JP2014161035A - プレfft循環シフトによるofdm時間ベース一致処理 - Google Patents

プレfft循環シフトによるofdm時間ベース一致処理 Download PDF

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Abstract

【課題】受信したOFDMシンボル間のタイミング補正のプロセスを簡略化することと、チャネル推定時間ベースを、復調されることになるOFDMシンボルの時間ベースに一致させることを提供する。
【解決手段】OFDM通信では、FFTウィンドウポジションの決定の後に、FFTウィンドウにより導出されたデータサンプルに対してプレFFT循環シフトを適用して、シンボル間の、および/または、シンボルとそれらの対応するチャネル推定との間の、時間ベースの一致処理を達成する。
【選択図】図1

Description

米国特許法第119条の下での優先権の主張
本出願は、2009年1月17日に出願され、その譲受人に譲渡され、参照によりここに明示的に組み込まれている、仮出願第61/145,536号に対する優先権を主張する。
背景
分野
本開示は、一般的にワイヤレス通信に関し、さらに詳細には、直交周波数分割多重化(OFDM)を使用するワイヤレス通信に関する。
背景
DVB−HまたはISDB−Tのような、従来のマルチ搬送波システムでは、チャネル推定(CE)を使用して、OFDMデータシンボルの復調のために、各OFDM副搬送波と各OFDMシンボルとに対するチャネル周波数応答の推定を取得する。さらに、CEは、時間追跡アルゴリズムに対するチャネルインパルス応答の推定を提供する。さまざまなCEアルゴリズムの詳細な説明が、米国出願第11/777,251号中に提供されている。
CEアルゴリズムは、送信される信号中に埋め込まれているパイロット副搬送波に基づくものである。CE性能を改善するために、いくつかの連続したシンボルにわたって、パイロット情報を補間する。データ復調の間に、時間追跡アルゴリズムは、送信された信号タイミングを追跡し続けるために、FFTウィンドウのポジションを進めるまたは遅らせることがある。こうした時間調整がCEアルゴリズムによって考慮されない場合には、パイロット情報補間に対して使用されるOFDMシンボルの異なる時間ベースが原因となり、CE性能が低下する。
CE性能の低下を避けるために、パイロット情報を補間する前に、OFDMシンボル(または、パイロット副搬送波のみ)を、同じ時間ベースに変換する。この操作は、タイミング補正として呼ばれる。時間補正されたパイロットを補間して、チャネル推定を取得する。(チャネル推定を取得するために使用されるすべてのOFDMシンボルの時間ベースと同一である)このチャネル推定の時間ベースは、チャネル推定で復調されることになる対応するOFDMシンボルの時間ベースとは異なることがある。そうである場合に、チャネル推定は、このOFDMシンボルの復調より前に、対応するOFDMシンボルの時間ベースに変換されなければならない。この操作は、チャネル推定の時間ベースと、チャネル推定により復調されることになるOFDMシンボルの時間ベースとの一致処理として呼ばれる。
米国第11/777,251号では、周波数ドメインパイロット補間と、時間ドメインパイロット補間とが説明されている。(タイミング補正のために)OFDMシンボル時間ベースを変化させ、(チャネル推定時間ベースを、対応するOFDMシンボルに一致させるために)チャネル推定時間べースを変化させる方法が説明されている。これらの方法は、ハードウェアによりまたはファームウェアにより実行されなければならない位相操作を伴う。
米国第11/777,251号において説明されているCEアルゴリズムでは、(m<p<nである)時間pにおけるOFDMシンボルを復調するためのチャネル推定を取得するために、(m<nである)時間mから時間nまでの連続したOFDMシンボルを時間nにおいて補間する。(ここでは“OFDMシンボルn”としても呼ばれる)時間nにおけるOFDMシンボルが届いたときに、OFDMシンボルm〜OFDMシンボルn−1の時間補正されたバージョンのパイロットをメモリ中に記憶し、それらの時間ベースが、時間nにおいてチャネル推定が取得されなければならないOFDMシンボルpの時間ベースに一致していることを、すべてのアルゴリズムは仮定している。すべてのアルゴリズムは同じ構造を有しており、OFDMシンボルnが届いたときに、以下のステップを実行する:
1)OFDMシンボルnとOFDMシンボルpの間のすべてのFTTウィンドウ時間更新を合計することにより、これら2つのシンボルの時間ベース間の差を取得する。
2)ハードウェアによりまたはファームウェアにより実行される位相操作を使用して、OFDMシンボルnのパイロットをOFDMシンボルpの時間ベースに変換する。位相は、ステップ1の結果を使用して計算する。
3)時間補正されたOFDMシンボルmないしnのパイロットを補間し、OFDMシンボルpの時間ベースと等しい時間ベースを持つチャネル推定を取得する。
4)ステップ3において取得したチャネル推定により、OFDMシンボルpを復調する。チャネル推定時間ベースは、OFDMシンボルpの時間ベースに等しい。
5)OFDMシンボルpの時間ベースとOFDMシンボルp+1の時間ベースとの差を取得する。これは、これら2つのシンボル間のFTTウィンドウ時間更新である。
6)ハードウェアによりまたはファームウェアにより実行される位相操作を使用して、OFDMシンボルpの時間ベースから、OFDMシンボルp+1の時間ベースへと、OFDMシンボルm+1ないしnのパイロットを変換する。位相は、ステップ5の結果を使用して計算する。これらのOFDMシンボルの時間補正されたパイロットをメモリ中に記憶する。もはや必要とされない、OFDMシンボルmの時間補正されたパイロットの代わりに、OFDMシンボルnの時間補正されたパイロットをメモリ中に記憶する。このステップは、次のチャネル推定の時間ベースを、OFDMシンボルp+1に対して、OFDMシンボルp+1の時間ベースに一致させる。
OFDMシンボルn+1等に対して、上記のステップが繰り返される。
理解することができるように、既存のアルゴリズムは、多くの位相操作を必要とする。これらの操作を実現するために、特殊ハードウェアおよび特殊ファームウェアコードが必要とされる。これらの操作は、設計および検査を複雑にし、電力消費を増加させ、計算時間を必要とする。
受信したOFDMシンボル間のタイミング補正のプロセスを簡略化することと、チャネル推定時間ベースを、復調されることになるOFDMシンボルの時間ベースに一致させることとを行うことが、先述の観点から望ましい。
概要
OFDM通信における時間ベースの一致処理を達成するために、プレFFT循環シフトを使用する。シンボル間の、および/または、シンボルとそれらの対応するチャネル推定との間の、時間ベースの一致処理を達成してもよい。
ワイヤレス通信システムのさまざまな側面は、限定としてではなく、例示として、添付の図面中に示されている。
図1は、本ワークの例示的な実施形態にしたがった、FFTウィンドウ循環シフティングの例を示している。 図2a〜図2cは、FFTウィンドウ循環シフティングが、受信機におけるチャネルインパルス応答推定にどのように影響を与えるかを示しているタイミングダイヤグラムである。 図2d〜図2fは、FFTウィンドウ循環シフティングが、受信機におけるチャネルインパルス応答推定にどのように影響を与えるかを示しているタイミングダイヤグラムである。 図3a〜図3bは、FFTウィンドウ循環シフティングにより影響を受けているチャネルインパルス応答推定に適用されたときの、既知のゼロパディングプロセスの結果を示しているタイミングダイヤグラムである。 図3c〜図3dは、図3aおよび図3bのゼロパディングプロセスの所望の結果を示しているタイミングダイヤグラムである。 図4は、本ワークの例示的な実施形態にしたがった、FFTウィンドウポジション更新と、対応する循環シフトの簡略化された例を示している。 図5は、本ワークの例示的な実施形態にしたがった、OFDM受信機装置を図示的に示している。 図6は、本ワークの例示的な実施形態にしたがった、図5の装置の一部を図示的に示している。
詳細な説明
添付の図面に関連して下記で述べる詳細な説明は、本ワークのさまざまな実施形態の説明として意図されているが、本ワークを実施することができる実施形態のみを表すことを意図していない。詳細な説明は、本ワークの完全な理解を提供する目的のために、特定の詳細を含んでいる。しかしながら、これらの特定の詳細なしに本ワークを実施できることは当業者にとって明らかだろう。いくつかの事例では、本ワークの概念を不明瞭にすることを避けるために、よく知られている構造およびコンポーネントを、ブロックダイヤグラムの形態で示している。
単語“例示的な”は、ここでは、“例、事例、または、例示としての役割を果たす”ことを意味するように使用する。“例示的な”としてここで説明する何らかの実施形態は、必ずしも、他の実施形態より好ましい、または、他の実施形態より利点があるものとして解釈すべきではない。
本ワークの例示的な実施形態は、FFTを実行する前に、FFTウィンドウの時間ドメイン循環シフトを実現する。循環シフトは、容易に実現される。いくつかの実施形態は、シンプルなハードウェア循環アドレッシングインプリメンテーションを利用する。上記で説明したような位相操作が必要とされないので、設計は簡略化され、より少ないハードウェア、ファームウェアコード、計算電力、および、設計検査時間しか必要とされない。
いくつかの実施形態では、データ復調の開始から(循環シフトが計算されることになる)現在のOFDMシンボルまでのすべてのFFTウィンドウタイミング更新を合計することにより、必要とされる循環シフトを計算する。その後、計算したシフトにより、現在のシンボルのFFTウィンドウが循環的にシフトされる。この操作は、結果として、受信したシーケンス中の各OFDMシンボルを、第1のOFDMシンボルの時間ベースに変換することになるので、すべてのOFDMシンボルは同じ時間ベースを有する。循環シフトは、パイロット副搬送波とデータ副搬送波の双方の時間ベースを同時に変化させるので、チャネル推定を使用して復調されることになる対応するOFDMシンボルに、チャネル推定を一致させる必要はない。そのため、循環シフトは、(1)受信したOFDMシンボル間の所望のタイミング補正、および、(2)チャネル推定時間ベースと、復調されることになる対応するOFDMシンボルの時間ベースとの所望の一致処理の双方を達成する。
循環シフト操作は、時間追跡アルゴリズムにより提供されるFFTウィンドウポジショニング更新とは異なることに留意されたい。はじめに、時間追跡アルゴリズムの出力にしたがって、FFTウィンドウポジションが進められるまたは遅らせられる。その後、このFFTウィンドウポジションを使用して、現在のOFDMシンボルに対するFFTウィンドウを導出した後で、現在のOFDMシンボルの時間ベースを第1のOFDMシンボルの時間ベースに変化させるために、導出したFFTウィンドウを循環的にシフトさせる。
図1は、本ワークの例示的な実施形態にしたがった、FFTウィンドウ循環シフティングの例を示している。アルゴリズムは、OFDMシンボルの受信したシーケンスの第1のOFDMシンボル、すなわち、OFDMシンボル1において開始する。OFDMシンボル1は、シーケンス中のシンボルのその他のものに対する時間ベース基準としての役割を果たすだろう。何らかの適切な従来技術にしたがって(例えば、データ復調の前の信号捕捉状態の間に、タイミング捕捉アルゴリズムにより)、第1のOFDMシンボルに対して、初期のFFTウィンドウポジションが決定され、累積時間更新値が、初期値である0にセットされる。累積時間更新値は、必要とされる循環シフトを表す。したがって、循環シフトは、OFDMシンボル1に対しては0である、すなわち、循環シフティングは何ら必要ない。したがって、OFDMシンボル1に対するFFTウィンドウは、循環シフティングなしで、初期のFFTウィンドウポジションにしたがって導出される。
受信したシーケンスの次に続くOFDMシンボルである、OFDMシンボル2に対しては、時間追跡アルゴリズムにより、OFDMシンボル1に対して使用された初期のFFTウィンドウポジションに関する(図1の例では、+2サンプルの)オフセットとして、対応するFFTウィンドウポジションが提供される。このオフセット値は、初期の累積時間更新値に加えられ、+2(0+2)サンプルの新しい累積時間更新値を生成させる。この新しい累積時間更新値は、OFDMシンボル2に対して必要とされる循環シフトを表す。OFDMシンボル2に対するFFTウィンドウは、時間追跡アルゴリズムにより、OFDMシンボル2に提供される(すなわち、初期のFFTウィンドウポジションから+2サンプルオフセットされている)ウィンドウポジションにしたがって導出され、その後、導出されたFFTウィンドウ内のサンプルは、右に+2サンプル循環的にシフトされる。この時点で、OFDMシンボル2に対する循環的にシフトされたFFTウィンドウは、OFDMシンボル1(基準シンボル)と同じ時間ベースを有する。
次に続くOFDMシンボルである、OFDMシンボル3に対しては、時間追跡アルゴリズムにより、OFDMシンボル2に対して使用されたFFTウィンドウポジションに関する(図1の例では−3サンプルの)オフセットとして、対応するFFTウィンドウポジションが提供される。このオフセット値は、現在の累積時間更新値(+2サンプル)に加えられ、−1(+2+−3)サンプルの新しい累積時間更新値を生成させる。この新しい累積時間更新値は、OFDMシンボル3に対して必要とされる循環シフトを表す。したがって、OFDMシンボル3に対するFFTウィンドウは、時間追跡アルゴリズムにより、OFDMシンボル3に提供される(すなわち、OFDM2に対して使用されたFFTウィンドウポジションから−3サンプルオフセットされている)ウィンドウポジションにしたがって導出され、その後、導出されたFFTウィンドウ内のサンプルは、右に−1サンプル循環的にシフトされる(事実上、左に1サンプルの循環シフトである)。この時点で、OFDMシンボル3に対する循環的にシフトされたFFTウィンドウは、OFDMシンボル1およびOFDMシンボル2と同じ時間ベース、すなわち、OFDM1(基準シンボル)の時間ベースと同じ時間ベースを有する。
受信したシーケンス中のすべてのOFDMシンボルに対して、先述のプロセスが繰り返してもよい。FFTウィンドウ長の倍数だけ異なる循環シフトは等価なので、いくつかの実施形態は、Lを法とする累積時間更新値を維持し、ここで、LはFFTウィンドウ長である。
言及したように、循環シフトは、(チャネル推定に対して使用される)パイロット副搬送波と、(復調に対して使用される)データ副搬送波との双方の時間ベースを同時に変化させる。それゆえ、適切な復調のための要件――たとえその等しい時間ベースがいくつであろうと、チャネル推定と、対応するOFDMシンボルとに対して等しい時間ベースである――が満たされ、等しい時間ベースは、OFDMシンボル1の時間ベースである。したがって、チャネル推定の時間ベースは、そのチャネル推定を使用して復調されることになる対応するOFDMシンボルの時間ベースに一致する。
図4は、本ワークの例示的な実施形態にしたがった、+2サンプルのFFTウィンドウポジション更新に対する、簡略化された例を示している。図4では、有効なOFDMシンボル持続時間に対応するサンプルは、0〜9で示される。示されているサンプルシーケンスでは、サンプル8およびサンプル9が、循環プリフィックスとして、シーケンスの開始において繰り返されており、これは、OFDMシステムでは通常のことである。入力バッファコンテンツに関する第1のFFTウィンドウのポジションが、Iにおいて示されている。この例では、明確さのために、第1のFFTウィンドウに関係する累積時間更新値は0であると仮定する。Iにおいて示されている第1のFFTウィンドウポジションに関する+2のサンプルのシフトは、結果として、IIにおいて示されている第2のFFTウィンドウポジションになる。+2(すなわち、0+2)サンプルの右循環シフトの後、第2のFFTウィンドウ中のサンプルのシフトされたシーケンスは、IIIにおいて示されているようになる。
いくつかのOFDM通信システムでは、パイロット副搬送波におけるチャネル周波数応答の推定を取得するために、周波数ドメイン中でパイロットが補間される。逆FFT(IFFT)により、このチャネル周波数応答から、チャネルインパルス応答の推定が取得される。上述した、FFTウィンドウ内のサンプルの循環シフティングは、システムにより実現される関連アルゴリズムに影響を与える。さらに詳細には、チャネルインパルス応答を使用する時間追跡アルゴリズムは、OFDMシンボル復調のためのチャネル周波数応答を取得するためにパイロット間を補間するアルゴリズムであるので、影響を受ける。これらの影響を受けるアルゴリズムを、循環シフトの影響を取り除くように改良してもよい。以下の注釈を使用して、適切な改良の例を下記で説明する:
K:(データおよびパイロットの)副搬送波の数
N:受信機FFTサイズ
IFFT:IFFTサイズ。これは、
Figure 2014161035
に等しいパイロット副搬送波の数より大きい、または、
Figure 2014161035
に等しいパイロット副搬送波の数に等しい、2の累乗であるべきである。例には、NIFFT=N/2、および、NIFFT=N/4が含まれる。
Bin:OFDMビンスペーシング
chipx1:FFT入力における、OFDM信号サンプリング間隔。つまり、Tchipx1=1/NFBinである。
復調のために、FBinの周波数応答分解能が必要とされる。時間ドメインにおけるインパルス応答の対応する期間は、NTchipx1である。しかしながら、受信機は、パイロットトーンにおけるチャネル周波数応答のデシメートされた測定値のみを有しており、パイロットトーンは、3FBin離れている。周波数ドメインにおけるこの3によるデシメーションは、インパルス応答の3分の1の3つを互いの上に折り返し、N/3・Tchipx1に時間ドメイン期間を減少させる。ネットワークにより適切なOFDMモードが使用されるときには、非ゼロ範囲のオリジナルのインパルス応答(チャネル遅延拡散)は、(例えば、ISDB−TおよびDVB−Hに対しては)その持続時間が通常N/4・Tchipx1である最大ガード間隔より短いと仮定される。それゆえ、上記のデシメーションは、エイリアシングを生じさせない。しかしながら、受信機に利用可能であるチャネルインパルス応答のN/3・Tchipx1の時間ドメイン期間は、(その持続時間がNTchipx1までである)FFTウィンドウ循環シフトの導入により影響を受ける。この影響は、図2a〜図2fに関して下記で説明する方法で、考慮に入れられる。
図2a〜図2cは、循環シフトなしのケースを示している。図2aは、受信機に利用可能でない、必要とされるインパルス応答を示している。図2bは、周波数ドメインにおける3によるデシメーションにより生じる時間ドメイン複製を示している。エイリアシングはない。図2cは、受信機に利用可能であるインパルス応答を示しており、これは、複製されたインパルス応答のうちの1つの期間である。受信機は、シフトされていないバージョンの必要とされるインパルス応答を有している。
図2d〜図2fは、図2a〜図2cにそれぞれ対応するプロットを示しているが、NTchipx1までの循環シフトが導入されているケースである。受信機が、循環的にシフトされるバージョンの必要とされるインパルス応答を有していることは明らかである。インパルス応答に対して導入される循環シフトは、N/3・Tchipx1を法とするFFTウィンドウに対して導入される循環シフトである。
受信機Aとしても呼ばれる1つの既知の受信機の設計は、以下のステップを実行する:
A1.
Figure 2014161035
補間されたパイロットは、NIFFTの長さにゼロパディングされ、3FBinの周波数サンプリング間隔と3FBinIFFTの周波数期間とを取得する。ゼロパディングされたパイロットは、NIFFTポイントIFFTにより時間ドメインにコンバートされ、チャネルインパルス応答のNIFFTサンプルの推定をもたらす。このインパルス応答推定は、N/3NIFFT・Tchipx1のサンプリング間隔と、N/3・Tchipx1の期間とを有する。これは、図2cにおけるインパルス応答である。
A2.インパルス応答推定は、フィルタリングおよびしきい値処理のような処理にかけられる。
A3.FFTウィンドウのポジションを決定するために、時間追跡アルゴリズムにより、インパルス応答が使用される。
A4.3/2FFTスキームとして呼ばれることが多い以下のスキームにしたがって、周波数応答がパイロット間で補間される。インパルス応答は、3NIFFTサンプルの長さにゼロパディングされ、そのサンプリング間隔は変化しないままにされ(N/3NIFFT・Tchipx1)、その時間期間は、NTchipx1に増加される。これは、結果的に、図2aにおける所望のインパルス応答になる。ゼロパディングされたインパルス応答は、3NIFFTポイントFFTにより、周波数ドメインにコンバートされ、(復調のために必要とされるような)FBinの周波数時間間隔と、3NIFFTビンの周波数期間とを持つ周波数応答をもたらす。補間スキームの名前は、一般的に、3NIFFT=3/2・Nであるという事実に由来する。
上記のステップA4における補間は、3NIFFTポイントFFTを必要とする。純粋なハードウェアインプリメンテーションの理由で、これは、以下のような、3つのNIFFTポイントFFTを必要とする数学的に均等な方法で実行される。NIFFTサンプルのインパルス応答{h(n)}NIFFT−1 n=0の場合、3NIFFTの長さに{h(n)}NIFFT−1 n=0をゼロパディングし、3NIFFTポイントFFTを実行することにより取得される3NIFFTポイントの周波数応答{H(k)}3NIFFT−1 k=0を計算することが望ましい。これは、以下の方程式(mの各値に対して1つのFFT)にしたがって、3つのNIFFTポイントFFTにより取得してもよい:
Figure 2014161035
“位相ランピング”として呼ばれる、FFTの前の線形位相項による乗算は、受信機A中のハードウェアにより実現される。
図2dにおいて示されているように、FFTウィンドウに循環シフトを導入すると、チャネルインパルス応答中の対応する循環シフトになる。fftwin_shiftサンプルの循環シフトを、Tchipx1においてサンプリングされるFFTウィンドウのサンプルに適用するときに、fftwin_shift・Tchipx1秒の対応する循環シフトが、図2dのインパルス応答に導入される。したがって、図2d〜図2fでは、“シフト”=fftwin_shift・Tchipx1である。このスキームにおけるインパルス応答サンプリング間隔は、N/3NIFFT・Tchipx1であるので、図2d〜図2fにおける“シフト”は、サンプルにおける以下の循環シフトimpresp_shift=3NIFFT/N・ffwin_shiftに対応する。したがって、(図2fにおいて示されている、)上記のステップA1のチャネルインパルス応答に導入される循環シフトは、次のように与えられる。
Figure 2014161035
FFTウィンドウにおける循環シフトの影響を補償するために、受信機Aにおける時間追跡アルゴリズムを以下のように改良してもよい。初めに、FFTウィンドウシフトの影響を取り除くために、impresp_shift_modサンプルの左への逆循環シフトが、ステップA1のインパルス応答に適用される(図2f)。その後、結果のインパルス応答推定を用いて、(上記のステップA2のフィルタリング/しきい値処理で始まる)受信機Aの時間追跡アルゴリズムが、上記で説明したのと同じ方法で実行される。
図3a〜図3dに関して説明するように、インパルス応答{h(n)}NIFFT−1 n=0に導入される循環シフトは、ステップA4の補間スキームによる問題になる。図3aおよび図3bは、オリジナルの補間スキームのゼロパディングによる、循環的にシフトされたインパルス応答を示している。このゼロパディングは誤っている。シフトされたインパルス応答に対して必要とされるゼロパディングは、図3cおよび図3dにおいて示されている。遅延拡散は、N/3・Tchipx1より小さいと仮定されるので、図3cのシフトされたインパルス応答の、2つの非ゼロの部分の間には、ゼロ間隔があることに留意されたい。
上記のステップA4を、以下のステップによって置換した場合に、図3dにしたがった所望のゼロパディングが実現される:
MA1.現在のOFDMシンボルに適用される循環シフトである累積時間更新に、fftwin_shiftをセットする。
MA2.インパルス応答循環シフト(impresp_shift)を計算する:
impresp_shift=round(3・NIFFT/N・ffwin_shift)
これは、Tchipx1においてサンプリングされるffwin_shiftを、N/3NIFFT・Tchipx1であるインパルス応答サンプリング間隔にコンバートする(丸め量子化誤差は、補間に影響を与えない)。
MA3.impresp_shift_mod=mod(impresp_shift,NIFFT)をセットする。
MA4.m=0,1,2に対して、3つのNIFFTポイントの線形位相項をセットする。
Figure 2014161035
MA5.3つのFFT入力{ym(n)}NIFFT−1 n=0、 m=0,1,2を以下のように計算する:
Figure 2014161035
MA6.補間された3NIFFTポイントのチャネル周波数応答{H(k)}3NIFFT−1 k=0を計算する:
Figure 2014161035
ステップMA1〜MA5にしたがった改良は、位相ランピングに対する非ゼロの初期位相の追加として、および、インパルス応答を読み取り、入力を書き込むための循環アドレッシングモードのFFTに対する追加として、特徴付けられる。循環アドレッシングモードは、循環アドレッシングオフセットを使用し、循環アドレッシングオフセットは、上記のpmおよびymにおける使用に対して、“サンプルn+サンプルオフセット量”に対応するアドレス(ここで、サンプルオフセット量は、循環シフトimpresp_shiftに関連している)が、単にサンプルnに対応するアドレスの代わりに必要とされると理解することができる。同じ循環アドレッシングメカニズムを使用して、両方のアドレスを制御することができる。
上記で示したように、シフトされたインパルス応答の、2つの非ゼロの部分の間には、ゼロ間隔がある(図3c参照)。ステップMA1〜MA6にしたがった改良は、impresp_shift_modの値が、このゼロ間隔内に入ることを必要とする。それゆえ、impresp_shift_modの近似値(と、impresp_shiftおよびfftwin_shiftの結果的な近似値)で十分だろう。上記のステップMA1およびMA2において、このことを利用してもよい。
理想的には、上記のMA1〜MA6のステップに対しては、現在のOFDMシンボルに適用される循環シフト値を、ffwin_shiftの値に対して使用しないだろう。むしろ、チャネル推定により復調されることになるOFDMシンボルに適用された循環シフトに等しい値が使用されるだろう。この後者の値は、復調されることになるOFDMシンボルまでの累積時間更新に等しい。しかしながら、復調されることになるOFDMシンボルに適用された循環シフト値と、現在のOFDMシンボルに適用される循環シフト値との間の差は小さい(復調されることになるOFDMシンボルと現在のOFDMシンボルとの間の時間更新の合計である)ので、現在のOFDM循環シフト値の使用は、良好な近似である。これは、米国出願第11/777,251号中で説明されているような既知のアルゴリズムに対する、循環シフトアプローチの別の利点である:これは、チャネル推定遅延(現在のOFDMシンボルと、チャネル推定により復調されることになるOFDMシンボルとの間のシンボルの数)に対処する必要がない。
ステップMA4およびステップMA5は、インパルス応答ならびにFFT入力の、連続する位相項および循環インデックス付けを使用することを示唆している。これは、唯一の可能性あるインプリメンテーションではない。何らかの数学的に均等なインプリメンテーションを使用することができるだろう。可能性ある例は、次のものを含んでいる:
1.ステップMA4における、インパルス応答およびFFT入力のシリアルインデックス付けと、線形位相項の循環インデックス付け、
2.ステップMA4における、インパルス応答およびFFT入力のシリアルインデックス付けと、線形位相項の循環的にシフトされた(非連続の)バージョンの発生、
3.2つのシリアルアドレッシングモードによる、循環アドレッシングモードのインプリメンテーションである。
ここでは受信機Bとして呼ばれる別の既知の受信機の設計が、以下のステップを実行する:
B1.
Figure 2014161035
補間されたパイロットは、Nの長さにゼロパディングされる。パイロットがそれらの本来のポジションに位置付けられるように、パイロット間にゼロを(2つの連続したパイロットごとの間に2つのゼロを)挿入する。周波数ドメインにおけるサンプリング間隔は、FBinであり、周波数ドメインにおける期間は、NFBinである。ゼロパディングされたパイロットは、NポイントIFFTにより時間ドメインにコンバートされ、チャネルインパルス応答のNサンプルの推定をもたらす。このインパルス応答は、Tchipx1の時間サンプリング間隔と、NTchipx1の期間とを有する。パイロット間のゼロ値のために、周波数ドメイン中の有効なサンプリング間隔は3FBinになるので、インパルス応答の有効な期間は、N/3・Tchipx1である。これは、結果的に、3つの同一のレプリカを有するNTchipx1長のインパルス応答になり、それぞれのレプリカは、N/3・Tchipx1長である。これは、まさしく図2bである。
B2.第1のインパルス応答レプリカはそのまま残される。第2のレプリカと第3のレプリカは、ゼロにされる。これは、結果的に、(図2cにおいて示されているような)図2aの所望のインパルス応答になる。
B3.インパルス応答推定は、フィルタリングおよびしきい値処理のような処理にかけられる。
B4.FFTウィンドウを位置付けるために、時間追跡アルゴリズムにより、インパルス応答が使用される。
B5.インパルス応答は、NポイントFFTにより、周波数ドメインにコンバートされ、(復調のために必要とされるような、)FBinに等しい周波数サンプリング間隔と、NFBinの周波数スパンとを持つ周波数応答をもたらす。
図2d〜図2fにおいて示されているように、FFTウィンドウに循環シフトを導入すると、チャネルインパルス応答における対応する循環シフトになる。fftwin_shiftサンプルの循環シフトがFFTウィンドウ内のサンプルに適用されるときに、fftwin_shiftサンプルの同一のシフトが、図2dのインパルス応答に導入される。その理由は、FFTウィンドウとインパルス応答が、同じサンプリング間隔を共有しているからである。図2e中の2つの所望でないレプリカをゼロにするために既知のfftwin_shiftを使用してもよい。fftwin_shiftにおいて開始し、N/3サンプルの間続くレプリカはそのまま残され、他のサンプルはすべてゼロにされる。これは、結果的に、図2dの所望のインパルス応答になる。
FFTウィンドウにおける循環シフトの影響を補償するために、受信機Bにおける時間追跡アルゴリズムを以下のように改良してもよい。初めに、fftwin_shiftの左への逆循環シフトが、(図2eにおける先述したゼロ化により生成された)1つのレプリカインパルス応答に適用される。その後、結果のインパルス応答推定を用いて、(上記のステップB3のフィルタリング/しきい値処理で始まる)オリジナルの時間追跡アルゴリズムが、上記で説明したのと同じ方法で実行される。
NポイントFFTを使用して、単に、(図2eにおけるゼロ化により生成された)1つのレプリカインパルス応答を周波数ドメインにコンバートして戻すことにより、FFTウィンドウにおける循環シフトの影響を補償するために、受信機Bにおける周波数応答補間を改良してもよい。
図5は、本ワークの例示的な実施形態にしたがった、OFDM受信機装置を図示的に示している。いくつかの実施形態では、受信機装置は、移動体プラットフォーム(例えば、セル電話機、ポータブルコンピューティング装置等)上に提供されており、固定サイトのプラットフォーム(例えば、基地局、ノードB装置、アクセスポイント等)または別の移動体プラットフォームのいずれかにおいて提供されている送信機からOFDM送信を受信する。いくつかの実施形態では、受信機装置は、固定サイトのプラットフォーム上に提供されており、移動体プラットフォーム上または別の固定サイトのプラットフォーム上のいずれかに提供されている送信機からOFDM送信を受信する。アンテナアレンジメント50により受信したOFDMシンボルのシーケンスは、受信機フロントエンドアレンジメント51に提供され、受信機フロントエンドアレンジメント51は、従来の技術を使用して、各OFDMシンボルに対して、それぞれのサンプル時間間隔において時間ドメインサンプルのシーケンスを生成させる(図1および図4も参照)。
FFTウィンドウ導出器52は、(タイミング制御ユニット59において実現される時間追跡アルゴリズムにしたがって生成された)FFTウィンドウポジション情報500を使用して、受信したシーケンス中の各OFDMシンボルに対して、そのOFDMシンボルのサンプルに対する初期FFTウィンドウを導出する。これらの初期FFTウィンドウは、一般的に、506において示されている。循環シフター53は、その後、タイミング制御ユニット59により提供される循環シフト情報501により要求されるように、初期FFTウィンドウ506のそれぞれの内のサンプルを循環的にシフトさせる。上記で説明したように、この循環シフティングは、対応するOFDMシンボルの時間ベースを、基準OFDMシンボルの時間ベースに変換する。FFTユニット54は、循環シフター53により507において生成された、FFTウィンドウ中のサンプルに関して、従来のFFT処理操作を実行する。FFTユニット54により504において生成された各FFT結果に対して、復調ユニット55は、チャネル推定器57により生成された対応するチャネル推定情報503を使用して、従来技術にしたがって、対応するOFDMシンボルを復調する。復調結果505は、従来技術を使用して、復調結果から情報ビット502を生成させるデコーディングユニット56に提供される。
FFTウィンドウポジション情報500を生成させるためにタイミング制御ユニット59が実現する時間追跡アルゴリズムに対しても、チャネル推定情報503が提供される。
受信機Aおよび受信機Bに関して上記で説明した方法でチャネル推定を改良する実施形態において、チャネル推定器57は、図5において破線により示されているように、循環シフト情報501を受け取る。
図6は、本ワークの例示的な実施形態にしたがった、タイミング制御ユニット59を図示的に示している。61において示されている前述の時間追跡アルゴリズムは、チャネル推定情報503に基づいて、FFTウィンドウオフセット情報64を生成させる。ウィンドウポジショナー62は、FFTウィンドウオフセット情報64に応答して、FFTウィンドウポジション情報500を生成させる(図5も参照)。アキュムレーター63は、64において生成されたFFTウィンドウオフセット量のランニング合計を維持する。このランニング合計は、循環シフト情報501を構成し、循環シフター53に提供される。受信機Aおよび受信機Bに関して上記で説明した方法で時間追跡アルゴリズムを改良する実施形態において、循環シフト情報501は、図6において破線により示されているように、時間追跡アルゴリズム61にも提供される。
当業者は、さまざまな異なる技術および技法のうちの任意のものを使用して情報および信号を表してもよいことを理解するだろう。例えば、上記の説明全体を通して参照されたかもしれない、データ、命令、コマンド、情報、信号、ビット、シンボルおよびチップは、電圧、電流、電磁波、磁界または磁気の粒子、光学界または光の粒子、あるいはこれらの何らかの組み合わせにより、表してもよい。
ここで開示した実施形態に関連して説明した、さまざまな例示的な論理ブロック、モジュール、回路およびアルゴリズムステップが、電子ハードウェア、コンピュータソフトウェア、あるいは双方の組み合わせたものとして実現してもよいことを当業者はさらに正しく認識するだろう。ハードウェアおよびソフトウェアの交換可能性を明確に図示するために、さまざまな例示的なコンポーネント、ブロック、モジュール、回路およびステップを一般的にこれらの機能性に関して上記で説明した。このような機能性がハードウェアあるいはソフトウェアとして実現されるか否かは、特定の応用および全体的なシステムに課せられた設計の制約に依存する。当業者は、それぞれの特定の応用に対して方法を変化させて、説明した機能性を実現してもよいが、このようなインプリメンテーション決定は、本ワークの範囲からの逸脱を生じさせるものとして解釈すべきではない。
ここで開示した実施形態に関連して説明した、さまざまな例示的な論理的ブロック、モジュールおよび回路は、汎用プロセッサ、デジタル信号プロセッサ(DSP)、特定用途向け集積回路(ASIC)、フィールドプログラマブルゲートアレイ(FPGA)または他のプログラマブル論理デバイス、ディスクリートゲートまたはトランジスタ論理、ディスクリートハードウェアコンポーネント、あるいは、ここで説明した機能を実行するために設計されたこれらの何らかの組み合わせで、実現してもよく、あるいは、実行してもよい。汎用プロセッサはマイクロプロセッサであってもよいが、代替実施形態では、プロセッサは、何らかの従来のプロセッサ、制御装置、マイクロ制御装置、または、状態機械であってもよい。プロセッサはまた、コンピューティングデバイスの組み合わせとして、例えば、DSPとマイクロプロセッサの組み合わせ、複数のマイクロプロセッサ、DSPコアを備えた1つ以上のマイクロプロセッサ、あるいは、このようなコンフィギュレーションの他の何らかのものとして実現してもよい。
ここで開示した実施形態と関連して説明した方法またはアルゴリズムのステップは、直接、ハードウェアで、プロセッサにより実行されるソフトウェアモジュールで、あるいは、2つの組み合わせで具現化してもよい。ソフトウェアモジュールは、RAMメモリ、フラッシュメモリ、ROMメモリ、EPROMメモリ、EEPROMメモリ、レジスタ、ハードディスク、リムーブバルディスク、CD−ROM、あるいは、技術的に知られている他の何らかの形態の記憶媒体に存在していてもよい。例示的な記憶媒体は、プロセッサが記憶媒体から情報を読み取り、記憶媒体に情報を書き込むことができるようにプロセッサに結合される。代替実施形態では、記憶媒体はプロセッサと一体化してもよい。プロセッサおよび記憶媒体は、ASICに存在してもよい。ASICはユーザ端末に存在してもよい。代替実施形態では、プロセッサおよび記憶媒体は、ユーザ端末中のディスクリートコンポーネントとして存在してもよい。
開示した実施形態のこれまでの説明は、当業者が本ワークの原理を具現化する製品を製作または使用できるように提供した。これらの実施形態に対するさまざま改良は当業者に容易に明らかとなり、ここに定義された一般的な原理は、本開示の精神および範囲を逸脱することなく、他の実施形態に適用されてもよい。したがって、本ワークはここに示された実施形態に限定されることを意図しているものではなく、ここで開示されている原理および新しい特徴と一致した最も広い範囲に一致させるべきである。
開示した実施形態のこれまでの説明は、当業者が本ワークの原理を具現化する製品を製作または使用できるように提供した。これらの実施形態に対するさまざま改良は当業者に容易に明らかとなり、ここに定義された一般的な原理は、本開示の精神および範囲を逸脱することなく、他の実施形態に適用されてもよい。したがって、本ワークはここに示された実施形態に限定されることを意図しているものではなく、ここで開示されている原理および新しい特徴と一致した最も広い範囲に一致させるべきである。
以下に、本願出願時の特許請求の範囲に記載された発明を付記する。
[1]ワイヤレス通信方法において、
OFDMシンボルのシーケンスを受信することと、
前記OFDMシンボルのシーケンス内のターゲットOFDMシンボルに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させることと、
タイミング補正プロセスを使用して、前記ターゲットOFDMシンボルの送信と受信との間のタイミングオフセットを近似する前記サンプル時間間隔の数を決定することと、
前記サンプル時間間隔の数に基づいて、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させることと、
前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用することとを含む方法。
[2]前記OFDMシンボルの連続するシンボルは、前記ターゲットOFDMシンボルの連続するインスタンスを構成し、
前記生成させることと、前記使用することと、前記循環的にシフトさせることと、前記適用することとを、前記ターゲットシンボルの前記各インスタンスに関して実行することを含む[1]記載の方法。
[3]前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、
前記OFDMシンボルのシーケンス中の前のすべてのOFDMシンボルに対して決定された前記サンプル時間間隔の数の累積を表す累積値を提供することと、
前記累積値を更新して、前記ターゲットOFDMシンボルの前記インスタンスに関係する前記サンプル時間間隔の数に対処する更新された累積値を生成させることとを含み、
前記循環的にシフトさせることは、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、前記更新された累積値に等しいサンプル時間間隔の数だけ、サンプルの関係するシーケンスを循環的にシフトさせることを含む[2]記載の方法。
[4]ワイヤレス通信装置において、
OFDMシンボルのシーケンスを受信する手段と、
前記OFDMシンボルのシーケンス内のターゲットOFDMシンボルに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させる手段と、
タイミング補正プロセスを使用して、前記ターゲットOFDMシンボルの送信と受信との間のタイミングオフセットを近似する前記サンプル時間間隔の数を決定する手段と、
前記サンプル時間間隔の数に基づいて、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させる手段と、
前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用する手段とを具備する装置。
[5]前記OFDMシンボルの連続するシンボルは、前記ターゲットOFDMシンボルの連続するインスタンスを構成し、
前記生成させることと、前記使用することと、前記循環的にシフトさせることと、前記適用することとを、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して実行する手段を具備する[4]記載の装置。
[6]前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに関して動作可能であり、前記OFDMシンボルのシーケンス中の前のすべてのOFDMシンボルに対して決定された前記サンプル時間間隔の数の累積を表す累積値を提供する手段と、
前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに関して動作可能であり、前記累積値を更新して、前記ターゲットOFDMシンボルの前記インスタンスに関係する前記サンプル時間間隔の数に対処する更新された累積値を生成させる手段とを具備し、
前記循環的にシフトさせる手段は、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに関して動作可能であり、前記更新された累積値に等しいサンプル時間間隔の数だけ、サンプルの関係するシーケンスを循環的にシフトさせる手段を備える[5]記載の装置。
[7]ワイヤレス通信装置において、
OFDMシンボルのシーケンスを受信する入力と、
前記入力に結合され、前記OFDMシンボルのシーケンス内のターゲットOFDMシンボルに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させるように構成されている受信機フロントエンドアレンジメントと、
タイミング補正プロセスを使用して、前記ターゲットOFDMシンボルの送信と受信との間のタイミングオフセットを近似する前記サンプル時間間隔の数を決定するように構成されているタイミング制御装置と、
前記受信機フロントエンドアレンジメントと前記タイミング制御装置とに結合され、前記サンプル時間間隔の数に基づいて、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させるように構成されている循環シフターと、
前記循環シフターに結合され、前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用するように構成されているFFTユニットとを具備する装置。
[8]前記受信機フロントエンドアレンジメントは、前記ターゲットOFDMシンボルの連続するインスタンスとして、前記OFDMシンボルの連続するシンボルを提供し、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させ、
前記タイミング制御装置は、前記タイミング補正プロセスを使用して、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、前記ターゲットOFDMシンボルの前記インスタンスの送信と受信との間のタイミングオフセットを近似する前記サンプル時間間隔の数を決定し、
前記循環シフターは、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、前記サンプル時間間隔の関係する数に基づいて、サンプルの関係するシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させ、
前記FFTユニットは、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、サンプルの関係するさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用する[7]記載の装置。
[9]前記タイミング制御装置は、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、前記OFDMシンボルのシーケンス中の前のすべてのOFDMシンボルに対して決定された前記サンプル時間間隔の数の累積を表す累積値を提供し、前記累積値を更新して、前記ターゲットOFDMシンボルの前記インスタンスに関係する前記サンプル時間間隔の数に対処する更新された累積値を生成させ、
前記循環シフターは、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、前記更新された累積値に等しいサンプル時間間隔の数だけ、サンプルの関係するシーケンスを循環的にシフトさせる[8]記載の装置。
[10]コンピュータ読取可能媒体を具備し、ワイヤレス通信をサポートするコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
少なくとも1つのデータプロセッサに、受信したOFDMシンボルのシーケンス内のターゲットOFDMシンボルに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させるためのコードと、
前記少なくとも1つのデータプロセッサに、タイミング補正プロセスを使用して、前記ターゲットOFDMシンボルの送信と受信との間のタイミングオフセットを近似する前記サンプル時間間隔の数を決定させるためのコードと、
前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記サンプル時間間隔の数に基づいて、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させるためのコードと、
前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
[11]前記OFDMシンボルの連続するシンボルは、前記ターゲットOFDMシンボルの連続するインスタンスを構成し、
前記コンピュータ読取可能媒体は、前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記生成させることと、前記使用することと、前記循環的にシフトさせることと、前記適用することとを、前記ターゲットシンボルの前記各インスタンスに関して実行させるためのコードを含む[10]記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[12]前記コンピュータ読取可能媒体は、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、前記少なくとも1つのデータプロセッサに、
前記OFDMシンボルのシーケンス中の前のすべてのOFDMシンボルに対して決定された前記サンプル時間間隔の数の累積を表す累積値を提供させ、
前記累積値を更新して、前記ターゲットOFDMシンボルの前記インスタンスに関係する前記サンプル時間間隔の数に対処する更新された累積値を生成させ、
前記更新された累積値に等しいサンプル時間間隔の数だけ、サンプルの関係するシーケンスを循環的にシフトさせるためのコードを含む[11]記載のコンピュータプログラムプロダクト。
[13]ワイヤレス通信方法において、
OFDMシンボルのシーケンスを受信することと、
前記OFDMシンボルのそれぞれに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させることと、
少なくとも1つの前記OFDMシンボルに対して、
前記サンプルの対応するシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させることを含み、前記少なくとも1つのOFDMシンボルに関係する時間ベースを変換して、対応する時間ベース変換されたOFDMシンボルを生成させることと、
前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用することとを含む方法。
[14]前記循環的にシフトさせることは、前記少なくとも1つのOFDMシンボルの送信と受信との間の推定されたタイミングオフセットに基づいている前記サンプル時間間隔の数だけ、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせることを含む[13]記載の方法。
[15]ワイヤレス通信装置において、
OFDMシンボルのシーケンスを受信する手段と、
前記OFDMシンボルのそれぞれに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させる手段と、
前記サンプルの対応するシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させる手段を備え、少なくとも1つの前記OFDMシンボルに関して動作可能であり、前記少なくとも1つのOFDMシンボルに関係する時間ベースを変換して、対応する時間ベース変換されたOFDMシンボルを生成させる手段と、
前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用する手段とを具備する装置。
[16]前記循環的にシフトさせる手段は、前記少なくとも1つのOFDMシンボルの送信と受信との間の推定されたタイミングオフセットに基づいている前記サンプル時間間隔の数だけ、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせる手段を備える[15]記載の装置。
[17]ワイヤレス通信装置において、
OFDMシンボルのシーケンスを受信する入力と、
前記入力に結合され、前記OFDMシンボルのそれぞれに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させるように構成されている受信機フロントエンド装置と、
前記受信機フロントエンド装置に結合され、前記OFDMシンボルの少なくとも1つに関係する前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせて、前記少なくとも1つのOFDMシンボルの時間ベース変換を表す、サンプルのさらなるシーケンスを生成させるように構成されている循環シフターと、
前記循環シフターに結合され、前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用するように構成されているFFTユニットとを具備する装置。
[18]前記循環シフターは、前記少なくとも1つのOFDMシンボルの送信と受信との間の推定されたタイミングオフセットに基づいている前記サンプル時間間隔の数だけ、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせる[17]記載の装置。
[19]コンピュータ読取可能媒体を具備し、ワイヤレス通信をサポートするコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
前記コンピュータ読取可能媒体は、
受信したOFDMシンボルのシーケンス内の各OFDMシンボルに対して、少なくとも1つのデータプロセッサに、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させるためのコードと、
前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記サンプルの対応するシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させるためのコードを含み、前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記OFDMシンボルのうちの少なくとも1つのシンボルの時間ベースを変換して、対応する時間ベース変換されたOFDMシンボルを生成させるためのコードと、
前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
[20]前記コンピュータ読取可能媒体は、前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記少なくとも1つのOFDMシンボルの送信と受信との間の推定されたタイミングオフセットに基づいている前記サンプル時間間隔の数だけ、前記少なくとも1つのOFDMシンボルに関係する前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせるためのコードを含む[19]記載のコンピュータプログラムプロダクト。

Claims (20)

  1. ワイヤレス通信方法において、
    OFDMシンボルのシーケンスを受信することと、
    前記OFDMシンボルのシーケンス内のターゲットOFDMシンボルに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させることと、
    タイミング補正プロセスを使用して、前記ターゲットOFDMシンボルの送信と受信との間のタイミングオフセットを近似する前記サンプル時間間隔の数を決定することと、
    前記サンプル時間間隔の数に基づいて、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させることと、
    前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用することとを含む方法。
  2. 前記OFDMシンボルの連続するシンボルは、前記ターゲットOFDMシンボルの連続するインスタンスを構成し、
    前記生成させることと、前記使用することと、前記循環的にシフトさせることと、前記適用することとを、前記ターゲットシンボルの前記各インスタンスに関して実行することを含む請求項1記載の方法。
  3. 前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、
    前記OFDMシンボルのシーケンス中の前のすべてのOFDMシンボルに対して決定された前記サンプル時間間隔の数の累積を表す累積値を提供することと、
    前記累積値を更新して、前記ターゲットOFDMシンボルの前記インスタンスに関係する前記サンプル時間間隔の数に対処する更新された累積値を生成させることとを含み、
    前記循環的にシフトさせることは、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、前記更新された累積値に等しいサンプル時間間隔の数だけ、サンプルの関係するシーケンスを循環的にシフトさせることを含む請求項2記載の方法。
  4. ワイヤレス通信装置において、
    OFDMシンボルのシーケンスを受信する手段と、
    前記OFDMシンボルのシーケンス内のターゲットOFDMシンボルに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させる手段と、
    タイミング補正プロセスを使用して、前記ターゲットOFDMシンボルの送信と受信との間のタイミングオフセットを近似する前記サンプル時間間隔の数を決定する手段と、
    前記サンプル時間間隔の数に基づいて、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させる手段と、
    前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用する手段とを具備する装置。
  5. 前記OFDMシンボルの連続するシンボルは、前記ターゲットOFDMシンボルの連続するインスタンスを構成し、
    前記生成させることと、前記使用することと、前記循環的にシフトさせることと、前記適用することとを、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して実行する手段を具備する請求項4記載の装置。
  6. 前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに関して動作可能であり、前記OFDMシンボルのシーケンス中の前のすべてのOFDMシンボルに対して決定された前記サンプル時間間隔の数の累積を表す累積値を提供する手段と、
    前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに関して動作可能であり、前記累積値を更新して、前記ターゲットOFDMシンボルの前記インスタンスに関係する前記サンプル時間間隔の数に対処する更新された累積値を生成させる手段とを具備し、
    前記循環的にシフトさせる手段は、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに関して動作可能であり、前記更新された累積値に等しいサンプル時間間隔の数だけ、サンプルの関係するシーケンスを循環的にシフトさせる手段を備える請求項5記載の装置。
  7. ワイヤレス通信装置において、
    OFDMシンボルのシーケンスを受信する入力と、
    前記入力に結合され、前記OFDMシンボルのシーケンス内のターゲットOFDMシンボルに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させるように構成されている受信機フロントエンドアレンジメントと、
    タイミング補正プロセスを使用して、前記ターゲットOFDMシンボルの送信と受信との間のタイミングオフセットを近似する前記サンプル時間間隔の数を決定するように構成されているタイミング制御装置と、
    前記受信機フロントエンドアレンジメントと前記タイミング制御装置とに結合され、前記サンプル時間間隔の数に基づいて、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させるように構成されている循環シフターと、
    前記循環シフターに結合され、前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用するように構成されているFFTユニットとを具備する装置。
  8. 前記受信機フロントエンドアレンジメントは、前記ターゲットOFDMシンボルの連続するインスタンスとして、前記OFDMシンボルの連続するシンボルを提供し、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させ、
    前記タイミング制御装置は、前記タイミング補正プロセスを使用して、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、前記ターゲットOFDMシンボルの前記インスタンスの送信と受信との間のタイミングオフセットを近似する前記サンプル時間間隔の数を決定し、
    前記循環シフターは、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、前記サンプル時間間隔の関係する数に基づいて、サンプルの関係するシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させ、
    前記FFTユニットは、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、サンプルの関係するさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用する請求項7記載の装置。
  9. 前記タイミング制御装置は、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、前記OFDMシンボルのシーケンス中の前のすべてのOFDMシンボルに対して決定された前記サンプル時間間隔の数の累積を表す累積値を提供し、前記累積値を更新して、前記ターゲットOFDMシンボルの前記インスタンスに関係する前記サンプル時間間隔の数に対処する更新された累積値を生成させ、
    前記循環シフターは、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、前記更新された累積値に等しいサンプル時間間隔の数だけ、サンプルの関係するシーケンスを循環的にシフトさせる請求項8記載の装置。
  10. コンピュータ読取可能媒体を具備し、ワイヤレス通信をサポートするコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    前記コンピュータ読取可能媒体は、
    少なくとも1つのデータプロセッサに、受信したOFDMシンボルのシーケンス内のターゲットOFDMシンボルに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのデータプロセッサに、タイミング補正プロセスを使用して、前記ターゲットOFDMシンボルの送信と受信との間のタイミングオフセットを近似する前記サンプル時間間隔の数を決定させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記サンプル時間間隔の数に基づいて、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
  11. 前記OFDMシンボルの連続するシンボルは、前記ターゲットOFDMシンボルの連続するインスタンスを構成し、
    前記コンピュータ読取可能媒体は、前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記生成させることと、前記使用することと、前記循環的にシフトさせることと、前記適用することとを、前記ターゲットシンボルの前記各インスタンスに関して実行させるためのコードを含む請求項10記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  12. 前記コンピュータ読取可能媒体は、前記ターゲットOFDMシンボルの前記各インスタンスに対して、前記少なくとも1つのデータプロセッサに、
    前記OFDMシンボルのシーケンス中の前のすべてのOFDMシンボルに対して決定された前記サンプル時間間隔の数の累積を表す累積値を提供させ、
    前記累積値を更新して、前記ターゲットOFDMシンボルの前記インスタンスに関係する前記サンプル時間間隔の数に対処する更新された累積値を生成させ、
    前記更新された累積値に等しいサンプル時間間隔の数だけ、サンプルの関係するシーケンスを循環的にシフトさせるためのコードを含む請求項11記載のコンピュータプログラムプロダクト。
  13. ワイヤレス通信方法において、
    OFDMシンボルのシーケンスを受信することと、
    前記OFDMシンボルのそれぞれに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させることと、
    少なくとも1つの前記OFDMシンボルに対して、
    前記サンプルの対応するシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させることを含み、前記少なくとも1つのOFDMシンボルに関係する時間ベースを変換して、対応する時間ベース変換されたOFDMシンボルを生成させることと、
    前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用することとを含む方法。
  14. 前記循環的にシフトさせることは、前記少なくとも1つのOFDMシンボルの送信と受信との間の推定されたタイミングオフセットに基づいている前記サンプル時間間隔の数だけ、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせることを含む請求項13記載の方法。
  15. ワイヤレス通信装置において、
    OFDMシンボルのシーケンスを受信する手段と、
    前記OFDMシンボルのそれぞれに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させる手段と、
    前記サンプルの対応するシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させる手段を備え、少なくとも1つの前記OFDMシンボルに関して動作可能であり、前記少なくとも1つのOFDMシンボルに関係する時間ベースを変換して、対応する時間ベース変換されたOFDMシンボルを生成させる手段と、
    前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用する手段とを具備する装置。
  16. 前記循環的にシフトさせる手段は、前記少なくとも1つのOFDMシンボルの送信と受信との間の推定されたタイミングオフセットに基づいている前記サンプル時間間隔の数だけ、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせる手段を備える請求項15記載の装置。
  17. ワイヤレス通信装置において、
    OFDMシンボルのシーケンスを受信する入力と、
    前記入力に結合され、前記OFDMシンボルのそれぞれに対して、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させるように構成されている受信機フロントエンド装置と、
    前記受信機フロントエンド装置に結合され、前記OFDMシンボルの少なくとも1つに関係する前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせて、前記少なくとも1つのOFDMシンボルの時間ベース変換を表す、サンプルのさらなるシーケンスを生成させるように構成されている循環シフターと、
    前記循環シフターに結合され、前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用するように構成されているFFTユニットとを具備する装置。
  18. 前記循環シフターは、前記少なくとも1つのOFDMシンボルの送信と受信との間の推定されたタイミングオフセットに基づいている前記サンプル時間間隔の数だけ、前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせる請求項17記載の装置。
  19. コンピュータ読取可能媒体を具備し、ワイヤレス通信をサポートするコンピュータプログラムプロダクトにおいて、
    前記コンピュータ読取可能媒体は、
    受信したOFDMシンボルのシーケンス内の各OFDMシンボルに対して、少なくとも1つのデータプロセッサに、それぞれのサンプル時間間隔において、時間ドメインサンプルの対応するシーケンスを生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記サンプルの対応するシーケンスを循環的にシフトさせて、サンプルのさらなるシーケンスを生成させるためのコードを含み、前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記OFDMシンボルのうちの少なくとも1つのシンボルの時間ベースを変換して、対応する時間ベース変換されたOFDMシンボルを生成させるためのコードと、
    前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記サンプルのさらなるシーケンスに関して、FFT処理を適用させるためのコードとを含むコンピュータプログラムプロダクト。
  20. 前記コンピュータ読取可能媒体は、前記少なくとも1つのデータプロセッサに、前記少なくとも1つのOFDMシンボルの送信と受信との間の推定されたタイミングオフセットに基づいている前記サンプル時間間隔の数だけ、前記少なくとも1つのOFDMシンボルに関係する前記サンプルのシーケンスを循環的にシフトさせるためのコードを含む請求項19記載のコンピュータプログラムプロダクト。
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