JP2014158007A - 太陽光発電装置における制御装置、ならびに制御システム - Google Patents

太陽光発電装置における制御装置、ならびに制御システム Download PDF

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Abstract

【課題】複数の太陽電池モジュールを含む太陽光発電装置において、複数のパワーコンディショナの操作を一括に行う、制御装置を提供する。
【解決手段】複数のパワーコンディショナ5が、それぞれ、太陽電池モジュール21aに接続され、各パワーコンディショナ5が、太陽電池モジュール21aからの直流電力をそれぞれ交流電力に変換して出力する、パワーコンディショナ群22と、パワーコンディショナ群22を構成する全てのパワーコンディショナ5に接続された制御ユニット24であって、パワーコンディショナ操作についての指示が入力される入力手段63a、および入力された指示のパワーコンディショナ操作を、通信機能手段70を介して、制御ユニット24に接続された全てのパワーコンディショナ5に適用する、パワーコンディショナ操作適用手段67を有する、制御ユニット24とを備える。
【選択図】図3

Description

多数のパワーコンディショナが設けられた太陽光発電システムに関する。
大規模な太陽光発電システムにおいて、小規模な太陽電池アレイ(複数の太陽電池モジュールからなるアレイ)ごとにパワーコンディショナを設けた構成が、例えば、特許文献1に記載されている。このシステムでは、小規模な太陽電池アレイとそのパワーコンディショナから構成される小規模アレイユニットがカスケード接続され、システム全体として高発電容量を得る。このようにパワーコンディショナが多数設けられると、1台のパワーコンディショナが停止しても、大規模な太陽光発電システム全体に与える影響は小さい。
特開2010−279234号公報
しかし、小規模な太陽電池アレイごとにパワーコンディショナを設けると、大規模なシステムでは、パワーコンディショナの数が膨大となる。通常、パワーコンディショナの整定値の設定やパワーコンディショナの起動および停止は、パワーコンディショナ自体に設けられた操作パネルを介して作業者が行う。そのため、膨大な数のパワーコンディショナに整定値の設定やパワーコンディショナの起動および停止を行う場合、システム全体としては膨大な作業となる。
そこで、本発明は、多数のパワーコンディショナが設けられた太陽光発電システムにおいて、複数のパワーコンディショナの操作を一括に行うことができる、制御装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために、本発明の一構成にかかる、複数の太陽電池モジュールを含む太陽光発電装置において制御を行う装置は、少なくとも1つのパワーコンディショナ群であって、当該パワーコンディショナ群は複数のパワーコンディショナからなり、前記複数のパワーコンディショナは、それぞれ、1つまたはいくつかの太陽電池モジュールに接続され、各パワーコンディショナが、接続された太陽電池モジュールからの直流電力をそれぞれ交流電力に変換して出力する、少なくとも1つのパワーコンディショナ群と、前記パワーコンディショナ群を構成する全てのパワーコンディショナに接続された制御ユニットであって、パワーコンディショナ操作についての指示が入力される入力手段、および前記入力された指示のパワーコンディショナ操作を、通信機能手段を介して、当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して適用する、パワーコンディショナ操作適用手段を有する、制御ユニットとを備える。
この構成によれば、入力手段を有する制御ユニットが、入力された指示のパワーコンディショナ操作を当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して適用するパワーコンディショナ操作適用手段を有するため、1つの指示が入力されるだけで、パワーコンディショナ群を構成する全てのパワーコンディショナに操作が適用される。また、このようにパワーコンディショナ操作の指示を制御ユニットから行うことで、各パワーコンディショナに操作パネルを設ける必要がなくなり、各パワーコンディショナが簡易な構成となる。
ここで、「パワーコンディショナ群」を構成するパワーコンディショナの最大数は通信機能手段の処理能力に依存する。パワーコンディショナ群を構成するパワーコンディショナの数が通信機能手段の処理能力に比して多すぎると、全てのパワーコンディショナにパワーコンディショナ操作が適用されるのにある程度の時間を要する。そのため、パワーコンディショナ群のパワーコンディショナの最大数が、通信機能手段の処理能力に応じて決定されれば、パワーコンディショナ操作が全てのパワーコンディショナに適用される時間を、所定の許容範囲内に収めることができる。一方、「パワーコンディショナ群」を構成するパワーコンディショナの最小数は2である。ただし、できる限り多くのパワーコンディショナに対してパワーコンディショナ操作が一括して適用されるのが望ましいので、「パワーコンディショナ群」を構成するパワーコンディショナの数は、好ましくは上記最大数以下の上記最台数に近い数であり、さらに好ましくは上記最大数である。
前記パワーコンディショナ操作は、好ましくは、整定値の設定を含み、この整定値は前記入力手段から入力され、前記パワーコンディショナ操作適用手段は、前記入力手段から入力された整定値を当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して設定させる。これにより、同一の整定値をパワーコンディショナごとに設定する繰り返しの作業が不要となる。
前記パワーコンディショナ操作は、好ましくは、起動と停止の少なくとも一方を含む。これにより、各パワーコンディショナを起動する繰り返しの作業または停止する繰り返しの作業が不要となる。
好ましい実施形態においては、前記制御ユニットが、さらに、前記複数の太陽電池モジュールの発電状況を示す発電情報を管理する発電情報管理手段、および前記パワーコンディショナ群を構成するパワーコンディショナで発生した事象を記録して管理するログ情報管理手段を有する。これによれば、制御ユニットが管理機能を有するため、システム全体を管理する管理ユニットが必ずしも設けられなくてもよい。
好ましい実施形態においては、前記制御ユニットが、前記パワーコンディショナ群を構成する一部または全部のパワーコンディショナからの交流電力を集電する集電ユニットを収納する集電箱の内部に設置される。
この構成によれば、集電ユニットを収納する集電箱の内部に制御ユニットが設置されるため、制御ユニット用の収納箱など別途を設ける必要がなくなる。
代替の実施形態においては、前記制御ユニットが、前記パワーコンディショナ群を構成する一部または全部のパワーコンディショナからの交流電力を集電する集電ユニットを収納する集電箱の外部に別個に設置される。
本発明の一構成にかかる制御システムは、複数の太陽電池モジュールを含む複数の太陽光発電装置において制御を行う装置である制御装置を複数備え、前記各制御装置は、少なくとも1つのパワーコンディショナ群であって、当該パワーコンディショナ群は複数のパワーコンディショナからなり、前記複数のパワーコンディショナは、それぞれ、1つまたはいくつかの太陽電池モジュールに接続され、各パワーコンディショナが、接続された太陽電池モジュールからの直流電力をそれぞれ交流電力に変換して出力する、少なくとも1つのパワーコンディショナ群、および前記パワーコンディショナ群を構成する全てのパワーコンディショナに接続された制御ユニットを有し、当該制御システムは、さらに、前記複数の制御ユニットに接続された上位制御ユニットを備え、前記上位制御ユニットは、パワーコンディショナ操作についての指示が入力される上位入力手段、および前記上位入力手段から入力されたパワーコンディショナ操作についての指示を、上位通信機能手段を介して、当該上位制御ユニットに接続された全ての制御ユニットに対して送信する、パワーコンディショナ操作送信手段を有し、前記各制御ユニットは、前記上位制御ユニットから受信した指示のパワーコンディショナ操作を、通信機能手段を介して、当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して適用する、パワーコンディショナ操作適用手段を有する。
この構成によれば、上位入力手段を有する上位制御ユニットが、入力された指示のパワーコンディショナ操作を当該上位制御ユニットに接続された全ての制御ユニットに送信するパワーコンディショナ操作送信手段を有し、これら制御ユニットは、上位制御ユニットから受信した指示のパワーコンディショナ操作を当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して適用するパワーコンディショナ操作適用手段を有するため、1つの指示が入力されるだけで、複数のパワーコンディショナ群の全てのパワーコンディショナに操作が適用される。したがって、各パワーコンディショナへの操作や各制御ユニットへの操作が不要となる。これは、多数のパワーコンディショナが設けられた太陽光発電システムでは特に有利である。
前記パワーコンディショナ操作は、好ましくは、整定値の設定を含み、この整定値は前記上位入力手段から入力され、前記各制御ユニットの前記パワーコンディショナ操作適用手段は、前記上位入力手段から入力された整定値を当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して設定させる。
さらに好ましい実施形態においては、前記複数の制御ユニットのうちの少なくとも1つは、パワーコンディショナ操作についての指示が入力される入力手段、および前記入力された指示のパワーコンディショナ操作を、通信機能手段を介して、当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して適用する、パワーコンディショナ操作適用手段を有し、前記上位制御装置から受信した指示のパワーコンディショナ操作が整定値の設定の場合に、前記パワーコンディショナ操作適用手段は、前記上位入力手段から入力された整定値の代わりに、前記入力手段から入力された整定値を、当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して設定させる。
これによれば、上位入力手段から入力された整定値の代わりに、制御ユニットの入力手段から入力された整定値の設定が可能であるため、制御ユニットによっては、その接続されたパワーコンディショナの整定値を所定の値に設定したい場合があるが、それに対応することができる。したがって、整定値の一括設定を柔軟に変更できる。
前記パワーコンディショナ操作は、好ましくは、起動と停止の少なくとも一方を含む。
好ましい実施形態においては、前記上位制御装置から受信した指示のパワーコンディショナ操作が起動または停止である場合に、前記上位制御ユニットの前記パワーコンディショナ操作送信手段は、前記上位入力手段から入力された起動または停止の指示を、上位通信機能手段を介して、当該上位制御装置に接続された全ての制御ユニットに対して同時に送信する。これによれば、全てのパワーコンディショナが同時に起動または停止されるため、短時間で多数のパワーコンディショナが起動または停止される。
別の好ましい実施形態においては、前記上位制御ユニットの前記パワーコンディショナ操作送信手段は、前記上位入力手段から入力された起動または停止の指示を、上位通信機能手段を介して、当該上位制御装置に接続された各制御ユニットに対して、所定の時間間隔を設けて送信する。これによれば、全てのパワーコンディショナから集電された電力が供給される高圧系統電力線のインピーダンスが大きい場合に、多数のパワーコンディショナの同時の起動または停止による電圧の変動が高圧系統に現われることを防止できる。
前記各制御ユニットは、前記複数の太陽電池モジュールの発電状況を示す発電情報を取得して前記上位制御ユニットに送信する発電情報取得送信手段、および前記パワーコンディショナ群を構成するパワーコンディショナで発生した事象を取得して前記上位制御ユニットに送信するログ情報管理手段を有し、前記上位制御ユニットは、前記複数の制御ユニットからそれぞれ受信した発電情報を管理する発電情報管理手段、および前記複数の制御ユニットからそれぞれ受信した事象を記録して管理するログ情報管理手段を有する。
これによれば、上位制御ユニットが管理機能を有するため、太陽光発電システム全体を統合的に管理することができる。また、上位制御ユニットは、各パワーコンディショナから直接発電情報や事象などを受信するわけではなく、複数のパワーコンディショナごとに設けられた制御ユニットそれぞれからその複数のパワーコンディショナに関する発電情報や事象などを受信するため、上位制御ユニットからの問合せの数が低減される。例えば、上位制御ユニットが20の制御ユニットに接続され、これら制御ユニットがそれぞれ25台のパワーコンディショナに接続されているとする。仮に上位制御ユニットからパワーコンディショナそれぞれに問い合わせると、その数は500(=20×25)となるが、本実施形態によれば、上位制御ユニットからの問合せの数は制御ユニットの数に等しく、20で済む。
本発明にかかる太陽光発電装置における制御装置によれば、制御ユニットにおけるパワーコンディショナ操作の指示によって複数のパワーコンディショナ操作が一括で行われるため、大規模な太陽光発電システムに膨大な数のパワーコンディショナが設けられているシステムでは、パワーコンディショナごとに操作が行われる場合に比べて、パワーコンディショナに対する操作の作業が大幅に削減される。また、パワーコンディショナごとに操作を行った場合に発生しうる誤操作を防止できる。
本発明の第1の実施形態にかかる太陽光発電システムの概略ブロック図である。 図1の太陽光発電システムの太陽光発電装置の概略ブロック図である。 図2の太陽光発電装置の一部を詳細に示す図であって、本発明の第1の実施形態にかかる制御装置を示す概略ブロック図である。 本発明の第2の実施形態にかかる太陽光発電システムの概略ブロック図である。 図4の太陽光発電システムにおける制御システムの概略ブロック図である。 図4の太陽光発電システムの上位制御ユニットを詳細に示す概略ブロック図である。 図4の太陽光発電装置の制御ユニットを詳細に示す概略ブロック図である。
以下、本発明の第1の実施形態にかかる太陽光発電システムを図面に基づいて説明する。
図1に示す本実施形態にかかる太陽光発電システム1は、複数の太陽光発電装置2を備える。本システム1は、例えば数MWの電力を出力するシステムであり、太陽光発電装置2はそれぞれ数kWの電力を出力する。
各太陽光発電装置2は、図2に示すように、太陽電池モジュール群21、パワーコンディショナ群22、第1の集電ユニット23および制御ユニット24を備える。
太陽電池モジュール群21は、複数の太陽電池モジュール21aからなる。ここで、「太陽電池モジュール」とは、いわゆる太陽電池パネルのことである。パワーコンディショナ群22は、複数のパワーコンディショナ5からなる。各パワーコンディショナ5は、1つまたはいくつかの太陽電池モジュール21aに接続される。「いくつかの太陽電池モジュール」の数は、例えば、2〜4であり、その場合、太陽電池モジュールからの直流電圧が一旦集電されてパワーコンディショナ5に入力される。ただし、好ましくは、図示のようにパワーコンディショナ5は1つの太陽電池モジュール21aに接続されて、太陽電池モジュール21aとパワーコンディショナ5とは、一対一に対応している。太陽電池モジュール群21の太陽電池モジュール21aは、いずれかのパワーコンディショナ5に接続され、これにより、太陽電池モジュール群21の全ての太陽電池モジュール21aの出力が、パワーコンディショナ群22のいずれかのパワーコンディショナ5に入力される。
このように、本システム1(図1)においては、1つまたはいくつかの太陽電池モジュール21aごとにパワーコンディショナ5が設けられているため、多数の太陽電池モジュールごとにパワーコンディショナを設けた場合、つまり多数の太陽電池モジュールの出力を集電してパワーコンディショナに入力する場合に比べて、パワーコンディショナが処理する電力が小さくなる。このため、パワーコンディショナの発熱が極めて大きくなることはほとんどなく、自然空冷方式による空冷で十分に対応できる。
各パワーコンディショナ5は、太陽電池モジュール21aが出力する直流電力を昇圧するDC/DCコンバータ(図示せず)、およびこの昇圧された直流電力を交流電力に変換するインバータ(図示せず)を備える。これにより、各パワーコンディショナ5は、交流電力を出力する。ただし、DC/DCコンバータ(図示せず)は省略されてもよい。
パワーコンディショナ群22の各パワーコンディショナ5は、電力ケーブル26をそれぞれ介して、第1の集電ユニット23に並列に接続される。第1の集電ユニット23は、パワーコンディショナ群22を構成する全てのパワーコンディショナ5が出力する交流電力を集電する。パワーコンディショナ群22は、パワーコンディショナ5を例えば25台備える。各パワーコンディショナ5が出力する電力は、例えば、4kW〜10kWである。各パワーコンディショナ5が4kWの電力を出力する場合、第1の集電ユニット23は最大100kW(4kW×25台)の電力を電力ケーブル51から出力する。
制御ユニット24は、1本の通信ケーブル27を介して、各パワーコンディショナ5に直列に接続される。
第1の集電ユニット23および制御ユニット24は、例えば、集電箱25に収納される。集電箱25が第1の集電ユニット23だけでなく制御ユニット24も収納すると、制御ユニット24を設置する場所を特別に確保せずに済む。ただし、制御ユニット24は、集電箱25の外部の適切な場所に設置されてもよい。この場合、制御ユニット24は、例えば集電箱25の近傍に設置される。
図1に戻って、太陽光発電システム1は、また、このシステム1に設けられた全ての太陽光発電装置2から出力される電力を統合する電力統合手段3を備える。
電力統合手段3は、第2の集電ユニット31を1つ以上有する。太陽光発電システム1の複数の太陽光発電装置2は、1つ以上のグループ(太陽光発電装置群)20に分けられる。第2の集電ユニット31は、これら太陽光発電装置群20ごとに設けられており、対応する太陽光発電装置群20の各太陽光発電装置2から出力される電力を集電する。本システム1において、例えば、太陽光発電装置群20の数は2であり、各太陽光発電装置群20に含まれる太陽光発電装置2の数は10である。この場合、第2の集電ユニット31は太陽光発電装置群20の数に対応して2つ設けられ、各集電ユニット31への入力を提供する太陽光発電装置2の数は10である。
電力統合手段3は、また、受変電設備32を有する。この受変電設備32は、各集電ユニット31が出力した交流電力を高圧の交流電力に変換して、高圧系統電力線などに供給する。太陽光発電システム1において、例えば、各第1の集電ユニット23が出力する電力が100kWで、太陽光発電装置群20の数が2で、各太陽光発電装置群20に含まれる太陽光発電装置2の数が10であるとすると、受変電設備32に入力される電力は、2MW(100kW×10×2)となる。
太陽光発電システム1は、さらに、管理ユニット4を備えてもよい。この管理ユニット4は、パーソナルコンピュータのようなコンピュータ内に構築された処理手段であって、各制御ユニット4からの情報を統括して管理する。ただし、各制御ユニット4が管理機能を有するため、この管理ユニット4は必ずしも設けられなくてもよい。なお、一般的な太陽光発電システムには管理ユニットが必ず設けられ、この管理ユニットが、システム全体の太陽光発電情報を管理する。
本実施形態では、管理ユニット4は、1本の通信ケーブル52を介して、各太陽光発電装置2内の制御ユニット24に接続される。すなわち、複数の制御ユニット24が、管理ユニット4に対して直列接続される。
次に、図3を参照して、制御ユニット24について詳述する。ここで、本発明の第1の実施形態にかかる制御装置2aは、この制御ユニット24およびパワーコンディショナ群22によって構成される。制御ユニット24は、第1の通信手段61、操作パネル63、入力処理手段65、出力処理手段66、およびパワーコンディショナ操作適用手段67を有する。
第1の通信手段61は、制御ユニット24が、通信ケーブル27を介して各パワーコンディショナ5内のパワーコンディショナ通信手段68と通信するための手段である。この第1の通信手段61、各パワーコンディショナ5内のパワーコンディショナ通信手段68および通信ケーブル27は所定の第1の通信プロトコルを実装する。これら通信手段61,68および通信ケーブル27によって、通信機能手段70が構成され、制御ユニット24がマスタ装置として機能し、各パワーコンディショナ5がスレーブ装置として機能する。この第1の通信プロトコルは、例えば、RS485プロトコルであり、これにより、複数のパワーコンディショナ5と制御ユニット24との間の半二重シリアル接続が実現される。半二重シリアル接続により、簡易な構成でありながら、制御ユニット24がマスタ装置として機能し、複数のパワーコンディショナ5がそれぞれスレーブ装置として機能する。ただし、第1の通信プロトコルはいかなる通信プロトコルであってもよい。特に、第1の通信プロトコルは、通信ケーブル27を用いた有線通信のプロトコルに限定されず、無線通信のプロトコルであってもよい。
本システム1が管理ユニット4を備える場合、制御ユニット4は、さらに第2の通信手段62を有する。第2の通信手段62は、制御ユニット24が、通信ケーブル52を介して、管理ユニット4内の通信手段(図示せず)と通信するための手段である。この第2の通信手段62、管理ユニット4内の通信手段(図示せず)および通信ケーブル52は、所定の第2の通信プロトコルを実装する。この第2の通信プロトコルは、上記第1の通信プロトコルと同一であっても異なるものであってもよい。この第2の通信プロトコルも、いかなる通信プロトコルであってもよい。また、管理ユニット4は、各制御ユニット4の発電情報などを監視するためのものであるが、管理ユニット4がマスタ装置として機能し、各制御ユニット24がスレーブ装置として機能してもよい。
操作パネル63は、入力手段63aおよび出力手段63bからなる。入力手段63aは、パワーコンディショナ操作についての指示、およびこの指示に関連した情報を、作業者が入力する手段であり、例えば、ボタン、キーボードおよび/またはタッチパネルなどからなる。出力手段63bは、この制御ユニット24を操作する作業者に対して情報を知らせるための手段であり、例えば、ランプ、LED数字ディスプレイおよび/または液晶ディスプレイなどからなる。したがって、出力手段63bは、表示手段として機能する。
入力処理手段65は、入力手段63aを介して作業者が入力したパワーコンディショナ操作についての指示の種別を判定し、その種別に応じてパワーコンディショナ操作適用手段67に処理を促すとともに、この指示に関連した情報をパワーコンディショナ操作適用手段67に送出する手段である。パワーコンディショナ操作には、整定値の設定、起動および停止が含まれる。パワーコンディショナ操作には、この他に、エラー解除が含まれる。パワーコンディショナ操作についての指示に関連した情報は、例えば、指示が整定値の設定の場合には、複数の項目からなる整定値である。なお、これら整定値は、パワーコンディショナの稼動前に、電力会社によって指令された値に設定される必要がある。したがって、パワーコンディショナ群22の全てのパワーコンディショナ5に設定されるべき整定値は、同一の値である。
出力処理手段66は、入力手段63aを介して作業者が入力したパワーコンディショナ操作についての指示やこの指示に関連した情報を、作業者が確認できるように作業者に提示するために出力手段63bに出力させる。出力処理手段66は、また、パワーコンディショナ操作適用手段67が出力した出力情報を処理して、作業者に提示するために入力手段63bに出力させてもよい。この出力情報には、指示されたパワーコンディショナ操作が完了したことの通知が含まれてもよい。出力情報は、この他に、各パワーコンディショナ5の状態を示す情報、つまり監視情報であってもよい。
制御ユニット24は、さらに、発電情報管理手段81およびログ情報管理手段82を備える。発電情報管理手段81は、パワーコンディショナ群22におけるパワーコンディショナ5に接続された太陽電池モジュール21aの発電状況を示す発電情報を管理する。ログ情報管理手段82は、パワーコンディショナ群22におけるパワーコンディショナ5で発生した事象を記録して管理する。
パワーコンディショナ操作適用手段67は、整定値設定部67a、起動部67bおよび停止部67cを含む。整定値設定部67aは、入力手段63aから入力されたパワーコンディショナ操作の指示がパワーコンディショナ整定値の設定の場合に、入力された整定値を、第1の通信手段61を介して、通信ケーブル27に接続された、太陽光発電装置2の全てのパワーコンディショナ5に設定するように一括した指令を発行する。起動部67bは、入力手段63aから入力されたパワーコンディショナ操作の指示がパワーコンディショナ起動の場合に、第1の通信手段61を介して、通信ケーブル27に接続された、太陽光発電装置2の全てのパワーコンディショナ5を起動するように一括した指令を発行する。停止部67cは、入力手段63aから入力されたパワーコンディショナ操作の指示がパワーコンディショナ停止の場合に、第1の通信手段61を介して、通信ケーブル27に接続された、太陽光発電装置2の全てのパワーコンディショナ5を停止するように一括した指令を発行する。
各パワーコンディショナ5は、上述したパワーコンディショナ通信手段68およびパワーコンディショナ制御処理手段69を備える。制御ユニット24のパワーコンディショナ操作適用手段67の整定値設定部67a、起動部67bおよび停止部67cが発行した指令は、制御ユニット24の第1の通信手段61、通信ケーブル27およびパワーコンディショナ通信手段68を介して、パワーコンディショナ制御処理手段69に入力される。パワーコンディショナ制御処理手段69では、受信した指令に応じて、当該パワーコンディショナ5に受信した設定値を設定するか、または、当該パワーコンディショナ5を起動もしくは停止する。すなわち、当該パワーコンディショナ5の操作が、パワーコンディショナ5内で自動的に実行される。したがって、パワーコンディショナ5に操作パネルを設ける必要がなく、パワーコンディショナ5は簡易な構成となる。
パワーコンディショナ群22を構成するパワーコンディショナ5の数は、通信機能手段70の処理能力に依存する。すなわち、パワーコンディショナ操作がパワーコンディショナ群22の全てのパワーコンディショナ5に適用される時間は通信機能手段70の処理能力に依存するが、この時間が所定の許容範囲内になるように、パワーコンディショナ5の数が選択される。特に、通信機能手段70が採用する第1の通信プロトコルが半二重シリアル通信の場合、構成が簡易であることのトレードオフとして、通信時間がシリアル接続されたパワーコンディショナの数に左右されるため、パワーコンディショナ5の数は通信時間を犠牲にしないように選択される必要がある。このように、パワーコンディショナ群22を構成するパワーコンディショナ5の数が制限されるが、これは太陽光発電システム1(図1)にとって有利である。その理由は、一括操作の対象であるパワーコンディショナ5の数が多すぎると、一括操作が太陽光発電システム全体の発電量に大きい影響を与える場合があるからである。例えば、一括操作によってパワーコンディショナ5が停止される場合に、ほぼ同時に停止されるパワーコンディショナ5の数が多すぎると、太陽光発電システム全体の発電量が大幅に減少する。これに対して、本実施形態では、太陽光発電システム1(図1)のうち、小規模なパワーコンディショナ群22ごとに制御ユニット24を設けているため、例えば数kW単位での制御が可能であり、システム全体を管理するような数百kW単位で制御されることがない。このように、小さい電力単位での制御が可能なため、経年使用時のトータルの稼働率が高く、そのため発電効率も高い。
なお、本実施形態では、制御ユニット24の制御の対象であるパワーコンディショナ5と、集電ユニット23の集電の対象であるパワーコンディショナ5とが、同一のパワーコンディショナ群22を構成するものとしたが、必ずしも同一でなくてもよい。すなわち、制御ユニット24の制御の対象であるパワーコンディショナ5を構成するパワーコンディショナ群22とは別のパワーコンディショナ5の集まりを、集電の対象としてもよい。このように別にすれば、パワーコンディショナ群に含まれるパワーコンディショナの数が通信機能手段の処理能力に応じて決定されるのに対して、集電ユニット23の集電の対象であるパワーコンディショナ5の数は、電力ケーブル26の太さやパワーコンディショナ5と集電ユニット23との距離や集電ユニット23と次段の集電ユニットとの距離などに応じて独自に決定することができる。
また、パワーコンディショナ群22のパワーコンディショナ5はそれぞれ別個の電力ケーブル26を介して並列に接続されるものとしたが、直列に接続されてもよい。
次に、図1の第1の実施形態にかかる太陽光発電システム1の動作について説明する。
太陽光発電システム1を敷設する際に、各太陽光発電装置2を構成する図2の全てのパワーコンディショナ5は、接続される太陽電池モジュール21aの設置場所に応じて、適切な場所に設置される。このように、太陽光発電装置2の全てのパワーコンディショナ5が設置された後、電力ケーブル26および通信ケーブル27によって各パワーコンディショナ5が集電ユニット23および制御ユニット24にそれぞれ接続される。
その後、図3の制御ユニット24の入力手段63aを介して、作業者がパワーコンディショナの整定値の設定の指示、および整定値を入力する。これは、例えば、整定値の設定用のボタンの押下、ならびに、液晶ディスプレイに表示される整定項目の選択用ボタンおよび整定値の選択用ボタンの押下によって行われる。入力処理手段65が、入力された指示が整定値の設定であると判定すると、パワーコンディショナ操作適用手段67の整定値設定部67aが、通信ケーブル27を介して接続された全てのパワーコンディショナ5の整定値を設定するように指令を発行する。これにより、作業者の1回の操作で、パワーコンディショナ群22の全てのパワーコンディショナ5の整定値がほぼ同時に設定される。
このようなパワーコンディショナの整定値の設定、つまり作業者による制御ユニット24に対する指示および値の入力が、太陽光発電システム1(図1)の全ての太陽光発電装置2に対して行われる。
次に、制御ユニット24の入力手段63aによって、作業者がパワーコンディショナの起動の指示を入力する。これは、例えば、起動用ボタンの押下によって行われる。入力処理手段65が、入力された指示がパワーコンディショナの起動であると判定すると、パワーコンディショナ操作適用手段67の起動部67bが、通信ケーブル27を介して接続された全てのパワーコンディショナ5を起動するように指令を発行する。これにより、作業者の1回の操作で、パワーコンディショナ群22の全てのパワーコンディショナ5がほぼ同時に起動される。
このようなパワーコンディショナの起動、つまり作業者による制御ユニット24に対する指示の入力が、太陽光発電システム1(図1)の全ての太陽光発電装置2に対して行われる。
稼動中の太陽光発電システム1の太陽光発電装置2において、何らかの原因によって、太陽光発電装置2内の全てのパワーコンディショナ5を停止しなければならない場合がある。その場合には、図3の制御ユニット24の入力手段63aによって、作業者がパワーコンディショナの停止の指示を入力する。これは、例えば、停止ボタンの押下によって行われる。入力処理手段65が、入力された指示がパワーコンディショナの停止であると判定すると、パワーコンディショナ操作適用手段67の停止部67cが、通信ケーブル27を介して接続された全てのパワーコンディショナ5を停止するように指令を発行する。これにより、作業者の1回の操作で、パワーコンディショナ群22の全てのパワーコンディショナ5がほぼ同時に停止される。
また、パワーコンディショナ群22の1つまたは複数のパワーコンディショナ5でエラーが発生して手動による解除が必要なエラーが発生している場合、制御ユニット24の入力手段63aによって、作業者がパワーコンディショナのエラー解除の指示を入力する。これは、例えば、エラー解除用ボタンの押下によって行われる。入力処理手段65が、入力された指示がパワーコンディショナのエラー解除であると判定すると、パワーコンディショナ操作適用手段67のエラー解除部(図示せず)が、通信ケーブル27を介して接続された全てのパワーコンディショナ5にエラーを解除するように指令を発行する。これにより、全てのパワーコンディショナ5のうち、エラーが発生しているパワーコンディショナ5のエラーが解除される。このため、エラーが発生しているパワーコンディショナ5を特定してその操作パネルから操作を行うことなく、制御ユニット24からの操作で、パワーコンディショナ群22において手動解除が必要な全てのエラーを解除できる。
次に、本発明の第2の実施形態にかかる太陽光発電システムを図面に基づいて説明する。なお、本実施形態にかかるシステムが第1の実施形態にかかるシステムと共通する構成要素については、同一の参照符号を付して説明を省略する。
図4に示す本実施形態にかかる太陽光発電システム1Aが第1の実施形態にかかる太陽光発電システム1(図1)と異なる点は、さらに、上位制御ユニット54を備える点と、制御ユニット24Aの構成である。
上位制御ユニット54は、複数の太陽光発電装置2Aの各制御ユニット24Aに接続されるとともに、管理ユニット4に接続されている。上位制御ユニット54と管理ユニット4との接続は、ポイントツーポイントであればいかなるプロトコルからなるものであってもよい。ここで、図5に示すように、本発明の第2の実施形態にかかる制御システム50は、この上位制御ユニット54と、この上位制御ユニット54にそれぞれ接続された制御ユニット24Aを含む複数の制御装置2Aaとによって構成される。各制御装置2Aaは、制御ユニット24Aと、複数のパワーコンディショナ5からなるパワーコンディショナ群22とによって構成される。
次に、図6を参照して、上位制御ユニット54について詳述する。上位制御ユニット54は、上位通信手段71、上位操作パネル73、上位入力処理手段75、上位出力処理手段76、およびパワーコンディショナ操作送信手段77を有する。
上位通信手段71は、上位制御ユニット54が、通信ケーブル52を介して各制御ユニット24Aと通信するための手段である。この上位通信手段71、各制御ユニット24A内の第2の通信手段62および通信ケーブル52は、所定の第2の通信プロトコルを実装する。これら通信手段71,62および通信ケーブル52によって、通信機能手段80が構成され、上位制御ユニット54がマスタ装置として機能し、各制御ユニット24Aがスレーブ装置として機能する。この第2の通信プロトコルは、例えば、RS485プロトコルであり、これにより、複数の制御ユニット24Aと上位制御ユニット54との間の半二重シリアル接続が実現される。半二重シリアル接続により、簡易な構成でありながら、上位制御ユニット54がマスタ装置として機能し、複数の制御ユニット24Aがそれぞれスレーブ装置として機能する。ただし、第2の通信プロトコルはいかなる通信プロトコルであってもよい。特に、第2の通信プロトコルは、通信ケーブル52を用いた有線通信のプロトコルに限定されず、無線通信のプロトコルであってもよい。
上位操作パネル73は、上位入力手段73aおよび上位出力手段73bからなる。上位入力手段73aは、パワーコンディショナ操作についての指示、およびこの指示に関連した情報を、作業者が入力する手段であり、例えば、ボタン、キーボードおよび/またはタッチパネルなどからなる。上位出力手段73bは、この上位制御ユニット54を操作する作業者に対して情報を知らせるための手段であり、例えば、ランプ、LED数字ディスプレイおよび/または液晶ディスプレイなどからなる。したがって、上位出力手段73bは、表示手段として機能する。
上位入力処理手段75は、上位入力手段73aを介して作業者が入力したパワーコンディショナ操作についての指示の種別を判定し、その種別に応じてパワーコンディショナ操作送信手段77に処理を促すとともに、この指示に関連した情報をパワーコンディショナ操作送信手段77に送出する手段である。パワーコンディショナ操作には、整定値の設定、起動および停止が含まれる。パワーコンディショナ操作には、この他に、エラー解除が含まれる。パワーコンディショナ操作についての指示に関連した情報は、例えば、指示が整定値の設定の場合には、複数の項目からなる整定値である。
上位出力処理手段76は、上位入力手段73aを介して作業者が入力したパワーコンディショナ操作についての指示やこの指示に関連した情報を、作業者が確認できるように作業者に提示するために上位出力手段73bに出力させる。上位出力処理手段76は、また、パワーコンディショナ操作送信手段77が出力した出力情報を処理して、作業者に提示するために上位入力手段73bに出力させてもよい。この出力情報には、指示されたパワーコンディショナ操作が完了したことの通知が含まれてもよい。出力情報は、この他に、本太陽光発電システムの各パワーコンディショナ5または各パワーコンディショナ群22の状態を示す情報、つまり監視情報であってもよい。
上位制御ユニット54は、さらに、上位発電情報管理手段91および上位ログ情報管理手段92を備える。上位発電情報管理手段91は、太陽光発電システム1Aの全てのパワーコンディショナ5に接続された太陽電池モジュール21a(図5)の発電状況を示す発電情報を管理する。上位ログ情報管理手段92は、全てのパワーコンディショナ5で発生した事象を記録して管理する。ただし、これら上位発電情報管理手段81および上位ログ情報管理手段82は、上位制御ユニット54ではなく管理ユニット4において管理してもよい。この場合、上位制御ユニット54の代わりに、管理ユニット4が各制御ユニット24Aからの発電情報および事象を受信して管理する。
各パワーコンディショナ5の発電情報や発生した事象は、この上位制御ユニット54の図示しない問合せ手段が各制御ユニット24Aに順次問い合わせて取得する。これにより、上位制御ユニット54は、この太陽光発電システム1Aの全てのパワーコンディショナ5の発電情報や発生した事象を取得することができるため、太陽発電システム全体の管理が可能である。ただし、上位制御ユニット54は、制御ユニット24Aに問い合わせて全てのパワーコンディショナ5の発電情報や発生した事象を取得するため、全てのパワーコンディショナ5に問い合わせる場合に比べて問合せの数が低減される。
パワーコンディショナ操作送信手段77は、整定値設定部77aおよび起動・停止部77bを含む。整定値設定部77aは、上位入力手段73aから入力されたパワーコンディショナ操作の指示がパワーコンディショナ整定値の設定の場合に、整定値設定の指令および入力された整定値を、接続された制御ユニット24A全てに同時に送信する。
起動・停止部77bは、上位入力手段73aから入力されたパワーコンディショナ操作の指示がパワーコンディショナ起動またはパワーコンディショナ停止の場合に、起動または停止の指令を、接続された制御ユニット24A全てに送信する。この指令は、全ての制御ユニット24Aに同時に送信されるか、または各制御ユニット24Aに対して順次時間をずらして送信される。具体的には、上位制御ユニット54には、同時送信とずらした送信のいずれであるかと、ずらした送信の場合には、その所定の時間間隔(例えば、10秒)とを予め記憶する。なお、この設定は、上位制御ユニット54の上位入力手段73aから入力されて記憶されてもよい。このように所定の時間間隔を設けて順次制御ユニット54に起動または停止の指令を送信できるようにするのは、太陽光発電システム1Aにおける全てのパワーコンディショナ5が同時に起動または停止するのを防止するためである。これは、全てのパワーコンディショナ5から集電された電力が供給される高圧系統電力線のインピーダンスが大きい場合に、多数のパワーコンディショナ5の同時の起動または停止による電圧の変動が高圧系統に現われることを防止するためである。このため、同時送信とずらした送信のいずれであるかが一旦設定されると、その設定は変更されない。
各制御ユニット24Aは、図7に示すように、第1の通信手段61、操作パネル63A、入力処理手段65、出力処理手段66、およびパワーコンディショナ操作適用手段67Aを有する。
操作パネル63Aは、入力手段63Aaおよび出力手段63bからなる。本実施形態では、入力手段63Aaには、パワーコンディショナ操作についての指示は原則として入力されない。これは、パワーコンディショナ操作についての指示は、上位制御ユニット54から第2の通信手段62を介して受信するためである。したがって、入力手段63Aaおよび出力手段63bからなる操作パネル63Aは制御ユニット24Aから省略されてもよい。ただし、操作パネル63Aが設けられて、第1の実施形態と同様に入力手段63Aaから各指示が入力されて、これら指示が、上位制御ユニット54から第2の通信手段62を介して受信する指示よりも優先されてもよい。
例えば、パワーコンディショナ5やパワーコンディショナ群22によっては、太陽光発電システム1Aの全てのパワーコンディショナ5とは異なる整定値を設定したい場合がある。この場合、それらが接続された制御ユニット24Aでは、上位制御ユニット54から受信する整定値を採用するか否かの設定が可能である。採用しないように設定されていれば、その制御ユニット24Aでは、上位制御ユニット54から整定値の設定の指示および整定値を受信しても、その整定値を、指定されたパワーコンディショナ5に対して、またはパワーコンディショナ群22の全てのパワーコンディショナ5に対して適用しない。その場合、制御ユニット24Aの入力手段63Aaから入力された整定値が、指定されたパワーコンディショナ5に対して、またはパワーコンディショナ群22の全てのパワーコンディショナ5に対して適用される。
制御ユニット24Aは、さらに、発電情報管理手段81Aおよびログ情報管理手段82Aを備える。発電情報管理手段81Aは、パワーコンディショナ群22におけるパワーコンディショナ5に接続された太陽電池モジュール21aの発電状況を示す発電情報を記憶する。ログ情報管理手段82Aは、パワーコンディショナ群22におけるパワーコンディショナ5で発生した事象を記録する。これら発電情報管理手段81Aおよびログ情報管理手段82Aが記憶した情報は、上位制御ユニット54から第2の通信手段62を介してして問い合わせがあった場合に、上位制御ユニット54に送信する。したがって、発電情報管理手段81Aおよびログ情報管理手段82Aは、単に情報を記憶するためだけのものである。ただし、これら情報が解析され、出力手段63bから出力されて表示されてもよい。
パワーコンディショナ操作適用手段67Aは、整定値設定部67Aa、起動部67Abおよび停止部67Acを含む。整定値設定部67Aaは、第2の通信手段62を介して上位制御ユニット54から受信したパワーコンディショナ操作の指示がパワーコンディショナ整定値の設定の場合に、入力された整定値を、第1の通信手段61を介して、通信ケーブル27に接続された、太陽光発電装置2Aの全てのパワーコンディショナ5に設定するように一括した指令を発行する。起動部67Abは、第2の通信手段62を介して上位制御ユニット54から受信したパワーコンディショナ操作の指示がパワーコンディショナ起動の場合に、第1の通信手段61を介して、通信ケーブル27に接続された、太陽光発電装置2Aの全てのパワーコンディショナ5を起動するように一括した指令を発行する。停止部67cは、第2の通信手段62を介して上位制御ユニット54から受信したパワーコンディショナ操作の指示がパワーコンディショナ停止の場合に、第1の通信手段61を介して、通信ケーブル27に接続された、太陽光発電装置2Aの全てのパワーコンディショナ5を停止するように一括した指令を発行する。
次に、図4の第2の実施形態にかかる太陽光発電システム1Aの動作について説明する。
第1の実施形態と同様に各装置が設置および接続された後に、図6の上位制御ユニット54の上位入力手段73aを介して、作業者がパワーコンディショナの整定値の設定の指示、および整定値を入力する。入力処理手段75が、入力された指示が整定値の設定であると判定すると、パワーコンディショナ操作送信手段77の整定値設定部77aが、通信ケーブル52を介して接続された全ての制御ユニット24Aに、パワーコンディショナ5の整定値を設定するように指令を送信する。この指令を受信した各制御ユニット24Aでは、そのパワーコンディショナ操作適用手段67A(図7)の整定値設定部67Aa(図7)が、通信ケーブル27(図7)を介して接続された全てのパワーコンディショナ5の整定値を設定するように指令を発行する。これにより、作業者の1回の操作で、太陽光発電システム1Aの全てのパワーコンディショナ5の整定値がほぼ同時に設定される。ただし、上位制御ユニット54から受信する整定値設定の指示および整定値を採用しないと設定された制御ユニット24Aでは、その制御ユニット24Aで設定された整定値を、指定されたパワーコンディショナ5に対して、またはパワーコンディショナ群22(図7)の全てのパワーコンディショナ5に対して設定するように指令を発行する。
次に、上位制御ユニット54の上位入力手段73aによって、作業者がパワーコンディショナの起動の指示を入力する。入力処理手段75が、入力された指示がパワーコンディショナの起動であると判定すると、パワーコンディショナ操作送信手段77の起動・停止部77bが、通信ケーブル52を介して接続された全ての制御ユニット24Aに、パワーコンディショナ5の起動の指令を送信する。この指令を受信した各制御ユニット24Aでは、そのパワーコンディショナ操作適用手段67A(図7)の起動部67Ab(図7)が、通信ケーブル27(図7)を介して接続された全てのパワーコンディショナ5を起動するように指令を発行する。これにより、作業者の1回の操作で、太陽光発電システム1Aの全てのパワーコンディショナ5がほぼ同時に起動される。
稼動中の太陽光発電システム1において、何らかの原因によって全てのパワーコンディショナ5を停止しなければならない場合がある。その場合には、上位制御ユニット54の上位入力手段73aによって、作業者がパワーコンディショナの停止の指示を入力する。入力処理手段75が、入力された指示がパワーコンディショナの停止であると判定すると、パワーコンディショナ操作送信手段77の起動・停止部77bが、通信ケーブル52を介して接続された全ての制御ユニット24Aに、パワーコンディショナ5の停止の指令を送信する。この指令を受信した各制御ユニット24Aでは、そのパワーコンディショナ操作適用手段67A(図7)の停止部67Ac(図7)が、通信ケーブル27(図7)を介して接続された全てのパワーコンディショナ5を停止するように指令を発行する。これにより、作業者の1回の操作で、太陽光発電システム1Aの全てのパワーコンディショナ5がほぼ同時に停止される。
なお、上位制御ユニット54において、指令がずらして送信されることと、所定の時間間隔とが記憶されている場合には、上位制御ユニット54のパワーコンディショナ操作送信手段77の起動・停止部77bは、所定の時間間隔を設けながら、つまり例えば10秒ずつ間隔を設けて、各制御ユニット24Aに、パワーコンディショナ5の起動または停止の指令を送信する。これにより、同一のパワーコンディショナ群22の全てのパワーコンディショナ5はほぼ同時に起動または停止されるが、異なるパワーコンディショナ群22のパワーコンディショナ5は異なる時点で起動または停止される。その結果、高圧系統に急激な電圧の変動が現われるのが防止される。
以上、本発明にかかる太陽光発電システムによれば、複数のパワーコンディショナに対する操作を、一括で行うことができるため、膨大な数のパワーコンディショナが設けられていたとしてもパワーコンディショナに対する操作のための時間および労力が大幅に費やされることはない。また、パワーコンディショナごとに操作を行った場合に発生しうる誤操作を防止できる。
なお、上記各実施形態において、一部のパワーコンディショナの整定値は、制御ユニットや上位制御ユニットから設定されずに、そのパワーコンディショナに対して直接設定されてもよい。具体的には、図2の各パワーコンディショナ5では、制御ユニット24から受信する整定値を採用するか否かの設定が可能である。採用しないように設定されていれば、そのパワーコンディショナ5では、制御ユニット24から整定値の設定の指示および整定値を受信しても、その整定値を、指定されたパワーコンディショナ5に対して適用しない。その場合、そのパワーコンディショナ5の入力手段(図示せず)から入力された整定値が適用される。
上記各実施形態において、一括してパワーコンディショナ5に適用されるパワーコンディショナ操作には、上述した、起動、停止、整定値の設定およびエラー解除以外でも、一括適用が望ましい操作であれば、いかなる操作が含まれてもよい。
2 太陽光発電装置
2a 制御装置
5 パワーコンディショナ
21a 太陽電池モジュール
22 パワーコンディショナ群
23 集電ユニット
24 制御ユニット
63a 入力手段
67 パワーコンディショナ操作適用手段
70 通信機能手段

Claims (13)

  1. 複数の太陽電池モジュールを含む太陽光発電装置において制御を行う装置であって、
    少なくとも1つのパワーコンディショナ群であって、当該パワーコンディショナ群は複数のパワーコンディショナからなり、前記複数のパワーコンディショナは、それぞれ、1つまたはいくつかの太陽電池モジュールに接続され、各パワーコンディショナが、接続された太陽電池モジュールからの直流電力をそれぞれ交流電力に変換して出力する、少なくとも1つのパワーコンディショナ群と、
    前記パワーコンディショナ群を構成する全てのパワーコンディショナに接続された制御ユニットであって、
    パワーコンディショナ操作についての指示が入力される入力手段、および
    前記入力された指示のパワーコンディショナ操作を、通信機能手段を介して、当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して適用する、パワーコンディショナ操作適用手段を有する、制御ユニットとを備えた、太陽光発電装置における制御装置。
  2. 請求項1に記載の太陽光発電装置における制御装置において、
    前記パワーコンディショナ操作が、整定値の設定を含み、この整定値は前記入力手段から入力され、
    前記パワーコンディショナ操作適用手段は、前記入力手段から入力された整定値を当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して設定させる、太陽光発電装置における制御装置。
  3. 請求項1または2に記載の太陽光発電装置における制御装置において、
    前記パワーコンディショナ操作が、起動と停止の少なくとも一方を含む、太陽光発電装置における制御装置。
  4. 請求項1から3のいずれか一項に記載の太陽光発電装置における制御装置において、
    前記制御ユニットが、さらに、
    前記複数の太陽電池モジュールの発電状況を示す発電情報を管理する発電情報管理手段、および
    前記パワーコンディショナ群を構成するパワーコンディショナで発生した事象を記録して管理するログ情報管理手段を有する、太陽光発電装置における制御装置。
  5. 請求項1から4のいずれか一項に記載の太陽光発電装置における制御装置において、
    前記制御ユニットが、前記パワーコンディショナ群を構成する一部または全部のパワーコンディショナからの交流電力を集電する集電ユニットを収納する集電箱の内部に設置される、太陽光発電装置における制御装置。
  6. 請求項1から5のいずれか一項に記載の太陽光発電装置における制御装置において、
    前記制御ユニットが、前記パワーコンディショナ群を構成する一部または全部のパワーコンディショナからの交流電力を集電する集電ユニットを収納する集電箱の外部に別個に設置される、太陽光発電装置における制御装置。
  7. 複数の太陽電池モジュールを含む複数の太陽光発電装置において制御を行う装置である制御装置を複数備えた、制御システムであって、
    前記各制御装置は、
    少なくとも1つのパワーコンディショナ群であって、当該パワーコンディショナ群は複数のパワーコンディショナからなり、前記複数のパワーコンディショナは、それぞれ、1つまたはいくつかの太陽電池モジュールに接続され、各パワーコンディショナが、接続された太陽電池モジュールからの直流電力をそれぞれ交流電力に変換して出力する、少なくとも1つのパワーコンディショナ群、および
    前記パワーコンディショナ群を構成する全てのパワーコンディショナに接続された制御ユニットを有し、
    当該制御システムは、さらに、前記複数の制御ユニットに接続された上位制御ユニットを備え、
    前記上位制御ユニットは、
    パワーコンディショナ操作についての指示が入力される上位入力手段、および
    前記上位入力手段から入力されたパワーコンディショナ操作についての指示を、上位通信機能手段を介して、当該上位制御ユニットに接続された全ての制御ユニットに対して送信する、パワーコンディショナ操作送信手段を有し、
    前記各制御ユニットは、
    前記上位制御ユニットから受信した指示のパワーコンディショナ操作を、通信機能手段を介して、当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して適用する、パワーコンディショナ操作適用手段を有する、制御システム。
  8. 請求項7に記載の制御システムにおいて、
    前記パワーコンディショナ操作が、整定値の設定を含み、この整定値は前記上位入力手段から入力され、
    前記各制御ユニットの前記パワーコンディショナ操作適用手段は、前記上位入力手段から入力された整定値を当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して設定させる、制御システム。
  9. 請求項8に記載の制御システムにおいて、
    前記複数の制御ユニットのうちの少なくとも1つは、
    パワーコンディショナ操作についての指示が入力される入力手段、および
    前記入力された指示のパワーコンディショナ操作を、通信機能手段を介して、当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して適用する、パワーコンディショナ操作適用手段を有し、
    前記上位制御装置から受信した指示のパワーコンディショナ操作が整定値の設定の場合に、前記パワーコンディショナ操作適用手段は、前記上位入力手段から入力された整定値の代わりに、前記入力手段から入力された整定値を、当該制御ユニットに接続された全てのパワーコンディショナに対して設定させる、制御システム。
  10. 請求項7から9のいずれか一項に記載の制御システムにおいて、
    前記パワーコンディショナ操作が、起動と停止の少なくとも一方を含む、制御システム。
  11. 請求項10に記載の制御システムにおいて、
    前記上位制御装置から受信した指示のパワーコンディショナ操作が起動または停止である場合に、
    前記上位制御ユニットの前記パワーコンディショナ操作送信手段は、前記上位入力手段から入力された起動または停止の指示を、上位通信機能手段を介して、当該上位制御装置に接続された全ての制御ユニットに対して同時に送信する、制御システム。
  12. 請求項10に記載の制御システムにおいて、
    前記上位制御装置から受信した指示のパワーコンディショナ操作が起動または停止である場合に、
    前記上位制御ユニットの前記パワーコンディショナ操作送信手段は、前記上位入力手段から入力された起動または停止の指示を、上位通信機能手段を介して、当該上位制御装置に接続された各制御ユニットに対して、所定の時間間隔を設けて送信する、制御システム。
  13. 請求項7から12のいずれか一項に記載の制御システムにおいて、
    前記各制御ユニットは、
    前記複数の太陽電池モジュールの発電状況を示す発電情報を取得して前記上位制御ユニットに送信する発電情報取得送信手段、および
    前記パワーコンディショナ群を構成するパワーコンディショナで発生した事象を取得して前記上位制御ユニットに送信するログ情報管理手段を有し、
    前記上位制御ユニットは、
    前記複数の制御ユニットからそれぞれ受信した発電情報を管理する発電情報管理手段、および
    前記複数の制御ユニットからそれぞれ受信した事象を記録して管理するログ情報管理手段を有する、制御システム。
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