JP2014167276A - ロータリ式シリンダ装置 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】ガイド軸受1cが当接しながら往復動する金属製ピストン組9,10の当接部には、当該ピストン本体と材質の異なる緩衝材19が一体に組み付けられている。
【選択図】図2
Description
交差配置されたシリンダ内を往復運動するピストンとシャフトの回転運動を相互に変換可能なロータリ式シリンダ装置であって、前記シャフトの軸心に対して偏心して組み付けられ、当該シャフトを中心に半径rの第一仮想クランクアームを介して回転可能に組み付けられた第一クランク軸と、前記第一クランク軸に同心状に嵌め込まれた第一筒体と該第一筒体の軸心に対して偏心した複数の第二仮想クランク軸を軸心とする第二筒体が連続して形成された偏心カムと、前記第二筒体に互いに交差したまま組み付けられ、前記第一クランク軸を中心に半径rの第二仮想クランクアームを介して相対的に回転可能に嵌め込まれた複数のピストン組と、前記第一クランク軸の両端部に各々組み付けられ、前記シャフトを中心とする回転部品間の回転バランスをとる第一,第二バランスウェイトと、前記シャフトを回転可能に軸支し、当該シャフトを中心に回転する前記第一クランク軸及び前記第一,第二バランスウェイト、並びに前記第一クランク軸に組み付けられた前記偏心カムを回転可能に収容するケース本体と、前記ケース本体に設けられ、前記第一クランク軸に組み付けられた前記偏心カムが回転することで、前記第二筒体に交差して組み付けられた前記複数のピストン組が相対的に回転しながら内サイクロイドの軌跡に沿って行われる直線往復運動をガイドするガイド軸受と、を具備し、前記ガイド軸受が当接しながら往復動する前記金属製ピストン組の当接部には、当該ピストン本体と材質の異なる緩衝材が一体に組み付けられていることを特徴とする。
これにより、複数ピストン組の往復移動がラジアル方向(長手方向)及びスラスト方向にガタがなくガイド軸受によりガイドされるのでピストン組の移動動作が安定する。また、長孔によりピストン本体の重量も軽くなり、しかもガイド軸受がピストン本体の一対の長孔に対応して一組設ければ足りるので、少ない部品点数で、安定したポンプ性能を実現できる。
これにより、樹脂成形品を圧入、接着するか、金型で一体成形するなど、簡易な構成でピストン本体に緩衝材を一体に組み付けることができ、製造コストも低廉にすることが可能になる。
図2及び図5(B)に示すように、ガイド孔9e,10eにはガイド軸受1cが挿入されて、緩衝材19と当接する。そして駆動軸4a,4bの回転に伴う第一クランク軸7の回転により、偏心カム8に組み付けられた加圧ピストン組9,真空ピストン組10が直線往復運動をするのを緩衝材19によりガイドする。
偏心カム8の第一筒体8aの筒孔8cに内側軸受15a,15bを組み付ける(図6参照)。また、内側軸受15a,15bの中心孔に第一クランク軸7を嵌め込む。また、加圧,真空ピストン本体9a,10aの加圧,真空ピストンヘッド部9b,10bに、シールカップ9c,10c及びシールカップ押さえ部材9d,10dをボルト17にて一体に組み付ける。更に、加圧,真空ピストン組9,10を外側軸受16a,16bが嵌まり込むように組み付ける。そして、上記加圧,真空ピストン組9,10を第二筒体8bに外側軸受16a,16bを介して交差するように嵌め込む。
また、緩衝材19の形態は、図4の形態に限定される必要はなく、補強リブ19b、フランジ部19c、凸部19dの数は増減してもよい。
図10(A)〜(C)は加圧ピストン本体9aの説明図であり、図11(A)〜(C)は真空ピストン本体10aの説明図である。加圧ピストン本体9aにはその長手方向に沿ってガイド孔(長孔)9eが両側に各々穿孔されている。同様に、真空ピストン本体10aにはその長手方向に沿ってガイド孔(長孔)10eが両側に各々穿孔されている。各ガイド孔9e,10eには、緩衝材24が嵌め込まれて接着固定されている。尚、図10(A)〜(C)に示す加圧ピストンヘッド部9bの外径は、図11(A)〜(C)に示す真空ピストンヘッド部10bの外径より小さく形成されている。このため、図10(A)(C)に示す加圧ピストン本体9aにバランサー部9fを設けて真空ピストン本体10aとのバランス取りが施されている。
また、緩衝材19,24の形態は、図4、図12の形態に限定される必要はなく、補強リブ19b、フランジ部19c、凸部19dの数は増減或いは一部を省略してもよい。
また、緩衝材19,24は、接着の他にガイド孔9e,10eに圧入されていてもよい。
更には、ロータリ式シリンダ装置は気体(空気等)を吸込み送り出すポンプに限らず、他の流体(液体等)のポンプとして用いてもよい。シリンダやピストン組の数も2組に限らず更に増やすことも可能である。
Claims (3)
- 交差配置されたシリンダ内を往復運動するピストンとシャフトの回転運動を相互に変換可能なロータリ式シリンダ装置であって、
前記シャフトの軸心に対して偏心して組み付けられ、当該シャフトを中心に半径rの第一仮想クランクアームを介して回転可能に組み付けられた第一クランク軸と、
前記第一クランク軸に同心状に嵌め込まれた第一筒体と該第一筒体の軸心に対して偏心した複数の第二仮想クランク軸を軸心とする第二筒体が連続して形成された偏心カムと、
前記第二筒体に互いに交差したまま組み付けられ、前記第一クランク軸を中心に半径rの第二仮想クランクアームを介して相対的に回転可能に嵌め込まれた複数のピストン組と、
前記第一クランク軸の両端部に各々組み付けられ、前記シャフトを中心とする回転部品間の回転バランスをとる第一,第二バランスウェイトと、
前記シャフトを回転可能に軸支し、当該シャフトを中心に回転する前記第一クランク軸及び前記第一,第二バランスウェイト、並びに前記第一クランク軸に組み付けられた前記偏心カムを回転可能に収容するケース本体と、
前記ケース本体に設けられ、前記第一クランク軸に組み付けられた前記偏心カムが回転することで、前記第二筒体に交差して組み付けられた前記複数のピストン組が相対的に回転しながら内サイクロイドの軌跡に沿って行われる直線往復運動をガイドするガイド軸受と、を具備し、
前記ガイド軸受が当接しながら往復動する前記金属製ピストン組の当接部には、当該ピストン本体と材質の異なる緩衝材が一体に組み付けられていることを特徴とするロータリ式シリンダ装置。 - 前記各ピストン組のピストン本体にはその長手方向に沿ってガイド孔が各々穿設されており、前記ガイド軸受は各ガイド孔の対向する孔壁面を覆う前記緩衝材に当接して各ピストン組の直線往復運動をガイドする請求項1記載のロータリ式シリンダ装置。
- 前記緩衝材は樹脂材であり、前記各ピストン本体に対して、圧入、接着、一体成形のいずれかにより一体に組み付けられている請求項1又は2記載のロータリシリンダ装置。
Priority Applications (1)
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JP2013039091A JP2014167276A (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | ロータリ式シリンダ装置 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013039091A JP2014167276A (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | ロータリ式シリンダ装置 |
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JP2014167276A true JP2014167276A (ja) | 2014-09-11 |
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ID=51617077
Family Applications (1)
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JP2013039091A Pending JP2014167276A (ja) | 2013-02-28 | 2013-02-28 | ロータリ式シリンダ装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
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Citations (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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2013
- 2013-02-28 JP JP2013039091A patent/JP2014167276A/ja active Pending
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