JP2011060507A - 電気コネクタおよびコネクタ - Google Patents

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Abstract

【課題】コネクタと基板との接続面側(実装側)から取付けられる補強部材であって、コネクタに強固に装着され、尚且つ補強部材自身の強度も強い補強部材を有する電気コネクタを提供する。
【解決手段】第1コネクタが接続された第1基板と、第2コネクタが接続された第2基板とを、前記第1及び第2コネクタを所定方向に嵌合することにより電気接続するための、前記第1及び第2コネクタを有する電気コネクタにおいて、前記第1コネクタは、該第1コネクタに埋設されて該第1コネクタを補強する第1補強部材を有し、前記第1補強部材は、本体と、本体の一部から前記所定方向に延在して前記基板に結合するための結合部と、前記第1コネクタと係合するための係合部であって、前記本体の前記結合部が設けられた部分の反対側から、前記所定方向に延在する切込みによって区画された前記係合部とを備えることを特徴とする電気コネクタを提供する。
【選択図】 図1

Description

本発明はコネクタに関し、特に基板と基板を電気的に接続する電気コネクタに関する。
従来から、一対の平行に配置された基板を電気的接続する基板対基板コネクタのような電気コネクタが知られている。基板対基板コネクタは、一対の基板の相互に対向する面にそれぞれ取付けられる一対のコネクタを備えており、各コネクタは、各基板と電気接続される。そして、コネクタ間の電気接続を介して一方の基板と他方の基板とが電気接続される。基板とコネクタの電気接続、およびコネクタ間の電気接続は、各コネクタに設けられる複数のコンタクトにより行われる。基板とコネクタの電気接続は、コンタクトが基板にハンダ付けされることにより行われ、コネクタ間の電気接続は、それぞれの基板にハンダ付けされたコンタクト同士の弾性接触により行われる。
上述のコンタクトが基板にハンダ付けされることによって、基板とコネクタは機械的にも接続される。基板とコネクタの機械的接続を強化するために、更に、補強部材をコネクタに設ける場合がある。補強部材も、コンタクト同様、基板にハンダ付により取付けられる。
補強部材をコネクタへ取付けるには、他のコネクタとの嵌合面側から補強部材を取付けるかあるいは、基板との接続面側(実装側)から補強部材を取付ける。例えば、嵌合面側から取付ける場合、補強部材と基板との間にコネクタを挟んだ状態で補強部材を基板へハンダ付ける。したがって、補強部材を基板に接続さえすれば、コネクタと基板の接続を強化でき、補強部材とコネクタとの接続強度は問題とならない。一方、コネクタと基板との接続面側(実装側)から補強部材を取付ける場合、コネクタと基板の間に補強部材が位置する。したがって、コネクタと基板の接続を強化するために、その間に位置する補強部材は、基板にハンダ付けされると共にコネクタにも強固に装着される必要がある。
補強部材をコネクタに強固に装着するために以下の方法が提案されている。補強部材の一部に凹凸からなる楔形状を有する係合部を設け、コネクタには係合部が挿入される係合孔を形成し、コネクタの係合孔に補強部材の係合部を挿入する。このとき、コネクタの係合孔を区画する壁面に係合部の楔形状が食い込むので、アンカー効果により補強部材はコネクタに強固に装着される。このような補強部材の装着方法を本願明細書において「圧入」という。
一方、本来、基板とコネクタとの接続を強化する部材である補強部材に、更にコネクタ同士の結合を強化する機能も持たせることが提案されている。これを実現させるには、一組のコネクタにおいて、一方のコネクタに設置される補強部材と、他方のコネクタに設置される補強部材との間に何らかのロック構造を持たせる。
コネクタに圧入され、尚且つロック構造を有する補強部材の従来例を以下に説明する。図12に、特許文献1に開示された基板対基板コネクタのプラグ補強部材850を示す。特許文献1に開示された基板対基板コネクタは、それぞれの基板に接続されたプラグコネクタとリセプタクルコネクタからなる。プラグ補強部材850は、プラグコネクタと基板との接続面側(実装側)からプラグコネクタに取付けられる。
プラグ補強部材850は、基部851と、基部851の端部から屈曲部858を介して同方向へ略垂直に屈曲して延在する一対の側壁852を有する。プラグ補強部材850は、基部851と一対の側壁852により「止め釘」の形状を形成する。基部852には切込み853が形成され、切込み853によりプラグコネクタへの係合部854が基部850に画成される。また、プラグ補強部材850の基部851には、コネクタ間のロック構造として機能する挿入部856が設けられる。更に、一対の側壁852には基板へ接続される接続部855が設けられる。
係合部854の側面は凹凸からなる楔形状であり、係合部854がプラグコネクタの係合孔に圧入されることにより、プラグ補強部材850はプラグコネクタに強固に装着される。一方、接続部855は基板へハンダ付けられる。これにより、プラグ補強部材850を介して、プラグコネクタと基板の機械的接続が強化される。
また、プラグコネクタとリセプタクルコネクタの嵌合時において、挿入部856は、リセプタクル補強部材に設けられた凹部へ挿入されてロック構造として機能する。これにより、プラグコネクタとリセプタクルコネクタの嵌合も強化される。
特開2006−100240号公報
しかし、特許文献1に開示されたプラグ補強部材850には、楔形状の側面を有する係合部854を設けるために、切込み853が形成される。切込み853が形成された部分の基部851は、切込み853の分だけ幅が狭くなるので強度が低下し、切込み853の部分で破損が生じる可能性がある。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであり、コネクタと基板との接続面側(実装側)から取付けられる補強部材であって、コネクタに強固に装着され、尚且つ補強部材自身の強度も強い補強部材を有する電気コネクタを提供することを目的とする。
本発明の第1の態様に従えば、第1コネクタが接続された第1基板と、第2コネクタが接続された第2基板とを、前記第1及び第2コネクタを所定方向に嵌合することにより電気接続するための、前記第1及び第2コネクタを有する電気コネクタにおいて、前記第1コネクタは、該第1コネクタに前記第2コネクタとの嵌合側の反対側から埋設されて該第1コネクタを補強する第1補強部材を有し、前記第1補強部材は、本体と、本体の一部から前記所定方向に延在して前記基板に結合するための結合部と、前記第1コネクタと係合するための係合部であって、前記本体の前記結合部が設けられた部分の反対側から、前記所定方向に延在する切込みによって区画された前記係合部とを備えることを特徴とする電気コネクタが提供される。
本発明の第2の態様に従えば、基板と電気接続し、かつ他のコネクタと所定方向に嵌合するためのコネクタであって、前記コネクタは、該コネクタに前記他のコネクタとの嵌合側の反対側から埋設されて該コネクタを補強する補強部材を有し、前記補強部材は、本体と、本体の一部から前記所定方向に延在して前記基板に結合するための結合部と、前記コネクタと係合するための係合部であって、前記本体の前記結合部が設けられた部分の反対側から、前記所定方向に延在する切込みによって区画された前記係合部とを備えることを特徴とするコネクタが提供される。
本発明の補強部材は、補強部材の本体の一部からコネクタの嵌合方向に延在する、基板へ結合する結合部を有している。そして、本体の結合部が設けられた部分の反対側から、コネクタの嵌合方向に、切込みが延在して形成される。本発明は、切込みの形成によって幅が狭まった補強部材の部分に、結合部を設けることにより、補強部材の切込み部分の強度低下を防止する。したがって、補強部材の強度を低下させずに切込みを形成して、コネクタへ圧入する係合部を補強部材に設けることができる。本発明は、コネクタと基板との接続面側(実装側)からコネクタに強固に装着できる補強部材であって、尚且つ補強部材自身の強度も強い補強部材を有する電気コネクタを提供する。
本発明の実施形態におけるリセプタクルコネクタとプラグコネクタを嵌合した状態の基板対基板コネクタの斜視図であり、プラグコネクタ側から観た図である。 本発明の実施形態におけるリセプタクルコネクタの斜視図であり、プラグコネクタとの嵌合面側から観た図である。 本発明の実施形態におけるリセプタクルコネクタのハウジングの斜視図であり、基板へ実装される面側からみた斜視図である。 本発明の実施形態におけるリセプタクルコネクタの基板へ実装される面側から観た下面図である。 本発明の実施形態におけるリセプタクルコネクタの図4線V−Vにおける断面図である。 本発明の実施形態におけるリセプタクル補強部材の斜視図である。 本発明の実施形態におけるリセプタクル補強部材の斜視図であり、切込みおよび係合部の拡大図である。 本発明の実施形態におけるプラグコネクタの斜視図であり、リセプタクルコネクタとの嵌合面側から観た図である。 本発明の実施形態におけるプラグ補強部材の斜視図である。 本発明の実施形態におけるリセプタクル補強部材とプラグ補強部材の斜視図である。 本発明の実施形態における補強部材の斜視図である。 特許文献1に記載されている従来のプラグ補強部材の斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しながら詳細に説明する。
図1に示すように、本発明の実施の形態に従う電気コネクタは、リセプタクルコネクタ1とプラグコネクタ2よりなる一対の基板対基板コネクタ3である。本実施の形態における基板対基板コネクタ3は、リセプタクルコネクタ1とプラグコネクタ2との接続を通じて、それらが取付けられる基板同士を電気的に接続する。
[リセプタクルコネクタ]
最初に、リセプタクルコネクタ1について、図2及び図3を参照しながら説明する。リセプタクルコネクタ1は直方体の外形を有する部材であり、後述するリセプタクルコンタクト61を基板91にハンダ付けすることにより基板91に実装される。本願において、適宜、リセプタクルコネクタコネクタ1の基板に実装する側を「実装側」または「下側」、プラグコネクタ2が嵌合される側を「嵌合側」または「上側」と呼ぶ。また、本願において、適宜、直方体状のリセプタクルコネクタ1が延在する方向(図2に“Y"として示した方向)を「長手方向」、基板91と平行な面内で「長手方向」と直交する方向(図2に“X"として示した方向)を「短手方向」、基板91の面と垂直な方向(図2に“Z"として示した方向)を「高さ方向」という。リセプタクルコネクタ1の高さ方向は、後述するプラグコネクタ1との嵌合方向である。
リセプタクルコネクタ1は、主に桶状のハウジング11と、ハウジング11に装着される複数のリセプタクルコンタクト61と、ハウジング11に下側から装着される一対のリセプタクル補強部材51とを有する。リセプタクル補強部材51は、リセプタクルコネクタ1のハウジング11に埋設されている。ハウジング11は、高さ方向に所定の厚みを有し、長手方向に互いに平行に延在する一対の梁12a、12bと、短手方向に延在して梁12a、12bの両端部同士を連結する一対のブリッジ26a、26bと、底板17とを有する。底板17は、梁12aと梁12bとを、そしてブリッジ26aとブリッジ26bとを繋ぐようにハウジング11の下側に延在する。また底板17の中央部から隆起部14が突出して長手方向に延在している。
ハウジング11の中央には、梁12a、12b、ブリッジ26a、26b及び底板17によって空間13が区画され、隆起部14は空間13の内部に位置する。空間13には、後述するプラグコネクタ2の一部が挿入される。
図4および図5に示すように、リセプタクルコネクタ1のブリッジ26a、26bの下面26Ba、26Bbには、リセプタクル補強部材51の一部が挿入される溝23a、23bおよび一対の孔24a、24bが形成される。後述するように、孔24a、24bにはリセプタクル補強部材51の係合部56が圧入される。また、底板17には、リセプタクル補強部材51の一部が挿入される孔19a、19bが形成される。
リセプタクル補強部材51について、図6および図7を参照しながら説明する。リセプタクル補強部材51は、導電性の金属板を打ち抜き、屈曲することによって形成された部材であり、一対の側壁53と、それらを連結する連結部58からなる本体52を有する。連結部58は、一方向に延びる板状の部材であり、側壁53は連結部58の両端から同方向に、ほぼ垂直に屈曲して延在する。リセプタクル補強部材51は、連結部58と一対の側壁53により「止め釘」の形状を形成する。なお、本実施形態では、リセプタクル補強部材51は、強固に取り付けるために最適な材料として選択した導電性の金属を用いて説明するが、いかなる材料を用いてもよい。
それぞれの側壁53の端部には、係合部56が設けられ、側壁53と係合部56の間には、側壁53の延在する方向と直交する方向に切込み57が形成される。図7に示すように、係合部56は、切込み57によって側壁53から区画される。図7には、リセプタクル補強部材51がリセプタクルコネクタ1に収容された場合の配置に基づいた方位(X、Y、Z)を示してある。即ち、図7における補強部材51の下側が基板に実装される側である。切込み57は、補強部材51の側壁53の上側の端部から延在するが、下側の端部にまで至らない。切込み57の延在方向は、リセプタクルコネクタ1の高さ方向であり、リセプタクルコネクタ1と後述するプラグコネクタ2の嵌合方向でもある。また、側壁53の先端に近い部分は下方に延在して、ハンダ付けタブ55をもたらす。更に、ハンダ付けタブ55の端部は、「止め釘」の形状のリセプタクル補強部材51の外側に、ほぼ直角に屈曲して延在している。
図7に示すように、切込み57は、側壁53が延在する方向(Y方向)において、側壁53のハンダ付けタブ55が設けられている範囲内に存在している。つまり、ハンダ付けタブ55は、リセプタクル補強部材51の下側において、側壁53と、側壁53に切込み57を形成することにより側壁53から区画される係合部56との両方に接続している。
係合部56の両側部は楔状に加工され、リセプタクル補強部材51がリセプタクルコネクタ1に装着されるとき、リセプタクルコネクタ1のハウジング11に食い込みアンカーとして機能する。このように、側壁53の切り込み57を形成し側壁53から区画された係合部56は、両側に側部を備えるため、両側部に楔状の加工が施され、一側部に形成されるよりも強固にリセプタクルコネクタ1のハウジング11に装着固定させることができ、リセプタクル補強部材51のリセプタクルコネクタ1からの脱落が防止される。そして、ハンダ付けタブ55は、基板91にハンダ付けられ固定され、リセプタクルコネクタ1の基板91への接続を強化する。
更に、連結部58の略中央には係合片54が設けられる。係合片54は、連結部58の長手方向と垂直な方向(図6中の上方向)に突出して延在し、「止め釘」形状のリセプタクル補強部材51の内側に向かって逆U字に湾曲している。係合片54は、その逆U字構造によって弾性体として働く。後述するように、リセプタクルコネクタ1とプラグコネクタ2の嵌合時には、後述するプラグ補強部材151の係合突起154が係合片54の先端54aに係合する。
リセプタクル補強部材51のリセプタクコネクタ1への装着について、図2および図3を参照しながら説明する。リセプタクコネクタ1のブリッジの下面26Ba、26Bbに設けられた溝23a、23bにはリセプタクル補強部材51の本体52を、一対の孔24a、24bには係合部56を嵌入して下方から押圧する。この結果、係合部56が孔24a、24bへ圧入されてリセプタクル補強部材51はリセプタクコネクタ1へ装着される。本体52に設けられた係合片54は、底板17に設けられた孔19a、19bを介して、リセプタクルコネクタ1の空間13内に露出する。
このように、本実施形態のリセプタクル補強部材51は、コネクタと基板との接続面側(実装側)から取付けるタイプの補強部材であり、側面が楔状の係合部56を孔24a、24bに圧入することにより、リセプタクルコネクタ1に強固に装着される。
リセプタクル補強部材51がリセプタクコネクタ1への装着されたとき、係合片54は、リセプタクコネクタ1の嵌合側において、リセプタクルコネクタ1の中央方向へ向かって逆U字に湾曲する。係合片54は、その逆U字構造によって弾性変形が可能である。係合片の先端54aに、ブリッジ26a、26bに向かうY方向に力を加えると係合片54は弾性変形し、係合片の先端54aは力を加えた方向へ移動する。この変形は弾性変形であるので、先端54aには元の状態に戻ろうとする付勢力が働いており、力を解除することにより係合片の先端54aは元の位置に戻る。この係合片54の弾性変形により、後述する基板対基板コネクタ3におけるロック機能が可能となる。
上記のように、リセプタクル補強部材51の側壁53には、上側端部から下側端部にむかって切込み57が形成される。側壁53に切込みを形成すると、側壁53のZ方向の幅は、側壁53の他の部分と比較して、図7にd1で示されるように狭くなり機械強度が低下し、曲がりやすくなってしまう。しかし、本実施形態では、切込み57は、側壁53が延在する方向(Y方向)において、ハンダ付けタブ55が側壁53と係合部56を跨ぐように設けられている。したがって、切込み57が設けられた部分の側壁53のZ方向の幅は、d1にハンダ付けタブ55のZ方向の延在部分の長さd2が加わり、d1+d2となる。これにより、リセプタクル補強部材51の切込み57部分の強度低下が防止される。このように、本実施形態では、リセプタクル補強部材51の強度を低下させずに切込み57を形成して、リセプタクルコネクタ1へ圧入する係合部56をリセプタクル補強部材51に設けることができる。更に、本実施形態においては、ハンダ付けタブ55は「止め釘」形状のリセプタクル補強部材51の外側に、ほぼ直角に屈曲して延在している。このように、直角に屈曲している部分では、変形しがたくなる。以上のことから、リセプタクル補強部材51の切込み57が形成された下部分のZ方向の幅がd1+d2と幅広くことに加え、ハンダ付けタブ55が側壁53と係合部56を跨ぐように、かつ、屈曲して設けられているので、この部分の機械的強度を更に高くできる。
リセプタクル補強部材51をリセプタクルコネクタ1に圧入する方法としては、例えば、切込み57を形成せずに、側壁53全体を係合部として、リセプタクルコネクタの係合孔に圧入することも考えられる。しかし、この場合、側壁53の端面には楔形状を設けられるが、端面の反対側は屈曲部であるので楔形状を設けることができない。側壁53の端面は係合孔を区画する壁面に食い込みアンカー効果を発揮するが、屈曲部は係合孔を区画する壁面に対し摩擦力のみで接触することになる。よって、リセプタクル補強部材51をリセプタクルコネクタ1に強固に装着出来ない。
更に、側壁53を係合部として係合孔に圧入する場合、係合孔と係合部との寸法精度の問題も生じる。係合部の大きさは係合孔より小さいが、係合部が係合孔に十分な強度で圧入されるためには、その大きさの差は0.02〜0.03mm程度とする必要がある。係合部を金属板の打ち抜きにより作製する場合、この精度で係合部の大きさを制御できる。しかし、側壁53を係合部と捉えた場合、屈曲部は金属板を屈曲して形成するので0.02〜0.03mmの精度で側壁53の寸法を制御できない。したがって、側壁53が係合孔に対して大き過ぎたり、小さ過ぎたりし、十分な強度でコネクタに補強部材を装着できない。
したがって、屈曲部を有する補強部材をコネクタに圧入するためには、補強部材に切込みを形成することにより、係合部を形成することが有効な手段である。
本実施形態では、側壁53に切込み57を形成して、係合部56を形成する。係合部56は両側面に楔形状を形成できるので、両側面が孔24a、24bを区画する壁面に食い込んで強力なアンカー効果を発揮する。また、本実施形態の係合部56は、金属板の打ち抜きにより作製できる。よって、係合部56は、それが圧入される孔24a、24bとの大きさの差を、圧入に最適な0.02〜0.03mm程度に高い精度で寸法制御できる。以上より、本実施形態のリセプタクル補強部材51は、コネクタと基板との接続面側(実装側)から取付けられる補強部材として十分な強度で強固にコネクタに装着され、尚且つ補強部材自身の強度も強い補強部材である。
本実施形態のリセプタクル補強部材51は、ロック機能を果たす係合片54を有している。リセプタクル補強部材51は、係合片54をその中心に設けるため、その形状は係合片54を挟んで2つの屈曲部を有する「止め釘」の形状である。「止め釘」の形状の補強部材は屈曲部を有するので、上述のように、切込みを形成しなければ、コネクタへ圧入する係合部を形成することが困難である。したがって、補強部材の切込み部分の強度低下を防止する本発明は、本実施形態の「止め釘」の形状の補強部材51において有効である。
[プラグコネクタ]
プラグコネクタ2について、図8を参照しながら説明する。プラグコネクタ2は直方体の外形を有する部材であり、後述するプラグコンタクト161を基板191にハンダ付けすることにより基板191に実装される。本願において、適宜、プラグコネクタ2の基板191に実装する側を「実装側」または「下側」、リセプタクルコネクタ1が嵌合される側を「嵌合側」または「上側」と呼ぶ。また、本願において、適宜、直方体状のプラグコネクタ2が延在する方向(図8に“Y"として示した方向)を「長手方向」、基板191と平行な面内で「長手方向」と直交する方向(図8に“X"として示した方向)を「短手方向」、基板191の面と垂直な方向(図8に“Z"として示した方向)を「高さ方向」という。
プラグコネクタ2は、桶状のハウジング111と、ハウジング111に装着される複数のプラグコンタクト161と、ハウジング111に上側から装着される一対のプラグ補強部材151とを有する。ハウジング111は、高さ方向に所定の厚みを有し、長手方向に互いに平行に延在する一対の梁112a、112bと、短手方向に延在して梁112a、112bの両端部同士を連結する一対のブリッジ126a、126bと、底板117とを有する。底板117は、梁112aと梁112bとを、そしてブリッジ126aとブリッジ126bとを繋ぐようにハウジング111の下側に延在する。ハウジング111の中央には、梁112a、112b、ブリッジ126a、126b及び底板117によって空間113が区画される。この空間113には、上述のレセプタクルコネクタ1の一部が挿入される。
プラグコンタクト2のブリッジ126a、126bには、プラグ補強部材151が取付けられる。ブリッジの上面126Ua、126Ubには、凹部123a、123bが形成され、ブリッジの一対の側面126Sa、126Sbにはそれぞれ側面溝124a、124bが高さ方向に延在して形成さる。凹部123aおよび一対の側面溝124aは連通して1つの空間を形成し、この空間にプラグ補強部材151が収容される。同様に、凹部123bおよび一対の側面溝124bは連通して1つの空間を形成し、この空間にもプラグ補強部材151が収容される。
プラグ補強部材151について、図9を参照しながら説明する。プラグ補強部材151は、導電性の金属板を打ち抜き、屈曲することによって形成された部材である。平板状の本体152の互いに対向する側部から、それぞれ脚155が延在している。脚155は、本体152の表面と直交する方向に屈曲しており、それらの先端はプラグコネクタ2を基板191に装着する際に、基板191にハンダ付けされる。脚155の先端近傍には、プラグコネクタ2に対する抜け止めとして機能する凹凸が形成されている。脚155が延在する方向と直交する方向における、本体152の一方の側部は、係合突起154として機能する。なお、本実施形態では、プラグ補強部材151は、強固に取り付けるために最適な材料として選択した導電性の金属を用いて説明するが、いかなる材料を用いてもよい。
プラグ補強部材151のプラグコネクタ2への装着について、図8を参照しながら説明する。プラグコネクタ2のブリッジ上面の凹部123a、123bにプラグ補強部材の本体152を、ブリッジの側面溝124a、124bにプラグ補強部材の脚155をそれぞれ嵌入させ、上方から押圧する。この結果、プラグ補強部材151はプラグコネクタ2へ装着され、脚155は、側面溝124a、125aに収容された状態で基板191に接触する。脚155の先端は、基板191にハンダ付けされることにより、基板191に機械的に接続される。この結果、プラグ補強部材151は、プラグコネクタ2と基板191の接続を強化する。
以上説明した本実施形態のリセプタクルコネクタ1およびプラグコネクタ2における、それぞれのハウジング11および111は、合成樹脂等の絶縁性材料によって一体的に形成できる。本実施形態において、作製したリセプタクルコネクタ1及びプラグコネクタ2の寸法の一例を以下に示す。リセプタクルコネクタ1のハウジング11は、縦(X方向)約3.0〔mm〕、横(Y方向)約7.3〔mm〕、厚さ(Z方向)約0.7〔mm〕の寸法であり、隆起部14は、幅(X方向)約0.8〔mm〕である。プラグコネクタ2ハウジング111は、縦(X方向)約1.8〔mm〕、横(Y方向)約5.7〔mm〕、厚さ(Z方向)約0.6〔mm〕であり、空間113は、幅(X方向)約0.9〔mm〕の寸法を備える。リセプタクルコネクタ1に設けられた、複数のリセプタクルコンタクト61は梁12aおよび12b上に、約0.4〔mm〕のピッチで10個ずつ形成した。プラグコネクタ2におけるプラグコンタクト161は梁112aおよび112b上に、リセプタクルコネクタ1と同ピッチで同数、対応するように設けた。尚、ハウジングの寸法、コンタクトのピッチ及び個数は適宜変更することができる。
[補強部材の係合]
リセプタクルコネクタ1およびプラグコネクタ2の嵌合時において、リセプタクル補強部材51とプラグ補強部材151は係合し、コネクタ間の嵌合を強化する。まず、リセプタクルコネクタ1およびプラグコネクタ2との嵌合について説明する。嵌合は、リセプタクルコネクタ1の嵌合面(図2の上側)とプラグコネクタ2の嵌合面(図8における上側)を合わせ、プラグコネクタ2における梁112a、112bおよびブリッジ126a、126bからなる連結した凸形状を、リセプタクルコネクタ1における空間13からなる凹形状へ嵌入することにより行う。このとき、リセプタクルコネクタ1に設けられた複数のリセプタクルコンタクト61と、プラグコネクタ2に設けられた複数のプラグコンタクト161がそれぞれ弾性接触し電気的に接続される。
リセプタクルコネクタ1およびプラグコネクタ2の嵌合時において、リセプタクル補強部材51とプラグ補強部材151は係合し、コネクタ間の嵌合を強化する。図10に示す、プラグ補強部材151の係合突起154が、リセプタクル補強部材51の係合片54に係合することにより、プリセプタクル補強部材51とプラグ補強部材151は係合する。
係合突起154の係合片54への係合は、次のように進行する。プラグコネクタ2の嵌合側とリセプタクルコネクタ1の嵌合側を位置合わせし、プラグコネクタ2をリセプタクルコネクタ1に押し込むと、まず、プラグ補強部材151の係合突起154とリセプタクル補強部材の係合片54が当接する。更に、プラグコネクタ2をリセプタクルコネクタ1に押し込むと、プラグ補強部材の係合突起154は、リセプタクル補強部材の係合片54の逆U字表面を摺動しながら、リセプタクルコネクタ1の嵌合側から実装側へ進む。このとき、係合突起154によって、係合片54は、ブリッジ26a、25bに向かうY方向に力が加えられ、弾性変形する。更に、プラグコネクタ2をリセプタクルコネクタ1に押し込むと、係合突起154は係合片の先端54aに達する。このとき、先端54aは、係合片154が加えた力の方向、すなわち、ブリッジ26a、25bに向かうY方向に移動する。更に、プラグコネクタ2をリセプタクルコネクタ1に押し込むと、係合突起154は係合片の先端54aを越えてリセプタクルコネクタ1の実装側に移動し、係合突起154が係合片54に加えていた力が解除される。弾性変形していた係合片54は元の形状に復元し、係合片の先端54aはブリッジ26a、25bから離れるY方向に移動する。これにより、係合突起154の嵌合側に、係合片の先端54aが位置する構造となり、係合突起154と係合片54は係合する。こうしてプラグ補強部材151とリセプタクル補強部材151との係合が完了する。
尚、本実施形態ではロック構造である係合片54を有するリセプタクル補強部材51について説明したが、補強部材はロック構造を有していなくてもよい。例えば、ロック構造を有していなくとも補強部材の形状が「止め釘」の形状を有する場合がある。「止め釘」の形状の補強部材は、通常、コネクタの両端に2点設けられる。一方、「止め釘」の形状でない補強部材は、通常、コネクタの4隅に4点設けられる。「止め釘」の形状の補強部材は、「止め釘」の形状でない補強部材と比較して、部品点数が少ない、補強部材の強度が増す等の利点があり、ロック構造を採用しない場合であっても、「止め釘」の形状の補強部材が用いられる場合がある。「止め釘」の形状の補強部材は、コネクタへ圧入する係合部を設けるため、補強部材へ切込みを形成する必要があるので、本発明は有効である。
本実施形態では2つの屈曲部を有する「止め釘」の形状のリセプタクル補強部材51について説明したが、補強部材は「止め釘」の形状を有していなくてもよい。例えば、図11に示す補強部材251のように屈曲部を有さない場合である。この場合、補強部材251の両側面251a、251bに楔形状を形成し、補強部材251全体を係合部として、コネクタに形成した係合孔に圧入することも考えられる。しかし補強部材の両側面に楔形状を形成できない場合には、コネクタへ圧入する係合部256を設けるため、補強部材251へ切込み257を形成する必要があるので、本発明は有効である。
本実施形態では、ハンダ付けタブ55は、「止め釘」の形状のリセプタクル補強部材51の外側にほぼ直角に屈曲して延在しているが、ハンダ付けタブ55は屈曲していなくてもよい。補強部材において、対向する一組の面のうちの一方の面から他方の面にむかって切込みが形成され、他方の面の切込みに対向する位置にハンダ付けタブが設けられていればよい。切込みに対向する位置に、ハンダ付けタブが形成されていれば、切込みを形成したことによる補強部材の機械的強度の低下を防止できるからである。
本実施形態では、リセプタクルコネクタ1に装着されるリセプタクル補強部材51が、本発明における補強部材の特徴を有している。一方、プラグコネクタ2に装着されるプラグ補強部材151は、本発明における補強部材の特徴を有していない。しかし、本発明における補強部材の特徴をプラグコネクタに装着されるプラグ補強部材が有していてもよいし、またリセプタクル補強部材およびプラグ補強部材の両方が有していてもよい。
本発明の基板対基板コネクタは、基板と基板を電気的に接続する。本発明の基板対基板コネクタに用いられている補強部材は、コネクタと基板との接続面側(実装側)からコネクタに強固に装着され、尚且つ補強部材自身の強度も強く、基板とコネクタの機械的結合を強化する。そのため、本発明の基板対基板コネクタは、小型電子機器等の内部において、基板等を接続するためのコネクタ等として有効に利用できる。
1 リセプタクルコネクタ(第1コネクタ)
2 プラグコネクタ(第2コネクタ)
3 基板対基板コネクタ(電気コネクタ)

11 ハウジング
12a、12b 梁
13 空間
14 隆起部
17 底板
19a、19b 孔
23a、23b 溝
24a、24b 孔
26a、26b ブリッジ
26Ba、26Bb ブリッジ下面

51 リセプタクル補強部材
52 本体
53 側壁
54 係合片
54a 先端
55 ハンダ付けタブ(結合部)
56 係合部
57 切込み
58 連結部
61 リセプタクルコンタクト

91 基板

111 ハウジング
112a、112b 梁
113 空間
117 底板
123a、123b 凹部
124a、124b 側面溝
126a、126b ブリッジ
126Ua、126Ub ブリッジの上面
126Sa、126Sb ブリッジの側面

151 プラグ補強部材
152 本体
154 係合突起
155 脚
161 プラグコンタクト

251 補強部材
252 本体
256 係合部
257 切込み

191 基板

850 プラグ補強部材
851 基部
852 側壁
853 溝
854 係合部
855 接続部
856 挿入部
858 屈曲部

Claims (5)

  1. 第1コネクタが接続された第1基板と、第2コネクタが接続された第2基板とを、前記第1及び第2コネクタを所定方向に嵌合することにより電気接続するための、前記第1及び第2コネクタを有する電気コネクタにおいて、
    前記第1コネクタは、該第1コネクタに前記第2コネクタとの嵌合側の反対側から埋設されて該第1コネクタを補強する第1補強部材を有し、
    前記第1補強部材は、
    本体と、
    本体の一部から前記所定方向に延在して前記基板に結合するための結合部と、
    前記第1コネクタと係合するための係合部であって、前記本体の前記結合部が設けられた部分の反対側から、前記所定方向に延在する切込みによって区画された前記係合部とを備えることを特徴とする電気コネクタ。
  2. 前記結合部は、前記本体部と前記係合部とに跨って形成されていることを特徴とする請求項1に記載の電気コネクタ。
  3. 前記結合部の一部は、前記所定方向と交差する方向に屈曲し、第1基板の表面にはんだづけされることを特徴とする請求項2に記載の電気コネクタ。
  4. 前記本体は、板状の連結部と、該連結部の両端から同方向へ略垂直に屈曲して延在する一対の板状の側壁部とを有し、
    前記側壁部の一部から前記結合部が延在し、前記側壁部に前記切込みが形成されることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の電気コネクタ。
  5. 基板と電気接続し、かつ他のコネクタと所定方向に嵌合するためのコネクタであって、
    前記コネクタは、該コネクタに前記他のコネクタとの嵌合側の反対側から埋設されて該コネクタを補強する補強部材を有し、
    前記補強部材は、
    本体と、
    本体の一部から前記所定方向に延在して前記基板に結合するための結合部と、
    前記コネクタと係合するための係合部であって、前記本体の前記結合部が設けられた部分の反対側から、前記所定方向に延在する切込みによって区画された前記係合部とを備えることを特徴とするコネクタ。
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