JP2014174743A - 確認処理装置、確認方法及び確認処理用プログラム - Google Patents
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Abstract
【課題】ページデータの面付けを行うにあたり、最新の改訂番号に対応するページデータが配置されるか否かを確認することができる確認処理装置等を提供する。
【解決手段】、端末装置から、面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報を取得し、当該取得した改訂番号情報と、ページデータ毎に改訂番号を示す改訂番号情報を記憶する記憶手段に記憶された改訂番号情報を比較して、一致しない場合に、改訂番号が一致しないことを示す警告情報を出力する。
【選択図】図6
【解決手段】、端末装置から、面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報を取得し、当該取得した改訂番号情報と、ページデータ毎に改訂番号を示す改訂番号情報を記憶する記憶手段に記憶された改訂番号情報を比較して、一致しない場合に、改訂番号が一致しないことを示す警告情報を出力する。
【選択図】図6
Description
本発明は、印刷物における面付け処理の技術分野に関する。
従来、ページデータの面付け(用紙に対してページデータを配置すること)を行う際には、台割表(どのページにどのページデータを配置するかを示した表)を元にページデータを配置している。そのため、台割表が変更される度に、折丁の順番と折丁単位でのページ順との整合性に誤りがないかを作業者が確認している。
また、書籍制作の過程において、内容の見直し等によりページデータの改訂が頻繁に行われる。そのため、ページデータの面付け作業を行う際には、最新の改訂版のページデータ(すなわち、校了済みのページデータ)が配置されているかを作業者が確認している。
これらの検査は作業者の目視によるため、検査ミスによる品質低下の問題があり、また、作業効率の観点からも好ましいものではなかった。
特許文献1には、ページデータのノンブル情報からページ番号情報を抽出し、選択されたページ面付けテンプレートとページデータのページ番号を対応付けることで台割表を用いずにページ面付けファイルを生成する技術が開示されている。当該技術によれば、台割作成工程を必要とせずにページ面付けを実現する仕組みを提供することができる。
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、ページデータを正しいページ順に配置することはできるが、最新の改訂版のページデータが配置されるか否かを確認することができないという問題がある。
本発明は、このような問題等に鑑みてなされたもので、ページデータの面付けを行うにあたり、最新の改訂番号に対応するページデータが配置されるか否かを確認することができる確認処理装置等を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、請求項1に記載の発明は、面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報に関する確認を行う確認処理装置であって、前記ページデータ毎に改訂番号を示す改訂番号情報を記憶する記憶手段と、端末装置から、前記面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報を取得する取得手段と、前記取得手段により取得された改訂番号情報と、前記記憶手段に記憶されている改訂番号情報を比較して、一致しない場合に、改訂番号が一致しないことを示す警告情報を出力する出力手段と、を備えることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1に記載の確認処理装置であって、前記記憶手段が記憶する改訂番号情報は、面付け処理の対象となるページデータが改訂される度に更新されることを特徴とする。
請求項3に記載の発明は、請求項1又は2に記載の確認処理装置であって、前記記憶手段は、前記ページデータ毎にページ番号を示すページ番号情報を更に記憶し、前記取得手段は、前記面付け処理の対象となるページデータのページ番号を示すページ番号情報を更に取得し、前記出力手段は、前記取得手段により取得されたページ番号情報と、前記記憶手段に記憶されているページ番号情報を比較して、一致しない場合に、ページ番号が一致しないことを示す警告情報を更に出力することを特徴とする。
請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に記載の確認処理装置であって、前記出力手段は、前記警告情報を表示する警告画面を表示させるための表示データを前記端末装置に対して出力することを特徴とする。
請求項5に記載の発明は、面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報に関する確認を行う確認処理装置による確認方法であって、端末装置から、前記面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報を取得する取得工程と、前記取得手段により取得された改訂番号情報と、前記ページデータ毎に改訂番号を示す改訂番号情報を記憶する記憶手段に記憶された改訂番号情報を比較して、一致しない場合に、改訂番号が一致しないことを示す警告情報を出力する出力工程と、を含むことを特徴とする。
請求項6に記載の発明は、面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報に関する確認を行う確認処理装置に含まれるコンピュータを、端末装置から、前記面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報を取得する取得手段、前記取得手段により取得された改訂番号情報と、前記ページデータ毎に改訂番号を示す改訂番号情報を記憶する記憶手段に記憶された改訂番号情報を比較して、一致しない場合に、改訂番号が一致しないことを示す警告情報を出力する出力する出力手段、として機能させることを特徴とする。
本発明によれば、面付け処理の対象となるページデータの最新の改訂番号を示す改訂番号情報と、予め記憶手段に記憶されている改訂番号情報が比較され、一致しない場合に警告情報が出力されることから、ページデータの面付けを行うにあたり、最新の改訂番号に対応するページデータが配置されるか否かを確認することができる。
以下、図面を用いて本発明の実施形態について説明する。なお、本実施形態は、面付けシステムSにおける面付け装置1について本発明を適用した場合の実施形態である。
[1.面付けシステムSの構成]
図1に示すように、面付けシステムSは、面付け装置1(「確認処理装置」の一例)と、作業者が使用する作業端末2とを含んで構成され、それぞれがネットワークNWを介して接続されている。
図1に示すように、面付けシステムSは、面付け装置1(「確認処理装置」の一例)と、作業者が使用する作業端末2とを含んで構成され、それぞれがネットワークNWを介して接続されている。
面付け装置1には、作業端末2に記憶されているページデータDの配置に関するレイアウト仕様情報を保持するレイアウトDB40、台割表に関する台割情報を保持する台割DB50、及びページデータDに関するプロパティ情報を保持するプロパティDB60が構築されている。プロパティ情報は、ページデータDが面付け処理される際のページ番号を示すページ番号情報62と、ページデータDの改訂番号を示すリビジョン情報63を含む。プロパティDB60では、ページデータD毎にプロパティ情報を保持している。レイアウトDB40、台割DB50及びプロパティDB60の保持する情報は、例えば、作業端末2を介して作業者により編集される。
面付け装置1は、レイアウト仕様情報及び台割情報に基づいてページデータDの面付け処理を行い、面付けテンプレートを作成する。また、面付け装置1は面付け処理を行う前に、作業端末2から受信したプロパティ情報30と、プロパティDB60に保持されているプロパティ情報を比較する。具体的には、プロパティ情報30に含まれるページ番号情報31及びリビジョン情報32と、プロパティDB60に保持されているプロパティ情報に含まれるページ番号情報62及びリビジョン情報63を比較する。そして、面付け装置1は、ページ番号情報及びリビジョン情報をそれぞれ比較した結果、一致しないページデータDがあった場合には警告画面を表示して、面付け処理を行わない。なお、プロパティ情報を比較する際には、ページデータDを識別可能な情報(本実施形態では、ページデータID)に基づいて、同じページデータDのプロパティ情報同士を比較する。
作業端末2は、作業者の操作に基づいて面付け装置1にアクセスする。作業者は作業端末2の表示部に表示される編集画面を確認しながら、面付け装置1に記憶されているレイアウト仕様情報、台割情報、プロパティ情報を編集する。このとき、作業端末2は、面付け装置1から編集画面を表示するためのデータを受信して、当該データに基づいて編集画面を表示する。
作業端末2は、ページデータD及びそのプロパティ情報30を記憶する。プロパティ情報30は、ページデータDと別個に管理する構成としてもよいし、ページデータDに埋め込んで管理する構成としてもよい。また、作業端末2は、プロパティ情報30に含まれるページ番号情報31及びリビジョン情報32をページデータDのファイル名として管理する構成としてもよい。例えば、ファイル名の下一桁目が改訂番号を示し、下二桁目がページ番号を示すようにファイル名を作成する。当該構成とした場合、面付け装置1の制御部11は、作業端末2から受信したページデータDのファイル名から、ページ番号情報31及びリビジョン情報32を抽出し、ページ番号情報62及びリビジョン情報63を比較することとする。
[2.面付け装置1の構成]
次に、面付け装置1の構成について説明する。図2に示すように、面付け装置1は、制御部11、記憶部12、インターフェース部13、表示部14、及び操作部15を備えている。
次に、面付け装置1の構成について説明する。図2に示すように、面付け装置1は、制御部11、記憶部12、インターフェース部13、表示部14、及び操作部15を備えている。
記憶部12は、例えば、HDD(Hard disk drive)等により構成されており、オペレーティングシステムや、アプリケーションプログラム等の各種プログラムを記憶する。特に、本実施形態の記憶部12は、ページ番号情報及びリビジョン情報を面付け前にチェックする機能を備えた面付け用アプリケーションプログラム(面付けアプリ)を記憶する。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークを介して取得されるようにしても良いし、記録媒体に記録されて外付けドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良い。
また、記憶部12には、レイアウトDB40、台割DB50及びプロパティDB60が構築されている。ここで、図3−図5を用いて、レイアウトDB40、台割DB50及びプロパティDB60の内容について説明する。
レイアウトDB40には、図3に示すように、レイアウト仕様情報として、品目ID情報41、折番号情報42、ページ番号情報43、ページ向き情報44、仕上り寸法X情報45、仕上り寸法Y情報46、座標X情報47、座標Y情報48が登録されている。具体的には、品目ID情報41で識別される品目における折番号情報42及びページ番号情報43で特定されるページに関するページ向き情報44、仕上り寸法X情報45、仕上り寸法Y情報46、座標X情報47、座標Y情報48が登録されている。
ページ向き情報44は、用紙にページデータDを配置する際の向きを示しており、「0°」、「90°」、「180°」、「270°」のいずれかの角度を示す。ページ向き情報44の示す角度が「0°」である場合が基準となり、ページ向き情報44の示す角度が「180°」である場合にはページデータDは用紙に対して逆さに配置される。また、ページ向き情報44の示す角度が「90°」又は「270°」である場合にはページデータDは用紙に対して横向きに配置される。
仕上り寸法X情報45と仕上り寸法Y情報46は、ページデータDが用紙に配置され、断裁された際の横(X)と縦(Y)の寸法を示している。座標X情報47と座標Y情報48は、用紙にページデータDを配置する際の位置(所定の向きに向けた用紙の左下隅を基準(原点)とした場合のX座標、Y座標)を示している。ページデータDを用紙に配置する際のページデータD側の位置合わせの基準は、ページデータDをページ向き情報44の示す向きに配置した場合における左下隅である。つまり、面付け処理においてページデータDは、ページデータD側の位置合わせの基準が、用紙における座標X情報47及び座標Y情報48により示される位置と一致するように配置される。
台割DB50には、図4に示すように、台割情報として、品目情報51、品目を識別するための品目ID情報52、折番号情報53、ページ番号情報54、ページデータID情報55が登録されている。具体的には、品目ID情報52で識別される品目における折番号情報53及びページ番号情報54で特定されるページに配置されるページデータDを識別するためのページデータID情報55が登録されている。
つまり、レイアウト仕様情報及び台割情報から、品目ID情報41(52)、折番号情報42(53)で特定される面付けテンプレートに、いずれのページデータDが用紙上のいずれのページ順でいずれの位置にいずれの向きで配置されるかを特定することができる。
プロパティDB60には、図5に示すように、プロパティ情報として、ページデータID情報61、ページ番号情報62、リビジョン情報63が登録されている。具体的には、ページデータID情報61で識別されるページデータDが面付けされる際のページ番号を示すページ番号情報62と、ページデータDの最新の改訂番号を示すリビジョン情報63が登録されている。なお、リビジョン情報63は、ページデータDが改訂される度に、例えば、作業端末2を介して作業者により更新される。また、ページ番号情報62は、台割DB50のページ番号情報54と一致するように、ページ番号情報54の変更に伴って更新される。
インターフェース部13は他の装置(特に作業端末2)や機器との間で送受信されるデータの窓口の役割を果たす。
表示部14は、例えば、液晶ディスプレイ等により構成されており、オペレータが面付け装置1を操作する際の操作画面等を表示する。また、操作部15は、例えば、キーボードやマウス等により構成されており、オペレータの操作を受け付け、操作内容を示す操作信号を制御部11に送信する。
制御部11は、演算機能を有するCPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、作業用のRAM(Random Access Memory)、及び図示しない発振回路等を備えて構成される。制御部11は、操作部15から受信した操作信号に基づいてオペレータの操作内容に応じた処理を実行したり、作業端末2から受信した操作信号に基づいて作業者の操作内容に応じた処理を実行したりする。
[3.作業端末2の構成]
次に、作業端末2の構成について説明する。作業端末2は、制御部、記憶部、インターフェース部、表示部及び操作部を備えている。
次に、作業端末2の構成について説明する。作業端末2は、制御部、記憶部、インターフェース部、表示部及び操作部を備えている。
作業端末2の記憶部は、例えば、HDD等により構成されており、オペレーティングシステムや、アプリケーションプログラム等の各種プログラムを記憶する。例えば、面付けアプリに対応する作業端末用プログラムを記憶する。なお、各種プログラムは、例えば、他のサーバ装置等からネットワークを介して取得されるようにしても良いし、記録媒体に記録されて外付けドライブ装置を介して読み込まれるようにしても良い。
作業端末2の記憶部は、作業者により編集されたページデータDと、ページデータDのプロパティ情報30を記憶している。プロパティ情報30はページデータD毎に記憶される。プロパティ情報30を構成するページ番号情報(ノンブル情報)31は、ページデータDに対して作業者により指定されたページ番号を示す情報である。また、プロパティ情報30を構成するリビジョン情報32は、ページデータDの最新の改訂番号を示す。つまり、リビジョン情報32は、ページデータDが改訂(更新)される度にインクリメントされる。
作業端末2のインターフェース部は他の装置(特に面付け装置1)や機器との間で送受信されるデータの窓口の役割を果たす。作業端末2の表示部は、例えば、液晶ディスプレイ等により構成されており、作業者が作業端末2を操作する際の操作画面、作業端末2を介して面付け装置1を操作する際の操作画面或いはレイアウト仕様情報、台割情報、プロパティ情報を編集する際の編集画面等を表示する。また、作業端末2の操作部は、例えば、キーボードやマウス等により構成されており、作業者の操作を受け付け、操作内容を示す操作信号を作業端末2の制御部に送信する。
作業端末2の制御部は、演算機能を有するCPU、ROM、作業用のRAM、及び発振回路等を備えて構成される。作業端末2の制御部は、作業端末2の操作部から受信した操作信号に基づいて作業者の操作内容に応じた処理を実行する。
[4.面付け装置1による面付け処理]
次に、図6のフローチャートを用いて、面付け装置1による面付け処理について説明する。なお、面付け処理は、作業端末2を介して作業者により面付け処理を開始するための開始操作が検出された場合に開始される。作業者は開始操作を行う際に、面付け処理を行う品目と面付け処理の対象となるページデータDを選択する。
次に、図6のフローチャートを用いて、面付け装置1による面付け処理について説明する。なお、面付け処理は、作業端末2を介して作業者により面付け処理を開始するための開始操作が検出された場合に開始される。作業者は開始操作を行う際に、面付け処理を行う品目と面付け処理の対象となるページデータDを選択する。
まず、面付け装置1の制御部11は、開始操作が行われた際に作業者により選択されたページデータDと、当該ページデータDに対応するプロパティ情報30を作業端末2から取得する(ステップS1)。
次に、制御部11は、ステップS1の処理で取得したページデータDに対応するプロパティ情報をプロパティDB60から取得する(ステップS2)。具体的には、制御部11は、台割DB50を参照して、開始操作を行う際に作業者により選択された面付け処理を行う品目を示す品目IDに対応するページデータIDを取得する。次いで、制御部11は、プロパティDB60を参照して、当該取得したページデータIDに対応するプロパティ情報を取得する。
次に、制御部11は、ステップS1の処理で取得したプロパティ情報30に含まれるページ番号情報31と、ステップS2の処理で取得したプロパティ情報に含まれるページ番号情報62を、ステップS1の処理で取得したページデータD毎に比較する(ステップS3)。
次に、制御部11は、ステップS1の処理で取得したプロパティ情報30に含まれるリビジョン情報32と、ステップS2の処理で取得したプロパティ情報に含まれるリビジョン情報63を、ステップS1の処理で取得したページデータD毎に比較する(ステップS4)。
次に、制御部11は、ステップS3の処理でページ番号情報が一致しないページデータDがあったか否かを判定する(ステップS5)。このとき、制御部11は、ページ番号情報が一致しないページデータDがなかったと判定した場合には(ステップS5:NO)、ステップS7の処理に移行する。一方、制御部11は、ページ番号情報が一致しないページデータDがあったと判定した場合には(ステップS5:YES)、ページ番号情報が一致しなかったページデータD(エラーページデータD)のページデータIDを記憶部12に記憶させ(ステップS6)、ステップS7の処理に移行する。なお、ステップS6の処理では、ページデータIDを、ページ番号情報が一致しなかったことを示すページ番号不一致情報とともに記憶部12に記憶させる。ページ番号不一致情報は、後続のステップS11の処理で、ページ番号が一致しないエラーがあったエラーページデータDであるか否かを判定するために用いられる。
次に、制御部11は、ステップS4の処理でリビジョン情報が一致しないページデータDがあったか否かを判定する(ステップS7)。このとき、制御部11は、リビジョン情報が一致しないページデータDがなかったと判定した場合には(ステップS7:NO)、ステップS9の処理に移行する。一方、制御部11は、リビジョン情報が一致しないページデータDがあったと判定した場合には(ステップS7:YES)、リビジョン情報が一致しなかったページデータD(エラーページデータD)のページデータIDを記憶部12に記憶させ(ステップS8)、ステップS9の処理に移行する。なお、ステップS8の処理では、ページデータIDを、リビジョン情報が一致しなかったことを示すリビジョン不一致情報とともに記憶部12に記憶させる。リビジョン不一致情報は、後続のステップS11の処理で、リビジョンが一致しないエラーがあったエラーページデータDであるか否かを判定するために用いられる。
次に、制御部11は、記憶部12に、エラーページデータDのページデータIDが記憶されているか否かを判定する(ステップS9)。このとき、制御部11は、エラーページデータDのページデータIDが記憶されていないと判定した場合には(ステップS9:NO)、面付け処理を実行して(ステップS10)、当該フローチャートに示す処理を終了する。一方、制御部11は、エラーページデータDのページデータIDが記憶されていると判定した場合には(ステップS9:YES)、警告画面を作業用端末2の表示部に表示させる(ステップS11)。具体的には、制御部11は、ページ番号不一致情報及びリビジョン不一致情報に基づいて、ページ番号情報が一致しなかったページデータDと、リビジョン情報が一致しなかったページデータDを示す警告画面を表示させるための表示データを作成して、作業用端末2に送信する。作業端末2の制御部は、面付け装置1から受信した表示データに基づいて、警告画面を作業端末2の表示部に表示させる。
ここで、図5、図7及び図8を用いて警告画面の表示例について説明する。ここでは、プロパティDB60に図5に示したプロパティ情報が登録されている場合であって、ステップS1の処理において作業端末2から図7に示すプロパティ情報30を取得したケースについて説明する。
図7に示したプロパティ情報30に含まれるページ番号情報31と、図5に示したページ番号情報62を比較すると、ページデータID「genko_02-01」と「genko_02-04」で識別されるページデータDについてページ番号情報が一致しない。つまり、5ページ目と8ページ目にページ番号に関するエラーが発生している。一方、図7に示したプロパティ情報30に含まれるリビジョン情報32と、図5に示したリビジョン情報63を比較すると、ページデータID「genko_03-03」で識別されるページデータDについてリビジョン情報が一致しない。つまり、15ページ目にリビジョンに関するエラーが発生している。
図8は、警告画面100の一例を示す図である。警告画面100は、いずれのページでページ番号情報に関するエラーが発生し、いずれのページでリビジョン情報に関するエラーが発生しているかを作業者に提示する。そのために、警告画面100には、ページ毎に、ページ番号情報に関して「○」又は「×」を表示するページエラー表示領域101と、リビジョン情報に関して「○」又は「×」を表示するリビジョンエラー表示領域102とが設けられている。なお、「○」はエラーが発生していないことを示し、「×」はエラーが発生していることを示す。
つまり、上記ケースでは、5ページ目と8ページ目にページ番号に関するエラーが発生していることから、5ページ目と8ページ目に対応するページエラー表示領域101に「×」が表示される。また、15ページ目にリビジョンに関するエラーが発生していることから、15ページ目に対応するリビジョンエラー表示領域102に「×」が表示される。
以上説明したように、本実施形態における面付け装置1は、面付け処理の対象となるページデータDの改訂番号を示すリビジョン情報(「改訂番号情報」の一例)に関する確認を行う装置であって、記憶部12(「記憶手段」の一例)が、ページデータD毎にリビジョン情報63を記憶し、制御部11(「取得手段」、「出力手段」の一例)が、作業端末2(「端末装置」の一例)から、面付け処理の対象となるページデータDのリビジョン情報32を取得し、当該取得したリビジョン情報と、記憶部12に記憶されているリビジョン情報63を比較して、一致しない場合に、リビジョン情報が一致しないことを示す警告画面100(「警告情報」の一例)を出力する。
本実施形態の面付け装置1によれば、面付け処理の対象となるページデータDのリビジョン情報32と、予め記憶部12に記憶されているリビジョン情報63が比較され、一致しない場合に警告画面100が出力されることから、ページデータDの面付け処理を行うにあたり、最新のリビジョンに対応するページデータDが配置されるか否かを確認することができる。
また、記憶部12が記憶するリビジョン情報63は、面付け処理の対象となるページデータDが改訂される度に作業者により更新される。このため、面付け処理を行うにあたって、作業端末2において最新の改訂版のページデータDが選択されず、面付け装置1がステップS1の処理において古い版のページデータDを取得した場合であっても、警告画面100が表示されることから、古い版のページデータDを面付けしてしまうことを防ぐことができる。
更に、記憶部12は、ページデータD毎にページ番号を示すページ番号情報62を更に記憶し、制御部11は、面付け処理の対象となるページデータDのページ番号を示すページ番号情報31を更に取得し、当該取得したページ番号情報31と、記憶部12に記憶されているページ番号情報62を比較して、一致しない場合に、ページ番号が一致しないことを示す警告画面100を出力する。これにより、ページデータDを誤った位置に面付けすることを防止することができる。
なお、本実施形態では、面付け処理(図6のステップS10)を実行する前に、ページ番号の確認(図6のステップS4)とリビジョンの確認(図6のステップS5)を行うこととしたが、これに代えて又はこれに加えて、ページデータDに関する他の情報を確認することとしてもよい。例えば、図6のステップS1の処理で制御部11が作業端末2から、作業者により選択されたページデータDに対応する品目IDを取得し、台割DB50の品目ID52と比較する。そして、制御部11は、比較の結果、一致しないページデータDがあった場合にはそのページデータDを示す警告画面を出力する。これにより、面付け処理の対象となる品目とは異なる品目のページデータDを誤って面付けしてしまうことを防ぐことができる。なお、品目ID以外のページデータDに関する項目について制御部11が確認することとしてもよい。その際には、確認対象の項目を記憶部12に記憶させるとともに、作業端末2から面付け処理を行うページデータDに対応する当該確認項目を取得して、両者を比較することとする。
S 面付けシステム
1 面付け装置
11 制御部
12 記憶部
13 インターフェース部
14 表示部
15 操作部
2 作業端末
30 プロパティ情報
40 レイアウトDB
50 台割DB
60 プロパティDB
100 警告画面
D ページデータ
1 面付け装置
11 制御部
12 記憶部
13 インターフェース部
14 表示部
15 操作部
2 作業端末
30 プロパティ情報
40 レイアウトDB
50 台割DB
60 プロパティDB
100 警告画面
D ページデータ
Claims (6)
- 面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報に関する確認を行う確認処理装置であって、
前記ページデータ毎に改訂番号を示す改訂番号情報を記憶する記憶手段と、
端末装置から、前記面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報を取得する取得手段と、
前記取得手段により取得された改訂番号情報と、前記記憶手段に記憶されている改訂番号情報を比較して、一致しない場合に、改訂番号が一致しないことを示す警告情報を出力する出力手段と、
を備えることを特徴とする確認処理装置。 - 請求項1に記載の確認処理装置であって、
前記記憶手段が記憶する改訂番号情報は、面付け処理の対象となるページデータが改訂される度に更新されることを特徴とする確認処理装置。 - 請求項1又は2に記載の確認処理装置であって、
前記記憶手段は、前記ページデータ毎にページ番号を示すページ番号情報を更に記憶し、
前記取得手段は、前記面付け処理の対象となるページデータのページ番号を示すページ番号情報を更に取得し、
前記出力手段は、前記取得手段により取得されたページ番号情報と、前記記憶手段に記憶されているページ番号情報を比較して、一致しない場合に、ページ番号が一致しないことを示す警告情報を更に出力することを特徴とする確認処理装置。 - 請求項1乃至3のいずれか一項に記載の確認処理装置であって、
前記出力手段は、前記警告情報を表示する警告画面を表示させるための表示データを前記端末装置に対して出力することを特徴とする確認処理装置。 - 面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報に関する確認を行う確認処理装置による確認方法であって、
端末装置から、前記面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報を取得する取得工程と、
前記取得手段により取得された改訂番号情報と、前記ページデータ毎に改訂番号を示す改訂番号情報を記憶する記憶手段に記憶された改訂番号情報を比較して、一致しない場合に、改訂番号が一致しないことを示す警告情報を出力する出力工程と、
を含むことを特徴とする確認方法。 - 面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報に関する確認を行う確認処理装置に含まれるコンピュータを、
端末装置から、前記面付け処理の対象となるページデータの改訂番号を示す改訂番号情報を取得する取得手段、
前記取得手段により取得された改訂番号情報と、前記ページデータ毎に改訂番号を示す改訂番号情報を記憶する記憶手段に記憶された改訂番号情報を比較して、一致しない場合に、改訂番号が一致しないことを示す警告情報を出力する出力する出力手段、
として機能させることを特徴とする確認処理用プログラム。
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---|---|
JP (1) | JP2014174743A (ja) |
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2013
- 2013-03-08 JP JP2013046873A patent/JP2014174743A/ja active Pending
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