JP2014169160A - 用紙後処理装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】ワイヤーハーネス不要で低コストかつ省スペースとなる紙処理ユニットを有する用紙後処理装置を提供する。
【解決手段】用紙後処理装置1のホーム位置を基準に移動可能なステープルユニット14に、蓄電手段を有する電源201と、電源への充電および本体制御手段101から紙処理情報を受信するコネクタ200と、紙処理情報に基づいて紙処理のタイミングを検出する処理開始通知手段205と、処理開始通知手段205が出力した開始信号に基づいてモータドライバ202を制御する制御信号発信手段204と、を有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像形成装置、又は画像形成装置等に併設される用紙後処理装置に関する。
従来、複写機等の画像形成装置から搬送された用紙をスタックトレイ上に一時積載し、整合手段による整合、綴じ手段による綴じ処理後、排紙トレイ上に順次積載する用紙後処理装置が既に知られている。
綴じ手段などの一例として針で綴じるステープラがある。ステープラは、紙処理ユニットとしてのステープルユニットの位置を移動させることで様々な用紙サイズに対応できたり、1個のステープルユニットで2箇所以上の綴じ処理ができるようになっている。移動可能なステープルユニットは、モータおよび内部クリンチの位置を示すセンサ、針詰まり検知センサ等を搭載しているだけである。したがって、ステープルユニットを打針動作させるためには、モータやセンサ等を動作させる電力をしたり、ステープルユニット内のセンサ情報等を後処理装置本体に知らせるための制御信号等を出力する必要がある。そのため、電力の供給や制御信号の伝送には電線それを束ねたワイヤーハーネスが用いられていた。
しかしながら、ステープルユニットは移動するため、ワイヤーハーネスはステープルユニットが移動する度に屈曲・伸張を繰り返す。特に屈曲・伸張が常に同じ点にかかり折り曲げ角度が大きくなると、電線に繰り返しかかる負荷が大きくなるため、折り曲げ疲労により断線してしまう可能性が高くなる。そのため、機器内でのスペースを確保してワイヤーハーネスの屈曲半径を大きくすることで折り曲げ角度を小さくしたり、ワイヤーハーネスの這い回し方法を工夫したり、折り曲げに強い電線を選択するなど工夫してきた。
上記のような工夫を行っても、規定した回数動作した場合での耐久性の確保を確認するために耐久試験を実施しなければならないなど開発工数が多くかかるといった課題がある。そこで、そのような課題を解決するために、ステープルユニットに充電電池などの電源を搭載して電力の供給を賄い、モータを制御する信号やセンサ信号の無線で伝送する無線通信手段を後処理装置本体およびステープルユニットに搭載して、ワイヤーハーネスを不要とする技術が知られている(例えば、特許文献1参照)。
しかしながら、ステープルユニットの位置の指示やステープルモータの動作を制御するためにワイヤーハーネスを使用せずに実現させる手段として、無線通信手段を利用する場合以下のような問題がある。
家電用リモコンなどに利用される安価な無線通信手段である赤外線通信では、距離や遮蔽物による影響が大きく、ステープルユニットがどの位置にあっても常に安定した受信を実現するには、送信機および受信機の設置条件がシビアとなりそのためのスペースが大きくなるという問題がある。
電波式の通信は、距離や遮蔽物に対する影響は赤外線通信に比べて小さいが、赤外線通信に比べ部品が高価であり、高価な無線通信機および符号装置を用紙後処理装置とステープルユニットそれぞれに搭載せねばならず高コストとなるという問題がある。
本発明はかかる問題を解決することを目的としている。
すなわち、本発明は、ワイヤーハーネス不要で低コストかつ省スペースとなる紙処理ユニットを有する用紙後処理装置を提供することを目的としている。
上記に記載された課題を解決するために請求項1に記載された発明は、ホーム位置を基準に移動可能な紙処理ユニットを有する用紙後処理装置において、前記紙処理ユニットが、前記紙処理ユニット自身が動作するために必要な電力を蓄える蓄電手段と、前記蓄電手段へ充電する電力が給電されるとともに、前記紙処理ユニットが動作する位置情報を含む紙処理情報が入力される第1の接続手段と、前記紙処理情報に基づいて紙処理開始のタイミングを検出する紙処理開始通知手段と、前記紙処理開始通知手段が検出した紙処理開始のタイミングに基づいて所定の紙処理を行う処理手段と、を有し、前記紙処理ユニットの移動経路上の予め定めた所定の位置で前記第1の接続手段と電気的に接続され、前記蓄電手段を充電するための電力を給電するとともに前記紙処理情報を出力する第2の接続手段を有する、することを特徴とする用紙後処理装置である。
請求項1に記載の発明によれば、紙処理ユニットは、蓄電手段からの電力供給によって動作することができる。また、予め伝送された紙処理情報に基づいて、紙処理ユニット自身が、紙処理開始のタイミングを検出し、所定の紙処理を行うことができる。したがって、ワイヤーハーネスが不要となり、無線通信も必要が無いので、低コストかつ省スペースとすることができる。
本発明の第1の実施形態にかかる用紙後処理装置の構成図である。 図1に示された用紙後処理装置の移動機構の構成示した斜視図である。 図1に示された用紙後処理装置の移動機構の構成を簡略化して示した平面図である。 図1に示された用紙後処理装置の機能ブロック図である。 図4に示された処理開始通知手段の機能ブロック図である。 図4に示された用紙後処理装置の動作を示すフローチャートである。 本発明の第2の実施形態にかかる用紙後処理装置の処理開始通知手段の機能ブロック図である。 図7に示された処理位置検知センサと遮光板の取り付け位置関係を示した平面図である。 図8の側面図である。 図7に示しされたタイマー回路の動作を示すタイミングチャートである。 本発明の第3の実施形態にかかる用紙後処理装置の平面図である。 図11の側面図である。 図11に示された平面図においてカバー部が移動した際を示す平面図である。 図13の側面図である。 本発明の第4の実施形態にかかる用紙後処理装置の処理開始通知手段の機能ブロック図である。 図15に示された停止検知センサとシートの取り付け位置関係を示した平面図である。 図16の側面図である。 本発明の第5の実施形態にかかる用紙後処理装置の機能ブロック図である。 図18に示された異常通知手段と異常検出手段の構成を示した平面図である。 図19の側面図である。 図18に示された用紙後処理装置の変形例を示した機能ブロック図である。 コネクタを他端部に設けた例を示す平面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明の第1の実施形態を、図1乃至図7を参照して説明する。図1は、本発明の第1の実施形態にかかる用紙後処理装置の構成図である。図2は、図1に示された用紙後処理装置の移動機構の構成示した斜視図である。図3は、図1に示された用紙後処理装置の移動機構の構成を簡略化して示した平面図である。図4は、図1に示された用紙後処理装置の機能ブロック図である。図5は、図4に示された処理開始通知手段の機能ブロック図である。図6は、図4に示された用紙後処理装置の動作を示すフローチャートである。図7は、本発明の第2の実施形態にかかる用紙後処理装置の処理開始通知手段の機能ブロック図である。
図1に、本発明の第1の実施形態にかかる用紙後処理装置1を示す。図1に示された用紙後処理装置1は、用紙搬送路Lと、排紙トレイ6と、ステープルトレイ9と、ステープルユニット14と、を有している。
用紙搬送路Lは、入口ローラ対2a、2bと、中継ローラ対3a、3bと、シフトローラ対4a、4bと、排紙ローラ対5a、5bと、センサS1、S2と、を有している。入口ローラ対2a、2bは、入口ローラ2aと入口ローラ2bとからなるローラ対である。入口ローラ対2a、2bは、用紙搬送路Lの入口付近に設けられ、画像形成装置等から排出された用紙を用紙搬送路Lに導入する。中継ローラ対3a、3bは、中継ローラ3aと中継ローラ3bとからなるローラ対である。中継ローラ対3a、3bは、用紙搬送路Lの入口ローラ対2a、2bよりも下流に設けられ、用紙をシフトローラ対4a、4bに搬送する。シフトローラ対4a、4bは、シフトローラ4aとシフトローラ4bとからなるローラ対である。シフトローラ対4a、4bは、シフト排紙モードの場合に中継ローラ対3a、3bから搬送されてきた用紙を搬送方向に対して垂直な方向にシフトする。
排紙ローラ対5a、5bは、排紙ローラ5aと排紙ローラ5bとからなるローラ対である。排紙ローラ対5a、5bは、シフトローラ対4a、4bよりも下流に設けられ、シフトローラ対4a、4bでシフト処理された用紙を排紙トレイ6に排出する。排紙ローラ5aは、排紙ローラ5bと接離自在に可動するように構成され、シフトローラ対4a、4bから搬送されてきた用紙をニップし(挟んで)排紙トレイ6に排出する。
センサS1、S2は、例えば光学式のセンサで構成されている。センサS1は、入口ローラ対2a、2bと、中継ローラ対3a、3bとの間、センサS2は、中継ローラ対3a、3bと、シフトローラ対4a、4bとの間に設けられている。センサS1、S2は用紙搬送路Lにおける用紙の有無を検出している。
排紙トレイ6は、可動トレイ6aと、固定部6bと、エンドフェンス7と、紙押さえ8と、センサS3、S4と、を有している。
可動トレイ6aは、図1の略上下方向に可動するように構成されており、排紙ローラ対5a、5bから排出された用紙が積載される。固定部6bは、可動トレイ6aの移動方向の下端に可動トレイ6aと平行に設けられている。エンドフェンス7は、可動トレイ6a、固定部6bと略垂直になるように設けられており、用紙の搬送方向で後端部を支持することで可動トレイ6aに積載されている用紙を揃える。
紙押さえ8は、エンドフェンス7から突出するように設けられた紙押さえ部とセンサ被検出部とから構成されている。センサS3は、例えば光学式のセンサで構成されている。センサS3は、通常紙押さえ8のセンサ被検出部と接している。紙押さえ8の紙押さえ部に用紙が接触して用紙を押さえるようになると、センサ被検出部がセンサS3から離れる。センサS3は、これを検出して図示しない可動トレイ6aの駆動部に出力して可動トレイ6aを下降させる。
センサS4は、例えば光学式のセンサで構成されており、可動トレイ6aのフィラー6sを検出する。センサS4がフィラー6sを検出すると、可動トレイ6aが移動範囲の下端に到達して排紙トレイ6が満杯になったことを可動トレイ6aの駆動部に出力して可動トレイ6aを停止させる。
ステープルトレイ9は、叩きコロ10と、ジョガー11と、リバースコロ12と、基準フェンス13と、センサS5、S6と、を有している。
ステープルトレイ9は、後述するステープルユニット14により綴じ処理が施される用紙が積載される。叩きコロ10は、振り子運動を行うように移動可能に構成され、ステープルトレイ9上に排出された用紙を、図1の矢印C方向に押し戻す。リバースコロ12は、ステープルトレイ9に積載されている用紙の後端を基準フェンス13に突き当てる。基準フェンス13は、ステープルユニット14で綴じ処理を行うための基準位置に用紙を揃えるためのフェンスであり、ステープルトレイ9のステープルユニット側に設けられている。ジョガー11は、用紙の幅(用紙の搬送方向と垂直な方向)の揃え処理を行なうことで用紙束を揃える。
センサS5は、例えば光学式のセンサで構成されており、ステープルトレイ9上の用紙の有無を検出する。センサS6は、例えば光学式のセンサで構成されており、ステープルトレイ9上の用紙後端を検出するセンサである。センサS6は、当該センサS6が用紙を検出している際に、ステープルユニット14が綴じ処理を行う。このようにすることで、ステープルユニット14の針詰まりを防止することができる。
ステープルユニット14は、図示しないステープラやステープラを動作させるモータおよびモータドライバや制御回路等を有している。図2と図3にステープルユニット14とステープルユニット14を移動させる移動機構50の構成を示す。なお、本実施形態では、紙処理ユニットとしてステープルユニット14で説明するが、それに限らない。例えば、用紙にパンチ穴を空けるパンチユニットや用紙を積載して積載方向に移動可能なスタッカトレイ等、用紙に対して移動しながら所定を処理を施すユニットであれば適用可能である。さらには紙処理ユニットとして複数の処理機能(ステープルとパンチ等)を有するように構成してもよい。
移動機構50は、レール15と、ステープル移動モータ16と、ギア17a、17b、17c、17dと、ローラ17eと、ベルト18と、センサ19と、を有している。
レール15は、用紙搬送方向に対して直交する方向に延在し、ステープルユニット14を、用紙搬送方向に対して直交する方向に案内する。ステープル移動モータ16は、ステープルユニットを移動させるための駆動手段である。ギア17a、17b、17c、17dは、レールの一端側に設けられ、ステープル移動モータ16の駆動力をベルト18に伝達するためのギア機構である。ローラ17eは、レールの他端側に設けられ、ギア17dとともにベルト18の張架を行う張架ローラである。
ベルト18は、ステープル移動モータ16の駆動力により移動する無端ベルトである。ベルト18は、張架された状態で長手方向がレールと17と平行となっている。また、ベルト18にはステープルユニット14が固定されており、ベルト18の移動によってステープルユニット14がレール15に沿って直線移動する。センサ19は、ホーム位置に設けられ、ステープルユニット14がホーム位置にあるか否かを検出するセンサであり、例えば光学式のセンサで構成されている。本実施形態では、ホーム位置はレール15の他端側としているが一端側や中間位置等適宜定めればよい。
上述したように構成された用紙後処理装置1は、シフト排紙モード及びステープル排紙モードの動作モードを選択することができる。シフト排紙モードは、受け入れた用紙を入口ローラ対2a、2bにより用紙搬送路Lに導入した後、中継ローラ対3a、3bを経由して、シフトローラ対4a、4bに導入される。
そして、用紙は排紙ローラ対5a、5bに搬送される。このとき排紙ローラ5aがニップを開放した状態で用紙を受け入れる。センサS1が用紙有り状態から無し状態に変化したことをトリガーとして、一定時間経過後の用紙後端が中継ローラ対3a、3bを抜けたタイミングで、シフトローラ対4a、4bが搬送方向に対して垂直方向にシフトして、用紙を搬送方向と垂直な方向にシフトする。
そして、シフトローラ対4a、4bによる用紙シフト処理が完了した後、排紙ローラ5aが用紙をニップし、排紙ローラ対5a、5bにより排紙トレイ6に排出する。
ステープルモードは、シフト排紙モード同様、受け入れた用紙を入口ローラ対2a、2bにより用紙搬送路Lに導入した後、中継ローラ対3a、3bと、シフトローラ対4a、4bを経由してステープルトレイ9上に排出する。このとき、用紙は排紙ローラ対5a、5bはニップを開放した状態で用紙を受け入れる。
そして、ステープルトレイ9上に排出された用紙は、叩きコロ10によって矢印C方向に用紙を押し戻す。続けて、用紙後端をリバースコロ12によって基準フェンス13に突き当て、さらにジョガー11で用紙の幅揃え処理を行なうことで用紙束を揃える。
そして、ステープルトレイ9上に画像形成装置等より指示された枚数の用紙が積載されると、ステープルユニット14により用紙束に綴じ処理を施す。綴じ処理が完了すると、排紙ローラ対5a、5bが用紙束をニップし、排紙トレイ6上に放出する。
この綴じ処理の際に、ステープル移動モータ16を駆動してステープルユニット14をレール15に沿って直線移動させることで、端綴じ、2箇所綴じなどの複数箇所の綴じ処理が可能となる。また、電源投入直後や、ステープル動作が完了した後にはホーム位置にステープルユニット14を戻すため、センサ19の出力信号を利用してステープルユニット14がホーム位置にいるのか否かを判断することができる。
次に、上述した構成の用紙後処理装置1において、紙処理ユニットとしてステープルユニット14を一例とした機能ブロック構成と動作を図4乃至図6を参照して説明する。
図4に示したように、用紙後処理装置1は、本体制御手段101と、給電手段102と、コネクタ103と、を有している。以降、ステープルユニット14として移動する部分以外を本体側と称する。前記した本体制御手段101と、給電手段102と、コネクタ103と、は本体側に設けられている。
本体制御手段101は、例えばCPU(Central Processing Unit)や、RAM(Random Access Memory)、ROM(Read Only Memory)等のメモリ等を有するマイクロコンピュータ等で構成されている。本体制御手段101は、用紙後処理装置1の全体制御を司る。本体制御手段101は、例えば、ステープル移動モータ16を制御して、ステープルユニット14を移動させたり、コネクタ103を介してステープルユニット14との間で後述する紙処理情報等の各種情報の送受信を行ったりする。
給電手段102は、コネクタ103を介して、ステープルユニット14の電源201を構成する二次電池等の蓄電手段を充電するための電力を給電する。また、給電手段102は、コネクタ103を介して、電源201の蓄電手段の充電量を確認することができる。
第2の接続手段としてのコネクタ103は、予め定めた所定の位置としてホーム位置に設けられ、後述するステープルユニット14のコネクタ200を電気的に接続するためのコネクタである。コネクタ103は、給電手段102からの供給電力をコネクタ200に伝達するとともに、本体制御手段101から送信された紙処理情報をコネクタ200に伝達する。即ち、蓄電手段を充電するための電力を給電するとともに紙処理情報を出力する。なお、コネクタ103の設置位置はホーム位置に限らない。ステープルユニット14の移動経路上であれば任意の位置に設けてもよい。勿論コネクタ200と電気的に接続可能な位置であることは言うまでも無い。また、ステープルユニット14の移動経路上とは、レール15に沿った位置に限らず、ステープルユニット14の移動の両端において、ステープルユニット14と電気的接続可能な位置も含む。つまり、ステープルユニット14の移動範囲で電気的接続可能な位置であれば移動経路上に含まれる。
ステープルユニット14は、電源201と、モータドライバ202と、DCモータ203と、制御信号発信手段204と、処理開始通知手段205と、センサ206と、コネクタ200と、を有している。
電源201は、二次電池またはキャパシタなどの充電可能な蓄電手段を有する電源であり、コネクタ200を介して給電手段102から供給された電力が蓄電手段に充電される。また、ステープルユニット14がホーム位置に無い場合は、蓄電手段に蓄えられている電力をステープルユニット14内に供給する。蓄電手段の容量は、用紙後処理装置1が用紙1部に対して実施する最大処理箇所数の処理が行える電力量以上であればよい。即ち、紙処理ユニット自身が動作するために必要な電力を蓄える。
モータドライバ202は、制御信号発信手段204からの制御により、DCモータ203を駆動する駆動信号を出力する。
DCモータ203は、図示しないステープラを駆動させて針を用紙に打針するための駆動源であり、モータドライバ202によって駆動される。
制御信号発信手段204は、本体制御手段101と同様にマイクロコンピュータ等で構成され、ステープルユニット14の制御を司る。制御信号発信手段204は、コネクタ200を介して本体制御手段101から受信した紙処理情報(詳細は後述する)と、処理開始通知手段205およびセンサ206から入力される信号に基づいて、モータドライバ202を制御する。即ち、制御信号発信手段204、モータドライバ202、DCモータ203および図示しないステープラが処理手段として機能する。
紙処理開始通知手段としての処理開始通知手段205は、図5に示したように、選択設定回路207と、記憶手段208と、カウンター回路209と、を有している。
選択手段としての選択設定回路207は、制御信号発信手段204から出力される処理条件に基づいて記憶手段208に記憶されているカウント設定データを選択して、カウンター回路209に設定する。即ち、紙処理情報に基づいて設定値格納手段に格納されている設定値を選択して時限式回路に設定する。この処理条件は、具体的には、ステープルユニット14がホーム位置に位置付けられている際に制御信号発信手段204が本体制御手段101から取得した紙処理情報(処理種類、処理数、処理位置(位置情報)、用紙サイズ情報など)である。
設定値格納手段としての記憶手段208は、例えばRAM等のメモリやレジスタなどの記憶手段で構成されている。記憶手段208は、ステープルユニット14が移動開始してから紙処理位置に到着するまでの時間をカウンター回路209のカウント数に変換したカウント設定データが、処理条件毎に複数記憶されている。即ち、処理内容に応じて紙処理開始まで時間を示す設定値が格納されている。このカウント設定データは、ホーム位置からの移動時間に限らず、紙処理位置が複数ある場合に用いる現在位置から次の位置までの相対的な移動時間も設定されている。そして、最初の処理か否かによってホーム位置からの移動時間か、相対的な移動時間かが選択設定回路207によって選択される。
時限式回路としてのカウンター回路209は、選択設定回路207から設定されたカウント設定データのカウント数をカウント後に開始信号を制御信号発信手段204に出力する。つまり、紙処理情報に基づいて紙処理開始のタイミングを検出している。なお、本実施形態では、時限式回路としてカウンター回路を用いているが、時間を示す設定値を設定して計時することができる回路であれば他の回路方式でもよい。
図4の説明に戻る。センサ206は、針の有無や、ステープラのホームポジション検知などに用いられるセンサである。ステープラのホームポジション検知は、例えば、ステープラが打針状態にあるのか、打針してなくホームポジションにあるのかを検知する。即ちセンサ206は、1つのセンサに限らず複数のセンサで構成される場合もある。
第1の接続手段としてのコネクタ200は、ステープルユニット14がホーム位置に位置付けられている際にコネクタ103と電気的に接続されるコネクタである。コネクタ200は、給電手段102からコネクタ103を介して供給された電力を電源201に出力するとともに、本体制御手段101からコネクタ103を介して伝達された紙処理情報を制御信号発信手段204に出力する。即ち、蓄電手段へ充電する電力が給電されるとともに、紙処理ユニットが動作する位置情報を含む紙処理情報が入力される。なお、コネクタ200とコネクタ103は、両コネクタの端子同士が接触するものに限らず、電磁誘導方式などの非接触型としてもよい。
次に、上述した構成のステープルユニット14の動作を図6のフローチャートを参照して説明する。図6に示したフローチャートは、ステープルユニット14はホーム位置にいる状態から開始する。また、ホーム位置にいる時には給電手段102によってステープルユニット14の電源201が充電されている。
まず、ステップS100において、紙処理実施が必要な印刷ジョブが開始されると、用紙後処理装置1の本体制御手段101は、ステープルユニット14の処理動作可否(針有無、針詰まり有無など)を確認するためコネクタ103を通じて、ステープルユニット14のセンサ206の検知結果(センサ情報)を入手する。また、本体制御手段101は、ステープルユニット14に処理種類、処理数、処理位置、用紙サイズ情報などを含む紙処理情報を制御信号発信手段204にコネクタ103を介して出力し、制御信号発信手段204はその情報を記憶する。
次に、ステップ101において、本体制御手段101は、ステープルユニット14の電源201の充電量を確認する。本体制御手段101には、例えば紙処理を1箇所実施するための必要な充電量など処理を実行するための基準となる充電量が予め記憶させており、確認した電源201の充電量と比較して必要な紙処理の充電量が確保できているかを判断する。そして、充電量が確保されている場合はステップS103に進み、確保されていない場合はステップS102に進む。
ステップS102において、電源201の充電量が処理に必要なだけ確保されていないので、電源201の充電を継続しステップS101に戻る。
一方、ステップS103において、充電量が確保されていた場合は、本体制御手段101がステープル移動モータ16(図2、図3を参照)を駆動してステープルユニット14の移動を開始させる。このとき、処理開始通知手段205では、紙処理情報に基づいて、選択設定回路207によって記憶手段に記憶されているカウント設定データがカウンター回路209に設定され、カウントがスタートする。
次に、ステップS104において、本体制御手段101が紙処理実施位置までステープルユニット14を移動させると、それを処理開始通知手段205が検知し、制御信号発信手段204に開始信号を出力する。詳細には、紙処理実施位置まで移動された後にカウンター回路209が設定された値となり、カウンター回路209が開始信号を出力する。
次に、ステップS105において、制御信号発信手段204は、処理開始通知手段205からの開始信号およびセンサ206のセンサ情報から、モータドライバ202への制御信号を出力するか否かの判断を行う。そして、出力可能と判断した場合、センサ206のセンサ情報と組み合わせて、制御信号をモータドライバ202に出力する。モータドライバ202は、DCモータ203にモータ駆動信号を出力しステープラ等を駆動して紙処理を開始する。即ち、紙処理開始通知手段が検出した紙処理開始のタイミングに基づいて所定の紙処理を行う。なお、この出力可能との判断は、例えば、針の残量や、針詰まりなど、紙処理を行う際に支障が無く、かつ、開始信号が入力された場合に出力可能と判断する。
次に、ステップS106において、紙処理開始後、制御信号発信手段204はセンサ206のセンサ情報を確認し続けることで紙処理の完了を把握し、紙処理が完了したら動作停止の制御信号をモータドライバ202に出力して、DCモータ203の駆動を停止させる。紙処理の完了は、例えば、センサ206が、ステープラがホームポジションの状態にあることを検知した場合に完了と判断すればよい。そして、本体制御手段101と制御信号発信手段204に記憶されている処理箇所数を1つ減少させる。
次に、ステップS107において、本体制御手段101が、記憶されている紙処理箇所数から、残箇所の有無を確認し、残箇所が有る場合はステップS103に戻りステップS103〜S106を繰り返す。残箇所が無い場合はステップS108に進む。ここで、残箇所がある場合は、ステップS103におけるカウンター回路209へのカウント設定データが相対的な移動時間に対応した値が選択される。
次に、ステップS108において、紙処理の残箇所が無いので、本体制御手段101が、ステープル移動モータ16を駆動してステープルユニット14をホーム位置に戻す。なお、ステープルユニット14の紙処理実施位置での停止時間は予め決められており、停止して一定時間経過後、本体制御手段101がステープルユニット14を次の紙処理実施位置もしくはホーム位置へ移動させる。
次に、ステップS109において、ホーム位置に到着後、給電手段102により電源201の充電を開始する。
本実施形態によれば、用紙後処理装置1のホーム位置を基準に移動可能なステープルユニット14に、蓄電手段を有する電源201と、電源への充電および本体制御手段101から紙処理情報を受信するコネクタ200と、紙処理情報に基づいて紙処理のタイミングを検出する処理開始通知手段205と、処理開始通知手段205が出力した開始信号に基づいてモータドライバ202を制御する制御信号発信手段204と、を有する。このようにすることで、ステープルユニット14は、電源201からの電力供給によって動作することができる。また、予め伝送された紙処理情報に基づいて、紙処理開始のタイミングを検出し、綴じ処理などの所定の紙処理を行うことができる。したがって、ワイヤーハーネスが不要となり、無線通信も行わないので、低コストかつ省スペースとすることができる。
また、処理開始通知手段205は、紙処理開始のタイミングを検出するカウンター回路209と、処理内容に応じたカウンター回路209に設定するカウント設定データが格納されている記憶手段と、紙処理情報に基づいて記憶手段に格納されているカウント設定データを選択してカウンター回路209に設定する選択設定回路207と、を有する。このようにすることにより、ステープルユニット14内で紙処理開始のタイミングを検出することができ、紙処理開始位置の判断にステープルユニット14外のものを用いないため、ステープルユニット14単体のみで動作可能となる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2の実施形態にかかる用紙後処理装置1を図7乃至図10を参照して説明する。なお、前述した第1の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。図8は、図7に示された処理位置検知センサと遮光板の取り付け位置関係を示した平面図である。図9は、図8の側面図である。図10は、図7に示しされたタイマー回路の動作を示すタイミングチャートである。
本実施形態は、処理開始通知手段205における紙処理位置の検出方法が異なる。本実施形態にかかる処理開始通知手段の機能ブロック構成を図7に示す。
図7に示したように、処理開始通知手段205は、処理位置検知センサ210と、タイマー回路211と、を有している。処理位置検知センサ210は、例えば光学式センサで構成されている。処理位置検知センサ210は、後述する遮光板20によりセンサの発光部からの光が遮られるか否かに応じて出力値が変化する。
図8および図9に処理位置検知センサ210と遮光板20の取り付け位置関係を示す。図8は、用紙後処理装置1の上部から見た平面図、図9は、図8の側面図である。第1の実施形態で説明したように、用紙後処理装置1は、ステープルトレイ9に用紙21が積載され、基準フェンス13に突き当て、ジョガー11にて揃えられる。その後、綴じ処理を開始するために、用紙後処理装置1本体の本体制御手段101がステープル移動モータ16を駆動させることでベルト18を駆動させて、ステープルユニット14をホーム位置からレール15に沿って紙処理を行う位置に移動させる。
ここで、本実施形態では、レール15に沿って遮光板20が複数設置されている。位置表示手段としての遮光板20の設置位置はステープルユニット14が紙処理を行う位置(紙処理位置)となっている。即ち、紙処理ユニットが移動する経路に沿って設けられ、紙処理ユニットが移動する紙処理を行う位置(経路上の位置)を示す。遮光板20は、図9に示したように、用紙後処理装置1の本体筐体22から突出するように設けられている取付部20aに取り付けられている。つまり、遮光板20は、本体側に設けられている。なお、遮光板20は、紙処理を行う位置数に応じて設置されるため、本実施形態では複数としているが、勿論1つであってもよい。
検知手段としての処理位置検知センサ210は、図9に示したように、凹部が形成され、この凹部に遮光板20が進入すると処理位置検知センサ210を構成する光学式センサの発光部の光が受光部に届かないように遮られる。つまり、処理位置検知センサ210が遮光板20の位置に到達すると、光が遮られることで処理位置検知センサ210の出力値が変化するため、紙処理位置を検知することができる。即ち、処理位置表示手段を検知することができる。
タイミング検出手段としてのタイマー回路211は、処理位置検知センサ210の出力信号が入力される。ステープルユニット14が処理位置にいることを検知した場合、タイマー回路内211のコンデンサに電荷が蓄えられるようにする。逆に処理位置にいない場合にはコンデンサには電荷が蓄えられない。そして、コンデンサの端子電圧が予め定めた設定電圧以上になった場合に、開始信号を出力する。即ち、検知手段が連続して位置表示手段を検知している期間を計時し、予め定めた所定時間計時したときに紙処理開始のタイミングの検出とする。
処理位置検知センサ210と、タイマー回路211と、の動作を図10のタイミングチャートを参照して説明する。図10は、処理位置検知センサ210の出力信号と、タイマー回路211内のコンデンサ端子電圧と、開始信号と、を示している。図10に示したように、処理位置を通過しただけでは、コンデンサには一時電荷が蓄えられるがすぐにセンサは検知しなくなり放電されるため、コンデンサの端子電圧は低いままである。しかし紙処理を実施するために処理位置に停止すると、処理位置検知センサ210は検知し続けるので、コンデンサに電荷が蓄え続けられて端子電圧が上昇する。そして、ある一定時間続くと端子電圧が設定電圧以上になり開始信号を出力させることができる。
本実施形態によれば、処理開始通知手段205は、紙処理を行う位置を検知する処理位置検知センサ210と、処理位置検知センサ210の検知期間を計時するタイマー回路211と、を有している。また、ステープルユニット14が移動する経路に沿って、処理位置検知センサ210が検知する遮光板が設けられている。そして、タイマー回路211が、処理位置検知センサ210が一定時間検知し続けたときに紙処理開始のタイミングの検出とするので、紙処理開始位置の判断をセンサとタイマー回路だけの簡単な構成及び制御方法で実現でき、より低コスト化が可能となる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3の実施形態にかかる用紙後処理装置1を図11乃至図14を参照して説明する。なお、前述した第1、第2の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。図11は、本発明の第3の実施形態にかかる用紙後処理装置の平面図である。図12は、図11の側面図である。図13は、図11に示された平面図においてカバー部が移動した際を示す平面図である。図14は、図13の側面図である。
本実施形態では、用紙詰まりが発生した場合、用紙後処理装置1をスライドレール23に沿ってスライド移動させて用紙後処理装置1内部にアクセスできるようになっている。つまり、用紙後処理装置1の本体筐体22が、用紙搬送路L、排紙トレイ6、ステープルトレイ9、ステープルユニット14等が設けられているカバー部22aと、スライドレール23が固定されている本体部(不図示)と、で構成されている。そして、カバー部22aがスライドレール23に沿って移動可能に構成されている。
スライドレール23は、レール15、即ち、ステープルユニット14の移動方向と直交する方向に延在している。つまり、カバー部22aはステープルユニット14の移動方向と直交する方向に移動する。また、カバー部22aは、該カバー部22aに固定され、スライドレール23のレール部分を移動することができるコロ等の移動部材(不図示)を有している。
また、本実施形態では、図11などに示したように、複数の遮光板20は、スライドレール23に固定されてレール15と平行な方向に延在する支持部材24に固定されている。遮光板20の設置位置は第2の実施形態と同様にステープルユニット14の紙処理位置となっている。
図13および図14はカバー部22aが移動した際の図面である。図13および図14に示したように、カバー部22aが図の矢印の方向に移動すると、用紙搬送路L、排紙トレイ6、ステープルトレイ9、ステープルユニット14等のカバー部22aに設けられている部分も矢印の方向に移動する。一方、支持部材24に固定されている遮光板20は、支持部材24がスライドレール23に固定されているため、移動しない。このとき、移動時に支持部材24が支障とならないように、カバー部22aには、切り欠け部22a1が形成されている(図12および図14参照)。
即ち、ステープルユニット14が移動するのに対して遮光板20が固定されていることで、ステープルユニット14から見て、遮光板20がステープルユニット14から相対的に離れる(退避する)こととなる。したがって、スライドレール23と支持部材24が、遮光板20(処理位置表示手段)を処理位置検出センサ(検知手段)が検知する範囲外に退避させる退避手段として機能する。
このように、カバー部22a、即ち、ステープルユニット14が移動しても、遮光板20は移動しないので、ステープルユニット14が移動した状態において、ステープルユニット14の処理位置検知センサ210が紙処理位置を検知することがない。
本実施形態によれば、カバー部22aが移動する際には、処理位置検知センサ210の検知範囲外となるように、スライドレール23に固定された支持部材24に遮光板20が固定されている。このようにすることにより、用紙後処理装置1のスライドや、ドア又はカバー等の開放時などに、ステープルユニット14が動作しなくなるため、誤動作を防止することができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4の実施形態にかかる用紙後処理装置1を図15乃至図17を参照して説明する。なお、前述した第1〜第3の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。図15は、本発明の第4の実施形態にかかる用紙後処理装置の処理開始通知手段の機能ブロック図である。図16は、図15に示された停止検知センサとシートの取り付け位置関係を示した平面図である。図17は、図16の側面図である。
本実施形態は、処理開始通知手段205における紙処理位置の検出方法が異なる。本実施形態にかかる処理開始通知手段の機能ブロック構成を図15に示す。
図7に示したように、処理開始通知手段205は、停止検知センサ212と、タイマー回路213と、を有している。停止検知センサ212は、例えば光学式センサで構成されている。停止検知センサ212は、後述するシート25によりセンサの発光部からの光が遮られるか否かに応じて出力値が変化する。
図16および図17に停止検知センサ212とシート25の取り付け位置関係を示す。図16は、用紙後処理装置1の上部から見た平面図、図17は、図16の側面図である。第1の実施形態で説明したように、用紙後処理装置1は、ステープルトレイ9に用紙21が積載され、基準フェンス13に突き当て、ジョガー11にて揃えられる。その後、綴じ処理を開始するために、用紙後処理装置1本体の本体制御手段101がステープル移動モータ16を駆動させることでベルト18を駆動させて、ステープルユニット14をホーム位置からレール15に沿って紙処理を行う位置に移動させる。
シート25は、図16に示したように、透明なシートに長手方向に向かって一定間隔で黒スジが複数印刷等により形成されている。そして、このシート25は、図16に示したように、レール15に沿って(長手方向がレール15と平行となるように)設置されている。そして、シート25は、後述するようにステープルユニット14の停止位置を示している。
停止検知センサ212は、図17に示したように、凹部が形成され、この凹部にシート25が進入するように設けられている。したがって、停止検知センサ212がシート25の黒スジを検出するか否かで光が遮られるか否かが変化するため出力値が変化する。即ち、被検知手段を検知する。
タイマー回路213は、停止検知センサ212の出力信号が入力される。例えば、停止検知センサ212からは、シート25の黒スジを検知した場合には電圧がHiレベルの信号、透明部分が検知された場合には電圧がLoレベルの信号が出力されるとする。タイマー回路213はその出力の変化からの時間を計測し、一定時間変化がない場合に開始信号を出力する。タイマー回路213は、停止検知センサ212の出力信号の変化が止まったことに対して一定時間が経過したことを計測できるものであればよく、例えばカウンターを用いたものでもコンデンサの端子電圧を用いたものでもよい。
ステープルユニット14が移動している時は、停止検知センサ212はHiとLoの出力が交互に変化し続ける。ステープルユニット14が紙処理位置に停止したときは、停止検知センサ212の出力は変化しなくなりため、タイマー回路213が一定時間計測後に開始信号を出力することで紙処理位置が検出できる。即ち、検知手段の検知信号に基づいて、紙処理ユニットの停止を検出し、停止が検出されたときに紙処理開始のタイミングの検出としている。
なお、ホーム位置で停止している際にも停止検知センサ212の出力が一定時間以上変化しない場合が有り得る。その場合は、例えば、ホーム位置を検知するセンサ19(図3参照)の出力を用いて、ホーム位置に停止している場合は停止検知センサ212の出力が一定時間以上変化しない場合でも開始信号を出力しないようにする。または、開始信号が出力されても紙処理を行わないようにするようにすればよい。あるいは、充電中を示す信号を電源201から制御信号発信手段204に出力するようにし、充電中は紙処理を行わないようにしてもよい。
本実施形態によれば、処理開始通知手段205は、停止検知センサ212と、黒スジが形成されたシート25と、停止検知センサ212の信号の変化が一定時間無いことを計測するタイマー回路213と、を有している。このようにすることにより、紙処理開始位置の判断をセンサとタイマー回路だけの簡単な構成で実現できる。また、第2の実施形態と比べてステープルユニット14の移動経路全ての箇所で停止したことを検知できるため、紙処理位置が常に決まっていない用紙後処理装置1においても使用が可能となる。
また、本実施形態も第3の実施形態と同様に、シート25を本体部に固定し、ステープルユニット14等をカバー部22aに設けて移動可能構成してもよい。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5の実施形態にかかる用紙後処理装置1を図18乃至図21を参照して説明する。なお、前述した第1〜第4の実施形態と同一部分には、同一符号を付して説明を省略する。図18は、本発明の第5の実施形態にかかる用紙後処理装置の機能ブロック図である。図19は、図18に示された異常通知手段と異常検出手段の構成を示した平面図である。図20は、図19の側面図である。図21は、図18に示された用紙後処理装置の変形例を示した機能ブロック図である。
本実施形態では、第1の実施形態の図4の機能ブロック図に対して異常通知手段214と異常検出手段104が追加されている点が異なる。異常通知手段214は、ステープルユニット14が有し、異常検出手段104は本体側に有する。
異常通知手段214は、制御信号発信手段204が出力したエラー信号に基づいて異常検出手段104に通知する。エラー信号は、例えばセンサ206で異常が発見された場合および電源201の充電量が不足している場合に制御信号発信手段204が出力する。即ち、紙処理ユニットの異常を通知する。
異常通知手段214は、図19および図20に示したように、ソレノイドなどの駆動手段にて可動する遮光板で構成される。異常通知手段214は、ステープルユニット14の下部に設けられ、ソレノイドの可動鉄心部に遮光板が取り付けられた形状とする。通常はステープルユニット14内に格納され、異常通知時にはステープルユニット14外に飛び出るようになっている。つまり、ステープルユニット14の外観を一部変化させる。
異常検出手段104は、異常通知手段214からの異常通知を検出して異常検出信号を本体制御手段101に出力する。
異常検出手段104は、図19および図20に示したように、本体筐体22の両側面部に設けられている。異常通知手段214の遮光板の動作を検知する検知手段である。本実施形態では、光学式センサで発光部104aと受光部104bがステープルユニット14移動経路の両端にそれぞれ設けられ、発光部と受光部を結ぶ光路上に異常通知手段が位置付けられるようになっている。したがって、通常状態では発光部104aからの光を受光部104bで受光でき、異常通知手段214の遮光板が動作した際には、発光部104aの光が遮断され、受光部104bで受光できなくなる。
ステープルユニット14内で針詰まりや針不足などの異常が発生した時や、電源201の充電量不足を検知した時などに、制御信号発信手段204は、異常通知手段214を動作させて異常を異常検出手段104を介して本体制御手段101に知らせる。本体制御手段101はステープルユニット14動作中には常に異常検出手段104の状態を確認し、異常検出手段104から異常検出信号が出力された際にはステープルユニット14に異常が発生したと判断して、ステープルユニット14をホーム位置に退避させ、所定の異常処理を行う。
本実施形態によれば、ステープルユニット14が、該ステープルユニット14の異常を通知する異常通知手段214を有し、異常通知手段214が通知した異常を検出する異常検出手段104を有する。このようにすることにより、ステープルユニット14内の異常発生時にて、ワイヤーハーネスもしくは無線による通信が不要ながら即時に本体制御手段101に異常を通知することができるため、紙処理ミスなどの被害を少なくすることができる。
なお、上述した第5の実施形態では、ステープルユニット14内の異常を検出して本体制御手段101に通知していたが、図21に示すように、ステープルユニット14の紙処理完了を通知するようにしてもよい。図21には、ステープルユニット14に、完了通知手段215を有し、用紙後処理装置1本体が完了検出手段105を有する。
完了通知手段215は、紙処理位置での処理の完了を、完了検出手段105に通知する。完了通知手段215は、センサ206に含まれるステープラなどのホームポジションセンサなどを利用して、制御信号発信手段204から完了信号が入力される。完了検出手段105は、完了通知手段215からの完了通知を検出して完了検出信号を本体制御手段101に出力する。完了通知手段215と完了検出手段105の具体的構成は図19、図20と同様とすればよい。
このようにすることで、紙処理が完了したことを、ワイヤーハーネスもしくは無線による通信が不要ながら即時に本体制御手段に通知することができるため、処理完了後、即時に紙処理ユニットを移動させることで紙処理時間の短縮につながる。
また、上述した各実施形態では、ホーム位置、即ち、ステープルユニット14の移動範囲の一端部にコネクタ103が設けられていたが、図22に示したように他端部にも設けてもよい。即ち、2の接続手段が複数設けられ、第1の接続手段が、複数の第2の接続手段それぞれに対応して複数設けられている。このようにすることにより、接続手段が2箇所に増えることにより、ホーム位置から離れた位置で紙処理を実施する場合でも、給電位置までの距離を短くするができる。したがって、ステープルユニット14の移動時間の削減につながり、蓄電手段への充電時間を多く確保することができる。また、充電待ちなど紙処理を行えない期間もより少なくなり、用紙後処理の処理枚数や部数の増加につながる。
また、制御信号発信手段204が記憶した紙処理情報に対して、各処理の完了または未完了を示す処理完了情報を付加し、各処理の完了を確認後に処理完了情報を更新する。そして、ステープルユニット14がホーム位置に戻った時に本体制御手段101がステープルユニット14からコネクタ200およびコネクタ103を介して処理完了情報を入手するようにしてもよい。即ち、制御信号発信手段204が情報記憶手段および出力手段として機能する。このようにすることにより、紙処理の成否情報を用紙後処理装置1本体が把握することができるため、処理ミスが発生した時にステープルユニット14に対して再処理開始を行わせたり、使用者に通知することが可能となる。
また、本発明は上記実施形態に限定されるものではない。即ち、当業者は、従来公知の知見に従い、本発明の骨子を逸脱しない範囲で種々変形して実施することができる。かかる変形によってもなお本発明の用紙後処理装置の構成を具備する限り、勿論、本発明の範疇に含まれるものである。
1 用紙後処理装置
14 ステープルユニット(紙処理ユニット)
20 遮光板(位置表示手段)
23 スライドレール(退避手段)
24 支持部材(退避手段)
25 シート(位置表示手段)
103 コネクタ(第2の接続手段)
104 異常検出手段
105 完了検出手段
200 コネクタ(第1の接続手段)
201 電源(蓄電手段)
202 モータドライバ(処理手段)
203 DCモータ(処理手段)
204 制御信号発信手段(処理手段、情報記憶手段、出力手段)
205 処理開始通知手段(紙処理開始通知手段)
207 選択設定回路(選択手段)
208 記憶手段(設定値格納手段)
209 カウンター回路(時限式回路)
210 処理位置検知センサ(検知手段)
211 タイマー回路(タイミング検出手段)
212 停止検知センサ(検知手段)
213 タイマー回路(タイミング検出手段)
214 異常通知手段
215 完了通知手段
特開2011−111238号公報

Claims (10)

  1. ホーム位置を基準に移動可能な紙処理ユニットを有する用紙後処理装置において、
    前記紙処理ユニットが、
    前記紙処理ユニット自身が動作するために必要な電力を蓄える蓄電手段と、
    前記蓄電手段へ充電する電力が給電されるとともに、前記紙処理ユニットが動作する位置情報を含む紙処理情報が入力される第1の接続手段と、
    前記紙処理情報に基づいて紙処理開始のタイミングを検出する紙処理開始通知手段と、
    前記紙処理開始通知手段が検出した紙処理開始のタイミングに基づいて所定の紙処理を行う処理手段と、を有し、
    前記紙処理ユニットの移動経路上の予め定めた所定の位置で前記第1の接続手段と電気的に接続され、前記蓄電手段を充電するための電力を給電するとともに前記紙処理情報を出力する第2の接続手段を有する、
    することを特徴とする用紙後処理装置。
  2. 前記紙処理開始通知手段は、
    前記紙処理開始のタイミングを検出する時限式回路と、
    処理内容に応じて前記紙処理開始まで時間を示す設定値が格納されている設定値格納手段と、
    前記紙処理情報に基づいて前記設定値格納手段に格納されている前記設定値を選択して前記時限式回路に設定する選択手段と、
    を有することを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  3. 前記紙処理ユニットが移動する経路上の位置を示す位置表示手段が設けられ、
    前記紙処理開始通知手段は、
    前記位置表示手段を検知する検知手段と、
    前記検知手段の検知結果に基づいて前記紙処理開始のタイミングを検出するタイミング検出手段と、を有する、
    ことを特徴とする請求項1に記載の用紙後処理装置。
  4. 位置表示手段が、前記紙処理ユニットが移動する経路に沿って設けられるとともに、前記所定の紙処理を行う位置を示し、
    前記検知手段が、前記位置表示手段を検知し、
    前記タイミング検出手段が、前記検知手段が連続して前記位置表示手段を検知している期間を計時し、予め定めた所定時間計時したときに前記紙処理開始のタイミングの検出とする、
    ことを特徴とする請求項3に記載の用紙後処理装置。
  5. 位置表示手段が、前記紙処理ユニットが移動する経路に沿って設けられるとともに、前記紙処理ユニットの停止位置を示し、
    前記検知手段が、前記位置表示手段を検知し、
    前記タイミング検出手段が、前記検知手段の検知信号に基づいて、前記紙処理ユニットの停止を検出し、停止が検出されたときに前記紙処理開始のタイミングの検出とする、
    ことを特徴とする請求項3に記載の用紙後処理装置。
  6. 前記位置表示手段を前記検知手段が検知する範囲外に退避させる退避手段を有していることを特徴とする請求項3乃至5のうちいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
  7. 前記紙処理ユニットが、該紙処理ユニットの異常を通知する異常通知手段を有し、
    前記異常通知手段が通知した異常を検出する異常検出手段を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至6のうちいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
  8. 前記紙処理ユニットが、該紙処理ユニットの処理完了を通知する完了通知手段を有し、
    前記完了通知手段が通知した処理完了を検出する完了検出手段を有する
    ことを特徴とする請求項1乃至7のうちいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
  9. 前記第2の接続手段が複数設けられ、
    前記第1の接続手段が、複数の前記第2の接続手段それぞれに対応して複数設けられている、
    ことを特徴とする請求項1乃至8のうちいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
  10. 前記紙処理ユニットが、
    前記紙処理情報に対応する処理の完了または未完了を示す情報を記憶する情報記憶手段と、
    前記第1の接続手段と前記第2の接続手段が電気的に接続された際に、情報記憶手段に記憶されている前記紙処理情報に対応する処理の完了または未完了を示す情報を前記第1の接続手段から前記第2の接続手段に出力する出力手段と、
    を有することを特徴とする請求項1乃至9のうちいずれか一項に記載の用紙後処理装置。
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