JP2007158338A - 光導電層を有するピクセル - Google Patents

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Abstract

【課題】安価な薄膜堆積技術を使用してイメージセンサのピクセルを形成すること
【解決手段】ピクセル(30/130/230)は、基板(32,132,232)と、基板上に、及び基板にほぼ平行に順次的に堆積されて、入射電磁放射線(70)を受け取るように構成された複数の光導電層(34/36/38,134/136/140/142/144,234/236/238)を含む。光導電層はそれぞれ、異なる波長範囲の入射電磁放射線を吸収するように構成され、層の伝導性の変化に基づいて、層により吸収された対応する波長範囲内の入射電磁放射線の量を示すように構成される。
【選択図】図1

Description

本発明は、光導電層を有する、イメージセンサのピクセル(画素)に関する。
一般的なカラーカメラのイメージセンサにおいて、3つの個々のピクセルが、単一色のピクセルを形成するために使用され、この場合、それぞれの個々のピクセルは、フィルタを通過する色にピクセルが感光し、フィルタが遮断する色にピクセルが感光しないように、ピクセルの上に配置された赤色、緑色、又は青色の透過フィルタを有する。下に横たわる半導体光センサは一般に、光起電力センサ(即ち、フォトダイオード)又は電荷結合素子(CCD)である。
係るイメージセンサは広く用いられているが、いくつかの欠点を有する。第1に、3つの「基本的な」ピクセルが1つの色のピクセルを形成することを必要とされるので、係るイメージセンサが大きなチップ面積を必要とすることである。例えば、1メガピクセルのカラーカメラのイメージセンサは、3メガピクセルの「白黒」イメージセンサを必要とする。また、カラーピクセルは実際には小さなアレイであり、「点」ではないので、係るイメージセンサは、微細な規則正しい模様をイメジーングする場合に、「杉綾模様」効果のような種々のイメージングのアーチファクト(不自然な結果)に影響されやすい。更に、透過フィルタは一般に、染料を使用した有機物(例えば、プラスチック)であり、温度安定性が全くなく、色あせする傾向があり、高価である。
これらの欠点を克服する試みにおいて、1つの色のイメージセンサは、3つの別個のフォトダイオードを垂直方向に積み重ねたスタックを使用して単一の色のピクセルを形成し、この場合、3つのフォトダイオードのそれぞれは、pドープ半導体材料、及びnドープ半導体材料から形成されたp−n接合からなり、赤色光、緑色光、又は青色光をそれぞれ吸収する。ピクセルの垂直の特徴により、イメージセンサのサイズ、及び光の差別的な吸収に関連したイメジーングのアーチファクトの双方が大幅に低減される。更に、フォトダイオードを形成する半導体材料によりフィルタリングが行われるので、透過フィルタが必要とされない。
しかしながら、p−n接合の動作は、半導体の結晶構造の欠陥に非常に影響されやすく、それにより、入射光の吸収により形成された電子と正孔の対が再結合して、所望の光起電力作用の代わりに熱を生成する可能性がある。そういうものだから、係るフォトダイオードの形成は、最良の結果を出すために、慎重に制御されなければならず、一般に単結晶の半導体を使用することを必要とする。更に、p−n接合の形成は一般に、拡散プロセス又はイオン注入プロセスを使用して比較的高い温度で行われ、使用される基板のタイプに影響されやすいことが多い。また、p−n接合の深さに応じて、エピタキシャルプロセスも必要とされる。p−n接合を形成するために必要とされる典型的な高い温度の結果として、特定の材料(例えば、ガラス及びプラスチック)は、基板材料として使用されることができない。更に、特定の半導体材料は、p型又はn型の形成に利用できず、かくしてフォトダイオード用に使用されることができない。
従って、本発明の課題は、上述した技術的な問題を克服、又は少なくとも緩和することにある。
本発明の一態様は、基板と、基板上に、及び基板に実質的に平行に順次的に堆積されて、入射電磁放射線を受け取るように構成された複数の光導電層を含むピクセルを提供する。光導電層はそれぞれ、異なる波長範囲の入射電磁放射線を吸収するように構成され、層の伝導性の変化に基づいて、層により吸収された対応する波長範囲内の入射電磁放射線の量を示すように構成される。
本発明によれば、イメージセンサのピクセルは、多結晶及び他のタイプの半導体を使用して形成されることができ、単結晶半導体の使用に限定されない。また、本発明によれば、ピクセルは、比較的簡単で安価な薄膜堆積技術を使用して形成され得る。更に、本発明によれば、ピクセルの基板として、ガラス及びプラスチックのような低コストの材料を使用することも可能になる。
本発明の実施形態は、添付図面を参照することによって、より十分に理解される。図面の要素は、互いに対して必ずしも一律の縮尺に従っていない。同じ参照符号は、対応する類似した部品を示す。
以下の詳細な説明において、説明の一部を形成する添付図面を参照し、添付図面は、本発明が実施され得る特定の実施形態を例示するために示される。この点に関して、「上側」、「下側」、「前面」、「裏面」、「前部」、「後部」等の方向を示す用語は、説明される図面(単数又は複数)の向きに関連して使用される。本発明の実施形態のコンポーネントは多数の異なる向きに配置され得るので、方向を示す用語は、説明のために使用され、決して制限しない。理解されるべきは、他の実施形態を利用することができ、本発明の範囲から逸脱せずに構造的又は論理的な変更を行うことができる。従って、以下の詳細な説明は、制限の意味で解釈されるべきでなく、本発明の範囲は添付の特許請求の範囲により規定される。
図1は、本発明による光導電層を使用するピクセル30の一実施形態を概して示すブロック略図である。ピクセル30は、基板32、第1の光導電層(半導体層とも称する)34、第2の光導電層36、及び第3の光導電層38を含む。一実施形態において、基板32は半導体材料からなる。一実施形態において、図1に関して、基板32は、シリコンからなる。他の実施形態において、以下でより詳細に説明されるように、基板32は、例えば、ガラス又はプラスチックのような他の材料からなることができる。
一実施形態において、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38はそれぞれ、半導体材料からなる。一実施形態において、図1に示されるように、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38はそれぞれ、n型シリコンからなる。他の実施形態において、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38は、電磁放射線を吸収することに応じて変化する伝導性を有する任意の適切な材料(即ち、光伝導性材料)からなることができる。
絶縁層40、42、44はそれぞれ、基板32と第1の半導体層34との間、第1の半導体層34と第2の半導体層36との間、及び第2の半導体層36と第3の半導体層38との間に配置される。一実施形態において、絶縁層40、42、44は、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38を支持すると共に、互いから及び基板32から電気的に絶縁する誘電体材料からなる。
リード線46と48はそれぞれ、第1の半導体層34に堆積された金属コンタクト50と52を介して、第1の半導体層34の両側に結合される。リード線54と56はそれぞれ、第2の半導体層36に堆積された金属コンタクト58と60を介して、第2の半導体層36の両側に結合される。リード線62と64はそれぞれ、第3の半導体層38に堆積された金属コンタクト66と68を介して、第3の半導体層38の両側に結合される。
ピクセル30は、或る範囲の波長からなる入射電磁放射線70を受け取るように構成される。一実施形態において、ピクセル30は、積分期間の間に入射電磁放射線70を受け取るように構成される。一実施形態において、入射電磁放射線70は、電磁スペクトルの可視部分からの光からなる(即ち、約700nmから約400nmの波長)。他の実施形態において、入射電磁放射線70は、電磁スペクトルの紫外線部分からの波長(約400nmから約10nm)及び電磁スペクトルの赤外線部分からの波長(約1mmから約750nm)からなることができる。
第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38のような光伝導性材料の伝導性(コンダクタンス)は、電磁放射線の吸収に応じて変化する。一般に、シリコンを含む、半導体材料の抵抗は、光伝導性材料のバンドギャップのエネルギーよりも大きなエネルギーを有する電磁放射線を吸収する際に減少し、半導体材料の導電率の増加という結果になる。
電磁放射線は、半導体材料の内部に入り、電磁放射線のエネルギーに基づいて半導体材料内の異なる深さで吸収される。電磁放射線のエネルギーが半導体材料のバンドギャップのエネルギーより大きい場合、電磁放射線は半導体材料により吸収される。電磁放射線のエネルギーが半導体材料のバンドギャップのエネルギーよりさらに大きい場合、電磁放射線はより迅速に吸収される。更に、電磁放射線のエネルギーは概してその波長に関連付けられているので、より短い波長は概して、より長い波長よりも大きいエネルギーを有し、より長い波長は概して、より短い波長に比べて、半導体材料内のより大きな深さまで入り込み吸収される。
図2Aは、例えば、シリコンのような半導体材料のバルク試料の、半導体材料に入射する可視光の種々の波長に対する吸光特性を概して示すグラフ80である。バルク半導体材料内に入る光の浸入深さ(D)82は、x軸に沿って示される。入射光の相対的強度(I)84は、y軸に沿って示され、入射強度(I)は86で示される。曲線88は青色光(約450nmの波長)の吸収を示し、曲線90は緑色光(約550nmの波長)の吸収を示し、曲線92は赤色光(約650nmの波長)の吸収を示す。図示されたように、より高いエネルギーの青色光88は、より低いエネルギーの緑色光90と赤色光92よりも迅速に吸収され、緑色光90と赤色光92は、吸収される前に半導体材料内へより深く入り込む。
図2Aは、半導体材料のバルク試料の吸光特性を示すが、半導体材料は入射光を吸収するために連続している必要はない。図2Bは、図2Aの半導体材料の吸光特性を示すグラフ100であり、この場合、半導体層は、層102、層104、層106として示される3つの層からなる。曲線108は青色光(約450nmの波長)の吸収を示し、曲線110は緑色光(約550nmの波長)の吸収を示し、曲線112は赤色光(約650nmの波長)の吸収を示す。光の吸収は、層の間で光が吸収されないことを除いて、図2Aに示されたものと類似している。図2Bに関して、各層の深さは、青色光が層102により主として吸収され、緑色光が層104により主として吸収され、赤色光が層106により主として吸収されるようになっている。
図1に戻ると、一実施形態において、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38はそれぞれ、異なる範囲の波長の電磁放射線を吸収するように構成される。一実施形態において、各半導体層は、電磁スペクトルの可視部分(約400nmから約700nmの波長)の異なる部分を吸収するように構成され、この場合、第1の半導体層34は主として赤色光(約650nmの波長)を吸収するように構成され、第2の半導体層36は主として緑色光(約550nmの波長)を吸収するように構成され、第3の半導体層38は主として青色光(約450nmの波長)を吸収するように構成される。
一実施形態において、絶縁層40、42、44は、光学的に透明な誘電体材料(即ち、電磁放射線を実質的に吸収しない)からなる。一実施形態において、絶縁層40、42、44は酸化ケイ素(SiO)からなる。一実施形態において、絶縁層40、42、44は窒化ケイ素(Si)からなる。
一実施形態において、ピクセル30は、積分期間の間に電磁放射線70を受け取り、この場合、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38は、それらそれぞれの波長範囲内の光を実質的に吸収する。上述した態様に類似した態様において、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38の導電率は、各層により吸収された赤色光、緑色光、及び青色光の量にそれぞれ基づいて変化する。一実施形態において、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38の導電率の変化、ひいては積分期間の間に吸収された赤色光、緑色光、及び青色光の量は、リード線62と64、54と56、並びに46と48を介して第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38の抵抗を監視することによってそれぞれ求められる。一実施形態において、以下でより詳細に説明されるように、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38の抵抗は、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38の下のシリコン基板32に形成された読み出し回路72により監視される。
一実施形態において、積分期間の間に、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38により、それぞれ吸収された赤色光、緑色光、及び青色光の量は、導電率の対応する変化に基づいて読み出し回路72により求められ、出力74、76、78を介して電子信号として提供される。そういうものだから、図1に関連して上述したようなピクセル30は、3色(RGB)ピクセルと呼ばれることができる。図3により概して示されるような3色ピクセル30のアレイ116は、デジタルカメラのようなイメージセンサを形成するために使用されることができ、この場合、各ピクセル30の出力74、76、78を介して提供される電子信号は、デジタルカラーイメージを形成するために使用される。一実施形態において、図10に関連して以下でより詳細に説明されるように、単一の3色ピクセル30は、「白色」光源を制御するためのカラーセンサを形成するために使用され得る。
ピクセル30は、本発明に従って、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38のような光導電層を使用し、光導電効果に基づいているので、ピクセル30は、従来のフォトダイオードを使用する光起電力ベースのセンサに必要とされたようなp−n接合を必要としない。この結果、ピクセル30は、係る従来のセンサより優れたいくつかの利点を提供する。
第1に、光導電効果は概して、半導体の欠陥に影響されにくいので、ピクセル30は、多結晶及び他のタイプの半導体を使用して形成されることができ、概してp−n接合を使用する光起電力ベースのセンサでの場合のように、単結晶半導体の使用に限定されない。例えば、例示的な一実施形態において、ピクセル30の第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38は、アモルファス水素化シリコン(α-Si:H)を用いて形成される。
また、ピクセル30は、p型材料を形成することが困難又は可能であり、ひいては光起電力ベースのセンサにより概して使用されることができない半導体材料を使用して形成され得る。係る半導体材料の例には、硫化カドミウム、カーボン(ダイヤモンド)、及び炭化ケイ素が含まれ、それら後者の2つは、以下でより詳細に説明されるように、紫外線を吸収するのに概して良好に適している。
更に、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38のようなピクセル30の半導体層は、p−n接合の適切な形成に概して必要な拡散、イオン注入、及びエピタキシャルのプロセスとは対照的に、比較的簡単で安価な薄膜堆積技術を使用して形成され得る。一実施形態において、例えば、ピクセル30の半導体層は、電気メッキ技術を使用して形成され得る。例えば、スパッタリング堆積技術、蒸着技術、及び化学蒸着技術のような他の従来の薄膜堆積技術も同様に使用され得る。
係る薄膜堆積技術は低い温度で実施され得るので、ピクセル30の基板32は、一般にp−n接合の形成に関連した概して高い温度で使用されることができないガラス及びプラスチックのような低コストの材料からなることができる。例えば、セラミック、金属、プラスチック複合材(例えば、グラスファイバー)、及び半導体層が堆積され得る他の誘電体材料のような他の基板材料も、同様に使用され得る。
以下でより詳細に説明されるように、係る薄膜堆積技術を使用することにより、ピクセル30の半導体層のそれぞれは、異なる波長範囲の可視光を吸収するように、又は電磁スペクトルの他の部分からの異なる波長範囲の光(例えば、赤外線及び紫外線)を吸収するように調整された異なる半導体材料からなることができる。半導体材料の例には、カーボン(ダイヤモンド)及び炭化ケイ素(これらはUV放射線の吸収に良好に適する)、ゲルマニウム(近赤外放射線の吸収に適する)、水銀カドミウムテルル(中赤外放射線の吸収に適する)、及び窒化ガリウム(遠赤外放射線の吸収に適する)が含まれる。他の半導体材料には、ゲルマニウムシリコン合金(合金比率に依存して可変のバンドギャップのエネルギーを有する)、ヒ化ガリウム、及び窒化ガリウムが含まれる。
基板32の上に、第1、第2、及び第3の光導電層34、36、38のような光導電層を堆積することにより、ピクセル30は、読み出し回路72のような読み出し及び信号処理回路を層の下の基板32に集積化することを可能にする。そういうものだから、信号読み出し及びかなりの量の信号処理は、ピクセル30に対して局所的に実施されることができ、それにより、アレイ116のようなピクセルのアレイを使用する際に、イメージセンサをよりコンパクトにすることが可能になる。
基板上に、及び基板とほぼ平行に順次的に堆積された光導電層を使用する、本発明の実施形態によるピクセル30は、従来の大抵のイメージセンサにおいて3つの別個の水平方向に堆積された単色のピクセルとは対照的に、単一の「垂直」カラーピクセルでカラーイメジーングを行う。更に、半導体の光伝導性を使用する、本発明の実施形態によるピクセル30は、起電力効果を利用し且つp−n接合の形成を必要とする「垂直」ピクセルに比べて、製造が簡単で安価であり、半導体の欠陥に対する耐性が大きい(即ち、単結晶半導体に限定されない)。
図4は、図1に関連した読み出し回路72の一部の例示的な一実施形態を示す。読み出し回路72は、コントローラ118、スイッチ119(例えば、トランジスタ)、及び読み出しコンデンサ120を含む。読み出し回路72は、リード線46と48を介して第1の半導体層34の両端に結合され、可変抵抗122は、第1の半導体層34の可変抵抗を表す。読み出し回路は更に、定電圧源124、及び125で示されるコモン、即ち接地に結合される。一実施形態において、積分期間の前に、スイッチ119は、読み出しコンデンサ120が放電されるように「開」位置にある。
積分期間の開始時に、コントローラ118は、読み出しコンデンサ120を電圧源124に結合するようにスイッチ119を閉じ、第1の半導体層34の可変抵抗122を通って接地125までの回路を完成する。可視光の形態の電磁放射線70がピクセル30に入射する際、第1の半導体層34は、赤色光の吸収を開始し、それにより可変抵抗122の抵抗が変化する。積分期間の間に、読み出しコンデンサ120は電荷を蓄積し始め、この場合、蓄積される電荷の量は可変抵抗122の抵抗、ひいては第1の半導体層34により吸収された赤色光の量に依存する。
積分期間の完了時に、コントローラ118はスイッチ119を開き、電圧源124を読み出しコンデンサ120から切断する。続いて、コントローラ118は、読み出しコンデンサ120に蓄積された電荷を測定し、蓄積された電荷に基づいた、及び積分期間の間に第1の半導体層34により吸収された赤色光の量を表す電子信号を74において提供する。図示されていないが、読み出しコンデンサ120に類似した読み出しコンデンサが、第2及び第3の半導体層36、38のそれぞれに関連付けられて結合され、コントローラ118により監視されて、積分期間の間に第2及び第3の半導体層36、38により吸収された緑色光及び青色光の量を示す電子信号が76及び78において提供される。
留意すべきは、図4により示されたような読み出し回路72は、ダイナミックランダムアクセスメモリ(DRAM)のアーキテクチャに一般に使用されている1トランジスタ1キャパシタ(1T1C)メモリセルに類似する。更に留意すべきは、図4の読み出し回路72は、例示のためだけに含められており、任意の数のアーキテクチャ及び構造を使用して、積分期間の間に伝導性を監視し、第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38により吸収された光の量を求めることができる。
図1〜図4に関連して上述したようなピクセル30は3色センサであるが、本発明による光導電層を使用するピクセルは、3色よりも多いか、又は少ない色を検知するように構成され得る。
図5は、本発明による6色ピクセル130の一実施形態を概して示すブロック図である。ピクセル130は、基板132、第1の半導体層134、第2の半導体層136、第3の半導体層138、第4の半導体層140、第5の半導体142、及び第6の半導体層144を含む。絶縁層146、148、150、152、154、及び156は、半導体層を支持し、半導体層を互いから及び基板132から電気的に絶縁する。一実施形態において、絶縁層146、148、150、152、154、及び156は、例えば、酸化ケイ素(SiO)及び窒化ケイ素(Si)のような光学的に透明な誘電体材料からなる。
一実施形態において、ピクセル130は、電磁スペクトルの可視部分からの光からなる入射電磁放射線70を受け取るように構成される。一実施形態において、第1〜第6の半導体層134、136、138、140、142、及び144のそれぞれは、異なる波長範囲の可視光を吸収するように構成される。一実施形態において、第1の半導体層134は、主として赤色光(680nmの単波長)を吸収するように構成され、第2の半導体層136は、主としてオレンジ色光(610nmの単波長)を吸収するように構成され、第3の半導体層138は、主として黄色光(580nmの単波長)を吸収するように構成され、第4の半導体層140は、主として緑色光(550nmの単波長)を吸収するように構成され、第5の半導体層142は、主として青色光(470nmの単波長)を吸収するように構成され、及び第6の半導体層144は、主としてすみれ色光(400nmの単波長)を吸収するように構成される。
一実施形態において、図5に示されるように、第1〜第6の半導体層134、136、138、140、142、及び144のそれぞれは、n型アモルファス水素化シリコン(α-Si:H)からなる。一実施形態において、第1〜第6の半導体層134、136、138、140、142、及び144のそれぞれの厚さ又は深さは、第1の半導体層134の深さ(D)157により示されるように、各半導体層が、ピクセル130内へより深く入り込む、次第に長くなる波長の入射可視光70を吸収することを可能にするように、基板132に近づくにつれて増加する。
図1〜図4に関連して上述された態様に類似した態様においてのように、リード線の対158(R1)と160(R2)、162(O1)と164(O2)、166(Y1)と168(Y2)、170(G1)と172(G2)、174(B1)と176(B2)、及び178(V1)と180(V2)はそれぞれ、第1〜第6の半導体層134、136、138、140、142、及び144の両側に結合されて、積分期間の間に各半導体層により吸収された入射光70の量を測定するように、対応する半導体層の伝導性を監視することを可能にする。
n型アモルファス水素化シリコン(α-Si:H)からなるものとして図5に示されたが、第1〜第6の半導体層134、136、138、140、142、及び144はこの材料に限定されず、p型、n型、及び本質的にドーピングされた半導体材料を含む他の半導体材料からなることができる。更に、図1により示された3色ピクセル30の半導体層、及び図5により示された6色ピクセル130は、半導体層のそれぞれが同じ半導体材料からなるように説明されるが、ピクセル30の第1、第2、及び第3の半導体層34、36、38のようなピクセルの半導体層はそれぞれ、異なるタイプの半導体材料からなることができる。
図6は、本発明による3色(RGB)ピクセル230の一実施形態を概して示すブロック図であり、半導体層のそれぞれは、異なるバンドギャップのエネルギーを有する異なる半導体材料からなる。ピクセル230は、基板232、第1の半導体層234、第2の半導体層236、第3の半導体層238、及び絶縁層240、242、244を含む。
一実施形態において、第1、第2、及び第3の半導体層234、236、238はそれぞれ、第3の半導体層238のバンドギャップのエネルギーが第2の半導体層236のバンドギャップのエネルギーより大きく、第2の半導体層236のバンドギャップのエネルギーが第1の半導体層234のバンドギャップのエネルギーより大きいように、異なるバンドギャップのエネルギーを有する異なる半導体材料からなる。即ち、第1、第2、及び第3の半導体層234、236、238のバンドギャップのエネルギーは、基板232に次第に近づくにつれて減少する。
一実施形態において、第3の半導体層238は、主として青色光(450nmの単波長)を吸収して、他の全ての波長を通過させるように構成されたバンドギャップのエネルギーを有する半導体材料からなる。一実施形態において、第3の半導体層238は、アモルファス水素化シリコンカーバイド(α-SiC:H)からなる。一実施形態において、第2の半導体層236は、主として緑色光(550nmの単波長)を吸収して、他の全ての波長を通過させるように構成されたバンドギャップのエネルギーを有する半導体材料からなる。一実施形態において、第2の半導体層236は、アモルファス水素化シリコン(α-Si:H)からなる。一実施形態において、第1の半導体層234は、主として赤色光(650nmの単波長)を吸収して、他の全ての波長を通過させるように構成されたバンドギャップのエネルギーを有する半導体材料からなる。一実施形態において、第1の半導体層234は、アモルファス水素化シリコンゲルマニム(α-SiGe:H)からなる。
図1〜図4に関連して上述された態様に類似した態様においてのように、リード線の対246(R1)と248(R2)、254(G1)と256(G2)、及び262(B1)と264(B2)はそれぞれ、第1、第2、及び第3の半導体層234、236、238の両側に結合されて、積分期間の間に各半導体層により吸収された入射光70の量を測定するように、対応する半導体層の伝導性を監視することを可能にする。
図7は、本発明によるピクセル330の一実施形態を概して示すブロック図であり、半導体層のそれぞれは、ファブリーペロー共振器の一部を形成する。ピクセル330は、基板332、第1の半導体層334、第2の半導体層336、第3の半導体層338、及び絶縁層340、342、344を含む。
一実施形態において、図7により示されるように、第1、第2、及び第3の半導体層はそれぞれ、n型シリコンからなる。一実施形態において、第1の半導体層334は、主として赤色光(650nmの単波長)を吸収するように構成され、第2の半導体層336は、主として緑色光(550nmの単波長)を吸収するように構成され、第3の半導体層338は、主として青色光(450nmの単波長)を吸収するように構成される。
誘電体層346と348が第1の半導体層334の両面に配置されて、第1のファブリーペロー共振器350を形成する。同様に、誘電体層352と354が第2の半導体層336の両面に配置されて、第2のファブリーペロー共振器356を形成し、誘電体層358と360が第3の半導体層338の両面に配置されて、第3のファブリーペロー共振器362を形成する。
当該技術において一般に知られているように、異なる屈折率を有する2つの材料間の接触面は、屈折率及び材料の深さに基づいて、特定の波長、又は特定範囲の波長の光を反射する。一実施形態において、第3の半導体層338及び誘電体層358と360の屈折率と深さは、主として青色光に対応する波長の入射光70が反射されて、第3のファブリーペロー共振器362の第3の半導体層338内で共振させると同時に、他の波長を通過させるように構成される。
同様に、第2の半導体層336及び誘電体層352と354の屈折率と深さは、主として緑色光に対応する波長の入射光70が反射されて、第2のファブリーペロー共振器356の第2の半導体層336で共振させるように構成され、第1の半導体層334及び誘電体層346と348の屈折率と深さは、主として赤色光に対応する波長の入射光70が反射されて、第1のファブリーペロー共振器350の第1の半導体層334で共振させるように構成される。
上述したように、所望の波長、又は所望範囲の波長の入射光70をそれぞれ共振させるために第1、第2、及び第3のファブリーペロー共振器350、356、362を使用することにより、第1、第2、及び第3の半導体層334、336、338がそれぞれ、赤色光、緑色光、及び青色光を吸収することが可能になり、それらの光は、そうでない場合には通過して吸収されないことができる。
図1〜図4に関連して上述された態様に類似した態様においてのように、リード線の対364(R1)と366(R2)、368(G1)と370(G2)、及び372(B1)と374(B2)はそれぞれ、導電層を介して第1、第2、及び第3の半導体層334、336、338の両側に結合されて、積分期間の間に各半導体層により吸収された入射光70の量を測定するように、対応する半導体層の伝導性を監視することを可能にする。
ファブリーペロー共振器350、356、362をそれぞれ形成するために、誘電体層の対346と348、352と354、及び358と360を使用するように図示されて上述されたが、他の実施形態において、ファブリーペロー共振器は、係る誘電体材料の対を使用せずに、絶縁層340、342、344のみを使用して形成され得る。係る実施形態において、誘電体層360のみが、ファブリーペロー共振器362の上側層を形成するために使用される。例えば、一実施形態において、第1のファブリーペロー共振器350は、第1の半導体層334及び絶縁層340と342により形成され、第2のファブリーペロー共振器356は、第2の半導体層336及び絶縁層342と344により形成され、第3のファブリーペロー共振器362は、第3の半導体層338、絶縁層344、及び誘電体層360により形成される。係る実施形態において、半導体層334、336、338、絶縁層340、342、344、及び誘電体層360の深さと組成は、ファブリーペロー共振器のそれぞれが所望範囲の波長の入射放射線を反射して共振させるように、選択されて構成される。
図8は、干渉フィルタを使用する、本発明による3色(RGB)ピクセル430の一実施形態を概して示すブロック図である。ピクセル430は、基板432、第1の半導体層434、第2の半導体層436、及び第3の半導体層438を含む。一実施形態において、第1の半導体層434は主として赤色光(650nmの単波長)を吸収するように構成され、第2の半導体層436は主として緑色光(550nmの単波長)を吸収するように構成され、第3の半導体層438は主として青色光(450nmの単波長)を吸収するように構成される。第1の干渉フィルタ440は基板432と第1の半導体層434との間に堆積され、第2の干渉フィルタ442は第1の半導体層434と第2の半導体層436との間に堆積され、第3の干渉フィルタ444は第2の半導体層436と第3の半導体層438との間に堆積される。
上述したように、及び当該技術において一般に知られているように、異なる屈折率を有する2つの材料間の接触面は、材料の屈折率及び深さに基づいて、特定の波長、又は特定範囲の波長の光を反射する。一実施形態において、図8に示されているように、第1、第2、及び第3の干渉フィルタ440、442、444はそれぞれ、異なる屈折率を有する異なる誘電体材料の交互に重なった層(即ち、誘電体材料の一方が、他方の誘電体材料よりも高い屈折率を有する)からなる。一実施形態において、第1、第2、及び第3の干渉フィルタ440、442、444は、酸化ケイ素(SiO)と窒化ケイ素(Si)の交互に重なった層からなる。
一実施形態において、第3の干渉フィルタ444の交互に重なった層の屈折率、深さ、及び数は、第3の干渉フィルタ444が第3の半導体層438に入る主として青色光に対応する波長の入射光70を反射すると同時に、他の全ての波長を実質的に通過させることを可能にするように構成される。同様に、第2の干渉フィルタ442の交互に重なった層の屈折率、深さ、及び数は、第2の半導体層436に入る主として緑色光に対応する波長の入射光70を反射するように構成され、第1の干渉フィルタ440の交互に重なった層の屈折率、深さ、及び数は、第1の半導体層434に入る主として赤色光に対応する波長の入射光70を反射するように構成される。
上述したように、所望の波長、又は所望範囲の波長の入射光70を反射するために第1、第2、及び第3の干渉フィルタ440、442、444を使用することにより、第1、第2、及び第3の半導体層434、436、438がそれぞれ、赤色光、緑色光、及び青色光を吸収することが可能になり、それらの光は、そうでない場合には通過して吸収されないことができる。
図1〜図4に関連して上述された態様に類似した態様においてのように、リード線の対446(R1)と448(R2)、454(G1)と456(G2)、及び462(B1)と464(B2)はそれぞれ、第1、第2、及び第3の半導体層434、436、438の両側に結合されて、積分期間の間に各半導体層により吸収された入射光70の量を測定するように、対応する半導体層の伝導性を監視することを可能にする。
図9は、絶縁層の代わりに光導電層を絶縁するためにp−n接合を使用する、本発明によるピクセル530の一実施形態を概して示すブロック図である。ピクセル530は、基板532、第1の半導体層534、第2の半導体層536、及び第3の半導体層538を含む。一実施形態において、第1の半導体層534は、主として赤色光(650nmの単波長)を吸収するように構成され、第2の半導体層536は主として緑色光(550nmの単波長)を吸収するように構成され、第3の半導体層538は主として青色光(450nmの単波長)を吸収するように構成される。
第1、第2、及び第3の半導体層534、536、538は、p−n接合が第1の半導体層534と第2の半導体層536との間、及び第2の半導体層536と第3の半導体層538との間の界面領域に形成されるように、交互になっているp型及びn型半導体材料からなる。p−n接合により形成された空乏領域は、第1及び第2の半導体層534、536、並びに第2及び第3の半導体層536、538を「自己絶縁」する。一実施形態において、図示されたように、第1及び第3の半導体層534、538はn型シリコンからなり、第2の半導体層536はp型シリコンからなる。しかしながら、第1、第2、及び第3の半導体層534、536、538は、他の適切なn型及びp型半導体からなることができる。
図1〜図4に関連して上述された態様に類似した態様においてのように、リード線の対546(R1)と548(R2)、554(G1)と556(G2)、及び562(B1)と564(B2)はそれぞれ、第1、第2、及び第3の半導体層534、536、538の両側に結合されて、積分期間の間に各半導体層により吸収された入射光70の量を測定するように、対応する半導体層の伝導性を監視することを可能にする。
本明細書において、特定の実施形態が図示されて説明されたが、当業者には理解されるように、本発明の範囲から逸脱せずに、図示されて説明された特定の実施形態の代わりに、種々の代替及び/又は等価の具現化形態を使用できる。本出願は、本明細書で説明された特定の実施形態の任意の改作物又は変形物を網羅することが意図されている。従って、本発明は、特許請求の範囲及びその等価物によってのみ制限される。
以下においては、本発明の種々の構成要件の組合せからなる例示的な実施形態を示す。
1.基板と、
前記基板上に、及び前記基板に実質的に平行に順次的に堆積され、入射電磁放射線を受け取るように構成された複数の光導電層とを含み、
前記光導電層がそれぞれ、異なる波長範囲の入射電磁放射線を吸収するように構成され、前記層の伝導性の変化に基づいて、前記層により吸収された入射電磁放射線の量を示すように構成されている、ピクセル。
2.前記光導電層がそれぞれ、半導体材料からなる、上記1に記載のピクセル。
3.前記半導体材料が、アモルファス水素化シリコンからなる、上記1に記載のピクセル。
4.絶縁層が、各光導電層の間、及び前記複数の光導電層の第1の光導電層と前記基板との間に配置される、上記1に記載のピクセル。
5.誘電体層の対が、各光導電層の両面に平行に、及び前記両面上に堆積されて、各光導電層、及び対応する誘電体層の対がファブリーペロー共振器を形成し、前記ファブリーペロー共振器が、前記波長範囲内の波長の電磁放射線を共振して、前記光導電層により吸収させるように構成されている、上記1に記載のピクセル。
6.入射電磁放射線が入射する表面とは反対側の、各光導電層の表面上に、及びその表面に平行に、干渉フィルタが配置され、各干渉フィルタが、前記波長範囲内の全ての波長の電磁放射線を実質的に反射して、対応する光導電層により吸収させるように構成され、他の全ての波長の電磁放射線を実質的に通過させるように構成されている、上記1に記載のピクセル。
7.各光導電層が同じ半導体材料からなり、各光導電層の層の深さが、前記基板に次第に近づくにつれて増加し、そのため前記基板に最も近い、前記複数の光導電層の第1の光導電層が最も深い層の深さを有し、前記基板から最も遠い、前記複数の光導電層の最後の光導電層が最も浅い層の深さを有する、上記1に記載のピクセル。
8.各光導電層が異なる半導体材料からなり、各光導電層の半導体材料のバンドギャップのエネルギーが、前記基板に次第に近づくにつれて減少し、そのため前記基板に最も近い、前記複数の光導電層の第1の光導電層が最も低いバンドギャップのエネルギーを有し、前記基板から最も遠い、前記複数の光導電層の最後の光導電層が最も高いバンドギャップのエネルギーを有する、上記1に記載のピクセル。
9.前記ピクセルが薄膜堆積技術を使用して形成される、上記1に記載のピクセル。
10.前記光導電層の下にある前記基板に配置された読み出し回路を更に含み、前記読み出し回路が、各光導電層に結合され、各層の導電率の変化に基づいて、積分期間の間に各層により吸収された電磁放射線の量を示すように構成されている、上記1に記載のピクセル。
11.前記複数の光導電層が、同じ半導体材料の交互になっているp型層及びn型層からなる、上記1に記載のピクセル。
12.前記複数の光導電層が、電磁スペクトルの可視部分からの波長の電磁放射線を吸収するように構成されている、上記1に記載のピクセル。
13.前記複数の光導電層が、電磁スペクトルの赤外線部分からの波長の電磁放射線を吸収するように構成されている、上記1に記載のピクセル。
14.前記複数の光導電層が、電磁スペクトルの紫外線部分からの波長の電磁放射線を吸収するように構成されている、上記1に記載のピクセル。
15.基板と、
前記基板上に堆積された第1、第2、及び第3の半導体層を含み、
前記第1の半導体層が前記基板の最も近くに配置され、前記第2の半導体層が前記第1の半導体層と前記第3の半導体層との間に配置され、前記第1の半導体層が、赤色光に対応する波長範囲の入射光を吸収するように構成され、前記第2の半導体層が、緑色光に対応する波長範囲の入射光を吸収するように構成され、前記第3の半導体層が、青色光に対応する波長範囲の入射光を吸収するように構成され、前記第1、第2、及び第3の半導体層がそれぞれ、前記層の導電率の変化に基づいて前記対応する波長範囲内で吸収された入射光の量を示すように構成されている、カラーピクセル。
16.前記第1、第2、及び第3の半導体層がそれぞれ、同じ半導体材料からなる、上記15に記載のカラーピクセル。
17.前記第1の半導体層が、前記第2の半導体層の厚さよりも大きい厚さを有し、前記第2の半導体層が、前記第3の半導体層よりも大きい厚さを有する、上記16に記載のカラーピクセル。
18.前記第1、第2、及び第3の半導体層がそれぞれ、異なる半導体材料からなり、前記第1の半導体層が、前記第2の半導体層のバンドギャップのエネルギーよりも小さいバンドギャップのエネルギーを有し、前記第2の半導体層が、前記第1の半導体層のバンドギャップのエネルギーよりも小さいバンドギャップのエネルギーを有する、上記15に記載のカラーピクセル。
19.ピクセルのアレイを含むカラーイメージセンサであって、
各ピクセルが、
基板と、
前記基板上に、及び前記基板に実質的に平行に順次的に堆積され、入射電磁放射線を受け取るように構成された複数の光導電層とを含み、
前記光導電層がそれぞれ、異なる波長範囲の入射電磁放射線を吸収するように構成され、前記層の伝導性の変化に基づいて、前記層により吸収された入射電磁放射線の量を示すように構成されている、カラーイメージセンサ。
20.前記ピクセルのそれぞれが、共通の基板を共有する、上記19に記載のカラーイメージセンサ。
21.ピクセルを動作させる方法であって、
入射電磁放射線を受け取り、
複数の異なる波長範囲の入射電磁放射線を対応する複数の光導電層で吸収し、前記光導電層が前記入射電磁放射線に対して垂直に配列されており、
前記複数の異なる波長範囲のそれぞれの範囲内で吸収された電磁放射線の量を、対応する光導電層の導電率の変化に基づいて求めることを含む、方法。
22.前記複数の異なる波長範囲の入射電磁放射線を吸収することが、電磁スペクトルの可視部分からの複数の異なる範囲の波長を吸収することを含む、上記21に記載の方法。
23.前記複数の異なる波長範囲の入射電磁放射線を吸収することが、
第1の光導電層で赤色光に対応する範囲の波長を吸収し、
第2の光導電層で緑色光に対応する範囲の波長を吸収し、
第3の光導電層で青色光に対応する範囲の波長を吸収し、
前記複数の光導電層は、前記第1の光導電層が入射電磁放射線の供給源から最も遠くにあり、前記第3の光導電層が前記入射電磁放射線の供給源に最も近くにあるように構成されている、上記22に記載の方法。
24.前記複数の異なる波長範囲の入射電磁放射線を吸収することが、電磁スペクトルの赤外線部分からの複数の異なる範囲の波長を吸収することを含む、上記21に記載の方法。
25.前記複数の異なる波長範囲の入射電磁放射線を吸収することが、電磁スペクトルの紫外線部分からの複数の異なる範囲の波長を吸収することを含む、上記21に記載の方法。
本発明によるピクセルの一実施形態を示すブロック略図である。 半導体材料の吸光特性を示すグラフである。 半導体材料の吸光特性を示すグラフである。 本発明の一実施形態によるピクセルのアレイを示すブロック図である。 本発明によるピクセルの読み出し回路の例示的な一実施形態を示すブロック略図である。 本発明によるピクセルの一実施形態を示すブロック略図である。 本発明によるピクセルの一実施形態を示すブロック略図である。 本発明によるピクセルの一実施形態を示すブロック略図である。 本発明によるピクセルの一実施形態を示すブロック略図である。 本発明によるピクセルの一実施形態を示すブロック略図である。
符号の説明
30、130、230 ピクセル
32、132、232 基板
34〜38、134〜144、234〜238、334〜338、434〜438 光導電層
40〜44、146〜156、234〜238 絶縁層
70 入射電磁放射線
72 読み出し回路
346、348、352、354、358、360 誘電体層
350、356、362 ファブリーペロー共振器
440〜444 干渉フィルタ

Claims (10)

  1. 基板(32、132、232)と、
    前記基板上に、及び前記基板に実質的に平行に順次的に堆積され、入射電磁放射線(70)を受け取るように構成された複数の光導電層(34/36/38、134/136/138/140/142/144、234/236/238)とを含み、
    前記光導電層がそれぞれ、異なる波長範囲の入射電磁放射線を吸収するように構成され、前記層の伝導性の変化に基づいて、前記層により吸収された入射電磁放射線の量を示すように構成されている、ピクセル(30、130、230)。
  2. 絶縁層(40/42/44、146/148/150/152/154/156、234/236/238)が、各光導電層の間、及び前記複数の光導電層の第1の光導電層と前記基板との間に配置される、請求項1に記載のピクセル。
  3. 誘電体層の対(346/348、352/354、358/360)が、各光導電層(334、336、338)の両面に平行に、及び前記両面上に堆積されて、各光導電層、及び対応する誘電体層の対がファブリーペロー共振器(350、356、362)を形成し、前記ファブリーペロー共振器が、前記波長範囲内の波長の電磁放射線を共振して、前記光導電層により吸収させるように構成されている、請求項1に記載のピクセル。
  4. 入射電磁放射線が入射する表面とは反対側の、各光導電層(434/436/438)の表面上に、及びその表面に平行に、干渉フィルタ(440/442/444)が配置され、各干渉フィルタが、前記波長範囲内の全ての波長の電磁放射線を実質的に反射して、対応する光導電層により吸収させるように構成され、他の全ての波長の電磁放射線を実質的に通過させるように構成されている、請求項1に記載のピクセル。
  5. 各光導電層(134/136/138/140/142/144)が同じ半導体材料からなり、各光導電層の層の深さが、前記基板に次第に近づくにつれて増加し、そのため前記基板に最も近い、前記複数の光導電層の第1の光導電層(134)が最も深い層の深さを有し、前記基板から最も遠い、前記複数の光導電層の最後の光導電層(144)が最も浅い層の深さを有する、請求項1に記載のピクセル。
  6. 各光導電層(234/236/238)が異なる半導体材料からなり、各光導電層の半導体材料のバンドギャップのエネルギーが、前記基板に次第に近づくにつれて減少し、そのため前記基板に最も近い、前記複数の光導電層の第1の光導電層(234)が最も低いバンドギャップのエネルギーを有し、前記基板から最も遠い、前記複数の光導電層の最後の光導電層(238)が最も高いバンドギャップのエネルギーを有する、請求項1に記載のピクセル。
  7. 前記ピクセルが薄膜堆積技術を使用して形成される、請求項1に記載のピクセル。
  8. 前記光導電層の下にある前記基板に配置された読み出し回路(72)を更に含み、前記読み出し回路が、各光導電層に結合され、各層の導電率の変化に基づいて、積分期間の間に各層により吸収された電磁放射線の量を示すように構成されている、請求項1に記載のピクセル。
  9. ピクセル(30/130/230)を動作させる方法であって、
    入射電磁放射線(70)を受け取り、
    複数の異なる波長範囲の入射電磁放射線を対応する複数の光導電層(34/36/38、134/136/138/140/142/144、234/236/238)で吸収し、前記光導電層が前記入射電磁放射線に対して垂直に配列されており、
    前記複数の異なる波長範囲のそれぞれの範囲内で吸収された電磁放射線の量を、対応する光導電層の導電率の変化に基づいて求めることを含む、方法。
  10. 前記複数の異なる波長範囲の入射電磁放射線を吸収することが、
    第1の光導電層(34、234)で赤色光に対応する範囲の波長を吸収し、
    第2の光導電層(36/236)で緑色光に対応する範囲の波長を吸収し、
    第3の光導電層(38/238)で青色光に対応する範囲の波長を吸収し、
    前記複数の光導電層は、前記第1の光導電層が入射電磁放射線の供給源から最も遠くにあり、前記第3の光導電層が前記入射電磁放射線の供給源に最も近くにあるように構成されている、請求項9に記載の方法。
JP2006325248A 2005-12-01 2006-12-01 光導電層を有するピクセル Withdrawn JP2007158338A (ja)

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