JP2014166915A - 記録装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】記録媒体のジャムの発生と記録媒体の汚れの発生とを抑制する。
【解決手段】プリンタは、ガイド面と、駆動ローラと、複数の歯72aを有する拍車72を含む従動拍車71とを有する。従動拍車71は、搬送方向に関して、軸線Lとガイド面との交点よりも下流側のガイド面の部分と、軸線Lとのなす角度が鋭角となるように、配置されている。複数の歯72aの各々は、軸線L方向から見て、歯72aの根元から歯72aの歯先に向かうにつれて傾斜する2つの第1側面75と、2つの第1側面75に沿って延在する2つの仮想平面S1,S2の交線よりも軸線Lに近い位置に形成される先端面77とを有している。従動拍車71が用紙の搬送に伴って回転する回転方向に関して、上流側の第1側面75は、軸線L側に凹み、先端面77と繋がる凹部75a,75bを有する。
【選択図】図4

Description

本発明は、画像を記録する記録装置に関する。
特許文献1には、記録媒体(シート材)をガイド面(基準壁)に沿わせ、記録媒体のレジストレーションを行うローラ対について記載されている。このローラ対は、搬送ローラと、斜送コロとを有する。搬送ローラは、その回転軸がガイド面に対して直交し、記録媒体を搬送方向に搬送する。斜送コロは、円柱状の外周面を有する。また斜送コロは、記録媒体の搬送に伴って回転し、記録媒体をガイド面に寄せることが可能なように、その回転軸が搬送ローラの回転軸に対して傾斜している。この構成により、記録媒体のレジストレーションが行われる。
特許文献2には、記録媒体をガイド面に沿わせ、記録媒体のレジストレーションを行う拍車斜送ローラ対について記載されている。特許文献2の拍車斜送ローラ対は、特許文献1のローラ対を構成する斜送コロに代えて拍車が用いられたものである。
特開平11−130299号公報 特開2007−161361号公報(段落6、図3)
特許文献1に記載されたローラ対は、記録媒体のレジストレーションにおいて、記録媒体の端面がガイド面に当接しても、記録媒体は斜送コロによってガイド面へと寄せられる。このとき、記録媒体がガイド面に当接することによって斜送コロにスラスト荷重が生じるが、記録媒体が斜送コロに対してスリップ(ガイド面から離れる方向に移動)しやすいため、記録媒体のジャムの発生を抑制することが可能である。しかしながら、斜送コロと記録媒体がスリップする際に、記録媒体に記録された画像と斜送コロとが擦れるため、画像が乱れるという問題が生じ得る。また、斜送コロと記録媒体に記録された画像とが当接した際に、斜送コロの外周面に画像を形成するための記録材が付着し、斜送コロに付着した記録材が記録媒体に転写されて記録媒体が汚れるという問題が生じ得る。
これに対して、特許文献2のように、斜送コロに代えて拍車を用いた場合、拍車の歯は斜送コロと比べて記録媒体との接触面積が極めて小さいため、記録媒体が汚れるのを抑制することができる。しかしながら、記録媒体のレジストレーションにおいて、拍車の歯はスパイクとなって記録媒体表面に突き刺さっているため、記録媒体の端面がガイド面に当接することによって拍車にスラスト荷重が生じても、記録媒体が拍車に対してほとんどスリップしない。この結果、記録媒体のジャムが生じ得る。
本発明の目的は、記録媒体のジャムの発生と記録媒体の汚れの発生とを抑制することが可能な記録装置を提供することである。
本発明の記録装置は、液体を吐出するための記録部と、前記記録部から吐出された液体によって画像が記録された記録媒体を搬送する搬送機構とを備えている。そして、前記搬送機構は、搬送される記録媒体の両側端の一方をガイドするための直線状に延在するガイド面と、記録媒体の画像が記録されていない側の面に接触する記録媒体を搬送するための駆動ローラと、前記駆動ローラとともに記録媒体を挟持するように記録媒体の画像が記録されている側の面と接触し、前記駆動ローラの回転による記録媒体の搬送に伴って回転する1以上の拍車を有する従動拍車とを含み、前記従動拍車は、記録媒体の搬送方向に関して、前記従動拍車の回転軸の軸線と前記ガイド面との交点よりも下流側の前記ガイド面の部分と、前記従動拍車の回転軸の軸線とのなす角度が鋭角となるように、配置されており、前記拍車は、前記軸線方向から見て当該軸線と直交する方向に突出し、前記従動拍車の前記軸線を中心とした周方向に並んで配置された複数の歯を有し、前記複数の歯の各々は、前記軸線方向から見て、前記歯の根元から前記歯の歯先に向かうにつれて前記軸線と直交する仮想直線に近づくように傾斜する2つの第1側面と、前記2つの第1側面に沿って延在する2つの仮想平面の交線よりも前記軸線に近い位置に形成される先端面とを有し、前記従動拍車が記録媒体の搬送に伴って回転する回転方向に関して、前記2つの第1側面のうちの少なくとも上流側に位置する上流第1側面は、前記回転軸側に凹み、前記先端面と繋がる第1凹形状を有する。
これによると、拍車の各歯の先端面同士は、周方向において不連続であるため、円筒状の外周面を有するコロと比べて記録媒体との接触面積が小さいため、液体が記録媒体に転写されにくくなる。さらに、2つの第1側面のうちの少なくとも上流第1側面は、回転軸側に凹み、先端面と繋がる第1凹形状を有する。そのため、各歯の先端面に付着した液体は、従動拍車の回転によって上流側の第1側面に形成された第1凹形状へと流れやすくなる。この結果、液体が、歯の先端面から少なくなって記録媒体に転写されにくくなる。加えて、歯が先端面を有するため、歯が記録媒体に突き刺さりにくくなる。このため、駆動ローラ及び従動拍車によってガイド面に寄せられた記録媒体がガイド面に当接し、拍車の歯先にスラスト荷重が生じても、記録媒体が歯先に対してガイド面から離れる方向に移動しやすくなる。この結果、記録媒体のジャムの発生を抑制することが可能となる。したがって、記録媒体のジャムの発生と記録媒体の汚れの発生との両方を抑制することが可能となる。
本発明において、前記先端面は、前記回転軸側に凹む、少なくとも1つの第2凹形状を有することが好ましい。これにより、凹形状は平坦面と比較して液体を保持しやすい。そのため、液体を保持した状態の先端面が記録媒体に接触したとき、先端面に保持された液体の一部は記録媒体に転写されずに第2凹形状に残り得る。そのため、記録媒体の汚れを抑制することができる。
また、本発明において、前記第2凹形状は、前記2つの第1側面に繋がるように延在していることが好ましい。これにより、第2凹形状が記録媒体の画像との当接で液体を保持した場合に、第2凹形状が軸線方向に沿って延在している場合と比較して、当該液体は従動拍車の回転によって上流側の第1側面に形成された第1凹形状へと流れやすい。この結果、液体が、歯の先端面から少なくなって記録媒体に転写されにくくなる。
また、本発明において、前記第1凹形状は、前記第2凹形状と繋がっていることが好ましい。これにより、第2凹形状に保持された液体が第2凹形状から第1凹形状へと流れやすくなる。この結果、液体が、歯の先端面から少なくなって記録媒体に転写されにくくなる。
また、本発明において、前記先端面は、前記軸線方向に並んだ2つの前記第2凹形状を有していることが好ましい。
また、本発明において、前記2つの第2凹形状のうちの一方は、前記先端面の前記軸線方向に関する中央から、前記歯の前記直交する方向に沿う2つの第2側面の一方に向かうにつれて前記軸線に近づくように湾曲し、前記2つの第2凹形状のうちの他方は、前記先端面の前記中央から当該2つの第2側面の他方に向かうにつれて前記軸線に近づくように湾曲していることが好ましい。これにより、駆動ローラ及び従動拍車によってガイド面に寄せられた記録媒体がガイド面に当接すると、拍車の歯先にスラスト荷重が生じる。このとき、2つの第2凹形状の一方は、歯のガイド面に遠い側の第2側面に向かうにつれて軸線から離れるように湾曲しているので、記録媒体が当該一方の第2凹形状に沿ってガイド面から離れる方向に移動しやすくなる。このため、記録媒体のジャムの発生を抑制することが可能となる。
また、本発明において、前記2つの第2凹形状は、前記軸線方向に関する両面エッチング加工によって形成されることが好ましい。これにより、先端面に2つの第2凹形状を簡単に形成することが可能となる。加えて、両面エッチング加工は、両側から金属板を溶解浸食する。一方、片面エッチング加工は、片側から金属板を溶解浸食する。そのため、両面エッチング加工は、片面エッチング加工と比較して、一方の側から溶解させる量が少なくて良い分、高い形状精度を確保することができる。その結果、高い搬送精度を確保することができる。
また、本発明において、前記先端面は1つの前記第2凹形状を有し、前記1つの第2凹形状は、前記歯の前記直交する方向に沿う2つの第2側面の一方から他方に向かうにつれて前記軸線に近づくように湾曲していることが好ましい。
また、本発明において、前記第2凹形状は、前記軸線方向に関する片面エッチング加工によって形成されることが好ましい。これにより、先端面に1つの第2凹形状を簡単に形成することが可能となる。なお、ここでいう片面エッチング加工には、片側から行うエッチング加工全般を含む。つまり、基材の厚みの途中までをエッチングするハーフエッチング加工も含む。
また、本発明において、前記拍車は、前記2つの第2側面の前記一方が、前記他方よりも、前記ガイド面から離れていることが好ましい。これにより、駆動ローラ及び従動拍車によってガイド面に寄せられた記録媒体がガイド面に当接すると、拍車の歯先にスラスト荷重が生じる。このとき、第2凹形状が、歯のガイド面に遠い側の第2側面に向かうにつれて軸線から離れるように湾曲しているので、記録媒体が第2凹形状に沿ってガイド面から離れる方向に移動しやすくなる。このため、記録媒体のジャムの発生を抑制することが可能となる。
本発明の記録装置によると、拍車の各歯の先端面同士は、周方向において不連続であるため、円筒状の外周面を有するコロと比べて記録媒体との接触面積が小さいため、液体が記録媒体に転写されにくくなる。さらに、2つの第1側面のうちの少なくとも上流第1側面は、回転軸側に凹み、先端面と繋がる第1凹形状を有する。そのため、各歯の先端面に付着した液体は、従動拍車の回転によって上流側の第1側面に形成された第1凹形状へと流れやすくなる。この結果、液体が、歯の先端面から少なくなって記録媒体に転写されにくくなる。加えて、歯が先端面を有するため、歯が記録媒体に突き刺さりにくくなる。このため、駆動ローラ及び従動拍車によってガイド面に寄せられた記録媒体がガイド面に当接し、拍車の歯先にスラスト荷重が生じても、記録媒体が歯先に対してガイド面から離れる方向に移動しやすくなる。この結果、記録媒体のジャムの発生を抑制することが可能となる。したがって、記録媒体のジャムの発生と記録媒体の汚れの発生との両方を抑制することが可能となる。
本発明の記録装置の一実施形態によるインクジェットプリンタの内部構造を示す概略側面図である。 図1に示す位置決め機構の概略斜視図である。 位置決め機構の要部平面図である。 (a)は従動拍車の側面図であり、(b)は拍車の歯の要部拡大斜視図であり、(c)は歯の先端面の形状を示す部分断面図であり、(d)は歯の第1側面の形状を示す部分断面図である。 位置決め機構による用紙の位置決め動作状況を示しており、(a)は駆動ローラ及び従動拍車によって用紙が搬送されるときの状況を示す状況図であり、(b)は用紙がガイド面に当接しながら搬送されるときの状況を示す状況図であり、(c)は用紙がガイド面に当接しながら搬送されるときの歯と用紙との当接状況を示す部分断面図である。 本発明に係る拍車の変形例を示しており、(a)は拍車の歯の要部拡大斜視図であり、(b)は用紙がガイド面に当接しながら搬送されるときの歯と用紙との当接状況を示す部分断面図であり、(c)は歯の第1側面の形状を示す部分断面図である。
以下、本発明の好適な実施の形態について、図面を参照しつつ説明する。
先ず、図1を参照し、本発明に係る記録装置の一実施形態としてのインクジェットプリンタ1の全体構成について説明する。
プリンタ1は、直方体形状の筐体1aを有する。筐体1aの天板上部には、排紙部4が設けられている。筐体1aの内部空間は、上から順に空間A,Bに区分できる。空間A,Bには、給紙部23から排紙部4に向かう用紙搬送経路と、当該用紙搬送経路の下流側から上流側に向かう用紙再送経路とが形成されている。用紙Pは、図1に示されるように、用紙搬送経路では黒太矢印に沿って搬送され、用紙再送経路では白抜き太矢印に沿って搬送される。空間Aでは、用紙Pへの画像記録、用紙Pの排紙部4への搬送、及び、用紙Pの再送が行われる。空間Bでは、給紙部23から用紙搬送経路への給紙が行われる。
空間Aには、ブラックインクを吐出するヘッド(記録部)2、搬送装置3、及び、制御装置100等が配置されている。また、空間Aには、図示しないカートリッジが装着されている。このカートリッジには、ブラックインクが貯留されている。カーリッジは、チューブ及びポンプ(ともに図示せず)を介してヘッド2と接続され、インクがヘッド2に供給される。
ヘッド2は、主走査方向に長尺な略直方体形状を有するライン式のヘッドである。ヘッド2の下面は、多数の吐出口が開口した吐出面2aである。記録に際して、吐出面2aからブラックインクが吐出される。ヘッド2は、ヘッドホルダ2bを介して筐体1aに支持されている。ヘッドホルダ2bは、吐出面2aがプラテン3d(後述する)との間に記録に適した所定の間隙が形成されるように、ヘッド2を保持している。
搬送装置3は、上流ガイド部3a、下流ガイド部3b、再送ガイド部3c、及び、プラテン3dを有している。プラテン3dは、ヘッド2の吐出面2aと対向する位置に配置されている。プラテン3dは、平坦な上面を有しており、用紙Pを下方から支持するとともに、吐出面2aとの間に記録領域(用紙搬送経路の一部)を構成する。上流ガイド部3a,下流ガイド部3bは、プラテン3dを挟んで配置されている。上流ガイド部3aは、2つのガイド31,32と、2つの搬送ローラ対41,42とを有し、記録領域(プラテン3dとヘッド2との間)と、給紙部23とを繋ぐ。下流ガイド部3bは、2つのガイド33,34と、3つの搬送ローラ対43〜45とを有し、記録領域と排紙部4とを繋ぐ。用紙搬送経路は、4つのガイド31〜34、プラテン3d及びヘッド2によって規定されている。
再送ガイド部(搬送機構)3cは、3つのガイド35〜37と、3つの搬送ローラ対46〜48と、位置決め機構50とを有し、記録領域を迂回して上流ガイド部3aと下流ガイド部3bとを繋ぐ。ガイド35は、ガイド33の途中部位に接続され、再送ガイド部3cと下流ガイド部3bとを繋いでいる。ガイド37は、ガイド31の途中部位に接続され、再送ガイド部3cと上流ガイド部3aとを繋いでいる。用紙再送経路は、3つのガイド35〜37及び位置決め機構50によって規定されている。
なお、搬送ローラ対44は、制御装置100の制御により、用紙Pの搬送方向が切り換えられる。つまり、搬送ローラ対44は、用紙Pを記録領域から排紙部4へと搬送する場合は、用紙Pが上方へ搬送されるように回転する。一方、搬送ローラ対44は、用紙Pを用紙搬送経路から用紙再送経路へと搬送する場合は、用紙Pの後端がガイド33とガイド35との接続箇所と搬送ローラ対44との間にあるときであって用紙センサ27で検知されたときに、用紙Pの後端が先端として下方へ搬送されるように、その回転方向が切り換えられる。用紙搬送経路から用紙再送経路に搬送されてきた用紙Pは、上流ガイド部3aに再送される。このとき、再送される用紙Pは、直前の記録領域を通過したときとはその表裏が反転した状態で当該記録領域に再び搬送される。こうして、用紙Pの両面に画像を記録することが可能となる。
3つの搬送ローラ対46〜48は、この順に配置されており、位置決め機構50は、搬送ローラ対47,48間に配置されている。また、位置決め機構50は、鉛直方向に関して、記録領域(プラテン3d)と給紙部23との間に配置されている。位置決め機構50は、上ガイド51と、下ガイド52と、駆動ローラ61と、従動拍車71とを有する。また、位置決め機構50は、両ガイド51,52間に搬送されてきた用紙Pの幅方向(主走査方向であって用紙Pの搬送方向Eと直交する方向)の一端をガイド面(後述する)54aに当接させながら搬送することで、用紙Pの幅方向の位置決めを行う。位置決め機構50の詳細については、後述する。
空間Bには、給紙部23が配置されている。給紙部23は、給紙トレイ24及び給紙ローラ25を有する。このうち、給紙トレイ24が、筐体1aに対して着脱可能となっている。給紙トレイ24は、上方に開口する箱であり、複数の用紙Pを収容可能である。給紙ローラ25は、給紙トレイ24内で最も上方にある用紙Pを送り出す。
ここで、副走査方向とは、搬送ローラ対42,43によって搬送される用紙搬送方向D、及び、搬送ローラ対47,48によって搬送される用紙搬送方向Eと平行な方向であり、主走査方向とは、水平面に平行且つ副走査方向に直交する方向である。
次に、制御装置100について説明する。制御装置100は、プリンタ1各部の動作を制御してプリンタ1全体の動作を司る。制御装置100は、外部装置(プリンタ1と接続されたPC等)から供給された記録指令に基づいて、記録動作を制御する。具体的には、制御装置100は、用紙Pの搬送動作、用紙Pの搬送に同期したインク吐出動作等を制御する。
制御装置100は、例えば、用紙Pの片面に記録を行う記録指令を外部装置から受信した場合、当該記録指令に基づいて、給紙部23、搬送ローラ対41〜45を駆動する。給紙トレイ24から送り出された用紙Pは、上流ガイド部3aによりガイドされ、記録領域(プラテン3dとヘッド2との間)に送られる。用紙Pは、ヘッド2のすぐ下方を通過する際に、制御装置100によってヘッド2が制御され、ヘッド2からインク滴が吐出される。これにより、用紙Pの表面に所望の画像が記録される。インクの吐出動作(インクの吐出タイミング)は、用紙センサ26からの検知信号に基づく。なお、用紙センサ26は、ヘッド2よりも搬送方向の上流に配置されて、用紙Pの先端を検知する。そして、画像が記録された用紙Pは、下流ガイド部3bによりガイドされて、筐体1a上部から排紙部4に排出される。
また、制御装置100は、例えば、用紙Pの両面に記録を行う記録指令を外部装置から受信した場合、当該記録指令に基づいて、給紙部23、搬送ローラ対41〜45を駆動する。まず、片面記録時と同様に、用紙Pは、表面に画像が形成され、排紙部4に向けて搬送される。図1に示すように、搬送途中のガイド部3bには、搬送ローラ対44の上流側近傍に、用紙センサ27が配置されている。用紙センサ27が用紙Pの後端を検出すると、制御装置100の制御の下、搬送ローラ対44が逆回転され、用紙Pの搬送の方向が反転される。このとき、搬送ローラ対46〜48、及び、駆動ローラ61も駆動される。これにより、用紙Pは、その経路が切り替えられ、用紙再送経路(白抜き矢印の示す経路)に沿って搬送される。このとき、位置決め機構50によって用紙Pの主走査方向に関する位置決めが行われ、位置決めが行われた用紙Pが記録領域に再送される。用紙再送経路から上流ガイド部3aに再送された用紙Pは、記録領域において裏返しで再供給され、裏面に画像が記録される。なお、裏面への画像記録に先立って、用紙Pの先端が用紙センサ26に検出されると、搬送ローラ対44が正回転に戻される。両面記録された用紙Pは、下流ガイド部3bを介して、排紙部4に排出されることになる。
次に、図2〜図4を参照しつつ位置決め機構50について、詳細に説明する。図2に示すように、位置決め機構50の上ガイド51及び下ガイド52は、ともに板状部材であって鉛直方向に互いに離隔して配置されている。これらガイド51,52間の空間が用紙再送経路の一部(搬送経路)を構成している。下ガイド52には、厚み方向に貫通した孔52aが形成されている。孔52aは、図3に示すように、副走査方向の幅が駆動ローラ61よりも若干小さい。下ガイド52は、搬送されてきた用紙Pの下面を支持する搬送面52bを有している。下ガイド52の主走査方向の一端には、鉛直方向に立設した垂直部54が形成されている。この垂直部54は、副走査方向に沿って延在し、副走査方向を面内方向に含む鉛直面であるガイド面54aを有する。ガイド面54aは、垂直部54の従動拍車71側の側面によって構成されている。なお、上ガイド51は、図2において、その一部だけが示されている。
駆動ローラ61及び駆動ローラ61と対向する従動拍車71は、主走査方向に関して、上ガイド51及び下ガイド52との間の搬送経路の中央(図2中一点鎖線で示す中心線)よりもガイド面54aに近い位置に配置されている。従動拍車71は、駆動ローラ61の回転によって、又は、駆動ローラ61によって搬送される用紙Pに搬送に伴って回転する。
駆動ローラ61は、図2に示すように、円筒状のローラ本体62と、ローラ本体62とともに回転する軸部63とを有する。ローラ本体62は、孔52aと対向する位置に配置され、従動拍車71よりも下方になるように配置されている。ローラ本体62は、その上端が下ガイド52の搬送面52bから上方に僅かに突出するように配置され、搬送面52b上に搬送されてきた用紙Pの下面と接触する。つまり、駆動ローラ61は、用紙Pの画像が記録されていない面と接触可能に配置されている。軸部63は、ローラ本体62に挿通された状態でローラ本体62に固定され、駆動ローラ61の回転軸を構成する。軸部63は、筐体1aに回転可能に支持されている。位置決め機構50は、図示しない駆動機構(駆動モータや駆動モータからの回転力を伝達する歯車など)を有している。この駆動機構は、制御装置100の制御により駆動され、軸部63を介してローラ本体62を回転させる。駆動ローラ61は、図3に示すように、軸部63の軸線Mが主走査方向に平行になるように配置されている。つまり、駆動ローラ61は、軸部63の軸線Mがガイド面54aに対して直交するように、配置されている。
また、位置決め機構50は、図2に示すように、従動拍車71を支持する支持部80を有する。支持部80は、支持部本体81と、支持部本体81を下方に付勢する付勢部(不図示)とを有する。支持部本体81は、付勢部を介して上ガイド51の下面に取り付けられている。支持部本体81の下面には、下方に突出した一対のフランジ82が形成されている。一対のフランジ82には、主走査方向に貫通する孔82aが形成されている。これら孔82aに従動拍車71の軸部74が挿入されることで、従動拍車71が支持部80に回転可能に支持される。付勢部は、上ガイド51に固定されたコイルバネなどの弾性部材から構成されており、支持部本体81とともに従動拍車71を駆動ローラ61に向けて(下方に)付勢する。これにより、従動拍車71と駆動ローラ61との間には、用紙Pを挟持する所定の挟持力が生じる。このため、用紙Pが駆動ローラ61と従動拍車71とに挟まれながら、搬送方向Eに向けて搬送される。また、従動拍車71は、用紙Pの画像が記録された記録面と接触可能に配置される。
従動拍車71は、図3に示すように、4つの拍車72と、円筒状のローラ本体73と、ローラ本体73とともに回転する軸部74とを有し、搬送方向Eに関して、ガイド面54aと重なる位置に配置されている。軸部74は、ローラ本体73に挿通された状態でローラ本体73に固定され、従動拍車71の回転軸を構成する。また、軸部74は、図3に示すように、軸線Lとガイド面54aとの交点よりもガイド面54aの搬送方向E下流部分と、軸線Lとがなす角度θ1が、例えば、85〜89°、より好ましくは88°(鋭角)となるように、配置されている。また、軸部74は、搬送方向Eから見て、軸線Lがガイド面54aに対してほぼ90°、すなわち、直交するように配置されている。
各拍車72は、図4(a)に示すように、複数の歯72aと、ローラ本体73の外周面73aに固定された環状部72bとを有する金属製の薄板部材である。複数の歯72aは、軸線L方向から見て、環状部72bから軸線Lと直交する方向に突出し、軸線Lを中心とした周方向R(図4(a)中矢印R方向)に並んで配置されている。各歯72aは、図4(a)に示すように、軸線L方向に沿う2つの第1側面(第1側面)75と、軸線L方向に直交する2つの第2側面76と、これら4つの側面75,76と繋がった先端面77とを有する。2つの第1側面75は、歯72aの根元(環状部72bとの接続箇所)から歯先に向かうに連れて(径方向外側に向かうに連れて)、軸線Lと直交する仮想直線L1に近づくように傾斜している。2つの第2側面76は、互いに平行に配置されている。先端面77は、2つの第1側面75に沿って延在する2つの仮想平面S1の交線よりも軸線Lに近い位置に形成されている。このため、各歯72aは、歯先がそれほど尖っておらず、従動拍車71は、用紙Pに対して歯72aの先端が突き刺さりにくくなる。この結果、従動拍車71は、用紙Pに対して歯先があまり食い込まない状態で先端面77が当接することで、用紙Pの搬送に伴って回転する。
先端面77は、図4(b)に示すように、2つの第1側面75に繋がるように延在する2つの凹部77a,77bを有する。これら凹部(第2凹形状)77a,77bは、軸線L側に凹む湾曲面77a1,77b1からそれぞれなり、軸線L方向に並んで配置されている。湾曲面77a1は、図4(c)に示すように、先端面77の軸線L方向に関する中央から図中左方の第2側面76に向かうにつれて軸線Lに近づくように湾曲している。湾曲面77b1は、図4(c)に示すように、先端面77の軸線L方向に関する中央から図中右方の第2側面76に向かうにつれて軸線Lに近づくように湾曲している。これら湾曲面77a1,77b1により、先端面77aには、軸線L方向の中央部分が突出した頂部77cが形成されている。このように、先端面77は、頂部77cから図中左方の第2側面76に向かうにつれて軸線Lに近づくように湾曲する湾曲面77a1、及び、頂部77cから図中右方の第2側面76に向かうにつれて軸線Lに近づくように湾曲する湾曲面77b1を有している。そのため、後述する変形例の拍車272のように、先端面277に1つの凹部277aを有する場合の湾曲面277a1と比較して、各湾曲面77a1、77b1の傾斜角度を緩やかにすることができる。これにより、拍車72の歯72aが用紙Pに当接して突き刺さろうとした際に、抵抗が比較的大きくなるため、従動拍車71は、用紙Pに対して歯72aの先端が比較的突き刺さりにくくなる。また、各湾曲面77a1、77b1の傾斜角度が比較的緩やかとなるため、頂部77cの強度を比較的強くすることができ、頂部77cの破損を抑制することができる。
各歯72aの2つの第1側面75も、図4(b)、(d)に示すように、2つの凹部75a,75bを有する。なお、図4(b)中には1つの第1側面75しか示されていないが、図4(d)に示すように、もう一方の第1側面75にも2つの凹部75a,75bが存在する。これら凹部75a,75bは、歯72aの歯先から根元にかけて延在し、一端が先端面77の凹部77a,77bと、他端が隣接する他の歯72aの凹部75a,75bと繋がっている。また、凹部(第1凹形状)75a,75bは、軸線L側に凹む湾曲面75a1,75b1からそれぞれなり、軸線L方向に並んで配置されている。湾曲面75a1も、湾曲面77a1と同様に、第1側面75の軸線L方向に関する中央から図4(c)中左方の第2側面76に向かうにつれて軸線Lに近づくように湾曲している。湾曲面75b1は、湾曲面77b1と同様に、第1側面75の軸線L方向に関する中央から図4(c)中右方の第2側面76に向かうにつれて軸線Lに近づくように湾曲している。これら湾曲面75a1,75b1により、第1側面75にも、軸線L方向の中央部分が突出した頂部75cが形成されている。
なお、拍車72は、両面エッチング加工によって製造されている。つまり、金属製の薄板部材の両側面(第2側面76)に、拍車72のパターンのマスクを施す(レジストを形成する)。この後、所定のエッチング液を薄板部材の両側面に付着させる。これにより、軸線方向に関して、薄板部材のマスクで覆われていない部分が除去され、拍車72が製造される。このような両面エッチング加工によって拍車72が製造されることで、先端面77には2つの凹部77a,77bが形成され、第1側面75には2つの凹部75a,75bが形成される。このように両面エッチング加工によって、拍車72に凹部75a,75b,77a,77bを簡単に形成することができる。加えて、両面エッチング加工は、両側から薄板部材を溶解浸食する。このため、両面エッチング加工は、片面エッチング加工と比較して、一方の側から溶解させる量が少なくて良い分、高い形状精度を確保することができる。その結果、高い搬送精度を確保することができる。
次に、位置決め機構50による用紙Pの位置決め動作について、図5を参照しつつ以下に説明する。
まず、用紙Pは、搬送ローラ対47によって位置決め機構50へと搬送される。用紙Pの先端が、図5(a)に示すように、駆動ローラ61及び従動拍車71に達すると、駆動ローラ61によって用紙Pが方向Jに搬送される。つまり、従動拍車71の歯72aと用紙Pとが当接するときの、当該歯72aの移動方向は、軸線Lと直交する方向であるため、用紙Pはガイド面54aに近づく方向Jに搬送される。そして、用紙Pのガイド面54aに近い側の側端がガイド面54aに当接する。こうして、用紙P全体が、図5(b)に示すように、ガイド面54aに寄せられる。
また、従動拍車71は、用紙Pの搬送に伴って歯72aの先端面77が回転しながら順に、用紙Pに当接する。従動拍車71の用紙Pに対する接触面積は、各歯72aの先端面77となるため、円筒状の外周面を有するコロと比べて用紙Pとの接触面積が非常に小さくなる。このため、先端面77に画像との接触によってインクが付着していても、先端面77自体が小さいため、用紙Pに転写されるインクも少なくなる。この結果、従動拍車71から用紙Pにインクが転写されにくくなる。また、各歯72aの先端面77に付着したインクは、従動拍車71の回転によって、回転方向上流側の第1側面75(上流第1側面)に移動し得る。なお、従動拍車71が用紙Pの搬送に伴って回転する回転方向を、図4(a)時計回り方向(矢印R方向)としたとき、拍車72の複数の歯72aのうちの図4(a)中の最上点に位置する歯72aで見たとき、回転方向上流側の第1側面75は、当該歯72aが有する2つの第1側面75のうちの、左側の第1側面75である。一方、拍車72の複数の歯72aのうちの図4(a)中の最下点に位置する歯72aで見たとき、回転方向上流側の第1側面75は、当該歯72aが有する2つの第1側面75のうちの、右側の第1側面75である。インクが移動した結果、インクが、歯72aの先端面77から少なくなって用紙Pに転写されにくくなる。
また、先端面77には、凹部77a,77bが形成されている。この凹部77a,77bにおいては平坦面と比較して、毛細管現象が生じるためインクを保持しやすい。このため、インクを保持した状態の先端面77が用紙Pに接触しても、凹部77a,77bに保持されたインクの一部は用紙Pに移らず、残存する。この結果、用紙Pの汚れを抑制することができる。また、凹部77a,77bは、第1側面75に繋がるように延在している。このため、凹部77a,77bがインクを保持した場合に、凹部77a,77bが軸線L方向に沿って延在している場合と比較して、従動拍車71の回転によって、インクは回転方向上流側の第1側面75に移動しやすい。この結果、インクが、歯72aの先端面77から少なくなって用紙Pに転写されにくくなる。
用紙Pの搬送に伴う従動拍車71の回転方向に関して、各歯72aの2つの第1側面75のうちの少なくとも上流側の第1側面75に凹部75a,75bが形成されている。この凹部75a,75bにおいても平坦面と比較して、毛細管現象が生じるためインクを保持しやすい。これにより、先端面77に保持されたインクが先端面77から凹部75a,75bへと流れやすくなる。さらに、用紙Pの搬送に伴う従動拍車71が回転する際、先端面77に保持されたインクは、空気抵抗を受けるため、各歯72aの2つの第1側面75のうち、下流側の第1側面75よりも、上流側の第1側面75に移動しやすい。この結果、インクが、歯72aの先端面77から少なくなって用紙Pに転写されにくくなる。凹部75a,75bは、凹部77a,77bと繋がっている。これにより、凹部77a,77bに保持されたインクが、凹部77a,77bから凹部75a,75bへと流れやすくなる。このため、インクが、歯72aの先端面77から少なくなって用紙Pに転写されにくくなる。
用紙Pは、ガイド面54aに当接した後もガイド面54aに寄せられるように、方向Jに搬送される。このとき、用紙Pの拍車72の歯72aと当接する部分には、ガイド面54aと当接することで方向T(ガイド面54aから離れる方向)の反力が作用する。本実施形態の拍車72の歯72aは、歯先が尖っているものと比較して、用紙Pに対して突き刺さりにくくなっている。そのため、用紙Pに方向Tの力が生じても、用紙Pが方向Tに移動しやすくなる。よって、用紙Pのジャムを抑制することができる。加えて、本実施形態の拍車72の歯72aは、用紙Pに対して突き刺さりにくくなっているものの、駆動ローラ61側に付勢されているため、図5(c)に示すように、ある程度、歯先が用紙Pに食い込んでいる。つまり、従動拍車71と駆動ローラ61間の挟持力は、歯72aの歯先が用紙Pに対して食い込むほどあり、用紙Pの搬送力が確保されている。この状態で用紙Pに方向Tの反力が生じると、拍車72の歯72aが用紙Pに当接する間、用紙Pの湾曲面77a1(凹部77a)と当接する部分は、矢印U1方向(湾曲面77a1における用紙P側の法線方向)の力を歯72aから受ける。このU1方向の力は、用紙Pを押しつぶす力として働く。一方、歯72aも、用紙Pと当接する間、湾曲面77a1の用紙Pと当接する部分は、矢印U2方向(湾曲面77a1における歯72a側の法線方向)の力を用紙Pから受ける。このU2方向の力は、従動拍車71を上方に移動させる力として働く。なお、これらU1,U2方向の力は、凹部77aがガイド面54aから離れるにつれて軸線Lから離れるように湾曲しているため、当該湾曲面77a1と用紙Pとの当接部分に生じる。これにより、用紙Pに方向Tの反力が生じると、歯72aにはU2方向の力が生じているため、駆動ローラ61及び従動拍車71間の挟持力が低下し、用紙Pは先端面77に押しつぶされながらも方向Tに移動する。このため、用紙Pに生じる方向Tの反力を逃がすことができる。仮に、方向Tの反力を逃がすことができない場合、当該反力が従動拍車の大きな回転負荷となり、従動拍車が回転できずに用紙Pの不送りが生じることがある。また、方向Tの反力を逃がすことができない場合、用紙Pが従動拍車の歯に対して方向Tに移動不可能に保持されることとなるので、用紙Pがガイド面54aに送り続けられ、従動拍車とガイド面54aとの間で撓んで折れ曲がることある。これらの少なくともいずれかによって用紙Pにジャムが生じる。しかしながら、本実施形態においては、方向Tの力を逃がすことができるため、用紙Pのジャムを抑制することができる。
このように駆動ローラ61及び従動拍車71は、用紙Pを搬送している際、用紙Pがガイド面54aに当接していてもガイド面54a側に寄せるように搬送するが、拍車72は用紙Pが方向Tに移動しやすい構成であるため、用紙Pの方向Tへの反力を逃がしながら、用紙Pを搬送方向Eに搬送することができる。こうして、用紙Pの主走査方向の位置決めが行われる。
以上に述べたように、本実施形態のプリンタ1によると、拍車72の各歯72aの先端面77同士は、周方向Rにおいて不連続であるため、円筒状の外周面を有するコロと比べて用紙Pとの接触面積が小さい。このため、インクが用紙Pに転写されにくくなる。さらに、2つの第1側面75のうちの少なくとも上流側の第1側面75は、凹部75a,75bを有する。そのため、各歯72aの先端面77に付着したインクは、従動拍車71の回転によって、回転方向上流側の第1側面75の凹部75a,75bへと流れやすくなる。この結果、インクが、歯72aの先端面77から少なくなって用紙Pに転写されにくくなる。加えて、歯72aが先端面77を有するため、歯72aが用紙Pに突き刺さりにくくなる。このため、駆動ローラ61及び従動拍車71によってガイド面54aに寄せられた用紙Pがガイド面54aに当接し、拍車72の歯先にスラスト荷重(反力)が生じても、用紙Pが歯先に対してガイド面54aから離れる方向に移動しやすくなる。この結果、用紙Pのジャムの発生を抑制することが可能となる。したがって、用紙Pのジャムの発生と用紙Pの汚れの発生との両方を抑制することが可能となる。
また、先端面77は、ガイド面54aから離れるにつれて軸線Lから離れるように湾曲する湾曲面77a1によって構成された凹部77aを有する。このため、用紙Pに方向Tの反力が生じた場合、用紙Pと湾曲面77a1との当接部分には、U1方向とU2方向との2つの力が生じる。これより、用紙Pは方向Tに移動しやすくなり、用紙Pに生じる方向Tの反力を逃がすことができる。このため、用紙Pのジャムの発生を抑制することが可能となる。
変形例として、図6に示すように、拍車272の歯272aの先端面277が2つの第1側面275に繋がるように延在する1つの凹部(第2凹形状)277aを有していてもよい。凹部277aは、軸線L側に凹む湾曲面277a1からなる。湾曲面277a1は、図6(b)に示すように、2つの第2側面276のうちのガイド面54aから遠い一方(図中右方の第2側面276)から他方(図中左方の第2側面276)に向かうにつれて軸線Lに近づくように湾曲している。また、図6(c)に示すように、歯272aの2つの第1側面275も1つの凹部(第1凹形状)275aを有している。この凹部275aは、歯272aの歯先から根元にかけて延在し、一端が先端面277の凹部277aと、他端が隣接する他の歯272aの凹部275aと繋がっている。また、凹部275aは、軸線L側に凹む湾曲面275a1からなる。湾曲面275a1も、湾曲面277a1と同様に、湾曲している。
なお、拍車272は、片面エッチング加工によって製造されている。つまり、金属製の薄板部材の片面(ガイド面54aに近い側の第2側面276)に、拍車272のパターンのマスクを施す(レジストを形成する)。この後、所定のエッチング液を薄板部材の片面に付着させる。これにより、薄板部材のマスクで覆われていない部分が、軸線方向に沿って片面側から除去され、拍車272が製造される。このような片面エッチング加工によって拍車272が製造されることで、先端面277には1つの凹部277aが形成され、第1側面275には1つの凹部275aが形成される。このように片面エッチング加工によって、拍車272に凹部275a,277aを簡単に形成することができる。
このような拍車272を有する従動拍車においても、上述の実施形態と同様に、用紙Pの幅方向の位置決め行うことが可能である。このとき、従動拍車と用紙Pとの接触面積も、各歯272aの先端面277となるため、円筒状の外周面を有するコロと比べて用紙Pとの接触面積が非常に小さくなる。このため、上述の実施形態と同様の効果を得ることができる。また、先端面277には、凹部277aが形成されている。この凹部277aにおいても毛細管現象が生じるため、平坦面と比較してインクを保持しやすい。このため、インクを保持した状態の先端面277aが用紙Pに接触しても、凹部277aに保持されたインクの一部は用紙Pに移らず、残存する。この結果、用紙Pの汚れを抑制することができる。凹部277aは、第1側面275に繋がるように延在している。このため、凹部277aがインクを保持した場合に、凹部277aが軸線L方向に沿って延在している場合と比較して、インクは従動拍車の回転によって、回転方向上流側の第1側面275に移動しやすい。この結果、インクが、歯272aの先端面277から少なくなって用紙Pに転写されにくくなる。
用紙Pの搬送に伴う従動拍車の回転方向に関して、各歯272aの2つの第1側面275のうちの少なくとも上流側の第1側面275に凹部275aが形成されている。この凹部275aにおいても毛細管現象が生じるため、平坦面と比較してインクを保持しやすい。これにより、先端面277に保持されたインクが先端面277から凹部275aへと流れやすくなる。この結果、インクが、歯272aの先端面277から少なくなって用紙Pに転写されにくくなる。凹部275aは、凹部277aと繋がっている。これにより、凹部277aに保持されたインクが、凹部277aから凹部275aへと流れやすくなる。このため、インクが、歯272aの先端面277から少なくなって用紙Pに転写されにくくなる。
この変形例における位置決め動作でも、用紙Pは、ガイド面54aに当接した後もガイド面54aに寄せられるように、方向Jに搬送される。つまり、上述の実施形態と同様に、用紙Pの歯272aと当接する部分には、ガイド面54aと当接することで方向Tの反力が作用する。本変形例の歯272aにおいても、用紙Pに対して突き刺さりにくくなっているものの、駆動ローラ61側に付勢されているため、図6(b)に示すように、ある程度、歯先が用紙Pに食い込んでいる。つまり、従動拍車と駆動ローラ61間の挟持力は、歯272aの歯先が用紙Pに対して食い込むほどあり、用紙Pの搬送力が確保されている。この状態で用紙Pに方向Tの反力が生じると、拍車272の歯272aが用紙Pに当接する間、用紙Pの湾曲面277a1(凹部277a)と当接する部分は、矢印U3方向(湾曲面277a1における用紙P側の法線方向)の力を歯272aから受ける。このU3方向の力は、用紙Pを押しつぶす力として働く。一方、歯272aも、用紙Pと当接する間、湾曲面277a1の用紙Pと当接する部分は、矢印U4方向(湾曲面277a1における歯272a側の法線方向)の力を用紙Pから受ける。このU4方向の力は、歯272aを上方に移動させる力として働く。なお、これらU3,U4方向の力は、上述の実施形態と同様に、凹部277aがガイド面54aから離れるにつれて軸線Lから離れるように湾曲しているため、当該湾曲面277a1と用紙Pとの当接部分に生じる。これにより、上述の実施形態と同様に、用紙Pに方向Tの反力が生じると、用紙Pは先端面277に押しつぶされながらも方向Tに移動する。このため、用紙Pに生じる方向Tの反力を逃がすことができる。この結果、用紙Pのジャムを抑制することができる。
以上に述べたように、本変形例においても、拍車272の各歯272aの先端面277同士は、周方向Rにおいて不連続であるため、円筒状の外周面を有するコロと比べて用紙Pとの接触面積が小さい。このため、インクが用紙Pに転写されにくくなる。さらに、2つの第1側面275のうちの少なくとも上流側の第1側面275は、凹部275aを有する。そのため、各歯272aの先端面277に付着したインクは、従動拍車の回転によって、回転方向上流側の第1側面275凹部275aへと流れやすくなる。この結果、インクが、歯272aの先端面277から少なくなって用紙Pに転写されにくくなる。加えて、歯272aが先端面277を有するため、歯272aが用紙Pに突き刺さりにくくなる。このため、駆動ローラ61及び従動拍車によってガイド面54aに寄せられた用紙Pがガイド面54aに当接し、拍車272aの歯先にスラスト荷重(反力)が生じても、用紙Pが歯先に対してガイド面54aから離れる方向に移動しやすくなる。この結果、用紙Pのジャムの発生を抑制することが可能となる。したがって、用紙Pのジャムの発生と用紙Pの汚れの発生との両方を抑制することが可能となる。
以上、本発明の好適な実施の形態について説明したが、本発明は上述の実施の形態に限られるものではなく、特許請求の範囲に記載した限りにおいて様々な変更が可能なものである。例えば、上述の実施形態及び変形例においては、先端面77,277は凹部77a,77b,277aを有するが、先端面はこれら凹部77a,77b,277aを有していなくてもよい。つまり、先端面は平坦面であってもよい。このとき、第1側面75,275は凹部75a,75b,275aを有しておればよい。こうすれば、先端面が平坦であっても、先端面に付着したインクが先端面から第1側面75,275へと移動しやすくなる。このため、上述と同様に、先端面からインクが少なくなって用紙Pに転写されにくくなる。また、先端面は、軸線Lから離れる方向に凸となる凸形状を有していてもよい。
また、上述の実施形態における凹部77a,77b及び変形例における凹部277aが、軸線L方向に延在していてもよい。また、凹部77a,77b,277aは、エッチング加工以外の機械加工で形成されていてもよい。また、先端面は、3以上の凹部を有していてもよい。また、凹部77a,77b,277aは、2つの第1側面75,275に繋がっていなくてもよい。このとき、凹部77a,77b,277aの周囲全体又は部分的に平坦面が存在していてもよい。また、凹部77a,77b,277aは、湾曲面77a1,77b1,277a1からなるが、特にこれに限定するものではない。つまり、先端面77,277が有する凹部は、軸線L側に凹む形状であれば、円、V字及び角形状など、どのような形状であってもよい。また、凹部75a,75b,275aは、凹部77a,77b,277aと繋がっていなくてもよい。
従動拍車は4つの拍車72,272を有しているが、1〜3又は5以上の拍車を有していてもよい。また、位置決め機構50は、下流ガイド部3b内に設けられていてもよい。これにより、用紙Pが、位置決めされた状態で排紙部4に排出される。
本発明は、ライン式・シリアル式のいずれにも適用可能であり、また、プリンタに限定されず、ファクシミリやコピー機等にも適用可能である。さらに、画像記録する記録装置であれば、例えば、レーザー式やサーマル式など、どのような記録装置にも適用可能である。記録媒体は、用紙Pに限定されず、記録可能な様々な媒体であってよい。
1 プリンタ(記録装置)
2 ヘッド(記録部)
3c 再送ガイド部(搬送機構)
54a ガイド面
61 駆動ローラ
71 従動拍車
72,272 拍車
72a,272a 歯
74 軸部(回転軸)
75,275 第1側面
75a,75b,275a 凹部(第1凹形状)
76,276 第2側面
77,277 先端面
77a,77b,277a 凹部(第2凹形状)
L 軸線
L1 仮想直線
S1,S2 仮想平面

Claims (10)

  1. 液体を吐出するための記録部と、
    前記記録部から吐出された液体によって画像が記録された記録媒体を搬送する搬送機構とを備えており、
    前記搬送機構は、
    搬送される記録媒体の両側端の一方をガイドするための直線状に延在するガイド面と、
    記録媒体の画像が記録されていない側の面に接触する記録媒体を搬送するための駆動ローラと、
    前記駆動ローラとともに記録媒体を挟持するように記録媒体の画像が記録されている側の面と接触し、前記駆動ローラの回転による記録媒体の搬送に伴って回転する1以上の拍車を有する従動拍車とを含み、
    前記従動拍車は、記録媒体の搬送方向に関して、前記従動拍車の回転軸の軸線と前記ガイド面との交点よりも下流側の前記ガイド面の部分と、前記従動拍車の回転軸の軸線とのなす角度が鋭角となるように、配置されており、
    前記拍車は、前記軸線方向から見て当該軸線と直交する方向に突出し、前記従動拍車の前記軸線を中心とした周方向に並んで配置された複数の歯を有し、
    前記複数の歯の各々は、前記軸線方向から見て、前記歯の根元から前記歯の歯先に向かうにつれて前記軸線と直交する仮想直線に近づくように傾斜する2つの第1側面と、前記2つの第1側面に沿って延在する2つの仮想平面の交線よりも前記軸線に近い位置に形成される先端面とを有し、
    前記従動拍車が記録媒体の搬送に伴って回転する回転方向に関して、前記2つの第1側面のうちの少なくとも上流側に位置する上流第1側面は、前記回転軸側に凹み、前記先端面と繋がる第1凹形状を有することを特徴とする記録装置。
  2. 前記先端面は、前記回転軸側に凹む、少なくとも1つの第2凹形状を有することを特徴とする請求項1に記載の記録装置。
  3. 前記第2凹形状は、前記2つの第1側面に繋がるように延在していることを特徴とする請求項2に記載の記録装置。
  4. 前記第1凹形状は、前記第2凹形状と繋がっていることを特徴とする請求項3に記載の記録装置。
  5. 前記先端面は、前記軸線方向に並んだ2つの前記第2凹形状を有していることを特徴とする請求項2〜4のいずれか一項に記載の記録装置。
  6. 前記2つの第2凹形状のうちの一方は、前記先端面の前記軸線方向に関する中央から、前記歯の前記直交する方向に沿う2つの第2側面の一方に向かうにつれて前記軸線に近づくように湾曲し、
    前記2つの第2凹形状のうちの他方は、前記先端面の前記中央から当該2つの第2側面の他方に向かうにつれて前記軸線に近づくように湾曲していることを特徴とする請求項5に記載の記録装置。
  7. 前記2つの第2凹形状は、前記軸線方向に関する両面エッチング加工によって形成されることを特徴とする請求項6に記載の記録装置。
  8. 前記先端面は1つの前記第2凹形状を有し、
    前記1つの第2凹形状は、前記歯の前記直交する方向に沿う2つの第2側面の一方から他方に向かうにつれて前記軸線に近づくように湾曲していることを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の記録装置。
  9. 前記第2凹形状は、前記軸線方向に関する片面エッチング加工によって形成されることを特徴とする請求項8に記載の記録装置。
  10. 前記拍車は、前記2つの第2側面の前記一方が、前記他方よりも、前記ガイド面から離れていることを特徴とする請求項8又は9に記載の記録装置。

















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