JP2014167441A - 車両用計器装置 - Google Patents

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Hideo Araki
秀夫 荒木
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Abstract

【課題】イグニッションスイッチをオンにした場合のオープニング演出時に、エンジンスタータの作動に起因する照明のちらつきが生じることを適切に防止することが可能な車両用計器装置を提供する。
【解決手段】イグニッションスイッチがオンとされた場合に、指針30がスイープするとともに、所定の照明6,7が点灯するように構成されている、車両用計器装置Aであって、イグニッションスイッチがオンとされた場合には、指針30のスイープ往き動作が実行され、かつエンジンスタータの作動が完了するまでは指針30が最大振れ幅位置で待機状態となり、エンジンスタータの作動が完了すると、指針30のスイープ戻り動作が開始されるとともに、照明6,7の点灯も開始されるように構成されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、自動車のスピードメータやタコメータなどの計器類を備えた車両用計器装置、さらに詳しくは、イグニッションスイッチをオンにした際にいわゆるオープニング演出制御が行なわれるように構成された車両用計器装置に関する。
オープニング演出制御が行なわれる車両用計器装置の具体例として、特許文献1,2に記載のものがある。
これらの文献に記載された車両用計器装置においては、イグニッションスイッチがオンにされると、計器の指針をスイープさせるとともに、このスイープの開始と同時に、所定の計器盤照明を点灯させるようにしている。ここで、スイープとは、指針を所定の初期位置(通常は目盛りゼロの位置)から最大目盛り近辺の位置まで回転させ、かつその後に元の位置に戻す動作である。また、イグニッションスイッチがオンとは、エンジン制御ユニットがオフからオンとされることであり、イグニッションスイッチがオンとされた後にエンジン始動操作がさらに行なわれることにより、エンジンスタータが作動を開始する。
前記従来技術においては、次に述べるように改善すべき余地があった。
すなわち、イグニッションスイッチがオンにされた後には、エンジンスタータがオンにされるのが通例である。このため、前記従来においては、指針のスイープに伴わせて計器盤照明を点灯させている際に、エンジンスタータの作動時期が丁度重なる場合がある。このような状況が生じると、エンジンスタータのバッテリ電源使用に起因し、計器盤照明にちらつきを生じ易い。したがって、オープニング演出時の見栄えをよくするには、このような現象を適切に防止することが望まれる。
なお、前記した不具合を防止する手段としては、指針のスイープおよびこれに伴う計器盤照明の点灯を、エンジンスタータの作動後に開始させることが考えられる。ところが、このような手段によれば、エンジンが既に始動し、かつ早々に車両が走行を開始している段階で指針をスイープさせてしまう可能性があり、好ましいものではない。
特許第4734743号公報 特許第3478339号公報
本発明は、前記したような事情のもとで考え出されたものであり、イグニッションスイッチをオンにした場合のオープニング演出時に、エンジンスタータの作動に起因する照明のちらつきが生じることを適切に防止することが可能な車両用計器装置を提供することを、その課題としている。
上記の課題を解決するため、本発明では、次の技術的手段を講じている。
本発明により提供される車両用計器装置は、イグニッションスイッチがオンとされた場合に、指針がスイープするとともに、所定の照明が点灯するように構成されている、車両用計器装置であって、前記イグニッションスイッチがオンとされた場合には、前記指針の
スイープ往き動作が実行され、かつエンジンスタータの作動が完了するまでは前記指針が最大振れ幅位置で待機状態となり、前記エンジンスタータの作動が完了すると、前記指針のスイープ戻り動作が開始されるとともに、前記照明の点灯も開始されるように構成されていることを特徴としている。
このような構成によれば、次のような効果が得られる。
第1に、所定の照明の点灯は、エンジンスタータの作動が完了した後に開始されるために、エンジンスタータの作動中に照明を点灯させる場合に発生する照明のちらつきを、適切に防止することができる。
第2に、指針のスイープ往き動作が行なわれる時期は、イグニッションスイッチがオンとされた時期に対応しているため、指針のスイープ動作の開始時期に違和感を生じないようにすることができる。加えて、所定の照明の点灯開始時期は、指針のスイープ戻り動作が開始される時期に対応するため、指針と照明とが連動した状態となり、やはりこれらの動作に違和感を与えないようにすることができる。
第3に、指針のスイープ戻り動作は、エンジンの始動後に行なわれることとなるが、指針のスイープ戻り動作のみであれば、指針を早期に元の初期位置に戻すことができる。このため、エンジン始動後の早期に車両の走行が開始された場合であっても、その際に指針が未だスイープ中であるといった不具合を生じないようにすることもできる。
本発明のその他の特徴および利点は、添付図面を参照して以下に行なう発明の実施の形態の説明から、より明らかになるであろう。
本発明に係る車両用計器装置の一例を模式的に示す要部正面図である。 図1に示す車両用計器装置の動作の一例を示すタイムチャートである。 図1に示す車両用計器装置のコントローラの動作手順の一例を示すフローチャートである。
以下、本発明の好ましい実施の形態について、図面を参照して具体的に説明する。
図1に示す車両用計器装置Aは、自動車の運転席の前方に配設される計器盤1、およびコントローラ2を備えている。
計器盤1には、複数のメータ3、1または複数のディスプレイ4、および複数の照明5〜7が設けられている。
より具体的には、メータ3(3A〜3D)としては、スピードメータ3A、タコメータ3B、燃料残量メータ3C、エンジン冷却水の水温メータ3Dがある。これらのメータ3A〜3Dは、指針30(30A〜30D)、および文字板31(31A〜31C)を有している。指針30A〜30Dは、回動内機32A〜32Dの駆動により所定の目盛りを指すように回転制御されるものであり、スイープ動作が可能である。スイープの意味は、既述したとおり、指針30を所定の初期位置から最大目盛り近辺の位置まで回転させ(図1では仮想線で示している)、かつその後に元の位置へ戻す動作である。ただし、このスイープは、指針が所定の初期位置から最大目盛り近辺の位置まで回転する「往き動作」と、往き動作の終了後に最大目盛り近辺の位置から元の初期位置まで回転する「戻り動作」とに区分することができる。
ディスプレイ4は、たとえば液晶表示器を用いたものであり、車両の積算走行距離、走行モード、あるいはその他の所定の車両情報を画面表示可能なものである。複数の照明5〜7としては、指針30を照明する指針照明5(5a〜5d)、ディスプレイ4用の照明
6、および文字板31をその背後から照らす文字板照明7(7a〜7c)がある。これらの照明5〜7の構造自体は、従来既知のものと同様であり、その詳細は省略する。
コントローラ2は、マイクロコンピュータなどを用いて構成されており、各指針30のスイープ動作や、各照明5〜7の点灯駆動制御を実行する。このコントローラ2には、自動車のイグニッションスイッチ・オン検出部80、およびエンジンスタータ作動検出部81が接続されており、これらから送信されてくる検出信号に基づき、後述するオープニング演出制御を実行するように構成されている。
次に、コントローラ2の動作制御手順の一例、および車両用計器装置Aの作用について、図3のフローチャート、および図2のタイムチャートを参照しつつ説明する。
まず、イグニッションスイッチがオフの状態からオンにされると、指針30(30A〜30D)のスイープ往き動作が実行される(S1:YES,S2)。このスイープ往き動作は、イグニッションスイッチがオンになると同時に実行される必要はなく、その開始時期については、イグニッションスイッチがオンになった時点から、所定時間T1(たとえば0.5秒程度)遅らせてもよい(図2を参照)。図3には不記載であるが、照明5〜7のうち、指針照明5は、スイープ往き動作の開始時に点灯駆動される。これは、運転者にスイープの往き動作を明確に認識させるためである。また、指針照明5は、発光面積が小さい照明であるため、エンジンスタータが作動してもちらつきは殆どなく、仮に、ちらつきを生じたとしてもこのちらつきは目立たないからである。
指針30のスイープ往き動作が実行された後には、エンジンスタータの作動が完了しているか否かが判断される(S3)。エンジンスタータの作動が完了し、既にエンジンが始動している場合には、その後直ちに指針30のスイープ戻り動作が実行されるとともに、ディスプレイ用の照明6および文字板照明7の点灯が開始される(S3:YES,S4)。なお、文字板照明7を点灯させる際には、たとえばその明るさを徐々に増していくように制御される。図2のタイムチャートは、前記したような制御に対応したものである。
前記とは異なり、指針30のスイープ往き動作が実行された際に、エンジンスタータの作動が未だ完了していない場合には、指針30は、最大振れ幅の位置で待機状態とされ、スイープ戻り動作は開始されない(S3:NO,S5)。ディスプレイ用の照明6および文字板照明7の点灯も開始されない。エンジンスタータの作動が完了していない場合とは、エンジンスタータは始動しているものの、未だその作動中である場合が該当する。未だエンジンスタータが始動していない場合も含めることができる。このような状況は、エンジンスタータのスイッチ操作を行なうタイミングには個人差があることや、冬季にエンジンスタータの作動時間が長くなるといったことなどに起因して生じる。指針30が、前記した最大振れ幅の位置で待機状態とされた場合には、その後の所定の制限時間内にエンジンスタータの作動が完了した時点で、指針30のスイープ戻り動作が開始されるとともに、ディスプレイ用の照明6および文字板照明7(7a〜7c)の点灯も開始される(S6:NO,S3:YES,S4)。
一方、指針30が最大振れ幅の位置で待機している際に、所定の制限時間内にエンジンスタータの作動が完了しない場合には、その制限時間が到来した時点で前記の待機状態を解除し、指針30のスイープ戻り動作、およびディスプレイ用の照明6および文字板照明7の点灯が開始される(S6:YES,S4)。したがって、指針30が最大振れ幅の位置に停止したままの状態が比較的長時間にわたって継続することは適切に回避され、運転者に違和感を与えないようにすることができる。
前記した一連の動作制御によれば、ディスプレイ用の照明6および文字板照明7は、エ
ンジンスタータの作動が完了した後に点灯を開始するために、エンジンスタータの作動に起因する照明のちらつきはなくなる。したがって、見栄えをよくすることができる。指針30のスイープ往き動作が開始される時期は、イグニッションスイッチがオンとされた時期に対応しているため、指針30のスイープ動作の開始時期に違和感も生じない。ディスプレイ用の照明6および文字板照明7の点灯開始時期は、指針30のスイープ戻り動作が開始される時期に対応しているために、指針30と前記の照明6,7とが連動した状態となり、やはりこれらの動作に違和感を与えないようにすることができる。指針30のスイープ戻り動作は、エンジンの始動後に行なわれることとなるが、指針30のスイープ戻り動作のみであれば、指針30を早期に元の初期位置に戻すことができる。したがって、エンジン始動後早々に、車両の走行が開始された場合であっても、指針30が未だにスイープ中であるといった不具合を生じないようにすることもできる。
本発明は、上述した実施形態の内容に限定されない。本発明に係る車両用計器装置の各部の具体的な構成は、本発明の意図する範囲内において種々に設計変更自在である。
上述の実施形態では、スピードメータ、タコメータ、燃料残量メータ、およびエンジン冷却水の水温メータの計4つの指針の全てをスイープさせているが、スイープ動作の対象となるメータの指針の種類(メータの種類)や数は、これに限定されない。指針のスイープに連動して点灯駆動制御される照明は、ディスプレイ用の照明や文字板照明に限らない。
A 車両用計器装置
30(30A〜30D) 指針
6 ディスプレイ用の照明
7(7a〜7c) 文字板照明

Claims (1)

  1. イグニッションスイッチがオンとされた場合に、指針がスイープするとともに、所定の照明が点灯するように構成されている、車両用計器装置であって、
    前記イグニッションスイッチがオンとされた場合には、前記指針のスイープ往き動作が実行され、かつエンジンスタータの作動が完了するまでは前記指針が最大振れ幅位置で待機状態となり、
    前記エンジンスタータの作動が完了すると、前記指針のスイープ戻り動作が開始されるとともに、前記照明の点灯も開始されるように構成されていることを特徴とする、車両用計器装置。
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