JP2014167699A - 電子棚札端末および電子棚札システム - Google Patents
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Abstract
【課題】 緊急時の迅速な避難誘導のための有効な案内を行えるようにする。
【解決手段】 実施形態の電子棚札端末は、陳列棚に陳列される複数の商品のそれぞれに対応して陳列棚に取り付けられるものであって、表示デバイス、通信デバイス、第1の記憶手段、第2の記憶手段および表示制御手段を備える。通信デバイスは、棚札管理装置と通信する。第1の記憶手段は、対応する商品に関する情報を表す第1の画像のデータを記憶する。第2の記憶手段は、緊急事態に関する情報を表す第2の画像のデータを記憶する。表示制御手段は、平時には、対応する商品に関する情報を表す第1の画像を表示し、所定の緊急事態が発生した際に棚札管理装置が複数の電子棚札端末に対して共通に送信する緊急情報を通信手段が受信した後には、緊急事態に関する情報を表す第2の画像を表示するように表示デバイスを制御する。
【選択図】 図1
【解決手段】 実施形態の電子棚札端末は、陳列棚に陳列される複数の商品のそれぞれに対応して陳列棚に取り付けられるものであって、表示デバイス、通信デバイス、第1の記憶手段、第2の記憶手段および表示制御手段を備える。通信デバイスは、棚札管理装置と通信する。第1の記憶手段は、対応する商品に関する情報を表す第1の画像のデータを記憶する。第2の記憶手段は、緊急事態に関する情報を表す第2の画像のデータを記憶する。表示制御手段は、平時には、対応する商品に関する情報を表す第1の画像を表示し、所定の緊急事態が発生した際に棚札管理装置が複数の電子棚札端末に対して共通に送信する緊急情報を通信手段が受信した後には、緊急事態に関する情報を表す第2の画像を表示するように表示デバイスを制御する。
【選択図】 図1
Description
本発明の実施形態は、電子棚札端末および電子棚札システムに関する。
平時には広告などを表示し、緊急時には緊急情報を表示する装置は知られている。
しかしながらこの種の装置は、避難を促す画像を表示するのみである。このため、それを見た人がどのような経路で避難をすれば良いのかが分からず、迅速な避難のために有効に機能するとは限らない。
このような事情から、緊急時の迅速な避難誘導のための有効な案内を行えることが望まれていた。
実施形態の電子棚札端末は、陳列棚に陳列される複数の商品のそれぞれに対応して陳列棚に取り付けられるものであって、表示デバイス、通信デバイス、第1の記憶手段、第2の記憶手段および表示制御手段を備える。通信デバイスは、棚札管理装置と通信する。第1の記憶手段は、対応する商品に関する情報を表す第1の画像のデータを記憶する。第2の記憶手段は、緊急事態に関する情報を表す第2の画像のデータを記憶する。表示制御手段は、平時には、対応する商品に関する情報を表す第1の画像を表示し、所定の緊急事態が発生した際に棚札管理装置が複数の電子棚札端末に対して共通に送信する緊急情報を通信手段が受信した後には、緊急事態に関する情報を表す第2の画像を表示するように表示デバイスを制御する。
以下実施の形態の一例を図面を用いて説明する。
図1は本実施形態に係る電子棚札システム100のブロック図である。この電子棚札システム100は、例えばスーパーマーケットなどの物販店に設置される。
電子棚札システム100は、複数の電子棚札端末10および棚札管理装置20を含む。
電子棚札端末10は、陳列棚に陳列される複数の商品のそれぞれに対応して陳列棚に取り付けられる。棚札管理装置20は、物販店の事務室などに設置される。棚札管理装置20は、複数の電子棚札端末10のそれぞれを管理する。
電子棚札端末10は、CPU(central processing unit)11、ROM(read-only memory)12、RAM(random-access memory)13、EEPROM(electric erasable programmable read-only memory)14、表示デバイス15、無線通信デバイス16およびバスライン17を含む。なお、複数の電子棚札端末10はそれぞれ同一の構造を持つが、図1では1つの電子棚札端末10の構成のみを図示している。
CPU11は、ROM12に記憶されたオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムに基づいて、後述する表示制御処理を実行する。
ROM12は、上記のオペレーティングシステムおよびアプリケーションプログラムを記憶する。またROM12は、CPU11が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM13は、CPU11が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM13は、CPU11が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
EEPROM14は、CPU11が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU11での処理によって生成されたデータを保存する。EEPROM14が保存するデータのうちには、棚札データ14aおよび避難経路データ14bが含まれる。棚札データ14aは、商品に関する情報を表す棚札画像のデータである。避難経路データ14bは、緊急事態における避難経路を案内するための避難経路画像のデータである。棚札画像が第1の画像に相当し、避難経路画像が第2の画像に相当する。従ってEEPROM14は、第1および第2の記憶手段として機能する。
表示デバイス15は、例えばLCD(liquid crystal display)であり、CPU11の制御の下に任意の画像を表示可能である。表示デバイス15は、棚札画像および避難経路画像を表示するために利用される。
無線通信デバイス16は、無線アクセスポイント30と無線通信することにより、棚札管理装置20と通信する。無線通信デバイス16としては、例えば既存の無線LAN(local area network)通信デバイスを適用できる。
バスライン17は、CPU11、ROM12、RAM13、EEPROM14、表示デバイス15および無線通信デバイス16を、互いに通信可能に接続する。
図2は一例としての棚札画像51を表示している電子棚札端末10の外観の斜視図である。図3は一例としての避難経路画像52を表示している電子棚札端末10の外観の斜視図である。
図2,3に示すように電子棚札端末10は、商品41を陳列する陳列棚42の前縁42aに取り付けられている。棚札画像51は、商品41の種別、製造者、商品名および売価を表している。避難経路画像52は、避難を促す文字メッセージと避難方向を示す矢印とを表している。
図4は物販店のレイアウトの一例を示す見取図である。
図4に示す物販店には、3つの非常口E1,E2,E3が有り、陳列棚42-1〜42-27が配置されている。
この場合には例えば、陳列棚42-1,42-4,42-6〜42-8,42-12〜42-14,42-18〜42-23,42-25に取り付けられる電子棚札端末10のEEPROM14には、図3に示す避難経路画像52のデータを避難経路データ14bとして記憶させておく。また陳列棚42-2,42-3,42-5,42-9〜42-11,42-15〜42-17,42-24,42-26,42-27に取り付けられる電子棚札端末10のEEPROM14には、図3に示す避難経路画像52における矢印を逆向きとした避難経路画像のデータを避難経路データ14bとして記憶させておく。
棚札管理装置20は、CPU21、ROM22、RAM23、補助記憶デバイス24、操作デバイス25、表示デバイス26、通信デバイス27およびバスライン28を含む。
CPU21は、ROM22に記憶されたオペレーティングシステムや、ROM22または補助記憶デバイス24に記憶されたアプリケーションプログラムに基づいて、電子棚札端末10を管理するための各種の機能を実行するための各種の処理を行う。
ROM22は、上記のオペレーティングシステムを記憶する。ROM22は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。またROM22は、CPU21が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する場合もある。
RAM23は、CPU21が各種の処理を行う上で参照するデータを記憶する。さらにRAM23は、CPU21が各種の処理を行う上で一時的に使用するデータを記憶しておく、いわゆるワークエリアとして利用される。
補助記憶デバイス24は、例えばハードディスクドライブやSSD(solid state drive)などである。補助記憶デバイス24は、CPU21が各種の処理を行う上で使用するデータや、CPU21での処理によって生成されたデータを保存する。補助記憶デバイス24は、上記のアプリケーションプログラムを記憶する場合もある。
操作デバイス25は、例えばキーボードやマウスなどであり、オペレータによる操作の内容を表したコマンドを出力する。
表示デバイス26は、例えばLCDであり、CPU21の制御の下に任意の画像を表示可能である。表示デバイス26は、操作者に対して提示するべき各種の情報を表した画像を表示するために利用される。
通信デバイス27は、無線アクセスポイント30を介して複数の電子棚札端末10のそれぞれと通信する。通信デバイス27としては、例えば既存のLAN通信デバイスを適用できる。
バスライン28は、CPU21、ROM22、RAM23、補助記憶デバイス24、操作デバイス25、表示デバイス26および通信デバイス27を、互いに通信可能に接続する。
ところで、ROM22または補助記憶デバイス24が記憶するアプリケーションプログラムのうちには、後述する管理処理に関して記述した管理処理プログラムを含む。この管理処理プログラムを補助記憶デバイス24が記憶する場合、棚札管理装置20の譲渡は、一般的に管理処理プログラムが補助記憶デバイス24に記憶された状態にて行われる。しかし、管理処理プログラムを補助記憶デバイス24が記憶しない棚札管理装置20と、管理処理プログラムとを別々に譲渡しても良い。そして、管理処理プログラムが棚札管理装置20のユーザによって補助記憶デバイス24に書き込まれても良い。なお、管理処理プログラムの譲渡には、磁気ディスク、光磁気ディスク、光ディスク、半導体メモリなどのようなリムーバブルな記録媒体、あるいはネットワークなどの様々なメディアを利用して行うことができる。
棚札管理装置20は、例えば汎用のサーバ装置やコンピュータ装置を基本ハードウェアとして用いることができる。そして、補助記憶デバイス24、操作デバイス25、表示デバイス26および通信デバイス27は、汎用のサーバ装置やコンピュータ装置に内蔵されたものであっても良いし、外付けで利用される汎用のデバイスであっても良い。そして補助記憶デバイス24、操作デバイス25、表示デバイス26および通信デバイス27の少なくとも1つとして汎用のデバイスを用いる場合には、当該デバイスを含めずに棚札管理装置20を実現しても良い。
次に以上のように構成された電子棚札システム100の動作について説明する。なお、以下に説明する処理の内容は一例であって、同様な結果を得ることが可能な様々な処理を適宜に利用できる。
図5は表示制御処理におけるフローチャートである。図6は管理処理におけるフローチャートである。
電子棚札端末10が電源投入状態にあるときにCPU11は図5に示す処理を実行する。
ステップSa1においてCPU11は、棚札データ14aに基づく表示デバイス15での棚札画像の表示を開始させる。
ステップSa2においてCPU11は、後述する更新情報が無線通信デバイス16により受信されたか否かを確認する。そして、更新情報が受信されていないためにNOと判定したならばCPU11は、ステップSa3へ進む。
ステップSa3においてCPU11は、後述する緊急情報が無線通信デバイス16により受信されたか否かを確認する。そして、緊急情報が受信されていないためにNOと判定したならばCPU11は、ステップSa2へ戻る。
かくしてステップSa2,3においてCPU11は、更新情報または緊急情報が無線通信デバイス16により受信されるのを待ち受ける。なお、このときには、表示デバイス15は棚札データ14aが示す棚札画像を常時表示する。
一方で、管理処理の実行が操作者によって指示されると、CPU21は図6に示す管理処理を開始する。
ステップSb1においてCPU21は、メニュー画面を表示するよう表示デバイス26を制御する。メニュー画面は、電子棚札端末10の管理のための複数の処理のいずれかの指定を操作者に行わせるためのGUI(graphical user interface)画面である。このメニュー画面は、棚札画像の更新を指示するためのボタンや、管理処理の終了を指示するためのボタンを含む。
ステップSb2においてCPU21は、メニュー画面での操作がなされたか否かを確認する。そして、該当する操作が行われていないためにNOと判定したならばCPU21は、ステップSb3へと進む。
ステップSb3においてCPU21は、緊急事態であるか否かを確認する。そして緊急事態ではないためにNOと判定したならばCPU21は、ステップSb2へ戻る。
かくしてステップSb2,3においてCPU21は、メニュー画面での操作がなされるか、あるいは緊急事態となるのを待ち受ける。そして、メニュー画面での操作が例えば操作デバイス25を用いて操作者により行われると、CPU21はステップSb2でYESと判定し、ステップSb4へと進む。
ステップSb4においてCPU21は、上記のメニュー画面での操作が棚札画像の更新の指示であるか否かを確認する。そして棚札画像の更新を指示する操作が行われた場合にCPU21はYESと判定し、ステップSb5へと進む。
ステップSb5においてCPU21は、複数の電子棚札端末10のうちの1つに宛てた更新情報を送信する。更新情報は、複数の電子棚札端末10のそれぞれを識別する識別情報のうちの操作者により指定された1つを宛先情報として含むとともに、棚札データを含む。棚札データは、別途の編集処理によって作成された棚札画像を表すものであり、例えば補助記憶デバイス24に記憶されている。CPU21は、更新情報を生成し、通信デバイス27から無線アクセスポイント30へと送出する。
更新情報は、無線アクセスポイント30から複数の電子棚札端末10のそれぞれに向けて無線送信される。
無線アクセスポイント30が無線送信した更新情報が電子棚札端末10に到達すると、この更新情報を無線通信デバイス16が受信する。無線通信デバイス16は、更新情報に含まれる識別情報に基づいて、当該更新情報が自端末に宛てたものであるか否かを確認する。そして自端末に宛てたものである場合に無線通信デバイス16は、更新情報をRAM13に書き込むとともに、更新情報を受信した旨をCPU11に通知する。
この通知を受けるとCPU11は、図5のステップSa2においてYESと判定し、ステップSa4へ進む。なお、更新情報が自端末に宛てたものでは無い場合に無線通信デバイス16は、更新情報をRAM13には書き込まず、更新情報を受信した旨のCPU11への通知も行わない。従ってこの場合にはCPU11は、ステップSa2からステップSa4へと進むことはない。
ステップSa4においてCPU11は、無線通信デバイス16が受信した更新情報が含んでいる棚札データを、EEPROM14が記憶する棚札データ14aに対して上書き保存する。このとき、表示デバイス15は、EEPROM14が記憶する棚札データ14aが表す画像を表示する状態にある。従って、上記のようにして棚札データ14aが更新されたことに応じて、表示デバイス15が表示する棚札画像も更新される。
ステップSa5においてCPU11は、完了情報を無線通信デバイス16から送信する。そしてこののちにCPU11は、ステップSa2,3の待ち受け状態に戻る。完了情報は、棚札管理装置20を識別する識別情報を宛先情報として含むとともに、棚札データの更新を完了した旨を通知するための予め定められたコマンドを含む。
完了情報は、無線アクセスポイント30で受信された上で、棚札管理装置20へと伝送される。棚札管理装置20では、このように到来した完了情報を通信デバイス27が受信する。そして完了情報を受信すると通信デバイス27は、その旨をCPU21に通知する。
さてCPU21は、図6のステップSb5にて更新情報を送信したのちには、ステップSb6へ進む。
ステップSb6においてCPU21は、完了情報が受信されたか否かを確認する。そして完了情報が受信されていないためにNOと判定したならばCPU21は、ステップSb6に戻る。つまりCPU21はステップSb6において、完了情報が受信されるのを待ち受ける。そして、上述したように完了情報が受信され、その旨が通信デバイス27から通知されたならば、CPU21はステップSb6でYESと判定する。そしてこの場合にCPU21は、ステップSb2,3の待ち受け状態に戻る。
このように、複数の電子棚札端末10のそれぞれが表示する棚札画像は、複数の電子棚札端末10のそれぞれで個別に更新できる。
ところで、例えば火災や地震などの予め定めた事象が発生すると、CPU21はステップSb3でYESと判定し、ステップSb7へ進む。なお、上記の事象の発生は、棚札管理装置20に接続された図示しないセンサや、あるいは図示しないサーバなどから配信される情報に基づいて検知すれば良い。
ステップSb7においてCPU21は、緊急情報を複数の電子棚札端末10の全てに宛てて同報送信するよう通信デバイス27を制御する。かくしてCPU21は、送信制御手段として機能する。なお、緊急情報は、電子棚札端末10の全てに対する同報であることを表す宛先情報と、表示画像の切り換えを指示するための予め定められたコマンドとを含む。
緊急情報は、無線アクセスポイント30から複数の電子棚札端末10のそれぞれに向けて無線送信される。無線アクセスポイント30が無線送信した緊急情報が電子棚札端末10に到達すると、この緊急情報を無線通信デバイス16が受信する。そして無線通信デバイス16は、その旨をCPU11に通知する。この通知を受けるとCPU11は、図5のステップSa3においてYESと判定し、ステップSa6へ進む。
ステップSa6においてCPU11は、避難経路データ14bに基づく避難経路画像の表示を開始するように表示デバイス15を制御する。かくして、複数の電子棚札端末10の全てで避難経路画像が表示される。
以上のようにCPU11は、表示制御手段として機能する。
図7は緊急事態における物販店の内部の様子を示す斜視図である。
図7に示すように、複数の電子棚札端末10の全てで避難経路画像が表示されることにより、複数の電子棚札端末10が連携して避難経路の表示が行われる。
ステップSa7においてCPU11は、後述する解除情報が受信されたか否かを確認する。そして、解除情報が受信されていないためにNOと判定したならばCPU11は、ステップSa7に戻る。つまりCPU11はステップSa7において、解除情報が受信されるのを待ち受ける。
さて、図6のステップSb7にて緊急情報を送信したのちにCPU21は、ステップSb8へ進む。
ステップSb8においてCPU21は、上記のような避難経路を表示する状態の解除を指示する操作が操作者によりなされたか否かを確認する。そして、該当する操作がなされていないためにNOと判定したならばCPU21は、ステップSb8に戻る。つまりCPU21はステップSb8において、解除が指示されるのを待ち受ける。そして解除が指示されたためにステップSb8にてYESと判定したならばCPU21は、ステップSb9へ進む。
ステップSb9においてCPU21は、解除情報を複数の電子棚札端末10の全てに宛てて同報送信する。そしてこののちにCPU21は、ステップSb2,3の待ち受け状態に戻る。なお、解除情報は、電子棚札端末10の全てに対する同報であることを表す宛先情報と、表示画像を棚札画像に戻すことを指示するための予め定められたコマンドとを含む。
解除情報は、無線アクセスポイント30から複数の電子棚札端末10のそれぞれに向けて無線送信される。無線アクセスポイント30が無線送信した解除情報が電子棚札端末10に到達すると、この解除情報を無線通信デバイス16が受信する。そして無線通信デバイス16は、その旨をCPU11に通知する。この通知を受けるとCPU11は、図5のステップSa7においてYESと判定し、ステップSa1に戻る。つまりCPU11は、棚札画像を表示する状態に電子棚札端末10の動作状態を戻す。
ところで、棚札管理装置20におけるメニュー画面での操作が更新指示ではなかったために図6のステップSb4にてNOと判定したならばCPU21は、ステップSb10へと進む。
ステップSb10においてCPU21は、上記のメニュー画面での操作が終了の指示であるか否かを確認する。そして終了を指示する操作が行われたのではない場合にCPU21はNOと判定し、ステップSb11へと進む。
ステップSb11においてCPU21は、メニュー画面での操作に応じた処理を実行する。棚札画像の編集処理は、ここで行われる処理の1つである。そしてこの処理を実行し終えたならばCPU21は、ステップSb1に戻る。
終了を指示する操作が行われた場合にCPU21は、ステップSb10にてYESと判定し、管理処理を終了する。
以上のように電子棚札システム100によれば、電子棚札端末10の個々での表示画像は小さくとも、複数の電子棚札端末10で連携して避難経路を表示することによって迅速な避難のための有効な案内を行える。具体的には、図4に示すごとくレイアウトされた物販店にて用いる複数の電子棚札端末10のEEPROM14のそれぞれに前述したような避難経路データ14bを記憶しているならば、陳列棚42-1,42-2,42-5,42-8,42-11,42-23の近傍の顧客は、これらの陳列棚に取り付けられた電子棚札端末10での表示によって非常口E1へと誘導される。また、陳列棚42-3,42-4,42-14,42-17,42-20〜42-22,42-26,42-27の近傍の顧客は、これらの陳列棚に取り付けられた電子棚札端末10での表示によって非常口E2へと誘導される。さらに、陳列棚42-6,42-7,42-9,42-10,42-12,42-13,42-15,42-16,42-18,42-19,42-24,42-25の近傍の顧客は、これらの陳列棚に取り付けられた電子棚札端末10での表示によって非常口E3へと誘導される。
また電子棚札システム100では、避難経路データ14bを電子棚札端末10のEEPROM14にて個別に保持している。そして、緊急情報の同報送信をトリガとして複数の電子棚札端末10の全てが一斉に避難経路画像を表示する。これにより、避難経路データを電子棚札端末10のそれぞれへと配信したり、複数の電子棚札端末10のそれぞれの表示の変更を個別に制御するのに比べて、複数の電子棚札端末10が連携しての避難経路の表示を速やかに開始できる。
そして電子棚札システム100によれば、避難経路の表示に電子棚札端末10を用いるので、専用の表示デバイスを別途設ける場合に比べて大幅に簡易な構成により実現可能である。
この実施形態は、次のような種々の変形実施が可能である。
複数の電子棚札端末10のうちの一部では、例えば「大地震が発生しました」のような緊急事態の内容を報知する画像を避難経路画像に代えて表示しても良い。
電子棚札端末10と棚札管理装置20とは有線通信を行っても良い。
本発明のいくつかの実施形態を説明したが、これらの実施形態は、例として提示したものであり、発明の範囲を限定することは意図していない。これら新規な実施形態は、その他の様々な形態で実施されることが可能であり、発明の要旨を逸脱しない範囲で、種々の省略、置き換え、変更を行うことができる。これら実施形態やその変形は、発明の範囲や要旨に含まれるとともに、特許請求の範囲に記載された発明とその均等の範囲に含まれる。
100…電子棚札システム、10…電子棚札端末、20…棚札管理装置、30…無線アクセスポイント、11,21…CPU、12,22…ROM、13,23…RAM、14…EEPROM、14a…棚札データ、14b…避難経路データ、15…表示デバイス、16…無線通信デバイス、24…補助記憶デバイス、25…操作デバイス、26…表示デバイス、27…通信デバイス、41…商品、42…陳列棚、51…棚札画像、52…避難経路画像。
Claims (5)
- 陳列棚に陳列される複数の商品のそれぞれに対応して前記陳列棚に取り付けられる電子棚札端末であって、
表示デバイスと、
棚札管理装置と通信する通信デバイスと、
対応する前記商品に関する情報を表す第1の画像のデータを記憶する第1の記憶手段と、
緊急事態に関する情報を表す第2の画像のデータを記憶する第2の記憶手段と、
平時には、対応する前記商品に関する情報を表す第1の画像を表示し、所定の緊急事態が発生した際に前記棚札管理装置が複数の電子棚札端末に対して共通に送信する緊急情報を前記通信手段が受信した後には、前記緊急事態に関する情報を表す第2の画像を表示するように前記表示デバイスを制御する表示制御手段とを具備したことを特徴とする電子棚札端末。 - 前記第1の画像のデータを記憶する第1の記憶手段と、
前記第2の画像のデータを記憶する第2の記憶手段とをさらに備え、
前記表示制御手段は、前記第1および第2の記憶手段が記憶するデータに基づいて前記第1および第2の画像を表示するように前記表示デバイスを制御することを特徴とする請求項1に記載の電子棚札端末。 - 前記第2の画像は、避難方向を表すことを特徴とする請求項1または2に記載の電子棚札端末。
- 前記第2の画像は、他の表示装置が表示する第2の画像との連携により避難経路を表すことを特徴とする請求項1または2に記載の電子棚札端末。
- 陳列棚に陳列される複数の商品のそれぞれに対応して前記陳列棚に取り付けられる複数の電子棚札端末と棚札管理装置とを含み、
前記棚札管理装置は、
前記複数の電子棚札端末と通信する第1の通信デバイスと、
所定の緊急事態が発生した際に前記複数の電子棚札端末に対して緊急情報を共通に送信するように前記第1の通信デバイスを制御する送信制御手段とを具備し、
前記電子棚札端末は、
表示デバイスと、
棚札管理装置と通信する第2の通信デバイスと、
対応する前記商品に関する情報を表す第1の画像のデータを記憶する第1の記憶手段と、
緊急事態に関する情報を表す第2の画像のデータを記憶する第2の記憶手段と、
平時には前記第1の記憶手段が記憶するデータに基づいて前記第1の画像を表示し、前記緊急情報を前記第2の通信デバイスが受信した後には前記第2の記憶手段が記憶するデータに基づいて前記第2の画像を表示するように前記表示デバイスを制御する表示制御手段とを具備したことを特徴とする電子棚札システム。
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