JP2014168738A - 塗装装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】足場やレールが不要で、段差や突起部のある壁面でも、確実に支持された状態で塗装することができる塗装装置を提供する。
【解決手段】噴霧ガン1を所定方向Aに沿い往復移動可能に支持する第1のフレーム3と、第1のフレームに係合され、方向Aに対し直交する方向Bに相対移動可能な第2のフレーム5と、方向Bに移動させるフレーム相対移動手段21とを有し、第1、第2のフレームの各々から突出する脚部29A〜,31A〜が、各フレームに複数本設けられ、各脚部は、各フレームからの突出長さが調整可能とされ、各脚部の先端に、構造物表面に吸着可能な吸着部45A〜,47A〜が設けられ、各吸着部には、吸着/非吸着を制御する吸着制御部54A〜,56A〜が連結され、吸着制御部は、第1のフレームの側の吸着部と第2のフレームの側の吸着部とで、独立して吸着/非吸着を制御し得るようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、鉄道橋や歩道橋、道路橋などの橋梁、あるいはビルなどの建築物の外壁や屋根、その他フェンスや屋外遊具など、各種構造物の壁面を塗装するための塗装装置に関するものである。
従来、屋外構造物の壁面を塗装する場合、足場を組んで職人がスプレーガンや刷毛やローラを用いて手作業で塗装するのが一般的であった。しかしながら、近年では高齢化によるベテラン職人の減少が進み、また作業時間の短縮や安全性確保などの要請も強く、そのため、橋梁や高層建築物等の塗装作業には、人手を極力排した塗装装置を使用する傾向が強まり、種々の塗装装置が開発されるに至っている(例えば特許文献1〜3など)。
特許文献1に示される塗装装置では、建物の外壁に塗料を吹き付ける塗装機本体を移動可能に直接または間接的に支持するレールを、建物の外壁に沿って立設された足場の支柱に設けられた受け部に着脱可能としている。
また特許文献2には、構造物の外側に着脱可能に搬送レールを取り付け、搬送レールに沿って走行するキャリヤによって搬送台を吊持し、この搬送台に、工具操作軸、サーボモータ、工具ホルダ、塗装装置等を載置した構造物塗装ロボットが示されている。
さらに特許文献3には、構造物の表面に接しながら連続的に移動可能な自走式移動ロボットに塗装用ノズルなどの塗装機本体部分を搭載した自走式の塗装装置が示されている。
特開2012−17582号公報 特開平5−104043号公報 特開2011−240317号公報
特許文献1に示される塗装装置を使用する場合、予め建物の外壁に沿って足場を組んでおく必要があり、そのため塗装準備作業にかなりの時間とコストを要してしまう問題があり、また足場を組みにくい箇所の構造物には適用し難い問題もある。
また特許文献2に示される塗装装置では、構造物の外側に搬送レールを取り付ける必要があり、この場合にも、特許文献1の場合と同様に、塗装準備作業にかなりの時間とコストを要してしまう問題があり、また搬送レールを取り付けにくい凹凸や段差などがある壁面などには適用し難い問題もある。
さらに特許文献3に示される自走式の塗装装置は、足場やレールの設置は不要であるが、構造物の表面に接しながら連続的に移動させるため、壁面に段差や突起部(隆起部)などがある場合には、確実に壁面に支持されなくなって不安定化するばかりでなく、段差や突起部(隆起部)を乗り越えられずに壁面から脱落してしまって、安全上の問題が生じるとともに、塗装の進行が停滞してしまったりする問題がある。
本発明は、以上のような事情を背景としてなされたものであって、基本的には、足場を組んだり、塗装機本体を支持、案内するためのレールを別に取り付けたりする必要がなく、しかも段差や突起部若しくは隆起部のある壁面、あるいは傾斜部分のある壁面などにおいても、安定かつ確実に支持された状態で塗装することができ、しかも構造的に簡単であって、軽量でしかも安価な塗装装置を提供することを課題としている。
前述のような課題を解決するため、本発明の塗装装置は、以下のような態様としている。
すなわち本発明の基本的な態様(第1の態様)による塗装装置は、
塗料を噴霧する噴霧ガンと、
前記噴霧ガンを所定方向に沿って往復移動可能に支持する第1のフレームと、
前記噴霧ガンを往復移動させるための噴霧ガン移動手段と、
前記第1のフレームに係合され、前記方向に対して直交する方向に沿って前記第1のフレームに対し相対的に移動可能な第2のフレームと、
前記第2のフレームを前記第1のフレームに対し前記方向に相対的に移動させるためのフレーム相対移動手段とを有し、
さらに前記第1のフレーム、第2のフレームのぞれぞれから、前記噴霧ガンの往復移動方向に平行でかつ前記第1のフレーム、第2のフレームの相対移動方向に平行な平面に対して直角な向きに突出する脚部が、第1のフレームおよび第2のフレームにそれぞれ複数本設けられ、
前記複数本の脚部は、それぞれ各フレームからの突出長さが調整可能とされ、
また各脚部の先端には、それぞれ構造物の表面に吸着可能な吸着部が設けられ、
前記各吸着部には、吸着状態と非吸着状態を制御する吸着制御部が連結され、
前記吸着制御部は、少なくとも第1のフレームの側の脚部の吸着部と第2のフレームの側の脚部の吸着部とで、独立して吸着状態と非吸着状態を制御し得るように構成されていることを特徴とするものである。
また本発明の第2の態様による塗装装置は、前記第1の態様による塗装装置において、
前記吸着制御部は、前記各吸着部を、それぞれ個別に吸着状態と非吸着状態を制御し得るように構成されていることを特徴とするものである。
さらに本発明の第3の態様による塗装装置は、前記第1もしくは第2の態様の塗装装置において、
さらに前記第1のフレームに、構造物表面で転動可能なマグネットローラが設けられていることを特徴とするものである。
さらに本発明の第4の態様による塗装装置は、前記第1〜第3のいずれかの態様の塗装装置において、
前記各吸着部が、減圧吸引により対象面に吸着される吸着パッドにより構成され、前記吸着制御部が各吸着パッドを排気するための管路に設けられていることを特徴とするものである。
本発明の塗装装置によれば、塗装作業を開始するにあたって、足場を組んだり、塗装機本体を支持、案内するためのレールを別に取り付けたりする必要がなく、そのため塗装のための準備作業が簡略化されて、工期の短縮と作業コストの低減を図ることができるとともに、足場の設置やレールの取り付けが困難な箇所にも適用することができる。さらに、段差や突起部若しくは隆起部のある壁面、あるいは傾斜部分のある壁面などにおいても、安定かつ確実に支持された状態で塗装することができ、そのため安全上の問題も少ないとともに、装置の落下事故によって工期が大幅に遅れるような事態が発生することを未然に防止することができる。そしてまた本発明の塗装装置は、構造的に簡単であるため、軽量であるとともに、安価とすることができる。
本発明の一実施形態の塗装装置の全体構成を、フレーム伸長状態で示す正面図である。 図1に示される実施形態の塗装装置の全体構成を、フレーム縮小状態で示す正面図である。 図1に対する底面図である。 図1に示される実施形態の塗装装置の要部、特に脚部付近を拡大して示す底面図である。 図1〜図4に示される実施形態の塗装装置を用いて、例えば垂直な壁面を塗装する場合の、第1のフレームと第2のフレームとの相対位置と、各吸着パッドの吸着/非吸着状態とを関連付けて模式的にかつ段階的に示すための図であり、その第1の段階を示す略解図である。 図5Aに続く第2の段階を示す略解図である。 図5Bに続く第3の段階を示す略解図である。 図5Cに続く第4の段階を示す略解図である。 図5Dに続く第5の段階を示す略解図である。 図5Eに続く第6の段階を示す略解図である。 図5Fに続く第7の段階を示す略解図である。 図5Gに続く第8の段階を示す略解図である。 図5Hに続く第9の段階を示す略解図である。
以下、本発明の一実施形態の塗装装置について、図面を参照してより詳細に説明する。
図1および図3には、後述する第1のフレーム3から相対的に第2のフレーム5が後退している状態、すなわちフレーム伸長状態における一実施形態の塗装装置を示し、図2には第1のフレーム3に対して第2のフレーム5が相対的に前進している状態、すなわちフレーム縮小状態における一実施形態の塗装装置を示す。なお、図1、図2は、塗装装置を塗装対象の構造物の壁面P(図3参照)に沿って吊り下げた状態の正面図であり、そこで図1の下側から見た図3を、底面図としている。またこの実施形態の説明では、後述する噴霧ガン1が位置する側(図1〜図3の左方)を前方、反対側(図1〜図3の右方)を後方と称している。
本実施形態の塗装装置は、基本的には、塗料を噴霧する噴霧ガン1を所定方向A(図示の例では上下方向;以下、「往復移動方向」と称する)に沿って直線的に往復移動可能に支持する第1のフレーム3と、第1のフレーム3に係合されて、前記往復移動方向に対して直交する方向B(図示の例では水平方向;以下、「フレーム伸縮方向」と称する)に沿って第1のフレーム3に対し相対的に移動可能な第2のフレーム5とを有している。
第1のフレーム3は、往復移動ガイドレール7を形成した例えば角型チャンネル状の前辺部3Aと、その前辺部3Aの長さ方向と平行な角棒状もしくは角筒状の後辺部3Bと、前辺部3Aおよび後辺部3Bに対し直角な角棒状もしくは角筒状の一対の側辺部3C、3Dとを結合して、全体として略矩形状をなすように作られている。但し、本実施形態では、往復移動ガイドレール7を形成した前辺部3Aは、その両端部分が、一対の側辺部3C、3Dよりも外側(上下方向)に突出している。
第1のフレーム3の前辺部3Aには、往復移動可能に噴霧ガン1が支持されている。具体的には、第1のフレーム3の前辺部3Aに、その長さ方向に沿って往復移動ガイドレール7が形成され、そのガイドレール7には、往復移動部材9が摺動可能に取り付けられ、その往復移動部材9から前方に支持アーム11が突出して、その支持アーム11に噴霧ガン1が取り付けられるようになっている。
また第1のフレーム3には、噴霧ガンを往復移動させるための噴霧ガン移動手段4が設けられている。具体的には、第1のフレーム3の前辺部3Aの一端側(図1の下方)に、噴霧ガン1を往復移動させるための駆動源として例えば正逆両方向回転可能なモータなどの回転駆動機13が設けられている。そしてこの回転駆動機13による回転運動が、たとえば前辺部3Aの内側に収納した図示しないスクリュー軸あるいはチェーン、ベルトなどによって直線運動に変換されて往復移動部材9に伝達されるようになっている。
一方第2のフレーム5は、第1のフレーム3の前辺部3Aおよび後辺部3Bと平行な角棒状もしくは角筒状の前辺部5Aおよび後辺部5Bと、第1のフレーム3の側辺部3Cおよび側辺部3Dと平行でかつ前端側の部分が第1のフレーム3の側辺部3Cおよび側辺部3Dの後端側の部分に重なる角棒状もしくは角筒状の一対の側辺部5C、5Dとを結合して、全体として略矩形状をなすように作られている。なお一対の側辺部5C、5Dには、それぞれその長さ方向に沿って(したがってフレーム伸縮方向Bに沿って)、フレーム伸縮ガイドレール部19が形成されている。
前記フレーム伸縮ガイドレール部19は、第1のフレーム3、第2のフレーム5が分離してその一方が他方から脱落しまわないように、第1のフレーム3と第2のフレーム5を係合しつつ、第1のフレーム3に対する第2のフレーム5のフレーム伸縮方向Bへの相対的な直線移動を案内するためのものである。具体的には、例えば第1のフレーム3の側辺部3C、3Dに図示しない突片部をそれぞれ設けておき、これらの各突片部が、第2のフレーム5の側辺部5C、5Dのフレーム伸縮ガイドレール部19に摺動可能に係合する構成とすれば良い。
さらに第2のフレーム5には、第2のフレーム5を前記第1のフレーム3に対し前記フレーム伸縮方向Bに相対的に移動させるためのフレーム相対移動手段21が設けられている。具体的には、第2のフレーム5の後辺部5Bに回転駆動源、例えば正逆両方向回転可能なモータ23が取り付けられ、このモータ23の回転軸をボール螺子(スクリュー軸)25として、そのボール螺子25が第1のフレーム3の後辺部3Bに向かって(したがってフレーム伸縮方向Bに沿って)延出されて、その先端が第2のフレーム5の前辺部5Aに回転自在に支持されている。一方第1のフレーム3の後辺部3Bには、ボール螺子25が貫通してそのモータ23の螺条に螺合する螺子受け部27が取り付けられている。
したがってモータ23を作動させてボール螺子25を回転させることによって、第2のフレーム5を第1のフレーム3に対しフレーム伸縮方向Bに沿って相対的に移動(直線的に往復移動)させることができる。
なお本実施形態では、フレーム相対移動手段21としてボール螺子(スクリュー軸)25を用いた構成を示しているが、フレーム相対移動手段21は上記の構成に限らず、例えば無端環状のチェーン、無端環状のベルトなどを用いた構成とすることもできる。またそのほか、油圧シリンダなどの流体圧シリンダによって往復直線移動させる構成とすることも可能である。
さらに第2のフレーム5の側辺部5Cの両端部付近には、塗装装置全体を上方から吊り下げるための図示しないチェーンもしくはワイヤを引っ掛けるためのフック28が設けられている。
再び第1のフレーム3に戻れば、第1のフレーム3には、往復移動方向Aおよびフレーム伸縮方向Bに平行な平面に対して直角な方向に突出(すなわち壁面Pに向けて突出)する複数本の脚部29A〜29Dが、壁面Pに向けての突出長さを調整可能に設けられている。
本実施形態では、例えば4本の脚部29A〜29Dが、第1のフレーム3の4隅付近に設けられている。より具体的には、そのうち2本の脚部29A、29Bは、側辺部3Cの両端近くに設けられ、残りの2本の脚部29C、29Dは、側辺部3Dの両端近くに設けられている。
また第2のフレーム5にも、往復移動方向Aおよびフレーム伸縮方向Bに平行な平面に対して直角な方向に突出(すなわち壁面Pに向けて突出)する複数本の脚部31A〜31Dが、壁面Pに向けての突出長さを調整可能に設けられている。
本実施形態では、例えば4本の脚部31A〜31Dが、第2のフレーム5の4隅付近に設けられている。より具体的には、そのうち2本の脚部31A、31Bは、側辺部5Cの両端近くに設けられ、残りの2本の脚部31C、31Dは、側辺部5Dの両端近くに設けられている。
ここで、第1のフレーム3の各脚部29A〜29Dと、第2のフレーム5の各脚部31A〜31Dは、すべて実質的に同一の構成とされており、そこで代表的に第2のフレーム5の脚部31Cの部分を、図4に拡大して示す。
第1のフレーム3の各脚部29A〜29Dは、それぞれ第1のフレーム3の側辺部3C、3Dの外側に突出する脚部支持部材33を貫通する丸棒状若しくは円筒状のシャフト35A〜35Dによって構成されている。各シャフト35A〜35Dは、それぞれ脚部支持部材33を軸方向に摺動可能に貫通しており、また各脚部支持部材33には、それぞれシャフト35A〜35Dの軸方向位置を、例えば手動操作によって固定するためのクランプ37が設けられている。クランプ37の具体的構成は特に限定されず、例えば図示しない偏心カムによってシャフト35A〜35Dの外周面を押圧してクランプする構成とすれば良い。
したがって第1のフレームの各脚部29A〜29Dを構成する各シャフト35A〜35Dは、それぞれクランプ37を解除した状態で第1のフレーム3からの壁面Pに向けての突出長さを調整することができ、またクランプ37を作動させることによって、その調整位置でシャフト35A〜35Dを固定することができる。
第2のフレーム5の各脚部31A〜31Dも、第1のフレーム3の脚部29A〜29Dと同様に、それぞれ第2のフレーム5の側辺部5C、5Dの外側に突出する脚部支持部材39を貫通する丸棒状若しくは円筒状のシャフト41A〜41Dによって構成されている。各シャフト41A〜41Dは、それぞれ脚部支持部材39を軸方向に摺動可能に貫通しており、また各脚部支持部材39には、それぞれシャフト41A〜41Dの軸方向位置を、例えば手動操作によって固定するためのクランプ43が設けられている。クランプ43は、第1のフレーム3の脚部29A〜29Dのクランプ37と同様であればよく、例えば図示しない偏心カムによってシャフト41A〜41Dの外周面を押圧してクランプする構成とすれば良い。
したがって第2のフレーム5の各脚部31A〜31Dを構成する各シャフト41A〜41Dは、それぞれクランプ43を解除した状態で第2のフレーム5からの壁面Pに向けての突出長さを調整することができ、またクランプ43を作動させることによって、その調整位置でシャフト41A〜41Dを固定することができる。
第1のフレーム3の脚部29A〜29Dを構成する各シャフト35A〜35Dの先端部には、それぞれ吸着部として、例えば減圧吸引(真空引き)によって壁面に吸着可能なゴムや軟質樹脂などからなる椀状の吸着パッド45A〜45Dが取り付けられている。
また第2のフレーム5の脚部31A〜31Dを構成する各シャフト41A〜41Dの先端部にも、それぞれ吸着部として、例えば減圧吸引によって壁面に吸着可能なゴムや軟質樹脂などからなる椀状の吸着パッド47A〜47Dが取り付けられている。
吸着パッド45A〜45D、吸着パッド47A〜47D内を吸引排気するための構成は特に限定されず、少なくとも第1のフレームの側のパッド45A〜45Dと、第2のフレームの側のパッド47A〜47Dとで、独立して吸着状態と非吸着状態を制御し得るように構成されていれば良い。
本実施形態では、吸着パッド45A〜45Dおよび吸着パッド47A〜47Dは、それぞれ吸引配管49によってそれぞれ別のエジェクター51の吸引口51A(図4参照)に接続されており、各エジェクター51のエアー送給口51Bには、図示しない空気圧縮機から、エアー送給配管53及び手動操作可能な開閉バルブ54A〜54D、56A〜56Dを介して圧縮空気が送り込まれるようになっている。なお各エジェクター51は、それぞれ第1のフレーム3若しくは第2のフレーム5に取り付けられており、本実施形態では、それぞれ第1のフレーム3の脚部支持部材33A〜33D若しくは第2のフレーム5の脚部支持部材39A〜39Dに取り付けられている。また各エジェクター51に、エアー送給配管53を介して接続された開閉バルブ54A〜54D、56A〜56も、それぞれ第1のフレーム3若しくは第2のフレーム5に取り付けられており、本実施形態では、それぞれ第1のフレーム3の側辺部3C、3D若しくは第2のフレーム5の側辺部5C、5Dに取り付けられている。
このような吸着部の構成では、塗装作業中は図示しない空気圧縮機を常時作動させておき、開閉バルブ54A〜54D、56A〜56Dのいずれか1以上を開放状態とすれば、その開閉バルブに接続されたエジェクター51に圧縮空気が送り込まれ、そのエジェクター51が作動して、対応する吸着パッド45A〜45D、47A〜47Dのいずれか1以上が排気され、壁面に対する吸着動作が可能となる。
なお本実施形態では、吸着部を減圧吸引による吸着可能な吸着パッドで構成したが、電磁石を用いて磁気的に吸着可能な構成としても良い。但しその場合も、各吸着部は、電磁石へ駆動電流を導く電気回路を手動操作によって個別にON/OFF可能として、吸着部の吸着/非吸着を個別に制御可能とする。
次に図1〜図4に示される実施形態の塗装装置を用いて、塗装対象構造物における鉄鋼材料などの磁気吸着可能な材料からなる壁面を塗装する際の各部の動作について、図5A〜図5Iを参照しながら説明する。なおここでは、垂直な壁面P(図3、図4参照)に対して塗装するものとして説明する。また図5A〜図5Iは、第1のフレーム3と第2のフレーム5との相対位置と、吸着パッド45A〜45D、47A〜47Dの吸着/非吸着状態とを関連付けて模式的にかつ段階的に示すものであり、各吸着パッド45A〜45D、47A〜47Dを示す円形の内側にクロスハッチングを施した吸着パッドは、吸着状態にあることを示し、円形の内側にクロスハッチングを施していない吸着パッドは、非吸着状態にあることを示す。
先ず、塗装対象の構造物の垂直な壁面Pに沿って、塗装装置を例えばクレーンなどによりチェーン若しくはワイヤなどを介して吊り下げ、塗装を開始させる箇所付近において塗装装置を壁面に近接させる。なおこの初期状態では、各開閉バルブ54A〜54D、56A〜56Dは閉状態にあり、各吸着パッド45A〜45D、47A〜47Dが、図5Aに示すように非吸着状態にあるものとする。また第1のフレーム3と第2のフレーム5との相対位置関係は、本実施形態の場合は、同じく図5Aに示しているように、第2のフレーム5が第1のフレーム3に対して相対的に前進した位置、すなわちフレーム縮小状態にあるものとする。
続いて、第2のフレーム5の側の開閉バルブ56A〜56Dを開放させて、図5Bに示すように、その第2のフレーム5の吸着パッド47A〜47Dを吸着状態として、壁面に吸着させる。これによって第2のフレーム3が壁面に確実に支持されることになる。なおこの段階では、第1のフレーム3の側の開閉バルブ54A〜54Dは閉状態を維持して、吸着パッド45A〜45Dを壁面に吸着させない状態(非吸着状態)としておく。またこの段階では、第1のフレーム3の各シャフト35A〜35Dについては、それぞれの先端の吸着パッド45A〜45Dが壁面に接しないように、すなわち壁面に対してある程度の間隔が保持されるように位置(壁面へ向かっての突出長さ)を調整しておくことが望ましい。
続いて、フレーム相対移動手段21を作動させて、図5Cに示しているように、第1のフレーム3を第2のフレーム5に対して相対的に前進させる。すなわちフレーム伸長状態とする。具体的には、フレーム相対移動手段21のモータ23を所定方向に回転させ、ボール螺子25の軸中心回転により、第1のフレーム3を第2のフレーム5に対して相対的に前方にスライドさせる。ここで、第1のフレーム3の各シャフト35A〜35Dについて、前述のようにそれぞれの先端の吸着パッド45A〜45Dが壁面に対してある程度の間隔が保持されるように位置を調整しておけば、壁面に段差や突起部が存在しても、その段差や突起部が第1のフレーム3の前進移動の障害となることは回避され、第1のフレーム3を円滑に前進移動させることができる。
第1のフレーム3が前進端に至った後、噴霧ガン1を作動させて塗装を開始させ、かつ往復移動手段4の回転駆動機13を作動させて、図5Dに示すように噴霧ガン1を第1のフレーム3のガイドレール7(前辺部3A)に沿って往復移動させ、所定の範囲にわたって塗装を進行させる。図5Dにおいて、壁面の塗装領域Qを、2点鎖線で示す。
さらに、図5E〜図5Gに示すように、逐次フレーム相対移動手段21のモータ23をを作動させて、第1のフレーム3を第2のフレーム5に対して逐次後退させ(すなわちフレーム全体を逐次縮小させ)、噴霧ガン1を往復移動させながら塗装を継続させ、塗装領域Qを逐次拡大させていく。ここで、第1のフレーム5の各シャフト35A〜35Dについて、前述のようにそれぞれの先端の吸着パッド45A〜45Dが壁面に対してある程度の間隔が保持されるように位置を調整しておけば、壁面に段差や突起部が存在しても、その段差や突起部が第1のフレーム3の後退移動の障害となることは回避され、第1のフレーム3を円滑に後退移動させることができる。
以上のようにして、予め定めた塗装領域についての塗装が終了すれば、第1のフレーム3の側の開閉バルブ54A〜54Dを開いて、第1のフレーム3の吸着パッド45A〜45Dを吸着状態とし、壁面に対し吸着させる。これにより第1のフレーム3が壁面に吸着支持された状態となる。引き続いて第2のフレーム5の側の開閉バルブ56A〜56Dを閉じて、吸着パッド47A〜47Dを非吸着状態とし、壁面に対する第2のフレームのの吸着支持を解放させる。この段階の状態を図5Hに示す。なおこの段階では、第2のフレーム5の各シャフト41A〜41Dについては、それぞれの先端の吸着パッド47A〜47Dが壁面に接しないように、すなわち壁面に対してある程度の間隔が保持されるように位置(壁面へ向かっての突出長さ)を調整することが望ましい。
その後、フレーム相対移動手段21を作動させて、図5Iに示しているように、第2のフレーム5を第1のフレーム3に対して相対的に後退させる。すなわちフレーム伸長状態とする。具体的には、フレーム相対移動手段21のモータ23を所定方向に回転させ、ボール螺子25の軸中心回転により、第2のフレーム5を後方にスライドさせる。
続いて、第2のフレーム5の側の開閉バルブ56A〜56Dを開放して、第2のフレーム5の吸着パッド47A〜47Dを吸着状態とし、壁面に対して第2のフレームを吸着支持させ、さらに第1のフレーム3の側の開閉バルブ54A〜54Dを閉じて、第1のフレーム3の吸着パッド45A〜45Dを非吸着状態とし、壁面に対する第1のフレーム3の吸着支持を解放させる。この段階の状態は、図5Cと同じである。すなわち、既に説明した図5Cの状態に戻ることになる。そしてさらに図5C〜図5Iの過程を繰り返すことによって、広い範囲にわたっての塗装が可能となる。
ここで、第1のフレーム3の各脚部29A〜29(シャフト35A〜35D)および第2のフレーム5の各脚部31A〜31D(シャフト41A〜41D)は、それぞれのフレームからの突出長さが調整可能とされているため、各フレームの相対移動時において、壁面に段差や突起部が存在しても、それらの段差や突起部が各フレームの相対移動の障害とならないように適宜調整しながら塗装作業を継続することができる。したがって段差や突起部が存在する壁面についても、塗装装置の支持が不安定となったりすることなく、広い範囲にわたって短時間で塗装を行なうことができる。
なお以上の説明では、第1のフレーム3の側の吸着部である各吸着パッド45A〜45Dと、第2のフレーム5の側の吸着部である各吸着パッド47A〜47Dについて、それぞれ個別に吸着制御部(開閉バルブ54A〜54D、56A〜56D)を設けて、それぞれ独立に吸着/非吸着状態を制御するものとしたが、場合によっては、第1のフレーム3の側の吸着部である各吸着パッド45A〜45Dについてこれらの吸着/非吸着状態を同時かつ一斉に制御するための一つの吸着制御部(開閉バルブ)を設け、かつそれとは別に、2のフレーム5の側の吸着部である各吸着パッド47A〜47Dについてこれらの吸着/非吸着状態を同時かつ一斉に制御するための一つの吸着制御部(開閉バルブ)を設けた構成としても良い。すなわち、前述の第1の態様に記載したように、吸着制御部は、少なくとも第1のフレームの側の脚部の吸着部と第2のフレームの側の脚部の吸着部とで、独立して吸着状態と非吸着状態を制御し得るように構成されていれば良い。
但し、前述の実施形態で示したように、第1のフレーム3の側の吸着部である各吸着パッド45A〜45Dと、第2のフレーム5の側の吸着部である各吸着パッド47A〜47Dについて、すべて個別に吸着制御部(開閉バルブ54A〜54D、56A〜56D)を設けて、吸着パッド45A〜45D、47A〜47Dのすべてについて、それぞれ独立に吸着/非吸着状態制御を行なうように構成した場合には、仮にいずれかの吸着パッドの位置が、壁面の段差部分や突起部に対応した場合でも、各脚部29A〜29D、31A〜31Dについての個別の突出長さ調整と、吸着パッド45A〜45D、47A〜47Dについての個別の吸着/非吸着状態の制御とを併せて行なうことによって、第1のフレーム3若しくは第2のフレーム5を、より確実かつ安定して吸着保持することが可能となる。
さらに前述の実施形態では、吸着制御部としての開閉バルブ54A〜54D、56A〜56Dを第1のフレーム3若しくは第2のフレーム5に取り付けて、手動操作によって直接開閉バルブ54A〜54D、56A〜56Dを開閉する構成としているが、場合によっては、開閉バルブ54A〜54D、56A〜56Dを、電磁バルブなどの電気的に開閉制御しうるバルブによって構成して、各フレームから離れた遠隔操作部において開閉バルブ54A〜54D、56A〜56Dを開閉制御するようにしてもよい。
なお、場合によっては、前述の脚部29A〜29Dとは別に、図示しない支持脚を、第1のフレーム3の前辺部3Aの両端側の部分から往復移動方向Aおよびフレーム伸縮方向Bに平行な平面に対して直角な方向に突出(したがって塗装対象の構造物の壁面Pに向かって突出)するように設けておき、これらの支持脚の先端に、塗装対象構造物の壁面に磁気吸引されつつその壁面上を転動可能な図示しない永久磁石もしくは電磁石からなるマグネットローラを取り付けておいても良い。
このようにマグネットローラを設けておけば、塗装対象が鋼などの磁性材料である場合には、壁面Pに対する塗装作業の開始のために塗装対象構造物の垂直な壁面Pに沿い塗装装置をクレーンなどによりチェーン若しくはワイヤなどを介して吊り下げて、塗装を開始させる箇所付近において塗装装置を壁面に近接させた際に、第1のフレーム3の前辺部3Aから突出する支持脚の先端のマグネットローラが塗装対象構造物の壁面Pに磁気的に吸着される。そのため塗装開始時に塗装装置の姿勢が安定し、容易かつ安全に塗装作業を開始させることが可能となる。
以上、本発明の好ましい実施形態を説明したが、本発明はこれらの実施形態に限定されないことはもちろんである。本発明の趣旨を逸脱しない範囲で、構成の付加、省略、置換、およびその他の変更が可能である。
1 噴霧ガン
3 第1のフレーム
5 第2のフレーム
4 噴霧ガン移動手段
21 フレーム相対移動手段
29A〜29D 脚部
31A〜31D 脚部
45A〜45D 吸着部としての吸着パッド
47A〜47D 吸着部としての吸着パッド
54A〜54D 吸着制御部としての開閉バルブ
56A〜56D 吸着制御部としての開閉バルブ
P 壁面
Q 塗装領域

Claims (4)

  1. 塗料を噴霧する噴霧ガンと、
    前記噴霧ガンを所定方向に沿って往復移動可能に支持する第1のフレームと、
    前記噴霧ガンを往復移動させるための噴霧ガン移動手段と、
    前記第1のフレームに係合され、前記方向に対して直交する方向に沿って前記第1のフレームに対し相対的に移動可能な第2のフレームと、
    前記第2のフレームを前記第1のフレームに対し前記方向に相対的に移動させるためのフレーム相対移動手段とを有し、
    さらに前記第1のフレーム、第2のフレームのぞれぞれから、前記噴霧ガンの往復移動方向に平行でかつ前記第1のフレーム、第2のフレームの相対移動方向に平行な平面に対して直角な向きに突出する脚部が、第1のフレームおよび第2のフレームにそれぞれ複数本設けられ、
    前記複数本の脚部は、それぞれ各フレームからの突出長さが調整可能とされ、
    また各脚部の先端には、それぞれ構造物の表面に吸着可能な吸着部が設けられ、
    前記各吸着部には、吸着状態と非吸着状態を制御する吸着制御部が連結され、
    前記吸着制御部は、少なくとも第1のフレームの側の脚部の吸着部と第2のフレームの側の脚部の吸着部とで、独立して吸着状態と非吸着状態を制御し得るように構成されていることを特徴とする塗装装置。
  2. 請求項1に記載の塗装装置において、
    前記吸着制御部は、前記各吸着部を、それぞれ個別に吸着状態と非吸着状態を制御し得るように構成されていることを特徴とする塗装装置。
  3. 請求項1、請求項2のいずれかの請求項に記載の塗装装置において、
    さらに前記第1のフレームに、構造物表面で転動可能なマグネットローラが設けられていることを特徴とする塗装装置。
  4. 請求項1〜請求項3のいずれかの請求項に記載の塗装装置において、
    前記各吸着部が、減圧吸引により吸着する吸着パッドにより構成され、前記吸着制御部が各吸着パッドを排気するための管路に設けられていることを特徴とする塗装装置。
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