JP2014159885A - 脱臭装置 - Google Patents

脱臭装置 Download PDF

Info

Publication number
JP2014159885A
JP2014159885A JP2013029808A JP2013029808A JP2014159885A JP 2014159885 A JP2014159885 A JP 2014159885A JP 2013029808 A JP2013029808 A JP 2013029808A JP 2013029808 A JP2013029808 A JP 2013029808A JP 2014159885 A JP2014159885 A JP 2014159885A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water
deodorizing
air
ozone
vaporization filter
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2013029808A
Other languages
English (en)
Inventor
Toru Iwasaki
亨 岩崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP2013029808A priority Critical patent/JP2014159885A/ja
Publication of JP2014159885A publication Critical patent/JP2014159885A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Images

Landscapes

  • Air Humidification (AREA)

Abstract

【課題】
脱臭装置内にあるオゾナイザの電極には、オゾンを発生させると窒素酸化物が付着する。窒素酸化物が付着すると、オゾンの発生量が低下する問題があった。そこで、本発明は、オゾナイザの電極に付着した窒素酸化物を自動的に除去することを目的とする。
【解決手段】
気化フィルタを内部に備えた脱臭装置において、気化フィルタの外周部に設けられた水汲みポケットが汲み上げて気化フィルタにかける水の一部を溜める水タンクを備え、この水タンクにノズル部を設け、このノズル部から落下される水をオゾナイザの電極にかけて、電極に付着した窒素酸化物を除去する。
【選択図】 図3

Description

本発明は、脱臭装置に関わり、より詳細には、オゾンを発生させるオゾナイザの電極を清掃できる脱臭装置に関する。
脱臭装置の中には、空気中の臭気物質を分解除去するために、オゾンを発生させるオゾナイザを備えているものがある。また、室内空気を加湿するために、脱臭装置の中には加湿機構を備えたものがある。
オゾナイザは、対向した一対の電極間に高電圧の交流電圧を印加して放電させ、その放電空間に空気または酸素を通過させることで、オゾンを生成する。この放電空間に窒素が存在すると窒素酸化物が発生し、この窒素酸化物がオゾナイザの電極に付着する。電極に窒素酸化物が大量に付着すると、オゾンの発生が阻害される。そのため、オゾンの発生量が低下する問題があった。
そこで、オゾナイザの電極に付着した窒素酸化物を除去する方法として、特開平8−191881号公報がある。この先行技術には、トイレに設置されているオゾナイザに、吐水ノズルから吐出された温水を吹き付けることで、電極に付着した窒素酸化物を除去する技術が開示されている。
特開平8−191881号公報
しかし、特許文献1の方法は、吐水ノズルでオゾナイザの電極に温水を吹き付けており、トイレのような水回りで使用する機器では防水対策が施されているため水がかかることによる故障などの問題は生じにくい。しかし、従来の脱臭装置にこの技術を用いると、脱臭装置は内部にある電子部品に防水対策が施されていないため、オゾナイザに吹き付けた時に水が飛び散ることによって、脱臭装置を故障させる可能性があった。
そこで、本発明は、自動的にオゾナイザの電極を水洗することで付着した窒素酸化物を除去し、また、脱臭装置の内部にある電子部品に水による影響を与えない脱臭装置を提供することを目的としたものである。
上述した問題を解決するために、本発明は、空気の脱臭処理を行う脱臭装置であって、
空気の吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路と、前記空気通路内に設けられ、前記吸込口から吸引した空気を前記吹出口から送出させる送風機と、前記空気通路内に、水を吸水して湿潤した状態で通過する空気を加湿する気化フィルタと、前記気化フィルタを湿潤させる水を溜める給水トレイと、前記気化フィルタの外周部に設置され、前記給水トレイ内に溜まっている水を汲み上げて、前記気化フィルタに水をかける吸水手段と、前記空気通路内で、前記送風機と前記気化フィルタとの間に配置され、電極でオゾンを生成し、生成したオゾンにより空気の脱臭処理を行うオゾン脱臭部とを備え、前記吸水手段から流れ出す水の一部が溜まる水タンクを、前記オゾン脱臭部の上方に配置し、前記水タンクに溜まった水を前記電極に導くためのノズル部を、前記水タンクに配置した。
また、前記水タンクには開閉機構を備え、前記オゾン脱臭部が停止している間に、前記開閉機構が開くことで、前記ノズル部から水を落下させる。これにより、電極に付着した窒素酸化物は落下してきた水に溶け、除去される。
本発明の脱臭装置によれば、オゾナイザの電極に付着した窒素酸化物を自動的に除去することができ、オゾンの発生量を低下させることを防ぐことが出来る。また、ノズル部によりオゾナイザの電極に水が導かれるため、オゾナイザの電極以外の電子部品に水がかからなくなり、脱臭装置の故障を防ぐことが出来る。
本発明にかかる脱臭装置の全体を示した斜視図である。 本発明にかかる脱臭装置の断面図である。 本発明にかかる脱臭装置の内部を示した正面図である。 本発明にかかる脱臭ユニットの分解斜視図である。 本発明にかかる気化フィルタおよび水タンクを概略的に示した斜視図である。
以下に、図面に基づいて、本発明にかかる脱臭装置の実施例を詳細に説明する。
図1は、本発明にかかる脱臭装置100の外観斜視図であり、図2は、図1のXX線断面図である。
脱臭装置100は、図1に示すように、縦長の略直方体形状で構成されており、前面側に前面パネル101、図2に示すように、前面パネル101と対向する背面側に背面パネル102をそれぞれ有する。背面パネル102には多数の開口部を設けた空気の吸込口111が形成されている。また、加湿装置100の上面部には、図1に示すように、手動により開閉可能な矩形状のルーバ103が設けられている。このルーバ103は開閉可能であって、図2に示すように、ルーバ103を開くことによって吸込口111から吸込まれ脱臭された空気は吹出口112から室内空間へ吹出される。
次に、脱臭装置100の具体的な内部構成について図2を用いて説明する。室内空間より空気を吸込む吸込口111と室内空間に空気を吹出す吹出口112とを結ぶ空気通路内には、風上側から風下側に向かって、臭気物質を除去する脱臭ユニット121と、空気を加湿する気化フィルタ122と、オゾンを発生するオゾン脱臭部であるオゾナイザ123と、吸込口111より吸込んだ空気を吹出口112から吹出すための送風機124とが順に配置されている。
脱臭ユニット121は、図4に示すように、内部に備えた脱臭フィルタ121aに臭気物質を吸着することで通過する空気を脱臭するものである。脱臭フィルタ121aに吸着した臭気物質は、脱臭フィルタ121aを加熱することにより分解される。そのため、脱臭ユニット121には、脱臭フィルタ121aを加熱するためのヒータ121bが備えられている。
気化フィルタ122は、水を吸水して湿潤した状態となり、空気が気化フィルタ122を通過する間に、水が気化して通過する空気を加湿するものである。図3に示すように、気化フィルタ122の外周部には、気化フィルタ122に水をかける吸水手段である、水汲み水車と同じ構造の水汲みポケット122aが配置されている。水汲みポケット122aは、図3に示すように、気化フィルタ122の回転方向である矢印方向側が開口され、汲み上げた水が溜まるような箱形状となっている。水汲みポケット122aは、気化フィルタ122の頂上付近で横向きになり、開口された側から内部に溜まった水が外に流れ出るようになっている。加湿運転中は、気化フィルタ122が回転し、気化フィルタ122に水を供給する給水トレイ125内の水を水汲みポケット122aが汲み上げて、気化フィルタ122の頂上付近で水汲みポケット122a内に溜まっている水が流れ出て気化フィルタ122にかかることで、気化フィルタ122を湿潤させている。
オゾナイザ123は、対向した一対の電極間に高電圧の交流電圧を印加して放電させ、その放電空間に空気または酸素を通過させることでオゾンを生成させるものである。オゾンを生成する二本の電極はケース123a内に配置されている。このケース123aには、生成したオゾンを吹出口112にまで導くための導風管126が接続されている。生成されたオゾンは、送風機124から吹出される空気がオゾナイザ123周辺の空気を誘引することで、導風管126を通過して、空気通路内に誘引される。
送風機124は、シロッコファンから構成され、脱臭装置100の本体の背面パネル102にある吸込口111から空気を吸込み、上面にある吹出口112より吸込んだ空気を吹出すものである。
この脱臭装置100は、背面パネル102の上部にある制御部140によって、各構成部品が制御される。
次に、オゾナイザ123の電極に付着した窒素酸化物を除去する構造について説明する。
図3に示すように、オゾナイザ123の電極123bにかけるための水を溜める水タンク131は、気化フィルタ122の側面側の近傍に、かつ、気化フィルタ122の頂上よりも低い位置でかつオゾナイザ123よりも高い位置に配置され、図2に示すように、送風機124のケーシング124aに固定されている。図5は、本発明にかかる気化フィルタ122および水タンク131を概略的に示した斜視図である。水汲みポケット122aには、図5に示すように、汲み上げた水を気化フィルタの外側へ導くガイド部122bと、ガイド部122bで導かれた水を水タンク131に向けて流れ出させるために、気化フィルタ122の外側に向かって突き出した板形状の突出部122cが設けられている。これらの構造により、水タンク131は、気化フィルタ122の外周部に設けられた水汲みポケット122aで汲み上げられ、気化フィルタ122の頂上付近で気化フィルタ122へかけられる水の一部を受け止めることが出来る。これにより、水タンク131に水が溜まる。水タンク131の底の一部には、図3に示すように、溜まった水を下に流すためのノズル部131aが設けられている。水タンク131には、制御部140によって開閉を制御される開閉機構131bが備えられ、開閉機構131bが開くことで水タンク131に溜まった水がノズル部131aを通過して落下される。また、このノズル部131aは、オゾナイザ123の電極123bに水タンク131に溜まった水を導き、この水をかけることが出来るように、オゾナイザ123の電極123bの上方に配置される。また、ケース123aの上面には、水が内部に入れるように穴が設けられ、ケース123aの下面には、電極123bにかけられた水を給水トレイ125にまで導く排水管132が設けられている。
次に、オゾナイザ123の電極123bに付着した窒素酸化物を除去する動作について説明する。この動作は、オゾナイザが一定時間停止している必要がある。そのため、本実施例では、脱臭運転を停止させ、脱臭フィルタ121aを加熱して、臭気物質を分解除去する間に行う。
初めに、制御部140は脱臭運転を停止させると、オゾナイザ123および送風機124を停止させる。また、制御部140は気化フィルタ122の回転も停止させるので、水タンク131への水の供給が止まる。そして、制御部140は脱臭フィルタ121aをヒータ121bで加熱し始める。
次に、制御部140は水タンク131に設けてある開閉機構131bを開ける。これにより、脱臭運転中に水タンク131内に溜まった水は、下方にあるオゾナイザ123の電極123bにかかり、オゾナイザ123の電極123bに付着した窒素酸化物は水に溶けて、除去される。窒素酸化物が溶け込んだ水は、ケース123aと接続される排水管132より給水トレイ125まで導かれる。脱臭フィルタ121aの加熱再生が終了するまでの間、ノズル部131aは開いたままである。また、オゾナイザ123の電極123bは、水タンク131内の水がなくなった後は、脱臭フィルタ121aの加熱再生運転によるヒータ121bの熱で、乾燥される。
脱臭フィルタ121aの加熱再生が終了すると、制御部140は、水タンク131に設けてある開閉機構131bを閉じる。そして、制御部140はオゾナイザ123および送風機124を駆動させる。また、制御部140は気化フィルタ122の回転も再開する。これにより、水汲みポケット122aで汲み上げられた水が水タンク131に供給され始める。
なお、脱臭フィルタ121aの加熱再生は約24時間おきに行われるため、その間にオゾナイザ123の電極123bに付着した窒素酸化物を除去するだけの水を、水タンク131内に溜めることが出来る。なお、水タンク131が満水になった後に水汲みポケット122aから水が供給された場合、水タンク131の気化フィルタ122と対向する側面上で、上端側の一部に図示しない開口部を設け、この開口部より溢れた水を流すようにしている。なお、本実施例は本発明の脱臭装置の一例であり、本発明はこれに限定したものではない。
以上より、脱臭装置100内にあるオゾナイザ123の電極123bに付着した窒素酸化物を自動的に除去することができ、オゾン発生量の低下を防ぐことが出来る。また、電極123bの水洗い時に脱臭装置100内にある電子部品が水による故障するおそれがない。
100 脱臭装置
101 前面パネル
102 背面パネル
111 吸込口
112 吹出口
121 脱臭ユニット
121a 脱臭フィルタ
121b ヒータ
122 気化フィルタ
122a 水汲みポケット
122b ガイド部
122c 突出部
123 オゾナイザ
123a ケース
123b 電極
124 送風機
125 給水トレイ
131 水タンク
131a ノズル部
132 排水管
140 制御部

Claims (2)

  1. 空気の脱臭処理を行う脱臭装置であって、
    空気の吸込口と吹出口とを結ぶ空気通路と、
    前記空気通路内に設けられ、前記吸込口から吸引した空気を前記吹出口から送出させる送風機と、
    前記空気通路内に、水を吸水して湿潤した状態で通過する空気を加湿する気化フィルタと、
    前記気化フィルタを湿潤させる水を溜める給水トレイと、
    前記気化フィルタの外周部に設置され、前記給水トレイ内に溜まっている水を汲み上げて、前記気化フィルタに水をかける吸水手段と、
    前記空気通路内で、前記送風機と前記気化フィルタとの間に配置され、電極でオゾンを生成し、生成したオゾンにより空気の脱臭処理を行うオゾン脱臭部とを備え、
    前記吸水手段から流れ出る水の一部が溜まる水タンクを、前記オゾン脱臭部の上方に配置し、
    前記水タンクに溜まった水を前記電極に導くためのノズル部を、前記オゾン脱臭部が有する電極の上方にある前記水タンクに配置したことを特徴とする脱臭装置。
  2. 前記水タンクは開閉機構を備え、
    前記オゾン脱臭部が停止している間に、前記開閉機構が開くことで、前記ノズル部から水を落下させることを特徴とする請求項1に記載の脱臭装置。
JP2013029808A 2013-02-19 2013-02-19 脱臭装置 Pending JP2014159885A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013029808A JP2014159885A (ja) 2013-02-19 2013-02-19 脱臭装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2013029808A JP2014159885A (ja) 2013-02-19 2013-02-19 脱臭装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2014159885A true JP2014159885A (ja) 2014-09-04

Family

ID=51611693

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2013029808A Pending JP2014159885A (ja) 2013-02-19 2013-02-19 脱臭装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2014159885A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107449047A (zh) * 2017-08-18 2017-12-08 广东美的制冷设备有限公司 空气处理模块和空调器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN107449047A (zh) * 2017-08-18 2017-12-08 广东美的制冷设备有限公司 空气处理模块和空调器

Similar Documents

Publication Publication Date Title
EP1918651A1 (en) Air conditioner and operation method thereof
JP5918429B1 (ja) 加湿方法及び加湿装置
JP2006292247A (ja) 加湿装置
JP5408066B2 (ja) 加湿装置
JP2011092920A (ja) 液処理用放電ユニット、調湿装置、及び給湯器
KR20110010728U (ko) 가습기
JP2018159543A (ja) 加湿空気清浄機
KR101923449B1 (ko) 가습기
KR20080104482A (ko) 물 세척 공기청정기
JP2002327940A (ja) 空気調和機
JP2015048954A (ja) 加湿機能付き空気調和機
JP2015148421A (ja) 加湿装置
JP5494340B2 (ja) 加湿装置
JP2014159885A (ja) 脱臭装置
JP4825190B2 (ja) 空気調和機
JP2015190702A (ja) 加湿装置
JP5069180B2 (ja) マイナスイオン及びナノミスト発生装置
JP2012037170A (ja) 加湿機能付脱臭装置
JP5812080B2 (ja) 加湿装置
JP6487298B2 (ja) 便器の脱臭装置
JP2004012029A (ja) 加湿器
JP7203299B2 (ja) 熱交換形換気装置
JP5708758B2 (ja) 加湿装置
KR101183514B1 (ko) 공기조화기
JP5488308B2 (ja) 加湿装置