JP2014163822A - レーダー装置および追尾処理の制御方法 - Google Patents

レーダー装置および追尾処理の制御方法 Download PDF

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Abstract

【課題】障害が装置内で発生した場合であっても、信号の損失と受信感度の低下を抑えつつ、目標物の追跡を継続すること。
【解決手段】信号切り替え部120は空中線部110の出力信号をメイン受信部130又はサブ受信部140の一方に入力する信号切り替えを行う。メイン追尾処理部150及びサブ追尾処理部160は受信部130又は140の出力信号に基づいて目標物の追尾を行う。情報処理部170は、尾処理部150又は160の処理結果を目標物の追尾結果として出力する。監視制御部190は、信号切り替え部120、受信部130、140、追尾処理部150、160又は情報処理部170に障害が生じた時に、当該障害が生じた各部から出力される障害情報に基づいてこれら各部が選択する信号の切り替えを制御する。追尾処理部150及び160は、追尾処理の途中結果または最終結果を相互に入出力し合う。
【選択図】 図1

Description

本発明は、レーダー装置等に関し、例えば、目標物から反射された反射波を受信し、目標物を追尾するレーダー装置等に関する。
近年、例えば航空機の管制を行うレーダー装置では、システムの冗長性を増すために、受信部、信号処理部および目標検出部を2重化する技術が、広く採用されている。この場合、単純に、受信部、信号処理部および目標検出部の各系を2重に設けて、一方をメイン系、他方をサブ系として構成していた。そして、メイン系に障害が発生した場合、系全体をサブ系に切り替える処理が行われていた。
図5は、本発明に関連するレーダー装置900の構成を示す図である。
図5に示されるように、レーダー装置900は、空中線部910と、信号切り替え部920と、メイン受信部930と、サブ受信部940と、メイン追尾処理部950と、サブ追尾処理部960と、情報処理部970と、表示部980と、監視制御部990とを備えている。
空中線部910は、目標物から反射された反射波を受信し、レーダー受信信号を信号切り替え部920へ出力する。信号切り替え部920は、空中線部910により出力されたレーダー受信信号を、メイン受信部930またはサブ受信部940の一方に入力するように信号切り替えを行う。メイン受信部930は、空中線部910により出力されたレーダー受信信号を受信し、第1の受信信号として出力する。サブ受信部940は、空中線部910により出力されたレーダー受信信号を受信し、第2の受信信号として出力する。メイン追尾処理部950は、第1の受信信号に基づいて前記目標物の追尾処理を行う。サブ追尾処理部960は、第2の受信信号に基づいて前記目標物の追尾処理を行う。情報処理部970は、メイン追尾処理部950またはサブ追尾処理部960の処理結果を、目標物の追尾結果として表示部980へ出力する。表示部980は、情報処理部970により入力される目標物の追尾結果を画面表示提供する。監視制御部990は、各部から出力される障害情報に基づいて、各部が選択する信号の切り替えを制御する。
また、メイン追尾処理部950は、メイン信号処理部951と、メイン目標検出部952を有している。メイン信号処理部951は、メイン受信部930により入力される第1の受信信号に対して所定の信号処理を行い、処理後の信号をメイン目標検出部952へ出力する。メイン目標検出部952は、メイン信号処理部951により入力された信号に基づいて、目標物を検出する。
また、サブ追尾処理部960は、サブ信号処理部961と、サブ目標検出部962を有している。サブ信号処理部961は、サブ受信部940により入力される第2の受信信号に対して所定の信号処理を行い、処理後の信号をサブ目標検出部962へ出力する。サブ目標検出部962は、サブ信号処理部961により入力された信号に基づいて、目標物を検出する。
図5に示されるように、レーダー装置900では、受信処理系、信号処理系および目標検出系が、信号切り替え部920と情報処理部970の間で、2重に設けられていた。また、レーダー装置900では、2重化された処理系の一方をメイン系とし、他方をサブ系に構成していた。そして、レーダー装置900では、例えばメイン系で障害が発生した場合、サブ系で処理を行うように切り替えていた。すなわち、例えば、メイン受信部930、メイン信号処理部951またはメイン目標検出部952のいずれかで障害が発生した場合、監視制御部990は、サブ信号処理部961およびサブ目標検出部962に対して、サブ受信部940により出力される第2の受信信号を用いた処理を行うように制御していた。
ここで、目標物の検出処理においては、信号が入力されて目標データが安定して出力されるまで、閾値の決定、クラッタマップの作成などが必要となる。ところが、図5に示したレーダー装置900では、メイン系の処理が動作している間、サブ系の処理は信号が視入力のままで待機状態になっている。
この待機状態でメイン系に障害が発生した場合、処理はメイン系からサブ系へ切り替えられる。このとき、空中線部910により出力されるレーダー受信信号は、サブ系に切り替えた段階で初めてサブ受信部940に入力される。このため、正常な処理結果がサブ目標検出部962から出力されるまでの時間は、目標検出で適切な処理が行われない。したがって、後段のサブ目標検出部962の処理で実施される目標物追尾処理において、当初設定された目標物の追尾処理を継続できない状況が発生しうる場合があるという問題があった。
次に、図5に示したレーダー装置900とは別のレーダー装置900Aを図6に示す。
図6は、本発明に関連するレーダー装置900Aの構成を示す図である。
図6に示されるレーダー装置900Aと、図5に示されるレーダー装置900とを対比する。図5では、空中線部910の後段には信号切り替え部920が設けられている。これに対して、図6では、空中線部910の後段には信号分配部925が設けられている。この点で両者は互いに相違する。
信号分配部925は、空中線部910により出力されたレーダー受信信号を、メイン受信部930およびサブ受信部940の双方に分配して入力する。すなわち、図6に示すレーダー装置900Aでは、空中線部910により出力されたレーダー受信信号は、選択的に切り替えてメイン系またはサブ系に入力されるのではなく、分配処理によってメイン系およびサブ系の双方に常時、入力される。これにより、図5に示したレーダー装置900で、後段のサブ目標検出部962の処理で実施される目標物追尾処理において、当初設定された目標物の追尾処理を継続できない状況が発生しうる場合があるという問題を解決することはできた。
なお、本発明の参考技術が、特許文献1〜3に開示されている。
特開2010−44709号公報 特開平8−286939号公報 特開平1−265303号公報
しかしながら、図6に示すレーダー装置900Aのように、空中線部910により出力されたレーダー受信信号が、分配処理によってメイン系およびサブ系の双方に常時、入力されると、信号の損失が大きくなり、受信感度が低下してしまうという問題があった。この結果、システム的に受信感度の余裕がなくなってしまい、図6に示したレーダー装置900Aを採用出来ないという問題も生じた。
本発明は、このような事情を鑑みてなされたものであり、障害が装置内で発生した場合であっても、信号の損失と受信感度の低下を抑えつつ、目標物の追跡を継続することができるレーダー装置等を提供する。
本発明のレーダー装置は、目標物から反射された反射波を受信し、レーダー受信信号を出力する空中線部と、前記空中線部により出力されたレーダー受信信号を受信し、第1の受信信号として出力する第1の受信部と、前記空中線部により出力されたレーダー受信信号を受信し、第2の受信信号として出力する第2の受信部と、前記空中線部により出力されたレーダー受信信号を、前記第1の受信部または前記第2の受信部の一方に入力するように信号切り替えを行う信号切り替え部と、前記第1の受信信号または前記第2の受信信号に基づいて前記目標物の追尾処理を行う第1の追尾処理部と、前記第1の受信信号または前記第2の受信信号に基づいて前記目標物の追尾処理を行う第2の追尾処理部と、前記第1の追尾処理部または前記第2の追尾処理の処理結果を、前記目標物の追尾結果として出力する情報処理部と、前記信号切り替え部、前記第1の受信部、前記第2の受信部、前記第1の追尾処理部、前記第2の追尾処理部または前記情報処理部に障害が生じた時に、当該障害が生じた各部から出力される障害情報に基づいて、これら各部が選択する信号の切り替えを制御する監視制御部とを備え、前記第1の追尾処理部および前記第2の追尾処理部は、前記追尾処理の途中結果または最終結果を相互に入出力し合う。
本発明の追尾処理の制御方法は、空中線部で、目標物から反射された反射波を受信し、レーダー受信信号を出力するレーダー受信信号出力ステップと、信号切り替え部で、前記レーダー受信信号を、第1の受信部または第2の受信部の一方に入力するように信号切り替えを行う信号切り替えステップと、前記信号切り替えステップの信号切り替え結果に従って、第1の受信部で前記レーダー受信信号を受信し、第1の受信信号として出力するか、または第2の受信部で前記レーダー受信信号を受信し、第2の受信信号として出力する受信ステップと、第1の追尾処理部で、前記第1の受信信号または前記第2の受信信号に基づいて前記目標物の追尾処理を行う第1の追尾処理ステップと、第2の追尾処理部で、前記第1の受信信号または前記第2の受信信号に基づいて前記目標物の追尾処理を行う第2の追尾処理ステップと、情報処理部で、前記第1の追尾処理ステップまたは前記第2の追尾処理ステップの処理結果を、前記目標物の追尾結果として出力する情報処理ステップとを含み、前記信号切り替えステップ、前記受信ステップ、前記第1の追尾処理ステップ、前記第2の追尾処理ステップおよび前記情報処理ステップでは、前記信号切り替え部、前記第1の受信部、前記第2の受信部、前記第1の追尾処理部、前記第2の追尾処理部または前記情報処理部に障害が生じた時に、監視制御部が、当該障害が生じた各部から出力される障害情報に基づいて、これら各部が選択する信号の切り替えを制御し、前記第1の追尾処理ステップおよび前記第2の追尾処理ステップでは、前記第1の追尾処理部および前記第2の追尾処理部は、前記追尾処理の途中結果または最終結果を相互に入出力し合う。
本発明にかかるレーダー装置によれば、障害が装置内で発生した場合であっても、信号の損失と受信感度の低下を抑えつつ、目標物の追跡を継続することができる。
本発明の実施の形態におけるレーダー装置の構成を示すブロック図である。 本発明の実施の形態におけるレーダー装置の動作フローを示す図である。 本発明の実施の形態におけるレーダー装置の動作フローを示す図である。 本発明の実施の形態におけるレーダー装置の動作フローを示す図である。 本発明に関連するレーダー装置の構成を示すブロック図である。 本発明に関連するレーダー装置の構成を示すブロック図である。
本発明の実施の形態におけるレーダー装置100の構成について、図に基づいて説明する。
図1は、本発明の実施の形態におけるレーダー装置100の構成を示すブロック図である。
図1に示されるように、レーダー装置100は、空中線部110と、信号切り替え部120と、メイン受信部130と、サブ受信部140と、メイン追尾処理部150と、サブ追尾処理部160と、情報処理部170と、表示部180と、監視制御部190とを備えている。なお、メイン受信部130は本発明の第1の受信部に対応する。サブ受信部140は本発明の第2の受信部に対応する。メイン追尾処理部150は本発明の第1の追尾処理部に対応する。サブ追尾処理部160は本発明の第2の追尾処理部に対応する。
空中線部110は、目標物から反射された反射波を受信し、レーダー受信信号を信号切り替え部120へ出力する。
信号切り替え部120は、空中線部110により出力されたレーダー受信信号を、メイン受信部130またはサブ受信部140のいずれか一方に入力するように信号切り替えを行う。なお、信号切り替え部120は、後述の監視制御部190との間で、障害情報および切り替え制御信号の入出力を行う。すなわち、信号切り替え部120は、当該信号切り替え部120に障害が生じた場合、この障害情報を監視制御部190へ出力する。一方、監視制御部190は、信号切り替え部120により出力された障害情報を含めて、各部から出力される障害情報に基づいて、選択する信号を切り替える制御信号を信号切り替え部120へ出力する。
メイン受信部130は、空中線部110により出力されたレーダー受信信号を受信し、第1の受信信号としてメイン追尾処理部150およびサブ追尾処理部160へ出力する。これにより、メイン追尾処理部150およびサブ追尾処理部160の双方が、メイン受信部130により受信された第1の受信信号を取得できる。なお、メイン受信部130は、後述の監視制御部190との間で、障害情報および切り替え制御信号の入出力を行う。すなわち、メイン受信部130は、当該メイン受信部130に障害が生じた場合、この障害情報を監視制御部190へ出力する。一方、監視制御部190は、メイン受信部130により出力された障害情報を含めて、各部から出力される障害情報に基づいて、選択する信号を切り替える制御信号をメイン受信部130へ出力する。
サブ受信部140は、空中線部110により出力されたレーダー受信信号を受信し、第2の受信信号としてメイン追尾処理部150およびサブ追尾処理部160へ出力する。これにより、メイン追尾処理部150およびサブ追尾処理部160の双方が、サブ受信部140により受信された第2の受信信号を取得できる。なお、サブ受信部140は、後述の監視制御部190との間で、障害情報および切り替え制御信号の入出力を行う。すなわち、サブ受信部140は、当該サブ受信部140に障害が生じた場合、この障害情報を監視制御部190へ出力する。一方、監視制御部190は、サブ受信部140により出力された障害情報を含めて、各部から出力される障害情報に基づいて、選択する信号を切り替える制御信号をサブ受信部140へ出力する。
メイン追尾処理部150は、第1の受信信号または第2の受信信号に基づいて、目標物の追尾処理を行う。メイン追尾処理部150は、サブ追尾処理部160との間で、追尾処理の途中結果または最終結果を相互に入出力し合う。これにより、例えば、メイン追尾処理部150内の各部が各処理の途中で故障した場合であっても、サブ追尾処理部160側で、メイン追尾処理部150における追尾処理の途中結果または最終結果を受け取ることができ、目標物の追跡処理を継続することができる。
メイン追尾処理部150は、メイン信号処理部151と、メイン目標検出部152を有している。なお、メイン信号処理部151は、本発明の第1の信号処理部に対応する。メイン目標検出部152は、本発明の第1の目標検出部に対応する。
メイン信号処理部151には、メイン受信部130から第1の受信信号が入力され、さらにサブ受信部140から第2の受信信号が入力される。メイン信号処理部151は、第1の受信信号または第2の受信信号に対して所定の信号処理(例えばパルス圧縮処理、クラッタ抑圧処理等)を行い、第1の処理信号を生成する。メイン信号処理部151は、第1の処理信号をメイン目標検出部152および後述のサブ目標検出部162へ出力する。なお、メイン信号処理部151は、後述の監視制御部190との間で、障害情報および切り替え制御信号の入出力を行う。すなわち、メイン信号処理部151は、当該メイン信号処理部151に障害が生じた場合、この障害情報を監視制御部190へ出力する。一方、監視制御部190は、メイン信号処理部151により出力された障害情報を含めて、各部から出力される障害情報に基づいて、選択する信号を切り替える制御信号をメイン信号処理部151へ出力する。
メイン目標検出部152には、メイン信号処理部151から第1の処理信号が入力され、さらに後述のサブ信号処理部161から第2の処理信号が入力される。メイン目標検出部152は、第1の処理信号または第2の処理信号に基づいて、目標物を検出する。なお、メイン目標検出部152は、後述の監視制御部190との間で、障害情報および切り替え制御信号の入出力を行う。すなわち、メイン目標検出部152は、当該メイン目標検出部152に障害が生じた場合、この障害情報を監視制御部190へ出力する。一方、監視制御部190は、メイン目標検出部152により出力された障害情報を含めて、各部から出力される障害情報に基づいて、選択する信号を切り替える制御信号をメイン目標検出部152へ出力する。
サブ追尾処理部160は、第1の受信信号または第2の受信信号に基づいて、目標物の追尾処理を行う。サブ追尾処理部160は、メイン追尾処理部150との間で、追尾処理の途中結果または最終結果を相互に入出力し合う。これにより、例えば、サブ追尾処理部160内の各部が各処理の途中で故障した場合であっても、メイン追尾処理部150側で、サブ追尾処理部160における追尾処理の途中結果または最終結果を受け取ることができ、目標物の追跡処理を継続することができる。
サブ追尾処理部160は、サブ信号処理部161と、サブ目標検出部162を有している。なお、サブ信号処理部161は、本発明の第2の信号処理部に対応する。サブ目標検出部162は、本発明の第2の目標検出部に対応する。
サブ信号処理部161には、メイン受信部130から第1の受信信号が入力され、さらにサブ受信部140から第2の受信信号が入力される。サブ信号処理部161は、第1の受信信号または第2の受信信号に対して所定の信号処理(例えばパルス圧縮処理、クラッタ抑圧処理等)を行い、第2の処理信号を生成する。サブ信号処理部161は、第2の処理信号をメイン目標検出部152およびサブ目標検出部162へ出力する。なお、サブ信号処理部161は、後述の監視制御部190との間で、障害情報および切り替え制御信号の入出力を行う。すなわち、サブ信号処理部161は、当該サブ信号処理部161に障害が生じた場合、この障害情報を監視制御部190へ出力する。一方、監視制御部190は、サブ信号処理部161により出力された障害情報を含めて、各部から出力される障害情報に基づいて、選択する信号を切り替える制御信号をサブ信号処理部161へ出力する。
サブ目標検出部162には、メイン信号処理部151から第1の処理信号が入力され、さらにサブ信号処理部161から第2の処理信号が入力される。サブ目標検出部162は、第1の処理信号または第2の処理信号に基づいて、目標物を検出する。なお、サブ目標検出部162は、後述の監視制御部190との間で、障害情報および切り替え制御信号の入出力を行う。すなわち、サブ目標検出部162は、当該サブ目標検出部162に障害が生じた場合、この障害情報を監視制御部190へ出力する。一方、監視制御部190は、サブ目標検出部162により出力された障害情報を含めて、各部から出力される障害情報に基づいて、選択する信号を切り替える制御信号をサブ目標検出部162へ出力する。
情報処理部170は、第1の追尾処理部150または第2の追尾処理部160の処理結果を、目標物の追尾結果として表示部180へ出力する。より詳しくは、情報処理部170は、メイン目標検出部152またはサブ目標検出部162の処理結果を、目標物の追尾結果として表示部180へ出力する。
表示部180は、情報処理部170により入力される目標物の追尾結果を画面表示提供する。
監視制御部190は、各部から出力される障害情報に基づいて、各部が選択する信号の切り替えを制御する。すなわち、図1に示されるように、信号切り替え部120、メイン受信部130、サブ受信部140、メイン信号処理部151、メイン目標検出部152、サブ信号処理部161、サブ目標検出部162および情報処理部170の各部は、当該部に障害が生じた場合に、障害情報を監視制御部190へ出力する。そして、監視制御部190は、信号切り替え部120、メイン受信部130、サブ受信部140、メイン信号処理部151、メイン目標検出部152、サブ信号処理部161、サブ目標検出部162および情報処理部170の各部から入力された障害情報に基づいて、これら各部が選択する信号の切り替えを制御する。
以上のように、レーダー装置100では、メイン系(メイン受信部130、メイン信号処理部151、メイン目標検出部152)とサブ系(サブ受信部140、サブ信号処理部161、サブ目標検出部162)の2つの処理ルートを用意した。また、サブ系に対してもメイン系の受信部の出力信号を並行して入力することで、常時、メイン系とサブ系の動作状態が同等となるようにしている。また、メイン系とサブ系の各処理の出力を分岐して二重にするとともに、入力も二重とし、メイン系およびサブ系のそれぞれの系統内で直列に接続するとともに、それぞれ反対の系にクロスして接続して、入力した両系の信号のどちらかを選択できるようにした。これによって、障害発生時に障害発生箇所の後段の処理の入力先をサブ系に切り替えることにより、障害状態から正常状態への迅速な切り替えを可能とした。
次に、本発明の実施の形態におけるレーダー装置100の動作について説明する。
図2〜図4は、レーダー装置100の動作フローを示す図である。
図2に示されるように、まず最初に、空中線部110が、目標物から反射された反射波を受信する(S201)。そして、空中線部110は、反射波をレーダー受信信号として信号切り替え部120へ出力する。
次に、監視制御部190が、メイン受信部130に障害が発生していないかを検出する(S202)。
メイン受信部130には障害は生じていない場合(S202、YES)、信号切り替え部120は、監視制御部190の指示に従ってメイン受信部130を選択して、空中線部110により出力されたレーダー受信信号をメイン受信部130に入力する(S203)。
メイン受信部130は、受信したレーダー受信信号を、第1の受信信号として、メイン信号処理部151とサブ信号処理部161の双方に入力する(S204)。
一方、メイン受信部130には障害が生じている場合(S202、NO)、信号切り替え部120は、監視制御部190の指示に従ってサブ受信部140を選択して、空中線部110により出力されたレーダー受信信号をサブ受信部140に入力する(S205)。これにより、メイン受信部130に障害が生じている場合であっても、レーダー装置100はサブ受信部140を用いて目標物の追跡処理を継続できる。
サブ受信部140は、受信したレーダー受信信号を、第2の受信信号として、メイン信号処理部151とサブ信号処理部161の双方に入力する(S206)。
次に、監視制御部190が、メイン信号処理部151に障害が発生していないかを検出する(S207)。
メイン信号処理部151に障害が発生していない場合(S207、YES)、メイン信号処理部151は、監視制御部190の指示に従って、メイン受信部130により入力された第1の受信信号に基づいて、所定の信号処理(例えばパルス圧縮処理、クラッタ抑圧処理等)を行い、第1の処理信号を生成する(S208)。
そして、第1の処理信号が、メイン信号処理部151から、メイン目標検出部152とサブ目標検出部162に入力される(S209)。すなわち、メイン信号処理部151は、第1の処理信号を、メイン目標検出部152とサブ目標検出部162へ出力する。
一方、メイン信号処理部151に障害が発生している場合(S207、NO)、サブ信号処理部161は、監視制御部190の指示に従って、メイン受信部130により入力された第1の受信信号に基づいて、所定の信号処理(例えばパルス圧縮処理、クラッタ抑圧処理等)を行い、第2の処理信号を生成する(S210)。これにより、メイン信号処理部151に障害が生じている場合であっても、レーダー装置100はサブ信号処理部161を用いて目標物の追跡処理を継続できる。
そして、第2の処理信号が、サブ信号処理部161から、メイン目標検出部152とサブ目標検出部162に入力される(S211)。すなわち、サブ信号処理部161は、第2の処理信号を、メイン目標検出部152とサブ目標検出部162へ出力する。
S209の処理の後、図3に示されるように、監視制御部190が、メイン目標検出部152に障害が発生していないかを検出する(S212)。
メイン目標検出部152に障害が発生していない場合(S212、YES)、メイン目標検出部152は、監視制御部190の指示に従って、メイン信号処理部151により入力された第1の処理信号に基づいて、目標物を検出する(S213)。そして、メイン目標検出部152は、目標物の検出結果を、情報処理部170へ出力する。
情報処理部170は、メイン目標検出部152の処理結果を、目標物の追尾結果として、表示部180へ出力する(S214)。
そして表示部180は、情報処理部170により出力された目標物の追尾結果を、表示画面に表示提供し(S215)、処理を終了する。
一方、メイン目標検出部152に障害が発生している場合(S212、NO)、サブ目標検出部162は、監視制御部190の指示に従って、メイン信号処理部151により入力された第1の処理信号に基づいて、目標物を検出する(S216)。そして、サブ目標検出部162は、目標物の検出結果を、情報処理部170へ出力する。これにより、メイン目標検出部152に障害が生じている場合であっても、レーダー装置100はサブ目標検出部162を用いて目標物の追跡処理を継続できる。
情報処理部170は、サブ目標検出部162の処理結果を、目標物の追尾結果として、表示部180へ出力する(S217)。
そして表示部180は、情報処理部170により出力された目標物の追尾結果を、表示画面に表示提供し(S215)、処理を終了する。
S211の処理の後、図4に示されるように、監視制御部190が、メイン目標検出部152に障害が発生していないかを検出する(S218)。
メイン目標検出部152に障害が発生していない場合(S218、YES)、メイン目標検出部152は、監視制御部190の指示に従って、サブ信号処理部161により入力された第2の処理信号に基づいて、目標物を検出する(S219)。そして、メイン目標検出部152は、目標物の検出結果を、情報処理部170へ出力する。
情報処理部170は、メイン目標検出部152の処理結果を、目標物の追尾結果として、表示部180へ出力する(S220)。
そして表示部180は、情報処理部170により出力された目標物の追尾結果を、表示画面に表示提供し(S221)、処理を終了する。
一方、メイン目標検出部152に障害が発生している場合(S218、NO)、サブ目標検出部162は、監視制御部190の指示に従って、サブ信号処理部161により入力された第2の処理信号に基づいて、目標物を検出する(S222)。これにより、メイン目標検出部152に障害が生じている場合であっても、レーダー装置100はサブ目標検出部162を用いて目標物の追跡処理を継続できる。そして、サブ目標検出部162は、目標物の検出結果を、情報処理部170へ出力する。
情報処理部170は、サブ目標検出部162の処理結果を、目標物の追尾結果として、表示部180へ出力する(S223)。
そして表示部180は、情報処理部170により出力された目標物の追尾結果を、表示画面に表示提供し(S221)、処理を終了する。
次に、図2に戻って、S206以降の処理について説明する。
図2に示されるように、S206の処理の後、監視制御部190が、メイン信号処理部151に障害が発生していないかを検出する(S224)。
メイン信号処理部151に障害が発生していない場合(S224、YES)、メイン信号処理部151は、監視制御部190の指示に従って、サブ受信部140により入力された第2の受信信号に基づいて、所定の信号処理(例えばパルス圧縮処理、クラッタ抑圧処理等)を行い、第1の処理信号を生成する(S225)。
そして、第1の処理信号が、メイン信号処理部151から、メイン目標検出部152とサブ目標検出部162に入力される(S226)。すなわち、メイン信号処理部151は、第2の処理信号を、メイン目標検出部152とサブ目標検出部162へ出力する。
一方、メイン信号処理部151に障害が発生している場合(S224、NO)、サブ信号処理部161は、監視制御部190の指示に従って、サブ受信部140により入力された第2の受信信号に基づいて、所定の信号処理(例えばパルス圧縮処理、クラッタ抑圧処理等)を行い、第2の処理信号を生成する(S227)。これにより、メイン信号処理部151に障害が生じている場合であっても、レーダー装置100はサブ信号処理部161を用いて目標物の追跡処理を継続できる。
そして、第2の処理信号が、サブ信号処理部161から、メイン目標検出部152とサブ目標検出部162に入力される(S228)。すなわち、サブ信号処理部161は、第2の処理信号を、メイン目標検出部152とサブ目標検出部162へ出力する。
S226以降の処理では、レーダー装置100は、図3に示した処理と同じ処理を実行する。このため、S226以降の処理については、詳細な動作説明を省略する。
また、S228以降の処理では、レーダー装置100は、図4に示した処理と同じ処理を実行する。このため、S228以降の処理については、詳細な動作説明を省略する。
以上、レーダー装置100の動作について説明した。
ここで、レーダー装置100のいくつかの代表的な動作を説明する。
まず、レーダー装置100の通常動作について説明する。レーダー装置100内の各部のいずれもが故障していない場合の動作を、通常動作と呼ぶことにする。
この通常動作時には、レーダー装置100は、図2〜図4に示されるように、S201、S202、S203、S204、S207、S208、S209、S212、S213、S214およびS215の各処理を行う。
すなわち、まず、空中線部110が目標物から反射された反射波を受信する(S201)。次に、監視制御部190が、メイン受信部130に障害が発生していないかを検出する(S202)。そして、メメイン受信部130には障害は生じていないので(S202、YES)、信号切り替え部120は、メイン受信部130を選択して、空中線部110により出力されたレーダー受信信号をメイン受信部130に入力する(S203)。メイン受信部130は、受信したレーダー受信信号を、第1の受信信号として、メイン信号処理部151とサブ信号処理部161の双方に入力する(S204)。次に、監視制御部190が、メイン信号処理部151に障害が発生していないかを検出する(S207)。メイン信号処理部151に障害が発生していないので(S207、YES)、メイン信号処理部151は、メイン受信部130により入力された第1の受信信号に基づいて、上記所定の信号処理を行い、第1の処理信号を生成する(S208)。第1の処理信号が、メイン信号処理部151から、メイン目標検出部152とサブ目標検出部162に入力される(S209)。監視制御部190が、メイン目標検出部152に障害が発生していないかを検出する(S212)。メイン目標検出部152に障害が発生していないので(S212、YES)、メイン目標検出部152は、メイン信号処理部151により入力された第1の処理信号に基づいて、目標物を検出し(S213)、目標物の検出結果を情報処理部170へ出力する。情報処理部170は、メイン目標検出部152の処理結果を、目標物の追尾結果として、表示部180へ出力する(S214)。表示部180は、情報処理部170により出力された目標物の追尾結果を、表示画面に表示提供し(S215)、処理を終了する。
次に、メイン受信部130が故障している場合について説明する。この場合、レーダー装置100は、図2〜図4に示されるように、S201、S202、S205、S206およびS224以降の処理を行う。
すなわち、メイン受信部130に障害が生じているとき(S202、NO)、信号切り替え部120は、サブ受信部140を選択して、空中線部110により出力されたレーダー受信信号をサブ受信部140に入力する(S205)。サブ受信部140は、受信したレーダー受信信号を、第2の受信信号として、メイン信号処理部151とサブ信号処理部161の双方に入力する(S206)。この後、監視制御部190が、メイン信号処理部151に障害が発生していないかを検出する(S224)。そして、レーダー装置100は、S224の検出結果に応じて、S225以降の処理またはS227以降の処理を継続して行う。
このように、通常動作時にはサブ受信部140はレーダー受信信号を受信していない待機状態であったが、サブ受信部140は、メイン受信部130と同じ機能や特性を有するので、信号切り替え部120により入力切り替えさえ行えば、信号処理の動作継続が可能となる。これにより、メイン受信部130に故障が生じても、目標物の追跡処理が途切れて、追跡処理に欠落時間が生じるのを抑制できる。
次に、メイン信号処理部151が故障している場合、レーダー装置100は、S201、S202、S203、S204、S207およびS210以降の処理を行う。または、レーダー装置100は、S201、S202、S205、S206、S224、S227以降の処理を行う。
すなわち、メイン処理部151に故障が生じている場合(例えばS207、NO)、メイン受信部130により出力される第1の受信信号の処理をサブ信号処理部161に切り替えて行わせることができる(S210)。このように処理できるのは、サブ信号処理部161がメイン信号処理部151と同じ入力信号で動作するためであり、サブ信号処理部161の動作状態がメイン信号処理部151を同じ状態となっているためである。これにより、メイン処理部151に故障が生じても、目標物の追跡処理が途切れて、追跡処理に欠落時間が生じるのを抑制できる。
次に、メイン目標検出部152が故障している場合、レーダー装置100は、S201、S202、S203、S204、S207、S208、S209、S212およびS216以降の処理を行う。またはに、レーダー装置100は、S201、S202、S203、S204、S207、S210、S211、S218、S222以降の処理を行う。または、レーダー装置100は、S201、S202、S205、S206、S224、S225、S226、S212、S216以降の処理を行う。または、レーダー装置100は、S201、S202、S205、S206、S224、S227、S228、S218、S222以降の処理を行う。
すなわち、メイン目標検出部152に故障が生じている場合(例えばS212、NO)、メイン信号処理部151により出力される第1の処理信号の処理をサブ目標検出部162に切り替えて行わせることができる(S216)。このように処理できるのは、サブ目標検出部162がメイン目標検出部152と同じ入力信号で動作するためであり、サブ目標検出部162の動作状態がメイン目標検出部152の動作状態と同じ状態になっているためである。これにより、メイン目標検出部152に故障が生じても、目標物の追跡処理が途切れて、追跡処理に欠落時間が生じるのを抑制できる。
以上の通り、本発明の実施の形態におけるレーダー装置100は、空中線部110と、メイン受信部130(第1の受信部)と、サブ受信部140(第2の受信部)と、信号切り替え部120と、メイン追尾処理部150(第1の追尾処理部)と、サブ追尾処理部160(第2の追尾処理部)と、情報処理部170と、監視制御部190とを備えている。
空中線部110は、目標物から反射された反射波を受信し、レーダー受信信号を出力する。メイン受信部130は、空中線部110により出力されたレーダー受信信号を受信し、第1の受信信号として出力する。サブ受信部140は、空中線部110により出力されたレーダー受信信号を受信し、第2の受信信号として出力する。信号切り替え部120は、空中線部110により出力されたレーダー受信信号を、メイン受信部130またはサブ受信部140の一方に入力するように信号切り替えを行う。
メイン追尾処理部150は、第1の受信信号または第2の受信信号に基づいて目標物の追尾処理を行う。サブ追尾処理部160は、第1の受信信号または第2の受信信号に基づいて目標物の追尾処理を行う。情報処理部170は、メイン追尾処理部150またはサブ追尾処理160の処理結果を、目標物の追尾結果として出力する。監視制御部190は、信号切り替え部120、メイン受信部130、サブ受信部140、メイン追尾処理部150、サブ追尾処理部160または情報処理部170に障害が生じた時に、当該障害が生じた各部から出力される障害情報に基づいて、これら各部が選択する信号の切り替えを制御する。メイン追尾処理部150およびサブ追尾処理部160は、追尾処理の途中結果または最終結果を相互に入出力し合う。
このように、空中線部110により出力されたレーダー受信信号は、信号切り替え部120の切り替え処理によって、メイン受信部130またはサブ受信部140のいずれかに入力される。メイン受信部130はレーダー受信信号を第1の受信信号として出力し、サブ受信部140はレーダー受信信号を第2の受信信号として出力する。そして、メイン追尾処理部150およびサブ追尾処理部160の双方は、第1の受信信号または第2の受信信号に基づいて目標物の追尾処理を行う。
また、メイン受信部130およびサブ受信部140の各出力は、メイン追尾処理部150およびサブ追尾処理部160の双方に入力されるように分岐されている。また、監視制御部190は、信号切り替え部120、メイン受信部130、サブ受信部140、メイン追尾処理部150、サブ追尾処理部160または情報処理部170に障害が生じた時に、当該障害が生じた各部から出力される障害情報に基づいて、これら各部が選択する信号の切り替えを制御する。このとき、メイン追尾処理部150およびサブ追尾処理部160は、追尾処理の途中結果または最終結果を相互に入出力し合う。
これにより、メイン追尾処理部150とサブ追尾処理部160は、互いに同じ信号を共有することができ、互いに常に同じ動作状態となる。また、メイン追尾処理部150とサブ追尾処理部160は、監視制御部190の切り替え制御によって、メイン受信部130またはサブ受信部140から入力された受信信号のいずれかを選択して、目標物の追尾処理を行うことができる。
したがって、メイン受信部130またはサブ受信部140のいずれかに故障が生じた場合や、メイン追尾処理部150またはサブ追尾処理部160の一方に含まれるいずれかの機能に障害が生じた場合であっても、メイン追尾処理部150またはサブ追尾処理部160の他方で同等の処理を継続することができる。
すなわち、上述の通り、メイン追尾処理部150とサブ追尾処理部160は互いに同じ信号を共有するので、例えば、メイン追尾処理部150に障害が発生した際に、当該障害が発生した機能部位の後段の処理をサブ追尾処理部160で行うように切り替えることで、障害状態から正常状態への迅速な切り替えを可能とし、目標物の追尾処理を継続することができる。また、図6で示したレーダー装置900Aのように、空中線部により出力されたレーダー受信信号が、分配処理によってメイン系およびサブ系の双方に常時、入力されることはないので、信号の損失が大きくなり、受信感度が低下してしまうことはない。
したがって、本発明の実施の形態におけるレーダー装置100によれば、障害が装置内で発生した場合であっても、信号の損失と受信感度の低下を抑えつつ、目標物の追跡を継続することができる。
また、本発明の追尾処理の制御方法は、レーダー受信信号出力ステップと、信号切り替えステップと、受信ステップと、第1の追尾処理ステップと、第2の追尾処理ステップと、情報処理ステップとを含んでいる。レーダー受信信号出力ステップでは、空中線部110が、目標物から反射された反射波を受信し、レーダー受信信号を出力する。信号切り替えステップでは、信号切り替え部120が、レーダー受信信号を、メイン受信部120(第1の受信部)またはサブ受信部140(第2の受信部)の一方に入力するように信号切り替えを行う。受信ステップでは、信号切り替えステップの信号切り替え結果に従って、メイン受信部130がレーダー受信信号を受信し、第1の受信信号として出力するか、またはサブ受信部140がレーダー受信信号を受信し、第2の受信信号として出力する。第1の追尾処理ステップでは、メイン追尾処理部150(第1の追尾処理部)が、第1の受信信号または第2の受信信号に基づいて目標物の追尾処理を行う。第2の追尾処理ステップでは、サブ追尾処理部160(第2の追尾処理部)が、第1の受信信号または第2の受信信号に基づいて目標物の追尾処理を行う。情報処理ステップでは、情報処理部170が、第1の追尾処理ステップまたは第2の追尾処理ステップの処理結果を、目標物の追尾結果として出力する。また、信号切り替えステップ、受信ステップ、第1の追尾処理ステップ、第2の追尾処理ステップおよび情報処理ステップでは、信号切り替え部、第1の受信部、第2の受信部、第1の追尾処理部、第2の追尾処理部または情報処理部に障害が生じた時に、監視制御部190が、当該障害が生じた各部から出力される障害情報に基づいて、これら各部が選択する信号の切り替えを制御し、第1の追尾処理ステップおよび第2の追尾処理ステップでは、メイン追尾処理部150およびサブ追尾処理部160は、追尾処理の途中結果または最終結果を相互に入出力し合う。
この追尾処理の制御方法によっても、前述した効果と同等の効果を奏する。
また、本発明の実施の形態におけるレーダー装置100において、メイン追尾処理部150(第1の追尾処理部)は、メイン信号処理部151(第1の信号処理部)と、メイン目標検出部152(第1の目標検出部)とを有している。メイン信号処理部151は、第1の受信信号または第2の受信信号が入力され、入力された第1の受信信号または第2の受信信号に対して所定の信号処理を行い、第1の処理信号を出力する。メイン目標検出部152は、第1の処理信号または第2の処理信号が入力され、入力された第1の処理信号または第2の処理信号に基づいて、目標物を検出する。また、サブ追尾処理部160(第2の追尾処理部)は、サブ信号処理部161(第2の信号処理部)と、サブ目標検出部162(第2の目標検出部)とを有している。サブ信号処理部161は、第1の受信信号または第2の受信信号が入力され、入力された第1の受信信号または第2の受信信号に対して所定の信号処理を行い、第2の処理信号を出力する。サブ目標検出部162は、第1の処理信号または第2の処理信号が入力され、入力された第1の処理信号または第2の処理信号に基づいて、目標物を検出する。また、情報処理部170は、メイン目標検出部152またはサブ目標検出部162の処理結果を、目標物の追尾結果として出力する。監視制御部190は、メイン受信部130、サブ受信部140、メイン信号処理部151、サブ信号処理部161、メイン目標検出部152またはサブ目標検出部162のいずれかに障害が生じた時に、当該障害が生じた各部から出力される障害情報に基づいて、これら各部が選択する信号の切り替えを制御する。そして、メイン受信部130、サブ受信部140、メイン信号処理部151、サブ信号処理部161、メイン目標検出部152、サブ目標検出部162および情報処理部170は、監視制御部190により切り替えられた信号に基づいて処理を行う。
このように、メイン信号処理部151およびサブ信号処理部162の双方は、第1の受信部130から第1の受信信号が入力され、第2の受信部140から第2の受信信号が入力されるように構成されている。また、メイン目標検出部152およびサブ目標検出部162の双方は、第1の信号処理部151から第1の処理信号が入力され、第2の信号処理部162から第2の処理信号が入力されるように構成されている。
これにより、メイン信号処理部151およびサブ信号処理部161は、互いに同じ信号を共有することができ、互いに同じ動作状態となる。また、メイン目標検出部152およびサブ目標検出部162も、互いに同じ信号を共有することができ、互いに同じ動作状態となる。また、メイン信号処理部151またはサブ信号処理部161は、監視制御部190の切り替え制御によって、メイン受信部130またはサブ受信部140から入力された受信信号のいずれかを選択して、目標物の追尾処理を行うことができる。
同様に、メイン目標検出部152およびサブ目標検出部162も、監視制御部190の切り替え制御によって、第1の受信部130または第2の受信部140から入力された受信信号のいずれかを選択して、目標物の追尾処理を行うことができる。
したがって、メイン受信部130またはサブ受信部140のいずれかに故障が生じた場合や、第1の系(メイン信号処理部151、メイン目標検出部152)または第2の系(サブ信号処理部161、サブ目標検出部162)の一方に含まれるいずれかの機能に障害が生じた場合であっても、第1の系または第2の系の他方で同等の処理を継続することができる。
すなわち、上述の通り、第1の系と第2の系は互いに同じ信号を共有するので、例えば、第1の系に障害が発生した際に、当該障害が発生した機能部位の後段の処理を第2の系で行うように切り替えることで、障害状態から正常状態への迅速な切り替えを可能とし、目標物の追尾処理を継続することができる。
また、図6で示したレーダー装置900Aのように、空中線部により出力されたレーダー受信信号が、分配処理によってメイン系およびサブ系の双方に常時、入力されることはないので、信号の損失が大きくなり、受信感度が低下してしまうことはない。
また、本発明の追尾処理の制御方法において、第1の追尾処理ステップは、第1の信号処理ステップと、第1の目標検出ステップと含んでいる。第1の信号処理ステップでは、メイン信号処理部151(第1の信号処理部)が、メイン受信部130(第1の受信部)により入力された第1の受信信号、またはサブ受信部140(第2の受信部)により入力された第2の受信信号に対して所定の信号処理を行い、第1の処理信号を出力する。第1の目標検出ステップでは、メイン目標検出部152(第1の目標検出部)が、第1の処理信号または第2の処理信号に基づいて、目標物を検出する。第2の追尾処理ステップは、第2の信号処理ステップと、第2の目標検出ステップとを含んでいる。第2の信号処理ステップでは、サブ信号処理部161(第2の信号処理部)が、メイン受信部130により入力された第1の受信信号、またはサブ受信部140により入力された第2の受信信号に対して所定の信号処理を行い、第2の処理信号を出力する。第2の目標検出ステップでは、サブ目標検出部162が、第1の処理信号または第2の処理信号に基づいて、目標物を検出する。情報処理ステップでは、第1の目標検出ステップまたは第2の目標検出ステップの処理結果を、目標物の追尾結果として出力する。また、信号切り替えステップ、受信ステップ、第1の信号処理ステップと、第1の目標検出ステップと、第2の信号処理ステップと、第2の目標検出ステップおよび情報処理ステップでは、メイン受信部130、サブ受信部140、メイン信号処理部151、サブ信号処理部161、メイン目標検出部152またはサブ目標検出部162のいずれかに障害が生じた時に、監視制御部190が、当該障害が生じた各部から出力される障害情報に基づいて、これら各部が選択する信号の切り替えを制御する。また、メイン受信部130、サブ受信部140、メイン信号処理部151、サブ信号処理部161、メイン目標検出部152、サブ目標検出部162および情報処理部170は、監視制御部190により切り替えられた信号に基づいて処理を行う。
この追尾処理の制御方法によっても、上記効果と同等の効果を奏することができる。
本発明の実施の形態におけるレーダー装置100において、通常動作時には、監視制御部190は、信号切り替え部120がメイン受信部130(第1の受信部)を選択し、メイン受信部130が第1の受信信号をメイン信号処理部151(第1の信号処理部)およびサブ信号処理部161(第2の信号処理部)へ出力し、メイン信号処理部151およびサブ信号処理部161が第1の処理信号および第2の処理信号をそれぞれメイン目標検出部152(第1の目標検出部)およびサブ目標検出部162(第2の目標検出部)へ出力し、メイン目標検出部152およびサブ目標検出部162が第1の処理信号に基づいて目標物を検出し、情報処理部170がメイン目標検出部152の検出結果を目標物の追尾結果として出力するように、制御する。これにより、通常動作時には、メイン受信部130、メイン信号処理部151およびメイン目標検出部152のメイン系で、目標物の追尾処理を行うことができる。
また、本発明の実施の形態におけるレーダー装置100において、メイン受信部130(第1の受信部)に障害が生じた時には、監視制御部190は、信号切り替え部120がサブ受信部140(第2の受信部)を選択し、サブ受信部140が第2の受信信号を面信号処理部151(第1の信号処理部)およびサブ信号処理部161(第2の信号処理部)へ出力するように、制御する。これにより、メイン受信部130に故障が生じても、レーダー装置100は、サブ受信部140により出力される第2の受信信号を用いて、目標物の追尾処理を継続して行うことができる。
また、本発明の実施の形態におけるレーダー装置100において、メイン信号処理部151(第1の信号処理部)に障害が生じた時には、監視制御部190は、サブ信号処理部152(第2の信号処理部)が第2の処理信号をそれぞれメイン目標検出部152(第1の目標検出部)およびサブ目標検出部162(第2の目標検出部)へ出力するように、制御する。これにより、メイン信号処理部151に障害が生じた場合であっても、レーダー装置100は、サブ信号処理部152から出力される第2の処理信号を用いて、目標物の追尾処理を継続して行うことができる。
また、本発明の実施の形態におけるレーダー装置100において、メイン目標検出部152(第1の目標検出部)に障害が生じた時には、監視制御部190は、情報処理部170がサブ目標検出部162(第2の目標検出部)の検出結果を目標物の追尾結果として出力するように、制御する。これにより、メイン目標検出部152に障害が生じても、レーダー装置100は、サブ目標検出部162の検出結果を目標物の追尾結果を用いて、追尾処理を継続して行うことができる。
以上、実施の形態をもとに本発明を説明した。実施の形態は例示であり、本発明の主旨から逸脱しない限り、上述各実施の形態に対して、さまざまな変更、増減、組合せを加えてもよい。これらの変更、増減、組合せが加えられた変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
100 レーダー装置
110 空中線部
120 信号切り替え部
130 メイン受信部
140 サブ受信部
150 メイン追尾処理部
151 メイン信号処理部
152 メイン目標検出部
160 サブ追尾処理部
161 サブ信号処理部
162 サブ目標検出部
170 情報処理部
180 表示部
190 監視制御部

Claims (8)

  1. 目標物から反射された反射波を受信し、レーダー受信信号を出力する空中線部と、
    前記空中線部により出力されたレーダー受信信号を受信し、第1の受信信号として出力する第1の受信部と、
    前記空中線部により出力されたレーダー受信信号を受信し、第2の受信信号として出力する第2の受信部と、
    前記空中線部により出力されたレーダー受信信号を、前記第1の受信部または前記第2の受信部の一方に入力するように信号切り替えを行う信号切り替え部と、
    前記第1の受信信号または前記第2の受信信号に基づいて前記目標物の追尾処理を行う第1の追尾処理部と、
    前記第1の受信信号または前記第2の受信信号に基づいて前記目標物の追尾処理を行う第2の追尾処理部と、
    前記第1の追尾処理部または前記第2の追尾処理の処理結果を、前記目標物の追尾結果として出力する情報処理部と、
    前記信号切り替え部、前記第1の受信部、前記第2の受信部、前記第1の追尾処理部、前記第2の追尾処理部または前記情報処理部に障害が生じた時に、当該障害が生じた各部から出力される障害情報に基づいて、これら各部が選択する信号の切り替えを制御する監視制御部とを備え、
    前記第1の追尾処理部および前記第2の追尾処理部は、前記追尾処理の途中結果または最終結果を相互に入出力し合うレーダー装置。
  2. 前記第1の追尾処理部は、
    前記第1の受信信号または前記第2の受信信号が入力され、入力された前記第1の受信信号または第2の受信信号に対して所定の信号処理を行い、第1の処理信号を出力する第1の信号処理部と、
    前記第1の処理信号または第2の処理信号が入力され、入力された前記第1の処理信号または前記第2の処理信号に基づいて、前記目標物を検出する第1の目標検出部と有し、
    前記第2の追尾処理部は、
    前記第1の受信信号または前記第2の受信信号が入力され、入力された前記第1の受信信号または前記第2の受信信号に対して所定の信号処理を行い、第2の処理信号を出力する第2の信号処理部と、
    前記第1の処理信号または前記第2の処理信号が入力され、入力された前記第1の処理信号または前記第2の処理信号に基づいて、前記目標物を検出する第2の目標検出部とを有し、
    前記情報処理部は、
    前記第1の目標検出部または前記第2の目標検出部の処理結果を、前記目標物の追尾結果として出力し、
    前記監視制御部は、
    前記第1の受信部、前記第2の受信部、前記第1の信号処理部、前記第2の信号処理部、前記第1の目標検出部または前記第2の目標検出部のいずれかに障害が生じた時に、当該障害が生じた各部から出力される障害情報に基づいて、これら各部が選択する信号の切り替えを制御し、
    前記第1の受信部、前記第2の受信部、前記第1の信号処理部、前記第2の信号処理部、前記第1の目標検出部、前記第2の目標検出部および前記情報処理部は、前記監視制御部により切り替えられた信号に基づいて処理を行う請求項1に記載のレーダー装置。
  3. 通常動作時には、前記監視制御部は、前記信号切り替え部が前記第1の受信部を選択し、前記第1の受信部が前記第1の受信信号を前記第1の信号処理部および前記第2の信号処理部へ出力し、前記第1の信号処理部および前記第2の信号処理部が第1の処理信号および第2の処理信号をそれぞれ前記第1の目標検出部および前記第2の目標検出部へ出力し、前記第1の目標検出部および前記第2の目標検出部が前記第1の処理信号に基づいて前記目標物を検出し、前記情報処理部が前記第1の目標検出部の検出結果を前記目標物の追尾結果として出力するように、制御する請求項2に記載のレーダー装置。
  4. 前記第1の受信部に障害が生じた時には、前記監視制御部は、前記信号切り替え部が前記第2の受信部を選択し、前記第2の受信部が前記第2の受信信号を前記第1の信号処理部および前記第2の信号処理部へ出力するように、制御する請求項2または3に記載のレーダー装置。
  5. 前記第1の信号処理部に障害が生じた時には、前記監視制御部は、前記第2の信号処理部が第2の処理信号をそれぞれ前記第1の目標検出部および前記第2の目標検出部へ出力するように、制御する請求項2または3に記載のレーダー装置。
  6. 前記第1の目標検出部に障害が生じた時には、前記監視制御部は、前記情報処理部が前記第2の目標検出部の検出結果を前記目標物の追尾結果として出力するように、制御する請求項2または3に記載のレーダー装置。
  7. 空中線部で、目標物から反射された反射波を受信し、レーダー受信信号を出力するレーダー受信信号出力ステップと、
    信号切り替え部で、前記レーダー受信信号を、第1の受信部または第2の受信部の一方に入力するように信号切り替えを行う信号切り替えステップと、
    前記信号切り替えステップの信号切り替え結果に従って、前記第1の受信部で、前記レーダー受信信号を受信し、第1の受信信号として出力するか、または前記第2の受信部で、前記レーダー受信信号を受信し、第2の受信信号として出力する受信ステップと、
    第1の追尾処理部で、前記第1の受信信号または前記第2の受信信号に基づいて前記目標物の追尾処理を行う第1の追尾処理ステップと、
    第2の追尾処理部で、前記第1の受信信号または前記第2の受信信号に基づいて前記目標物の追尾処理を行う第2の追尾処理ステップと、
    情報処理部で、前記第1の追尾処理ステップまたは前記第2の追尾処理ステップの処理結果を、前記目標物の追尾結果として出力する情報処理ステップとを含み、
    前記信号切り替えステップ、前記受信ステップ、前記第1の追尾処理ステップ、前記第2の追尾処理ステップおよび前記情報処理ステップでは、前記信号切り替え部、前記第1の受信部、前記第2の受信部、前記第1の追尾処理部、前記第2の追尾処理部または前記情報処理部に障害が生じた時に、監視制御部が、当該障害が生じた各部から出力される障害情報に基づいて、これら各部が選択する信号の切り替えを制御し、
    前記第1の追尾処理ステップおよび前記第2の追尾処理ステップでは、前記第1の追尾処理部および前記第2の追尾処理部は、前記追尾処理の途中結果または最終結果を相互に入出力し合う追尾処理の制御方法。
  8. 前記第1の追尾処理ステップは、
    第1の信号処理部で、前記第1の受信部により入力された第1の受信信号、または第2の受信部により入力された前記第2の受信信号に対して所定の信号処理を行い、第1の処理信号を出力する第1の信号処理ステップと、
    第1の目標検出部で、前記第1の処理信号または前記第2の処理信号に基づいて、前記目標物を検出する第1の目標検出ステップと含み、
    前記第2の追尾処理ステップは、
    第2の信号処理部で、前記第1の受信部により入力された第1の受信信号、または第2の受信部により入力された前記第2の受信信号に対して所定の信号処理を行い、第2の処理信号を出力する第2の信号処理ステップと、
    第2の目標検出部で、前記第1の処理信号または前記第2の処理信号に基づいて、前記目標物を検出する第2の目標検出ステップとを含み、
    前記情報処理ステップでは、
    前記第1の目標検出ステップまたは前記第2の目標検出ステップの処理結果を、前記目標物の追尾結果として出力し、
    前記信号切り替えステップ、前記受信ステップ、前記第1の信号処理ステップと、前記第1の目標検出ステップと、前記第2の信号処理ステップと、前記第2の目標検出ステップおよび前記情報処理ステップでは、
    前記第1の受信部、前記第2の受信部、前記第1の信号処理部、前記第2の信号処理部、前記第1の目標検出部または前記第2の目標検出部のいずれかに障害が生じた時に、監視制御部が、当該障害が生じた各部から出力される障害情報に基づいて、これら各部が選択する信号の切り替えを制御し、
    前記第1の受信部、前記第2の受信部、前記第1の信号処理部、前記第2の信号処理部、前記第1の目標検出部、前記第2の目標検出部および前記情報処理部は、前記監視制御部により切り替えられた信号に基づいて処理を行う請求項7に記載の追尾処理の制御方法。
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