JP2014166267A - 人工乳首及び人工乳首を有する哺乳器 - Google Patents

人工乳首及び人工乳首を有する哺乳器 Download PDF

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Abstract

【課題】乳幼児の哺乳運動に適した人工乳首及び人工乳首を有する哺乳器を提供する。
【解決手段】人工乳首2は、上端にオーバーハング部77を有する基部71と、オーバーハング部77の上方に形成された、乳首胴部72、73及び乳孔74aを有する乳頭部74とを具備し、乳首胴部72、73及び乳頭部74が全体として略円錐形状であり、略円錐形状の中心軸線C1が、基部71の中心軸線C2に対して授乳時の上顎側に傾斜している。
【選択図】図16

Description

本発明は、人工乳首及び人工乳首を有する哺乳器に関する。
ミルクや予め搾取した母乳等の乳幼児用の飲料を収容するボトル等の哺乳器本体に装着する人工乳首及び人工乳首を有する哺乳器が、乳幼児の授乳において広く使用されている。人工乳首本体の形状が、哺乳器の中心軸線周りに回転対称、例えば略円錐体の形状とされる人工乳首及び哺乳器が公知である(特許文献1)。
特開2011−92551号公報
乳幼児の哺乳運動は、人工乳首を咥えた口唇の形状の変化や舌の蠕動様運動を伴う複雑なものである。従って、特許文献1に記載の人工乳首本体のように、哺乳器の中心軸線周りに回転対称な形状が、哺乳運動に適しているとは限らない。人工乳首本体の形状が、哺乳運動に適した形状でない場合には、哺乳器から口腔内に放出された飲料が、飲み込まれずに口外へ漏れて効率的に授乳ができない場合がある。また、乳幼児が人工乳首を咥える際に、上唇が人工乳首本体との摩擦によって口内側に巻き込まれる場合もある。さらに、人工乳首を咥えた乳幼児は、授乳を目的とするのみならず、それを遊びとして強く噛んだり引っ張ったりすることから、人工乳首本体が哺乳器から外れてしまう場合もある。
本発明は、乳幼児の哺乳運動に適した人工乳首及び人工乳首を有する哺乳器を提供することを目的とする。
請求項1に記載の発明によれば、上端にオーバーハング部を有する基部と、前記オーバーハング部の上方に形成された、乳首胴部及び乳孔を有する乳頭部とを具備し、前記乳首胴部及び前記乳頭部が全体として略円錐形状であり、該略円錐形状の中心軸線が、前記基部の中心軸線に対して授乳時の上顎側に傾斜していることを特徴とする人工乳首が提供される。
また、請求項2に記載の発明によれば請求項1に記載の発明において、前記乳首胴部が、上方に向かって徐々に径が縮小する環状の凸曲面である第1の乳首胴部及び第2の乳首胴部を有し、前記第1の乳首胴部及び前記第2の乳首胴部間は、環状の凹曲面からなる第1括れ部によって画成され、第2の乳首胴部及び前記乳頭部間は、環状の凹曲面からなる第2括れ部によって画成されることを特徴とする人工乳首が提供される。
すなわち、請求項1及び2に記載の発明では、乳首胴部及び乳頭部の全体として略円錐形状の中心軸線が、基部の中心軸線に対して授乳時の上顎側に傾斜していることによって、人工乳首の上顎側の部分を乳幼児の上顎に密着させた状態で、人工乳首の下顎側に広範な領域を確保することが可能となる。その結果、舌の運動の自由度を向上させることができる。その結果、乳幼児の哺乳運動に適した人工乳首及び人工乳首を有する哺乳器を提供することができるという効果を奏する。
また、請求項3に記載の発明によれば請求項1又は2に記載の発明において、前記乳頭部が略球形状であり、授乳時における前記乳頭部の下顎側の面には、凹曲面が形成されていることを特徴とする人工乳首が提供される。すなわち、請求項3に記載の発明では、乳頭部の下顎側の面に凹曲面が形成されていることによって、乳幼児の哺乳運動において隆起させた舌の先端が乳頭部から脱落することを防止し、確実に飲料の放出を行うことが可能となる。
また、請求項4に記載の発明によれば請求項1から3のいずれか1つに記載の発明において、前記乳首胴部の上顎側の面は、その下顎側の面に比べて面全体として凹凸が少なく形成されていることを特徴とする人工乳首が提供される。
すなわち、請求項4に記載の発明では、人工乳首の上顎側の部分が、乳幼児の上顎に密着し、安定した哺乳運動を行うことができる。また、人工乳首の上顎側の部分が、乳幼児の上顎に密着していることから、吸引によって口腔内を確実に低圧にすることができ、効率的な授乳が可能となる。さらに、人工乳首の上顎側の面全体として凹凸が少ないことによって、乳幼児の上唇が、人工乳首との摩擦によって口内側に巻き込まれることが防止される。
また、請求項5に記載の発明によれば請求項1から4のいずれか1つに記載の発明において、取付部材に対して当該人工乳首を取り付けた場合に、取付部材と前記オーバーハング部77とが離間していることを特徴とする人工乳首が提供される。すなわち、請求項5に記載の発明では、乳幼児が、人工乳首を奥まで咥えたとしても、取付部材と人工乳首のオーバーハング部との間で唇を挟むことが防止される。
また、請求項6に記載の発明によれば請求項1から5のいずれか1つに記載の発明において、前記乳孔が、前記乳頭部の上顎側寄りの頂部近傍に形成されていることを特徴とする人工乳首が提供される。すなわち、請求項6に記載の発明では、乳孔が乳頭部の上顎側寄りの頂部近傍に形成されていることによって、放出された飲料が直接喉の奥に直接当たることが防止される。
また、請求項7に記載の発明によれば、請求項1から6のいずれか1つに記載の人工乳首と哺乳器本体とを具備する哺乳器が提供される。
各請求項に記載の発明によれば、乳幼児の哺乳運動に適した人工乳首及び人工乳首を有する哺乳器を提供することができるという共通の効果を奏する。
本発明の実施形態に係る哺乳器の斜視図である。 図1の哺乳器の人工乳首を含む部分縦断面図である。 図1の哺乳器の取付部材の上面図である。 図3の取付部材の正面図である。 図3の取付部材の線A−Aにおける断面図である。 図1の哺乳器の人工乳首の第1通気部材の上面図である。 図6の第1通気部材の底面図である。 図6の第1通気部材の線A−Aにおける断面図である。 図6の第1通気部材の線B−Bにおける断面図である。 図7の第1通気部材の線C−Cにおける断面図である。 図1の哺乳器の人工乳首の第2通気部材の上面図である。 図11の第2通気部材の正面図である。 図11の第2通気部材の線A−Aにおける断面図である。 図1の哺乳器の人工乳首の人工乳首本体の上面図である。 図14の人工乳首本体の正面図である。 図14の人工乳首本体の右側面図である。 図14の人工乳首本体の線A−Aにおける断面図である。 図16の人工乳首本体の線B−Bにおける断面図である。 第1通気部材と第2通気部材との嵌合を示す斜視図である。 図1の哺乳器の流量測定を説明する図である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施の形態を詳細に説明する。全図面に渡り、対応する構成要素には共通の参照符号を付す。
図1は、本発明の実施形態に係る哺乳器1の斜視図であり、図2は、図1の哺乳器1の人工乳首2を含む部分縦断面図である。なお、本明細書中では、哺乳器1の各構成部材の説明において、水平面に立てた状態の哺乳器1内での配置を基準にして「上」又は「下」と規定する。
哺乳器1は、人工乳首2と、取付部材3と、哺乳器本体4とを有している。人工乳首2は、ベント部品である第1通気部材5と、ベントストッパーである第2通気部材6と、人工乳首本体7とを有している。哺乳器本体4は、ミルクや予め搾取した母乳等の乳幼児用の飲料を収容するボトル等であり、例えばガラスや硬質の合成樹脂等から形成される。人工乳首本体7は、第1通気部材5及び第2通気部材6を介して哺乳器本体4に取り付けられており、後述するように、取付部材3を哺乳器本体4に対して螺合することによって固定されている。
図3は、図1の哺乳器1の取付部材3の上面図であり、図4は、図3の取付部材3の正面図であり、図5は、図3の取付部材3の線A−Aにおける断面図である。
取付部材3は、円筒形の部材であり、硬質の合成樹脂、例えばポリプロピレンを一体成型することにより形成される。取付部材3は、取付部材本体31と、取付部材本体31の上端から径方向内側に延びる環状のフランジ部32とを有している。フランジ部32は、上方の開口33を画成している。人工乳首2は、開口33を介して上方へ突出する。フランジ部32の下面には、下方に延びる環状の嵌合突起34(図5)が形成されている。嵌合突起34は、後述するように、人工乳首本体7の嵌合溝75aと嵌合する。取付部材本体31の下端縁は、上方の開口33よりも径の大きい開口35を画成している。取付部材本体31の内周面には、哺乳器本体4の上端部分の外周面に設けられた雄ねじ部41(図2)と螺合する雌ねじ部36が形成されている。
図6は、図1の哺乳器1の人工乳首2の第1通気部材5の上面図であり、図7は、図6の第1通気部材5の底面図であり、図8は、図6の第1通気部材5の線A−Aにおける断面図であり、図9は、図6の第1通気部材5の線B−Bにおける断面図であり、図10は、図7の第1通気部材5の線C−Cにおける断面図である。
第1通気部材5は、ドーナツ状且つ平板状の部材であり、軟質の合成樹脂等の弾性材料、例えばシリコン樹脂を一体成型することにより形成される。第1通気部材5の外周面の下方には、径方向外側に延びる環状のフランジ部51を有している。また第1通気部材5の上面には、4つの円形の嵌合穴52a、52b、52c、52dが形成されている。嵌合穴52a、52b、52c、52dの各々は、第1通気部材5の中心軸線周りに等間隔に配置されている。嵌合穴52a、52b、52cの各々の中には、それぞれ逆止弁53、54、55が設けられている。嵌合穴52dの中には、逆止弁が設けられておらず、閉塞している。従って、第1通気部材5は、逆止弁53、54、55としての3つの通気孔53、54、55を有しているといえる。なお、嵌合穴52dに対応する第1通気部材5の裏面には、閉塞したボス部56が形成され、第1通気部材5の中央には、開口57が形成されている。
逆止弁53、54、55の各々は、一対の弁体を有している。例えば、逆止弁53は、図7及び図10に示されるように、一対の弁体53a、53bを有している。弁体53a、53bは、嵌合穴52aの内周面から斜め下方に向かって延びる平板状の可動片である。各弁体53a、53bの先端の間には、第1通気部材5の径方向に沿って延びるスリット53cが形成される。図8は、スリット53cを通る断面図であるため、図8にスリット53cは示されておらず、一方の弁体53aのみが示されている。第1通気部材5の下面の弁体53a、53bの周囲には、隔壁53dが形成されている。
平常時には、図10に示されるように、弁体53a、53bが楔形状の断面となるようにスリット53cが閉鎖している。従って、第1通気部材5の下方から上方へ向かう気体等の流れによる圧力は、弁体53a、53bがより閉鎖する方向に作用する。すなわち、スリット53cは閉鎖したままであり、逆止弁53は、第1通気部材5の下方から上方へ向かう流れに対しては閉鎖している。他方、第1通気部材5の上方から下方へ向かう流れによる圧力は、弁体53a、53bの先端が互いに離間する方向に作用する。従って、スリット53cが開口し、逆止弁53は、第1通気部材5の上方から下方へ向かう流れに対しては開放する。
その他の逆止弁54、55は、弁体の形状以外の基本的構成及び動作については、逆止弁53と同様であるため、簡単に説明する。逆止弁54は、一対の弁体54a、54bを有している。弁体54a、54bは、嵌合穴52bの内周面から斜め下方に向かって延びる曲面状の可動片である。各弁体54a、54bの先端の間には、第1通気部材5の径方向に沿って延びるスリット54cが形成される。第1通気部材5の下面の弁体54a、54bの周囲には、隔壁54dが形成されている。平常時には、弁体54a、54bが円弧状の断面となるようにスリット54cが閉鎖している。すなわち、平常時には、弁体54a、54bが、全体として1つの凸曲面を形成する。
逆止弁55は、一対の弁体55a、55bを有している。弁体55a、55bは、嵌合穴52cの内周面から横方に向かって延びる平板状の可動片である。各弁体55a、55bの先端の間には、第1通気部材5の径方向に沿って延びるスリット55cが形成される。第1通気部材5の下面の弁体55a、55bの周囲には、隔壁55dが形成されている。平常時には、弁体55a、55bが直線状の断面となるようにスリット55cが閉鎖している。すなわち、平常時には、弁体55a、55bが、全体として1つの平面を形成する。
上述した3つの逆止弁53、54、55は、この記載順に、開放するのに要する流れによる圧力、すなわち各スリット53c、54c、55cが開口するのに要する流れによる圧力が大きくなる。このことは、一対の弁体が、第1通気部材5の上方から下方へ向かう流れによる圧力を受けた場合において、各弁体の先端を離間させる方向に作用する力の分力の大きさに依存する。各逆止弁が、各々が開放する流れ方向に同一の圧力を受けたとき、すなわち同一差圧下に配置されたとき、各弁体に作用する力の分力の大きさは、楔形状に配置された弁体の方が、円弧状に配置された弁体より大きく、円弧状に配置された弁体の方が、直線状に配置された弁体よりも大きい。従って、同一差圧下に配置されたときの各スリット53c、54c、55cの開口面積は、この記載順に小さくなり、逆止弁53、54、55の流量も、この順に減少する。
図11は、図1の哺乳器1の人工乳首2の第2通気部材6の上面図であり、図12は、図11の第2通気部材6の正面図であり、図13は、図11の第2通気部材6の線A−Aにおける断面図である。
第2通気部材6は、ドーナツ状且つ平板状の部材であり、硬質の合成樹脂、例えばポリプロピレンを一体成型することにより形成される。第2通気部材6の上面の開口61近傍には、上方に延びる環状の支持壁62が形成されている。また、第2通気部材6の下面には、その外周縁部から下方に延びる環状の周壁63が形成されている。従って、第2通気部材6の下面には、周壁63によって画成された凹部64が形成されている。凹部64には、後述するように、第1通気部材5が嵌合する。
支持壁62の形成された第2通気部材6の上面の部分に対応する下面の部分の一部には、下方に延びる中空のボス部65が形成されている。第2通気部材6の上面には、第2通気部材6の外周面から径方向内側に向かって延びる断面半円形の溝66が形成されている。この断面半円形の溝66は、中空のボス部65内へ連通し、通気孔67を形成している。
図14は、図1の哺乳器1の人工乳首2の人工乳首本体7の上面図であり、図15は、図14の人工乳首本体7の正面図であり、図16は、図14の人工乳首本体7の右側面図であり、図17は、図14の人工乳首本体7の線A−Aにおける断面図であり、図18は、図16の人工乳首本体7の線B−Bにおける断面図である。
人工乳首本体7は、全体が中空の部材であり、軟質の合成樹脂等の弾性材料、例えばシリコン樹脂を一体成型することにより形成される。人工乳首本体7は、基部71と、第1乳首胴部72と、第2乳首胴部73と、乳頭部74とを有している。基部71は、フランジ部75と、首部76と、オーバーハング部77とを有している。
フランジ部75は、円筒状の首部76の下端から径方向外側に環状に延びている。フランジ部75の上面には、取付部材3のフランジ部32下面に設けられた嵌合突起34と嵌合する環状の嵌合溝75aが形成されている(図2)。フランジ部75の外径、第1通気部材5のフランジ部51の外径及び第2通気部材6の外径は、略同一である。フランジ部75の開口78の内径、第1通気部材5の開口57の内径及び第2通気部材6の開口61の内径は、略同一である(図2)。
首部76は、取付部材3の開口33内に嵌るように、取付部材3のフランジ部32の肉厚よりも軸方向に僅かばかり長く形成されている。また、首部76の外径は、下方のフランジ部75及び上方のオーバーハング部77に比べて僅かばかり細く形成されている。
オーバーハング部77は、首部76の上端から上方に向かって徐々に径が拡大する環状の凸曲面であり、オーバーハング部77において最大の外径を有する環状の部分である最大径部77aを介して第1乳首胴部72に至る。なお、オーバーハング部77は、首部76の上端から径方向外側に環状に延びるフランジ状に形成してもよい。
第1乳首胴部72と、第2乳首胴部73と、乳頭部74とは、全体として、乳頭部74の先端を頂点とする略円錐形状である。この略円錐形状の中線軸線C1は、基部71の中心軸線C2に対して上顎側に傾斜している。言い換えると、人工乳首本体7は、基部71、すなわちオーバーハング部77の最大径部77aより下方の部分が中心軸線C2を中心とする回転対称のボビン形状であるが、最大径部77aより上方は、略円錐体を傾けて基部71上に配置したような形状を呈している。従って、本発明による哺乳器1は、適切に使用するための方向性を有しており、授乳時には、図16において右側が上顎側で左側が下顎側になるように、乳幼児に咥えさせる必要がある。本実施形態において、傾斜角は7°であるが、その他の角度であってもよい。
第1乳首胴部72及び第2乳首胴部73は、上方に向かって徐々に径が縮小する環状の凸曲面である。第1乳首胴部72及び第2乳首胴部73間は、環状の凹曲面からなる第1括れ部79によって画成される。言い換えると、共に凸曲面である第1乳首胴部72及び第2乳首胴部73は、第1括れ部79によって連続的に接続されている。従って、第1乳首胴部72は、オーバーハング部77の最大径部77aと第1括れ部79とによって画成される。
乳頭部74は、略球形状であり、上顎側寄りの頂部近傍には、授乳のための貫通孔である乳孔74a(図14)が形成されている。乳孔74aが上顎側寄りの頂部近傍に配置されていることから、乳幼児が授乳するときに、放出された飲料が喉の奥に直接当たることが防止される。乳孔74aは、好ましくは、放出された飲料が上顎を伝って喉に到達するような位置に配置される。乳頭部74の下顎側のやや上方部分には、凹曲面74bが形成されている。凹曲面74bは、中心軸線C1よりもさらに上顎側に傾斜した角度で形成されている。
第2乳首胴部73及び乳頭部74間は、環状の凹曲面からなる第2括れ部80によって画成される。言い換えると、凸曲面である第2乳首胴部73及び略球形状である乳頭部74は、第2括れ部80によって連続的に接続されている。従って、第2乳首胴部73は、第1括れ部79と第2括れ部80とによって画成される。
次に、人工乳首本体7を咥えた乳幼児の哺乳運動について説明しながら、人工乳首本体7のさらなる特徴について説明する。乳幼児は、舌の蠕動様運動によって、人工乳首本体7から飲料を吸引しながら絞り出す。このとき乳幼児は、隆起させた舌の先端で以て人工乳首本体7を上顎へ押し付けつつつぶしながら、喉の奥へとその隆起を送る。すなわち、人工乳首本体7は、その下顎側の面を舌の隆起した部分によって下方から上方へ向かって移動しながら押し付けられる。人工乳首本体7における舌が辿る経路、すなわち図14及び図15に示された下顎側の部分の領域Rの硬軟を調整することによって、舌の動きの自由度を向上させることができる。その結果、人工乳首本体7自体の機能として、乳幼児の舌の蠕動様運動を誘発するようにし、乳幼児がよりスムーズに哺乳運動を行うことができる。これに関し、図17を参照しながら説明する。
乳幼児の哺乳運動は、隆起させた舌の先端を第2乳首胴部73の下顎側の部分である当接部73aに押し付けることから開始される。従って、まずはこの部分がつぶれやすいように人工乳首本体7を形成する必要がある。これは、オーバーハング部77の内面と第1乳首胴部72の内面とによって形成される空洞部81の存在によって実現される。すなわち、隆起させた舌の先端によって、第2乳首胴部73の当接部73aが押し付けられると、第1乳首胴部72の上部が空洞部81内部へ弾性変形する。次いで、隆起させた舌の先端が、上方へ移動するにつれて第1乳首胴部72の上部が復元し、その復元力が舌の上方への移動を助力する。このとき、人工乳首本体7の内部では、乳頭部74に向かって飲料が徐々に圧縮される。
乳幼児の哺乳運動の始点である第2乳首胴部73の次につぶれやすいように形成すべきところは、乳頭部74と第2括れ部80との境界領域、すなわち乳頭部74の凹曲面74bの下端の部分Kである。これは、舌が辿る経路における部分Kの前後、すなわち第2括れ部80の上部Jと乳頭部74の凹曲面74bの中央Cとをより薄肉にすることによって実現される。凹曲面74bの下端の部分Kをつぶれやすいように形成することによって、乳孔74aから飲料を効率的に放出させることができる。一実施例では、第2括れ部80の上部Jを0.9mmの肉厚にし、乳頭部74の凹曲面74bの中央Cを0.8mmの肉厚にし、乳頭部74の凹曲面74bの下端の部分Kを1.3mmの肉厚にする。
さらに、乳幼児の哺乳運動は、隆起させた舌の先端で乳頭部74の先端まで押しつぶすことで終了し再び始点に戻るが、乳頭部74全体を球形状、すなわち凸曲面とした場合では、隆起させた舌の先端が終点手前で滑ってしまい、経路から脱落し、飲料の放出がうまくされない場合がある。しかしながら、人工乳首本体7の乳頭部74は、上述した凹曲面74bを有していることから、隆起させた舌の先端を乳頭部74の経路から脱落させることなく終点まで移動させることが可能となる。
人工乳首本体7は、乳幼児の舌が辿る経路上に、上述した様々な特徴的構成を有することによって、乳幼児の舌の蠕動様運動を誘発するようにし、乳幼児がよりスムーズに哺乳運動を行うことができる。
また、第1乳首胴部72及び第2乳首胴部73の上顎側の面は、その下顎側の面に比べて凸曲面の突出が小さく形成されている。従って、人工乳首本体7の上顎側の面全体として凹凸が少なく形成されている。このため、人工乳首本体7の上顎側の部分が、乳幼児の上顎に密着し、安定した哺乳運動を行うことができる。また、人工乳首本体7の上顎側の部分が、乳幼児の上顎に密着していることから、吸引によって口腔内を確実に低圧にすることができ、効率的な授乳が可能となる。さらに、人工乳首本体7の上顎側の面全体として凹凸が少ないことによって、乳幼児の上唇が、人工乳首本体7との摩擦によって口内側に巻き込まれることが防止される。
さらに、人工乳首本体7は、上述したように、基部71の中心軸線C2に対して、略円錐体の中線軸線C1が上顎側に傾斜していることによって、人工乳首本体7の上顎側の部分を乳幼児の上顎に密着させた状態で、人工乳首本体7の下顎側に広範な領域と大きな空洞部81を確保することが可能となる。その結果、舌の運動の自由度を向上させることができる。
人工乳首本体7は、軟質の合成樹脂等で形成されていることから、様々に着色することが可能となる。従来の人工乳首は、透明や白濁したシリコン樹脂から形成されていた。しかしながら、人工乳首本体7は、ピンクや肌色等の暖色、又はその他の色で着色してもよい。人工乳首本体7全体を着色し、透明や白濁色以外の色とすることによって、病院内等で他人の哺乳器との混同を防止し、視認性を高めることができる。さらに、暖色系で着色することによって、乳幼児の食欲増進に寄与し、乳幼児に優しさや親しみを感じさせることができる。さらに、人工乳首本体7を部分的に着色することによって図形や模様を施し、デザイン性の高い人工乳首とすることができる。なお、着色の代わりに、刻印等を用いてもよい。例えば、図14に示されるように、使用時の方向を判別し易いように、上側を意味する「UP」等の文字を刻印してもよい。
図19は、第1通気部材5と第2通気部材6との嵌合を示す斜視図である。哺乳器1を組み立てる前に、まず第1通気部材5と第2通気部材6とを嵌合させる必要がある。すなわち、上述したように、第1通気部材5は、通気孔に相当する3つの逆止弁53、54、55を有している。上述したように、同一差圧下において、各逆止弁53、54、55によって得られる流量は異なるため、適切な逆止弁を1つ選択する。選択した逆止弁の配置された嵌合穴に対して、第2通気部材6のボス部65を挿入するように、第1通気部材5に対して第2通気部材6を上から被せ、嵌合が完成する。すなわち、第2通気部材6の凹部64内に第1通気部材5が嵌合し、このとき、第2通気部材6の周壁63の下端面と、第1通気部材5のフランジ部51の上面とが当接する。その結果、一体となった第1通気部材5と第2通気部材6の上方と下方とを連通する1つの通気孔、すなわち選択した逆止弁に相当する通気孔が得られる。言い換えると、第1通気部材5と第2通気部材6とは、流量調整機構を構成する。なお、選択した逆止弁を介した気体の流れを阻害しないように、第2通気部材6の中空のボス部65及び溝66、すなわち通気孔67の形状等が設計される。
さらに、哺乳器1の組み立て前に、取付部材3に対して人工乳首本体7を取り付ける。すなわち、取付部材3の下方から開口35及び開口33を通して、人工乳首本体7を挿入する。少なくとも、人工乳首本体7のオーバーハング部77の最大径部77aの外径は、取付部材3の開口33の内径よりも大きいことから、人工乳首本体7を弾性変形させながら挿入する。最終的に、取付部材3のフランジ部32が、人工乳首本体7の首部76に配置されるまで人工乳首本体7を挿入する。人工乳首本体7の取付部材3に対する取り付けが完了した状態では(図2)、取付部材3のフランジ部32の嵌合突起34は、人工乳首本体7のフランジ部75の嵌合溝75aと嵌合している。従って、仮に、乳幼児が、人工乳首本体7を強く噛んで引っ張ったとしても、人工乳首本体7が取付部材3から容易に外れることはない。
ここで、取付部材3に対して人工乳首2を取り付けた状態では、取付部材3のフランジ部32と人工乳首本体7のオーバーハング部77とは、離間している。さらに、オーバーハング部77は、首部76の上端から上方に向かって徐々に径が拡大していることから、径方向外側に向かって両部材の間隔が広がっている。こうした構成によって、仮に、乳幼児が、人工乳首本体7を奥まで咥えたとしても、取付部材3のフランジ部32と人工乳首本体7のオーバーハング部77との間で唇を挟むことはない。
最終的な哺乳器1の組み立てについて説明すると、まず、飲料を入れた哺乳器本体4の開口端上に、上述のように、予め、例えば逆止弁53を選択して嵌合させた第1通気部材5及び第2通気部材6を載置する。次いで、予め取り付けた取付部材3及び人工乳首本体7を上から被せ、取付部材3を哺乳器本体4に対して螺合することによって組み立てが完了する(図2)。このとき、第2通気部材6の上面に形成された支持壁62が、人工乳首本体7の下端面と当接している。従って、取付部材3を哺乳器本体4に対して螺合する際に、強く閉めすぎたとしても、第2通気部材6の上面と人工乳首本体7の下端面とが密着することが防止され、通気孔67が閉塞されることが防止される。
乳幼児が人工乳首2を吸引して哺乳器1内の圧力が低下すると、哺乳器1内外間に差圧が生じる。この差圧によって逆止弁が開放され、取付部材3の雌ねじ部36及び哺乳器本体4の雄ねじ部41間の間隙、通気孔67を通り、最後は逆止弁53を介して外部の空気が哺乳器内に導かれる。他方、逆止弁53があることによって、哺乳器1内から飲料が漏出することが防止される。
図20は、図1の哺乳器1の流量測定を説明する図である。測定方法は、常温の水を哺乳器1に入れ、真空ポンプPによって−13kPaの圧力で吸引し、吸引された水の流量を測定する。哺乳器1から吸引された水は、容器100内に収容される。楔形状の逆止弁53を介して通気させた場合、円形状の逆止弁54を介して通気させた場合、及び、直線状の逆止弁55を介して通気させた場合について、それぞれ26.1(ml/min)、23.3(ml/min)、及び、18.0(ml/min)という結果になった。なお、哺乳器1内に通気をさせない場合、すなわち哺乳器1内の圧力が低下し続ける場合には、14.1(ml/min)という結果になった。
以上より、乳幼児の授乳時の吸引力に応じて、第1通気部材5の通気孔53、54、55に対して第2通気部材6の通気孔67を適切に選択して連通させることによって、哺乳器1の外から中に流入する気体の流量を調整することができる。例えば、授乳時の吸引力が強い乳幼児の場合には、哺乳器1の外から中に流入する気体の流量が少なくなるように、第1通気部材5の通気孔55を選択する。その結果、吸引によって低下した哺乳器1内の圧力がなかなか上昇せず、乳幼児が一回の授乳動作で授乳しうる飲料の量を少なくすることができる。他方、授乳時の吸引力が弱い乳幼児の場合には、哺乳器1の外から中に流入する気体の流量が多くなるように、第1通気部材5の通気孔53を選択する。その結果、吸引によって低下した哺乳器1内の圧力がすぐに上昇し、乳幼児が一回の授乳動作で授乳しうる飲料の量を多くすることができる。従って、乳幼児にとって適切な授乳時間又は飲料の流量(例えば、哺乳器内の飲料を飲みきるのに要する時間が15〜20分程度)を簡便な方法で調整することを実現できる。さらに、通気孔の連通が、第1通気部材5及び第2通気部材6の凹部(嵌合穴)及び凸部(ボス部)の嵌合によって行われることから、通気孔の連通をより確実に行うことが可能となる。
なお、通気孔の連通が、第1通気部材及び第2通気部材の凹部及び凸部の嵌合によることなく、すなわち凸部を有さない構成にし、互いの通気孔を位置合わせすることによって行ってもよい。また、第1通気部材の上面に上方に延びる中空の複数のボス部を設け、そのボス部内に上述したような逆止弁を設け、対応する第2通気部材には貫通孔を設けて嵌合させるような構成であてもよい。また、同一差圧下における流量の調整は、通気孔の開口面積の調整と略同義であることから、上述した実施形態のように弁体の形状の異なる逆止弁を用いることなく、単に第1通気部材に対して開口面積の異なる複数の貫通孔を設ける構成であってもよい。さらに、第1通気部材が開口面積の異なる複数の貫通孔を有する場合に、第2通気部材の中空のボス部内にのみ逆止弁を設ける構成であってもよい。上述した実施形態では、通気孔は3つであったが、2つ又は4つ以上であってもよい。
上述した人工乳首本体の特徴は、上述した哺乳器のみならず、従来型の哺乳器においても適用可能である。
1 哺乳器
2 人工乳首
3 取付部材
4 哺乳器本体
7 人工乳首本体
71 基部
72、73 乳首胴部
74 乳頭部
74a 乳孔
77 オーバーハング部
C1、C2 中心軸線

Claims (7)

  1. 上端にオーバーハング部を有する基部と、前記オーバーハング部の上方に形成された、乳首胴部及び乳孔を有する乳頭部とを具備し、
    前記乳首胴部及び前記乳頭部が全体として略円錐形状であり、該略円錐形状の中心軸線が、前記基部の中心軸線に対して授乳時の上顎側に傾斜していることを特徴とする人工乳首。
  2. 前記乳首胴部が、上方に向かって徐々に径が縮小する環状の凸曲面である第1の乳首胴部及び第2の乳首胴部を有し、前記第1の乳首胴部及び前記第2の乳首胴部間は、環状の凹曲面からなる第1括れ部によって画成され、第2の乳首胴部及び前記乳頭部間は、環状の凹曲面からなる第2括れ部によって画成されることを特徴とする請求項1に記載の人工乳首。
  3. 前記乳頭部が略球形状であり、授乳時における前記乳頭部の下顎側の面には、凹曲面が形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の人工乳首。
  4. 前記乳首胴部の上顎側の面は、その下顎側の面に比べて面全体として凹凸が少なく形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか1つに記載の人工乳首。
  5. 取付部材に対して当該人工乳首を取り付けた場合に、取付部材と前記オーバーハング部77とが離間していることを特徴とする請求項1から4のいずれか1つに記載の人工乳首。
  6. 前記乳孔が、前記乳頭部の上顎側寄りの頂部近傍に形成されていることを特徴とする請求項1から5のいずれか1つに記載の人工乳首。
  7. 請求項1から6のいずれか1つに記載の人工乳首と哺乳器本体とを具備する哺乳器。
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