JP2014164894A - 圧着端子及びその製造方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】被覆電線の圧着工程の効率を低下させることなく、水分の浸入により導体の導電性が低下することを抑制すること。
【解決手段】圧着端子10は、被覆電線の導体部分を圧着接続する圧着部30を備え、圧着部30が、導体部分が挿入される長手方向の端部とは反対側の端部が封止された中空形状の板材により形成され、封止された端部30cは、板材の幅方向の少なくとも一方の端部を残して板材同士を溶接することによって封止されていることを特徴とする。これにより、被覆電線の圧着工程の効率を低下させることなく、水分の浸入により導体の導電性が低下することを抑制できる。
【選択図】図2A

Description

本発明は、被覆電線を圧着接続する圧着端子及びその製造方法に関する。
近年、自動車の多機能化及び高性能化に伴い自動車に様々な電装機器が搭載されるようになったために、自動車の電気回路は複雑化し、各電装機器に電力を安定的に供給することが必要不可欠になっている。様々な電装機器が搭載された自動車には、複数本の被覆電線を束ねることによって形成されたワイヤーハーネスが配索され、ワイヤーハーネス同士をコネクタで接続することによって電気回路が形成されている。また、ワイヤーハーネス同士を接続するコネクタの内部には、被覆電線を圧着部で圧着接続する圧着端子が設けられ、雄型の圧着端子と雌型の圧着端子とを嵌合接続することによって被覆電線同士が接続されるようになっている。
ところで、被覆電線を圧着端子の圧着部で圧着接続する場合、被覆電線の絶縁被覆の先端部から露出したアルミニウム芯線等の導体と圧着部との間に隙間が生じ、露出した導体が外気に曝される。このような状態において圧着部に水分が侵入すると、露出した導体の表面が水分によって腐食し、電気抵抗が増加することにより、導体の導電性が低下する。そして、導体の導電性が大きく低下した場合には、電装機器に電力を安定的に供給することができなくなる。このような背景から、従来の圧着端子に対しては、水分の浸入により導体の導電性が低下することを抑制する技術が提案されている。具体的には、特許文献1には、粘度の高い樹脂製の絶縁体で露出した導体を被覆することによって露出した導体に水分が接触することを抑制する技術が記載されている。
特開2011−233328号公報
しかしながら、特許文献1に記載の技術では、被覆電線を圧着接続した後に導体の露出部分を絶縁体で被覆する工程が新たに必要となる。このため、特許文献1に記載の技術によれば、被覆電線を圧着接続するために多くの労力及び時間が必要になり、被覆電線の圧着工程の効率が低下する。以上のことから、被覆電線の圧着工程の効率を低下させることなく、水分の浸入により導体の導電性が低下することを抑制可能な技術の提供が期待されていた。
本発明は、上記課題に鑑みてなされたものであって、その目的は、被覆電線の圧着工程の効率を低下させることなく、水分の浸入により導体の導電性が低下することを抑制可能な圧着端子及びその製造方法を提供することにある。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る圧着端子は、被覆電線の導体部分を圧着接続する圧着部を備える圧着端子であって、前記圧着部が、前記導体部分が挿入される長手方向の端部とは反対側の端部が封止された中空形状の板材により形成され、封止された端部は、板材の幅方向の少なくとも一方の端部を残して板材同士を溶接することによって封止されていることを特徴とする。
本発明に係る圧着端子は、上記発明において、封止された端部は、ファイバーレーザー溶接によって封止されていることを特徴とする。
本発明に係る圧着端子は、上記発明において、前記導体部分はアルミ系材料によって形成され、前記板材は銅系材料によって形成されていることを特徴とする。
上記課題を解決し、目的を達成するために、本発明に係る圧着端子の製造方法は、被覆電線の導体部分を圧着接続する圧着部を備える圧着端子の製造方法であって、前記圧着部を形成する中空形状の板材の前記導体部分が挿入される長手方向の端部とは反対側の端部を、板材の幅方向の少なくとも一方の端部を残して板材同士を溶接することによって封止するステップを含むことを特徴とする。
本発明に係る圧着端子及びその製造方法によれば、被覆電線の圧着工程の効率を低下させることなく、水分の浸入により導体の導電性が低下することを抑制できる。
図1は、本発明の一実施形態である圧着端子を幅方向中央部で分断した縦断斜視図である。 図2Aは、図1に示す圧着端子のボックス部を透過状態とした圧着端子の底面側の概略斜視図である。 図2Bは、図2Aに示す領域Rの拡大図である。 図2Cは、図2BのA−A線断面図である。 図3は、圧着部の溶接方法を説明するための説明図である。 図4は、幅方向溶接箇所の溶接範囲を示す断面図である。 図5Aは、幅方向溶接箇所の溶接範囲を示す断面図である。 図5Bは、幅方向溶接箇所の溶接範囲を示す断面図である。 図5Cは、幅方向溶接箇所の溶接範囲を示す断面図である。 図5Dは、幅方向溶接箇所の溶接範囲を示す断面図である。 図6Aは、図1に示す圧着端子に被覆電線を圧着接続する前の状態を示す斜視図である。 図6Bは、図1に示す圧着端子に被覆電線を圧着接続した後の状態を示す斜視図である。
以下、図面を参照して、本発明の一実施形態である圧着端子及びその製造方法について説明する。
〔圧着端子の構成〕
始めに、図1を参照して、本発明の一実施形態である圧着端子の構成について説明する。
図1は、本発明の一実施形態である圧着端子を幅方向中央部で分断した縦断斜視図である。図1に示すように、本発明の一実施形態である圧着端子10は、雌型圧着端子として形成され、長手方向Xの先端側である前方から後方に向かって、雄型圧着端子が有する挿入タブが挿入される中空四角柱体のボックス部20と、所定長さのトランジション部40を介してボックス部20の後方に設けられた後方視略O型形状の圧着部30と、を備えている。
なお、本明細書中において、長手方向Xとは、圧着部30で圧着接続される被覆電線の長手方向と一致する方向を意味し、幅方向Yとは、略水平な平面内において長手方向Xに対し交差する方向を意味する。また、本明細書中では、圧着部30に対するボックス部20側の方向を前方と表記し、逆にボックス部20に対する圧着部30側の方向を後方と表記する。
また、本実施形態では、圧着端子10は雌型圧着端子として形成されているが、圧着部30を有する圧着端子であれば、圧着端子10はボックス部20に挿入接続される挿入タブと圧着部30とを備える雄型圧着端子であってもよい。また、圧着部30のみを備え、複数本の被覆電線の導体を束ねて接続する圧着端子であってもよい。
圧着端子10は、表面に錫メッキ(Snメッキ)処理が施された黄銅等の銅合金条を平面展開した圧着端子10の形状に打ち抜いた後、中空四角柱体のボックス部20と後方視略O型形状の圧着部30とからなる立体的な端子形状に銅合金条を曲げ加工し、圧着部30を溶接したクローズバレル形式の端子である。
ボックス部20は、長手方向Xの後方に向かって折り曲げられ、雄型圧着端子の挿入タブに接触する弾性接触片21を備えている。ボックス部20は、底面部22の幅方向Y両側部に連設された側面部23を重なり合うように折り曲げることによって、長手方向Xの先端側から見て略四角形状に構成されている。
被覆電線を圧着する前の圧着部30は、圧着面31及び圧着面31の幅方向Y両側に延出したバレル構成片32を丸めてバレル構成片32の端部32a同士を突き合せ溶接することによって、後方視略O型形状に形成されている。バレル構成片32の長手方向Xの長さは、被覆電線から露出する電線の長手方向Xの長さより長く形成されている。
圧着部30は、被覆電線の絶縁被覆を圧着する被覆圧着範囲30aと、被覆電線から露出した電線を圧着する電線圧着範囲30bと、電線圧着範囲30bより前方端部を略平板状に押しつぶすように変形させた封止部30cと、を備えている。圧着部30の内面には、幅方向Yに延びる溝である係止溝33(33a,33b)が長手方向Xに沿って所定間隔を隔てて複数本形成されている。
詳しくは、被覆圧着範囲30aの内面には、圧着状態において被覆電線の絶縁被覆が食い込む被覆用係止溝33aが長手方向Xに所定間隔を隔てて3本形成されている。なお、被覆用係止溝33aは、断面円弧状に形成され、長手方向に連続的に設けられることによって波状に形成されている。また、被覆用係止溝33aは、圧着面31からバレル構成片32までの範囲内に連続的に形成され、圧着部30内で環状の溝を形成している。
電線圧着範囲30bの内面には、圧着状態において被覆電線から露出した電線が食い込む電線用係止溝33bが長手方向Xに所定間隔を隔てて3本形成されている。なお、電線用係止溝33bは、断面矩形凹形状に形成されている。また、電線用係止溝33bは、圧着面31からバレル構成片32の途中まで形成され、被覆電線から露出した電線を食い込ませることによって圧着部30と電線との間の導通性を向上させている。
〔圧着端子の製造方法〕
次に、図2A〜2C及び図3を参照して、図1に示す圧着端子10の製造方法について説明する。図2Aは、圧着端子10のボックス部20を透過状態とした圧着端子10の底面側の概略斜視図である。図2Bは、図2Aに示す領域Rの拡大図である。図2Cは、図2BのA−A線断面図である。図3は、圧着部30の溶接方法を説明するための説明図である。
圧着端子10は、銅合金条を平面展開した端子形状に打ち抜いた後、中空四角柱体のボックス部20と後方視略O型形状の圧着部30とからなる立体的な端子形状に銅合金条を曲げ加工し、圧着部30を溶接することにより製造される。この際、図2Aに示すように、圧着部30は、バレル構成片32の対向端部32a同士を突き合わせた長手方向Xの長手方向溶接箇所W1と封止部30cにおいて圧着部30の前方を完全に封止する幅方向Yの幅方向溶接箇所W2とを溶接することによって形成される。
詳しくは、圧着部30を製造する際は、始めに、対向端部32a同士が底面側で突き合わさるようにして圧着面31及びバレル構成片32を丸めて円筒状に構成した後、図2Bに示すように、円筒状の前方部分を上面側から底面側に押し付けて略平板状となるように変形させる。そして、図2Cに示すように、円筒状の対向端部32a同士を突き合わせた長手方向溶接箇所W1を溶接した後、幅方向溶接箇所W2を溶接する。このとき、長手方向溶接箇所W1及び幅方向溶接箇所W2は、図3に示す仮想平面Pにおける同一平面上となるように配置されているため、単一焦点のレーザー溶接で溶接することができる。
図3に示すように、長手方向溶接箇所W1及び幅方向溶接箇所W2の溶接は、ファイバーレーザー溶接装置Fwを利用してファイバーレーザー溶接にて行う。ファイバーレーザー溶接は、約1.08μmの波長のファイバーレーザー光を用いた溶接のことを意味する。ファイバーレーザー光は、理想的なガウスビームであり、回折限界まで集光可能であるため、YAGレーザーやCOレーザーでは実現できなかった30μm以下の集光スポット径を構成できる。従って、エネルギー密度の高い溶接を容易に実現できる。
このように、ファイバーレーザー溶接によって長手方向溶接箇所W1及び幅方向溶接箇所W2を溶接しているため、止水性のある圧着部30を構成することができる。これにより、圧着部30で圧着接続された被覆電線の導線が外気に曝されることがなく、導線の劣化や経年変化が起きることを抑制できる。従って、導線に腐食が発生することがなく、その腐食を原因とする電気抵抗の上昇も防止できるので、安定した導電性が得られる。
また上記溶接を、ファイバーレーザー溶接で行うことにより、隙間の無い圧着部30を構成し、圧着状態において圧着部30の内部に水分が浸入することを確実に防止できる。また、ファイバーレーザー溶接は他のレーザー溶接と比べ、焦点を極小なスポットに合わせ、高出力なレーザー溶接を実現することができると共に、連続照射可能である。従って、確実な止水性を有する溶接を行うことができる。
なお、本発明の発明者らは、幅方向溶接箇所W2を溶接する際、図4に示すように、銅合金条が180°折り曲げられている幅方向Yの端部領域R1,R2までファイバーレーザー溶接を行った場合、端部領域R1,R2に気泡が発生することを知見した。レーザー掃引開始側である端部領域R1で気泡が発生する原因は、レーザー掃引を開始した際に端部領域R1に空気が巻き込まれるためであると考えられる。一方、レーザー掃引終了側である端部領域R2で気泡が発生する原因は、端部領域R2の温度がレーザー照射によって温度が高くなっている領域と比較して低いために、端部領域R2に空気が閉じ込められるためであると考えられる。
このため、本発明の発明者らは、端部領域R1,R2に気泡が発生しないレーザー溶接条件を検討した。その結果、本発明の発明者らは、図5A〜5Dに示すように、端部領域R1,R2の少なくとも一方を残して幅方向溶接箇所W2を溶接する、換言すれば、端部領域R1,R2を超えたレーザー掃引を少なくすることによって、気泡の発生を抑制できることを知見した。
具体的には、図5Aに示すように、端部領域R1と端部領域R2との両方に対してレーザー溶接を行わないようにすることが望ましい。また、図5Bに示すように、端部領域R1に対してはレーザー溶接を行い、端部領域R2に対してはレーザー溶接を行わないようにしてもよい。また、図5Cに示すように、端部領域R1に対してはレーザー溶接を行わずに、端部領域R2に対してはレーザー溶接を行うようにしてもよい。また、図5Dに示すように、完全に端部を超えることはせずに端部領域R1,R2の一部を含めてレーザー溶接を行うようにしてもよい。
上述のように、端部領域R1,R2の少なくとも一方を残して幅方向溶接箇所W2を溶接することによって、幅方向溶接箇所W2を溶接した際に端部に気泡が発生することを抑制し、高品質の圧着端子10を製造することができる。また、端部領域R1,R2の少なくとも一方を残して幅方向溶接箇所W2を溶接することによって、端部領域R1と端部領域R2との両方に対してレーザー溶接を行った場合と比較してレーザー溶接時間を短縮できるので、圧着端子10を短時間、且つ、低コストで製造することができる。
このような圧着端子10に被覆電線を圧着接続する際には、図6A,6Bに示すように、被覆電線200の絶縁被覆202より先端側で露出するアルミニウム芯線201の電線露出部201aを、電線露出部201aの先端201aaの長手方向Xの位置が圧着部30における封止部30cより後方となるように、被覆電線200を圧着部30に配置する。そして、電線露出部201aの先端201aaから絶縁被覆202の被覆先端202aより後方までを圧着部30で圧着して一体的に囲繞する。これにより、圧着部30は、被覆電線200の絶縁被覆202及びアルミニウム芯線201の電線露出部201aの周面に対して密着した状態に圧着する。
既に述べたように、本発明の一実施形態である圧着端子10では、長手方向溶接箇所W1及び幅方向溶接箇所W2が溶接されている。このため、被覆電線200を圧着した状態では、圧着部30の前方及び外部から圧着部30の内部に水が浸入することがない止水性が実現されている。また、被覆電線200の絶縁被覆202は、被覆圧着範囲30aの内側に形成した被覆用係止溝33aに食い込むために、圧着部30の後方からの止水性も向上している。これにより、被覆電線200を圧着した状態では、圧着部30の高い止水性により、アルミニウム芯線201の電線露出部201aと圧着部30の内面とが密着した接触箇所に水が触れることがない。
また、アルミニウム芯線201はアルミ系材料によって形成され、圧着部30は銅系材料によって形成されている。このため、銅線によるアルミニウム芯線201を有する被覆電線200に比べて軽量化できる。この結果、アルミニウム芯線201に腐食が発生することがなく、その腐食を原因として電気抵抗が上昇することもないので、アルミニウム芯線201の導電性が安定する。結果として、例えば、撚線、単線、平角線等のアルミニウム芯線201を圧着端子10の圧着部30に対して確実、且つ、強固に接続することができる。
このように構成した圧着接続構造体1は、図示省略するコネクタハウジングに圧着端子10を装着することによって、確実な導電性を有するコネクタを構成できる。詳しくは、圧着端子10で構成した圧着接続構造体1を、雌型のコネクタハウジングに装着し、雌型コネクタを備えたワイヤーハーネスを構成すると共に、雄型圧着端子で構成した圧着接続構造体を雄型のコネクタハウジングに装着し、雄型コネクタを備えたワイヤーハーネスを構成する。そして、雌型コネクタと雄型コネクタとを嵌合することによって、ワイヤーハーネス同士を電気的かつ物理的に接続することができる。
以上、本発明者らによってなされた発明を適用した実施の形態について説明したが、本実施形態による本発明の開示の一部をなす記述及び図面により本発明は限定されることはない。すなわち、本実施形態に基づいて当業者などによりなされる他の実施の形態、実施例及び運用技術等は全て本発明の範疇に含まれる。
1 圧着接続構造体
10 圧着端子
30 圧着部
31 圧着面
32 バレル構成片
200 被覆電線
201 アルミニウム芯線
P 仮想平面
R1,R2 端部領域
X 長手方向
Y 幅方向
W1 長手方向溶接箇所
W2 幅方向溶接箇所

Claims (4)

  1. 被覆電線の導体部分を圧着接続する圧着部を備える圧着端子であって、
    前記圧着部が、前記導体部分が挿入される長手方向の端部とは反対側の端部が封止された中空形状の板材により形成され、
    前記封止された端部は、板材の幅方向の少なくとも一方の端部を残して板材同士を溶接することによって封止されていること
    を特徴とする圧着端子。
  2. 前記封止された端部は、ファイバーレーザー溶接によって封止されていることを特徴とする請求項1に記載の圧着端子。
  3. 前記導体部分はアルミ系材料によって形成され、前記板材は銅系材料によって形成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の圧着端子。
  4. 被覆電線の導体部分を圧着接続する圧着部を備える圧着端子の製造方法であって、
    前記圧着部を形成する中空形状の板材の前記導体部分が挿入される長手方向の端部とは反対側の端部を、板材の幅方向の少なくとも一方の端部を残して板材同士を溶接することによって封止するステップを含むこと
    を特徴とする圧着端子の製造方法。
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JP2018120729A (ja) * 2017-01-25 2018-08-02 古河電気工業株式会社 圧着端子及び圧着接続構造体

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