JP2014173373A - 土木工事用パイプ連結構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】パイプを確実に連結して、パイプが不意に離脱する事故を防止することができる土木工事用パイプ連結構造を提供する。
【解決手段】土木工事用パイプ1の端部2に挿入する挿入筒部3を両端に有する短円筒状ジョイント4を介してパイプ1とパイプ1を連結する土木工事用パイプ連結構造に於て、挿入筒部3には、外周溝5が凹設される。パイプ1の端部2には、内周溝6が凹設され、C字状嵌込みリング7を、外周溝5と内周溝6にわたって嵌合したパイプ連結状態で、パイプ1相互が回転可能かつ引抜不可として連結されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、土木工事用パイプ連結構造に関する。
従来、土木工事、例えば地山補強工事等に、用いられるパイプ連結構造としては、パイプの端部の内周面に係止用突起部を突設して、パイプの端部に挿入される円筒状ジョイントの挿入部の外周面に上記突起部が差込まれるL字状溝部が形成され、L字状溝部に突起部を差込んで係止する構造が公知である(例えば、特許文献1参照)。
しかし、L字状溝部は、長手方向に凹設された差込部と、差込部の内端から周方向に延設された係止部とを備えるものであり、動的な外力が作用する上記地山補強工事等のパイプ連結構造に於ては、パイプに大きな振動や逆方向の回転トルクが瞬間的にかかった際に、不意にパイプが離脱する可能性があった。すなわち、L字状溝部の係止部から突起部が抜けるような逆転方向の力等が作用して、パイプの連結が離脱する可能性が残されていた。
特開2011−127310号公報
解決しようとする課題は、土木工事用パイプが不意に離脱する点である。また、パイプをスムーズに挿入し難い場合がある点である。
そこで、本発明は、パイプの端部に挿入する挿入筒部を両端に有する短円筒状ジョイントを介してパイプとパイプを連結する土木工事用パイプ連結構造に於て、挿入筒部には、外周溝が凹設され、パイプの端部には、内周溝が凹設され、C字状嵌込みリングを、外周溝と内周溝にわたって嵌合したパイプ連結状態で、パイプ相互が回転可能かつ引抜不可として連結されているものである。
また、パイプの先端の開口内周縁部に、面取りを形成したものである。
また、面取りは、挿入筒部のパイプへの挿入の際、外周溝に嵌込まれたC字状嵌込みリングを縮径させるリング縮径機能を備え、しかも、ジョイントの外周面には、軸心方向中央位置に低外鍔部が突出状に形成され、パイプ連結状態では、相互に連結されたパイプの先端の面取りが低外鍔部との干渉を避けつつ挿入筒部が深く挿入してパイプの先端相互のギャップを減少させるギャップ減少機能を、兼ね備えたものである。
また、嵌込みリングの横断面形状が略矩形であって、矩形の軸心方向幅寸法をW、ラジアル方向厚さ寸法をTとすると、1.0×T≦W≦ 1.5×Tを満たすように設定したものである。
本発明のパイプ連結構造によれば、パイプを確実に連結して、パイプが不意に離脱することを確実に防止できる。また、パイプとパイプの接続部に於て、ガイド用Y型支持枠等に引掛かることがなく、しかも、岩石等に穿孔された孔に沿って誘導しやすく、動力ロスも少なく、スムーズにパイプを送り込むことができる。また、パイプ外周面から、従来のボルト頭部や溶接盛り部等の小突出部が全く存在せず、一層スムーズにパイプを送り込むことができる。特に、連結されたパイプ相互が回転自在であるため、動力負担も低減できる。
本発明の実施の一形態を示す断面正面図である。 要部拡大断面図である。 パイプの要部断面正面図である。 ジョイントの断面正面図である。 C字状嵌込みリングを示す正面図である。 図5のX−X拡大断面図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 作用説明図である。 他の実施形態の要部拡大断面図である。 他の実施形態の要部拡大断面図である。 図10の包囲枠線域Yの拡大図である。 作用説明図である。
本発明は、土木工事用のパイプ連結構造に関し、例えば、トンネルの断面の掘削に先立って、地上補強用の先受け工として切羽の上方に打設を行う際に使用する(補強用)パイプ1,1を順次連結する構造に関するものであり、切羽から切羽前方までの地山を補強(改良)するために注入材を、本発明に係るパイプ連結構造を介して、注入してゆく(注入材の浸透注入工法)等に用いられ、あるいは、それ以外の地山改良(補強)工法や、その他の土木工事に適用される。
本発明の実施の一形態を示す図1〜図9に於て、このパイプ連結構造は、土木工事用パイプ1の端部2に挿入する挿入筒部3を両端に有する短円筒状ジョイント4を介してパイプ1とパイプ1を連結する各種の土木工事用パイプ連結構造である。パイプ1は、例えば、STK400から成る。ジョイント4は、例えば、FCD450から成る。
挿入筒部3には、断面矩形状の外周溝5が凹設される。パイプ1の端部2には、断面矩形状の内周溝6が凹設される。C字状嵌込みリング7を、外周溝5と内周溝6にわたって嵌合したパイプ連結状態(図1参照)で、パイプ1,1相互が回転可能かつ引抜不可として連結されている。嵌込みリング7は、例えば、SWRHから成る。
パイプ1の先端8の開口内周縁部9に、ストレート傾斜状の面取り10Aが形成される。面取り10Aは、挿入筒部3のパイプ1への挿入の際、外周溝5に嵌込まれたC字状嵌込みリング7を縮径させるリング縮径機能を備える。すなわち、図7に示すように、ジョイント4の外周溝5に嵌込みリング7を嵌合させてから、図8に示すように、ジョイント4の挿入筒部3をパイプ1に挿入すると(パイプ1をジョイント4に外嵌すると)、面取り10Aに沿って嵌込みリング7が外周溝5に押込まれるように縮径される。その後、さらに挿入筒部3をパイプ1に挿入すると(パイプ1をジョイント4に深く外嵌すると)、図9に示すように、嵌込みリング7がパイプ1の内周溝6に(リング7が弾発力によって拡径することで)嵌合する。
ジョイント4の外周面11には、軸心方向中央位置に低外鍔部12が突出状に形成され、面取り10Aは、パイプ連結状態では、相互に連結されたパイプ1の先端8の面取り10Aが低外鍔部12との干渉を避けつつ挿入筒部3が深く挿入してパイプ1の先端8相互のギャップ13を減少させるギャップ減少機能(パイプ1の先端8相互を図1・図2に示す如く接近させる機能)を、兼ね備える。
図3に示すように、面取り10Aが、軸心直交面と成す角度θを、55°≦θ≦80°に設定する。好ましくは、65°≦θ≦80°に設定する。角度θが、55°≦θ≦80°を満たす場合、リング縮径機能及びギャップ減少機能を適切に発揮することができる。角度θが、θ<55°の場合、パイプ1の先端8相互のギャップ13が大きくなり、ガイド用Y型支持枠(図示省略)等に引掛かる虞れがある。角度θが、80°<θの場合、面取り10Aの軸心方向寸法が過大となり、切削加工の作業性が悪くなる。
図3・図4に示すように、ジョイント4の先端14から低外鍔部12の軸心方向中央までの軸心方向長さ寸法Lとパイプ1の内径寸法Dを、D× 1.1≦L≦D× 1.4に設定するのが好ましい。長さ寸法Lが上記範囲内にある場合、パイプ1とジョイント4を確実に連結することができる。長さ寸法Lが、L<D× 1.1の場合、パイプ1とジョイント4との接続強度及び曲げ耐力が弱くなる。特に、地山補強等の土木工事では、地山の重量が略水平状に打ち込んだパイプ1に作用し、それが大きな曲げ力として、パイプ1及びパイプ連結構造に作用するので、曲げ耐力が要求されるが、このような曲げ耐力が下限値未満で急に低下する。長さ寸法Lが、D× 1.4<Lの場合、不必要にジョイント4の軸心方向長さ寸法Lが長くなり無駄である。
外周溝5を、ジョイント4の先端14と低外鍔部12との略中央に配設する。すなわち、ジョイント4の先端14から外周溝5の溝底中央までの軸心方向長さ寸法をLとし、低外鍔部12の中央から外周溝5の溝底中央までの軸心方向長さ寸法をLとすると、L:Lの値は、同じ部位で曲げた際、パイプ1の曲げ強さと、ジョイント4の曲げ強さが同等となるように設定するのが好ましい。
ところで、図2に於て、ジョイント4は、黒皮のままの外周面11よりも僅かに外径が大きい平滑状(平滑円周状)の低裾野部18の外周面中央に、低い台形状の低外鍔部12を積重ねた形状とする。この低外鍔部12及び低裾野部18の外周面を、機械加工(切削又は研削等)によって、外径寸法等を高精度なものとする。他方、パイプ1に於て、略全体の内周面は黒皮のままであるが、面取り10A及び、この面取り10Aに連続する軸心方向小寸法の内周面部19は、機械加工(切削又は研削等)によって、内径寸法等を高精度なものとする。このように機械加工を施すことで、低裾野部18の外周面と、内周面部19との間隙Gを最小値に近づけて、パイプ1とジョイント4のセンタ(軸心)を一致させ、即ち、センタリングを確実に行って、接続すべき両パイプ1,1の芯ずれを防止し(先端8,8の段差発生を防止し、)地山等への打込作業時に他部材への引掛りを防ぎ、あるいは、抵抗の増加を防ぐ。かつ、嵌込みリング7の不意の段落をも防ぎ得る。
さらに補足説明すれば、パイプ1の肉厚は、例えば、約10%の公差が有り、図2中に、2点鎖線D11,D12にて示すように最大内径,最小内径に、パイプ1の黒皮の内周面20が存在する。つまり、パイプ1の最大内径D11が上記公差の上限を示しており、パイプ1の最小内径D12が上記公差の下限を示す。パイプ1もジョイント4も、上述の機械加工を施さなければ、両者間にラジアル方向に大きな隙間を生じ、パイプ1の端部2とパイプ1の端部2の間に大きな段差が発生し、他物体への引掛りや挿入抵抗増大等の問題の虞れが予測されるが、本発明では、上述の機械加工によって、間隙Gを最小限に近づけることで、パイプ1,1相互、及び、パイプ1とジョイント4とのセンタリングが良好に行われて、引掛りを防ぎ、かつ、嵌込みリング7の脱落を防ぐ効果が期待できる。
C字状嵌込みリング7を示した図5と図6に於て、嵌込みリングの横断面形状が略矩形であって、矩形の軸心方向幅寸法をW、ラジアル方向厚さ寸法をTとすると、 1.0×T≦W≦ 1.5×Tを満たすように設定する。幅寸法Wが上記範囲内にある場合、軸心方向にせん断力がはたらいた際の強度が大きい。W< 1.0×Tの場合、軸心方向にせん断力がはたらいた際に強度が弱く、嵌込みリング7が破損する虞れがある。 1.5×T<Wの場合、不必要に嵌込みリング7の軸心方向長さ寸法が過大となり、嵌込みリング7の材料が無駄であり、かつ、外周溝5内でせん断力を受けて姿勢が不安定となる。
次に、図10〜図13に於て、他の実施の形態を示す。図1〜図9にて述べた実施の一形態と同一符号は同様の構成であり、重複説明を一部省略するが、この図10〜図13に於ては、パイプ1の先端8の開口内周縁部9に、アール凸状面取り10Bを形成して、滑らかに(スムーズに)ジョイント4の挿入筒部3を挿入可能とした構成である。
先端8には、軸心直交平面を僅かに残して、機械加工によって、アール凸状面取り10Bを形成する。図12に於て、アール凸状面取り10Bの曲線と、軸心直交平面(先端8の平面)とが成す角度θを、55°〜70°に設定し、かつ、曲率半径R10を30mm〜70mmとして、特に、図2に於て述べた最大内径(上限)D11と最小内径(下限)D12の公差を有するパイプ内径(内周面部19)と、極めて滑らかに、アール凸状面取り10Bとが、連続するので、(引掛りを生ずることなく)スムーズにジョイント4(の先端14)を挿入可能となる。
また、図12で明らかなように、黒皮内周面部19に近づけば近づく程、アール凸状面取り10Bへの接線が軸心と平行に近づくこととなるので、上述のジョイント4(の先端14)の挿入は、引掛らずにスムーズに挿入できる。このことは、図2と比較すれば明らかとなる。即ち、図2では、内周面部19と黒皮内周面20との間に段差部21が形成されており、そのため、この段差部21にジョイント4の先端14が引掛る場合もあり得るのに対し、このような問題も解決できる。
そして、ジョイント4に於て、低外鍔部12の形状が、大きな曲率半径R12の凹状傾斜部22を有する扁平富士山型であって、図10に示す矢印F方向にパイプ1,1相互を分離する方向に引張った場合も、図11に示す矢印F方向に接近する方向に押圧力を与えた場合も、パイプ1,1の先端8,8が当接しないで、常に微小なギャップ13を確保できる。特に、図12と図11に示すように、アール凸状面取り10Bと凹状傾斜部22とが密に圧接するように曲率半径を同等とするのが好ましい。
図13に示すように、前記アール凸状面取り10Bを有するパイプ1によって、嵌込みリング7は、矢印K方向に円滑に押込みできる。
なお、本発明は、設計変更可能であって、例えば、外周溝5及び内周溝6を半円型溝として、嵌込みリング7の断面形状を円形とするも良い。
以上のように、本発明は、パイプ1の端部2に挿入する挿入筒部3を両端に有する短円筒状ジョイント4を介してパイプ1とパイプ1を連結する土木工事用パイプ連結構造に於て、挿入筒部3には、外周溝5が凹設され、パイプ1の端部2には、内周溝6が凹設され、C字状嵌込みリング7を、外周溝5と内周溝6にわたって嵌合したパイプ連結状態で、パイプ1相互が回転可能かつ引抜不可として連結されているので、送り込みの動力負担が小さく、容易に誘導することができる。さらに、パイプ1を確実に連結して、パイプ1が不意に離脱する(引抜ける)事故を防止することができる。さらに、曲げ耐力が大きい。
また、パイプ1のラジアル外方へボルト頭部や小突部等が突出しないので、地山等への送り込みの際、ガイド用Y型支持枠等に引掛ることがなく、スムーズに送り込むことができる。
また、パイプ1の先端8の開口内周縁部9に、ストレート傾斜状面取り10A又はアール凸状面取り10Bを形成したので、嵌込みリング7をスムーズに縮径させて、挿入筒部3をパイプ1に容易かつスムーズに挿入することができる。接続部に於て、パイプ1とパイプ1を接近させることができ、ガイド用Y型支持枠等に引掛かることがなくスムーズにパイプ1を送り込むことができる。
また、面取り10A,10Bは、挿入筒部3のパイプ1への挿入の際、外周溝5に嵌込まれたC字状嵌込みリング7を縮径させるリング縮径機能を備え、しかも、ジョイント4の外周面11には、軸心方向中央位置に低外鍔部12が突出状に形成され、パイプ連結状態では、相互に連結されたパイプ1の先端8の面取り10A,10Bが低外鍔部12との干渉を避けつつ挿入筒部3が深く挿入してパイプ1の先端8相互のギャップ13を減少させるギャップ減少機能を、兼ね備えたので、容易にパイプ1とジョイント4を接続することができるとともに、パイプ1とパイプ1の接続部に於て、ガイド用Y型支持枠等に引掛かることがなくスムーズにパイプ1を送り込むことができる。
また、嵌込みリング7の横断面形状が略矩形であって、矩形の軸心方向幅寸法をW、ラジアル方向厚さ寸法をTとすると、 1.0×T≦W≦ 1.5×Tを満たすように設定したので、軸心方向にせん断力がはたらいた際の強度が大きい。しかも、このような寸法形状のリング7を嵌め込む(ジョイント4の)外周溝5の溝底側残肉が薄くなり過ぎることを防止でき、溝底側残肉の強度を十分に維持できる。
1 (土木工事用)パイプ
2 端部
3 挿入筒部
4 (短円筒状)ジョイント
5 外周溝
6 内周溝
7 (C字状)嵌込みリング
8 先端
9 開口内周縁部
10A,10B 面取り
11 外周面
12 低外鍔部
13 ギャップ
T ラジアル方向厚さ寸法
W 軸心方向幅寸法

Claims (4)

  1. パイプ(1)の端部(2)に挿入する挿入筒部(3)を両端に有する短円筒状ジョイント(4)を介して上記パイプ(1)とパイプ(1)を連結する土木工事用パイプ連結構造に於て、
    上記挿入筒部(3)には、外周溝(5)が凹設され、上記パイプ(1)の端部(2)には、内周溝(6)が凹設され、
    C字状嵌込みリング(7)を、上記外周溝(5)と内周溝(6)にわたって嵌合したパイプ連結状態で、パイプ(1)相互が回転可能かつ引抜不可として連結されていることを特徴とする土木工事用パイプ連結構造。
  2. 上記パイプ(1)の先端(8)の開口内周縁部(9)に、ストレート傾斜状面取り(10A)又はアール凸状面取り(10B)を形成した請求項1記載の土木工事用パイプ連結構造。
  3. 上記面取り(10A)(10B)は、上記挿入筒部(3)のパイプ(1)への挿入の際、上記外周溝(5)に嵌込まれた上記C字状嵌込みリング(7)を縮径させるリング縮径機能を備え、しかも、上記ジョイント(4)の外周面(11)には、軸心方向中央位置に低外鍔部(12)が突出状に形成され、パイプ連結状態では、相互に連結された上記パイプ(1)の先端(8)の上記面取り(10A)(10B)が上記低外鍔部(12)との干渉を避けつつ上記挿入筒部(3)が深く挿入してパイプ(1)の先端(8)相互のギャップ(13)を減少させるギャップ減少機能を、兼ね備えた請求項2記載の土木工事用パイプ連結構造。
  4. 上記嵌込みリング(7)の横断面形状が略矩形であって、該矩形の軸心方向幅寸法を(W)、ラジアル方向厚さ寸法を(T)とすると、 1.0×T≦W≦ 1.5×Tを満たすように設定した請求項1,2又は3記載の土木工事用パイプ連結構造。
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