JP2014171318A - 電気接続箱 - Google Patents
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Abstract
【課題】ワイヤハーネスを固定した結束バンドの余り代を切断することなくワイヤハーネス導出部内に収容できる電気接続箱を提供する。
【解決手段】電気接続箱1は、樋状のワイヤハーネス導出部2が設けられたフレーム3と、該フレーム3に取り付けられるカバー4と、バンド部51及び係止部52から成りワイヤハーネス6をワイヤハーネス導出部2に固定する結束バンド5と、を備えている。ワイヤハーネス導出部2には、バンド部51が通される切り欠き部21及び貫通孔22が設けられている。カバー4には、切り欠き部21を通されてワイヤハーネス導出部2外に出たバンド部51の余り代51aをワイヤハーネス導出部2側に押さえる押さえ部41が設けられている。バンド部51の余り代51aは、切断されることなく残されて、切り欠き部21及び貫通孔22に通される。
【選択図】図2
【解決手段】電気接続箱1は、樋状のワイヤハーネス導出部2が設けられたフレーム3と、該フレーム3に取り付けられるカバー4と、バンド部51及び係止部52から成りワイヤハーネス6をワイヤハーネス導出部2に固定する結束バンド5と、を備えている。ワイヤハーネス導出部2には、バンド部51が通される切り欠き部21及び貫通孔22が設けられている。カバー4には、切り欠き部21を通されてワイヤハーネス導出部2外に出たバンド部51の余り代51aをワイヤハーネス導出部2側に押さえる押さえ部41が設けられている。バンド部51の余り代51aは、切断されることなく残されて、切り欠き部21及び貫通孔22に通される。
【選択図】図2
Description
本発明は、自動車に搭載される電気接続箱に関するものである。
自動車に搭載される電気接続箱は様々な構造のものがあるが、例えば、図4に示す電気接続箱のように、フレームにワイヤハーネス導出部が設けられた構造のものがある(特許文献1を参照。)。また、図4は、従来の電気接続箱のワイヤハーネス導出部の断面図である。
図4に示す電気接続箱301は、樋状のワイヤハーネス導出部2が設けられたフレーム3と、フレーム3内に収容される各種部品と、フレーム3に取り付けられるカバー304と、ワイヤハーネス6をワイヤハーネス導出部2に固定する結束バンド5と、を備えている。なお、図4においては、カバー304がフレーム3に取り付けられる前の状態を示している。
上記ワイヤハーネス導出部2の内側には、ワイヤハーネス6が通される。ワイヤハーネス6は、フレーム3内の各種部品に電気接続された複数の電線が束ねられたものである。なお、6aは複数の電線の集合体であり、6b,6cは1本の電線である。また、ワイヤハーネス導出部2には、結束バンド5のバンド部51が通される切り欠き部21及び貫通孔22が設けられている。
上記結束バンド5は、バンド部51と、バンド部51の一端に設けられ、バンド部51の所望の位置に係止する係止部52と、で構成されている。バンド部51は、切り欠き部21及び貫通孔22を通されてワイヤハーネス導出部2内のワイヤハーネス6に巻き付けられ、係止部52に通されることにより該係止部52に係止される。また、係止部52から引き出されたバンド部51の余り代51aは、バンドガン等で切断される。
上述した従来の電気接続箱においては、バンド部51の余り代51aを切断する際に、ワイヤハーネス6の細い電線6b,6cを同時に切断してしまう可能性があるという問題があった。そこで、本願の発明者は、余り代51aを切断せずに、再度切り欠き部21及び貫通孔22に通して(2周目)該余り代51aをワイヤハーネス導出部2内に収容することを考え、それを試したが、バンド部51の弾力によって余り代51aがワイヤハーネス導出部2外に外れてしまうという問題があった。
したがって、本発明は、ワイヤハーネスを固定した結束バンドの余り代を切断することなくワイヤハーネス導出部内に収容できる電気接続箱を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために請求項1に記載された発明は、樋状のワイヤハーネス導出部が設けられたフレームと、該フレームに取り付けられるカバーと、バンド部及び当該バンド部の所望の位置に係止する係止部から成る結束バンドと、を備えた電気接続箱において、前記ワイヤハーネス導出部に、前記バンド部が通される切り欠き部及び貫通孔が設けられ、前記バンド部は、前記切り欠き部及び前記貫通孔を通されて前記ワイヤハーネス導出部内のワイヤハーネスに巻き付けられかつ前記係止部に係止された状態で、前記係止部から引き出された余り代を前記切り欠き部及び前記貫通孔に通すことが可能な長さに形成されており、前記カバーに、前記切り欠き部を通されて前記ワイヤハーネス導出部外に出た前記バンド部の余り代を前記ワイヤハーネス導出部側に押さえる押さえ部が設けられており、前記バンド部の余り代が切断されることなく残されて、該余り代が前記切り欠き部及び前記貫通孔に通されることを特徴とする電気接続箱である。
請求項1に記載された発明によれば、バンド部の余り代が切断されることなく残されて、該余り代が切り欠き部及び貫通孔に通され、かつ、切り欠き部を通されてワイヤハーネス導出部外に出たバンド部の余り代が、押さえ部によってワイヤハーネス導出部側に押さえられるので、バンド部の弾力によって余り代がワイヤハーネス導出部外に外れることを防止できる。よって、ワイヤハーネスを固定した結束バンドの余り代を切断することなくワイヤハーネス導出部内に収容できる電気接続箱を提供することができる。
本発明の一実施形態にかかる「電気接続箱」を図1〜3を参照して説明する。
図1,2に示す電気接続箱1は、自動車に搭載されるものであり、樋状のワイヤハーネス導出部2が設けられたフレーム3と、フレーム3内に収容される各種部品(リレー、ヒューズ、バスバ等)と、フレーム3に取り付けられるカバー4と、ワイヤハーネス6をワイヤハーネス導出部2に固定する結束バンド5と、を備えている。
上記フレーム3は、合成樹脂で構成されており、外形が箱状に形成され、内側に上記各種部品が取り付けられる本体部30と、本体部の外面から樋状に延設された上記ワイヤハーネス導出部2と、を一体に有している。
上記ワイヤハーネス導出部2は、樋状、すなわち断面U字状に形成されており、本体部30内に連通している。ワイヤハーネス導出部2は、その一端部かつ本体部30との境界部に位置する第1開口部20aと、その他端部かつ本体部30から離れた側に位置する第2開口部20bと、その一端部から他端部にわたって開口した第3開口部20cと、を有している。このようなワイヤハーネス導出部2の内側には、ワイヤハーネス6が通される。ワイヤハーネス6は、本体部30内の各種部品に電気接続された複数の電線が束ねられたものである。なお、6aは複数の電線の集合体であり、6b,6cは1本の電線である。
また、図3に示すように、ワイヤハーネス導出部2には、結束バンド5のバンド部51が通される切り欠き部21及び貫通孔22が設けられている。切り欠き部21は、ワイヤハーネス導出部2の第3開口部20cを構成する縁部を切り欠いている。
上記結束バンド5は、周知のものであり、バンド部51と、バンド部51の一端に設けられ、バンド部51の所望の位置に係止する係止部52と、で構成されている。バンド部51は、切り欠き部21及び貫通孔22を通されてワイヤハーネス導出部2内のワイヤハーネス6に巻き付けられ、係止部52に通されることにより該係止部52に係止される。また、本発明では、係止部52から引き出されたバンド部51の余り代51aが、切断されることなく残され、再び切り欠き部21及び貫通孔22に通されてワイヤハーネス導出部2内に収容される。このため、本発明のバンド部51は、係止部52から引き出された余り代51aを切り欠き部21及び貫通孔22に通すことが可能な長さに形成されている。
上記カバー4は、合成樹脂で構成されており、本体部30の一面を覆う第1カバー部40と、第3開口部20cを覆う第2カバー部42と、押さえ部41と、を一体に有している。押さえ部41は、図1,2に示すように、切り欠き部21を覆うと共に切り欠き部21を通されてワイヤハーネス導出部2外に出たバンド部51の余り代51aを記ワイヤハーネス導出部2側に押さえる。
このような電気接続箱1は、ワイヤハーネス6を固定した結束バンド5の余り代51aが、切断されることなく残されてワイヤハーネス導出部2内に収容されるので、ワイヤハーネス6の細い電線6b,6cを誤って切断してしまうことがない。また、切り欠き部21を通されてワイヤハーネス導出部2外に出たバンド部51の余り代51aが、押さえ部41によってワイヤハーネス導出部2側に押さえられるので、バンド部51の弾力によって余り代51aがワイヤハーネス導出部2外に外れることを防止できる。
なお、前述した実施形態は本発明の代表的な形態を示したに過ぎず、本発明は、実施形態に限定されるものではない。即ち、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。
1 電気接続箱
2 ワイヤハーネス導出部
3 フレーム
4 カバー
5 結束バンド
6 ワイヤハーネス
21 切り欠き部
22 貫通孔
41 押さえ部
51 バンド部
52 係止部
2 ワイヤハーネス導出部
3 フレーム
4 カバー
5 結束バンド
6 ワイヤハーネス
21 切り欠き部
22 貫通孔
41 押さえ部
51 バンド部
52 係止部
Claims (1)
- 樋状のワイヤハーネス導出部が設けられたフレームと、該フレームに取り付けられるカバーと、バンド部及び当該バンド部の所望の位置に係止する係止部から成る結束バンドと、を備えた電気接続箱において、
前記ワイヤハーネス導出部に、前記バンド部が通される切り欠き部及び貫通孔が設けられ、
前記バンド部は、前記切り欠き部及び前記貫通孔を通されて前記ワイヤハーネス導出部内のワイヤハーネスに巻き付けられかつ前記係止部に係止された状態で、前記係止部から引き出された余り代を前記切り欠き部及び前記貫通孔に通すことが可能な長さに形成されており、
前記カバーに、前記切り欠き部を通されて前記ワイヤハーネス導出部外に出た前記バンド部の余り代を前記ワイヤハーネス導出部側に押さえる押さえ部が設けられており、
前記バンド部の余り代が切断されることなく残されて、該余り代が前記切り欠き部及び前記貫通孔に通される
ことを特徴とする電気接続箱。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013041772A JP2014171318A (ja) | 2013-03-04 | 2013-03-04 | 電気接続箱 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2013041772A JP2014171318A (ja) | 2013-03-04 | 2013-03-04 | 電気接続箱 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2014171318A true JP2014171318A (ja) | 2014-09-18 |
Family
ID=51693324
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2013041772A Pending JP2014171318A (ja) | 2013-03-04 | 2013-03-04 | 電気接続箱 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2014171318A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020068566A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱、ワイヤハーネス、及び電気接続箱の組み付け方法 |
JP2020202666A (ja) * | 2019-06-10 | 2020-12-17 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱、及び、電気接続箱への電線固定方法 |
DE102024107128A1 (de) | 2023-03-14 | 2024-09-19 | Yazaki Corporation | Führungselement-Befestigungsstruktur, elektrische Anschlussdose und Kabelbaum |
-
2013
- 2013-03-04 JP JP2013041772A patent/JP2014171318A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2020068566A (ja) * | 2018-10-23 | 2020-04-30 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱、ワイヤハーネス、及び電気接続箱の組み付け方法 |
JP7221645B2 (ja) | 2018-10-23 | 2023-02-14 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱、ワイヤハーネス、及び電気接続箱の組み付け方法 |
JP2020202666A (ja) * | 2019-06-10 | 2020-12-17 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱、及び、電気接続箱への電線固定方法 |
JP7221806B2 (ja) | 2019-06-10 | 2023-02-14 | 矢崎総業株式会社 | 電気接続箱、及び、電気接続箱への電線固定方法 |
DE102024107128A1 (de) | 2023-03-14 | 2024-09-19 | Yazaki Corporation | Führungselement-Befestigungsstruktur, elektrische Anschlussdose und Kabelbaum |
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