JP2014165093A - コネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】表面実装コネクタの小型化を促進する。
【解決手段】基板へ半田付けされる半田付け部を有する脚部と、脚部から直交する向きに突出する突出部とを有する端子を、ハウジングに設けた保持溝により脚部を受容した状態でハウジングに組み付ける。保持溝には脚部を圧入状態で保持するための凸状係合部を設け、脚部を凸状係合部に圧入する。脚部の幅方向両側面に凹部を形成し、脚部と凸状係合部との圧入により凹部内に凸状係合部の一部が食い込んだ状態になり、凹部の垂直壁面からなる肩部と凸状係合部とが突出部の抜け方向に係合させる。突出部の抜けに抗して保持されるように脚部が保持溝に受容され、コンタクト部を有する突出部とその保持孔との間での摩擦係合力により抜け止めする構造のものに対して、保持孔を設ける壁部の厚さを厚くする必要が無くなり、ハウジングの大型化を防止し得る。
【選択図】図6

Description

本発明は、プリント基板に取り付けられる表面実装形のコネクタに関する。
従来、プリント基板と他の電気部品とをフラットケーブルで接続するためやプリント基板同士を接続するために、プリント基板に固着されるコネクタがある。そのようなコネクタとして、基板に沿う向きに細長い箱型の絶縁性ハウジングと、ハウジングに形成された複数のガイド溝によりハウジングの長手方向に並列に配置された複数のメール(雄)端子と、ハウジングの長手方向両端に装着された一対の補強金具とを有し、各メール端子を基板の固定用パターンに半田付けするとともに、補強金具も固定用パターンの該当部分に半田付けすることにより、コネクタを基板へ強固に取り付けるようにしたものがある(例えば特許文献1参照)。
特開2000−268905号公報
上記特許文献1のコネクタのメール端子は、リード部と、そのリード部の中間部分から突出するコンタクトピンとからなる略T字形に形成されている。そのリード部の長手方向一端部を幅広に形成し、幅広部分の角を挟んでコンタクトピンとは反対側に向いた面とコンタクトピンと平行する面とを半田付け面とし、ストレートまたはライトアングルの各タイプに応じていずれか一方の半田付け面を用いて基板に半田付けしている。
一方、メール端子のコンタクトピンは、ハウジングの壁部に設けた取付孔に挿通した状態で一定のピッチに配設されている。そのようなコンタクトピンを取付孔に挿通しただけではメール端子のハウジングへの組み付け状態は不安定であるため、上記特許文献1では、コンタクトピンと平行に延びる短い支持片を突設し、その支持片をハウジングの壁部に設けた嵌合穴に嵌挿するようにしている。しかしながら、支持片と嵌合穴との摩擦係合力を大きくするためには支持片の長さすなわち嵌合穴の深さ方向長さを長くすることになり、それに対応して嵌合穴を設ける壁部の板厚を厚くする必要があるため、ハウジングが大型化するという問題がある。
このような課題を解決して、表面実装コネクタの小型化を促進し得るために、本発明に於いては、端子と、前記端子を保持するハウジングとを有するコネクタであって、前記端子が、基板に半田付けされる脚部と、前記脚部から直交する向きに突出しかつ他のコネクタの端子と結合される突出部とを有し、前記ハウジングが、前記突出部を挿通状態に保持する保持孔と、前記脚部を受容するべく前記保持孔に直交しかつ連通する保持溝と、前記脚部を圧入状態で保持するべく前記脚部の幅よりも狭くするように前記保持溝に設けられた凸状係合部とを有し、前記脚部に、前記突出部の抜け方向に対して前記凸状係合部と係合する肩部が設けられているものとした。
これによれば、基板に半田付けされる端子の脚部を、ハウジングに設けた保持溝により受容するとともに、保持溝には、脚部を圧入状態で保持するための凸状係合部を設け、かつ脚部には突出部の抜け方向に対して凸状係合部と係合する肩部を設けたことから、突出部の抜けに抗して保持されるように脚部が保持溝に受容される。これにより、コンタクト部を有する突出部での大きな摩擦係合力により抜け防止を確保するためにハウジングの対応する壁部の厚さを厚くする必要が無くなり、ハウジングの大型化を抑制し得る。
特に、前記肩部が、前記脚部の長手方向に前記凸状係合部より長く延在しているとよい。これによれば、凸状係合部と肩部とを係合させるための位置合わせを高精度に設定する必要が無く、組み付けを容易に行うことができる。
このように本発明によれば、基板に半田付けされる端子の脚部を、ハウジングに設けた保持溝により受容するとともに、保持溝には、脚部を圧入状態で保持するための凸状係合部を設け、かつ脚部には突出部の抜け方向に対して凸状係合部と係合する肩部を設けたことから、突出部の抜けに抗して保持されるように脚部が保持溝に受容される。これにより、コンタクト部を有する突出部での大きな摩擦係合力により抜け防止を確保するためにハウジングの対応する壁部の厚さを厚くする必要が無くなり、ハウジングの大型化を抑制し得る。
本発明が適用されたメールコネクタの使用状態を示す斜視図である。 ライトアングルタイプとして用いる場合のコネクタの組み立て分解斜視図である。 図3(a)はライトアングルタイプに用いられる状態の端子を示す斜視図であり、(b)はストレートタイプに用いられる状態の端子を示す斜視図である。 (a)は端子をハウジング4へ組み付けた状態を示す要部拡大斜視図であり、(b)は(a)の矢印IVb方向から見た要部拡大断面図である。 端子の保持孔への挿通状態を示す図であり、(a)は図4の破断線Va−Vaの矢印方向に見た要部拡大断面図であり、(b)は(a)の破断線Vb−Vbの矢印方向に見た要部拡大断面図である。 端子の脚部のハウジングによる保持構造を説明する図4の破断線VI−VIの矢印方向に見た要部拡大断面図である。 (a)は図1の破断線VIIa−VIIa線の矢印方向に見た要部拡大平断面図であり、(b)は(a)の破断線VIIb−VIIb線の矢印方向に見た図である。 補強金具の基板への固着要領を示す説明図であり、(a)はコネクタ2をライトアングルタイプで用いる場合であり、(b)はコネクタ2をストレートタイプで用いる場合の要部斜視図である。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しながら説明する。図1は、本発明が適用されたメールコネクタの使用状態を示す斜視図である。図に示されるように、プリント基板1の基板表面1aに2つのコネクタ2が実装されている。コネクタ2にはレセプタクル(雌)用コネクタ31が図の矢印Aに示されるように接続される。両コネクタ2は同一構造のものであり、プリント基板1への実装形態を変えることにより、図の左側のコネクタ2は端子3のレセプタクル用コネクタ31との接続部(コンタクト部7c)の突出方向が基板1の基板表面1aに立設状態となるストレートタイプとして、図の右側のコネクタ2は端子3のレセプタクル用コネクタ31との接続部(コンタクト部7c)の突出方向が基板表面1aに沿う状態となるライトアングルタイプとしてそれぞれ設けられている。
図2はライトアングルタイプとして用いる場合のコネクタ2の組み立て分解斜視図である。図に示されるようにコネクタ2は、プリント基板1への実装状態で基板表面1aに沿って横長の合成樹脂製ハウジング4と、ハウジング4に組み付けられる複数の導電性端子3と、ハウジング4の長手方向両端部にそれぞれ取り付けられる一対の補強金具5とにより構成される。
図3(a)はライトアングルタイプに用いられる状態の端子3を示す斜視図であり、(b)はストレートタイプに用いられる状態の端子3を示す斜視図である。図に示されるように、端子3は、全体としてL字状に曲折された矩形断面形状のピン状をなし、L字の一方の辺に相当する脚部6と、L字の他方の辺に相当しかつ脚部6の一端部から突出する突出部7とを有する。
脚部6は、突出部7側とは反対側の端部に略直方体のブロック状の半田付け部8と、半田付け部8から突出部7との曲折部に至る柱状の保持部9とを有する。半田付け部8には、プリント基板1の配線パターン20に半田付けするために、脚部6の長手方向に向いた平坦面からなるライトアングル用半田付け面8aと、ライトアングル用半田付け面8aと直交しかつ突出部7とは相反する側に向いたストレート用半田付け面8bとが設けられている。
突出部7は、脚部6の保持部9側の端部から直交して突出するように形成されており、保持部9側から、基部7aと、基部7aから太さが漸減するように形成されたテーパ部7bと、基部7aより細いコンタクト部7cとをこの順に有する。それら基部7a・テーパ部7b・コンタクト部7cは、互いに相似形の正方形断面で形成されている。なお、突出部7の断面形状は、図示例では正方形としたが、正方形断面に限られるものではなく、長方形を含む多角形や円形等種々の形状のものであってもよい。
図4(a)は端子3をハウジング4へ組み付けた状態を示す要部拡大斜視図である。図1に併せて示されるように、ハウジング4は、ライトアングルタイプとして用いられる場合に基板1に立設状態になる壁部11と、壁部11から基板表面1aに沿う方向に延出された天板部12及び底板部13と、ハウジング4の長手方向両端部の側壁部14とを有する形状に形成されている。壁部11には端子3の脚部6を基板1に対して立設状態に受容する溝状の保持溝15が設けられ、かつ端子3の突出部7を天板部12及び底板部13の間の空間に突出させるべく保持溝15と連通しかつ保持溝15とともにL字状をなすように形成された保持孔16が設けられている。
図4(b)は端子3の基板1への半田付け状態を示す図4(a)の矢印IVb方向から見た要部拡大断面図である。図に示されるように、端子3のハウジング4への組み付け状態では、ライトアングルタイプ用半田付け面8aはハウジング4の底面4aから、ストレート用半田付け面8bはハウジング4の壁面4bから、それぞれ所定量a突出している。これにより、各半田付け面8a・8bを基板1に半田付けする場合に、基板表面1aとハウジング4の外面(4a・4b)との間に隙間が生じるため、リフローによる半田の流れが円滑になり、良好な半田付けを行うことができる。
図5は端子3の保持孔16への挿通状態を示す図であり、(a)は図4(a)の破断線Va−Vaの矢印方向に見た要部拡大断面図であり、(b)は(a)の破断線Vb−Vbの矢印方向に見た要部拡大断面図である。保持孔16には突出部7の基部7aが挿通されかつ圧入状態で保持されるようになっている。図示例では突出部7及び保持孔16の各断面形状が正方形の場合であるが、その場合には、図5に示されるように、突出部7のコンタクト部7cの1辺の長さをb1とし、保持孔16の1辺の長さをb2とし、突出部7の基部7aの1辺の長さをb3とすると、b1<b2<b3の関係となるようにそれぞれ形成されている。保持孔16の断面形状も、図示例の正方形に限られるものではなく、突出部7の基部7aが圧入状態になる相似形が好適であり、基部7aが長方形断面形状の場合には相似形の長方形断面形状であるとよい。
上記関係により、図2の矢印Bに示されるように端子3の突出部7を保持孔16に挿入する場合に、コンタクト部7cは保持孔16よりも細いため容易に挿通されるが、基部7aは、保持孔16よりも太いため保持孔16に圧入され、保持孔16に挿入された状態ではしまり嵌め状態となる。なお、基部7aとコンタクト部7cとの間にテーパ部7bが設けられていることから、保持孔16へのテーパ部7bの挿入過程において保持孔16を徐々に押し拡げることができ、端子3(突出部7)の挿通作業を容易に行うことができる。
このように、脚部6とコンタクト部7cとが壁部11により隔てられ、かつその壁部11に設けられ保持孔16により基部7aが4面で圧入状態に保持される。これにより、脚部6の後記する半田付け部8の半田付けにおいてフラックスがコンタクト部7cまで伝わっていくことを保持孔16で遮断することができる。なお、突出部7の突出方向において、保持孔16の長さDが基部7aよりも長くされており、テーパ部7bの途中で保持孔16への圧入状態とはならない。これにより、端子3をめっき処理していた場合には保持孔16への圧入によりめっきのかすが生じる虞があるが、保持孔16の基部7aに対する圧入部分とコンタクト部7c側との間に段差(b3−b1)が生じ、その段差によりめっきのかすをせき止める壁が形成された状態となる。
図6は端子3の脚部6のハウジング4(壁部11)による保持構造を説明する図4の破断線VI−VIの矢印方向に見た要部拡大断面図である。脚部6の保持部9の両側面には、プレス加工により形成された略くさび状断面形状の溝9aの垂直壁面からなる肩部9bがそれぞれ設けられている。ハウジング4の壁部11に設けられている保持溝15には、保持部9の両側面に対応する両内壁面に互いに近付く向きに突設された凸状係合部15aが設けられている。
肩部9bをそれぞれ形成する一対の溝9aの底面間の幅をb4、凸状係合部15aの幅をb5、保持部9の幅をb6とすると、b4<b5<b6の関係となるようにされている。これにより、上記突出部7の保持孔16への挿通に伴って脚部6が保持溝15内に突入し、例えば、脚部6の突出部7側とは反対側の背面6aとハウジング4の壁面4bとが面一になる(図5参照)まで端子3が押し込まれた状態では、溝9a内に凸状係合部15aの一部が食い込むようになり、突出部7の抜け方向に対して肩部9bと凸状係合部15aとが係合状態になるため、端子3が抜け止めされる。なお、図示例では肩部9bを設けるために溝9aを形成したが、溝9aの底面が脚部6の突出部7とは反対側の端面に至るように、肩部9bの反対側を開放させた凹設形状としてもよい。
次に、補強金具5のハウジング4への取り付け状態を説明する。図2に示されるように、補強金具5は、薄板材を曲折して形成され、矩形状の平板部5aと、平板部5aの長手方向一端部でL字状に曲折されたL字状曲折部5bと、平板部5a及びL字状曲折部5bとともにコ字状断面形状を形成するようにL字状曲折部5bから延出されかつ曲折されて平板部5aと略平行に延在する係合片5cと、平板部5aの長手方向他端部側で平板部5aの長手方向に沿う両側縁で互いに近付くように斜めに曲折された一対の第2の係合片5dとを有している。また、係合片5cには、その延出方向に沿う両側縁部から互いに相反する方向に突出する鋸歯状の2つの爪5eがそれぞれ形成されている。爪5eは、係合片5cの延出方向に斜面を有し、反対側に直角の角部を有するように設けられている。なお、L字状曲折部5bは、平板部5aの長手方向一端部側の縁の全長に亘って延在しているが、その延在方向の中間部分には曲折し易くするための孔が設けられており、外観上一対をなす形状に設けられている。
図7(a)は図1の破断線VIIa−VIIa線の矢印方向に見た要部拡大平断面図であり、(b)は(a)の破断線VIIb−VIIb線の矢印方向に見た図である。ハウジング4の長手方向端部には、長手方向に向いた端面4cに対して平行かつ壁面4b側とは反対側に開口するように凹設された凹部17と、図2に示されるように端面4cの図2における上下の各縁部に形成されたくさび状断面の一対の係合溝18とが設けられている。なお、凹部17は、図示例では壁面4b側を塞がれた形状あるが、壁面4bに開口する貫通孔形状であってもよい。
補強金具5を、一対の第2の係合片5dを一対の係合溝18に合わせ、かつ図2の矢印Bに示されるように係合片5cを凹部17に挿入してハウジング4に組み付ける。凹部17と端面4cとの間の部分としての端壁部4dの端面にL字状曲折部5bが当接するまで補強金具5を押し込む。平板部5aと係合片5cの先端との間隔を端壁部4dの肉厚(図7(a)のb7)よりも狭く設定しておくことにより、補強金具5の弾性復元力により平板部5aと係合片5cとにより端壁部4dを挟持することができ、ハウジング4に補強金具5を一体的に取り付けることができる。また、補強金具5の弾性復元力により平板部5aの端面4cに対する面圧が増大し、補強金具5の抜け止め力が増大する。なお、平板部5aと係合片5cとにより端壁部4dを挟持する状態になればよく、必ずしも弾性復元力で挟持する必要はない。
また、図7(b)に示されるように、係合片5cの両側(図2の上下方向)に設けられている両爪5e間の幅をb8、凹部17の対応する方向の幅をb9とすると、b8<b9の関係となるように設定されている。さらに、爪5eの形状が、上記したように係合片5cの凹部17への挿入方向に対して後傾する斜面と抜き方向に対して直交する角部とを有する鋸歯形状であることから、爪5eが凹部17の壁面内に食い込み、係合片5cが強固に抜け止めされる。
図8は補強金具5の基板1への固着要領を示す説明図である。図では補強金具5のみを示しているが、図1に示されるようにハウジング4に取り付けられた状態で基板1に固定される。基板表面1aには、補強金具5を半田付けするための固定用パターン19が形成されている。
図8(a)はコネクタ2をライトアングルタイプで用いる場合であり、この場合には、L字状曲折部5bと平板部5aのL字状曲折部5bに連続する縁部とによるL字状端面21を固定用パターン19に半田付けする。その半田付け部分22は、図のハッチングで示される部分となる。ライトアングルタイプの場合には、他方のコネクタ31の抜き差し時の振れ(図1・8の矢印C)により端子3の半田付け部8に対して遠い側が大きく振れる片振れとなる。そのような変位が大きくなる側にL字状端面21との半田付け部分22が位置し、他方のコネクタ31の抜き差し作業においてハウジング4の変位が防止されるため、端子3の半田付け部8の半田付け状態に影響を及ぼすことが防止され、端子3の半田付け部分の剥離が防止される。
図8(b)はコネクタ2をストレートタイプで用いる場合であり、この場合には、一対の第2の係合片5dと平板部5aのそれらと連続する縁部とによる縦長コ字状端面23を固定用パターン19に半田付けする。その半田付け部分24は、図のハッチングで示される部分となる。ストレートタイプの場合には、他方のコネクタ31の抜き差し時の振れ(図1・8の矢印D)によりハウジング4が変位しようとする部分は一対の第2の係合片5dに対応する両側となる両振れとなる。そのような変位が大きくなる両側に至るように縦長コ字状端面23との半田付け部分24が延在し、半田付け部分24の全長に亘って半田付けされて補強金具5は固定される。さらに、補強金具5は、そのL字状曲折部5bが上記したようにハウジング4の端壁部4dの端面に当接し、一対のL字状曲折部5bにより端壁部4dの両端部が押さえられていることから、他方のコネクタ31の抜き差し作業においてハウジング4の両振れの変位を抑制し得る。これにより、上記と同様に端子3の半田付け部8の半田付け状態に影響を及ぼすことが防止され、端子3の半田付け部分の剥離が防止される。
以上、本発明を、その好適実施形態の実施例について説明したが、当業者であれば容易に理解できるように、本発明はこのような実施例により限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。例えば上記実施例ではメール(雄)端子について記載したが、フィメール(雌)端子としても同様である。また、並列に配置された複数の端子を有するコネクタについて示したが、1つの端子のみのコネクタにも適用可能であり、補強金具5もハウジング4の両側に取り付けたが端子数が少ない場合には片側のみであってもよい。また、上記実施形態に示した構成要素は必ずしも全てが必須なものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない限りにおいて適宜取捨選択することが可能である。
本発明にかかるコネクタは、端子の抜け防止をハウジングを大型化することなく実現でき、表面実装コネクタの小型化として有用である。
1 基板
2 コネクタ
3 端子
4 ハウジング
5 補強金具
5a 平板部、5b L字状曲折部、5c 係合片、5d 第2の係合片、5e 爪
6 脚部
7 突出部、7a 基部、7b テーパ部、7c コンタクト部
8 半田付け部
9 保持部、9b 肩部
15 保持溝、15a 凸状係合部
16 保持孔
17 凹部
19 固定用パターン
21 L字状端面
22 半田付け部分
23 縦長コ字状端面
24 半田付け部分

Claims (2)

  1. 端子と、前記端子を保持するハウジングとを有するコネクタであって、
    前記端子が、基板に半田付けされる脚部と、前記脚部から直交する向きに突出しかつ他のコネクタの端子と結合される突出部とを有し、
    前記ハウジングが、前記突出部を挿通状態に保持する保持孔と、前記脚部を受容するべく前記保持孔に直交しかつ連通する保持溝と、前記脚部を圧入状態で保持するべく前記脚部の幅よりも狭くするように前記保持溝に設けられた凸状係合部とを有し、
    前記脚部に、前記突出部の抜け方向に対して前記凸状係合部と係合する肩部が設けられていることを特徴とするコネクタ。
  2. 前記肩部が、前記脚部の長手方向に前記凸状係合部より長く延在していることを特徴とする請求項1に記載のコネクタ。
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