JP2014159142A - 感熱記録体 - Google Patents

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JP2014159142A
JP2014159142A JP2013031470A JP2013031470A JP2014159142A JP 2014159142 A JP2014159142 A JP 2014159142A JP 2013031470 A JP2013031470 A JP 2013031470A JP 2013031470 A JP2013031470 A JP 2013031470A JP 2014159142 A JP2014159142 A JP 2014159142A
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Akito Ogino
明人 荻野
Yasuaki Matsumori
泰明 松森
Yoshihide Watanabe
佳英 渡邉
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Jujo Paper Co Ltd
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Abstract

【課題】
本発明は、近赤外領域に読み取り波長を有する光学文字読取装置に対する適性が良好であり、発色性能(印字濃度)、画像部の耐水性、耐可塑剤性、耐光性、及び白紙部の耐熱性に優れた感熱記録体を提供することを目的とする。
【解決手段】
支持体上に、無色ないし淡色の電子供与性ロイコ染料及び電子受容性顕色剤を含有する感熱記録層を設けた感熱記録体において、該感熱記録層が、電子供与性ロイコ染料として特定のジビニル化合物を、電子受容性顕色剤として特定のスルホン酸系化合物を、それぞれ含有することを特徴とする感熱記録体。
【選択図】 なし

Description

この発明は、無色ないし淡色の電子供与性ロイコ染料(以下、「ロイコ染料」ともいう。)と電子受容性顕色剤(以下、「顕色剤」ともいう。)との発色反応を利用した感熱記録体であって、近赤外領域に読み取り波長を有する光学文字読取装置に対する適性が良好であり、発色性能(印字濃度)、画像部の耐水性、耐可塑剤性、耐光性、及び白紙部の耐熱性に優れた感熱記録体に関する。
一般に、感熱記録体は通常無色ないし淡色のロイコ染料とフェノール性化合物等の顕色剤とを、それぞれ微細な粒子に磨砕分散した後、両者を混合し、バインダー、充填剤、感度向上剤、滑剤及びその他の助剤を添加して得られた塗液を、紙、合成紙、フィルム、プラスチック等の支持体に塗工したものであり、サーマルヘッド、ホットスタンプ、熱ペン、レーザー光等の加熱による瞬時の化学反応により発色し、記録画像が得られる。感熱記録体は、ファクシミリ、コンピューターの端末プリンタ、自動券売機、計測用レコーダー、スーパーマーケットやコンビニなどのレシート等の記録媒体として広範囲に使用されている。
近年、入場券、搭乗券などのチケット用途では、発券時にQR CODEを印字して、入場時にバーコード読み取り機にかざすだけで入場できるシステムが普及してきている。一般にバーコード読み取り機で用いられる読み取り光源の波長は可視領域から近赤領域であるが、バーコード読み取り用の小型スキャナーにおいては、小型で安価な半導体レーザーが光源として用いられることが多い。そのため、チケット用途に使用される感熱記録体には、小型スキャナーでのバーコード読み取り適性、即ち、近赤外領域(700〜1000nm付近)に波長を有する光源での読み取り適性が求められている。
しかし、従来の感熱記録体で用いられていたロイコ染料によって得られる記録画像は、可視光源に対しては読み取り適性を有しているが、近赤外光源に対しては記録画像の吸光度が大きく低下するため、読み取り適性が得られなかった。また、チケット用途では屋外で使用されることが多いため、太陽光や雨などの水分により画像部の判読が困難とならないこと、更に、財布などに収納されることが多いため、これらに使用される合成皮革が含有する可塑剤により画像部の判読が困難とならないことなど、感熱記録体に対して従来では問題になっていなかった耐光性、耐水性、耐可塑剤性等の保存性に関して、優れた性能が要求されている。
可視光源に対する読み取り適性を向上させるため、感熱記録層中に、近赤外光源に対して強い吸収を示す染料前駆体を含有することを特徴とする感熱記録材料(特許文献1)が開示されているが、画像部の耐光性、耐可塑剤性及び光照射後の発色性(いわゆる耐光再発色性)が不十分である。また、近赤外光源に対して強い吸収を示す染料前駆体と、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノン又はサリチル酸誘導体、サリチル酸誘導体の金属塩を顕色剤として組み合わせて用いることにより、画像部の耐光性及び耐光再発色性を向上させた感熱記録体(特許文献2)が開示されているが、2,2’,4,4’−テトラヒドロキシベンゾフェノンやサリチル酸誘導体、サリチル酸誘導体の金属塩は水溶性が高いため、耐水性が不十分であることに加え、反応性が高く白紙部の耐熱性が劣るため、感熱記録体を高温環境で保管すると、白紙部が発色してしまいバーコード読み取り適性が低下する欠点がある。
特開2004−160805 特開2007−050579
そこで、本発明は、近赤外領域に読み取り波長を有する光学文字読取装置に対する適性が良好であり、発色性能(印字濃度)、画像部の耐水性、耐可塑剤性、耐光性、及び白紙部の耐熱性に優れた感熱記録体を提供することを目的とする。
本発明者らは鋭意検討の結果、感熱記録層に特定のロイコ染料と顕色剤を組み合わせて含有させることにより上記課題を解決できることを見出し、本発明を完成するに至った。
すなわち、本発明は、支持体上に、無色ないし淡色の電子供与性ロイコ染料及び電子受容性顕色剤を含有する感熱記録層を設けた感熱記録体において、該感熱記録層が、電子供与性ロイコ染料として下記一般式(化1)で表されるジビニル化合物を、電子受容性顕色剤として下記化学式(化2)で表されるスルホン酸系化合物を、それぞれ含有することを特徴とする感熱記録体である。
Figure 2014159142
(式中、R、Rは炭素数8以下のアルキル基を示し、Xは水素原子、ハロゲン原子、炭素数8以下のアルキル基を示し、Xは炭素数8以下のアルコキシ基を示す。)
Figure 2014159142
本発明によれば、近赤外領域に読み取り波長を有する光学文字読取装置に対する適性が良好であり、発色性能(印字濃度)、画像部の耐水性、耐可塑剤性、耐光性、及び白紙部の耐熱性に優れた感熱記録体を提供することが可能である。
以下、本発明の実施の形態について説明する。
本発明の感熱記録体は、支持体上に、無色ないし淡色のロイコ染料及び顕色剤を含有する感熱記録層を設けてなり、該感熱記録層が、ロイコ染料として下記一般式(化1)で表されるジビニル化合物を、顕色剤として下記化学式(化2)で表されるスルホン酸系化合物を、それぞれ含有することを特徴とする感熱記録体である。
Figure 2014159142
(式中、R、Rは炭素数8以下のアルキル基を示し、Xは水素原子、ハロゲン原子、炭素数8以下のアルキル基を示し、Xは炭素数8以下のアルコキシ基を示す。)
Figure 2014159142
本発明のロイコ染料として使用する上記一般式(化1)で表されるジビニル化合物は、ラクトン環が開裂すると近赤外線吸収性能を発現する。しかしながら、一般に感熱記録体に使用されているビスフェノールA等を顕色剤として使用した場合、これらの顕色剤との反応生成物は安定性が低く、光照射や可塑剤との接触により容易に分解し、近赤外線吸収性能を失活してしまう。一方、上記化学式(化2)で表されるスルホン酸系化合物を顕色剤として用いた場合、光照射や可塑剤との接触による赤外線吸収性能の低下が小さいこと、即ち、画像部の耐光性や耐可塑剤性が良好であることを見出した。この理由は定かではないが、上記一般式(化1)で表されるジビニル化合物と上記化学式(化2)で表されるスルホン酸系化合物との反応生成物は、化学的に安定であるためと推測される。
次に、本発明の感熱記録体の感熱記録層で使用する各種材料を例示するが、バインダー、架橋剤、顔料などは上記課題に対する所望の効果を阻害しない範囲で、保護層や下塗り層など、必要に応じて設けられた各塗工層にも使用することが可能である。
本発明では、ロイコ染料として上記一般式(化1)で表されるジビニル化合物を使用する。
上記一般式(化1)で表されるジビニル化合物としては、例えば3,3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−ジエチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−ジプロピルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−メチルエチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−ジブチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−エトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−ジエチルアミノフェニル)−2−(p−エトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−ジプロピルアミノフェニル)−2−(p−エトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−メチルエチルアミノフェニル)−2−(p−エトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−ジブチルアミノフェニル)−2−(p−エトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−イソプロポキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−ジエチルアミノフェニル)−2−(p−イソプロポキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−ジプロピルアミノフェニル)−2−(p−イソプロポキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−メチルエチルアミノフェニル)−2−(p−イソプロポキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(p−ジブチルアミノフェニル)−2−(p−イソプロポキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(o−メチル−p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(o−メチル−p−ジエチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(o−メチル−p−ジプロピルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(o−メチル−p−メチルエチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド、3,3−ビス−〔2−(o−メチル−p−ジブチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリド等が例示可能であり、特に3,3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリドが好ましい。3,3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラクロロフタリドは、例えば、福井山田社製NIRBLACK78として入手可能である。また、これらの上記一般式(化1)で表されるジビニル化合物は、単独又は2種以上混合して使用してもよい。
本発明で使用する上記一般式(化1)で表されるジビニル化合物以外のロイコ染料としては、従来の感圧あるいは感熱記録紙分野で公知のものは全て使用可能であり、特に制限されるものではないが、トリフェニルメタン系化合物、フルオラン系化合物、フルオレン系化合物、ジビニル系化合物等が好ましい。以下に代表的な無色ないし淡色の染料(染料前駆体)の具体例を示す。また、これらのロイコ染料は単独又は2種以上混合して使用してもよい。
<トリフェニルメタン系ロイコ染料>
3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)−6−ジメチルアミノフタリド〔別名クリスタルバイオレットラクトン〕、3,3−ビス(p−ジメチルアミノフェニル)フタリド〔別名マラカイトグリーンラクトン〕
<フルオラン系ロイコ染料>
3−ジエチルアミノ−6−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−(m−メチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルアニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−n−オクチルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−ジベンジルアミノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−クロロ−7−p−メチルアニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−メチルフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−クロロフルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン、3−ジエチルアミノ−ベンゾ〔a〕フルオラン、3−ジエチルアミノ−ベンゾ〔c〕フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o,p−ジメチルアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−クロロフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−エトキシエチル−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−p−メチルアニリノフルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジブチルアミノ−7−(o−フルオロアニリノ)フルオラン、3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン、3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(m−トリフルオロメチルアニリノ)フルオラン、3−ジ−n−ペンチルアミノ−6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−ジ−n−ペンチルアミノ−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン、3−ピロリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−ピペリジノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−プロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−メチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−シクロヘキシルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−キシルアミノ)−6−メチル−7−(p−クロロアニリノ)フルオラン、3−(N−エチル−p−トルイディノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソアミルアミノ)−6−クロロ−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−テトラヒドロフルフリルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−イソブチルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−(N−エチル−N−エトキシプロピルアミノ)−6−メチル−7−アニリノフルオラン、3−シクロヘキシルアミノ−6−クロロフルオラン、2−(4−オキサヘキシル)−3−ジメチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、2−(4−オキサヘキシル)−3−ジエチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、2−(4−オキサヘキシル)−3−ジプロピルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン、2−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−メトキシ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−クロロ−3−メチル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−クロロ−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−ニトロ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−アミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−フェニル−6−メチル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−ベンジル−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2−ヒドロキシ−6−p−(p−フェニルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、3−メチル−6−p−(p−ジメチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジエチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、3−ジエチルアミノ−6−p−(p−ジブチルアミノフェニル)アミノアニリノフルオラン、2,4−ジメチル−6−〔(4−ジメチルアミノ)アニリノ〕−フルオラン
<フルオレン系ロイコ染料>
3,6,6’−トリス(ジメチルアミノ)スピロ〔フルオレン−9,3’−フタリド〕、3,6,6’−トリス(ジエチルアミノ)スピロ〔フルオレン−9,3’−フタリド〕
<ジビニル系ロイコ染料>
3,3−ビス−〔2−(p−ジメチルアミノフェニル)−2−(p−メトキシフェニル)エテニル〕−4,5,6,7−テトラブロモフタリド、3,3−ビス−〔1,1−ビス(4−ピロリジノフェニル)エチレン−2−イル〕−4,5,6,7−テトラブロモフタリド
<その他>
3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド、3−(4−ジエチルアミノ−2−エトキシフェニル)−3−(1−オクチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド、3−(4−シクロヘキシルエチルアミノ−2−メトキシフェニル)−3−(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)−4−アザフタリド、3,3−ビス(1−エチル−2−メチルインドール−3−イル)フタリド、3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(3’−ニトロ)アニリノラクタム、3,6−ビス(ジエチルアミノ)フルオラン−γ−(4’−ニトロ)アニリノラクタム、1,1−ビス−〔2’,2’,2'',2''−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2,2−ジニトリルエタン、1,1−ビス−〔2’,2’,2'',2''−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2−β−ナフトイルエタン、1,1−ビス−〔2’,2’,2'',2''−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−2,2−ジアセチルエタン、ビス−〔2,2,2’,2’−テトラキス−(p−ジメチルアミノフェニル)−エテニル〕−メチルマロン酸ジメチルエステル
本発明の感熱記録層が、上記一般式(化1)で表されるジビニル化合物以外のロイコ染料を含有する場合、上記一般式(化1)で表されるジビニル化合物の含有量は、該感熱記録層中に含有させる全ロイコ染料(上記一般式(化1)で表されるジビニル化合物を含む)の5重量%以上が好ましく、より好ましくは10重量%以上である。
本発明では、顕色剤として上記化学式(化2)で表されるスルホン酸系化合物を使用する。
本発明で使用する上記化学式(化2)で表されるスルホン酸系化合物以外の顕色剤としては、例えば、活性白土、アタパルジャイト、コロイダルシリカ、珪酸アルミニウムなどの無機酸性物質、4,4’−イソプロピリデンジフェノール、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)シクロヘキサン、2,2−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−4−メチルペンタン、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルフィド、ヒドロキノンモノベンジルエーテル、4−ヒドロキシ安息香酸ベンジル、4,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−イソプロポキシジフェニルスルホン、4−ヒドロキシ−4’−n−プロポキシジフェニルスルホン、ビス(3−アリル−4−ヒドロキシフェニル)スルホン、4−ヒドロキシ−4’−メチルジフェニルスルホン、4−ヒドロキシフェニル−4’−ベンジルオキシフェニルスルホン、3,4−ジヒドロキシフェニル−4’−メチルフェニルスルホン、1−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]−4−[4−(4−イソプロポキシフェニルスルホニル)フェノキシ]ブタン、特開2003−154760号公報記載のフェノール縮合組成物、特開平8−59603号公報記載のアミノベンゼンスルホンアミド誘導体、ビス(4−ヒドロキシフェニルチオエトキシ)メタン、1,5−ジ(4−ヒドロキシフェニルチオ)−3−オキサペンタン、ビス(p−ヒドロキシフェニル)酢酸ブチル、ビス(p−ヒドロキシフェニル)酢酸メチル、1,1−ビス(4−ヒドロキシフェニル)−1−フェニルエタン、1,4−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、1,3−ビス[α−メチル−α−(4’−ヒドロキシフェニル)エチル]ベンゼン、ジ(4−ヒドロキシ−3−メチルフェニル)スルフィド、2,2’−チオビス(3−tert−オクチルフェノール)、2,2’−チオビス(4−tert−オクチルフェノール)、WO02/081229号あるいは特開2002−301873号公報記載の化合物、またN,N’−ジ−m−クロロフェニルチオウレア等のチオ尿素化合物、p−クロロ安息香酸、没食子酸ステアリル、ビス[4−(n−オクチルオキシカルボニルアミノ)サリチル酸亜鉛]2水和物、4−[2−(p−メトキシフェノキシ)エチルオキシ]サリチル酸、4−[3−(p−トリルスルホニル)プロピルオキシ]サリチル酸、5−[p−(2−p−メトキシフェノキシエトキシ)クミル]サリチル酸の芳香族カルボン酸、及びこれらの芳香族カルボン酸の亜鉛、マグネシウム、アルミニウム、カルシウム、チタン、マンガン、スズ、ニッケル等の多価金属塩との塩、さらにはチオシアン酸亜鉛のアンチピリン錯体、テレフタルアルデヒド酸と他の芳香族カルボン酸との複合亜鉛塩等が挙げられる。これらの顕色剤は、単独又は2種以上混合して使用することもできる。1−[4−(4−ヒドロキシフェニルスルホニル)フェノキシ]−4−[4−(4−イソプロポキシフェニルスルホニル)フェノキシ]ブタンは、例えば、株式会社エーピーアイコーポレーション製商品名JKY−214として入手可能であり、特開2003−154760号公報記載のフェノール縮合組成物は、例えば、株式会社エーピーアイコーポレーション製商品名JKY−224として入手可能である。また、WO02/081229号等に記載の化合物は、日本曹達(株)製商品名NKK−395、D−100として入手可能である。この他、特開平10−258577号公報記載の高級脂肪酸金属複塩や多価ヒドロキシ芳香族化合物などの金属キレート型発色成分を含有することもできる。
本発明の感熱記録層が、上記化学式(化2)で表されるスルホン酸系化合物以外の顕色剤を含有する場合、上記化学式(化2)で表されるスルホン酸系化合物の含有量は、該感熱記録層中に含有させる全顕色剤(上記化学式(化2)で表されるスルホン酸系化合物を含む)の70重量%以上が好ましく、より好ましくは90重量%以上である。
本発明で使用する増感剤としては、従来公知の増感剤を使用することができる。かかる増感剤としては、ステアリン酸アミド、パルミチン酸アミド等の脂肪酸アマイド、エチレンビスアミド、モンタン酸ワックス、ポリエチレンワックス、1,2−ビス−(3−メチルフェノキシ)エタン、p−ベンジルビフェニル、β−ベンジルオキシナフタレン、4−ビフェニル−p−トリルエーテル、m−ターフェニル、1,2−ジフェノキシエタン、シュウ酸ジベンジル、シュウ酸ジ(p−クロロベンジル)、シュウ酸ジ(p−メチルベンジル)、テレフタル酸ジベンジル、p−ベンジルオキシ安息香酸ベンジル、ジ−p−トリルカーボネート、フェニル−α−ナフチルカーボネート、1,4−ジエトキシナフタレン、1−ヒドロキシ−2−ナフトエ酸フェニルエステル、o−キシレン−ビス−(フェニルエーテル)、4−(m−メチルフェノキシメチル)ビフェニル、4,4’−エチレンジオキシ−ビス−安息香酸ジベンジルエステル、ジベンゾイルオキシメタン、1,2−ジ(3−メチルフェノキシ)エチレン、ビス[2−(4−メトキシ−フェノキシ)エチル]エーテル、p−ニトロ安息香酸メチル、p−トルエンスルホン酸フェニル、o−トルエンスルホンアミド、p−トルエンスルホンアミドなどを例示することが可能である。これらの増感剤は、単独又は2種以上混合して使用してもよい。
本発明で使用する顔料としては、カオリン、焼成カオリン、炭酸カルシウム、酸化アルミニウム、酸化チタン、炭酸マグネシウム、珪酸アルミニウム、珪酸マグネシウム、珪酸カルシウム、水酸化アルミニウム、シリカ等が挙げられ、要求品質に応じて併用することもできる。
本発明で使用するバインダーとしては、完全ケン化ポリビニルアルコール、部分ケン化ポリビニルアルコール、アセトアセチル化ポリビニルアルコール、カルボキシ変性ポリビニルアルコール、アマイド変性ポリビニルアルコール、スルホン酸変性ポリビニルアルコール、ブチラール変性ポリビニルアルコール、オレフィン変性ポリビニルアルコール、ニトリル変性ポリビニルアルコール、ピロリドン変性ポリビニルアルコール、シリコーン変性ポリビニルアルコール、その他の変性ポリビニルアルコール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、エチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、スチレン−無水マレイン酸共重合体、スチレン−ブタジエン共重合体並びにエチルセルロース、アセチルセルロースのようなセルロース誘導体、カゼイン、アラビヤゴム、酸化澱粉、エーテル化澱粉、ジアルデヒド澱粉、エステル化澱粉、ポリ塩化ビニル、ポリ酢酸ビニル、ポリアクリルアミド、ポリアクリル酸エステル、ポリビニルブチラール、ポリスチロース及びそれらの共重合体、ポリアミド樹脂、シリコーン樹脂、石油樹脂、テルペン樹脂、ケトン樹脂、クマロン樹脂などを例示することができる。これらの高分子物質は水、アルコール、ケトン類、エステル類、炭化水素などの溶剤に溶かして使用するほか、水又は他の媒体中に乳化又はペースト状に分散した状態で使用し、要求品質に応じて併用することもできる。
本発明で使用する架橋剤としては、グリオキザール、メチロールメラミン、メラミンホルムアルデヒド樹脂、メラミン尿素樹脂、ポリアミンエピクロロヒドリン樹脂、ポリアミドエピクロロヒドリン樹脂、過硫酸カリウム、過硫酸アンモニウム、過硫酸ソーダ、塩化第二鉄、塩化マグネシウム、ホウ砂、ホウ酸、ミョウバン、塩化アンモニウムなどを例示することができる。
本発明で使用する滑剤としては、ステアリン酸亜鉛、ステアリン酸カルシウム等の脂肪酸金属塩、ワックス類、シリコーン樹脂類などが挙げられる。
本発明では、感熱記録層に更に紫外線吸収剤として一般式(化3)で表されるベンゾトリアゾール系化合物を含有させると、ロイコ染料と顕色剤との反応生成物が光照射により分解し、近赤外線吸収性能を失活することを抑制できる。これにより、画像部の耐光性が良好となるため好ましい。
Figure 2014159142
(式中Rは炭素数4〜30の直鎖又は分岐したアルキル基を示す。)
本発明で紫外線吸収剤として使用する上記一般式(化3)で表されるベンゾトリアゾール系化合物としては、例えば2,2’メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4t−ブチルフェノール)、2,2’メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4n−ブチルフェノール)、2,2’メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール)、2,2’メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4(1,1,3,3,5,5−ヘキサメチルヘキシル)フェノール)、2,2’メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4(1,1,3,3,5,5,7,7,−オクタメチルオクチル)フェノール)などが例示可能であり、特に下記化学式(化4)で示される、2,2’メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール)が好ましい。2,2’メチレンビス(6−(2H−ベンゾトリアゾール−2−イル)−4(1,1,3,3−テトラメチルブチル)フェノール)は、例えば、ADEKA社製アデカアークルズLA31やケミプロ化成社製KEMISORB279として入手可能である。
Figure 2014159142
本発明においては、上記課題に対する所望の効果を阻害しない範囲で、画像部の耐油性等を向上させる安定剤として、4,4’−ブチリデン(6−t−ブチル−3−メチルフェノール)、2,2’−ジ−t−ブチル−5,5’−ジメチル−4,4’−スルホニルジフェノール、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−シクロヘキシルフェニル)ブタン、1,1,3−トリス(2−メチル−4−ヒドロキシ−5−t−ブチルフェニル)ブタン等を添加することもできる。このほかに分散剤、消泡剤、酸化防止剤、蛍光染料等を使用することができる。
本発明の感熱記録層に使用するロイコ染料、顕色剤、増感剤、顔料、紫外線吸収剤(上記一般式(化3)で表されるベンゾトリアゾール系化合物)、並びにその他の各種成分の種類及び量は、要求される性能及び記録適性に従って決定され、特に限定されるものではないが、通常、ロイコ染料1重量部に対して顕色剤0.5〜10重量部、増感剤0.1〜10重量部、顔料0.5〜20重量部、紫外線吸収剤(上記一般式(化3)で表されるベンゾトリアゾール系化合物)0.01〜2重量部、その他の成分0.01〜10重量部程度を使用する。バインダーは感熱記録層固形分中5〜25重量%程度が適当である。
本発明において、ロイコ染料、顕色剤並びに必要に応じて添加する材料は、ボールミル、アトライター、サンドグライダーなどの粉砕機あるいは適当な乳化装置によって数ミクロン以下の粒子径になるまで微粒化し、バインダー及び目的に応じて各種の添加材料を加えて塗工液とする。この塗工液に用いる溶媒としては水あるいはアルコール等を用いることができ、その固形分は20〜40重量%程度である。
本発明の感熱記録体においては、感熱記録層上に更に保護層を設けることもできる。
保護層は、顔料と樹脂を主成分とすることが多く、感熱記録層に使用できる材料として例示したバインダー、顔料、架橋剤などを用いることができる。
本発明において、保護層中の顔料およびバインダーの含有量は、顔料100重量部に対しバインダーは固形分で30〜300重量部程度である。
本発明の感熱記録体は、支持体上に感熱記録層を有するが、支持体と感熱記録層の間に下塗り層を設けることもできる。
この下塗り層は、主としてバインダーと顔料とから成る。
下塗り層に用いるバインダーとしては、一般的に使用されている水溶性高分子あるいは疎水性高分子のエマルジョン等が適宜使用可能である。具体例としては、ポリビニルアルコール、ポリビニルアセタール、ヒドロキシエチルセルロース、メチルセルロース、カルボキシメチルセルロース、等のセルロース誘導体、デンプンとその誘導体、ポリアクリル酸ソーダ、ポリビニルピロリドン、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル共重合体、アクリル酸アミド/アクリル酸エステル/メタクリル酸共重合体、スチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、イソブチレン/無水マレイン酸共重合体アルカリ塩、ポリアクリルアミド、アルギン酸ソーダ、ゼラチン、カゼイン等の水溶性高分子、ポリ酢酸ビニル、ポリウレタン、スチレン/ブタジエン共重合体、ポリアクリル酸、ポリアクリル酸エステル、塩化ビニル/酢酸ビニル共重合体、ポリブチルメタクリレート、エチレン/酢酸ビニル共重合体、スチレン/ブタジエン/アクリル系共重合体等の疎水性高分子のエマルジョンを用いることができる。これらのバインダーは1種又は2種以上用いてもよい。
下塗り層に用いる顔料としては、従来一般的に使用されている公知の顔料、具体例としては炭酸カルシウム、シリカ、酸化亜鉛、酸化チタン、水酸化アルミニウム、水酸化マグネシウム、焼成カオリン、クレー、タルク等の無機顔料、有機系中空プラスチックピグメント、密実プラスチックピグメントなどを使用することができる。これらの顔料は1種又は2種以上用いてもよい。
下塗り層中の顔料は、全固形分100重量部に対して、通常50〜95重量部、好ましくは70〜90重量部である。
下塗り層の塗液には必要に応じて、分散剤、pH調整剤、消泡剤、保水剤、防腐剤、着色染料、紫外線防止剤等の各種助剤を適宜配合してもよい。
本発明において、感熱記録層及び感熱記録層以外の塗工層を塗工する手段は特に限定されるものではなく、周知慣用技術に従って塗工することができる。例えばエアーナイフコーター、ロッドブレードコーター、ベントブレードコーター、ベベルブレードコーター、ロールコーター、カーテンコーターなど各種コーターを備えたオフマシン塗工機やオンマシン塗工機が適宜選択され使用される。
感熱記録層ならびに感熱記録層以外の塗工層の塗工量は、要求される性能及び記録適性に従って決定され、特に限定されるものではないが、感熱記録層の一般的な乾燥塗工量は2〜12g/m程度である。
また、各層の塗工後にスーパーカレンダー掛けなどの平滑化処理を施すなど、感熱記録体分野における各種公知の技術を必要適宜付加することができる。
以下、実施例にて本発明を例証するが本発明を限定することを意図するものではない。なお、各実施例及び比較例中、特にことわらない限り「部」は「重量部」、「%」は「重量%」を示す。各種分散液、あるいは塗工液を以下のように調製した
[実施例1]
下記配合からなる配合物を攪拌分散して、下塗り層塗工液を調製した。
<下塗り層塗工液>
焼成カオリン(BASF社製、商品名:アンシレックス93) 100.0部
スチレン・ブタジエン共重合体ラテックス(日本ゼオン社製、
商品名:ST5526、固形分48%) 10.0部
水 50.0部
次いで、下塗り層塗工液を支持体(坪量47g/mの上質紙)の片面に、固形分で塗工量10.0g/mとなるようにベントブレードコーターで塗工した後、乾燥を行ない、下塗り層塗工紙を得た。
下記配合のロイコ染料分散液1〜2(A1〜A2液)、顕色剤分散液1〜2(B1〜B2液)、増感剤分散液(C液)及び紫外線吸収剤分散液(D液)を、それぞれ別々にサンドグラインダーで平均粒子径0.5ミクロンになるまで湿式磨砕を行った。
ロイコ染料分散液1(A1液)
ジビニル化合物(福井山田社製、商品名:NIRBLACK78) 6.0部
アニオン変性ポリビニルアルコール水溶液(日本合成化学社製、
商品名:L3266、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
※NIRBLACK78は下式で表される。
Figure 2014159142
ロイコ染料分散液2(A2液)
3−ジブチルアミノ−6−メチル−7−アニリノフルオラン(山本化成社製、
商品名:ODB−2) 6.0部
アニオン変性ポリビニルアルコール水溶液(日本合成化学社製、
商品名:L3266、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
顕色剤分散液1(B1液)
化学式(化2)で表されるスルホン酸系化合物(BASF社製、
商品名:DP201) 6.0部
アニオン変性ポリビニルアルコール水溶液(日本合成化学社製、
商品名:L3266、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
顕色剤分散液2(B2液)
2,4’−ジヒドロキシジフェニルスルホン(日華化学社製、
商品名:BPS−24C) 6.0部
アニオン変性ポリビニルアルコール水溶液(日本合成化学社製、
商品名:L3266、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
増感剤分散液(C液)
1,2−ビス−(3−メチルフェノキシ)エタン(三光社製、
商品名:KS232) 6.0部
アニオン変性ポリビニルアルコール水溶液(日本合成化学社製、
商品名:L3266、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
紫外線吸収剤分散液(D液)
ベンゾトリアゾール系化合物(ADEKA社製、
商品名:アデカアークルズLA31) 6.0部
アニオン変性ポリビニルアルコール水溶液(日本合成化学社製、
商品名:L3266、固形分10%) 5.0部
水 1.5部
※アデカアークルズLA31は下式で表される。
Figure 2014159142
次いで、下記の割合で各分散液を混合して感熱記録層塗工液1を調製した。
<感熱記録層塗工液1>
ロイコ染料分散液1(A1液) 18.0部
顕色剤分散液1(B1液) 36.0部
増感剤分散液(C液) 36.0部
シリカ分散液(水澤化学社製、商品名:ミズカシルP−537、固形分25%)
17.5部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(クラレ社製、商品名:PVA117、
固形分10%) 25.0部
次いで、感熱記録層塗工液1を前記下塗り層塗工紙の下塗り層上に、固形分で塗工量6.0g/mとなるようにロッドブレードコーターで塗工した後、乾燥を行い、スーパーカレンダーで平滑度が500〜1000秒になるように処理して感熱記録体を作製した。
[実施例2]
下記の割合で各分散液を混合して感熱記録層塗工液2を調製した。
<感熱記録層塗工液2>
ロイコ染料分散液1(A1液) 18.0部
顕色剤分散液1(B1液) 36.0部
増感剤分散液(C液) 36.0部
紫外線吸収剤分散液(D液) 9.0部
シリカ分散液(水澤化学社製、商品名:ミズカシルP−537、固形分25%)
17.5部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(クラレ社製、商品名:PVA117、
固形分10%) 25.0部
次いで、感熱記録層塗工液2を前記下塗り層塗工紙の下塗り層上に、固形分で塗工量6.0g/mとなるようにロッドブレードコーターで塗工した後、乾燥を行い、スーパーカレンダーで平滑度が500〜1000秒になるように処理して感熱記録体を作製した。
[実施例3]
下記の割合で各分散液を混合して感熱記録層塗工液3を調製した。
<感熱記録層塗工液3>
ロイコ染料分散液1(A1液) 9.0部
ロイコ染料分散液2(A2液) 9.0部
顕色剤分散液1(B1液) 36.0部
増感剤分散液(C液) 36.0部
紫外線吸収剤分散液(D液) 9.0部
シリカ分散液(水澤化学社製、商品名:ミズカシルP−537、固形分25%)
17.5部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(クラレ社製、商品名:PVA117、
固形分10%) 25.0部
次いで、感熱記録層塗工液3を前記下塗り層塗工紙の下塗り層上に、固形分で塗工量6.0g/mとなるようにロッドブレードコーターで塗工した後、乾燥を行い、スーパーカレンダーで平滑度が500〜1000秒になるように処理して感熱記録体を作製した。
[実施例4]
下記の割合で各分散液を混合して感熱記録層塗工液4を調製した。
<感熱記録層塗工液4>
ロイコ染料分散液1(A1液) 2.0部
ロイコ染料分散液2(A2液) 16.0部
顕色剤分散液1(B1液) 36.0部
増感剤分散液(C液) 36.0部
紫外線吸収剤分散液(D液) 9.0部
シリカ分散液(水澤化学社製、商品名:ミズカシルP−537、固形分25%)
17.5部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(クラレ社製、商品名:PVA117、
固形分10%) 25.0部
次いで、感熱記録層塗工液4を前記下塗り層塗工紙の下塗り層上に、固形分で塗工量6.0g/mとなるようにロッドブレードコーターで塗工した後、乾燥を行い、スーパーカレンダーで平滑度が500〜1000秒になるように処理して感熱記録体を作製した。
[実施例5]
下記の割合で各分散液を混合して感熱記録層塗工液5を調製した。
<感熱記録層塗工液5>
ロイコ染料分散液1(A1液) 1.0部
ロイコ染料分散液2(A2液) 17.0部
顕色剤分散液1(B1液) 36.0部
増感剤分散液(C液) 36.0部
紫外線吸収剤分散液(D液) 9.0部
シリカ分散液(水澤化学社製、商品名:ミズカシルP−537、固形分25%)
17.5部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(クラレ社製、商品名:PVA117、
固形分10%) 25.0部
次いで、感熱記録層塗工液5を前記下塗り層塗工紙の下塗り層上に、固形分で塗工量6.0g/mとなるようにロッドブレードコーターで塗工した後、乾燥を行い、スーパーカレンダーで平滑度が500〜1000秒になるように処理して感熱記録体を作製した。
[実施例6]
下記の割合で各分散液を混合して感熱記録層塗工液6を調製した。
<感熱記録層塗工液6>
ロイコ染料分散液1(A1液) 18.0部
顕色剤分散液1(B1液) 33.0部
顕色剤分散液2(B2液) 3.0部
増感剤分散液(C液) 36.0部
紫外線吸収剤分散液(D液) 9.0部
シリカ分散液(水澤化学社製、商品名:ミズカシルP−537、固形分25%)
17.5部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(クラレ社製、商品名:PVA117、
固形分10%) 25.0部
次いで、感熱記録層塗工液6を前記下塗り層塗工紙の下塗り層上に、固形分で塗工量6.0g/mとなるようにロッドブレードコーターで塗工した後、乾燥を行い、スーパーカレンダーで平滑度が500〜1000秒になるように処理して感熱記録体を作製した。
[実施例7]
下記の割合で各分散液を混合して感熱記録層塗工液7を調製した。
<感熱記録層塗工液7>
ロイコ染料分散液1(A1液) 18.0部
顕色剤分散液1(B1液) 26.0部
顕色剤分散液2(B2液) 10.0部
増感剤分散液(C液) 36.0部
紫外線吸収剤分散液(D液) 9.0部
シリカ分散液(水澤化学社製、商品名:ミズカシルP−537、固形分25%)
17.5部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(クラレ社製、商品名:PVA117、
固形分10%) 25.0部
次いで、感熱記録層塗工液7を前記下塗り層塗工紙の下塗り層上に、固形分で塗工量6.0g/mとなるようにロッドブレードコーターで塗工した後、乾燥を行い、スーパーカレンダーで平滑度が500〜1000秒になるように処理して感熱記録体を作製した。
[比較例1]
下記の割合で各分散液を混合して感熱記録層塗工液8を調製した。
<感熱記録層塗工液8>
ロイコ染料分散液2(A2液) 18.0部
顕色剤分散液1(B1液) 36.0部
増感剤分散液(C液) 36.0部
紫外線吸収剤分散液(D液) 9.0部
シリカ分散液(水澤化学社製、商品名:ミズカシルP−537、固形分25%)
17.5部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(クラレ社製、商品名:PVA117、
固形分10%) 25.0部
次いで、感熱記録層塗工液8を前記下塗り層塗工紙の下塗り層上に、固形分で塗工量6.0g/mとなるようにロッドブレードコーターで塗工した後、乾燥を行い、スーパーカレンダーで平滑度が500〜1000秒になるように処理して感熱記録体を作製した。
[比較例2]
下記の割合で各分散液を混合して感熱記録層塗工液9を調製した。
<感熱記録層塗工液9>
ロイコ染料分散液1(A1液) 18.0部
顕色剤分散液2(B2液) 36.0部
増感剤分散液(C液) 36.0部
紫外線吸収剤分散液(D液) 9.0部
シリカ分散液(水澤化学社製、商品名:ミズカシルP−537、固形分25%)
17.5部
完全ケン化型ポリビニルアルコール水溶液(クラレ社製、商品名:PVA117、
固形分10%) 25.0部
次いで、感熱記録層塗工液9を前記下塗り層塗工紙の下塗り層上に、固形分で塗工量6.0g/mとなるようにロッドブレードコーターで塗工した後、乾燥を行い、スーパーカレンダーで平滑度が500〜1000秒になるように処理して感熱記録体を作製した。
[比較例3]
支持体として、坪量60g/mの上質紙に代えて坪量47g/mの上質紙を用いた以外は、特開2007−050579号公報記載の実施例1と同様にして感熱記録体を作製した。
作製した感熱記録体について、下記評価を行った。
<発色性能(印字濃度)>
作製した感熱記録体について、大倉電機社製のTH−PMD(感熱記録紙印字試験機、京セラ社製サーマルヘッドを装着)を用い、印加エネルギー0.35mJ/dot、印字速度50mm/secで市松模様を印字した。印字部の印字濃度をマクベス濃度計(RD−914、アンバーフィルター使用)で測定し、発色性能を評価した。
<近赤外光による光学的文字読み取り適性>
作製した感熱記録体について、ゼブラ社製の感熱ラベルプリンタ140XiIIIを用い、印字レベル+10、印字速度6インチ/secでバーコード(code39)を印字した。印字したバーコードの品質をバーコード検証機(Honeywell社製、QC800、光源940nm)にて評価した。評価はANSI規格(CEN法、測定回数10回の平均)にて行った。
(優) A>B>C>D>F (劣)
<画像部の耐水性>
作製した感熱記録体について、ゼブラ社製の感熱ラベルプリンタ140XiIIIを用い、印字レベル+10、印字速度6インチ/secでバーコード(code39)を印字した。
23℃、50%Rhの環境下で24時間水浸漬処理し、風乾した後、バーコードの品質をバーコード検証機(Honeywell社製、QC800、光源940nm)にて評価した。評価はANSI規格(CEN法、測定回数10回の平均)にて行った。
(優) A>B>C>D>F (劣)
<画像部の耐可塑剤性>
作製した感熱記録体について、ゼブラ社製の感熱ラベルプリンタ140XiIIIを用い、印字レベル+10、印字速度6インチ/secでバーコード(code39)を印字した。
紙管に塩化ビニルラップ(三井東圧社製、ハイラップKMA)を1重に巻き付け、その上に印字したバーコード画像が外面となるように前記感熱記録体を置き、更にその上に前記塩化ビニルラップを3重に巻き付けて固定した。23℃、50%RHの環境下で24時間処理した後、バーコードの品質をバーコード検証機(Honeywell社製、QC800、光源940nm)にて評価した。評価はANSI規格(CEN法、測定回数10回の平均)にて行った。
(優) A>B>C>D>F (劣)
<画像部の耐光性>
作製した感熱記録体について、ゼブラ社製の感熱ラベルプリンタ140XiIIIを用い、印字レベル+10、印字速度6インチ/secでバーコード(code39)を印字した。
キセノンフェードメーター(東洋精機社製、アトラスウエザオメーターCi3000F)を用いて出力67w/mで2時間処理した後、バーコードの品質をバーコード検証機(Honeywell社製、QC800、光源940nm)にて評価した。評価はANSI規格(CEN法、測定回数10回の平均)にて行った。
(優) A>B>C>D>F (劣)
<白紙部の耐熱性>
作製した感熱記録体を40℃、90%RHの環境下で24時間処理した後、23℃、50%RHの環境下に3時間静置し、非印字部(白紙部)の濃度をマクベス濃度計(RD−914、アンバーフィルター使用)で測定し、処理前後の値の差で非印字部(白紙部)の耐熱性を下記基準で評価した。
◎:処理前後の値の差が0.01未満
○:処理前後の値の差が0.01以上0.05未満
△:処理前後の値の差が0.05以上0.10未満
×:処理前後の値の差が0.10以上
評価結果を表1に示す。
Figure 2014159142
表1から、感熱記録層にロイコ染料として一般式(化1)で表されるジビニル化合物を、顕色剤として化学式(化2)で表されるスルホン酸系化合物を、それぞれ含有させた場合には、近赤外領域に読み取り波長を有する光学文字読取装置に対する適性が良好であり、発色性能(印字濃度)、画像部の耐水性、耐可塑剤性、耐光性、及び白紙部の耐熱性が優れていることがわかる。
さらに、感熱記録層に更に紫外線吸収剤として一般式(化3)で表されるベンゾトリアゾール系化合物を含有させることにより、特に画像部の耐光性が優れることがわかる。
Figure 2014159142
(式中、R、Rは炭素数8以下のアルキル基を示し、Xは水素原子、ハロゲン原子、炭素数8以下のアルキル基を示し、Xは炭素数8以下のアルコキシ基を示す。)
Figure 2014159142
Figure 2014159142
(式中Rは炭素数4〜30の直鎖又は分岐したアルキル基を示す。)

Claims (3)

  1. 支持体上に、無色ないし淡色の電子供与性ロイコ染料及び電子受容性顕色剤を含有する感熱記録層を設けた感熱記録体において、該感熱記録層が、電子供与性ロイコ染料として下記一般式(化1)で表されるジビニル化合物を、電子受容性顕色剤として下記化学式(化2)で表されるスルホン酸系化合物を、それぞれ含有することを特徴とする感熱記録体。
    Figure 2014159142
    (式中、R、Rは炭素数8以下のアルキル基を示し、Xは水素原子、ハロゲン原子、炭素数8以下のアルキル基を示し、Xは炭素数8以下のアルコキシ基を示す。)
    Figure 2014159142
  2. 前記感熱記録層が、更に紫外線吸収剤として一般式(化3)で表されるベンゾトリアゾール系化合物を含有する請求項1に記載の感熱記録体。
    Figure 2014159142
    (式中Rは炭素数4〜30の直鎖又は分岐したアルキル基を示す。)
  3. 前記ベンゾトリアゾール系化合物が、化学式(化4)で表される化合物である請求項2に記載の感熱記録体。
    Figure 2014159142
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