している場合に、酸化後の酸化チタン層において均質で緻密な多結晶が得易くなる。粒状粒界は、例えば、曲面状の粒界を有する。チタン層における粒状粒界のそれぞれの径が、5nm以上20nm以下である場合に、酸化後の酸化チタン層が緻密なルチル構造の多結晶になり、均質で高い屈折率が得られることが分かった。
このようなチタン層は、チタンのターゲットを用いたスパッタ法により形成できる。この際、スパッタ成膜時の圧力(例えばアルゴンガスの圧力)は、比較的大きく設定し、パワーを調整することで、上記のような粒状粒界が得易くなる。
スパッタにより形成したチタン層における膜中酸素濃度が過度に高いと、均質な多結晶を得ることが困難になる。チタン層における膜中酸素濃度は、20原子パーセント以下であることが好ましい。
実施形態によれば、高安定性で高感度の固体撮像装置及びその製造方法を提供できる。
以上、具体例を参照しつつ、本発明の実施の形態について説明した。しかし、本発明の実施の形態は、これらの具体例に限定されるものではない。例えば、固体撮像装置に含まれる撮像部、シリコン基板、光学層、平坦化層、平坦化膜、カラーフィルタ層及び集光レンズなどの各要素の具体的な構成に関しては、当業者が公知の範囲から適宜選択することにより本発明を同様に実施し、同様の効果を得ることができる限り、本発明の範囲に包含される。
また、各具体例のいずれか2つ以上の要素を技術的に可能な範囲で組み合わせたものも、本発明の要旨を包含する限り本発明の範囲に含まれる。
その他、本発明の実施の形態として上述した固体撮像装置及びその製造方法を基にして、当業者が適宜設計変更して実施し得る全ての固体撮像装置及びその製造方法も、本発明の実施の形態の要旨を包含する限り、本発明の範囲に属する。
その他、本発明の思想の範疇において、当業者であれば、各種の変更例及び修正例に想到し得るものであり、それら変更例及び修正例についても本発明の範囲に属するものと了解される。
5…支持基板、 10…シリコン基板部、 10a…主面、 11…CMOS回路部、 12…撮像部、 13…シリコン層、 30s…積層体、 31〜33…第1〜第3光学層、 40…平坦化層、 50…カラーフィルタ層、 51a、51b、51c…第1、第2、第3カラー層、 52…平坦化膜、 53a、53b、53c…第1、第2、第3レンズ、 80…画素、 81a、81b、81c…第1、第2、第3サブ画素、 85…垂直走査線、 85a…垂直走査回路、 86…水平走査線、 86a…水平走査回路、 87…信号処理回路、 88…出力アンプ、 λ…波長、 110…固体撮像装置、 SP01、SP350、SP400、SP450、SP550…第1〜第5試料、 SQ01、SQ380、SQ421、SQ422…第6〜第9試料、 t3…厚さ

Claims (5)

  1. 主面に対して平行な平面内に設けられた複数の撮像部を含むシリコン基板部と、
    前記主面に対して垂直な方向において前記シリコン基板部と離間し、前記シリコン基板部の屈折率よりも低い屈折率を有するカラーフィルタ層と、
    前記シリコン基板部と前記カラーフィルタ層との間に設けられ前記カラーフィルタ層の前記屈折率よりも低く前記シリコン基板部の前記屈折率よりも低い第1屈折率を有する光透過性の第1光学層と、
    前記第1光学層と前記カラーフィルタ層との間に設けられ前記第1屈折率よりも高く前記シリコン基板部の前記屈折率よりも低い第2屈折率を有し光透過性で多結晶の第2光学層と、
    前記第2光学層と前記カラーフィルタ層との間に設けられ前記カラーフィルタ層の前記屈折率よりも低く前記第2屈折率よりも低い第3屈折率を有する光透過性の第3光学層と、
    を備えた固体撮像装置。
  2. 前記第1光学層及び前記第3光学層は、酸化シリコンを含み、
    前記第2光学層は、酸化チタンを含む請求項1記載の固体撮像装置。
  3. 主面に対して平行な平面内に設けられた複数の撮像部を含むシリコン基板部の上に、前記シリコン基板部の屈折率よりも低い第1屈折率を有する光透過性の第1光学層と、前記第1光学層の上に設けられ前記第1屈折率よりも高く前記シリコン基板部の前記屈折率よりも低い第2屈折率を有し光透過性で多結晶の第2光学層と、前記第2光学層の上に設けられ前記第2屈折率よりも低い第3屈折率を有する光透過性の第3光学層と、を含む積層体を形成し、
    前記積層体の上に、前記第1屈折率よりも高く前記第3屈折率よりも高い屈折率を有するカラーフィルタ層を形成する固体撮像装置の製造方法。
  4. 前記第2光学層は、酸化チタン層であり、
    前記積層体の形成は、
    前記第1光学層の上に、非晶質の酸化チタン膜を形成した後、前記非晶質の酸化チタン膜を熱処理で多結晶化して前記第2光学層を形成し、前記第2光学層の上に前記第3光学層を形成する、または、前記非晶質の酸化チタン膜の上に、加熱しつつ前記第3光学層を形成して前記非晶質の酸化チタン膜を多結晶化し、前記第2光学層を形成することを含む請求項3記載の固体撮像装置の製造方法。
  5. 前記第1光学層及び前記第3光学層は、酸化シリコン層であり、
    前記第2光学層は、酸化チタン層であり、
    前記積層体の形成は、
    前記第1光学層の上に、粒状粒界を含むチタン層を形成し、
    前記チタン層を熱酸化して多結晶の酸化チタンを形成して前記第2光学層を形成し、
    前記第2光学層の上に前記第3光学層を形成することを含む請求項3記載の固体撮像装置の製造方法。
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