JP2014170944A - 撮像素子及び撮像装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】高画質な画像と位相差方式の焦点検出機能を両立する撮像素子を提供する。
【解決手段】それぞれの画素が、第1半導体層311を有する第1副画素と、第1半導体層と極性が異なる第2半導体層312を有する第2副画素と、第1半導体層と極性が等しい第3半導体層300と、マイクロレンズ305とを備え、第1半導体層が第2半導体層に包含され、第2半導体層が第3半導体層に包含されている、複数の画素を有する撮像素子であって、第1半導体層の受光面の重心位置が、第1半導体層と第2半導体層を合わせた受光面の重心位置と異なる。
【選択図】図3

Description

本発明は、焦点検出機能を有する撮像素子、およびそれを用いた撮像装置に関するものである。
撮影レンズの焦点状態を検出する方式の一つとして、各画素にマイクロレンズが形成された2次元のセンサを用いて瞳分割方式の焦点検出を行う撮像装置が特許文献1に開示されている。特許文献1の撮像装置では、1つの画素に対して、1つのマイクロレンズと複数に分割された光電変換部が形成されている。分割された光電変換部は、1つのマイクロレンズを介して撮影レンズの瞳の異なる領域を受光するように構成され、瞳分割を行っている。これらの分割された光電変換部で受光したそれぞれの信号から像ずれ量を求めて、焦点検出を行い、分割された光電変換部で受光した信号を足し合わせることで、撮像信号を取得する。また、焦点検出に限らず、各画素で左右に分割された光電変換部で受光した視差信号を、右眼用と左眼用に別々に表示することで、立体画像が可能となることが開示されている。
特許文献2では、複数の撮像画素の他に、部分的に瞳分割方式の焦点検出用画素が配置された撮像装置が開示されている。特許文献2では、大部分に配置された撮像画素で撮像信号を取得し、一部に配置された焦点検出用画素の信号を用いて焦点検出を行う。焦点検出用画素は、開口部を有する遮光層により、撮影レンズの瞳の所定領域を受光するように構成され、瞳分割を行っている。
特許文献3では、部分的に撮像画素の光電変換部の下部に、分割した1対の光電変換部を側面からL字状に回りこませるように形成し、焦点検出用画素を構成する撮像装置が提案されている。撮像画素と1対の焦点検出用画素に蓄積される電荷の極性は同じであり、同一のフローティングディフュージョン部に接続されている。また、焦点検出用画素を形成する部分にはカラーフィルターは形成されておらず、上部の撮像画素で入射光の主に短波長成分を受光し、下部の焦点検出用画素で入射光の主に長波長成分を受光し焦点検出を行うことが開示されている。
米国特許第4410804号公報 特開2000−156823号公報 特開2008−15215号公報
特許文献1に開示された撮像装置では、複数に分割された光電変換部で受光した信号を足し合わせて撮像信号を得る。しかしながら、分割された光電変換部の間は受光感度がなく、低感度帯となってしまう。そのため、マイクロレンズによる集光位置が光電変換部の間に位置する特定の入射角度の光に対して、受光効率が大幅に低下してしまう。その結果、光電変換部の分割形状に応じて、縦型や横型、十字型などの不自然な暗いパターンがボケ画像に生じ、撮影画像の画質が低下してしまうという課題がある。
特許文献2に開示された撮像装置では、部分的に配置されている焦点検出用画素で受光した信号は撮像信号として利用できないため、焦点検出用画素は撮像画素としてはキズ画素となってしまう。キズ画素補正により撮影画像の画質を修復することはできるが、周辺画素を用いた補間処理を行うため、撮影画像の解像度が部分的に低下してしまうという課題がある。
特許文献3に開示された撮像装置では、Si(シリコン)層の上部に形成された光電変換部で入射光の短波長成分を受光して撮像信号とし、下部に分割して形成された光電変換部で入射光の長波長成分を受光して焦点検出用信号とする。
しかしながら、Si層の厚さによる分光吸光度の差を利用して入射光の波長分離を行うために、色分離を完全に行うことができない。図18に、Si層の厚さ400nmでの分光吸光度を破線で、Si層の厚さ1500nmでの分光吸光度を実線で、Si層の厚さ3500nmでの分光吸光度を鎖線でそれぞれ示す。例えば、光電変換部の深さを400nm程度にした場合、図18の破線で示すように、B(青)に対応する波長450〜470nmの光の約75%を、G(緑)に対応する波長520〜540nmの光の約35%を、R(赤)に対応する波長620〜640nmの光の約15%を受光する。よって、B:G:Rが6:3:1の比率で混色してしまう。
同様に、Si層の上部に焦点検出用画素を設けて、下部に撮像画素を設けた場合でも、撮像画素では撮像信号の色純度が低下する。例えば、光電変換部の深さを3500nm程度にした場合、図18の鎖線と実線との差分から理解されるように、G(緑)に対応する波長520〜540nmの光の約20%を、R(赤)に対応する波長620〜640nmの光の約30%を受光する。よって、G:Rが4:6の比率で混色してしまう。
このため、特許文献3に開示された撮像装置では、撮像信号の色純度が部分的に悪化してしまい、撮像画像の画質が低下してしまうという課題がある。
また、Si層の厚さによる分光吸光度の差を利用して色分離を行っているため、光電変換部の深さを自由に調整することができない。そのため、ダイナミックレンジが狭くなってしまうという課題がある。さらに、光電変換部を側面からL字状に回りこませて形成するには、作製プロセスが複雑になってしまうという課題がある。
したがって、いずれの従来技術においても、撮像素子に位相差方式の焦点検出機能を付加することにより、撮影画像の画質が低下してしまうという課題がある。
本発明は、上述した課題に鑑みてなされたものであり、高画質な画像と位相差方式の焦点検出機能を両立する撮像素子を提供することを目的とする。
本発明に係わる撮像素子は、それぞれの画素が、第1半導体層を有する第1副画素と、前記第1半導体層と極性が異なる第2半導体層を有する第2副画素と、前記第1半導体層と極性が等しい第3半導体層と、マイクロレンズとを備え、前記第1半導体層が前記第2半導体層に包含され、前記第2半導体層が前記第3半導体層に包含されている、複数の画素を有する撮像素子であって、前記第1半導体層の受光面の重心位置が、前記第1半導体層と前記第2半導体層を合わせた受光面の重心位置と異なることを特徴とする。
本発明によれば、高画質な画像と位相差方式の焦点検出機能を両立する撮像素子を提供することが可能となる。
本発明の第1の実施形態における撮像装置の概略構成を示す図。 本発明の第1の実施形態における画素配列の概略図。 本発明の第1の実施形態における画素Aの概略平面図と概略断面図。 本発明の第1の実施形態における画素Bの概略平面図と概略断面図。 本発明の第1の実施形態における瞳分割の概略説明図。 本発明の第1の実施形態における画素Aの瞳強度分布図。 本発明の第1の実施形態における画素Bの瞳強度分布図。 本発明の第1の実施形態における画素Aと画素Bの瞳強度分布図。 本発明の第1の実施形態における画素Aの概略平面図。 本発明の第1の実施形態における画素Aの概略断面図。 本発明の第2の実施形態における画素Aの概略断面図。 本発明の第3の実施形態における画素配列の概略図。 本発明の第4の実施形態における画素配列の概略図。 本発明の第5の実施形態における画素Aの概略断面図。 本発明の第6の実施形態における画素Aの概略断面図。 本発明の第7の実施形態における画素配列の概略図。 本発明の第7の実施形態における画素の概略平面図と概略断面図。 シリコンの分光吸光度特性を示す図。
(第1の実施形態)
本発明の第1の実施形態について、図1から図10を用いて以下に説明する。図1は本発明の第1の実施形態における撮像素子を有する撮像装置であるカメラの構成図を示す図である。図1において、101は結像光学系の先端に配置された第1レンズ群で、光軸方向に進退可能に保持される。102は絞り兼用シャッタで、その開口径を調節することで撮影時の光量調節を行なうほか、静止画撮影時には露光秒時調節用シャッタとしての機能も果たす。103は第2レンズ群である。そして絞り兼用シャッタ102及び第2レンズ群103は一体となって光軸方向に進退し、第1レンズ群101の進退動作との連動により、変倍作用(ズーム機能)をなす。105は第3レンズ群で、光軸方向の進退により、焦点調節を行なう。106は光学的ローパスフィルタで、撮影画像の偽色やモアレを軽減するための光学素子である。107は2次元CMOSフォトセンサーと周辺回路からなる撮像素子である。
111はズームアクチュエータで、不図示のカム筒を回動することで、第1レンズ群101ないし第3レンズ群103を光軸方向に進退駆動し、変倍操作を行なう。112は絞りシャッタアクチュエータで、絞り兼用シャッタ102の開口径を制御して撮影光量を調節すると共に、静止画撮影時の露光時間制御を行なう。114はフォーカスアクチュエータで、第3レンズ群105を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行なう。
115は撮影時の被写体照明用の電子フラッシュで、キセノン管を用いた閃光照明装置が好適であるが、連続発光するLEDを備えた照明装置を用いても良い。116はAF補助光装置で、所定の開口パターンを有したマスクの像を、投光レンズを介して被写界に投影し、暗い被写体あるいは低コントラスト被写体に対する焦点検出能力を向上させる。
121は、カメラ本体の種々の制御を司るカメラ内CPUで、演算部、ROM、RAM、A/Dコンバータ、D/Aコンバータ、通信インターフェイス回路等を有し、ROMに記憶された所定のプログラムに基づいて、カメラが有する各種回路を駆動する。そして、AF、撮影、画像処理、記録等の一連の動作を実行する。
122は電子フラッシュ制御回路で、撮影動作に同期して電子フラッシュ115を点灯制御する。123は補助光駆動回路で、焦点検出動作に同期してAF補助光装置116を点灯制御する。124は撮像素子駆動回路で、撮像素子107の撮像動作を制御するとともに、取得した画像信号をA/D変換してカメラ内CPU121に送信する。125は画像処理回路で、撮像素子107が取得した画像のγ変換、カラー補間、JPEG圧縮等の処理を行なう。
126はフォーカス駆動回路で、焦点検出結果に基づいてフォーカスアクチュエータ114を駆動制御し、第3レンズ群105を光軸方向に進退駆動して焦点調節を行なう。128は絞りシャッタ駆動回路で、絞りシャッタアクチュエータ112を駆動制御して絞り兼用シャッタ102の開口を制御する。129はズーム駆動回路で、撮影者のズーム操作に応じてズームアクチュエータ111を駆動する。
131はLCD等の表示器で、カメラの撮影モードに関する情報、撮影前のプレビュー画像と撮影後の確認用画像、焦点検出時の合焦状態表示画像等を表示する。132は操作スイッチ群で、電源スイッチ、レリーズ(撮影トリガ)スイッチ、ズーム操作スイッチ、撮影モード選択スイッチ等で構成される。133は着脱可能なフラッシュメモリで、撮影済み画像を記録する。
[焦点検出用副画素と撮像副画素]
第1の実施形態における撮像素子の画素配列の概略図を図2に示す。図2は、本実施形態の2次元CMOSセンサー(撮像素子)の画素配列を、8列×8行画素の範囲で示したものである。図2に示した8列×8行画素を面上に多数配置し、高解像度画像の取得を可能としている。本実施形態においては、画素ピッチが4μm、有効画素数が横5575列×縦3725行=約2000万画素、撮像画面サイズが横22.3mm×縦14.9mmの撮像素子として説明を行なう。
第1の実施形態において、図2に示した2行×2列のA画素群210は、対角2画素にGの分光感度を有するA画素210Gを配置し、他の2画素にRの分光感度を有するA画素210RとBの分光感度を有するA画素210Bを配置したベイヤー配列が採用されている。さらに、後述するように、A画素210R、210G、210Bは、それぞれ、焦点検出用副画素(第1副画素)と撮像副画素(第2副画素)から構成されており、撮像副画素の受光面の重心に対して、焦点検出用副画素の受光面の重心が−x方向に偏心している。一方、B画素群220を構成するB画素220R、220G、220Bは、撮像副画素の受光面の重心に対して、焦点検出用副画素の受光面の重心が+x方向に偏心している。
同様にして、A’画素群230を構成するA’画素230R、230G、230Bは、焦点検出用副画素の受光面の重心が+y方向に偏心している。また、B’画素群240を構成するB’画素240R、240G、240Bは、焦点検出用副画素の受光面の重心が−y方向に偏心している。
図2に示した撮像素子の1つのA画素210Gを、撮像素子の受光面側(+z側)から見た平面図を図3(a)に示し、図3(a)のa−a断面を−y側から見た断面図を図3(b)に示す。また、図2に示した撮像素子の1つのB画素220Gを、撮像素子の受光面側(+z側)から見た平面図を図4(a)に示し、図4(a)のb−b断面を−y側から見た断面図を図4(b)に示す。
図3に示すように、本実施形態のA画素210Gでは、n型層312(第2半導体層)がp型ウェル300(第3半導体層)に包含されるように形成され、さらに、p型層311(第1半導体層)がn型層312(第2半導体層)に包含されるように、−x側に偏心して形成される。より詳しくは、p型層311(第1半導体層)の受光面の重心が、p型層311(第1半導体層)とn型層312(第2半導体層)を合わせた受光面の重心と異なるように偏心されて構成されている。ここで、第1半導体層と第2半導体層の極性は異なり、第1半導体層と第3半導体層の極性は等しい。
この構造により、p型層311(第1半導体層)とn型層312(第2半導体層)の接合よってpn接合フォトダイオードPDA(第1光電変換部)が、−x側に偏心して形成される。同様に、n型層312(第2半導体層)とp型ウェル300(第3半導体層)の接合によってpn接合フォトダイオードPDNA(第2光電変換部)が形成される。
各画素の受光側には、入射光を集光するためのマイクロレンズ305が形成されている。また、PDAのp型アノードであるp型層311(第1半導体層)と、PDAとPDNAのn型カソードであるn型層312(第2半導体層)よりマイクロレンズ305側(マイクロレンズ側)に、受光波長を選択して色分離を行うためのカラーフィルター306が形成されている。A画素210Gでは、G(緑色)カラーフィルターが形成されている。画素210RではR(赤色)カラーフィルター、画素210BではB(青色)カラーフィルターが形成される。
必要に応じて、他の色のカラーフィルターを形成しても良い。R(赤)G(緑)B(青)W(白)配列などの場合は、W画素を透明フィルター(紫外・赤外カットフィルター)としても良い。また、カラーフィルター306は、選択波長以外を吸光する吸光型フィルターでも良いし、干渉フィルターのような選択波長以外を反射する反射型フィルターでも良い。
画素に入射した光は、マイクロレンズ305により集光され、カラーフィルター306により色分離された後、PDAおよびPDNAで受光される。PDAで受光された光は、光電変換されホールと電子が生成される。正電荷のホールはp型層311(第1半導体層)に蓄積され、負電荷の電子はn型層312(第2半導体層)に蓄積される。また、PDNAで受光された光は、光電変換されホールと電子が生成される。電子はn型層312(第2半導体層)に蓄積される。一方、ホールは定電圧源(不図示)に接続されたp型ウェル300(第3半導体層)を通じて撮像素子外部へ排出される。
本実施形態のA画素210Gは、第1副画素と第2副画素から構成される。第1副画素は、p型層311(第1半導体層)と転送ゲート303を介して接続されているp+フローティングディフュージョン(p+FD)領域301から構成される。必要に応じて、p+FD領域301と転送ゲート303を省略しても良い。
第2副画素は、n型層312(第2半導体層)と転送ゲート304を介して接続されているn+フローティングディフュージョン(n+FD)領域302から構成される。必要に応じて、n+FD領域302と転送ゲート304を省略しても良い。
一方、図4に示すように、本実施形態のB画素220Gでは、n型層322(第2半導体層)がp型ウェル300(第3半導体層)に包含されるように形成され、さらに、p型層321(第1半導体層)がn型層322(第2半導体層)に包含されるように、+x側に偏心して形成される。より詳しくは、p型層321(第1半導体層)の受光面の重心が、p型層321(第1半導体層)とn型層322(第2半導体層)を合わせた受光面の重心と、A画素210Gとは反対の方向に、異なるように偏心されて構成されている。ここで、第1半導体層と第2半導体層の極性は異なり、第1半導体層と第3半導体層の極性は等しい。
この構造により、p型層321(第1半導体層)とn型層322(第2半導体層)の接合よってpn接合フォトダイオードPDB(第1光電変換部)が、+x側に偏心して形成される。同様に、n型層322(第2半導体層)とp型ウェル300(第3半導体層)の接合によってpn接合フォトダイオードPDNB(第2光電変換部)が形成される。その他は、A画素210GとB画素220Gで同様の構造である。
このような構成により、第1副画素から焦点検出用信号を得ることができ、同時に、同一の画素位置で、第2副画素から撮像信号を得ることができる。したがって、撮像画素にキズ画素を生じることなく焦点検出用画素を配置することができ、高画質な画像と位相差方式の焦点検出機能を両立することが可能となる。
本発明の効果について、以下に説明する。図5に、画素の光電変換部と瞳分割との対応関係を示した概略説明図を示す。図3(a)に示したA画素210Gのa−a断面を+y側から見た断面図と結像光学系の射出瞳面を図5(a)に示す。また、図4(a)に示したB画素220Gのb−b断面を+y側から見た断面図と結像光学系の射出瞳面を図5(b)に示す。なお、図5では、射出瞳面の座標軸と対応を取るため、断面図のx軸とy軸を図3、図4に対して反転させている。
図5(a)のPDAはA画素の第1光電変換部であり、PDNAは第2光電変換部である。また、図5(b)のPDBはB画素の第1光電変換部であり、PDNBは第2光電変換部である。
A画素の第1光電変換部PDAの領域は、図3のp型層311(第1半導体層)とn型層312(第2半導体層)の接合部に形成される空乏層とその周辺に少数キャリアの拡散距離だけ拡がった領域であり、概ね、p型層311(第1半導体層)の領域と重なる。また、A画素の第2光電変換部PDNAの領域は、n型層312(第2半導体層)とp型ウェル300(第3半導体層)の接合部に形成される空乏層とその周辺に少数キャリアの拡散距離だけ拡がった領域であり、概ね、第2半導体層の領域と重なる。
図5(a)に示すように、図3のp型層311(第1半導体層)が、n型層312(第2半導体層)に包含されていることに伴い、第1光電変換部PDAは、第2光電変換部PDNAに包含されている。さらに、p型層311(第1半導体層)が、n型層312(第2半導体層)に対して、−x側に偏心していることに伴い、第1光電変換部PDAは、第2光電変換部PDNAに対して、−x側に偏心している。
同様に、図5(b)に示すように、B画素でも、図4のp型層321(第1半導体層)が、n型層322(第2半導体層)に包含されていることに伴い、第1光電変換部PDBは、第2光電変換部PDNBに包含されている。一方、B画素では、p型層321(第1半導体層)が、n型層322(第2半導体層)に対して、+x側に偏心していることに伴い、第1光電変換部PDBは、第2光電変換部PDNBに対して、+x側に偏心している。
また、A画素の第1光電変換部PDAと第2光電変換部PDNAを合わせた光電変換部PDとB画素の第1光電変換部PDBと第2光電変換部PDNBを合わせた光電変換部PD’は、概ね、同一になるように構成されている。
図3に示すように、A画素の第1副画素を構成するp型層311(第1半導体層)は、第1光電変換部PDAのp型アノードとなっており、PDAの受光量に応じて生成されたホールが蓄積される。蓄積されたホールは、転送ゲート303の制御によりp+フローティングディフュージョン領域301に転送され、電圧信号に変換される。
これに対し、A画素の第2副画素を構成するn型層312(第2半導体層)は、第1光電変換部PDAと第2光電変換部PDNAの双方のn型カソードとなっている。そのため、PDAの受光量に応じて生成された電子とPDNAの受光量に応じて生成された電子を合算した電子が蓄積される。蓄積された電子は、転送ゲート304の制御によりn+フローティングディフュージョン領域302に転送され、電圧信号に変換される。
したがって、A画素の第1副画素は、第1光電変換部PDAのみの受光量に応じた信号を出力する。一方、A画素の第2副画素は、第1光電変換部PDAと第2光電変換部PDNAを合わせた光電変換部PDの受光量に応じた信号を出力する。
同様に、B画素の第1副画素は、第1光電変換部PDBのみの受光量に応じた信号を出力する。一方、B画素の第2副画素は、第1光電変換部PDBと第2光電変換部PDNBを合わせた光電変換部PD’の受光量に応じた信号を出力する。
図5の400は結像光学系の射出瞳、500はA画素およびB画素の第2副画素の瞳受光領域、511はA画素の第1副画素の瞳受光領域、521はB画素の第1副画素の瞳受光領域である。被写体からの光束は、結像光学系の射出瞳400を通過してそれぞれの画素に入射する。
本実施形態では、第2副画素から撮像信号を得られるように構成される。A画素(B画素)の第2副画素の瞳受光領域500は、第2副画素の光電変換部PD(PD’)の受光面と、マイクロレンズによって、概ね、共役関係になっており、第2副画素で受光可能な瞳領域を表している。瞳距離が数10mmであるのに対し、マイクロレンズの直径は数μmである。そのため、マイクロレンズの絞り値が数万となり、数10mmレベルの回折ボケが生じる。よって、光電変換部PD(PD’)の受光面の像は、明瞭な領域とならずに、受光率分布となる。
第2副画素を撮像画素とするために、第2副画素の瞳受光領域500は、射出瞳400を通過した光束をより多く受光できるように、受光領域を可能な限り大きくし、また、第2副画素の瞳受光領域500の重心が、光軸と概ね一致するように構成されている。
本実施形態では、第1副画素が焦点検出用副画素として構成されている。A画素の第1副画素の瞳受光領域511は、A画素の第1副画素の光電変換部PDAの受光面と、マイクロレンズによって、概ね、共役関係になっており、A画素の第1副画素で受光可能な瞳領域を表している。A画素の第1副画素の瞳受光領域511は、第2副画素の瞳受光領域500よりも受光領域が狭く、瞳面上で+X側に重心が偏心している。図6に、瞳面のX軸に沿ったA画素の瞳強度分布の例をグラフで図示する。破線がA画素の第1副画素の瞳強度分布511であり、実線がA画素の第2副画素の瞳強度分布500である。
一方、B画素の第1副画素の瞳受光領域521は、B画素の第1副画素の光電変換部PDBの受光面と、マイクロレンズによって、概ね、共役関係になっており、B画素の第1副画素で受光可能な瞳領域を表している。B画素の第1副画素の瞳受光領域521は、第2副画素の瞳受光領域500よりも受光領域が狭く、A画素とは反対に、瞳面上で−X側に重心が偏心している。図7に、瞳面のX軸に沿ったB画素の瞳強度分布の例をグラフで図示する。一点鎖線がB画素の第1副画素の瞳強度分布521であり、実線がB画素の第2副画素の瞳強度分布500である。
図5(c)と図8に、A画素の第1副画素の瞳強度分布とB画素の第1副画素の瞳強度分布、A画素(およびB画素)の第2副画素の瞳強度分布を示す。A画素の第1副画素の瞳強度分布とB画素の第1副画素の瞳強度分布は、それぞれ、射出瞳をX方向に分割していることがわかる。同様にして、図2のA’画素の第1副画素の瞳強度分布とB’画素の第1副画素の瞳強度分布は、それぞれ、射出瞳をY方向に分割する。
図2に示したA画素(210R、210G、210B)をx方向に規則的に配列し、これらA画素群の各第1副画素から取得した被写体像をA像とする。同様に、B画素(220R、220G、220B)をx方向に規則的に配列し、これらB画素群の各第1副画素から取得した被写体像をB像とする。A像とB像の相対位置(像ずれ量)を検出することで、x方向に輝度分布を有する被写体像の合焦ずれ量(デフォーカス量)を検出することができる。
図2に示したA’画素(230R、230G、230B)をy方向に規則的に配列し、これらA’画素群の各第1副画素から取得した被写体像をA’像とする。同様に、B’画素(240R、240G、240B)をy方向に規則的に配列し、これらB’画素群の各第1副画素から取得した被写体像をB’像とする。A’像とB’像の相対位置(像ずれ量)を検出することで、y方向に輝度分布を有する被写体像の合焦ずれ量(デフォーカス量)を検出することができる。これらは、第1半導体層の受光面の重心位置が、第1半導体層と第2半導体層を合わせた受光面の重心位置と異なる構造とすることで可能となる。
さらに、同時に、それぞれの画素の第2副画素から、撮像信号を得ることができる。これらは、第1半導体層が第2半導体層に包含され、第2半導体層が第3半導体層に包含されており、さらに、第1半導体層と第2半導体層の極性が異なり、第1半導体層と第3半導体層の極性が等しい構造とすることで可能となる。
したがって、以上の構成により、撮像画素にキズ画素を生じることなく焦点検出用画素を配置することができ、高画質な画像と位相差方式の焦点検出機能を両立することが可能となる。
図5において、結像光学系の絞り値が大きくなると、射出瞳400が小さくなり、光軸付近の光束しか通過しなくなる。絞り値が大きい場合でも、デフォーカス量を検出可能にするには、図8に示したA画素の第1副画素の瞳強度分布とB画素の第1副画素の瞳強度分布が、光軸近傍で十分大きな受光強度を有する必要がある。このため、第1光電変換部と第2光電変換部を合わせた受光面の重心が、第1光電変換部の受光面に含まれることが望ましい。
図18の破線グラフでSi層の厚さ400nmでの分光吸光度を示す。第1光電変換部と第2光電変換部の双方でB(青)に対応する波長450〜470nmの光の約75%以上を受光するには、第1半導体層の深さを400nm以上にすることが望ましい。また、図18の実線グラフでSi層の厚さ1500nmでの分光吸光度を示す。第1光電変換部と第2光電変換部の双方でG(緑)に対応する波長520〜540nmの光の約75%以上を受光するには、第1半導体層の深さを1500nm以上にすることが望ましい。また、図18の鎖線グラフでSi層の厚さ3500nmでの分光吸光度を示す。第1光電変換部と第2光電変換部の双方でR(赤)に対応する波長620〜640nmの光の約75%以上を受光するには、第1半導体層の深さを3500nm以上にすることが望ましい。
図9に示した本実施例形態における画素Aの概略平面図のc−c断面を、図10に示す。図10の上部に画素構造の概略断面図を示し、下部にエネルギー準位の概略図を示す。
図10で、φp、φnは、それぞれ電源電圧であり、φn>φpである。φTpは第1副画素の転送ゲート電圧、φRpは第1副画素のp+FDのリセットゲート電圧、φSpは第1副画素の選択ゲート電圧、φLpは第1副画素のライン選択ゲート電圧である。また、φTnは第2副画素の転送ゲート電圧、φRnは第2副画素のn+FDのリセットゲート電圧、φSnは第2副画素の選択ゲート電圧、φLnは第2副画素のライン選択ゲート電圧である。
以下、本実施形態の第1副画素の蓄積動作制御について説明するが、第2副画素についても同様である。
まず、第1副画素のフォトダイオードPD1をリセットするために、全行の転送ゲート電圧φTpとリセットゲート電圧φRpを同時にONにする。転送ゲート電圧φTpとリセットゲート電圧φRpを同時にOFFした瞬間から、蓄積動作が始まる。所望の時間だけ蓄積を行った後、全行の転送ゲート電圧φTpをONにし、再びOFFにすることで、各第1副画素の信号電荷が、一斉に、各第1副画素のp+FDに転送される。次に、行ごとに選択ゲート電圧φSpをON/OFFさせることにより、p+FDに転送された信号電荷が、行ごとに順次読み出される。また、ライン選択ゲート電圧φLnのON/OFFにより、読み出す列を選択して順次読み出される。
必要に応じて、第1副画素の転送ゲートと第2副画素の転送ゲートを接続して、共通化しても良い。共通化により、転送ゲート用の信号線を2本から1本に削減でき、画素の小画素化がより容易になる。
以上の構成により、撮像画素にキズ画素を生じることなく焦点検出用画素を配置することができ、高画質な画像と位相差方式の焦点検出機能を両立することが可能となる。
(第2の実施形態)
図11に本発明の第2の実施形態における画素Aの概略断面図を示す。図11に示すように、p型層(第1半導体層)とn型層(第2半導体層)の間に、キャリア密度の少ないp−イントリンシック層を挟んで、光電変換部をpin構造のフォトダイオードとしても良い。同様に、n型層(第2半導体層)とp+埋め込み層(第3半導体層)の間に、キャリア密度の少ないn−イントリンシック層を挟んで、光電変換部をpin構造のフォトダイオードとしても良い。光電変換部をpin構造とすることで、空乏層を拡大することができ、受光感度を向上させることができる。光電変換部をpin構造にすること以外は、第1の実施形態と同様である。
(第3の実施形態)
本発明の第3の実施形態における撮像素子の画素配列の概略図を図12に示す。図12の画素配列では、A画素群210、B画素群220、A’画素群230、B’画素群240が正方状に配列されている。いずれの種類の画素も、縦横4画素間隔で規則的に配列されている。このため、各第1副画素からの信号を、焦点検出用信号としてだけでなく、立体画像用の視差信号などとして取得する場合に、補間処理が行いやすくなる。画素配列以外は、第1の実施形態と同様である。
(第4の実施形態)
本発明の第4の実施形態における撮像素子の画素配列の概略図を図13に示す。図13の画素配列では、ベイヤー配列のG画素にのみ、第1副画素と第2副画素からなる第1の実施形態と同様の画素を形成している。第1副画素と第2副画素からなる画素を撮像素子に部分的に形成し、1画素あたりの信号線やトランジスタ数を削減することで、小画素化をより行いやすくなる。画素配列以外は、第1の実施形態と同様である。
(第5の実施形態)
本発明の第5の実施形態における画素Aの概略断面図を図14に示す。図14では、p型層311(第1半導体層)とn型層312(第2半導体層)の上部に、表面n+層313と表面p+層314を形成し、埋め込み型フォトダイオードとしている。埋め込み型フォトダイオードとすることで、界面順位によって発生する暗電流ノイズを抑制することができ、S/Nを向上することができる。埋め込み型フォトダイオードとすること以外は、第1の実施形態と同様である。
(第6の実施形態)
本発明の第6の実施形態における画素Aの概略断面図を図15に示す。図15では、配線層と反対側から受光する裏面照射型の撮像素子に、第1副画素と第2副画素からなる本発明の画素が形成されている。裏面照射型の撮像素子の場合、「第1半導体層の受光面の重心」とは、第1半導体層を受光面に垂直に射影した密度分布の重心のことである。また、「第1半導体層と第2半導体層を合わせた受光面の重心」とは、第1半導体層と第2半導体層を合わせた領域を受光面に垂直に射影した密度分布の重心のことである。本実施形態に示すように、裏面照射型の撮像素子の場合も、第1半導体層の受光面の重心が、第1半導体層と第2半導体層を合わせた受光面の重心と異なるように構成される。裏面照射型の撮像素子であること以外は、第1の実施形態と同様である。
(第7の実施形態)
本発明の第7の実施形態における撮像素子の画素配列の概略図を図16に示す。図16は、本実施形態の2次元CMOSセンサー(撮像素子)の画素配列を、4列×4行画素の範囲で示したものである。本実施形態において、図16に示した2行×2列の画素群250は、対角2画素にGの分光感度を有する画素250Gを配置し、他の2画素にRの分光感度を有する画素250RとBの分光感度を有する画素250Bを配置したベイヤー配列が採用されている。画素250R、250G、250Bは、それぞれ、視差画像用の4つの第1副画素と撮像用の1つの第2副画素から構成されている。
図16に示した撮像素子の1つの画素250Gを、撮像素子の受光面側(+z側)から見た平面図を図17(a)に示し、図17(a)のd−d断面を−y側から見た断面図を図17(b)に示す。
図17に示すように、本実施形態の画素250Gでは、n型層352(第2半導体層)がp型ウェル300(第3半導体層)に包含されるように形成され、さらに、4つのp型層351(第1半導体層)がn型層352(第2半導体層)に包含されるように、形成されている。4つのp型層351(第1半導体層)は、それぞれ、(−x,−y)、(x,−y)、(x,y)、(−x,y)方向に偏心している。より詳しくは、p型層351(第1半導体層)が、複数の部分半導体層に分割されており、少なくとも1つの部分半導体層の受光面の重心が、複数の部分半導体層からなるp型層351(第1半導体層)と1つのn型層352(第2半導体層)を合わせた受光面の重心と異なるように偏心されて構成されている。ここで、第1半導体層と第2半導体層の極性は異なり、第1半導体層と第3半導体層の極性は等しい。これら以外は、第1の実施形態と同様である。以上の構成により、撮像画像と同時に、視差画像を取得することが可能となる。
本発明に係わる撮像素子は、それぞれの画素が、第1半導体層2半導体層3半導体層と、マイクロレンズとを備え、前記第1半導体層が前記第2半導体層に包含され、前記第2半導体層が前記第3半導体層に包含されている、複数の画素を有する撮像素子であって、前記第1半導体層が、複数の部分半導体層に分割されており、少なくとも1つの前記部分半導体層の受光面の重心位置が、前記第1半導体層と前記第2半導体層を合わせた受光面の重心位置と異なることを特徴とする。

Claims (6)

  1. それぞれの画素が、第1半導体層を有する第1副画素と、前記第1半導体層と極性が異なる第2半導体層を有する第2副画素と、前記第1半導体層と極性が等しい第3半導体層と、マイクロレンズとを備え、前記第1半導体層が前記第2半導体層に包含され、前記第2半導体層が前記第3半導体層に包含されている、複数の画素を有する撮像素子であって、
    前記第1半導体層の受光面の重心位置が、前記第1半導体層と前記第2半導体層を合わせた受光面の重心位置と異なることを特徴とする撮像素子。
  2. それぞれの画素が、第1半導体層を有する第1副画素と、前記第1半導体層と極性が異なる第2半導体層を有する第2副画素と、前記第1半導体層と極性が等しい第3半導体層と、マイクロレンズとを備え、前記第1半導体層が前記第2半導体層に包含され、前記第2半導体層が前記第3半導体層に包含されている、複数の画素を有する撮像素子であって、
    前記第1半導体層が、複数の部分半導体層に分割されており、少なくとも1つの前記部分半導体層の受光面の重心位置が、前記第1半導体層と前記第2半導体層を合わせた受光面の重心位置と異なることを特徴とする撮像素子。
  3. 前記第1半導体層と前記第2半導体層より前記マイクロレンズ側に、カラーフィルターを有することを特徴とする請求項1または2に記載の撮像素子。
  4. 前記第1半導体層と前記第2半導体層を合わせた受光面の重心位置が、前記第1半導体層の受光面に含まれることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の撮像素子。
  5. 異なる色の前記カラーフィルターを有する少なくとも2つの前記画素で、前記第1半導体層と前記第2半導体層の構造が共通であることを特徴とする請求項3に記載の撮像素子。
  6. 請求項1乃至5のいずれか1項に記載の撮像素子を備えたことを特徴とする撮像装置。
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