JP2014163720A - オゾン含有ガス中のNOxガス検出方法およびその装置 - Google Patents

オゾン含有ガス中のNOxガス検出方法およびその装置 Download PDF

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Abstract

【課題】オゾン含有ガス中に含まれるNOxガスを検出する。
【解決手段】 気体流路部(2)に配置したNOx吸着部(5)に、NO、NO、NO、N、N、NO、HNOから選ばれる少なくとも1つの成分とオゾンとが含まれる被測定気体を供給して、NOx吸着部(5)にNOxを吸着させ、このNOx吸着部(5)に光照射部(4)から360 nm〜410 nmの波長の光を照射し、NOx吸着部(5)を透過した透過光(Lt)、NOx吸着部(5)から反射した反射光(Lr)、NOx吸着部(5)で発生した発生光(Lg)のうちの少なくとも1つの光を光検出部(6)で検出し、光検出部(6)で得られた光強度をデータ記録解析部(7)で解析記録する。
【選択図】 図1

Description

本発明は、オゾンが成分として含まれている被測定気体に対してその中のNOx成分を検出計測する方法およびその装置に関するものである。
大気中の窒素酸化物の濃度を測定する方法として、JIS「大気中の窒素酸化物自動計測器」に化学発光法と吸光光度法が記載されている。
化学発光法はオゾンガスを添加して反応させる方式であり化学反応による発光強度を測定する。一酸化窒素がオゾンと反応して二酸化窒素となるとき、一部の励起状態の二酸化窒素が光を放出して基底状態に戻る。この光の強度を測定することで一酸化窒素濃度を推定する方式である。二酸化窒素濃度の測定は、二酸化窒素を一酸化窒素に一度分解したのち、前記オゾン混入発光方法により発光強度を測定して得られる。以上の方法で試料大気中の窒素酸化物(一酸化窒素+二酸化窒素)の総量濃度が測定できる。
一方、吸光光度法について述べる。一酸化窒素と二酸化窒素を吸収する液体を準備し、被測定気体をこの吸収液中にくぐらせて一酸化窒素と二酸化窒素を吸収させる。吸収液はガスの吸収により吸光度が変わるので吸光度測定によって試料大気中の窒素酸化物を推定する。
JIS B 7953「大気中の窒素酸化物自動計測器」
しかしながら被測定気体中にあらかじめオゾンガスが含まれている場合にはNOx検出に化学発光法を用いることはできない。これは、オゾン成分によって一酸化窒素成分はあらかじめ酸化されており化学発光計測のために新たにオゾンガスを添加しても新たな発光が生じないためである。
また被測定気体中のオゾン分圧管理が重要な用途で、かつNOx濃度をインライン計測したい場合には、オゾンガスを添加したり分解したりする測定方法はオゾン分圧を変化させるため適用できない。とくにオゾン濃度が20 vol%を超えて高い場合には、一部のオゾンの分解をきっかけにオゾン全量の連鎖分解反応が生じる可能性があるため、熱源やオゾンが吸収する光を測定のために用いることは避けるべきである。
吸光光度法では被測定気体を吸収液中に流通させるため被測定ガスに吸収液の蒸気が混入してしまう。そのため被測定ガスの配管の途中にとりつけてインライン測定することが難しい。被測定気体が陰圧の場合は吸収液の蒸発が促進され配管汚染が問題となる。
本発明は上記課題を鑑みてなされたものであり、被測定気体中にオゾンガスがあらかじめ含まれていてもNOx濃度を測定できる方法およびその装置を提供することが目的である。
本発明の気体中に含まれるNOxガスを検出する方法としては、
気体流路部に配置したNOx吸着部にオゾンと、NO、NO、NO、N、N、NO、HNOから選ばれる少なくとも1つの成分とが含まれる被測定気体を供給して、NOx吸着部にNOxを吸着させ、
このNOx吸着部に光照射部から波長360 nm〜410 nmの光を照射し、
NOx吸着部を透過した透過光、NOx吸着部から反射した反射光、あるいはNOx吸着部で発生した発生光の内の少なくとも1つの光を光検出部で検出し、
光検出部で得られた光強度をデータ記録解析部で解析記録することを特徴とする。
この場合、光照射部から照射する光が、単一波長、または複数波長、もしくは所定の幅の広がりを持つ波長のいずれであっても利用することができる。
また、NOx吸着部に配置され、光照射部からの光および被測定気体に曝される部分での材料の基材が、シリカゲル、もしくは、多孔質の表面を有する石英またはガラスであることが好ましい。
さらに、被測定気体が0.1 vol%以上100 vol%未満のオゾン濃度であり、かつ、そのオゾン濃度がNOx濃度よりも大きいことが望ましい。
また、上述の方法を実施する装置としては、
オゾンと、NO、NO、NO、N、N、NO、HNOから選ばれる少なくとも1つの成分とが含まれる被測定気体を内部に充満させる気体流路部と、
気体流路部の一部に配置されたNOx吸着部と、
NOx吸着部に波長360 nm〜410 nmの範囲内の光を照射する光照射部と、
光照射部からの照射光がNOx吸着部を透過した透過光、NOx吸着部で反射した反射光、またはNOx吸着部で発生した発生光のうちの少なくとも1つの光を検出する光検出部と、
光検出部から得られた光強度を記録し解析するデータ記録解析部と、
を具備していることを特徴としている。
本発明方法及びその方法を適用する本発明装置では、
被測定気体中にはオゾンが成分として含まれているためNOxはオゾンによって酸化が進行し流路に置かれたNOx吸着部に付着される。
この付着物に光を照射して付着物の吸収・反射・発光の特性を測定しNOx量を測定するとき、波長360 nm〜410 nmの光はオゾンには吸収されないため測定気体中のオゾン分圧の影響を受けることなくNOx濃度を測定することができるし、オゾンガスが分解しにくいため、オゾン濃度20 vol%を超えるような自己分解性が高い高濃度のオゾンガスを含む気体にもNOx測定の適用ができる。
また、NOx吸着部の材料基材にシリカゲルあるいは多孔質な表面を有する石英やガラスを用いることにより、表面が平滑な材料基材を用いる場合に比べて、オゾンによって酸化が進行したNOxを付着することのできる面積を広くできるため、NOx検出信号を大きくすることができる。
また、材料の基材であるシリカゲル・石英・ガラスは波長360 nm〜410 nmの光を透過するため、NOx吸着部の基材の多孔部の内部まで照射光が届き、NOx検出信号を大きくすることができる。
オゾン濃度1〜5 vol%程度のオゾンガスは産業用の無声放電方式オゾナイザーで容易に生成できるため使用頻度が高いが、この汎用濃度のオゾンガスを含む気体にもNOx測定の適用ができる。さらに、オゾン濃度20 vol%を超えるような自己分解性が高い高濃度のオゾンガスを含む気体にNOx測定の適用ができる。
また、オゾン濃度がNOx濃度よりも高い場合はNOx酸化が進んで最終酸化状態が安定的に得られるため本発明の適用に有利であるから、本発明は、0.1vol%以上のオゾンガスを含む気体に好適に用いることができる。
本発明に係るNOxガス検出装置の一実施形態を模式的に示す図である。 本発明に係るNOxガス検出装置の別の実施形態を模式的に示す図である。 本発明に係るNOxガス検出装置の異なる実施形態を模式的に示す図である。 本発明に係るNOxガス検出装置でのNOx検出の測定例である。 本発明に係るNOxガス検出装置のさらに異なる実施形態を模式的に示す図である。
本発明の気体中に含まれるNOxガスを検出する装置は、
オゾンが成分として含まれているガスを被測定気体とし、
被測定気体中にはNO、NO、NO、N、N、NO、HNOのうちの少なくとも1つの成分が含まれていて、
この被測定気体を気体流路部を流通させる。
このとき、気体流路部の一部に設けられたNOx吸着部は被測定気体に曝され、オゾンによるNOxの酸化物が付着する。
NOx吸着部には光照射部から波長360 nm〜410 nmの範囲内にある光を照射する。
NOx吸着部を透過した照射光は光検出部でその強度を捕捉する。データ記録解析部はその光強度を記録し解析する。
NOx吸着剤としてシリカゲルを用いた場合、オゾン流下中のNOxは、オゾンによって酸化が進行し、NO → NO→ NO→ HNOと変化してシリカゲル表面に吸着されている。
紫外線を照射するとそれらNOxは紫外線を吸収して還元される。そのためシリカゲル表面に付着しているNOx量が多いほど紫外線をよく吸収する。そこで紫外線の透過光強度の変化を見ることによりNOx量を測定することができる。
なお透過光強度の他に、NOx吸着部で反射した光、またはNOx吸着部で発生した光を利用することもできる。
入射光は単一波長の光だけでなく、複数の異なる波長が混合した光も使用できる。または、360 nm〜410 nmの範囲内で波長が連続的にあるいは離散的に広がりを持つ光も使用できる。
波長360 nm〜410 nmの光はオゾンガスが吸収しないため、被測定気体中のオゾンを光で分解することはないという利点がある。また透過光強度が気体中のオゾンガス分圧によって左右されることがないという利点もある。
NOx吸着部の材料基材にシリカゲルもしくは表面が多孔質な石英やガラスを用いることにより、平滑な材料基材を用いる場合に比べて、オゾンによって酸化が進行したNOxが付着できる面積を大きくできるため、NOx検出信号を大きくすることができる。
また材料の基材をシリカゲル・石英・ガラスは波長360 nm〜410 nmの光を透過するため、NOx吸着部の基材の多孔の内部まで照射光が届くため、NOx検出信号を大きくすることができる。
NOx吸着材料はオゾンよりもNOxを選択的に吸着する特質を備えることが望ましい。
なお、多孔質の材料の細孔径は、平均値もしくは中央値もしくは最頻値が1.5 nm以上30 nm以下の範囲内にあることが望ましい。
孔の深さは孔の直径の5倍以上あることが望ましい。
またNOx吸着部の材料の特性として、オゾンによって酸化が進行したNOxの飽和吸着量はオゾンガスの飽和吸着量よりも大きいことが望ましい。
本発明に係るNOxガス検出装置を説明する。
図1に示すように、NOxガス検出装置(1)は被測定気体を内部に流通させて充満させる気体流路部(2)を備えており、気体流路部(2)の一部には石英窓(3)が設けてあり、この石英窓(3)の外側に波長380 nmの光を照射する光照射部(4)が配置してある。
そして、前記石英窓(3)の形成部に対応する気体流路部(2)の内部にはシリカゲル製NOx吸着材を収容してNOx吸着部(5)としている。
NOx吸着部(5)に前記光照射部(4)から波長380 nmの入射光(Li)が照射される。
NOx吸着部(5)のNOx吸着材(シリカゲル)を透過した透過光(Lt)は、フォトダイオードを用いた光検出部(6)で捕捉される。
透過光(Lt)の信号強度はデータ記録解析部(7)で時系列に記録される。
NOx吸着材としてのシリカゲルは粒状であっても、粉末であってもよい。またそれらシリカゲルを石英等の紫外光を透過する基板上に塗布してあってもよい。シリカゲルの替わりに、ガラス基板の表面を化学処理して多孔質にした基板でもよく、NOxが付着する材料で表面積を増加させる処理がしてあり紫外光が透過すれば使用できる。
図2は、図1の装置に入射光強度の変動を取り除くための機構を追加した装置である。入射光強度は光源の経時劣化や周囲の温度変動などで変動する。入射光の一部はハーフミラー(8)で反射分光され、この分光された入射光(Ld)はフォトダイオードを用いた入射光検出部(9)で入射光の強度を検出する。光検出部(6)からの透過光強度の信号は入射光検出部(9)からの信号で規格化することで入射光強度の変動を取り除くことができる。この処理はデータ記録解析部(7)で行う。入射光強度の変動を取り除くことにより、透過光強度ではなく透過率を求めることができ、透過率のNOx付着によるわずかな変化を検出することができる。
図3は、光検出部(6)のみの1台を用いても透過率を求める装置の例である。入射光(Li)はNOx吸着材(シリカゲル)を透過して透過光(Lt)となり、一方ハーフミラー(8)で一部を分光された入射光(Ld)は図中の気体流路部の背面を通って直接光検出部(6)に入射する。入射光(Li)と分光された入射光(Ld)はチョッパーに(10)より切り替える。データ記録解析部(7)では、まずチョッパー(10)の回転と光検出部(6)からの信号を同期処理して分光された入射光(Ld)と透過光(Lt)の強度をそれぞれ求め、次に透過光(Lt)の強度を分光された入射光(Ld)の強度で規格化し、最終的にシリカゲルの透過率を求めることができる。
なお本例では吸着剤としてのシリカゲルを透過した光についての装置例を示したが、シリカゲルの表面からの反射光(Lr)も使用できる。この場合も透過率と同様に、NOx付着にともなって反射率が変化するので、その変化率を測定すればNOx検出に使用できる。
NOxが紫外線によって発光する場合はその発生光(Lg)の発光強度を利用することができる。その場合、発光波長は可視領域になるので測定気体による吸収量を補正する必要がある。
図4は図1に示す装置を用いて、入射光強度(Io)に対する透過光強度(Tr)からNOxガスを検出した例である。
図中で0〜280分までは酸素ガス、もしくは酸素95 vol%‐オゾン5 vol%のオゾン含有ガスを流し、その中に置いたシリカゲルの透過強度を測定した。280〜530分の間では、酸素95 vol%−オゾン 5 vol%のオゾン含有ガスにNOガスを100 ppm混入したものを流下した。このときNOx流下の時間経過に伴って透過率(Tr/Io)が3.8%減衰した。シリカゲル表面ではNの吸着過程と紫外線による還元過程(N→NO→NO)が平衡しながら進行する。ただしHNOの毛細管凝縮による内部への拡散は徐々に進行するため吸着NOx量が飽和に達するには時間を要するものと思われる。
530〜800分の間では、酸素ガス、もしくは酸素95 vol%‐オゾン5 vol%のオゾン含有ガスを流すことにより透過強度は復帰を始めた。これは紫外線によって吸着NOxが還元されシリカゲル表面から気体として脱離していったことによるものである。表面からの脱離の時定数は0.5時間である。時間を要する過程は、毛細管凝縮して内部に閉じ込められたHNOが表面まで拡散する過程であり時定数は19時間であった。
図5に示す装置は、差分光吸収法を用いてシリカゲルの透過率を求めるようにしたものである。光照射部(4)からの出射光(Li)はNOx吸着材(シリカゲル)を透過し、この透過光(Lt)の一部はハーフミラー(8)で反射分光され、この分光された透過光(Ld)は370 nm干渉フィルター(11)を介して、フォトダイオードを用いた分光検出部(12)で分光された透過光の強度を検出する。一方ハーフミラー(8)を透過した透過光(Lt)は400 nm干渉フィルター(13)を介して光検出部(6)に到達し、分光検出部(12)および光検出部(6)からの透過光強度の信号はデータ記録解析部(7)送られ、NOxの光吸収には波長依存性(例えばNOでは400 nmの吸収係数は360 nmの吸収係数よりも大きい)があることを利用してこのデータ記録解析部(7)でそれぞれの透過光強度を測定しそれら信号強度の差からNOx濃度を求めるようにしたものである。
本発明は、放電により生成したオゾンガスを使用する設備全般に応用することができる。
2…気体流路部、4…光照射部、5…NOx吸着部、6…光検出部、7…データ記録解析部、Lt…NOx吸着部透過光、Lr…NOx吸着部反射光、Lg…NOx吸着部発生光。

Claims (6)

  1. 気体中に含まれるNOxガスを検出する方法であって、
    気体流路部(2)に配置したNOx吸着部(5)にオゾンと、NO、NO、NO、N、N、NO、HNOから選ばれる少なくとも1つの成分とが含まれる被測定気体を供給して、NOx吸着部(5)にNOxを吸着させ、
    このNOx吸着部(5)に光照射部(4)から360 nm〜410 nmの波長の光を照射し、
    NOx吸着部(5)を透過した透過光(Lt)、NOx吸着部(5)から反射した反射光(Lr)、NOx吸着部(5)で発生した発生光(Lg)の内の少なくとも1つの光を光検出部(6)で検出し、
    光検出部(6)で得られた光強度をデータ記録解析部(7)で解析記録することを特徴とするオゾン含有ガス中のNOxガス検出方法。
  2. NOx吸着部(5)に配置され、被測定気体および光照射部(4)から照射される入射光(Li)に曝される部分の材料の基材が、シリカゲル、もしくは、多孔質の表面を有する石英またはガラスである請求項1に記載のオゾン含有ガス中のNOxガス検出方法。
  3. 被測定気体中のオゾン濃度が0.1 vol%以上100 vol%未満のオゾン濃度であり、かつ、そのオゾン濃度がNOx濃度よりも大きい請求項1または2に記載のオゾン含有ガス中のNOxガス検出方法。
  4. 気体中に含まれるNOxガスを検出する装置であって、
    この検出装置はオゾンと、NO、NO、NO、N、N、NO、HNOから選ばれる少なくとも1つの成分とが含まれている被測定気体を内部に充満させる気体流路部(2)と、
    この気体流路部(2)の一部に配置するNOx吸着部(5)と、
    このNOx吸着部(5)に360 nm〜410 nmの範囲内の波長の光を照射する光照射部(4)と、
    この光照射部(4)から照射された入射光(Li)が、NOx吸着部(5)を透過した透過光(Lt)、NOx吸着部(5)で反射した反射光(Lr)、NOx吸着部(5)で発生した発生光(Lg)のうちの少なくとも1つの光を検出する光検出部(6)と、
    この光検出部(6)から得られた光強度を記録し解析するデータ記録解析部(7)と、
    を具備していることを特徴とするオゾン含有ガス中のNOxガス検出装置。
  5. 前記NOx吸着部に設置されて被測定気体および光照射部からの入射光(Li)に曝される部分の材料の基材が、シリカゲル、もしくは表面が多孔質である石英またはガラスである請求項4に記載のオゾン含有ガス中のNOxガス検出装置。
  6. 前記被測定気体中のオゾン濃度が0.1 vol%以上100 vol%未満であり、かつ、そのオゾン濃度がNOx濃度よりも大きいことを特徴とする請求項4または5に記載のオゾン含有ガス中のNOxガス検出装置。
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