JP2014171479A - 薬剤混合調製管理装置及び制御プログラム - Google Patents

薬剤混合調製管理装置及び制御プログラム Download PDF

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Abstract

【課題】薬剤の混合調製の監査を薬剤の混合調製作業を撮影した動画に基づいて行うに際し、容易に要チェック箇所を特定できる。
【解決手段】実施形態の薬剤混合調製管理装置は、薬剤の混合調製に用いる薬剤の監査処理を行う。ここで、撮影部は、薬剤の混合調製の作業の動画撮影を行い撮影画像データを生成する。データ付加部は、撮影画像データの再生時に混合調製の作業過程の移行タイミングを基準とする動画再生を可能とするための制御データを、動画撮影時に付加する。
【選択図】図4

Description

本発明の実施形態は、薬剤混合調製管理装置及び制御プログラムに関する。
従来、病院の薬剤部や、病棟の看護師ルームなどにおいては、薬剤師や看護師が医師の作成した処方箋、注射処方箋等の指示書に基づいて処方する薬剤の混合調製作業(以下、混注という。)を行っていた。
混注を行うに際しては、まず、指示書を見て処方薬となっている複数の薬品を取揃え、取揃えた複数の薬品を適切な手順で計量、溶解、混合等を行う必要がある。
ところで、この混注を確実に行うために、混注前には、取揃えた複数の薬品が処方すべき薬剤であるか否かを、薬品のラベルと指示書を見てチェックする監査作業を行っていた。
また、取揃えた複数の薬品を適切な手順で計量、溶解、混合等を行ったか否かをチェックするには、混注作業者の作業工程をチェックする監査者を配置する必要があるが、混注作業の手順は、対象となる薬品の種類毎に異なることとなり、熟練を要するとともに、監査に必要な時間も膨大になってしまっていた。
実施形態の薬剤混合調製管理装置は、薬剤の混合調製に用いる薬剤の監査処理を行う。
ここで、撮影部は、前記薬剤の混合調製の作業の動画撮影を行い撮影画像データを生成する。
データ付加部は、撮影画像データの再生時に混合調製の作業過程の移行タイミングを基準とする動画再生を可能とするための制御データを、動画撮影時に付加する。
図1は、薬剤混合調製管理システムの概要構成ブロック図である。 図2は、混注端末装置の概要構成ブロック図である。 図3は、監査者用の情報処理端末装置の概要構成ブロック図である。 図4は、混注作業時の混注端末装置の処理フローチャートである。 図5は、監査処理用の動画撮影/表示画面の説明図である。 図6は、混注作業の監査時の監査者用の情報処理端末装置の処理フローチャートである。
次に実施形態の好適な態様について図面を参照して説明する。
図1は、薬剤混合調製管理システムの概要構成ブロック図である。
薬剤混合調製管理システム10は、電子カルテを管理し、記憶する電子カルテサーバ11と、電子カルテの記入などを行うための医師用の情報処理端末装置12と、電子カルテサーバ11が管理する電子カルテの参照及び確認を行うための看護師用の情報処理端末装置13と、電子カルテに含まれる処方箋情報に基づいて薬剤の取り揃え等の混注支援を行う複数の混注端末装置14と、薬剤部に配置され薬剤払出等を管理する薬剤部サーバ15と、混注作業の監査を行うための監査者用の情報処理端末装置16と、を備えている。
上記構成において、電子カルテサーバ11、情報処理端末装置12、情報処理端末装置13、混注端末装置14、薬剤部サーバ15及び情報処理端末装置16は、通信ネットワーク17に接続されている。
図2は、混注端末装置の概要構成ブロック図である。
混注端末装置14は、混注端末装置14全体を制御するMPU31と、制御プログラムを含む各種データを不揮発的に記憶するROM32と、ワークエリアとして機能するとともに、各種データを一時的に記憶するRAM33と、データベース等の大容量データを記憶可能なハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)として構成された外部記憶装置34と、タッチパネルディスプレイ35を構成しているディスプレイ36及びタッチパネル37と、薬剤のバーコード、薬剤の画像などをスキャンし、特定するオブジェクトスキャナとして構成されたスキャナ38と、各種情報をプリントアウトするためのプリンタ39と、通信インタフェース動作を行う通信インタフェース40と、混注作業を動画として撮影する(ビデオ)カメラ41と、音声を入力するためのマイク42と、マイク42から入力された音声の音声認識を行う音声認識部43と、混合調製中の薬剤の重量を測定する計量器44と、を備えている。
ここで、タッチパネルディスプレイ35、スキャナ38、プリンタ39、通信インタフェース40、カメラ41、音声認識部43及び計量器44は、入出力I/O45を介してバス46に接続されている。
このバス46には、MPU31、ROM32、RAM33及び外部記憶装置34が接続されている。
図3は、監査者用の情報処理端末装置の概要構成ブロック図である。
監査者用の情報処理端末装置16は、情報処理端末装置16全体を制御するMPU51と、制御プログラムを含む各種データを不揮発的に記憶するROM52と、ワークエリアとして機能するとともに、各種データを一時的に記憶するRAM53と、データベース等の大容量データを記憶可能なハードディスクドライブ、SSD(Solid State Drive)として構成された外部記憶装置54と、タッチパネルディスプレイ55を構成しているディスプレイ56及びタッチパネル57と、各種情報をプリントアウトするためのプリンタ58と、通信インタフェース動作を行う通信インタフェース59と、を備えている。
ここで、タッチパネルディスプレイ55、プリンタ58及び通信インタフェース59は、入出力I/O60を介してバス61に接続されている。
このバス61には、MPU51、ROM52、RAM53及び外部記憶装置54が接続されている。
次に実施形態の動作について説明する。
混注を行うに先立って、医師により情報処理端末装置12を用いて薬剤の処方箋データを含む電子カルテが作成されて、電子カルテサーバ11に登録されているものとし、処方箋データには、混注対象の薬剤を特定するための情報及び各薬剤の必要数に関する情報が含まれるとともに、当該処方箋データを特定するための指示番号(オーダーナンバー)が割り振られ、この指示番号は、混注対象の薬剤を取り揃え、混注作業を行う薬剤師や看護師に混注指示書とともに渡される、あるいは、混注指示書にバーコード等のシンボルコードとして印刷されているものとする。
一方、混注対象の薬剤の取り揃え及び混注作業を実際に行う看護師等のオペレータは、指示番号を受け取ると、混注対象の薬剤の取り揃え作業を行う。
まず、混注薬剤の取り揃え時の処理について概要を説明する。
混注端末装置14のタッチパネルディスプレイ35のディスプレイ36には、初期状態において、ログイン画面が表示されている。したがって、混注端末装置14のオペレータは、所定の手順(例えば、IDカードを読み取らせる、ID番号を入力する等)によりログイン処理を行い、オペレータの認証を行う。
ログイン処理によりオペレータの認証がなされると、混注端末装置14のMPU31は、ディスプレイ36の表示画面に別途発行された混注指示バーコードの読み取りを促す画面を表示するので、オペレータは、混注指示バーコードをスキャナ38の前にかざして、混注指示バーコードを読み取らせる。
これにより、オペレータがスキャナ38により混注指示バーコードを読み込ませると、混注端末装置14のMPU31は、通信インタフェース40及び通信ネットワーク17を介して、電子カルテサーバ11あるいは薬剤部サーバ15に対して指示内容の問い合わせを行い、取得した混注対象の薬剤のリストデータに基づいて、取り揃えるべき薬剤のリストを含む指示内容表示画面を表示する。
これにより、オペレータは、指示内容表示画面の取り揃えるべき薬剤のリストに従って、薬剤を取り揃え、再びスキャナ38に薬剤に貼付されているバーコードを読み込ませることにより、薬剤取り揃え時の監査処理を行うこととなる。
そして、取り揃えるべき薬剤のリストに含まれる全薬剤のバーコードが読み込まれると、薬剤の監査(取り揃え)作業を終了する。
次に混注作業時の処理について説明する。
図4は、混注作業時の混注端末装置の処理フローチャートである。
本実施形態においては、別途混注作業の監査処理を行うために、混注作業をカメラ41により動画撮影を行うこととなっている。
まず、混注端末装置14のMPU31は、オペレータがタッチパネル37を操作して撮影指示を行ったか否かを判別する(ステップS11)。この場合において、撮影指示を直接的に行うように構成することも可能であるし、混注作業の開始が指示されたことをもって撮影指示が(間接的に)なされたものとみなすように構成することも可能である。
ステップS11の判別において、撮影指示がなされていない場合には(ステップS11;No)、混注端末装置14のMPU31は、待機状態となる。
ステップS11の判別において、撮影指示がなされた場合には(ステップS11;Yes)、MPU31は、入出力I/O45を介してカメラ41を制御し、あらかじめ設定された混注作業位置の動画を撮影させ、撮影画像データを生成させる(ステップS12)。
これにより、タッチパネルディスプレイ35のディスプレイ36には、撮影中の動画が表示されることとなる。
図5は、監査処理用の動画撮影/表示画面の説明図である。
監査処理用の動画撮影/表示画面70は、混注作業担当者名が表示される担当者名表示領域71と、混注作業担当者を特定する混注作業担当者IDが表示される担当者ID表示領域72と、混注作業担当者の勤務日時が表示される勤務日時表示領域73と、監査処理に対応する混注作業が複数存在する場合に、より指示番号の古い混注作業用の画面を表示するための第1表示内容切替ボタン74と、監査処理に対応する混注作業が複数存在する場合に、より指示番号の新しい混注作業用の画面を表示するための第2表示内容切替ボタン75と、混注作業対象の薬剤の処方対象の患者の氏名を表示する患者氏名表示領域76と、混注作業対象の薬剤の処方対象の患者を特定するための患者IDが表示される患者ID表示領域77と、混注作業対象の薬剤の処方日付を表示する処方日付表示領域78と、撮影中の動画(ビデオ)画像あるいは、再生中の動画(ビデオ)画像が表示される動画表示領域79と、混注作業対象の処方薬の名称が表示される処方薬名称表示領域80と、混注対象の薬剤名及び処方量が薬剤毎に表示される複数の混注対象薬剤リスト表示操作領域81−1〜81−3を備えた混注対象薬剤リスト表示操作領域81と、薬剤の混合が既になされた薬剤に対応してチェックマークが表示される複数のマーク表示領域82−1〜82−3を備えたチェックマーク表示領域82と、混注作業を行った調合日時が表示される調合日時表示領域83と、撮影中の動画録画経過時間あるいは再生中の動画の再生経過時間及び場面内容の表示が関連づけられて表示されるタイムライン表示領域84と、タイムライン表示領域84と連動して、混注作業の作業過程がある過程から他の過程に移行したとされる移行タイミングに表示される移行タイミング表示操作子85、86と、動画再生時の制御を行うための複数の操作子が設けられた再生操作領域87と、再生音量の調製を行う音量調製表示操作領域88と、を備えている。
混注作業位置の動画の撮影及び撮影画像データの生成と並行して、MPU31は、混注作業を構成する複数の作業過程の移行を検出したか否かを判別する(ステップS13)。
ここで、混注作業を構成する複数の作業過程の移行の検出について詳細に説明する。
混注作業は、一種類あるいは複数種類の薬剤の混合調製容器への投入作業と、混合作業との繰り返しである。
そこで、本実施形態においては、混注作業を構成する複数の作業過程の移行を検出するに際しては、各薬剤の混合調製容器への投入タイミングを検出するようにしている。
各薬剤の混合調製容器への投入タイミングの検出については、以下のようなものが挙げられる。
(1)オペレータにより、薬剤が投入され、当該オペレータにより複数の混注対象薬剤リスト表示操作領域81−1〜81−3のうちの投入した薬剤に対応する混注対象薬剤リスト表示操作領域81−1〜81−3のいずれかがタッチされたタイミング。
(2)スキャナ38を介して、投入対象の薬剤のバーコードが読み込まれたタイミング。
(3)カメラ41により撮影された画像の画像認識処理を行うことにより、投入対象の薬剤のバーコードあるいは薬剤名の読み取りが完了したタイミング。
(4)マイク42から入力されたオペレータの音声を音声認識部43により音声認識することにより、薬剤の投入が確認されたタイミング。
(5)計量器44により混合調製容器の重量変化が検出されており、誤差を考慮した上で、投入されるべき薬剤に相当する重量変化が検出されたタイミング。
ステップS13の判別において、混注作業を構成する複数の作業過程の移行を検出しなかった場合には(ステップS13;No)、再び処理をステップS12に移行して、以下同様の処理を行う。
ステップS13の判別において、混注作業を構成する複数の作業過程の移行を検出した場合には(ステップS13;Yes)、各薬剤の混合調製容器への投入タイミングを検出したMPU31は、薬剤を投入した時刻(絶対時刻あるいは撮影開始時刻からの経過時間である相対時刻)、投入した薬剤の薬剤名、各薬剤の投入量のうち、少なくとも薬剤を投入した時刻に関するデータでタイムライン制御データを生成し、撮影画像データに付加する(ステップS14)。
この場合において、タイムライン制御データは、撮影画像データに直接組み込まれるようにしても良いし、撮影画像データのメタデータとして別途付加するようにしても良い。
そして、タイムライン制御データは、タイムライン表示領域84において、移行タイミング表示操作子85、86を表示するために用いられる。
この移行タイミング表示操作子85、86は、動画の撮影時には、選択することにより、対応する時刻、投入薬剤名等の表示がなされるようになっている。
移行タイミング表示操作子86に対応するタイムライン制御データとしては、当該移行タイミングに対応する薬剤名がテキストデータとして含まれており、この場合には、図5に示すように、薬剤名を表すテキストが移行タイミング表示操作子86に表示される。なお、このテキスト表示は常時表示するようにしても良いが、表示の見やすさの観点から、移行タイミング表示操作子85のように、オペレータが移行タイミング表示操作子を選択あるいは操作した場合にのみ表示を行うように構成しても良い。
続いて、MPU51は、オペレータにより撮影終了の指示がなされたか否かを判別する(ステップS15)。
ステップS15の判別において、未だオペレータにより撮影終了の指示がなされていない場合には(ステップS15;No)、処理をステップS12に移行して、以下、同様の処理を繰り返す。
ステップS15の判別において、オペレータにより撮影終了の指示がなされた場合には(ステップS15;Yes)、カメラ41による撮影を終了して、生成した撮影画像データを撮影画像ファイルとして、外部記憶装置34に記憶するとともに、薬剤部サーバ15あるいは監査者用の情報処理端末装置16に通信ネットワーク17を介して送信する。
これにより、薬剤部サーバ15あるいは監査者用の情報処理端末装置16は、HDD等の外部記憶装置に撮影画像ファイルを記憶することとなる。
次に混注作業の監査時の処理について説明する。
図6は、混注作業の監査時の監査者用の情報処理端末装置の処理フローチャートである。
以下の説明においては、撮影画像ファイルは、薬剤部サーバ15に格納されているものとし、再び図5を参照するものとする。
まず、監査者用の情報処理端末装置16のMPU51は、処方箋データを特定するための指示番号を伴う監査の指示が入力され、監査対象の撮影画像データの取得指示がなされたか否かを判別する(ステップS21)。
ステップS21の判別において、監査対象の撮影画像データの取得指示がなされていない場合には(ステップS21;No)、情報処理端末装置16のMPU51は、待機状態となる。
ステップS21の判別において、監査対象の撮影画像データの取得指示がなされた場合には(ステップS21;Yes)、情報処理端末装置16のMPU51は、通信ネットワーク17を介して薬剤部サーバ15に問い合わせを行い、撮影画像ファイルに対応する撮影画像データ及び混注対象の薬剤のリストを取得する(ステップS22)。
そして情報処理端末装置16のMPU51は、図5に示したように、監査処理用の動画撮影/表示画面70を表示する。
すなわち、情報処理端末装置16のMPU51は、担当者名表示領域71に混注作業担当者名を表示し、担当者ID表示領域72に混注作業担当者を特定する混注作業担当者IDを表示し、勤務日時表示領域73に混注作業担当者の勤務日時を表示する。
さらに情報処理端末装置16のMPU51は、患者氏名表示領域76に処方対象の患者の氏名を表示し、患者ID表示領域77に患者を特定するための患者IDを表示し、処方日付表示領域78に混注作業対象の薬剤の処方日付を表示する。
そして、情報処理端末装置16のMPU51は、混注対象の薬剤のリストを混注対象薬剤リスト表示操作領域81に表示する(ステップS23)。
続いて、情報処理端末装置16のMPU51は、タイムライン表示領域84にタイムライン表示を行うとともに、タイムラインコントローラとしての移行タイミング表示操作子85、86を表示する(ステップS24)。
この状態で、情報処理端末装置16のMPU51は、オペレータが再生操作領域87の操作を行って再生を指示したか否かを判別する(ステップS25)。
ステップS25の判別において、再生指示が未だなされていない場合には(ステップS25;No)、情報処理端末装置16のMPU51は、待機状態となる。
ステップS25の判別において、再生指示がなされた場合には(ステップS25;Yes)、情報処理端末装置16のMPU51は、動画の再生を開始し、動画表示領域79には、動画(ビデオ)画像が表示される(ステップS26)。
画像の再生と並行して、情報処理端末装置16のMPU51は、移行タイミング表示操作子85、86をオペレータが操作することによる、タイムライン画面遷移が指示されたか否かを判別する(ステップS27)。
ステップS27の判別において、タイムライン画面遷移が指示されていない場合には(ステップS27;No)、情報処理端末装置16のMPU51は、オペレータの再生操作領域87の操作子の操作により再生終了指示がなされたか否かを判別する(ステップS28)。
ステップS28の判別において、未だ再生終了指示がなされていない場合には(ステップS28;No)、情報処理端末装置16のMPU51は、処理を再びステップS26に移行して、画像再生を継続する。
ステップS28の判別において、再生終了指示がなされた場合には(ステップS28;Yes)、情報処理端末装置16のMPU51は、画像再生処理を終了する。
一方、ステップS27の判別において、移行タイミング表示操作子85、86等をオペレータが操作することによる、タイムライン画面遷移が指示された場合には(ステップS27;Yes)、情報処理端末装置16のMPU51は、操作された移行タイミング表示操作子85、86に対応する時刻(たとえば、薬剤の投入タイミングを基準とした時刻)に対応する再生画面に遷移させる。
具体的には、移行タイミング表示操作子86が操作された場合には、図5の例の場合、タイムライン表示領域84の一目盛りは約10秒に相当するので、薬剤「99mTcO4」の投入時刻は、10時5分のおよそ35秒前(3.5目盛り)である10時4分25秒前後の時刻(基準時刻)であり、見逃しを防止するために基準時刻から所定の時間(たとえば、5秒前)の10時4分20秒から再生を行うように動作する。
以上の説明のように、本実施形態によれば、混注対象の薬剤の監査作業において、動画を用いて監査を行う場合に、特に注意して監査をすべきポイントを容易に把握でき、監査処理が行えるので、監査時間を短縮でき、監査担当者が少ない状況であってもより多くの監査を行うことができる。
またタイムライン表示を行う場合に、混注作業において投入した薬剤の情報(薬剤名、投入量など)をテキストとして表示できるので、監査者はより状況を容易に把握でき、確実に監査を行うことができる。
以上の説明においては、薬剤混合調製管理装置として構成している混注端末装置14を据置型の情報処理装置(コンピュータ)として構成していたが、これに限らず、タブレット型情報処理装置、ノート型情報処理装置、スマートフォン等の携帯型情報処理装置として構成することも可能である。
この場合に、プリンタとしては、無線LAN等で接続したものを用いるように構成することも可能である。
以上の説明においては、混注対象の薬剤を特定するに際し、スキャナ38あるいはカメラ41により、読み取るコードとして、例えば、GS1データバーと呼ばれるバーコードを用いていたが、バーコードに限らず、RFIDを用いるように構成することも可能である。
以上の説明においては、薬剤混合調製管理装置として構成している混注端末装置14を病院で用いる場合を例として説明したが、これに限らず、調剤薬局、研究室、実験室等の薬剤混合調製を行う必要がある部門であれば、同様に適用することが可能である。
本実施形態の薬剤混合調製管理装置で実行される制御プログラムは、インストール可能な形式又は実行可能な形式のファイルでCD−ROM、フレキシブルディスク(FD)、CD−R、DVD(Digital Versatile Disk)等のコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録されて提供される。
また、本実施形態の薬剤混合調製管理装置で実行される制御プログラムを、インターネット等のネットワークに接続されたコンピュータ上に格納し、ネットワーク経由でダウンロードさせることにより提供するように構成してもよい。また、本実施形態の薬剤混合調製管理装置で実行される制御プログラムをインターネット等のネットワーク経由で提供または配布するように構成してもよい。
また、本実施形態の薬剤混合調製管理装置の制御プログラムを、ROM等に予め組み込んで提供するように構成してもよい。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
10 薬剤混合調製管理システム
11 電子カルテサーバ
12、13 情報処理端末装置
14 混注端末装置
15 薬剤部サーバ
16 情報処理端末装置
17 通信ネットワーク
31 MPU
34 外部記憶装置
35 タッチパネルディスプレイ
38 スキャナ
41 カメラ
42 マイク
43 音声認識部
44 計量器
51 MPU
55 タッチパネルディスプレイ
59 通信インタフェース
70 動画撮影/表示画面
81 混注対象薬剤リスト表示操作領域
82 チェックマーク表示領域
82−1〜82−3 マーク表示領域
84 タイムライン表示領域
85 移行タイミング表示操作子
86 移行タイミング表示操作子
87 再生操作領域
特開2005−334056号公報

Claims (6)

  1. 薬剤の混合調製に用いる薬剤の監査処理を行う薬剤混合調製管理装置において、
    前記薬剤の混合調製の作業の動画撮影を行い撮影画像データを生成する撮影部と、
    前記撮影画像データの再生時に前記混合調製の作業過程の移行タイミングを基準とする動画再生を可能とするための制御データを、前記動画撮影時に付加するデータ付加部と、
    を備えた薬剤混合調製管理装置。
  2. 前記制御データは、前記動画再生における時間の流れと場面の移り変わりを表すタイムライン表示において、前記移行タイミングを基準とする画面への画面遷移を指示させるためのデータである、
    請求項1記載の薬剤混合調製管理装置。
  3. 前記移行タイミングを特定するタイミング特定部を備えた請求項1または請求項2記載の薬剤混合調製管理装置。
  4. 前記タイミング特定部は、前記薬剤の混合調製における混合途中の薬剤の重量変化タイミング、前記混合調製対象の薬剤のコードシンボルが読み込まれたタイミング、前記薬剤のリストに表示されている薬剤の選択操作がなされたタイミングあるいは音声認識により前記混合調製対象の薬剤が特定されたタイミングの少なくともいずれかのタイミングを前記移行タイミングとして検出する、
    請求項3記載の薬剤混合調製管理装置。
  5. 前記制御データが付加された前記撮影画像データを通信ネットワークを介して送信する送信部を備えた薬剤混合調製管理装置。
  6. 薬剤の混合調製に用いる薬剤の監査処理を行う薬剤混合調製管理装置をコンピュータにより制御するための制御プログラムであって、
    前記コンピュータを、
    前記薬剤の混合調製の作業の動画撮影を行い撮影画像データを生成する撮影手段と、
    前記撮影画像データの再生時に前記混合調製の作業過程の移行タイミングを基準とする動画再生を可能とするための制御データを、前記動画撮影時に付加するデータ付加手段と、
    して機能させる制御プログラム。
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