JP2014168924A - 水硬性モルタルを調製する方法 - Google Patents

水硬性モルタルを調製する方法 Download PDF

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Abstract

【課題】 水分量が均質な水硬性モルタルを容易に調製する方法を提供する。
【解決手段】 水硬性組成物と混練水とを混練室21aで混練する混練装置20において、水硬性モルタルを調製する方法では、水硬性組成物を、ホッパースクリュー11によって混練室21aに供給する工程と、ホッパースクリュー11の回転数を検出する工程と、回転数検出センサー15によって検出されたホッパースクリュー11の回転数に基づいて、混練室21aに供給する混練水の供給量を演算する工程と、演算された混練水の供給量を表示部51に表示する工程と、表示部51に表示された混練水の供給量に基づいて、混練室21aに供給する混練水の供給量を制御する工程とを含む。
【選択図】 図6

Description

本発明は、水硬性モルタルを調製する方法に関する。
建物の建築等に利用される水硬性モルタルは、水硬性組成物と混練水とを混練することで得られる。このような水硬性モルタルを混練する装置として、例えば、特許文献1に記載された混練装置が知られている。この混練装置は、まず、ホッパースクリューを回転させることでホッパーに収容された水硬性組成物を混練室に供給し、更に、混練室に混練水を供給する。そして、混練装置は、混練室内に設けられた混練スクリューを回転させることで、水硬性組成物と混練水とを混練し、水硬性モルタルを連続的に調製する。
特開2010−36541号公報
このような混練装置においては、混練室に連続的に供給される水硬性組成物と混練水とが所定の比率を維持している場合には、所定の水分量を有する均質な水硬性モルタルを連続的に得ることができる。しかしながら、様々な要因により、ホッパースクリュー(供給スクリュー)の回転数にむらが生じた場合には、混練室に供給される水硬性組成物の供給量が変動する。混練水の供給量が一定の場合、この水硬性組成物の供給量の変動により、水硬性モルタル中の水分量が変動する場合が生じ得る。そこで、このような技術分野においては、水分量が均質な水硬性モルタルを調製することが望まれている。
そこで、本発明は、水分量が均質な水硬性モルタルを容易に且つ連続的に調製する方法を提供することを目的とする。
本発明の一側面は、水硬性組成物と混練水とを混練室で混練する混練装置において水硬性モルタルを調製する方法である。この方法は、水硬性組成物を、ホッパースクリューによって混練室に供給する工程と、ホッパースクリューの回転数を検出する工程と、回転数検出部によって検出されたホッパースクリューの回転数に基づいて、混練室に供給する混練水の供給量を演算する工程と、演算された混練水の供給量を表示部に表示する工程と、表示部に表示された混練水の供給量に基づいて、混練室に供給する混練水の供給量を制御する工程と、を含む。
このような、ホッパースクリューによって水硬性組成物を混練室に供給する混練装置では、ホッパースクリューの回転数と混練室に供給される水硬性組成物の供給量とに相関関係がある。このため、ホッパースクリューの回転数に基づいて、混練室に供給する混練水の供給量、即ち、混練室に供給された水硬性組成物の量に応じた混練水の供給量を演算することができる。演算された混練水の供給量が表示部に表示することで、この表示に基づいて、混練室に供給する混練水の供給量を容易に調節することができる。このように、表示部に表示される混練水の供給量に応じて混練水の供給量を調節することで、水分量が均質な水硬性モルタルを容易に且つ連続的に調製することができる。
本発明の別の一側面は、水硬性組成物と混練水とを混練室で混練する混練装置において水硬性モルタルを調製する方法である。この方法は、水硬性組成物を、ホッパースクリューによって混練室に供給する工程と、ホッパースクリューの回転数を検出する工程と、回転数検出部によって検出されたホッパースクリューの回転数に基づいて、混練室に供給する混練水の供給量を演算する工程と、演算された混練水の供給量に基づいて、混練室に供給する混練水の供給量を制御する工程と、を含む。
このような、ホッパースクリューによって水硬性組成物を混練室に供給する混練装置では、ホッパースクリューの回転数と混練室に供給される水硬性組成物の供給量とに相関関係がある。このため、ホッパースクリューの回転数に基づいて、混練室に供給する混練水の供給量、即ち、混練室に供給された水硬性組成物の量に応じた混練水の供給量を演算することができる。演算された混練水の供給量に基づいて混練室に供給する混練水の供給量を制御することで、水分量が均質な水硬性モルタルを容易に且つ連続的に調製することができる。
本発明の一実施形態において、上述の混練装置は、混練装置に供給される水硬性組成物を収容するホッパーと、混練装置から吐出された水硬性モルタルを収容するリザーバーと、リザーバー内に収容された水硬性モルタルを外部に排出するための排出ポンプとを有するミキサー装置に備えられていてもよい。上述の混練装置が備えられたミキサー装置においても、表示部に表示された混練水の供給量に基づいて混練水の供給量を調節する、或は、演算された混練水の供給量に基づいて混練水の供給量を制御することで、水分量が均質な水硬性モルタルを容易に且つ連続的に調製することができる。
本発明の一実施形態において、上述のミキサー装置は、ローリー車の車両装置に搭載されていてもよい。また、混練装置は、ホッパースクリューを駆動するモーターを備え、モーターは、車両装置に搭載されたバッテリーの電力により駆動されていてもよい。このようなローリー車では、ホッパースクリューを駆動するモーターに供給されるバッテリーからの電力が変動する場合が生じ得る。バッテリーからの電力が変動する場合として、例えば、車両装置に搭載されたバッテリーの電力によって排出ポンプが駆動されており、排出ポンプの吐出量を変化させた場合等がある。この場合、ホッパースクリューによって混練室に供給される水硬性組成物の量が変動する。しかしながら、上述したように、表示部に表示された混練水の供給量に基づいて混練水の供給量を調節する、或は、演算された混練水の供給量に基づいて混練水の供給量を制御することができるので、水分量が均質な水硬性モルタルを容易に且つ連続的に調製することができる。
本発明によれば、水分量が均質な水硬性モルタルを容易に且つ連続的に調製することができる。
実施形態に係るミキサー装置の構成を示す断面図である。 図1のミキサー装置を搭載したローリー車を側方から見た図である。 図1のミキサー装置を搭載したローリー車を後方から見た図である。 演算装置の構成を示す制御ブロック図である。 表示部における表示画像例を示す図である。 水硬性モルタルを調製する工程の流れを示すフローチャートである。 実施例1及び比較例1におけるホッパースクリューの回転数と水比との関係を示す図である。 実施例1における、水量メーターの値と、混練室に供給される単位時間あたりの水硬性組成物の供給量との関係を示す図である。 実施例2及び比較例2におけるホッパースクリューの回転数と水比との関係を示す図である。 実施例2における、水量メーターの値と、混練室に供給される単位時間あたりの水硬性組成物の供給量との関係を示す図である。 変形例における演算装置の構成を示す図である。
以下、本発明の好適な実施形態について図面を参照しながら説明する。なお、図面の説明において同一の要素には同一の符号を付し、重複する説明を省略する。
図1〜図3に示すように、ローリー車1は、車両装置2、水硬性組成物供給装置3、混練水供給装置4、及び、ミキサーポンプ(ミキサー装置)5を含んで構成される。車両装置2は載置部(荷台)を有する、走行可能な車両である。車両装置2の載置部には、水硬性組成物供給装置3、混練水供給装置4、及び、ミキサーポンプ5が設置される。
水硬性組成物供給装置3は、水硬性組成物タンク3a、スクリューコンベア3b、及びスクリューコンベア3dを含んで構成される。水硬性組成物タンク3a内には、水硬性組成物3fが収容される。スクリューコンベア3dは、水硬性組成物タンク3a内の底部に配置される。スクリューコンベア3dは、水硬性組成物タンク3a内の水硬性組成物3fを、水硬性組成物タンク3aにおけるミキサーポンプ5が設けられている側の端部(本実施形態では、車両装置2における後ろ側の端部)に向けて搬送する。
スクリューコンベア3bは、水硬性組成物タンク3aの下部側面から搬出された水硬性組成物3fを、ミキサーポンプ5の上方に向けて搬送し、放出口3cを介して水硬性組成物3fをミキサーポンプ5の上部に設けられたホッパー10に供給する。水硬性組成物タンク3aの上部には、開口部3eが設けられる。開口部3eを介して、水硬性組成物タンク3a内に水硬性組成物3fを投入可能となっている。
混練水供給装置4は、混練水タンク4a、混練水ポンプ4b、及び、混練水移送パイプ4cを含んで構成される。混練水タンク4aは、内部に混練水を収容する。混練水ポンプ4bは、混練水タンク4a内の混練水を、混練水移送パイプ4cを介してミキサーポンプ5の混練室21aに供給する。
ミキサーポンプ5は、ホッパー10、混練装置20、リザーバー30、スネークポンプ(排出ポンプ)40、及び、操作盤50を備える。ホッパー10の本体上部には、投入口10aが形成され、リザーバー30の本体上部には、拡開部30aが形成される。スクリューコンベア3bによって水硬性組成物タンク3a内から搬送された水硬性組成物3fは、放出口3cを介して、投入口10aからホッパー10内に供給される。放出口3cと投入口10aとを連通させる脱着可能な覆いを取り付けることが可能である。また、ホッパー10の本体下部側壁には、隣接する混練装置20と連通する開口部が形成される。ホッパー10の本体下部にはホッパースクリュー(供給スクリュー)11が略水平に設けられ、ホッパー10の外部に設置されたモーター12によって回転駆動される。モーター12による回転駆動力は動力伝達ベルト13を介してホッパースクリュー11側に伝達される。モーター12は、車両装置2に搭載されたバッテリー6(図2参照)からの電力によって駆動される。
ホッパースクリュー11の端部近傍には、ホッパースクリュー11の回転数を検出する回転数検出センサー(回転数検出部)15が設けられる。回転数検出センサー15として、例えば、ホッパースクリュー11の端部に取り付けられた反射部にレーザを照射し、反射部で反射したレーザを受光する形式のものなど、種々の形式のセンサーを用いることができる。
ホッパースクリュー11は、ホッパー10の本体下部側壁に設けられた開口部を介して混練装置20に至る長さを有するとともに、螺旋状の羽根が外周面に巻き付くように形成されている。ここで、投入口10aに投入される水硬性組成物3fは、ホッパースクリュー11が回転することで、螺旋状の羽根により混練装置20側に押し出される。ホッパースクリュー11に設けられた羽根によって水硬性組成物3fを混練装置20に供給する構成であるため、ホッパースクリュー11の回転数に応じて混練装置20に供給される水硬性組成物3fの供給量が増減する。即ち、ホッパースクリュー11の回転数と、混練装置20に供給される水硬性組成物3fの供給量との間に相関関係がある。
混練装置20は、本体部21、及び、ミキサースクリュー22を含んで構成される。本体部21の内部には、混練室21aが形成される。混練室21aは、筒状(中空の円柱状)を成し、長手方向が略水平となっている。混練室21aには長手方向に沿ってミキサースクリュー22が設置される。混練装置20は、ミキサースクリュー22の回転によってホッパー10から移送された水硬性組成物3fを、混練水とともに混練室21a内で混練し、水硬性モルタルを調製する。本実施形態に係る水硬性モルタルは流動性を有するものであり、例えば、水硬性グラウト材、セルフレベリング材、セメント系モルタル材等を用いることができる。
ここで、本体部21の壁部におけるホッパー10側の位置には、給水口21bが形成される。この給水口21bには、混練水供給装置4の混練水移送パイプ4cが接続される。混練水供給装置4から混練水移送パイプ4cを介して移送される混練水は、給水口21bから混練室21a内に供給される。
本体部21の長手方向における二つの端部のうち、ホッパー10が設けられる側の端部にはホッパー10の下部に連通する開口部が設けられ、他の端部近傍には排出口25に連通する開口部が設けられる。ミキサースクリュー22は、ホッパー10のホッパースクリュー11と一体形成されており(或いは、連結固定されている)、ホッパースクリュー11とともに、モーター12によって回転駆動される。
排出口25は、混練室21aと連通し、混練室21a内で混練された水硬性モルタルをリザーバー30に吐出する。拡開部30aには、排出口25に干渉しない程度又は排出口25からリザーバー30に吐出される水硬性モルタルを妨げない程度の開口部を有する脱着可能な蓋を取り付けることが可能である。
リザーバー30は、排出口25を介して混練装置20から吐出された水硬性モルタルを一時的に収容する。このように水硬性モルタルがリザーバー30において一時的に収容されるので、スネークポンプ40を介して、リザーバー30から所望する割合(排出量)で水硬性モルタルを外部に排出することができる。
リザーバー30の本体下部には、スターラースクリュー31と移送スクリュー32とが略水平に設けられている。スターラースクリュー31はモーター33によって回転駆動され、移送スクリュー32はモーター34によって回転駆動される。モーター34による回転駆動力は、動力伝達ベルト35を介して移送スクリュー32側に伝達される。ここで、モーター33,34は、いずれも電動式のものが用いられる。モーター33,34は、車両装置2に搭載されたバッテリー6からの電力によって駆動される。
リザーバー30の下部側壁には、隣接するスネークポンプ40に連通する開口部が形成されている。この開口部を介して、リザーバー30内の移送スクリュー32と、スネークポンプ40内の図示しないスクリューとが一体的に連結(形成)されている。このため、スネークポンプ40内のスクリューは、移送スクリュー32の回転に伴って回転する。このスネークポンプ40内のスクリューが回転することにより、リザーバー30内の水硬性モルタルがスラリーホース40aを通って外部に排出される。
上記のような構成のミキサーポンプ5では、ホッパー10に投入された水硬性組成物3fが、ホッパースクリュー11の回転により混練装置20に移送される。そして、混練装置20では、ミキサースクリュー22の回転により、ホッパー10から移送された水硬性組成物3fが混練水と混練され、水硬性モルタルが生成される。混練装置20によって生成された水硬性モルタルは、排出口25を介してリザーバー30に吐出され、リザーバー30内においてスターラースクリュー31の回転により攪拌されながら一時的に収容される。攪拌された水硬性モルタルは、移送スクリュー32の回転によってスネークポンプ40に移送され、その後、スネークポンプ40からスラリーホース40aを通って外部に排出される。
操作盤50は、表示部51、調節バルブ52、及び、演算装置55(図4参照)を含んで構成される。演算装置55は、回転数検出センサー15によって検出されたホッパースクリュー11の回転数に基づいて、混練室21aに供給すべき混練水の供給量を演算する。表示部51は、演算装置55によって演算された混練水の供給量を表示する。表示部51として、例えば、液晶モニタ等、混練水の供給量を視認可能なように表示する装置を用いることができる。調節バルブ52は、混練水移送パイプ4cを流れる混練水の流量を制御するためのものである。調節バルブ52は、ミキサーポンプ5の操作者によって操作される。更に、操作盤50には、モーター12,33及び34の回転速度を調節するためのスイッチ、スクリューコンベア3bを制御するためのスイッチ、及び、混練水ポンプ4bを制御するためのスイッチ等、各種の制御を行うスイッチ等を備えていてもよい。
次に、演算装置55の詳細について説明する。図4に示すように、演算装置55は、回転数取得部55a、演算部55b、及び、表示処理部55cを含んで構成される。回転数取得部55aは、回転数検出センサー15から、ホッパースクリュー11の回転数の検出結果を取得する。演算部55bは、回転数取得部55aで取得された回転数に基づいて、混練室21aに供給すべき混練水の供給量を演算する。この混練水の供給量を演算する処理では、例えば、ホッパースクリュー11の回転数と供給すべき混練水の供給量とが対応付けられたテーブルを用いて、供給量を演算することができる。或は、演算式に回転数を当てはめることで混練水の供給量を演算してもよい。なお、混練室21aに供給される水硬性組成物3fの供給量はホッパースクリュー11の回転数と相関関係があるため、ホッパースクリュー11の回転数に基づいて混練室21aに供給される水硬性組成物3fの供給量を算出し、混練室21aに供給される水硬性組成物3fの供給量に応じた混練水の供給量を算出することができる。
ここで、ホッパースクリュー11を駆動するモーター12の回転数が変動し、混練室21aに供給される水硬性組成物3fの供給量が変化する場合がある。例えば、スラリーホース40aの長さを変化させた場合、又は、スネークポンプ40からの水硬性モルタルの吐出量を変化させた(モーター34の回転数を変化させた)場合等、バッテリー6に加わる電力負荷が変動することで、モーター12に供給される電力量が変動し、混練室21aに供給される水硬性組成物3fの供給量が変化することが生じ得る。また、その他の要因により、モーター12の回転数が変動し、混練室21aに供給される水硬性組成物3fの供給量が変化する場合が生じ得る。
本実施形態においては、混練室21aに供給される水硬性組成物3fの供給量が変化する場合であっても、演算部55bは、変化する水硬性組成物3fの供給量に応じて供給すべき混練水の供給量を演算することができる。
表示処理部55cは、演算部55bで演算された混練水の供給量を、表示部51において表示可能な形式に変換し、変換後のデータを表示部51に出力する。表示部51は、表示処理部55cから入力されたデータを表示する。図5は、表示部51に表示される画像例である。図5に示すように、一例として、供給すべき混練水の供給量を示す「目標水量」を表示することができる。また、表示部51に、ホッパースクリュー11等の回転数として「現回転数」を合わせて表示してもよい。また、更に、他の情報を表示することもできる。
操作者は、混練室21a内に供給される混練水の供給量が、表示部51に表示された供給すべき混練水の供給量となるように、調節バルブ52を調節する。操作者が調節バルブ52を調節する際に、混練水移送パイプ4cを流れる混練水の水量を計測する水量メーターを確認しながら供給量を調節することができる。
次に、水硬性組成物3fと混練水とを混練して水硬性モルタルを連続的に調製する工程の流れについて説明する。図6に示すように、まず、操作者は、水硬性組成物供給装置3のスクリューコンベア3b等、及び、ミキサーポンプ5のホッパースクリュー11を作動させ、水硬性組成物3fを混練室21aに供給する(ステップS101:水硬性組成物を混練室に供給する工程))。次に、回転数検出センサー15は、ホッパースクリュー11の回転数を検出する(ステップS102:ホッパースクリューの回転数を検出する工程)。
次に、演算部55bは、回転数検出センサー15によって検出されたホッパースクリュー11の回転数に基づいて、混練室21aに供給する混練水の供給量を演算する(ステップS103:混練水の供給量を演算する工程)。そして、表示処理部55cは、演算装置55で演算された混練水の供給量を表示部51に表示させる(ステップS104:混練水の供給量を表示部に表示する工程)。次に、操作者は、表示部51に表示された混練水の供給量に基づいて、調節バルブ52を操作して混練室21aに供給される混練水の供給量を調節する(ステップS105:混練水の量を制御する工程)。これにより、水分量が均質な水硬性モルタルが調製される。調製された水硬性モルタルは、建築現場等で使用される。以上の処理を、水硬性モルタルの調製処理が終了するまで繰り返し行う。
以下、実施形態に係るローリー車1において、水硬性組成物と混練水とを混練して連続的に水硬性モルタルを調製した実施例について説明する。
<原料>
原料は以下のものを用いた。
1)水硬性成分
・早強ポルトランドセメント(商品名:早強ポルトランドセメント ブレーン比表面積4500cm/g 宇部三菱セメント社製)
2)細骨材
骨材は、珪砂4号、珪砂5号、及び、珪砂7号を混合して調製する。
・珪砂4号(JFEスチール社製)
・珪砂5号(瓢屋社製)
・珪砂7号(瓢屋社製)
篩を使用して測定した珪砂4号、珪砂5号、珪砂7号の粒度構成を表1に示す。
Figure 2014168924

3)減水剤
・ポリカルボン酸系
4)増粘剤
・セルロース系(商品名:ハイユーローズ 粘度:5150mPa・s(20℃、2%水溶液) 宇部興産社製)
5)無機膨張材
・生石灰−石膏系(商品名:太平洋ジプカル 生石灰、石膏、ケイ酸カルシウム含有 太平洋マテリアル社製)
6)金属膨張材
・アルミニウム粉末(粒径44μm以下60%以上 大和金属粉工業社製)
<実施例1、比較例1>
実施例1として、表2に示す配合割合で、水硬性組成物と混練水とをミキサーポンプ5で連続的に混練し、調製された水硬性モルタルの水比(水粉体比)を所定のタイミングで測定した。この時の気温は11度、調製される水硬性モルタルの目標水量は16.8%とした。即ち、調製される水硬性モルタルの水比が16.8%となるように、演算部55bにおいて、混練室21aに供給する混練水の供給量を演算させた。操作者は、表示部51の表示に従って、調節バルブ52を操作した。
Figure 2014168924

また、水硬性モルタルの調製中に、強制的にモーター12の回転数に変動を与えるため、表3に示すように、所定の時間が経過した時にスラリーホース40aの長さ(延長長さ)を変化させ、更に、スラリーホース40aから吐出される水硬性モルタルの吐出量を変化させた。なお、吐出「高」とは、スラリーホース40aが100mである場合に、スラリーホース40aの先端から吐出される水硬性モルタルの量が3.8m/hとなる駆動力でスネークポンプ40を駆動させた場合を示している。同様に、吐出「中」とは、吐出される水硬性モルタルの量が2.7m/hとなる駆動力でスネークポンプ40を駆動させた場合、吐出「低」とは、吐出される水硬性モルタルの量が1.4m/hとなる駆動力でスネークポンプ40を駆動させた場合を示している。
Figure 2014168924

更に、表3に、所定の経過時間毎のホッパースクリュー11の回転数、混練水移送パイプ4cを流れる水量を計測する水量メーターの値、混練室21aに供給される単位時間あたりの水硬性組成物の供給量(粉体供給量)、実測した水比(実測水比)を示す。なお、水比は、リザーバー30に収容された水硬性モルタルを一部取り出して、電子レンジ法(高周波加熱乾燥法)により測定した。
また、このときのホッパースクリュー11の回転数と、水比とを図7に示す。図7において、折れ線グラフが実施例1における回転数を示し、白抜き丸印が実施例1における水比、及び点線が実施例1における線形近時曲線を示す。更に、このときの、水量メーターの値と、混練室21aに供給される単位時間あたりの水硬性組成物の供給量(粉体供給量)とを図8に示す。図8において、菱形印が水量メーターの値を示し、白抜き丸印が粉体供給量を示す。
また、比較例1として、実施例1と同じ配合比率で、水硬性組成物と混練水とをミキサーポンプ5で混練し、調製された水硬性モルタルの水比を測定した。比較例1では、混練室21aに供給される混練水の供給量を一定(1600L/h)とした。それ以外の条件は、実施例1と同じとした。表4に、表3と同様に比較例1における水比等を示す。また、図7において白抜き三角印が比較例1における水比、及び破線が比較例1における線形近時曲線を示す。
Figure 2014168924

実施例1と比較例1との実施の結果、特に図7に示すように、スネークポンプ40の負荷の変動等によってホッパースクリュー11の回転数が変化しても、比較例1に対し、実施例1では水硬性モルタルの水比はほぼ一定となった。
<実施例2、比較例2>
実施例2として、表2に示す配合割合で、水硬性組成物と混練水とをミキサーポンプ5で連続的に混練し、調製された水硬性モルタルの水比(水粉体比)を所定のタイミングで測定した。この時の気温は6度、調製される水硬性モルタルの目標水量は18.0%とした。即ち、調製される水硬性モルタルの水比が18.0%となるように、演算部55bにおいて、混練室21aに供給する混練水の供給量を演算させた。操作者は、表示部51の表示に従って、調節バルブ52を操作した。また、このときのスラリーホース40aの長さを80mとし、吐出量を3.7m/hとした。
また、水硬性モルタルの調製中は、実施例1と異なり、強制的にモーター12の回転数を変動させることは行わない。表5に、所定の経過時間毎のホッパースクリュー11の回転数、混練水移送パイプ4cを流れる水量を計測する水量メーターの値、混練室21aに供給される単位時間あたりの水硬性組成物の供給量(粉体供給量)、実測した水比(実測水比)を示す。
Figure 2014168924

また、このときのホッパースクリュー11の回転数と、水比とを図9に示す。図9において、折れ線グラフが実施例2における回転数を示し、白抜き丸印が実施例2における水比、及び点線が実施例2における線形近時曲線を示す。更に、このときの、水量メーターの値と、混練室21aに供給される単位時間あたりの水硬性組成物の供給量(粉体供給量)とを図10に示す。図10において、菱形印が水量メーターの値を示し、白抜き丸印が粉体供給量を示す。
また、比較例2として、実施例2と同じ配合比率で、水硬性組成物と混練水とをミキサーポンプ5で混練し、調製された水硬性モルタルの水比を測定した。比較例2では、混練室21aに供給される混練水の供給量を一定(950L/h)とした。それ以外の条件は、実施例2と同じとした。表6に、表5と同様に比較例2における水比等を示す。また、図9において白抜き三角印が比較例2における水比、及び破線が比較例2における線形近時曲線を示す。
Figure 2014168924

実施例2と比較例2との実施の結果、特に図9に示すように、比較例2に対し、実施例2では、時間の経過とともにホッパースクリュー11の回転数が変動しても、水硬性モルタルの水比はほぼ一定となった。
本実施形態は以上のように構成され、ホッパースクリュー11よって水硬性組成物3fを混練室21aに供給する混練装置20では、ホッパースクリュー11の回転数と混練室21aに供給される水硬性組成物3fの供給量とに相関関係がある。このため、ホッパースクリュー11の回転数に基づいて、混練室21aに供給する混練水の供給量、即ち、混練室21aに供給された水硬性組成物3fの供給量に応じた混練水の供給量を演算することができる。演算された混練水の供給量(目標水量)を表示部51に表示することで、この表示に基づいて、操作者は混練室21aに供給する混練水の供給量を容易に調節或いは制御することができる。このように、表示部51に表示される混練水の供給量(目標水量)に応じて混練水の供給量を調節或いは制御することで、ホッパースクリュー11の回転数に変動が生じた場合であっても、水分量が均質な水硬性モルタルを容易に且つ連続的に調製することができる。
混練装置20を、ホッパー10と、リザーバー30と、スネークポンプ40とを備えるミキサーポンプ5に組み込む。この場合には、ミキサーポンプ5においても、表示部51に表示された混練水の供給量に基づいて混練水の供給量を調節することで、水分量が均質な水硬性モルタルを容易に且つ連続的に調製することができる。
ミキサーポンプ5を、車両装置2を備えるローリー車1に組み込む。また、ホッパースクリュー11を駆動するモーター12を、車両装置2に搭載されたバッテリー6の電力によって駆動する。このようなローリー車1では、ホッパースクリュー11を駆動するモーター12に供給されるバッテリー6からの電力が変動する場合が生じ得る。バッテリー6からの電力が変動する場合として、例えば、スネークポンプ40を駆動するモーター34がバッテリー6の電力によって駆動されており、スネークポンプ40の吐出量を変化させた場合等がある。この場合、ホッパースクリュー11によって混練室21aに供給される水硬性組成物3fの供給量が変動する。しかしながら、上述したように、表示部51に表示された混練水の供給量に基づいて混練水の供給量を調節或いは制御することで、水分量が均質な水硬性モルタルを容易に且つ連続的に調製することができる。
以上、本発明の一実施形態について説明したが、本発明は、上記実施形態に限定されるものではない。例えば、演算部55bで演算された混練水の供給量に基づいて、調節バルブ52を自動で制御することができる。この場合、図11に示すように、演算部55bで演算された混練水の供給量に基づいて、バルブ制御部(混練水制御部)55dが調節バルブ52の開度を制御する(混練水の供給量を制御する工程)。このとき、バルブ制御部55dは、混練水移送パイプ4cを流れる混練水の水量を計測する水量メーター(例えば、水量検出センサー)からの情報に基づいて、調節バルブ52の開度を制御してもよい。この場合であっても、水分量が均質な水硬性モルタルを容易に且つ連続的に調製することができる。この場合には、表示部に混練水の供給量を表示させなくてもよい。
また、上記実施形態では、ミキサーポンプ5を車両装置2に搭載するものとしたが、ミキサーポンプ5を車両装置2に搭載せず、ミキサーポンプ5を独立して使用してもよい。また、混練装置20をミキサーポンプ5に組み込まずに、混練装置20を独立して使用してもよい。この場合、混練装置20へはホッパースクリュー11によって水硬性組成物3fを供給する。
1…ローリー車、2…車両装置、3f…水硬性組成物、5…ミキサーポンプ(ミキサー装置)、6…バッテリー、10…ホッパー、11…ホッパースクリュー、12…モーター、15…回転数検出センサー(回転数検出部)、20…混練装置、21a…混練室、30…リザーバー、40…スネークポンプ(排出ポンプ)、51…表示部、55b…演算部、55d…バルブ制御部(混練水制御部)。

Claims (4)

  1. 水硬性組成物と混練水とを混練室で混練する混練装置において水硬性モルタルを調製する方法であって、
    前記水硬性組成物を、ホッパースクリューによって前記混練室に供給する工程と、
    前記ホッパースクリューの回転数を検出する工程と、
    検出された前記ホッパースクリューの回転数に基づいて、前記混練室に供給する前記混練水の供給量を演算する工程と、
    演算された前記混練水の供給量を表示部に表示する工程と、
    前記表示部に表示された前記混練水の供給量に基づいて、前記混練室に供給する前記混練水の供給量を制御する工程と、
    を含む方法。
  2. 水硬性組成物と混練水とを混練室で混練する混練装置において水硬性モルタルを調製する方法であって、
    前記水硬性組成物を、ホッパースクリューによって前記混練室に供給する工程と、
    前記ホッパースクリューの回転数を検出する工程と、
    検出された前記ホッパースクリューの回転数に基づいて、前記混練室に供給する前記混練水の供給量を演算する工程と、
    演算された前記混練水の供給量に基づいて、前記混練室に供給する前記混練水の供給量を制御する工程と、
    を含む方法。
  3. 前記混練装置は、
    前記混練装置に供給される前記水硬性組成物を収容するホッパーと、前記混練装置から吐出された前記水硬性モルタルを収容するリザーバーと、前記リザーバー内に収容された前記水硬性モルタルを外部に排出するための排出ポンプとを有するミキサー装置に備えられる、
    請求項1又は2に記載の方法。
  4. 前記ミキサー装置は、ローリー車の車両装置に搭載され、
    前記混練装置は、前記ホッパースクリューを駆動するモーターを備え、
    前記モーターは、前記車両装置に搭載されたバッテリーの電力により駆動される、
    請求項3に記載の方法。
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