JP2014169104A - 紙カップ容器 - Google Patents

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【課題】水周りで用いられるように、外側からの水濡れに対しても耐水性を有し、再封性を有する紙カップ容器を提供する。
【解決手段】筒状の胴部材1と、底部材2と、再封可能な取り出し口を有する天部材3とからなり、胴部材と底部材を形成する胴部材用ブランクと底部材用ブランクは、紙層とこの紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層からなり、天部材は合成樹脂を成型してなり、胴部材は、下端部が端面保護フィルム5で覆われ、左右両端縁どうしが重ね合わせられてシールされた胴部材貼り合わせ部6と、内側に折り返すことにより下端部に形成された折り返し部7とを有し、底部材は、周縁部を下方に折り曲げた周縁折り曲げ部9を有し、底部材の周縁折り曲げ部が、胴部材の下端部分と折り返し部との間に挟まれて密封シールされ、天部材は、胴部材の上端部を覆い融着されている。
【選択図】図1

Description

本発明は、紙カップ容器に関するものである。
従来から、底部材の周縁部を折り曲げ、起立部を設け、筒状の胴部材の下端内側に挿入し、胴部材を底部材の起立部に重なるように折り曲げて取り付け、胴部材の上端は外側にカールさせ、トップカール部を設けた紙カップがある。この紙カップは、ジュース、炭酸飲料などのコールド飲料や、コーヒー、ココアなどのホット飲料のカップとして店頭での販売や、カップベンダーでの販売に広く用いられている。
また、紙カップの開口部を蓋材などで密封した紙カップ容器も密封容器としても多く使用されている。このような紙カップ容器としては、トップカール部にフィルム状の蓋材をシールした紙カップの容器や、トップカール部に樹脂製のリングを融着させ、リングと蓋材をシールした紙カップ容器がある。
あるいは、トップ部にも底部と同様の形状、すなわち、底部材と同様に、周縁部を折り曲げ、起立させた蓋部材を筒形状の胴部材の内側に挿入し、胴部材を蓋部材の起立部分に重なるように折り曲げて取り付け、蓋部材の水平部分に設けた飲み口の開口部を、蓋材のタブでシールした紙カップ容器がある(特許文献1)。
また、耐水性と密封性に優れた紙カップ容器としてレトルト紙カップが提案されている。この紙カップ容器は、胴部材が内側に折り返した折り返し部と、折り返された胴部材を更に内側に折り返すことにより形成された上部折り返し部とを有し、底部材の周縁部を折り曲げた起立部が、胴部材の折り返し部に差し込まれた状態で、胴部材の下端部と上部折り返し部と底部材の起立部とが密着シールされている。
更に、胴部材の両端縁には、熱可塑性樹脂層が延設された端縁延設部が設けられ、胴部貼り合わせ部で胴部材の内側に位置する端縁延設部が、胴部材の外側に折り返され、外側に位置する端縁延設部が、胴部材の内側に折り返されて端縁どうしの間に位置している(特許文献2)。
公知文献を以下に示す。
特開平5−270524号公報 国際公開第2010/150500号
これらの紙カップ容器は、再封することが出来ず、風呂場、洗面所、台所など水周りで用いるシャンプー、リンス、ボディソープ、あるいは、台所用洗剤、クレンザーなどの容器として用いるのには向いていなかった。
本発明は上記した事情に鑑みてなされたもので、水周りで用いられるように、外側からの水濡れに対しても耐水性を有し、再封性を有する紙カップ容器を提供することを課題としている。
本発明の請求項1に係る発明は、筒状の胴部材と、該筒状の胴部材の一方の開口部を密封する底部材と、他方の開口部に設けられた再封可能な取り出し口を有する天部材とからなり、
前記胴部材と底部材を形成する胴部材用ブランクと底部材用ブランクは、紙層とこの紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層からなり、前記天部材は合成樹脂を成型してなり、
前記胴部材は、下端部が端面保護フィルムで覆われ、左右両端縁どうしが重ね合わせられてシールされた胴部材貼り合わせ部と、内側に折り返すことにより下端部に形成された折り返し部とを有し、前記底部材は、周縁部を下方に折り曲げた周縁折り曲げ部を有し、前記底部材の周縁折り曲げ部が、前記胴部材の下端部分と前記折り返し部との間に挟まれて密封シールされ、前記天部材は、前記胴部材の上端部を覆い融着されていることを特徴とする紙カップ容器である。
本発明の請求項2に係る発明は、前記端面保護フィルムが前記折り返し部を越え、前記胴部材の外周面の下端部分にまで延設されていることを特徴とする請求項1に記載の紙カップ容器である。
本発明の請求項3に係る発明は、前記胴部材貼り合わせ部の胴部材の両端縁には、前記熱可塑性樹脂層が所定幅に亘って延設された端縁延設部が、設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の紙カップ容器である。
本発明の請求項4に係る発明は、前記胴部材貼り合わせ部で前記胴部材の内側に位置する前記端縁延設部が、前記胴部材の外側に折り返されて前記端縁どうしの間に位置することを特徴とする請求項3に記載の紙カップ容器である。
本発明の請求項5に係る発明は、前記胴部材貼り合わせ部で前記胴部材の外側に位置する前記端縁延設部が、前記重ね合わせ部の内側に位置する前記胴部材の外面に密着していることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の紙カップ容器である。
本発明の請求項6に係る発明は、前記天部材と前記胴部材の融着が、前記筒状の胴部材を成型金型にセットしてインサートインジェクションで成型と同時に行われていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の紙カップ容器である。
本発明の請求項7に係る発明は、前記紙層と前記熱可塑性樹脂層の間にバリア層が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の紙カップ容器である。
本発明の紙カップ容器は、水周りで用いられるように、外側からの水濡れに対しても耐水性を有し、再封性を有している。
本発明の紙カップ容器の一例を模式的に縦断面で示した説明図である。 本発明の紙カップ容器の一例に用いる胴部材用ブランクの形状を現す説明図である。 本発明の紙カップ容器の一例に用いる胴部材用ブランクに端面保護フィルムを取り付けた状態を現す説明図である。 (A)本発明の紙カップ容器の一例に用いる底部材用ブランクの形状を現す説明図である。(B)本発明の紙カップ容器の一例に用いる底部材用ブランクに周縁折り曲げ部を設け底部材とした状態を示す説明図である。 本発明の紙カップ容器の一例の端面保護フィルムを胴部材の外周面の下端部分にまで延設した状態を示す説明図である。 本発明の紙カップ容器の一例の胴部材貼り合わせ部を模式的に縦断面で示した説明図である。 本発明の紙カップ容器の一例の胴部材用ブランクを作成する方法を模式的に示した説明図である。
以下、本発明を実施するための形態について説明する。
図1は、本発明の紙カップ容器の一例を模式的に縦断面で示した説明図、図2は、本発明の紙カップ容器の一例に用いる胴部材用ブランクの形状を現す説明図、図3は、本発明の紙カップ容器の一例に用いる胴部材用ブランクに端面保護フィルムを取り付けた状態を現す説明図、図4(A)は、本発明の紙カップ容器の一例に用いる底部材用ブランクの形状を現す説明図、(B)は、本発明の紙カップ容器の一例に用いる底部材用ブランクに周縁折り曲げ部を設け底部材とした状態を示す説明図、図5は、本発明の紙カップ容器の一例の端面保護フィルムを胴部材の外周面の下端部分にまで延設した状態を示す説明図である。
本例の紙カップ容器100は、図1の縦断面図に示すように、円筒状の胴部材1と、筒状の胴部材1の下方の開口部を密封する底部材2と、上方の開口部に設けられた再封可能な取り出し口24を有する天部材3とからなっている。
胴部材1は、図2に示すような方形の胴部材用ブランク4の下端部を、あらかじめ、図3のように、端面保護フィルム5で覆っておき、その左右両端縁どうしを重ね合わせてシールし、胴部材貼り合わせ部6を設けて円筒状としている。そして、胴部材1の下端部分には、内側に折り返すことにより折り返し部7が設けられている。
底部材2は、図4(A)のような、円形の底部材用ブランク8の周縁部を下方に折り曲げ、図4(B)のように、周縁折り曲げ部9を設けている。そして、底部材2の周縁折り曲げ部9が、胴部材1の下端部と折り返し部7との間に挟まれて密封シールされている。
このように、紙カップ容器100の下の部分は、胴部材1の下端縁部が端面保護フィルム5で覆われて形成され、底部材2の周縁端部は、胴部材1の下端部と折り返し部7との間に差し込まれて密封シールされているので、外側からの水濡れに対する耐水性が確保されている。
また、端面保護フィルム5は、図5のように、折り返し部7を越え、胴部材1の外周面の下端部分にまで延設されていてもよい。この様にすることによって、床面などとの摩擦によって、紙カップ容器100の下端に傷が付くのを防止することが出来る。
図6は、胴部材貼り合わせ部6の横断面図である。
胴部材1を形成する胴部材用ブランク4は、図6のように、紙層10と、この紙層10の外面側に設けられた外側熱可塑性樹脂層11と、内面側に設けられた内側熱可塑性樹脂層12とからなっている。
そして、図2、図3のように、胴部材用ブランク4の左右両端縁に、紙層10より外側熱可塑性樹脂層11と内側熱可塑性樹脂層12を所定幅に亘って延設され融着されている端縁延設部13を設けておき、胴部材1を筒状にしたときに、胴部材貼り合わせ部6の胴
部材1の両端縁に端縁延設部13が来るようになっている。尚、端面保護フィルム5は、胴部材1の下端の端面を覆うようにして外側熱可塑性樹脂層11と内側熱可塑性樹脂層12に亘って融着して取り付けられている。
胴部材貼り合わせ部6では、図6のように、胴部材貼り合わせ部6で胴部材1の内側に位置する端縁延設部13aが胴部材の外側に折り返されて、端縁どうしの間に位置し、胴部材貼り合わせ部6の中に入るようになっている。
また、胴部材貼り合わせ部6で胴部材1の外側に位置する端縁延設部13bが、胴部材貼り合わせ部6の内側に位置する胴部材1に密着している。このようになっているので、胴部材貼り合わせ部6において、紙カップ容器100の内側で端部が露出することなく、紙層10が濡れることがなく耐水性が確保され、また、外側も端部が露出することなく、外側からの水濡れに対する耐水性が確保されている。
天部材3は、図1のように、天部材本体20とキャップ21とからなり、天部材本体20は肩部22と口頸部23からなり、口頸部23は先端が開口され、内容物の取り出し口24が設けられている。口頸部23の外周には雄螺子25が設けられ、キャップ21の内周に設けられた雌螺子26と螺子嵌合されている。天部材3の肩部22の下端は、胴部材1の上端を覆い融着されている。
胴部材1を形成する胴部材用ブランク4は、紙層10と、この紙層10の外面側に設けられた外側熱可塑性樹脂層11と、内面側に設けられた内側熱可塑性樹脂層12とからなっているが、底部材2を形成する底部材用ブランク8も同様な構成になっている。
胴部材用ブランク4や底部材用ブランク8の紙層10は、カップ原紙などの板紙を用いることが出来る。外側熱可塑性樹脂層11と、内側熱可塑性樹脂層12には、ポリエチレンやポリプロピレン、あるいは、エチレンービニルアルコール共重合体などの熱可塑性樹脂を用いることができる。
紙層10と外側熱可塑性樹脂層11の間、あるいは、紙層10と内側熱可塑性樹脂層12の間に、バリア性層を設けても良い。バリア性層としては、アルミニウム箔などの金属箔を設けてもよく、また、樹脂フィルムに、酸化アルミニウムや酸化ケイ素などを蒸着した蒸着フィルムを設けても良い。
また、バリア性のあるナイロンや、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル、エチレンービニルアルコール共重合体などの延伸フィルムあるいは未延伸フィルムを設けても良い。また、必要に応じて、紙の外側のいずれかの層に印刷層を設けることが出来る。
端面保護フィルム5には、基材フィルムの両面に熱可塑性樹脂層を設けたフィルムを用いる。基材フィルムとしては、胴部材用ブランク4や底部材用ブランク8にもちいるバリア性層と同様なものを用いることが出来る。また、熱可塑性樹脂層には、外側熱可塑性樹脂層11や内側熱可塑性樹脂層12と同様な熱可塑性樹脂を用いることが出来る。
天部材3の天部材本体20とキャップ21は、熱可塑性樹脂を用いてインジェクション成形で作ることが出来る。
以下、本例の紙カップ容器100の製造方法について説明する。
図7は、本発明の紙カップ容器の一例の胴部材用ブランクを作成する方法を模式的に示した説明図である。
胴部材用ブランク4は、図7のように、紙層10となるカップ原紙などの長尺の紙10aに胴部材用ブランク形状14を割り付け、胴部材用ブランク4の紙層10の端部より端縁延設部13を設ける部分を含めて外側に広く貫通孔15を打ち抜いて設ける。
そして、外側熱可塑性樹脂層11と内側熱可塑性樹脂層12を押出しラミネート法により、順次設ける。押出しラミネート法で設けることによって、外側熱可塑性樹脂層11と内側熱可塑性樹脂層12は、貫通孔15の部分では融着される。
バリア層を設ける場合は、バリア層と外側熱可塑性樹脂層11、あるいは、内側熱可塑性樹脂層12と積層しておき、バリア層面を紙層10とサンドイッチラミネーション法により積層する。
紙層10に外側熱可塑性樹脂層11と内側熱可塑性樹脂層12を設けた積層体を胴部材用ブランク形状14に打ち抜いて、図2のような形状の胴部材用ブランク4を作成する。そして、胴部材用ブランク4の下端部を覆うように端面保護フィルム5を表裏に渡って融着させ、図3のような端面保護フィルム5をつけた胴部材用ブランク4を作成する。
また、底部材用ブランク8も紙層10に外側熱可塑性樹脂層11と内側熱可塑性樹脂層12を押出しラミネート法により設け、打ち抜いて、図4(A)のような形状の底部材用ブランク8を作成する。底部材用ブランク8は、周縁部を下方に折り曲げ、周縁折り曲げ部9を設けた、図4(B)のような底部材2に成形しておく。
図6のように、胴部材用ブランク4の左右両端縁のうち一方の胴部材2の内側に位置する端縁延設部13aを、胴部材1の外側に折り返し、他方の端縁の外側に重ね、そのとき、他方の端縁の端縁延設部13bはそのまま伸ばした状態で、一方の胴部材2の外側にして、融着させて胴部材貼り合わせ部5を設けて筒状の胴部材1とする。
この筒状の胴部材1をインサートインジェクションの成型金型にセットして、熱可塑性の合成樹脂を成型金型に射出して天部材本体20を成型すると同時に、胴部材1の上端の端面を覆うようにして、胴部材1に融着させる。別途、インジェクション成型で製造しておいたキャップ21を雄螺子25と雌螺子26で螺合させて取り付け、天部材3を製造すると同時に筒状の胴部材1に取り付ける。
この天部材3が融着された胴部材1を、天部材3側を下にして、中に内容物を充填する。そして、下記のように、底部材2を胴部材1に取り付けて、内容物が充填された紙カップ容器100を製造する。
底部材2を胴部材1に取り付けるには、まず、端面保護フィルム5を取り付けた筒状の胴部材1の内側に、周縁折り曲げ部9を設けた底部材2を、周縁折り曲げ部9が外側に向くように挿入する。
そして、筒状の胴部材1の下端部を内側に折り返して折り返し部7を設け、底部材2の周縁折り曲げ部9に重ね合わせ、胴部材1の下端部分、周縁折り曲げ部9、折り返し部7を融着させて、紙カップの脚部を形成する。
このとき、図1、あるいは、図5のように、胴部材1の下端縁部を覆うように端面保護フィルム5を表裏に渡って融着させているので、周縁折り曲げ部9と折り返し部7の間に、端面保護フィルム5の一端が挟まれるように融着され、そして折り返し部7の外表面にも端面保護フィルム5が融着される。
また、図5の形状では更に、折り返し部7を越え、胴部材1の外周面の下端部分にまで延設されている。このようにすることによって、床面などとの摩擦によって、紙カップ容器100の下端に傷が付くのを防止することが出来る。
本例の紙カップ容器100の別の製造方法について説明する。
筒状の胴部材1を製造するまでは、同じであるが、インサートインジェクションでは、インサートインジェクションの成型金型に胴部材1をセットして、熱可塑性の合成樹脂を成型金型に射出して、合成樹脂のリングを胴部材1の上端の端面を覆うように融着させ、取り付ける。
この合成樹脂のリングが融着された胴部材1に底部材2を取り付ける。取り付け方法は、前述の方法と同様である。このように、底部材2を取り付けた胴部材1の中に内容物を充填する。
別途成型しておいた、天部材本体20のリング以外の部分を、超音波シールなどによって、合成樹脂のリングに融着して天部材本体20を完成させ、別途成型したキャップ21を雄螺子25と雌螺子26で螺合させて取り付け、充填済みの紙カップ容器100を製造する。
本例において、胴部材1の形状は円筒状としたが、逆円錐台形や円錐台形の筒状としても良い。また、横断面が角を取った四角形など多角形とした角筒状や、逆多角錐台形、多角錐台形の筒状としても良い。また、天部材をスクリューキャップ付としたが、ヒンジキャップ付としても良いし、また、ディスペンサ(液体定量吐出装置)を備えた天部材としても良い。
100・・・紙カップ容器
1・・・胴部材
2・・・底部材
3・・・天部材
4・・・胴部材用ブランク
5・・・端面保護フィルム
6・・・胴部材貼り合わせ部
7・・・折り返し部
8・・・底部材用ブランク
9・・・周縁折り曲げ部
10・・・紙層
10a・・・長尺の紙
11・・・外側熱可塑性樹脂層
12・・・内側熱可塑性樹脂層
13、13a、13b・・・端縁延設部
14・・・胴部材用ブランク形状
15・・・貫通孔
20・・・天部材本体
21・・・キャップ
22・・・肩部
23・・・口頸部
24・・・取り出し口
25・・・雄螺子
26・・・雌螺子

Claims (7)

  1. 筒状の胴部材と、該筒状の胴部材の一方の開口部を密封する底部材と、他方の開口部に設けられた再封可能な取り出し口を有する天部材とからなり、
    前記胴部材と底部材を形成する胴部材用ブランクと底部材用ブランクは、紙層とこの紙層の両面に設けられた熱可塑性樹脂層からなり、前記天部材は合成樹脂を成型してなり、
    前記胴部材は、下端部が端面保護フィルムで覆われ、左右両端縁どうしが重ね合わせられてシールされた胴部材貼り合わせ部と、内側に折り返すことにより下端部に形成された折り返し部とを有し、前記底部材は、周縁部を下方に折り曲げた周縁折り曲げ部を有し、前記底部材の周縁折り曲げ部が、前記胴部材の下端部分と前記折り返し部との間に挟まれて密封シールされ、前記天部材は、前記胴部材の上端部を覆い融着されていることを特徴とする紙カップ容器。
  2. 前記端面保護フィルムが前記折り返し部を越え、前記胴部材の外周面の下端部分にまで延設されていることを特徴とする請求項1に記載の紙カップ容器。
  3. 前記胴部材貼り合わせ部の胴部材の両端縁には、前記熱可塑性樹脂層が所定幅に亘って延設された端縁延設部が、設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の紙カップ容器。
  4. 前記胴部材貼り合わせ部で前記胴部材の内側に位置する前記端縁延設部が、前記胴部材の外側に折り返されて前記端縁どうしの間に位置することを特徴とする請求項3に記載の紙カップ容器。
  5. 前記胴部材貼り合わせ部で前記胴部材の外側に位置する前記端縁延設部が、前記重ね合わせ部の内側に位置する前記胴部材の外面に密着していることを特徴とする請求項3または請求項4に記載の紙カップ容器。
  6. 前記天部材と前記胴部材の融着が、前記筒状の胴部材を成型金型にセットしてインサートインジェクションで成型と同時に行われていることを特徴とする請求項1から請求項5のいずれか1項に記載の紙カップ容器。
  7. 前記紙層と前記熱可塑性樹脂層の間にバリア層が設けられていることを特徴とする請求項1から請求項6のいずれか1項に記載の紙カップ容器。
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