JP2014161628A - 装飾骨壺の製造方法 - Google Patents
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Abstract
【解決手段】 器体1の外側表面において下地層11を形成する一方、この下地層11の表面に有色の着色下地材を塗布して、かつ、少なくとも光沢金属粉体を含む樹脂塗料を塗布して有色層12を形成し乾燥せしめた後に、この有色層12の表面において、透明または半透明のクリヤー塗料を塗布して外側表面層13を形成し乾燥せしめた後に焼付工程を行うとともに、器体1の外側表面にマスキングを行い、施釉した器体1の内側表面において、プライマークリヤー下地材14を塗布して乾燥せしめ、少なくとも光沢金属粉体を含む樹脂塗料を塗布して内側光沢層15を形成し乾燥せしめた後に、この内側光沢層15の表面において、透明または半透明のクリヤー塗料を塗布して内側表面層16を形成し乾燥せしめた後に、焼付工程を行う。
【選択図】 図1
Description
器体1の外側表面において、プライマー樹脂塗料を塗布した後、二液型合成樹脂塗料11aを塗布して硬化乾燥せしめる工程とサンドペーパーによる水研ぎ工程とを複数回繰り返して下地層11を形成する一方、
この下地層11の表面に有色の着色下地材を塗布して、かつ、少なくとも光沢金属粉体を含む樹脂塗料を塗布して有色層12を形成し、
この有色層12を乾燥せしめた後に、この有色層12の表面において、透明または半透明のクリヤー塗料を塗布して外側表面層13を形成し、
この外側表面層13を乾燥せしめた後に、焼付工程を行うとともに、
次いで、器体1の外側表面にマスキングを行い、施釉した器体1の内側表面において、プライマークリヤー下地材14を塗布して乾燥せしめ、
少なくとも光沢金属粉体を含む樹脂塗料を塗布して内側光沢層15を形成し、
この内側光沢層15を乾燥せしめた後に、この内側光沢層15の表面において、透明または半透明のクリヤー塗料を塗布して内側表面層16を形成し、
この内側表面層16を乾燥せしめた後に、焼付工程を行うという技術的手段を採用したことによって、装飾骨壺の製造方法を完成させた。
二液型合成樹脂塗料11aを表面塗布して乾燥せしめる工程と、サンドペーパーによる水研ぎ工程とを複数回繰り返して下地層11を形成するという技術的手段を採用することによっても、装飾骨壺の製造方法を完成させた。
この下地層の表面に有色の着色下地材を塗布して、かつ、少なくとも光沢金属粉体を含む樹脂塗料を塗布して有色層を形成し、
この有色層を乾燥せしめた後に、この有色層の表面において、透明または半透明のクリヤー塗料を塗布して外側表面層を形成し、
この外側表面層を乾燥せしめた後に、焼付工程を行うとともに、
次いで、器体の外側表面にマスキングを行い、施釉した器体の内側表面において、プライマークリヤー下地材を塗布して乾燥せしめ、
少なくとも光沢金属粉体を含む樹脂塗料を塗布して内側光沢層を形成し、
この内側光沢層を乾燥せしめた後に、この内側光沢層の表面において、透明または半透明のクリヤー塗料を塗布して内側表面層を形成し、
この内側表面層を乾燥せしめた後に、焼付工程を行うことによって、器体に対して塗料を塗り重ねる工程を複数有するために、個体により塗料の分布や厚みが微妙に異なるため、個体間に同一柄のない独自性の高い装飾を付与することができる。
本発明の第1実施形態の装飾骨壺を図1に基づいて説明する。本実施形態の骨壺は、器体1と蓋体2とから構成される。そして、製造するにあっては、まず、器体1の外側表面において、プライマー樹脂塗料を塗布し、このプライマー樹脂塗料を乾燥させる。
本発明の第2実施形態を図2および図3に基づいて説明する。本実施形態では、前記第1実施形態における下地層11の形成工程が相違する。
11 下地層
11a 二液型合成樹脂塗料
11b 帯状体
11c 接着剤
12 有色層
13 外側表面層
14 プライマークリヤー下地材
15 内側光沢層
16 内側表面層
2 蓋体
3 防滑樹脂
Claims (5)
- 陶磁器素材からなる器体と蓋体とから構成される骨壺の製造方法であって、
器体の外側表面において、プライマー樹脂塗料を塗布した後、二液型合成樹脂塗料を塗布して硬化乾燥せしめる工程とサンドペーパーによる水研ぎ工程とを複数回繰り返して下地層を形成する一方、
この下地層の表面に有色の着色下地材を塗布して、かつ、少なくとも光沢金属粉体を含む樹脂塗料を塗布して有色層を形成し、
この有色層を乾燥せしめた後に、この有色層の表面において、透明または半透明のクリヤー塗料を塗布して外側表面層を形成し、
この外側表面層を乾燥せしめた後に、焼付工程を行うとともに、
次いで、器体の外側表面にマスキングを行い、施釉した器体の内側表面において、プライマークリヤー下地材を塗布して乾燥せしめ、
少なくとも光沢金属粉体を含む樹脂塗料を塗布して内側光沢層を形成し、
この内側光沢層を乾燥せしめた後に、この内側光沢層の表面において、透明または半透明のクリヤー塗料を塗布して内側表面層を形成し、
この内側表面層の乾燥せしめた後に、焼付工程を行うことを特徴とする装飾骨壺の製造方法。 - 陶磁器素材からなる器体と蓋体とから構成される骨壺の製造方法であって、
器体の外側表面において、帯状体を巻回して接着剤により貼着して、当該接着剤を乾燥せしめ、前記帯状体の表面を研磨せしめた後、
二液型合成樹脂塗料を表面塗布して乾燥せしめる工程と、サンドペーパーによる水研ぎ工程とを複数回繰り返して下地層を形成する一方、
この下地層の表面に有色の着色下地材を塗布して、かつ、少なくとも光沢金属粉体を含む樹脂塗料を塗布して有色層を形成し、
この有色層を乾燥せしめた後に、この有色層の表面において、透明または半透明のクリヤー塗料を塗布して外側表面層を形成し、
この外側表面層を乾燥せしめた後に、焼付工程を行うとともに、
次いで、器体の外側表面にマスキングを行い、施釉した器体の内側表面において、プライマークリヤー下地材を塗布して乾燥せしめ、
少なくとも光沢金属粉体を含む樹脂塗料を塗布して内側光沢層を形成し、
この内側光沢層を乾燥せしめた後に、この内側光沢層の表面において、透明または半透明のクリヤー塗料を塗布して内側表面層を形成し、
この内側表面層の乾燥せしめた後に、焼付工程を行うことを特徴とする装飾骨壺の製造方法。 - 施釉した器体の内側表面において、黄色味のプライマークリヤー下地材を塗布して乾燥せしめ、
少なくとも光沢金属粉体を含む樹脂塗料を塗布して内側光沢層を形成することを特徴とする請求項1または2記載の装飾骨壺の製造方法。 - 器体の開口縁部および蓋体の下面周縁が互いに接触する部分において、防滑樹脂を塗布することを特徴とする請求項1〜3の何れか一つに記載の装飾骨壺の製造方法。
- 漆を添加した透明または半透明のクリヤー塗料を塗布して外側表面層を形成することを特徴とする請求項1〜4の何れか一つに記載の装飾骨壺の製造方法。
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JP2013037309A JP2014161628A (ja) | 2013-02-27 | 2013-02-27 | 装飾骨壺の製造方法 |
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN111152334A (zh) * | 2020-01-13 | 2020-05-15 | 东莞市唯美陶瓷工业园有限公司 | 双面装饰陶瓷板及其制备方法 |
Citations (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS60191080A (ja) * | 1984-03-09 | 1985-09-28 | 鈴木 邦男 | 陶磁器の彩飾方法 |
JP2002275429A (ja) * | 2001-03-16 | 2002-09-25 | Ferro Enamels Japan Ltd | 大理石模様等の形成方法 |
JP2007284526A (ja) * | 2006-04-14 | 2007-11-01 | Toyo Aluminium Kk | 滑り止め剤 |
-
2013
- 2013-02-27 JP JP2013037309A patent/JP2014161628A/ja active Pending
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