JP2014171024A - 通信情報検出装置、通信情報検出方法、及びプログラム - Google Patents

通信情報検出装置、通信情報検出方法、及びプログラム Download PDF

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Abstract

【課題】高い汎用性を持って、様々な通信装置のIPv6の利用形態を把握する技術を提供する。
【解決手段】アドレス情報取得部2020は、ノード3000が保持するIPv6アドレス又はレイヤ2アドレスのいずれか1つ以上を示すアドレス情報を取得する。候補アドレス生成部2080は、ノード3000のアドレス情報に示されていないIPv6アドレスであり、ノード3000が保持していると推測されるIPv6アドレスである候補アドレスを、アドレス情報に基づいて生成する。アドレス確認部2100は、候補アドレスが、ノード3000によって保持されているか否かを確認する。
【選択図】図1

Description

本発明は、IPv6(Internet Protocol version 6)技術に関する。
現在、パソコンや携帯機器等の様々な端末において、既に、IPv6がサポートされており、ネットワークには既にIPv6パケットが流れている。また、今後新たに取得されるグローバルアドレスは、IPv6アドレスしかなく、今後、更に急速に、ネットワークのIPv6化が進むことになる。これにより、IPv4とIPv6とが混在する環境が今後拡大していくことになる。
ここで、IPv6アドレスを扱う先行技術文献として、以下に示す特許文献1〜3がある。
特開2010−157798号公報 特開2008−016972号公報 特開2007−028171号公報
現状、公衆網だけでなく、企業網等のプライベート網においても、IPv6の利用形態が把握されていない状況にある。例えば、或るネットワーク内における各端末に関しIPv4アドレスは管理されている可能性が高いが、各端末がIPv6をサポートしているか否か、各端末がIPv6通信を行っているか否か等については、管理されていない。
このような状況は、IPv6の次のような特性により説明される。まず、IPv6では、1つのネットワークインタフェースに複数のIPv6アドレスが設定される。IPv6アドレスには、リンクローカルスコープ、グローバルスコープ、ユニークローカルスコープ等のようなスコープが設けられており、これらスコープに応じて、リンクローカルアドレス、グローバルアドレス、ユニークローカルアドレス等のような複数のIPv6アドレスが設定される。
また、IPv6には、アドレス自動設定機能がある。例えば、リンクローカルアドレスは、IPv6プロトコルスタック起動時に、データリンク層アドレス(MAC(Media Access Control)アドレス等)に応じて自動的に設定される。また、グローバルアドレスは、RA(Router Advertisement)やDHCPv6(IPv6用のDynamic Host Configuration Protocol)に応じて、自動的に設定される。その他、IPv6アドレスは手動でも設定可能である。更に、IPv6アドレスは、状態管理されており、RFC(Request for Comments)3041で定義されるテンポラリアドレスのように更新されるアドレスや、期限切れで捨てられるアドレスも存在し得る。
このように、IPv6環境では、各通信装置には、ユーザが意図しない状態で、複数のIPv6アドレスがそれぞれ設定され、設定されたIPv6アドレスが時間に応じて更新される。従って、IPv6の利用形態を正確に把握することは非常に困難である。
しかしながら、このような非管理状態のままでIPv6の導入が進めば、或る種の混沌状態に陥る可能性がある。このような混沌状態では、通信不可、通信遅延等の通信障害が発生する可能性がある。例えば、IPv4からIPv6へ移行するために、各端末の通信スタックは、IPv6通信を優先実行し、IPv6通信に失敗した場合に、IPv4通信を行うというフォールバック処理を行う。このフォールバック処理では、通常、IPv6通信の失敗と判断するのに待ち時間が設定されるため、これにより通信遅延が生じることになる。
従って、IPv6導入において、上述のような混沌状態を正しく整理し、通信障害の影響を低減させることが重要となる。即ち、ネットワーク内のIPv6の利用形態を正しく把握することが重要となる。但し、この把握にあたり、非検出側に多くの制約を設けたのでは、現状の膨大な数かつ様々な形態のネットワークに対応することができなくなってしまう。非検出側への制約には、例えば、非検出側となる各通信装置への機能追加や機能修正の必要性、ネットワーク形態の条件等がある。
本発明は、このような点を考慮してなされたものであり、高い汎用性を持って、様々な通信装置のIPv6の利用形態を把握する技術を提供する。
本発明が提供する通信情報検出装置は、IPv6アドレスとレイヤ2アドレスとを保持するノードによって保持されているIPv6アドレス又はレイヤ2アドレスのいずれか1つ以上を示すアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、前記アドレス情報に示されていないIPv6アドレスであり、前記ノードが保持していると推測されるIPv6アドレスである候補アドレスを、前記アドレス情報に基づいて生成する候補アドレス生成手段と、前記候補アドレスが、前記ノードによって保持されているか否かを確認するアドレス確認手段を有する。
本発明が提供するプログラムは、コンピュータを、通信情報検出装置として機能させるプログラムである。当該プログラムは、前記コンピュータに、本発明が提供する通信情報検出装置の各機能構成部が有する機能を持たせる。
本発明が提供する通信情報検出方法は、コンピュータによって実行される。当該通信情報検出方法は、IPv6アドレスとレイヤ2アドレスとを保持するノードによって保持されているIPv6アドレス又はレイヤ2アドレスのいずれか1つ以上を示すアドレス情報を取得するアドレス情報取得ステップと、前記アドレス情報に示されていないIPv6アドレスであり、前記ノードが保持していると推測されるIPv6アドレスである候補アドレスを、前記アドレス情報に基づいて生成する候補アドレス生成ステップと、前記候補アドレスが、前記ノードによって保持されているか否かを確認するアドレス確認ステップを有する。
上記各態様によれば、高い汎用性を持って、様々な通信装置のIPv6の利用形態を把握する技術を提供することができる。
実施形態1に係る通信情報検出装置を示すブロック図である。 IPv6アドレスの構成を示す図である。 実施形態1に係る通信情報検出装置のハードウエア構成を示すブロック図である。 実施形態1の通信情報検出装置による通信情報検出処理の流れを示すフローチャートである。 変形例1−1に係る通信情報検出装置を示すブロック図である。 実施形態2に係る通信情報検出装置を示すブロック図である。 実施形態2の候補アドレス生成部が、候補アドレスを生成する方法を、概念的に示す図である。 実施形態2の通信情報検出装置による通信情報検出処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態3に係る通信情報検出装置を示すブロック図である。 実施形態3の候補アドレス生成部が、候補アドレスを生成する方法を、概念的に示す図である。 実施形態3の通信情報検出装置による通信情報検出処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態4に係る通信情報検出装置を示すブロック図である。 実施形態4の候補アドレス生成部が、候補アドレスを生成する方法を、概念的に示す図である。 実施形態4の通信情報検出装置による通信情報検出処理の流れを示すフローチャートである。 実施形態5に係る通信情報検出装置を示すブロック図である。 実施形態5の通信情報検出装置による通信情報検出処理の流れを示すフローチャートである。
以下、本発明の実施の形態について、図面を用いて説明する。尚、すべての図面において、同様な構成要素には同様の符号を付し、適宜説明を省略する。
[実施形態1]
図1は、実施形態1に係る通信情報検出装置2000を示すブロック図である。図1において、矢印は情報の流れを示している。図1において、各ブロックは、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。
<想定環境>
通信情報検出装置2000は、IPv6アドレス及びレイヤ2アドレスを持つノード3000と、ネットワーク4000を介して通信可能に接続されている。ここで、ノードとは、ネットワークインタフェースである。ネットワークインタフェースは、例えば、PC(Personal Computer)、サーバ計算機、又は携帯型計算機等の計算機に備わっている。ノードは、物理的なネットワークインタフェースでもよいし、仮想的なネットワークインタフェースでもよい。仮想的なネットワークインタフェースとは、例えば、仮想計算機が備える仮想NIC(Network Interface Card)である。ノード3000は、IPv6アドレスを複数保持している可能性がある。また、ノード3000は、複数存在してもよい。
通信情報検出装置2000とノード3000を接続するネットワーク4000は、有線で構成されるネットワークでもよいし、無線で構成されるネットワークでもよいし、有線と無線とが混在して構成されるネットワークでもよい。
IPv6アドレスは、128ビットのアドレスである。また、IPv6アドレスは、ネットワークプレフィックスと、インタフェースIDとの組み合わせである。例えば図2に示すように、IPv6アドレスは、64ビットのネットワークプレフィックスと、64ビットのインタフェースIDとを有する。ここで、ネットワークプレフィックスの長さ、及びインタフェースIDの長さは、64ビットには限定されない。ただし、ネットワークプレフィックスの長さとインタフェースIDの長さの合計は、128ビットである。
ネットワークプレフィックスは、OSI(Open Systems Interconnection)参照モデルのネットワーク層(レイヤ3)レベルにおけるサブネットワークの識別子である。ネットワークプレフィックスが共通しているIPv6アドレスをそれぞれ持つ各ノードは、レイヤ3レベルで同じサブネットワークに属している。インタフェースIDは、レイヤ3レベルで同じサブネットワークに属している各ノードを識別する識別子である。
レイヤ2アドレスは、OSI参照モデルのデータリンク層(レイヤ2)で扱われるアドレスである。レイヤ2アドレスは、例えばイーサネット(登録商標)プロトコルにおけるMACアドレスである。
上述した想定環境の下、通信情報検出装置2000は、ノード3000によるIPv6アドレスの利用形態を収集する。具体的には、通信情報検出装置2000は、ノード3000が保持しているIPv6アドレスのうち、後述するアドレス情報には示されていないIPv6アドレスを割り出す。
<アドレス情報取得部2020>
通信情報検出装置2000は、アドレス情報取得部2020を有する。アドレス情報取得部2020は、アドレス情報を受信する。アドレス情報は、ノード3000が保持するIPv6アドレス、又はノード3000が保持するレイヤ2アドレスのうち、いずれか1つ以上を示す。
アドレス情報取得部2020は、様々な方法でアドレス情報を取得する。例えばアドレス情報取得部2020は、手動によるアドレス情報の入力を受け付ける。その他にも例えば、アドレス情報取得部2020は、アドレス情報を格納している別の装置から、アドレス情報を取得する。
その他にも例えば、アドレス情報取得部2020は、ネットワーク4000上を流れるデータから、レイヤ2アドレスやIPv6アドレスを抽出してもよい。例えば通信情報検出装置2000は、ネットワーク4000上を流れるデータに含まれるレイヤ2フレームのヘッダから、レイヤ2アドレスを抽出する。また、通信情報検出装置2000は、ネットワーク4000上を流れるデータに含まれるIPv6パケットのヘッダから、IPv6アドレスを抽出する。この場合、通信情報検出装置2000は、抽出したレイヤ2アドレス、IPv6アドレス、又はレイヤ2アドレスとIPv6アドレスの組み合わせを保持するノードを、ノード3000として扱う。また、通信情報検出装置2000は、抽出したレイヤ2アドレス、IPv6アドレス、又はレイヤ2アドレスとIPv6アドレスの組み合わせを、ノード3000のアドレス情報として扱う。
<候補アドレス生成部2080>
通信情報検出装置2000は、候補アドレス生成部2080を有する。候補アドレス生成部2080は、ノード3000のアドレス情報に基づいて、候補アドレスを生成する。候補アドレスは、ノード3000のアドレス情報に示されていないIPv6であり、かつ、ノード3000が保持していると推測されるIPv6アドレスである。
一般に、ノード3000が複数のIPv6アドレスを保持している場合、それら複数のIPv6アドレスの間には、関連性がある場合が多い。例えば、ノード3000が保持している複数のIPv6アドレスは、インタフェースIDが共通している場合がある。そこで、ノード3000のアドレス情報がIPv6アドレスを示す場合、例えば通信情報検出装置2000は、このアドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックス又はインタフェースIDを用いて、候補アドレスの一部を決定する。
また、ノード3000が保持しているIPv6アドレスとレイヤ2アドレスの間にも、関連性がある場合が多い。例えば、ノード3000が保持いているIPv6アドレスのインタフェースIDは、ノード3000のレイヤ2アドレスをある規則で変換した値になっている場合がある。そこで、ノード3000のアドレス情報がレイヤ2アドレスを示す場合、例えば通信情報検出装置2000は、例えばこのアドレス情報が示すレイヤ2アドレスに基づいて、候補アドレスの一部を決定する。
<アドレス確認部2100>
通信情報検出装置2000は、アドレス確認部2100を有する。アドレス確認部2100は、候補アドレスが、ノード3000によって保持されているか否かを確認する。
アドレス確認部2100は、例えばIPv6で規定されているNS(Neighbor Solicitation)メッセージを利用して、候補アドレスが、ノード3000によって保持されているか否かを確認する。以下で、その具体的な方法の例を説明する。
アドレス確認部2100は、NSメッセージが示すターゲットアドレスに、候補アドレスを格納する。そして、アドレス確認部2100は、そのNSメッセージを、レイヤ2レベルでブロードキャストする。上記候補アドレスを保持するIPv6ノードは、このNSメッセージを受信すると、IPv6で規定されているNA(Neighbor Advertisement)メッセージを、通信情報検出装置2000に送信する。この際、NAメッセージを送信するIPv6ノードは、NAメッセージが示すソースアドレスに、自身のレイヤ2アドレスを格納する。
そして、通信情報検出装置2000は、受信したNAメッセージが示すソースアドレスと、ノード3000のレイヤ2アドレスを比較する。NAメッセージが示すソースアドレスと、ノード3000のレイヤ2アドレスが一致する場合、アドレス確認部2100は、候補アドレスがノード3000によって保持されていると判定する。ここで、アドレス確認部2100が上記比較を行うため、通信情報検出装置2000は、ノード3000のレイヤ2アドレスを取得する必要がある。この方法は、後述する。
一方、NAメッセージが示すソースアドレスと、ノード3000のレイヤ2アドレスが一致しない場合、アドレス確認部2100は、候補アドレスが、ノード3000によって保持されていないと判定する。この場合、通信情報検出装置2000は、NAメッセージが示すソースアドレス(レイヤ2アドレス)と、候補アドレス(IPv6アドレス)を紐づけ、新たなアドレス情報を生成してもよい。
通信情報検出装置2000は、例えばNSメッセージを送信してから、所定の長さ以上の期間経過してもNAメッセージを受信しない場合に、候補アドレスが、ノード3000によって保持されていないと判定する。さらにこの場合、通信情報検出装置2000は、通信情報検出装置2000と通信可能に接続されているノードの中に、候補アドレスを保持しているIPv6ノードがないことを把握できる。
通信情報検出装置2000は、以下の方法でノード3000のレイヤ2アドレスを取得する。まず、ノード3000のアドレス情報がレイヤ2アドレスを示している場合、通信情報検出装置2000は、アドレス情報からノード3000のレイヤ2アドレスを取得する。ノード3000のレイヤ2アドレスがアドレス情報に示されていない場合、例えば通信情報検出装置2000は、NSメッセージを利用して、ノード3000のレイヤ2アドレスを取得する。具体的には、通信情報検出装置2000は、アドレス情報に示されているIPv6アドレスをNSメッセージのターゲットアドレスに格納し、そのNSメッセージを送信する。そして、通信情報検出装置2000は、受信したNAメッセージから、ノード3000のレイヤ2アドレスを取得する。
<ハードウエア構成>
図3は、実施形態1に係る通信情報検出装置2000のハードウエア構成を示すブロック図である。図3において、通信情報検出装置2000は、バス1020、CPU1040、RAM1060、ストレージ1080、ネットワークインタフェース1100を有する。
バス1020は、CPU1040、RAM1060、ストレージ1080、及びネットワークインタフェース1100が相互に情報を送受信するための伝送路である。
ネットワークインタフェース1100は、ネットワーク4000を介してノード3000と通信を行うネットワークインタフェースである。ネットワークインタフェース1100は、無線回線を接続するネットワークインタフェースでもよいし、有線回線を接続するネットワークインタフェースでもよい。
CPU1040は、アドレス情報取得モジュール1220を実行することで、アドレス情報取得部2020の機能を実現する。CPU1040は、候補アドレス生成モジュール1260を実行することで、候補アドレス生成部2080の機能を実現する。CPU1040は、アドレス確認モジュール1280を実行することで、アドレス確認部2100の機能を実現する。
アドレス情報取得モジュール1220、候補アドレス生成モジュール1260、及びアドレス確認モジュール1280は、例えばストレージ1080に格納される。そして、上記各モジュールは、CPU1040により、例えばRAM1060に読み出される。ここで、上記各モジュールは、RAM1060に格納されていてもよい。また、通信情報検出装置2000がROMを有する場合、上記各モジュールは、そのROMに格納されていてもよい。
ストレージ1080は、例えばハードディスク、USBメモリ、又はSSD(Solid State Drive)などの記憶装置である。また、ストレージ1080は、RAMやROM等の記憶装置であってもよい。
<通信情報検出処理の流れ>
図4は、実施形態1の通信情報検出装置2000による通信情報検出処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS102において、アドレス情報取得部2020は、ノード3000のアドレス情報を取得する。
ステップS104において、候補アドレス生成部2080は、アドレス情報に基づいて、候補アドレスを生成する。
ステップS106において、アドレス確認部2100は、候補アドレスが、ノード3000によって保持されているか否かを確認する。
<作用・効果>
IPv6アドレスは128ビットのアドレスであるため、アドレス空間が広い。そのため、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスをブルートフォースで収集するためには、長い時間を要する。したがって、ノード3000によるIPv6アドレスの利用形態をブルートフォースで調べることは、実質的に不可能である。
そこで通信情報検出装置2000は、ノード3000が保持していると推測される候補アドレスを、ノード3000のレイヤ2アドレス又はノード3000のIPv6アドレスのいずれか1つ以上を示すアドレス情報に基づいて生成する。前述したように、ノード3000が保持する複数のIPv6アドレスの間、又はノード3000が保持するIPv6アドレスとレイヤ2アドレスの間には、関連性がある場合が多い。そこで、通信情報検出装置2000は、このようなIPv6アドレスの特性を考慮し、ノード3000が保持していると推測されるIPv6アドレスを、既知のIPv6アドレス又はレイヤ2アドレスから連想的に生成する。こうすることで、本実施形態の通信情報検出装置2000によれば、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスのうち、アドレス情報に示されていないIPv6アドレスが、短い時間で収集される。
ノード3000がIPv6アドレスを複数保持している場合、通信情報検出装置2000を利用することで、ノード3000が保持している複数のIPv6アドレスが紐づけられる。また、ノード3000が保持しているレイヤ2アドレスを取得すれば、ノード3000が保持しているIPv6アドレスとレイヤ2アドレスが紐づけられる。
また、ノード3000がIPv4アドレスをさらに保持しているとする。この場合、ノード3000のIPv4アドレスを取得すれば、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスとIPv4アドレスが紐付けられる。また、ノード3000が保持しているレイヤ2アドレスを取得すれば、ノード3000が保持しているIPv4アドレス、IPv6アドレス、及びレイヤ2アドレスが紐づけられる。また、ここで、ノードのIPv4アドレスを取得する方法は、既知の方法であるため、説明を省略する。
<変形例1−1>
実施形態1の通信情報検出装置2000は、以下の機能をさらに有していてもよい。以下の機能を有する実施形態1の通信情報検出装置2000を、変形例1−1の通信情報検出装置2000と表記する。図5は、変形例1−1の通信情報検出装置2000を示すブロック図である。
変形例1−1の通信情報検出装置2000は、アドレス情報取得部2020が取得したアドレス情報を格納するアドレス情報格納部2140をさらに有する。
変形例1−1のアドレス確認部2100は、ノード3000のアドレス情報を更新する。具体的には、アドレス確認部2100は、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスであると確認した候補アドレスを、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスとして、ノード3000のノード情報に追加する。
<作用・効果>
変形例1−1の通信情報検出装置2000によれば、ノード3000によるIPv6アドレスの利用形態が、アドレス情報として格納される。ノード3000がIPv6アドレスを複数保持している場合、ノード3000が保持している複数のIPv6アドレスが、アドレス情報として紐づけられる。また、ノード3000が保持しているレイヤ2アドレスを取得すれば、ノード3000が保持しているIPv6アドレスとレイヤ2アドレスが、アドレス情報として紐づけられる。
また、ノード3000がIPv4アドレスをさらに保持しているとする。この場合、ノード3000のIPv4アドレスを取得すれば、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスとIPv4アドレスが、アドレス情報として紐付けられる。また、ノード3000が保持しているレイヤ2アドレスを取得すれば、ノード3000が保持しているIPv4アドレス、IPv6アドレス、及びレイヤ2アドレスが、アドレス情報として紐づけられる。
<変形例1−2>
変形例1−1のアドレス確認部2100は、候補アドレスがノード3000によって保持されているか否かの確認を行う前に、その候補アドレスが、既知のIPv6アドレスであるか否かを判定する機能を有してもよい。アドレス確認部2100が上記機能を有する実施形態1の通信情報検出装置2000を、変形例1−2の通信情報検出装置2000と表記する。
ここで、変形例1−2の通信情報検出装置2000は、アドレス情報格納部2140に格納されているアドレス情報に示されているIPv6アドレスを、既知のIPv6アドレスとして扱う。具体的には、次の2つのいずれかに該当するIPv6アドレスは、既知であると扱われる。第1の場合は、そのIPv6アドレスが、これまでにアドレス情報取得部2020が取得したアドレス情報のいずれかによって示されているIPv6アドレスと一致する場合である。第2の場合は、そのIPv6アドレスが、これまでに、アドレス確認部2100によって、あるノードに保持されていると確認された候補アドレスと一致する場合である。
アドレス確認部2100は、候補アドレスがノード3000によって保持されているか否かの確認を行う前に、その候補アドレスが、アドレス情報格納部2140に格納されているアドレス情報に含まれているか否かを判定する。そして、上記候補アドレスがアドレス情報に含まれている場合、アドレス確認部2100は、この候補アドレスが、ノード3000によって保持されているか否かを確認しない。
<作用・効果>
変形例1−2の通信情報検出装置2000は、既知のIPv6アドレスである候補アドレスに関しては、その候補アドレスがノード3000によって保持されているか否かの確認を行わない。したがって、変形例1−2の通信情報検出装置2000を利用すると、通信情報検出装置2000がノード3000に対して行う通信の回数が少なくなり、ネットワーク4000に流れるデータ量が減少する。その結果、変形例1−2の通信情報検出装置2000を利用すると、ネットワーク4000にかかる通信負荷が小さくなる。
[実施形態2]
図6は、実施形態2に係る通信情報検出装置2000を示すブロック図である。ここで、図6に示す機能構成部のうち、図1に同符号の機能構成部が示されている機能構成部は、図1における同符号の機能構成部と同様の機能を有する。また、図6において、各機能構成部は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。
<アドレス情報取得部2020>
実施形態2のアドレス情報取得部2020は、ノード3000のIPv6アドレスを示すアドレス情報を取得する。
<プレフィックス情報格納部2060>
実施形態2の通信情報検出装置2000は、プレフィックス情報格納部2060を有する。プレフィックス情報格納部2060は、既知のネットワークプレフィックスであり、かつ、アドレス情報が示すノード3000のIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納する。ただし、プレフィックス情報は、アドレス情報が示すノード3000のIPv6アドレスのネットワークプレフィックスも含んでよい。
プレフィックス情報格納部2060が、プレフィックス情報を取得する方法は様々である。例えばプレフィックス情報格納部2060は、通信情報検出装置2000が、ルータからネットワークプレフィックスの通知を受信した際に、そのネットワークプレフィックスを取得する。そして、プレフィックス情報格納部2060は、取得したネットワークプレフィックスを示すプレフィックス情報を格納する。
例えば通信情報検出装置2000は、IPv6で規定されているRS(Router Solicitation)メッセージを利用し、各ルータから、各ルータが管理しているサブネットワークのネットワークプレフィックスを取得する。ここで、RSメッセージを利用して、各ルータが管理しているネットワークプレフィックスを取得する方法は、既知の方法であるため、説明を省略する。
その他にも例えば、プレフィックス情報格納部2060は、手動による、プレフィックス情報の入力を受け付けてもよい。その他にも例えば、プレフィックス情報格納部2060は、他の装置から、プレフィックス情報を取得してもよい。
<候補アドレス生成部2080>
実施形態2の候補アドレス生成部2080は、プレフィックス情報格納部2060に格納されているネットワークプレフィックスと、アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDを用いて、候補アドレスを生成する。
具体的には、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスのネットワークプレフィックスとして、プレフィックス情報格納部2060に格納されている既知のネットワークプレフィックスを用いる。また、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスのインタフェースIDとして、アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDを用いる。
図7は、実施形態2の候補アドレス生成部2080が、候補アドレスを生成する方法を、概念的に示す図である。ここで、図7の例において、プレフィックス情報は、2001:0db8:0101:0001、2001:0db8:0234:0101、及び2001:0db8:ffff:0132という3つのネットワークプレフィックスを示している。また、アドレス情報は、2001:0db8:0000:0001:0000:0000:0000:0000AというIPv6アドレスを示している。
そこで、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスのネットワークプレフィックスとして、プレフィックス情報が示すネットワークプレフィックスの1つである、2001:0db8:0101:0001を用いる。そして、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスのインタフェースIDとして、アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDである0000:0000:0000:0000Aを用いる。その結果、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスとして、2001:0db8:0101:0001:0000:0000:0000:0000AというIPv6アドレスを生成する。
<通信情報検出処理の流れ>
図8は、実施形態2の通信情報検出装置2000による通信情報検出処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS202において、アドレス情報取得部2020は、ノード3000のアドレス情報を取得する。
ステップS204において、候補アドレス生成部2080は、プレフィックス情報格納部2060から、既知のネットワークプレフィックスを取得する。
ステップS206において、候補アドレス生成部2080は、プレフィックス情報格納部2060から取得したネットワークプレフィックスと、アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDを用いて、候補アドレスを生成する。
ステップS208において、アドレス確認部2100は、候補アドレスが、ノード3000によって保持されているか否かを確認する。
ここで、プレフィックス情報格納部2060が、複数のネットワークプレフィックスを格納しているとする。この場合、候補アドレス生成部2080は、1つのネットワークプレフィックスについて候補アドレスを生成してもよいし、複数のネットワークプレフィックスそれぞれについて候補アドレスを生成してもよい。候補アドレス生成部2080が、複数の候補アドレスを生成した場合、例えばアドレス確認部2100は、生成された候補アドレスそれぞれについて、候補アドレスが、ノード3000によって保持されているか否かを確認する。
<作用・効果>
通信情報検出装置2000は、既知のネットワークプレフィックスと、ノード3000が保持するIPv6アドレスのインタフェースIDを用いて、ノード3000が保持していると推測されるIPv6アドレスを連想的に生成する。通信情報検出装置2000とノード3000は通信可能に接続されているため、ノード3000は、通信情報検出装置2000によって既知であるサブネットワークに属している可能性が高い。したがって、実施形態2の通信情報検出装置2000を利用することで、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスが、短い時間で収集される。
[実施形態3]
図9は、実施形態3に係る通信情報検出装置2000を示すブロック図である。ここで、図9に示す機能構成部のうち、図1又は図6に同符号の機能構成部が示されている機能構成部は、図1又は図6における同符号の機能構成部と同様の機能を有する。また、図9において、各機能構成部は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。
<アドレス情報取得部2020>
実施形態3のアドレス情報取得部2020は、ノード3000のIPv6アドレスと、ノード3000のレイヤ2アドレスを示すアドレス情報を受信する。
<候補インタフェースID算出部2040>
通信情報検出装置2000は、候補インタフェースID算出部2040を有する。候補インタフェースID算出部2040は、アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換して、候補インタフェースIDを算出する。
ここで、ノードにIPv6アドレスを割り当てる一般的な方法の一つに、ノードのMACアドレスをEUI−64(登録商標)形式の値に変換し、その値を利用して、ノードのIPv6アドレスのインタフェースIDを決定する方法がある。この方法は既知の方法であるため、この方法の詳しい説明は省略する。そこで、上記所定の方法は、例えば、ノード3000のレイヤ2アドレスを、EUI−64(登録商標)形式の値に変換し、その値を利用する方法である。
<候補アドレス生成部2080>
候補アドレス生成部2080は、アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスと、候補インタフェースID算出部2040によって算出された候補インタフェースIDを利用して、候補アドレスを生成する。具体的には、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスのネットワークプレフィックスとして、アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスを用いる。さらに、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスのインタフェースIDとして、候補インタフェースID算出部2040によって算出された候補インタフェースIDを用いる。
図10は、実施形態3の候補アドレス生成部2080が、候補アドレスを生成する方法を、概念的に示す図である。ここで、図10の例において、アドレス情報は、2001:0db8:0000:0001:0000:0000:0000:0000AというIPv6アドレスを示している。さらに、アドレス情報は、XX:XX:XX:XX:XX:XXというレイヤ2アドレスを示している。そして、候補インタフェースID算出部2040は、アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを所定の方法で変換して、0000:0000:0000:0000Bという候補インタフェースIDを生成する。
そこで、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスのネットワークプレフィックスとして、アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスである2001:0db8:0000:0001を用いる。また、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスのインタフェースIDとして、候補インタフェースIDである0000:0000:0000:0000Bを用いる。その結果、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスとして、2001:0db8:0000:0001:0000:0000:0000:0000BというIPv6アドレスを生成する。
<通信情報検出処理の流れ>
図11は、実施形態3の通信情報検出装置2000による通信情報検出処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS302において、アドレス情報取得部2020は、ノード3000のアドレス情報を取得する。
ステップS304において、候補インタフェースID算出部2040は、上記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから、候補インタフェースIDを算出する。
ステップS306において、候補アドレス生成部2080は、アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスと、候補インタフェースID算出部2040によって算出された候補インタフェースIDを用いて、候補アドレスを生成する。
ステップS308において、アドレス確認部2100は、候補アドレスが、ノード3000によって保持されているか否かを確認する。
<作用・効果>
本実施形態によれば、通信情報検出装置2000は、アドレス情報が示すIPv6アドレスと、アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを用いて、ノード3000が保持していると推測されるIPv6アドレスを連想的に生成する。ここで、上述したように、ノード3000が保持しているIPv6アドレスと、ノード3000が保持しているレイヤ2アドレスの間には、関連性がある場合が多い。そこで、通信情報検出装置2000は、このようなIPv6アドレスの特性を考慮して、既知のIPv6アドレスとレイヤ2アドレスから、ノード3000が保持していると推測されるIPv6アドレスを連想的に生成する。これにより、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスが、短い時間で収集される。
<変形例3−1>
実施形態3の通信情報検出装置2000は、実施形態2の通信情報検出装置2000と同じ方法で、候補アドレスをさらに生成する機能を有していてもよい。この場合の通信情報検出装置2000を、変形例3−1の通信情報検出装置2000と表記する。
<作用・効果>
変形例3−1の通信情報検出装置2000を利用することで、実施形態3の通信情報検出装置2000を利用する場合と比較し、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスが、より多く収集される。
[実施形態4]
図12は、実施形態4に係る通信情報検出装置2000を示すブロック図である。ここで、図12に示す機能構成部のうち、図1、図6、又は図9に同符号の機能構成部が示されている機能構成部は、図1、図6、又は図9における同符号の機能構成部と同様の機能を有する。また、図12において、各機能構成部は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。
<アドレス情報取得部2020>
アドレス情報取得部2020は、ノード3000のレイヤ2アドレスを示すアドレス情報を取得する。
<候補アドレス生成部2080>
候補アドレス生成部2080は、プレフィックス情報格納部2060から取得したネットワークプレフィックスと、候補インタフェースID算出部2040によって算出された候補インタフェースIDを利用して、候補アドレスを生成する。具体的には、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスのネットワークプレフィックスとして、プレフィックス情報格納部2060から取得したネットワークプレフィックスを用いる。さらに、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスのインタフェースIDとして、候補インタフェースID算出部2040によって算出された候補インタフェースIDを用いる。
図13は、実施形4の候補アドレス生成部2080が、候補アドレスを生成する方法を、概念的に示す図である。ここで、図13の例において、プレフィックス情報は、2001:0db8:0101:0001、2001:0db8:0234:0101、及び2001:0db8:ffff:0132という3つのネットワークプレフィックスを示している。また、アドレス情報は、XX:XX:XX:XX:XX:XXというレイヤ2アドレスを示している。そして、候補インタフェースID算出部2040は、アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを所定の方法で変換して、0000:0000:0000:000Bという候補インタフェースIDを生成する。
そこで、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスのネットワークプレフィックスとして、プレフィックス情報が示すネットワークプレフィックスの1つである、2001:0db8:0101:0001を用いる。また、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスのインタフェースIDとして、候補インタフェースIDである0000:0000:0000:000Bを用いる。その結果、候補アドレス生成部2080は、候補アドレスとして、2001:0db8:0101:0001:0000:0000:0000:000BというIPv6アドレスを生成する。
<通信情報検出処理の流れ>
図14は、実施形態4の通信情報検出装置2000による通信情報検出処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS402において、アドレス情報取得部2020は、ノード3000のアドレス情報を取得する。
ステップS404において、候補インタフェースID算出部2040は、上記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから、候補インタフェースIDを算出する。
ステップS406において、候補アドレス生成部2080は、プレフィックス情報格納部2060から、ネットワークプレフィックスを取得する。
ステップS408において、候補アドレス生成部2080は、プレフィックス情報格納部2060から取得したネットワークプレフィックスと、候補インタフェースID算出部2040によって算出された候補インタフェースIDを用いて、候補アドレスを生成する。
ステップS410において、アドレス確認部2100は、候補アドレスが、ノード3000によって保持されているか否かを確認する。
ここで、プレフィックス情報格納部2060が、複数のネットワークプレフィックスを格納しているとする。この場合、候補アドレス生成部2080は、1つのネットワークプレフィックスについて候補アドレスを生成してもよいし、複数のネットワークプレフィックスそれぞれについて候補アドレスを生成してもよい。候補アドレス生成部2080が、複数の候補アドレスを生成した場合、アドレス確認部2100は、生成された候補アドレスそれぞれについて、候補アドレスが、ノード3000によって保持されているか否かを確認する。
<作用・効果>
通信情報検出装置2000は、既知のネットワークプレフィックスと、アドレス情報が示すノード3000のIPv6アドレスを用いて、ノード3000が保持していると推測されるIPv6アドレスを連想的に生成する。ここで、通信情報検出装置2000とノード3000は通信可能に接続されているため、ノード3000は、通信情報検出装置2000によって既知であるサブネットワークに属している可能性が高い。また、ノード3000が保持しているIPv6アドレスと、ノード3000が保持しているレイヤ2アドレスの間には、関連性がある場合が多い。そこで、通信情報検出装置2000は、これらのIPv6アドレスの特性を考慮して、既知のネットワークプレフィックスと、ノード3000のレイヤ2アドレスという2つの既知の情報から、ノード3000が保持していると推測されるIPv6アドレスを連想的に生成する。これにより、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスが、短い時間で収集される。
<変形例4−1>
候補アドレス生成部2080は、実施形態2の候補アドレス生成部2080、又は実施形態3の候補アドレス生成部2080のいずれか1つ以上と同じ方法で、候補アドレスをさらに生成する機能を有していてもよい。この場合の通信情報検出装置2000を、変形例4−1の通信情報検出装置2000と表記する。変形例4−1の通信情報検出装置2000において、アドレス情報取得部2020が取得するアドレス情報は、ノード3000のIPv6アドレスをさらに示す。
<作用・効果>
変形例4−1の通信情報検出装置2000を利用することで、実施形態4の通信情報検出装置2000を利用する場合と比較し、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスが、より多く収集される。
[実施形態5]
図15は実施形態5に係る通信情報検出装置2000を示すブロック図である。ここで、図15に示す機能構成部のうち、図1、図6、図9、又は図12に同符号の機能構成部が示されている機能構成部は、図1、図6、図9、又は図12における同符号の機能構成部と同様の機能を有する。また、図15において、各機能構成部は、ハードウエア単位の構成ではなく、機能単位の構成を示している。
<アドレス情報取得部2020>
アドレス情報取得部2020が取得するアドレス情報は、ノード3000のレイヤ2アドレスと、ノード3000のIPv6アドレスを示す。
<判定部2120>
実施形態5の通信情報検出装置2000は、判定部2120をさらに有する。判定部2120は、アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDと、候補インタフェースID算出部2040によって算出される候補インタフェースIDが、一致するか否かを判定する。
<候補アドレス生成部2080>
候補アドレス生成部2080が行う処理は、判定部2120の判定結果によって異なる。判定部2120が、アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDと、候補インタフェースID算出部2040によって算出される候補ネットワークIDは一致すると判定したとする。この場合、候補アドレス生成部2080は、実施形態2の候補アドレス生成部2080と同じ方法で、候補アドレスを生成する。
一方、判定部2120が、アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDと、候補インタフェースID算出部2040によって算出される候補ネットワークIDは一致しないと判定したとする。この場合、候補アドレス生成部2080は、実施形態3の候補アドレス生成部2080と同じ方法で、候補アドレスを生成する。
<通信情報検出処理の流れ>
図16は、実施形態5の通信情報検出装置2000による通信情報検出処理の流れを示すフローチャートである。
ステップS502において、アドレス情報取得部2020は、ノード3000のアドレス情報を取得する。
ステップS504において、候補インタフェースID算出部2040は、上記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから、候補インタフェースIDを算出する。
ステップS506において、判定部2120は、アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDと、ステップS504で算出した候補ネットワークIDが一致するか否かを判定する。アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDと、ステップS504で算出した候補ネットワークIDが一致する場合、通信情報検出処理は、ステップS508に進む。一方、アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDと、ステップS504で算出した候補ネットワークIDが一致しない場合、通信情報検出処理は、ステップS512に進む。
ステップS508において、候補アドレス生成部2080は、プレフィックス情報格納部2060から、ネットワークプレフィックスを取得する。
ステップS510において、候補アドレス生成部2080は、プレフィックス情報格納部2060から取得したネットワークプレフィックスと、アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDを用いて、候補アドレスを生成する。
ステップS512において、候補アドレス生成部2080は、アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスと、ステップS504で生成された候補インタフェースIDを用いて、候補アドレスを生成する。
ステップS514において、アドレス確認部2100は、候補アドレスが、ノード3000によって保持されているか否かを確認する。
<作用・効果>
以上の構成により、通信情報検出装置2000は、判定部2120の判定結果に基づき、異なる方法で候補アドレスを生成する。こうすることで、通信情報検出装置2000は、ノード3000によって保持されている確率が高い候補アドレスについて、その候補アドレスをノード3000が保持しているか否かを確認する。したがって、実施形態3の通信情報検出装置2000を利用することで、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスが、より短い時間で把握される。
<変形例5−1>
候補アドレス生成部2080は、判定部2120が、アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDと、アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される候補ネットワークIDとが一致しないと判定した場合、実施形態4の候補アドレス生成部2080と同じ方法で、候補アドレスをさらに生成してもよい。この場合の通信情報検出装置2000を、変形例5−1の通信情報検出装置2000と表記する。
<作用・効果>
変形例5−1の通信情報検出装置2000を利用することで、実施形態5の通信情報検出装置2000を利用する場合と比較し、ノード3000によって保持されているIPv6アドレスが、より多く収集される。
以上、図面を参照して本発明の実施形態及び変形例について述べたが、これらは本発明の例示であり、上記実施形態及び変形例の組み合わせ、及び上記実施形態及び変形例以外の様々な構成を採用することもできる。
以下、参考形態の例を付記する。
1. IPv6アドレスとレイヤ2アドレスとを保持するノードによって保持されているIPv6アドレス又はレイヤ2アドレスのいずれか1つ以上を示すアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、
前記アドレス情報に示されていないIPv6アドレスであり、前記ノードが保持していると推測されるIPv6アドレスである候補アドレスを、前記アドレス情報に基づいて生成する候補アドレス生成手段と、
前記候補アドレスが、前記ノードによって保持されているか否かを確認するアドレス確認手段と、
を有する通信情報検出装置。
2. 前記アドレス情報は、前記ノードのIPv6アドレスを示し、
既知のネットワークプレフィックスであり、かつ前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納するプレフィックス情報格納手段を有し、
前記候補アドレス生成手段は、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納手段から取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDである候補アドレスを生成すること、
と特徴とする1.に記載の通信情報検出装置。
3. 前記アドレス情報は、前記ノードのIPv6アドレス及び前記ノードのレイヤ2アドレスを示し、
前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換し、候補インタフェースIDを算出する候補インタフェースID算出手段を有し、
前記候補アドレス生成手段は、ネットワークプレフィックスが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDである前記候補アドレスを生成すること、
を特徴とする1.又は2.に記載の通信情報検出装置。
4. 前記アドレス情報は、前記ノードのレイヤ2アドレスを示し、
既知のネットワークプレフィックスであり、かつ前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納するプレフィックス情報格納手段と、
前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換し、候補インタフェースIDを算出する候補インタフェースID算出手段と、
を有し、
前記候補アドレス生成手段は、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納手段から取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDである前記候補アドレスを生成すること、
を特徴とする1.乃至3.いずれか一つに記載の通信情報検出装置。
5. 前記アドレス情報は、前記ノードのIPv6アドレス及び前記ノードのレイヤ2アドレスを示し、
既知のネットワークプレフィックスであり、かつ前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納するプレフィックス情報格納手段と、
前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換し、候補インタフェースIDを算出する候補インタフェースID算出手段と、
前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、該アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致するか否かを判定する判定手段をさらに有し、
前記候補アドレス生成手段は、
前記判定手段によって、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、該アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致すると判定された場合、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納手段から取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDである前記候補アドレスを生成し、
前記判定手段によって、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、該アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致しないと判定された場合、ネットワークプレフィックスが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDである前記候補アドレスを生成すること、
を特徴とする1.に記載の通信情報検出装置。
6. 前記候補アドレス生成手段は、前記判定手段によって、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致しないと判定された場合、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納手段から取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDであるIPv6アドレスを、前記候補アドレスとしてさらに生成することを特徴とする5.に記載の通信情報検出装置。
7. 前記アドレス情報を格納するアドレス情報格納手段を有し、
前記アドレス確認手段は、前記ノードによって保持されているIPv6アドレスであると確認した前記候補アドレスを、該ノードが保持しているIPv6アドレスとして、前記アドレス情報格納手段に格納されている、該ノードの前記アドレス情報に追加する1.乃至6.いずれか1つに記載の通信情報検出装置。
8. コンピュータを、通信情報検出装置として機能させるプログラムであって、前記コンピュータに、
IPv6アドレスとレイヤ2アドレスとを保持するノードによって保持されているIPv6アドレス又はレイヤ2アドレスのいずれか1つ以上を示すアドレス情報を取得するアドレス情報取得機能と、
前記アドレス情報に示されていないIPv6アドレスであり、前記ノードが保持していると推測されるIPv6アドレスである候補アドレスを、前記アドレス情報に基づいて生成する候補アドレス生成機能と、
前記候補アドレスが、前記ノードによって保持されているか否かを確認するアドレス確認機能と、
を持たせるプログラム。
9. 8.に記載のプログラムであって、
前記アドレス情報は、前記ノードのIPv6アドレスを示し、
前記コンピュータに、既知のネットワークプレフィックスであり、かつ前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納するプレフィックス情報格納機能を持たせ、
前記候補アドレス生成機能は、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納機能から取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDである候補アドレスを生成すること、
を特徴とするプログラム。
10. 8.又は9.に記載のプログラムであって、
前記アドレス情報は、前記ノードのIPv6アドレス及び前記ノードのレイヤ2アドレスを示し、
前記コンピュータに、前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換し、候補インタフェースIDを算出する候補インタフェースID算出機能を持たせ、
前記候補アドレス生成機能は、ネットワークプレフィックスが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDである前記候補アドレスを生成すること、
を特徴とするプログラム。
11. 8.乃至10.いずれか1つに記載のプログラムであって、
前記アドレス情報は、前記ノードのレイヤ2アドレスを示し、
前記コンピュータに、
既知のネットワークプレフィックスであり、かつ前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納するプレフィックス情報格納機能と、
前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換し、候補インタフェースIDを算出する候補インタフェースID算出機能と、
を持たせ、
前記候補アドレス生成機能は、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納機能から取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDである前記候補アドレスを生成すること、
を特徴とするプログラム。
12. 8.に記載のプログラムであって、
前記アドレス情報は、前記ノードのIPv6アドレス及び前記ノードのレイヤ2アドレスを示し、
前記コンピュータに、
既知のネットワークプレフィックスであり、かつ前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納するプレフィックス情報格納機能と、
前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換し、候補インタフェースIDを算出する候補インタフェースID算出機能と、
前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、該アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致するか否かを判定する判定機能を持たせ、
前記候補アドレス生成機能は、
前記判定機能によって、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、該アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致すると判定された場合、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納機能から取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDである前記候補アドレスを生成し、
前記判定機能によって、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、該アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致しないと判定された場合、ネットワークプレフィックスが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDである前記候補アドレスを生成すること、
を特徴とするプログラム。
13. 前記候補アドレス生成機能は、前記判定機能によって、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致しないと判定された場合、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納機能から取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDであるIPv6アドレスを、前記候補アドレスとしてさらに生成することを特徴とする12.に記載のプログラム。
14. 前記アドレス情報を格納するアドレス情報格納機能を有し、
前記アドレス確認機能は、前記ノードによって保持されているIPv6アドレスであると確認した前記候補アドレスを、該ノードが保持しているIPv6アドレスとして、前記アドレス情報格納機能が格納した、該ノードの前記アドレス情報に追加する8.乃至12.いずれか1つに記載のプログラム。
15. コンピュータによって実行される通信情報検出方法であって、
IPv6アドレスとレイヤ2アドレスとを保持するノードによって保持されているIPv6アドレス又はレイヤ2アドレスのいずれか1つ以上を示すアドレス情報を取得するアドレス情報取得ステップと、
前記アドレス情報に示されていないIPv6アドレスであり、前記ノードが保持していると推測されるIPv6アドレスである候補アドレスを、前記アドレス情報に基づいて生成する候補アドレス生成ステップと、
前記候補アドレスが、前記ノードによって保持されているか否かを確認するアドレス確認ステップと、
を有する通信情報検出方法。
16. 15.に記載の通信情報検出方法であって、
前記アドレス情報は、前記ノードのIPv6アドレスを示し、
既知のネットワークプレフィックスであり、かつ前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納するプレフィックス情報格納ステップを有し、
前記候補アドレス生成ステップは、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納ステップから取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDである候補アドレスを生成すること、
を特徴とする通信情報検出方法。
17. 15.又は16.に記載の通信情報検出方法であって、
前記アドレス情報は、前記ノードのIPv6アドレス及び前記ノードのレイヤ2アドレスを示し、
前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換し、候補インタフェースIDを算出する候補インタフェースID算出ステップを有し、
前記候補アドレス生成ステップは、前記コンピュータが、ネットワークプレフィックスが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDである前記候補アドレスを生成すること、
を特徴とする通信情報検出方法。
18. 15.乃至17.いずれか1つに記載の通信情報検出方法であって、
前記アドレス情報は、前記ノードのレイヤ2アドレスを示し、
既知のネットワークプレフィックスであり、かつ前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納するプレフィックス情報格納ステップと、
前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換し、候補インタフェースIDを算出する候補インタフェースID算出ステップと、
を有し、
前記候補アドレス生成ステップは、前記コンピュータが、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納ステップから取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDである前記候補アドレスを生成すること、
を特徴とする通信情報検出方法。
19. 15.に記載の通信情報検出方法であって、
前記アドレス情報は、前記ノードのIPv6アドレス及び前記ノードのレイヤ2アドレスを示し、
既知のネットワークプレフィックスであり、かつ前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納するプレフィックス情報格納ステップと、
前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換し、候補インタフェースIDを算出する候補インタフェースID算出ステップと、
前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、該アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致するか否かを判定する判定ステップと、
を有し、
前記候補アドレス生成ステップは、
前記判定ステップによって、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、該アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致すると判定された場合、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納ステップから取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDである前記候補アドレスを生成し、
前記判定ステップによって、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、該アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致しないと判定された場合、ネットワークプレフィックスが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDである前記候補アドレスを生成すること、
を特徴とする通信情報検出方法。
20. 前記候補アドレス生成ステップは、前記判定ステップによって、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致しないと判定された場合、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納ステップから取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDであるIPv6アドレスを、前記候補アドレスとしてさらに生成することを特徴とする19.に記載の通信情報検出方法。
21. 前記アドレス情報を格納するアドレス情報格納ステップを有し、
前記アドレス確認ステップは、前記コンピュータが、前記ノードによって保持されているIPv6アドレスであると確認した前記候補アドレスを、該ノードが保持しているIPv6アドレスとして、前記アドレス情報ステップで格納した該ノードの前記アドレス情報に追加する15.乃至20.いずれか1つに記載の通信情報検出方法。
1020 バス
1040 CPU
1060 RAM
1080 ストレージ
1100 ネットワークインタフェース
1220 アドレス情報取得モジュール
1260 候補アドレス生成モジュール
1280 アドレス確認モジュール
2000 通信情報検出装置
2020 アドレス情報取得部
2040 インタフェースID算出部
2060 プレフィックス情報格納部
2080 候補アドレス生成部
2100 アドレス確認部
2120 判定部
2140 アドレス情報格納部
3000 ノード
4000 ネットワーク

Claims (9)

  1. IPv6アドレスとレイヤ2アドレスとを保持するノードによって保持されているIPv6アドレス又はレイヤ2アドレスのいずれか1つ以上を示すアドレス情報を取得するアドレス情報取得手段と、
    前記アドレス情報に示されていないIPv6アドレスであり、前記ノードが保持していると推測されるIPv6アドレスである候補アドレスを、前記アドレス情報に基づいて生成する候補アドレス生成手段と、
    前記候補アドレスが、前記ノードによって保持されているか否かを確認するアドレス確認手段と、
    を有する通信情報検出装置。
  2. 前記アドレス情報は、前記ノードのIPv6アドレスを示し、
    既知のネットワークプレフィックスであり、かつ前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納するプレフィックス情報格納手段を有し、
    前記候補アドレス生成手段は、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納手段から取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDである候補アドレスを生成すること、
    を特徴とする請求項1記載の通信情報検出装置。
  3. 前記アドレス情報は、前記ノードのIPv6アドレス及び前記ノードのレイヤ2アドレスを示し、
    前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換し、候補インタフェースIDを算出する候補インタフェースID算出手段を有し、
    前記候補アドレス生成手段は、ネットワークプレフィックスが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDである前記候補アドレスを生成すること、
    を特徴とする請求項1又は2記載の通信情報検出装置。
  4. 前記アドレス情報は、前記ノードのレイヤ2アドレスを示し、
    既知のネットワークプレフィックスであり、かつ前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納するプレフィックス情報格納手段と、
    前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換し、候補インタフェースIDを算出する候補インタフェースID算出手段と、
    を有し、
    前記候補アドレス生成手段は、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納手段から取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDである前記候補アドレスを生成すること、
    を特徴とする請求項1乃至3いずれか一項に記載の通信情報検出装置。
  5. 前記アドレス情報は、前記ノードのIPv6アドレス及び前記ノードのレイヤ2アドレスを示し、
    既知のネットワークプレフィックスであり、かつ前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスとは異なるネットワークプレフィックスを含むプレフィックス情報を格納するプレフィックス情報格納手段と、
    前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスを、所定の方法で変換し、候補インタフェースIDを算出する候補インタフェースID算出手段と、
    前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、該アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致するか否かを判定する判定手段をさらに有し、
    前記候補アドレス生成手段は、
    前記判定手段によって、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、該アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致すると判定された場合、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納手段から取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDである前記候補アドレスを生成し、
    前記判定手段によって、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、該アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致しないと判定された場合、ネットワークプレフィックスが、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDである前記候補アドレスを生成すること、
    を特徴とする請求項1記載の通信情報検出装置。
  6. 前記候補アドレス生成手段は、前記判定手段によって、前記アドレス情報が示すIPv6アドレスのインタフェースIDが、前記アドレス情報が示すレイヤ2アドレスから算出される前記候補インタフェースIDと一致しないと判定された場合、ネットワークプレフィックスが、前記プレフィックス情報格納手段から取得したネットワークプレフィックスであり、インタフェースIDが、前記候補インタフェースIDであるIPv6アドレスを、前記候補アドレスとしてさらに生成することを特徴とする請求項5記載の通信情報検出装置。
  7. 前記アドレス情報を格納するアドレス情報格納手段を有し、
    前記アドレス確認手段は、前記ノードによって保持されているIPv6アドレスであると確認した前記候補アドレスを、該ノードが保持しているIPv6アドレスとして、前記アドレス情報格納手段に格納されている、該ノードの前記アドレス情報に追加する請求項1乃至6いずれか一項に記載の通信情報検出装置。
  8. コンピュータを、通信情報検出装置として機能させるプログラムであって、前記コンピュータに、
    IPv6アドレスとレイヤ2アドレスとを保持するノードによって保持されているIPv6アドレス又はレイヤ2アドレスのいずれか1つ以上を示すアドレス情報を取得するアドレス情報取得機能と、
    前記アドレス情報に示されていないIPv6アドレスであり、前記ノードが保持していると推測されるIPv6アドレスである候補アドレスを、前記アドレス情報に基づいて生成する候補アドレス生成機能と、
    前記候補アドレスが、前記ノードによって保持されているか否かを確認するアドレス確認機能と、
    を持たせるプログラム。
  9. コンピュータによって実行される通信情報検出方法であって、
    IPv6アドレスとレイヤ2アドレスとを保持するノードによって保持されているIPv6アドレス又はレイヤ2アドレスのいずれか1つ以上を示すアドレス情報を取得するアドレス情報取得ステップと、
    前記アドレス情報に示されていないIPv6アドレスであり、前記ノードが保持していると推測されるIPv6アドレスである候補アドレスを、前記アドレス情報に基づいて生成する候補アドレス生成ステップと、
    前記候補アドレスが、前記ノードによって保持されているか否かを確認するアドレス確認ステップと、
    を有する通信情報検出方法。
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