JP2008292949A - 表示装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】一定周期で繰り返す光源の点滅動作を点滅表示によって表示する表示装置において、点滅表示の点滅周期のバラツキを抑える。
【解決手段】表示装置1は、一定周期で繰り返す光源10a、10bの点滅動作を、明表示と暗表示とを交互に繰り返す点滅表示によって表示可能な表示手段5と、明表示の明表示時間t1を記憶するとともに、明表示時間を書き換え可能に構成されている記憶手段71と、記憶手段71から入力した明表示時間t1の明表示を行うように、点滅表示を制御する制御手段7とを備える。これにより、一定周期で繰り返す光源の点滅動作を点滅表示によって表示する表示装置において、点滅表示の点滅周期のバラツキを抑えることができる。
【選択図】図3
【解決手段】表示装置1は、一定周期で繰り返す光源10a、10bの点滅動作を、明表示と暗表示とを交互に繰り返す点滅表示によって表示可能な表示手段5と、明表示の明表示時間t1を記憶するとともに、明表示時間を書き換え可能に構成されている記憶手段71と、記憶手段71から入力した明表示時間t1の明表示を行うように、点滅表示を制御する制御手段7とを備える。これにより、一定周期で繰り返す光源の点滅動作を点滅表示によって表示する表示装置において、点滅表示の点滅周期のバラツキを抑えることができる。
【選択図】図3
Description
本発明は、光源の点滅動作を点滅表示によって表示する表示装置に関するものである。
光源の点滅動作を点滅表示によって表示する車両用の表示装置として、ターンランプの点滅動作に同期して点滅表示させるターン表示部を備えた表示装置がある。
例えば、ターンシグナルスイッチを左折方向へ操作すると、ターン点滅制御装置は、左折時に動作する左ターンランプを点滅動作させ、この点滅動作を表す点滅信号を表示装置へ出力する。表示装置は、この点滅信号を受けて左側のターン表示部を点滅表示させる。これにより、左側のターン表示部は、左ターンランプの点滅動作に同期して点滅表示して、左ターンランプの点滅動作を表示する。
しかし、近年車両のワイヤハーネスの低減等のため、車両情報を車内LANを介して多重通信によって送信する場合が多くなり、上述の点滅信号も、ターン点滅制御装置から表示装置に車内LANを介して多重通信によって送信される場合が多くなっている。多重通信では、決められた規格の周期と順序で複数の情報が一つの伝送路によって送信されるため、その送信周期分の送信遅延が発生する。
この送信遅延は、数ミリ秒(ms)〜数10msであるが、光源による一定周期の点滅動作を点滅表示によって表示する表示装置では、この送信遅延が、点滅表示の点滅周期のバラツキとして無視できないものになる。この点滅表示の点滅周期のバラツキによって、この表示装置の視認者に違和感を与えることになる。
この問題は、点滅信号が多重通信によって送信される場合に限らず、例えば、マトリックス状に複数の画素が形成されている液晶パネルによって点滅表示を行う場合にも共通する問題である。この液晶パネルでは、1秒間に60フレームの画像を切り替えて点滅表示するため、この画像切替タイミング分の表示遅延等が、点滅表示の点滅周期のバラツキとして無視できないものになるからである。
本発明は、このような事情を考慮してなされたものであり、一定周期で繰り返す光源の点滅動作を点滅表示によって表示する表示装置において、点滅表示の点滅周期のバラツキを抑えることを目的とする。
本発明は上記目的を達成するため、以下の技術的手段を採用する。
請求項1に記載の表示装置は、一定周期で繰り返す第1光源の点滅動作を、明表示と暗表示とを交互に繰り返す点滅表示によって表示可能な表示手段と、明表示の明表示時間を記憶するとともに、明表示時間を書き換え可能に構成されている記憶手段と、記憶手段から入力した明表示時間の明表示を行うように、点滅表示を制御する制御手段とを備えることを特徴とする。
この構成では、記憶手段に記憶されている明表示時間の明表示を行うように、点滅表示を制御し、且つ、記憶手段が、明表示時間を書き換え可能に構成されている。これにより、明表示時間が調整可能であるため、点滅表示において明表示時間のバラツキを抑えることができる。このため、点滅表示の点滅周期のバラツキを抑えることができる。
請求項2に記載の表示装置は、記憶手段が、暗表示の暗表示時間を記憶するとともに、暗表示時間を書き換え可能に構成され、制御手段が、記憶手段記憶から入力した暗表示時間の暗表示を明表示と交互に行うように、点滅表示を制御することを特徴とする。
この構成では、記憶手段に記憶されている暗表示時間の暗表示を明表示と交互に行うように、点滅表示を制御し、且つ、記憶手段が、暗表示時間を書き換え可能に構成されている。これにより、暗表示時間が調整可能であるため、点滅表示において明表示時間と暗時間の両方のバラツキを抑えることができる。このため、点滅表示の点滅周期のバラツキをより抑えることができる。
請求項3に記載の表示装置は、記憶手段が、点滅表示の開始時における明表示時間を第1明表示時間として記憶するとともに、第1明表示時間を書き換え可能に構成され、制御手段が、記憶手段記憶から入力した第1明表示時間の明表示を点滅表示の開始時に行うように、点滅表示を制御することを特徴とする。
この構成では、記憶手段に記憶されている第1明表示時間の明表示を点滅表示の開始時に行うように、点滅表示を制御し、且つ、記憶手段が、第1明表示時間を書き換え可能に構成されている。これにより、第1明表示時間を調整することによって、点滅表示のタイミングを点滅動作のタイミングに合わせることが可能になる。このため、上述の効果に加えて、点滅動作と点滅表示のずれを抑えることができる。
請求項4に記載の表示装置は、表示手段が、透光性を有する点滅表示部と、点滅表示部を透過照明する第2光源とを備え、表示手段が、第2光源を点燈することによって明表示を行い、第2光源を消燈することによって暗表示を行うことを特徴とする。これにより、簡易な構成の表示手段によって、上述の効果を得ることができる。
請求項5に記載の表示装置は、制御手段が、点滅動作と連動した点滅信号を入力し、点滅信号に基いて点滅表示を制御することを特徴とする。これにより、上述の効果に加えて、点滅動作と点滅表示のずれを抑えることができる。
請求項6に記載の表示装置は、記憶手段が、点滅表示の終了時を設定するための設定時間を記憶するとともに、設定時間を書き換え可能に構成され、制御手段が、点滅動作と連動した点滅信号を入力して点滅信号に基いて点滅表示を制御し、且つ、記憶手段記憶から入力した設定時間の間で点滅信号が入力されない際に該点滅表示を停止することを特徴とする。
この構成では、設定時間の間で点滅信号が入力されない際に点滅表示を停止させ、記憶手段が、設定時間を書き換え可能に構成されている。これにより、設定時間を調整することによって、点滅動作の終了前に点滅表示が終了することを防止できる。このため、上述の効果に加えて、点滅動作と点滅表示のずれを抑えることができる。
請求項7に記載の表示装置は、車両に搭載される表示装置であって、第1光源は、車両のターンランプであり、制御手段が、車内LANを介して多重通信によって点滅信号を入力することを特徴とする。これにより、車内LANを介して多重通信によって入力した点滅信号に基いて点滅表示を制御する表示装置において、上述の効果を得ることができる。
以下、本発明による表示装置を、車両に搭載される表示装置であるコンビネーションメータとして図面に基づいて説明する。
図1に示す表示装置であるコンビネーションメータ1は、速度計3と、回転計4と、表示手段であるターン表示部5とを備え、これらは、表示板2上に設けられる。速度計3は、当該自動車の走行速度を表示する指針計器であり、回転計4は、当該自動車のエンジン回転数を表示する指針計器である。
ターン表示部5は、当該自動車の第1光源であるターンランプ10a、10b(図3)が一定周期で繰り返す点滅動作を、明表示と暗表示とを交互に繰り返す点滅表示によって表示する。ターン表示部5は、左ターン表示部5aと右ターン表示部5bとを備え、左ターン表示部5aは、左側のターンランプ10aの点滅動作を点滅表示によって表示し、右ターン表示部5bは、右側のターンランプ10bの点滅動作を点滅表示によって表示する。
図2において、左ターン表示部5aは、透光性を有する点滅表示部50aと、点滅表示部50aを透過照明する第2光源である発光ダイオード51aとを備える。表示板2は、ポリカーボネイト樹脂等の透光性樹脂板20に例えば黒色の遮光層21を形成して構成され、点滅表示部50aは、遮光層21の開口22a内の透光性樹脂板20として構成される。
発光ダイオード51aが発する光は、矢印P1の光路に従ってケース52に導かれて点滅表示部50aを透過照明するように構成される。発光ダイオード51aを点燈することによって明表示を行い、発光ダイオード51aを消燈することによって暗表示を行い、点燈と消燈を交互に繰り返すことによって、明表示と暗表示を交互に繰り返す点滅表示を左ターン表示部5aに行わせる。
また、右ターン表示部5bは、透光性を有する点滅表示部50bと、点滅表示部50bを透過照明する第2光源である発光ダイオード51bとを備え、点滅表示部50bは、遮光層21の開口22b内の透光性樹脂板20として構成される。発光ダイオード51bが発する光は、矢印P2の光路に従ってケース52に導かれて点滅表示部50bを透過照明するように構成される。発光ダイオード51bを点燈することによって明表示を行い、発光ダイオード51bを消燈することによって暗表示を行い、点燈と消燈を交互に繰り返すことによって、明表示と暗表示を交互に繰り返す点滅表示を右ターン表示部5bに行わせる。発光ダイオード51a、51bは、プリント基板6に実装される。
図3に示す制御手段であるメータ制御装置7は、マイクロコンピュータ等から構成され、記憶手段であるメモリ71を内蔵する。メモリ71は、電気的に記憶データの書き換えが可能な不揮発性メモリもしくはバックアップRAM(ランダムアクセスメモリ)等を含むメモリである。
ターンランプ10a、10bの点滅動作を制御するターン点滅制御装置9と、当該自動車の車速を検出する速度センサ11と、当該自動車のエンジン回転数を検出する回転センサ12は、車内LAN13を介してメータ制御装置7と多重通信が可能に構成される。また、これらからの出力信号に応じて速度計3と回転計4と発光ダイオード51a、51bの各作動がメータ制御装置7によって制御されるように、速度計3と回転計4と発光ダイオード51a、51bがメータ制御装置7に接続される。
ターン点滅制御装置9は、ターンシグナルスイッチ8の操作によってターンランプ10a、10bを点滅動作させ、ターンランプ10a、10bの点滅動作と連動した点滅信号Soを車内LAN13を介して多重通信によってメータ表示装置7へ出力する。
点滅信号Soは、図4に示すように、点滅動作の開始時tSから点滅動作の終了時tLまで、ターンランプ10a、10bの点燈動作を表すHi(ハイ)信号とターンランプ10a、10bの消燈動作を表すLo(ロウ)信号を交互に繰り返す信号である。Hi信号の時間t1は、ターンランプ10a、10bの点燈動作の時間を表し、Lo信号の時間t2は、ターンランプ10a、10bの消燈動作の時間を表す。したがって、ターンランプ10a、10bは、時間t1の点燈動作と時間t2の消燈動作を交互に(t1+t2)の一定周期で点滅動作を行う。時間t1と時間t2は、ともに、例えば340ミリ秒(ms)である。
メータ制御装置7は、この点滅信号Soを点滅信号Siとして入力する。多重通信では、決められた規格の周期と順序で複数の情報が一つの伝送路によって送信されるため、その送信周期分の送信遅延が数ミリ秒(ms)〜数10msで発生する。点滅信号Soも、車内LAN13を介して多重通信によってターン点滅制御装置9からメータ表示装置7に送信される。このため、点滅信号Siにおいて、送信周期分の送信遅延tA,tBが、点滅信号Soに対して数ms〜数10msでばらついて発生し、点滅信号Siの周期にバラツキが生じる。
メータ制御装置7は、周期にバラツキが生じている点滅信号Siに基いて、点滅表示の点滅周期のバラツキを抑えるように発光ダイオード51a、51bの点燈(図4において「明」で示す)と消燈(図4において「暗」で示す)を交互に繰り返し、これによって、ターン表示部5の点滅表示(図4において「明」・「暗」で示す)を制御する。
点滅表示の点滅周期のバラツキを抑えるために、点滅表示の開始時tSAにおける明表示(図4において「明」で示す)の明表示時間を第1明表示時間t11としてメモリ71に記憶しておく。また、開始時tSA以外の明表示(「明」)の明表示時間t1と暗表示(図4において「暗」で示す)の暗表示時間t2と点滅表示の終了時tLBを設定するための設定時間t3とをメモリ71に記憶しておく。
メータ制御装置7は、メモリ71から入力した第1明表示時間t11と明表示時間t1と暗表示時間t2と設定時間t3と、点滅信号Siとに基いてターン表示部5の点滅表示を制御する。即ち、メータ制御装置7は、第1明表示時間t11の明表示を点滅表示の開始時tSAに行うように、且つ、明表示時間t1の明表示と暗表示時間t2の暗表示を交互に行うように、且つ、設定時間t3の間(図4において点滅信号Siの終了時tLAから点滅表示の終了時tLBの間)で点滅信号Siが入力されない際(tLB)に点滅表示を停止させるように、発光ダイオード51a、51bの点燈・消燈を制御し、これによって、ターン表示部5の点滅表示を制御する。
メモリ71は、第1明表示時間t11と明表示時間t1と暗表示時間t2と設定時間t3とを書き換え可能に構成され、コンビネーションメータ1を当該自動車に組み付け後、コンビネーションメータ1毎に、工場やディーラで第1明表示時間t11と明表示時間t1と暗表示時間t2と設定時間t3をメモリ71に記憶しておく。
具体的に、点滅表示において開始時tSA以外の明表示の明表示時間を、点滅信号SoにおいてHi信号の時間t1に合わせて、メモリ71に記憶しておく。これにより、コンビネーションメータ1において、ターン表示部5の点滅表示の明表示時間t1を、ターンランプ10a、10bの点燈動作の時間(点滅信号SoのHi信号の時間t1に対応する)に合わせることができる。
また、点滅表示において暗表示時間を、点滅信号SoにおいてLo信号の時間t2を合わせ、メモリ71に記憶しておく。これにより、コンビネーションメータ1において、ターン表示部5の点滅表示の暗表示時間t2を、ターンランプ10a、10bの消燈動作の時間(点滅信号SoのLo信号の時間t2に対応する)に合わせることができる。
また、点滅表示の開始時を、点滅信号Siの開始時tSAに合わせ、点滅表示において第1明表示時間t11を、点滅表示のタイミングを点滅信号Soのタイミングに合わせるように、即ち、点滅表示のタイミングと点滅信号Soのタイミングのずれ時間tCを極力小さくするように設定して、メモリ71に記憶しておく。これにより、コンビネーションメータ1において、ターン表示部5の点滅表示のタイミングを、ターンランプ10a、10bの点滅動作(点滅信号Soに対応する)のタイミングに合わせることができる。
また、点滅表示において設定時間t3を、点滅信号Siの終了時tLAから、点滅信号Siにおいて送信遅延tA,tBによるバラツキ分を加味してLo信号の時間t4より長い時間で設定し、メモリ71に記憶しておく。これにより、コンビネーションメータ1において、ターンランプ10a、10bの点滅動作の終了前にターン表示部5の点滅表示が終了することを防止できる。
したがって、メータ制御装置7は、点滅信号Siに基いて、点滅表示の開始時を点滅信号Siの開始時tSAに合わせ、メモリ71から入力した第1明表示時間t11と明表示時間t1と暗表示時間t2と設定時間t3とに基いて、ターン表示部5の点滅表示を制御する。これにより、コンビネーションメータ1において、ターン表示部5の点滅表示の点滅周期のバラツキを抑えることができるとともに、ターンランプ10a、10bの点滅動作とターン表示部5の点滅表示のずれを抑えることができる。
以上本実施形態による表示装置であるコンビネーションメータ1は、一定周期で繰り返す第1光源であるターンランプ10a、10bの点滅動作を、明表示と暗表示とを交互に繰り返す点滅表示によって表示可能な表示手段であるターン表示部5と、明表示の明表示時間t1を記憶するとともに、明表示時間t1を書き換え可能に構成されている記憶手段であるメモリ71と、メモリ71から入力した明表示時間t1の明表示を行うように、点滅表示を制御する制御手段であるメータ制御装置7とを備える。
これにより、一定周期で繰り返す光源の点滅動作を点滅表示によって表示する表示装置において、点滅表示の点滅周期のバラツキを抑えることができる。
(変形例)
上述の例では、メータ制御装置7は、メモリ71から入力した第1明表示時間t11と明表示時間t1と暗表示時間t2と設定時間t3と、点滅信号Siとに基いてターン表示部5の点滅表示を制御したが、これに限らない。例えば、点滅信号Siの代わりにターンシグナルスイッチ8の操作信号を利用することも可能である。
上述の例では、メータ制御装置7は、メモリ71から入力した第1明表示時間t11と明表示時間t1と暗表示時間t2と設定時間t3と、点滅信号Siとに基いてターン表示部5の点滅表示を制御したが、これに限らない。例えば、点滅信号Siの代わりにターンシグナルスイッチ8の操作信号を利用することも可能である。
また、上述の例では、点滅表示の点滅周期のバラツキを抑えるために、第1明表示時間t11と明表示時間t1と暗表示時間t2と設定時間t3とをメモリ71に記憶しておき、メータ制御装置7は、メモリ71から入力したこれらのデータと点滅信号Siとに基いて、ターン表示部5の点滅表示を制御したが、これに限らない。図5に示すように、明表示時間t1のみメモリ71に記憶しておき、メータ制御装置7は、メモリ71から入力した明表示時間t1と点滅信号Siとに基いて、ターン表示部5の点滅表示を制御することも可能である。
具体的に、メータ制御装置7は、点滅信号Siに基いて、点滅表示の各明表示の立ち上がり時間を、点滅信号Siの各Hi信号の立ち上がり時間tSA1,tSA2・・・tSAnに合わせ、メモリ71から入力した明表示時間t1の明表示を行うように、点滅表示を制御する。
これにより、コンビネーションメータ1において、ターン表示部5の点滅表示の明表示時間t1を、ターンランプ10a、10bの点燈動作の時間(点滅信号SoのHi信号の時間t1に対応する)に合わせることができる。したがって、コンビネーションメータ1において、ターン表示部5の点滅表示の点滅周期のバラツキを抑えることができる。
また、上述の例では、点滅信号Soが多重通信を介してメータ制御装置7に送信されたが、これに限らない。図6に示すように、点滅信号Soがワイヤハーネス15を介して直接メータ制御装置7に入力される場合であって、表示手段である液晶パネル14によって点滅表示を行う場合に、本発明を適用することが可能である。液晶パネル14は、マトリックス状に複数の画素が形成され、ターン表示部5の点滅表示を、液晶パネル14の表示画像として行う。液晶パネル14は、1秒間に60フレームの画像を切り替えて点滅表示するため、この画像切替タイミング分の表示遅延(図7において時間tDに対応する)が、液晶パネル14による点滅表示の点滅周期のバラツキとなる。
本変形例では、液晶パネル14による点滅表示の点滅周期のバラツキを抑えるために、点滅表示の開始時tSCにおける明表示(図7において「明」で示す)の明表示時間を第1明表示時間t12としてメモリ71に記憶しておく。また、開始時tSC以外の明表示(「明」)の明表示時間t1と、暗表示(図7において「暗」で示す)の暗表示時間t2と、点滅表示の終了時tLCを設定するための設定時間t5とをメモリ71に記憶しておく。
図4と図5に示した送信遅延tA,tBが原理的にないため、メータ制御装置7は、メモリ71から入力したこれらのデータと点滅信号Soとに基いて、液晶パネル14による点滅表示を制御する。即ち、メータ制御装置7は、第1明表示時間t12の明表示を点滅表示の開始時tSCに行うように、且つ、明表示時間t1の明表示と暗表示時間t2の暗表示を交互に行うように、且つ、設定時間t5の間(図7において点滅信号Soの終了時tLから点滅表示の終了時tLCの間)で点滅信号Soが入力されない際に点滅表示を停止させるように、液晶パネル14による点滅表示を制御する。
具体的に、点滅表示において開始時tSC以外の明表示の明表示時間を、点滅信号SoにおいてHi信号の時間t1に合わせて、メモリ71に記憶しておく。これにより、コンビネーションメータ1において、液晶パネル14による点滅表示の明表示時間t1を、ターンランプ10a、10bの点燈動作の時間(点滅信号SoのHi信号の時間t1に対応する)に合わせることができる。
また、点滅表示において暗表示時間を、点滅信号SoにおいてLo信号の時間t2を合わせ、メモリ71に記憶しておく。これにより、コンビネーションメータ1において、液晶パネル14による点滅表示の暗表示時間t2を、ターンランプ10a、10bの消燈動作の時間(点滅信号SoのLo信号の時間t2に対応する)に合わせることができる。
また、点滅表示の開始時を、点滅信号Soの開始時tSに対してtDの時間遅延させ、点滅表示において第1明表示時間t12を、点滅表示のタイミングを点滅信号Soのタイミングに合わせるように、即ち、点滅表示のタイミングと点滅信号Soのタイミングのずれ時間tCを極力小さくするように設定して、メモリ71に記憶しておく。これにより、コンビネーションメータ1において、液晶パネル14による点滅表示のタイミングを、ターンランプ10a、10bの点滅動作のタイミングに合わせることができる。
また、点滅表示において設定時間t5を、点滅信号Soの終了時tLから、画像切替タイミング分の表示遅延tDによるバラツキ分を加味してLo信号の時間t2より長い時間で設定し、メモリ71に記憶しておく。これにより、コンビネーションメータ1において、ターンランプ10a、10bの点滅動作の終了前に液晶パネル14による点滅表示が終了することを防止できる。
したがって、メータ制御装置7は、点滅信号Soに基いて、点滅表示の開始時を点滅信号Soの開始時tSに対してtDの時間遅延させ、メモリ71から入力した第1明表示時間t12と明表示時間t1と暗表示時間t2と設定時間t5とに基いて、液晶パネル14による点滅表示を制御する。これにより、コンビネーションメータ1において、液晶パネル14による点滅表示の点滅周期のバラツキを抑えることができるとともに、ターンランプ10a、10bの点滅動作と液晶パネル14による点滅表示のずれを抑えることができる。
また、上述した例に限らないで、これらの組み合わせや、他の種々の変形例が考えられる。
1 コンビネーションメータ(表示装置)、2 表示板、20 透光性樹脂板
21 遮光層、22a、22b 開口、3 速度計、4 回転計
5 ターン表示部(表示手段)、5a 左ターン表示部、5b 右ターン表示部
50a、50b 点滅表示部、51a、51b 発光ダイオード(第2光源)
52 ケース、6 プリント基板、7 メータ制御装置(制御手段)
71 メモリ(記憶手段)、8 ターンシグナルスイッチ、9 ターン点滅制御装置
10a、10b ターンランプ(第1光源)、11 速度センサ、12 回転センサ
13 車内LAN、14 液晶パネル(表示手段)、15 ワイヤハーネス
21 遮光層、22a、22b 開口、3 速度計、4 回転計
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50a、50b 点滅表示部、51a、51b 発光ダイオード(第2光源)
52 ケース、6 プリント基板、7 メータ制御装置(制御手段)
71 メモリ(記憶手段)、8 ターンシグナルスイッチ、9 ターン点滅制御装置
10a、10b ターンランプ(第1光源)、11 速度センサ、12 回転センサ
13 車内LAN、14 液晶パネル(表示手段)、15 ワイヤハーネス
Claims (7)
- 一定周期で繰り返す第1光源の点滅動作を、明表示と暗表示とを交互に繰り返す点滅表示によって表示可能な表示手段と、
前記明表示の明表示時間を記憶するとともに、該明表示時間を書き換え可能に構成されている記憶手段と、
前記記憶手段から入力した前記明表示時間の前記明表示を行うように、前記点滅表示を制御する制御手段とを備えることを特徴とする表示装置。 - 前記記憶手段は、前記暗表示の暗表示時間を記憶するとともに、該暗表示時間を書き換え可能に構成され、
前記制御手段は、前記記憶手段記憶から入力した前記暗表示時間の前記暗表示を前記明表示と交互に行うように、前記点滅表示を制御することを特徴とする請求項1に記載の表示装置。 - 前記記憶手段は、前記点滅表示の開始時における前記明表示時間を第1明表示時間として記憶するとともに、該第1明表示時間を書き換え可能に構成され、
前記制御手段は、前記記憶手段記憶から入力した前記第1明表示時間の前記明表示を前記点滅表示の前記開始時に行うように、前記点滅表示を制御することを特徴とする請求項2に記載の表示装置。 - 前記表示手段は、透光性を有する点滅表示部と、該点滅表示部を透過照明する第2光源とを備え、
前記表示手段は、前記第2光源を点燈することによって前記明表示を行い、該第2光源を消燈することによって前記暗表示を行うことを特徴とする請求項1ないし請求項3のいずれか一項に記載の表示装置。 - 前記制御手段は、前記点滅動作と連動した点滅信号を入力し、該点滅信号に基いて前記点滅表示を制御することを特徴とする請求項1ないし請求項4のいずれか一項に記載の表示装置。
- 前記記憶手段は、前記点滅表示の終了時を設定するための設定時間を記憶するとともに、該設定時間を書き換え可能に構成され、
前記制御手段は、前記点滅動作と連動した点滅信号を入力して該点滅信号に基いて前記点滅表示を制御し、且つ、前記記憶手段記憶から入力した前記設定時間の間で該点滅信号が入力されない際に該点滅表示を停止することを特徴とする請求項2または請求項3に記載の表示装置。 - 車両に搭載される表示装置であって、
前記第1光源は、前記車両のターンランプであり、
前記制御手段は、車内LANを介して多重通信によって前記点滅信号を入力することを特徴とする請求項5または請求項6に記載の表示装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2007140903A JP2008292949A (ja) | 2007-05-28 | 2007-05-28 | 表示装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2007140903A JP2008292949A (ja) | 2007-05-28 | 2007-05-28 | 表示装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2008292949A true JP2008292949A (ja) | 2008-12-04 |
Family
ID=40167690
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2007140903A Pending JP2008292949A (ja) | 2007-05-28 | 2007-05-28 | 表示装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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JP (1) | JP2008292949A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013114207A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Japan Radio Co Ltd | ブリンク装置 |
JP2014097763A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Yazaki Corp | 表示装置 |
US20220080882A1 (en) * | 2020-09-16 | 2022-03-17 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Vehicle lamp and lamp control module |
-
2007
- 2007-05-28 JP JP2007140903A patent/JP2008292949A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2013114207A (ja) * | 2011-11-30 | 2013-06-10 | Japan Radio Co Ltd | ブリンク装置 |
JP2014097763A (ja) * | 2012-11-15 | 2014-05-29 | Yazaki Corp | 表示装置 |
US20220080882A1 (en) * | 2020-09-16 | 2022-03-17 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Vehicle lamp and lamp control module |
US11865968B2 (en) * | 2020-09-16 | 2024-01-09 | Koito Manufacturing Co., Ltd. | Vehicle lamp and lamp control module |
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