JP2014161306A - コンバイン - Google Patents

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Masami Osaki
正美 大崎
Manabu Saito
学 齋藤
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Abstract

【課題】簡易の傾動型の縦オーガーでは、回動中心付近近傍に設けたブレーキ装置により保持する構成のため、ブレーキ解除させた際に、急激に下降回動するという課題がある。
【解決手段】機体フレーム1の上方に脱穀装置3を設け、該脱穀装置3の前側に刈取装置4を設け、前記脱穀装置3の側方にグレンタンク10を設け、該グレンタンク10内に排出螺旋12を設け、該排出螺旋12の終端は接続メタル13内に連通し、該接続メタル13には前記排出螺旋12と同軸芯で機体外側に傾動する排出用縦オーガー15の基部を接続し、該排出用縦オーガー15の上下中間部は、前記グレンタンク10の後部に設けた後側支持フレーム18と、排出用縦オーガー15の傾動姿勢を維持する鎖状または索状の連結体31を有する保持装置32により連結し、前記排出用縦オーガー15における保持装置32の連結部よりも先端側の部位に操作用握り35を設けたコンバイン。
【選択図】図3

Description

本発明は、穀粒排出装置を備えたコンバインに係るものである。
従来、下方に走行装置を設けた機体フレームの上方に脱穀装置を設け、脱穀装置の側方にグレンタンクを設け、該グレンタンク内にはグレンタンク内の穀粒を排出する排出用縦オーガーの基部を横軸回動自在に取り付けた構成は、公知である(特許文献2参照)。
特開2006−340654号公報
前記公知例は、簡易の傾動型の排出用縦オーガーであり、縦オーガーの回動中心付近近傍に設けたブレーキ装置により保持する構成のため、ブレーキ解除させた際に、急激に下降回動するという課題がある。
本願は、グレンタンクおよび排出用縦オーガーの取付および支持構成を工夫し、グレンタンクをオープンさせる構成と排出用縦オーガーの基部を横軸回動させて傾倒自在とする構成とを両立させるとともに、排出用縦オーガーの傾斜角度調節の容易化を図って、穀粒排出作業全般の作業効率を向上させたものである。
請求項1記載の発明は、下方に走行装置2を設けた機体フレーム1の上方に脱穀装置3を設け、該脱穀装置3の前側に刈取装置4を設け、前記脱穀装置3の側方にグレンタンク10を設け、該グレンタンク10内には穀粒を排出する排出螺旋12を設け、該排出螺旋12の終端は接続メタル13内に連通し、該接続メタル13には前記排出螺旋12と同軸芯で機体外側に傾動する排出用縦オーガー15の基部を接続し、該排出用縦オーガー15の上下中間部は、前記グレンタンク5の後部に設けた後側支持フレーム18と、排出用縦オーガー15の傾動姿勢を維持する鎖状または索状の連結体31を有する保持装置32により連結し、前記排出用縦オーガー15における保持装置32の連結部よりも先端側の部位に操作用握り35を設けたコンバインとしたものであり、操作用握り35を持って、排出用縦オーガー15を排出螺旋12の軸芯を中心に機体外側に傾動させ、所定位置にて、保持装置32により倒れた姿勢を維持した状態で、排出用縦オーガー15の先端からグレンタンク5内の穀粒を排出する。
請求項2記載の発明は、前記保持装置32は排出用縦オーガー15の後側に配置し、機体外側の排出位置に傾動させた排出用縦オーガー15が機体フレーム1上に起立する格納位置に戻る方向に付勢するアシスト装置40を備え、該アシスト装置40を排出用縦オーガー15と前記グレンタンク5との間に設けたコンバインとしたものであり、操作用握り35により排出位置の排出用縦オーガー15を格納位置に戻すとき、アシスト装置40によって格納位置に戻る方向への付勢力を作用させる。
請求項3記載の発明は、前記アシスト装置40は、前記排出用縦オーガー15を起立側に付勢するバネ43と、該バネ43の付勢力を前記排出用縦オーガー15へ伝達するロッド41とを備えて構成したコンバインとしたものであり、アシスト装置40のバネ43の復帰弾力により、排出用縦オーガー15の格納操作を付勢する。
請求項4記載の発明は、前記後側支持フレーム18に対してグレンタンク5を外側オープン可能に支持し、前記後側支持フレーム18に前記ロッド41の中間部を摺動自在に支持したコンバインとしたものであり、グレンタンク5を外側オープン可能に支持する後側支持フレーム18に対してロッド41が摺動して、排出用縦オーガー15を排出位置と格納位置との間にわたり移動する。
請求項5記載の発明は、前記排出用縦オーガー15には、該排出用縦オーガー15を格納状態に保持するロック装置25を設けたコンバインとしたものであり、ロック装置25のロックを解除し、操作用握り35を持ちながら排出用縦オーガー15を排出螺旋12の軸芯を中心に外側に傾動させ、所定位置にて、保持装置32により倒れた姿勢を維持した状態で、排出用縦オーガー15の先端からグレンタンク5内の穀粒を排出し、排出作業が終了すると、排出用縦オーガー15を格納状態に戻してロック装置25により固定する。
請求項1記載の発明では、排出用縦オーガー15における保持装置32の連結体31を連結した部位よりも先端側の部位に操作用握り35を設けているので、排出用縦オーガー15の傾動および格納操作を容易にすることができ、また、保持装置32は鎖状または索状の連結体31により構成しているので、排出用縦オーガー15に連結した状態で排出用縦オーガー15の傾動および格納操作を容易に行うことができる。
請求項2記載の発明では、上記請求項記載の発明の効果に加え、操作用握り35により排出位置の排出用縦オーガー15を格納位置に戻すとき、アシスト装置40によって格納位置に戻る方向に付勢されているので、格納操作力を軽減でき、また、コンバインの機体をコンパクトに構成できる。
請求項3記載の発明では、上記請求項記載の発明の効果に加え、アシスト装置40をロッド41とバネ43により構成しているので、アシスト装置40をコンパクトに構成できる。
請求項4記載の発明では、上記請求項記載の発明の効果に加え、ロッド41をグレンタンク5を支持する後側支持フレーム18により支持しているので、アシスト装置40の支持構成を簡素化できる。また、排出用縦オーガー15の傾動を円滑化できる。
請求項5記載の発明では、上記請求項記載の発明の効果に加え、ロック装置25により排出用縦オーガー15の格納状態を確実に保持できる。
コンバインの側面図。 グレンタンクおよび排出用縦オーガーの概略側面図。 排出用縦オーガーの背面図および傾動状態図。 同横断平面図。 同側面図。 同一部拡大側面図。 グレンタンクの正面図。 同一部拡大正面図。 同側面図。 同側面図。 排出用縦オーガーの他の実施例の背面図。 同側面図。
本発明の一実施形態を図面により説明すると、1はコンバインの機体フレームであり、機体フレーム1の下方には走行装置2を設け、機体フレーム1の上方には脱穀装置3を設ける。4は脱穀装置3の前方に設けた刈取装置、5は操縦部、6はエンジン7は燃料タンクである。
グレンタンク10内には、グレンタンク10内の穀粒を排出する螺旋搬送式の排出装置(排出螺旋)12を設ける。
該排出螺旋12の終端は前記機体フレーム1に設けた接続メタル13に接続する。接続メタル13には排出用縦オーガー15を接続する。
排出用縦オーガー15は排出螺旋12と同軸芯となる接続メタル13の軸心中心に外側に先端が傾動するように構成する。
前記グレンタンク10は、機体後部に設けた後側支持フレーム18に上部支持軸19と下部支持軸20中心に外側オープン可能に構成する。後側支持フレーム18は縦フレーム21と横フレーム22により構成し、縦フレーム21は下部を機体フレーム1に固定し、縦フレーム21の上部に横フレーム22の左右中間部分を固定する。
横フレーム22の左側は前記脱穀装置3側に固定する。前記縦フレーム21には、排出用縦オーガー15のロック装置25を設ける。
ロック装置25の構成は任意であるが、係合軸26をステー27に出入り自在に設け、係合軸26を縦フレーム21に設けた係合孔21Bに挿入係合させる。28は操作レバーであり、操作レバー28に横軸29によりカム体29Aを取付け、操作レバー28を横軸29中心に回動させてカム体29Aにより係合軸26を後側移動させると、縦フレーム21の係合孔21Bから離脱させる。
30は係合軸26を係合孔に係合するように付勢するバネ30である。
前記後側支持フレーム18側と排出用縦オーガー15の中間部を連結することにより、排出用縦オーガー15が倒れた姿勢を維持する索状または多数の環を連結して形成した鎖状の連結体31により構成する保持装置32を設ける。
前記保持装置32は排出用縦オーガー15の後側に配置し、本実施形態では連結体31を鎖(チェン)とし、連結体31の一端を後側支持フレーム18側のステー34に係止し、連結体31の他端は排出用縦オーガー15のフック33に係止する。連結体31は排出用縦オーガー15を外側に傾動させたとき、排出位置に保持する。
そのため、排出用縦オーガー15を排出位置に張り出す操作を行っても、連結体31が邪魔にならず、排出用縦オーガー15の張出格納操作を容易にする。
この場合、フック33に係止する連結体31の長さを長短変更自在に構成し、排出用縦オーガー15の排出高さを変更自在に構成する。
連結体31の長さの長短変更構成は、例えば、フック33に係止する連結体31の環の位置を変更して行う。
該排出用縦オーガー15の上下中間部は、グレンタンク10の後部に設けた後側支持フレーム18と、排出用縦オーガー15の傾動姿勢を維持する鎖状または索状の連結体31を有する保持装置32により連結し、排出用縦オーガー15における保持装置32の連結よりも先端側の部位に操作用握り35を設ける。
即ち、保持装置32の連結体31を排出用縦オーガー15に係止した部位よりも先端側の排出用縦オーガー15に、操作用握り35を設ける。
そのため、排出用縦オーガー15は、起立した収納位置から外側の排出位置に傾動させるとき、操作用握り35の下側部分から上側部分に手を滑らせて把持することができ、モーメント比を大きく取れ、軽い操作が可能になる。
機体外側の排出位置に傾動させた排出用縦オーガー15が機体フレーム1上に起立する格納位置に戻る方向に付勢するアシスト装置40を備える。該アシスト装置40を排出用縦オーガー15と前記グレンタンク10との間に設ける。
前記アシスト装置40は、前記排出用縦オーガー15を起立側に付勢するバネ43と、該バネ43の付勢力を前記排出用縦オーガー15へ伝達するロッド41とを備えて構成する。
アシスト装置40は、ロッド41の一端を排出用縦オーガー15に回動自在に取付ける。ロッド41の中間部は前記後側支持フレーム18の支持部42に摺動のみ自在に取付け、ロッド41の他端と支持部42の間のロッド41にバネ43を設ける。44はフランジである。
そのため、排出用縦オーガー15を傾動させると、支持部42に対して排出用縦オーガー15が離れ、これによりバネ43が圧縮され、排出用縦オーガー15を格納位置に戻すとき、圧縮されたバネ43が伸び、張出操作および格納操作を補助する。
ロッド41は収納状態の排出用縦オーガー15と背面視において重ねて配置する。
そのため、排出用縦オーガー15とグレンタンク10の間の空間を有効利用でき、コンバイン全体をコンパクト化できる。
アシスト装置40のロッド41は、格納時の排出用縦オーガー15の投影内に収納する構成とする。
即ち、アシスト装置40のロッド41は、格納位置の排出用縦オーガー15の後側に排出用縦オーガー15の軸心方向と平行に設ける。
そのため、排出用縦オーガー15の張出格納操作の際にアシスト装置40が邪魔にならず、排出用縦オーガー15の張出格納操作を容易にし、また、アシスト装置40の破損を防止する。
ロッド41の他端と支持部42の間のロッド41には所定長さのカラー45を設ける。
そのため、所定以上の荷重はカラー45が支持するので、バネ43の破損を防止する。
グレンタンク10の下部傾斜面46の外側に、前後方向のバー47を設け、バー47に下部傾斜面46の外側のグレンタンクカバー48のフック49を係合させる(図7,図9)。50はグレンタンクカバー48に設けたフック49を操作するハンドル50である。
前記バー47は、その両端をグレンタンク10の前板51と後板52に夫々固定する。
グレンタンクカバー48のハンドル50によりフック49をバー47から離脱させてロック解除してグレンタンクカバー48を外し、次に、バー47を持ってグレンタンク10を外側オープンさせる。
そのため、バー47は、フック49の係合部材と、グレンタンク10の外側オープンの操作部材となる握りと、前記前板51と後板52とを連結する強度部材とを兼用する構成となり、部品点数を減らすことができる。
グレンタンク10の外側オープンをロックするロック装置55を設ける。ロック装置55は脱穀装置3の係合部材(図示省略)に係合する係合フック57を有する。58は係合フック57を操作する操作レバー、59は操作レバー58と係合フック57とを連結するリンク、60はリンク59の一部を構成するレバープレートであり、レバープレート60は軸61により前板51に回動自在に取付ける。
前記グレンタンク10内には前板51と後板52に両端を固定した軸棒部材の補強部材62を上下に複数並設する。複数の補強部材62のうち、一つの補強部材62は前記レバープレート60の上方に配置すると共にグレンタンク10の外側へ向けて前方に突出させ、前記レバープレート60の移動軌跡上のレバープレート60のメカロック規制位置に配置する。
そのため、操作レバー58(レバープレート60)が軸61の死点越え回動するのを防止し、メカロックを防止する。
図11、図12は、アシスト装置40の他の実施例を示し、第一リンク杆65の基部を脱穀装置3等の固定側に回動自在に取付け、第一リンク杆65の先端に第二リンク杆66の基部を軸67により回動自在に取付け、第二リンク杆66の先端を排出用縦オーガー15側に軸68により取付け、第一リンク杆65と第二リンク杆66の間にバネ69とストッパ70を設ける。71はハンドルである。
そのため、排出用縦オーガー15が排出位置と格納位置との間の移動をバネ69が支持し、操作力を軽減させる。
この場合、排出用縦オーガー15側に軸68により取付ける第二リンク杆66の先端位置を切替自在に構成とし、排出用縦オーガー15の傾斜角度を変更するように構成する。72は軸68の係合穴である。
そのため、排出用縦オーガー15の先端排出口の高さを変更することができ、排出作業を容易にする。
(実施例の作用)
エンジンを始動し、走行装置2により機体を走行させ、刈取装置4で刈稈を刈取り、刈取った穀稈を脱穀装置3へ供給して脱穀する。
脱穀された穀粒は、グレンタンク10に一時貯留され、一定量貯留されると、グレンタンク10内の排出螺旋12を作動させ、グレンタンク10内の穀粒は排出螺旋12により排出用縦オーガー15に搬送する。
排出用縦オーガー15は排出螺旋12の軸芯中心に外側に先端が傾動するように構成しているので、排出位置に排出用縦オーガー15を傾動させて、グレンタンク10内の穀粒の排出作業を行う。
グレンタンク10の外側オープン可能に支持する後側支持フレーム18は縦フレーム21と横フレーム22により構成し、縦フレーム21と排出用縦オーガー15の間にはロック装置25を設け、ロック装置25は排出用縦オーガー15のステー27に係合軸26を出入り自在に設けているので、係合軸26を縦フレーム21に設けた係合孔21Bから操作レバー28を操作して離脱させて、アンロック状態にし、排出位置に排出用縦オーガー15を傾動させて、グレンタンク10内の穀粒の排出作業を行う。
グレンタンク10内の穀粒の排出作業が終了すると、排出用縦オーガー15を格納位置に戻し、操作レバー28により係合軸26を縦フレーム21の係合孔21Bに挿入係合させて、ロック装置25をロックする。
後側支持フレーム18側と排出用縦オーガー15の中間部との間には、排出用縦オーガー15が倒れた姿勢を維持する鎖状または索状の連結体31の保持装置32を設けているので、ロック装置25をアンロック状態にして排出位置に排出用縦オーガー15を傾動させると、連結体31が排出用縦オーガー15を排出位置で保持する。
保持装置32の連結体31はチェンとし、連結体31の一端を後側支持フレーム18側に係止し、排出用縦オーガー15に連結体31を係止するフック33を設けているので、排出用縦オーガー15を外側に傾動させて排出位置にした状態で連結体31の他端を排出用縦オーガー15のフック33に係止すると、排出用縦オーガー15を排出位置に保持する。
そのため、排出用縦オーガー15を排出位置に張り出す操作を行っても、連結体31が邪魔にならず、排出用縦オーガー15の張出格納操作を容易にする。
この場合、フック33に係止する連結体31の長さを長短変更自在に構成しているので、排出用縦オーガー15の排出高さを変更自在になり、排出作業を容易にする。
保持装置32は排出用縦オーガー15の後側に配置しているので、操作を容易にする。
保持装置32の連結体31を排出用縦オーガー15に係止した部位よりも先端側の排出用縦オーガー15に、操作用握り35を設けているので、排出用縦オーガー15は、起立した収納位置から外側の排出位置に傾動させるとき、操作用握り35の下側部分から上側部分に手を滑らせて把持することができ、モーメント比を大きく取れ、軽い操作が可能になる。
排出用縦オーガー15には、排出位置から格納位置に戻すとき、操作力を軽減させるアシスト装置40を排出用縦オーガー15とグレンタンク10の間に配置しているので、
そのため、アシスト装置40は排出用縦オーガー15の格納操作を補助し、格納操作を容易にすると共に、アシスト装置40をコンパクトに配置する。
アシスト装置40は、ロッド41の一端を排出用縦オーガー15に回動自在に取付け、ロッド41の中間部は後側支持フレーム18の支持部42に摺動自在に取付け、ロッド41の他端と支持部42の間のロッド41にバネ43を設けているので、排出用縦オーガー15を傾動させると、支持部42に対して排出用縦オーガー15が離れ、これによりバネ43が圧縮され、排出用縦オーガー15を格納位置に戻すとき、圧縮されたバネ43が伸び、張出操作および格納操作を補助する。
ロッド41は収納状態の排出用縦オーガー15と背面視において重ねて配置しているので、排出用縦オーガー15とグレンタンク10の間の空間を有効利用でき、コンバイン全体をコンパクト化できる。
アシスト装置40のロッド41は、格納時の排出用縦オーガー15の投影内に収納する構成とし、アシスト装置40のロッド41は、格納位置の排出用縦オーガー15の後側に排出用縦オーガー15の軸心方向と平行に設けているので、排出用縦オーガー15の張出格納操作の際にアシスト装置40が邪魔にならず、排出用縦オーガー15の張出格納操作を容易にし、また、アシスト装置40の破損を防止する。
ロッド41の他端と支持部42の間のロッド41には所定長さのカラー45を設けているので、所定以上の荷重をカラー45が支持し、バネ43の破損を防止する。
なお、前記した各実施形態は、理解を容易にするために、個別または混在させて図示、あるいは説明しているが、これらは夫々種々組合せ可能であり、これらの表現によって、構成・作用等が限定されるものではなく、また、相乗効果を奏する場合も勿論存在する。
1…フレーム、2…走行装置、3…脱穀装置、4…刈取装置、5…操縦部、10…グレンタンク、12…排出螺旋、13…接続メタル、15…排出用縦オーガー、18…後側支持フレーム、19…上部支持軸、20…下部支持軸、21…縦フレーム、22…横フレーム、25…ロック装置、26…係合軸、27…ステー、28…操作レバー、29…横軸、30…バネ、31…連結体、32…保持装置、33…フック、35…操作用握り、40…アシスト装置、41…ロッド、42…支持部、43…バネ、46…下部傾斜面、47…バー、48…グレンタンクカバー、49…フック、50…ハンドル、51…前板、52…後板、55…ロック装置、56…係合部材、57…係合フック、58…操作レバー、59…リンク、60…レバープレート、61…軸、62…補強部材、65…第一リンク杆、66…第二リンク杆、67…軸、68…軸、69…バネ、70…ストッパ、71…ハンドル。

Claims (5)

  1. 下方に走行装置(2)を設けた機体フレーム(1)の上方に脱穀装置(3)を設け、該脱穀装置(3)の前側に刈取装置(4)を設け、前記脱穀装置(3)の側方にグレンタンク(10)を設け、該グレンタンク(10)内には穀粒を排出する排出螺旋(12)を設け、該排出螺旋(12)の終端は接続メタル(13)内に連通し、該接続メタル(13)には前記排出螺旋(12)と同軸芯で機体外側に傾動する排出用縦オーガー(15)の基部を接続し、該排出用縦オーガー(15)の上下中間部は、前記グレンタンク(5)の後部に設けた後側支持フレーム(18)と、排出用縦オーガー(15)の傾動姿勢を維持する鎖状または索状の連結体(31)を有する保持装置(32)により連結し、前記排出用縦オーガー(15)における保持装置(32)の連結部よりも先端側の部位に操作用握り(35)を設けたコンバイン。
  2. 請求項1記載の発明において、前記保持装置(32)は排出用縦オーガー(15)の後側に配置し、機体外側の排出位置に傾動させた排出用縦オーガー(15)が機体フレーム(1)上に起立する格納位置に戻る方向に付勢するアシスト装置(40)を備え、該アシスト装置(40)を排出用縦オーガー(15)と前記グレンタンク(5)との間に設けたコンバイン。
  3. 請求項2記載の発明において、前記アシスト装置(40)は、前記排出用縦オーガー(15)を起立側に付勢するバネ(43)と、該バネ(43)の付勢力を前記排出用縦オーガー(15)へ伝達するロッド(41)とを備えて構成したコンバイン。
  4. 請求項3記載の発明において、前記後側支持フレーム(18)に対してグレンタンク(5)を外側オープン可能に支持し、前記後側支持フレーム(18)に前記ロッド(41)の中間部を摺動自在に支持したコンバイン。
  5. 請求項1または請求項2または請求項3または請求項4記載の発明において、前記排出用縦オーガー(15)には、該排出用縦オーガー(15)を格納状態に保持するロック装置(25)を設けたコンバイン。
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